JPH08224916A - 画像データ処理装置 - Google Patents

画像データ処理装置

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JPH08224916A
JPH08224916A JP5673195A JP5673195A JPH08224916A JP H08224916 A JPH08224916 A JP H08224916A JP 5673195 A JP5673195 A JP 5673195A JP 5673195 A JP5673195 A JP 5673195A JP H08224916 A JPH08224916 A JP H08224916A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像データ処理装置において、情報を回転し
て表示したり、印字する際の回転処理を迅速に行う。 【構成】 印字または表示する画像データを圧縮して保
持する画像データ処理装置において、元のデータを複数
の正方形の領域ごとに圧縮し、各圧縮したデータがどこ
から開始するのかがわかる情報を持つと共に、90°ご
との回転する処理においては、開始する場所の情報を基
に、必要な情報から処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データ処理装置に
関し、具体的には、インクジェットプリンタ、ドットマ
トリックスプリンタ、レーザビームプリンタ、CRTデ
ィスプレー等のフォント情報を表示又は印刷する装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、1つの文字を表す情報において
は、文字に1つの情報が対応していた。なお、ここで述
べる情報とは、例えばドットフォントのドットデータ
や、スケーラブルフォントで使われる座標情報データ
や、ハフマンコーディング等の圧縮手段を用いて情報の
占めるデータ量を減らしたもの等に限定されるものでは
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、印刷又は表示の対象に表示・印刷する場合
に、予め用意されている文字情報が一つの方向用にしか
ない場合に、これを回転して表示・印刷する手順におい
て、まず回転させる処理の前に文字データから表示する
フォント全体を一旦作り、それから作り出したフォント
を回転処理して、必要な表示データを得ていた。
【0004】従来のフォントでは、一文字分全てをビッ
トマップへ展開しないと回転を始めることができず、ハ
ードウェアで回転を行う場合でも一時的にデータを保存
するRAMの容量もまるまる一文字分必要で、制御回路
が複雑になる欠点があった。特に、データ圧縮されたフ
ォントを扱う場合には、全データを伸張し終わらないと
回転の作業が行えないものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、フォン
トのデータを複数のブロックに分割して、各々のブロッ
クの位置を参照できる様な情報を与えることにより、フ
ォントの回転を高速化し、かつハードウェアによる回転
回路を使用する場合には、最小の回路構成で済ませるこ
とを可能にしたものである。
【0006】
【実施例】次に、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0007】(実施例1)図1は、本発明の実施例1の
回路ブロックと各ブロックで処理されるデータを示す図
である。図1において、符号101は描画の元となるデ
ータが入っている画像メモリを示し、102は例えばラ
ンレングス等の圧縮アルゴリズムを持つデータ圧縮回路
を示し、103は圧縮されたデータを保存するデータメ
モリを示し、104は圧縮されたデータを復元するため
の伸張回路を示し、105は入ってきたデータを必要な
角度に回転するローテータを示し、106はローテータ
から出力されたデータを入れるビットマップメモリを示
す。107はシステムをコントロールするCPUを示
す。
【0008】符号110〜115は実際のデータの流れ
を示し、110は画像メモリ101に入っているビット
マップデータを示し、111はビットマップデータ11
0の一部を示し、112はビットマップデータ111を
圧縮したデータを示し、113は圧縮したデータを伸張
して復元したビットマップデータの一部分を示し、11
4はビットマップデータ113をローテータに入れ回転
させたデータを示し、115は、回転させたデータ11
4から作られるビットマップデータを示す。
【0009】印刷されるべきビットマップデータは、画
像メモリに110のように保存される。圧縮回路102
は、画像データ110を、例えば111で示すような等
しい大きさの正方形のブロックへ分け、データを圧縮
し、データ112を発生する。ブロツクごとの圧縮デー
タはデータメモリ103へ格納されるが、その際にデー
タの先頭を示す。ポインタも併せて格納される。データ
の先頭はワード単位でもビット単位でも良い。
【0010】データが伸張され、回転する場合は、図2
で例を挙げると、例えば、、、、の順でブロッ
クごとに伸張される。圧縮データ112は、ブロツクご
とに伸張され、元のビットマップデータ113へ展開さ
れる。続いて、必要な回転角の回転処理がローテータ1
05で行われ、回転データ114の通り加工される。回
転されたデータ114は、各々、、、の通りに
ビットマップメモリ106へ格納され、回転されたデー
タ115が形成される。
【0011】例えばこのシステムでバス巾が16bi
t、ローテータが8bitのものを想定すると、回転後
のデータとが生成されたところで、、の生成を
待たずに、必要なバス巾のデータとして、使用すること
ができる。図3は、本実施例の103データメモリ内の
データ構造を示した図でA000番地から4バイトごと
にアドレスa、b、c、dが格納され、アドレスa、
b、c、dには各々図2の、、、のブロックの
圧縮したデータが入っている。
【0012】図4は、データの圧縮の手順を示すフロー
チャートである。図4において、ステップS201で、
画像の大きさを取り込み、ステップS202で、正方形
の部分に分けた時の個数を求める。ステップS203
で、変数Aに圧縮したデータをストア(格納)するアド
レスを入れる。ステップS204で、部分画像データは
座標で指定され、左上を(0、0)とする。続いて、圧
縮の処理を行う。ステップS205で、圧縮するデータ
を読出し、ステップS206で、圧縮のハードウェア
(ソフト的な処理でも良い)を通してデータを圧縮し、
変数Aで示されるアドレスから圧縮データをストアする
(ステップS207)。次に圧縮データのアドレスをス
トアする。
【0013】ステップS208で、変数Aを更新し、次
のデータを入れるアドレスを設定する。ステップS20
9、ステップS210で次の部分データ処理を行うか判
定し、一行が終わったところで、ステップS211、ス
テップS212で、最後のブロックまで処理が済んだか
確認する。ここで、圧縮処理には既知のランレングス及
びハフマンコーディング等があるが、本発明ではいずれ
の圧縮方式を用いることができる。
【0014】図5は、データの伸張の手順を示すフロー
チャートである。図5において、ステップS250で、
回転する角度を設定し、ステップS251、ステップS
253、ステップS255で何度の回転となるかを判断
し、1つの圧縮ブロックから次の圧縮ブロックを処理す
れば良いかを示す変数XとYに値をセットする(ステッ
プS252、ステップS254、ステップS256、ス
テップS257)。なお、変数Zは圧縮データの何番目
かを示すポインタである。
【0015】ステップS258で、変数Zからアドレス
ポインタを決定し、そのアドレスから始まる圧縮データ
を伸張し(ステップS259)、ステップS260で、
ローテーション処理を行う。そして、ステップS261
で、変数x、yで示されるメモリへデータをストアし、
ステップS262〜267で次の圧縮データの処理を続
ける。
【0016】伸張の処理で決まったラインからの部分画
像を出したい場合は、不要な部分圧縮データを飛ばすこ
とも可能となり、より高速なデータ作成が可能となる。
なお、図6は、伸張動作を説明するための図である。
【0017】(実施例2)図7は実施例2の回路ブロッ
ク図であり、この実施例2では、必要なデータは予め作
成され、ROM108に格納されている。この様に、圧
縮は別な回路でデータの回転とは別な時間に行って良
い。
【0018】(実施例3)図8は実施例3の回路ブロッ
ク図であり、図8において、130はホストシステム
で、CPU131とROM132、RAM133そして
I/F回路134から構成されている。このように、同
一の装置内ではなく、外部の装置でデータの圧縮まで行
い、データ転送して、印刷時に伸張・回転を行っても良
い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、 回転処理を行うローテータの大きさを小さくすること
ができ、 回転後のデータのうち、必要なブロックから作成でき
るので速く次の処理が開始できるなどの効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例1の回路ブロックと各
ブロックで処理されるデータを示す図である。
【図2】図2は、データを4分割した場合の回転処理を
説明するための図である。
【図3】図3は、メモリ上の圧縮データの構造を示す図
である。
【図4】図4は、圧縮処理の動作を示すフローチャート
である。
【図5】図5は、伸張処理の動作を示すフローチャート
である。
【図6】図6は、伸張動作を説明するめの図である。
【図7】図7は、実施例2の回路ブロック図である。
【図8】図8は、実施例3の回路ブロック図である。
【符号の説明】
101 画像メモリ 102 圧縮回路 103 データメモリ 104 伸張回路 105 ローテータ 106 ビットマップメモリ 107 CPU 110 与えられる画像データ 111 切り出した部分画像データ 115 回転された画像データ 300 ROM 130 ホストシステム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字または表示する画像データを圧縮し
    て保持する画像データ処理装置において、元のデータを
    複数の正方形の領域ごとに圧縮し、各圧縮したデータが
    どこから開始するのかがわかる情報を持つと共に、90
    °ごとの回転する処理においては、開始する場所の情報
    を基に、必要な情報から処理を行うことができることを
    特徴とする画像データ処理装置。
  2. 【請求項2】 印字または表示する画像データを複数の
    領域に分割する画像データ分割手段と、該画像データ分
    割手段によって分割された画像データ部分の各々に画像
    データに対する位置を指示する位置指示手段と、前記画
    像データ分割手段によって分割された画像データ部分を
    部分毎に圧縮処理を行う圧縮手段と、該圧縮手段で圧縮
    することによって得られた圧縮画像データ部分を部分毎
    に格納する第1メモリ手段と、該第1メモリ手段に格納
    された圧縮画像データ部分を部分毎に伸張処理する伸張
    手段と、該伸張手段によって伸張された画像データ部分
    を所定の角度回転させるローテータ手段と、該ローテー
    タ手段によって回転させられた画像データ部分の各々
    を、前記位置指示手段によって指示された位置を参照し
    て、格納する第2メモリ手段を有することを特徴とする
    画像データ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像データ処理装置にお
    いて、前記画像データ分割手段は、画像データを正方形
    の部分に分割することを特徴とする画像データ処理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の画像データ処理装置にお
    いて、前記位置指示手段は、前記第1メモリ手段のアド
    レスによって与えられることを特徴とする画像データ処
    理装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の画像データ処理装置にお
    いて、前記ローテータ手段は画像データ部分を90°単
    位で回転させることを特徴とする画像データ処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の画像データ処理装置にお
    いて、前記画像データ分割手段と、前記位置指示手段
    と、前記圧縮手段と、前記第1メモリ手段をROMで構
    成することを特徴とする画像データ処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の画像データ処理装置にお
    いて、前記画像データ分割手段と、前記位置指示手段
    と、前記圧縮手段と、前記第1メモリ手段を外部装置に
    設け、該外部装置からの圧縮画像データの部分の情報が
    入力されて伸張され、回転されるように構成されている
    ことを特徴とする画像データ処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008006740A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Kyocera Mita Corp 画像形成装置および画像形成プログラム
US7734103B2 (en) 2005-08-04 2010-06-08 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus and image processing method

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