JP2000003168A - フォント描画方法及び装置 - Google Patents
フォント描画方法及び装置Info
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- JP2000003168A JP2000003168A JP10169926A JP16992698A JP2000003168A JP 2000003168 A JP2000003168 A JP 2000003168A JP 10169926 A JP10169926 A JP 10169926A JP 16992698 A JP16992698 A JP 16992698A JP 2000003168 A JP2000003168 A JP 2000003168A
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- JP
- Japan
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- font
- image
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 処理効率が良好で高速描画が可能なフォント
描画方法及び装置を提供する。 【解決手段】 VRAM7に、出力すべきイメージデー
タを記憶する出力イメージ記憶領域Aの他に、出力すべ
き文字種のフォントイメージ群を記憶するフォントイメ
ージ記憶領域Bを設ける。CPU4は、VDP5を介し
てVRAM7のフォントイメージ記憶領域Bにフォント
イメージ群を予め書き込む。VDP5は、VRAM7の
フォントイメージ記憶領域Bから指定されたフォントイ
メージを読み出して出力イメージ記憶領域Aに複写する
ことにより出力すべきイメージデータを生成する。
描画方法及び装置を提供する。 【解決手段】 VRAM7に、出力すべきイメージデー
タを記憶する出力イメージ記憶領域Aの他に、出力すべ
き文字種のフォントイメージ群を記憶するフォントイメ
ージ記憶領域Bを設ける。CPU4は、VDP5を介し
てVRAM7のフォントイメージ記憶領域Bにフォント
イメージ群を予め書き込む。VDP5は、VRAM7の
フォントイメージ記憶領域Bから指定されたフォントイ
メージを読み出して出力イメージ記憶領域Aに複写する
ことにより出力すべきイメージデータを生成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータや
ワードプロセッサ等において、ディスプレイ画面上に文
字を表示したりプリントアウトするため、ビデオ用メモ
リ上に文字のフォントイメージを描画する際のフォント
描画方法及び装置に関する。
ワードプロセッサ等において、ディスプレイ画面上に文
字を表示したりプリントアウトするため、ビデオ用メモ
リ上に文字のフォントイメージを描画する際のフォント
描画方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスプレイ画像等に表示される文字の
フォントは、曲線関数によって与えられるフォントとは
異なり、一般にはフォントROMにビットマップイメー
ジのまま焼き付けられていることが多い。このようなフ
ォントROMを使用して画面上の所定位置に、ある文字
を表示する場合、従来は、次のような処理がなされてい
る。即ち、CPUがフォントROMをアクセスして指定
された文字のフォントイメージデータを読み出し、この
イメージデータを表示位置情報と共にVDP(ビデオ・
ディスプレイ・プロセッサ)に供給する。VDPは、供
給されたフォントイメージデータをVRAM(ビデオ・
ランダム・アクセス・メモリ)の指定された表示位置に
対応する記憶場所に描画すると共に、VRAMの出力イ
メージ領域をラスタスキャンによって読み出してCRT
等のディスプレイ装置にシリアル転送する。これによ
り、画面上の指定位置に指定された文字が表示される。
フォントは、曲線関数によって与えられるフォントとは
異なり、一般にはフォントROMにビットマップイメー
ジのまま焼き付けられていることが多い。このようなフ
ォントROMを使用して画面上の所定位置に、ある文字
を表示する場合、従来は、次のような処理がなされてい
る。即ち、CPUがフォントROMをアクセスして指定
された文字のフォントイメージデータを読み出し、この
イメージデータを表示位置情報と共にVDP(ビデオ・
ディスプレイ・プロセッサ)に供給する。VDPは、供
給されたフォントイメージデータをVRAM(ビデオ・
ランダム・アクセス・メモリ)の指定された表示位置に
対応する記憶場所に描画すると共に、VRAMの出力イ
メージ領域をラスタスキャンによって読み出してCRT
等のディスプレイ装置にシリアル転送する。これによ
り、画面上の指定位置に指定された文字が表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のフォント描画方式では、文字を表示又はプリン
トアウトするのに、フォントイメージデータがフォント
ROM→CPU→VDP→VRAMという流れを通って
描画されるため、データフローが長く、処理の効率が悪
いという問題がある。
た従来のフォント描画方式では、文字を表示又はプリン
トアウトするのに、フォントイメージデータがフォント
ROM→CPU→VDP→VRAMという流れを通って
描画されるため、データフローが長く、処理の効率が悪
いという問題がある。
【0004】この発明は、このような問題点に鑑みなさ
れたもので、処理効率が良好で高速描画が可能なフォン
ト描画方法及び装置を提供することを目的とする。
れたもので、処理効率が良好で高速描画が可能なフォン
ト描画方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るフォント
描画装置は、文字を含む出力すべきイメージデータを記
憶する出力イメージ記憶領域及び出力すべき文字種のフ
ォントイメージ群を記憶するフォントイメージ記憶領域
を有するランダムアクセスによるリード・ライトが可能
なビデオ用メモリと、このビデオ用メモリのフォントイ
メージ記憶領域に指定された文字種のフォントイメージ
群を予め書き込む制御手段と、前記ビデオ用メモリのフ
ォントイメージ記憶領域から指定された文字のフォント
イメージを読み出して前記出力イメージ記憶領域に複写
することにより前記出力すべきイメージデータを生成す
る描画手段とを備えたことを特徴とする。
描画装置は、文字を含む出力すべきイメージデータを記
憶する出力イメージ記憶領域及び出力すべき文字種のフ
ォントイメージ群を記憶するフォントイメージ記憶領域
を有するランダムアクセスによるリード・ライトが可能
なビデオ用メモリと、このビデオ用メモリのフォントイ
メージ記憶領域に指定された文字種のフォントイメージ
群を予め書き込む制御手段と、前記ビデオ用メモリのフ
ォントイメージ記憶領域から指定された文字のフォント
イメージを読み出して前記出力イメージ記憶領域に複写
することにより前記出力すべきイメージデータを生成す
る描画手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】また、この発明に係るフォント描画方法
は、文字を含む出力すべきイメージデータを記憶するビ
デオ用メモリに、上記出力すべきイメージデータを記憶
する出力イメージ記憶領域の他に、出力すべき文字種の
フォントイメージ群を記憶するフォントイメージ記憶領
域を設け、前記ビデオ用メモリのフォントイメージ記憶
領域に指定された文字種のフォントイメージ群を予め書
き込むと共に、前記ビデオ用メモリのフォントイメージ
記憶領域から指定されたフォントイメージを読み出して
前記出力イメージ記憶領域に複写することにより前記出
力すべきイメージデータを生成するようにしたことを特
徴とする。
は、文字を含む出力すべきイメージデータを記憶するビ
デオ用メモリに、上記出力すべきイメージデータを記憶
する出力イメージ記憶領域の他に、出力すべき文字種の
フォントイメージ群を記憶するフォントイメージ記憶領
域を設け、前記ビデオ用メモリのフォントイメージ記憶
領域に指定された文字種のフォントイメージ群を予め書
き込むと共に、前記ビデオ用メモリのフォントイメージ
記憶領域から指定されたフォントイメージを読み出して
前記出力イメージ記憶領域に複写することにより前記出
力すべきイメージデータを生成するようにしたことを特
徴とする。
【0007】この発明によれば、ビデオ用メモリの空き
領域に新たにフォントイメージ記憶領域を設定し、この
フォントイメージ記憶領域に、予め使用する文字種のフ
ォントイメージ群を予め書き込んでおき、文字の表示に
際しては、ビデオ用メモリのフォントイメージ記憶領域
から出力イメージ記憶領域へフォントデータを複写する
だけで良いので、描画手段とビデオ用メモリの間のみの
アクセスで処理が完了する。このため、従来のようなC
PUのフォントROMに対するアクセスが不要になるの
で、処理効率が向上して描画速度も向上する。
領域に新たにフォントイメージ記憶領域を設定し、この
フォントイメージ記憶領域に、予め使用する文字種のフ
ォントイメージ群を予め書き込んでおき、文字の表示に
際しては、ビデオ用メモリのフォントイメージ記憶領域
から出力イメージ記憶領域へフォントデータを複写する
だけで良いので、描画手段とビデオ用メモリの間のみの
アクセスで処理が完了する。このため、従来のようなC
PUのフォントROMに対するアクセスが不要になるの
で、処理効率が向上して描画速度も向上する。
【0008】より好ましくは、フォントイメージ群を圧
縮して記憶するフォント記憶手段が更に備えられ、制御
手段が、予めフォント記憶手段に記憶されたフォントイ
メージ群を読み出すと共に伸張して描画手段を介してビ
デオ用メモリのフォントイメージ記憶領域に書き込むよ
うに構成される。また、フォント記憶手段は、例えばフ
ォントROMであり、ビデオ用メモリは、例えばVRA
Mである。
縮して記憶するフォント記憶手段が更に備えられ、制御
手段が、予めフォント記憶手段に記憶されたフォントイ
メージ群を読み出すと共に伸張して描画手段を介してビ
デオ用メモリのフォントイメージ記憶領域に書き込むよ
うに構成される。また、フォント記憶手段は、例えばフ
ォントROMであり、ビデオ用メモリは、例えばVRA
Mである。
【0009】このような構成であると、フォント記憶手
段(フォントROM)に記憶されるフォントデータのサ
イズを削減することができるので、より多くの種類のフ
ォントをフォント記憶手段に記憶させることができ、コ
ストダウンが図れる。また、DRAMが大容量化される
のに伴い、出力イメージを記憶する領域以外のメモリ空
間も十分に確保できるようになってきたので、フォント
イメージ群を展開するのに必要なフォントイメージ記憶
領域は十分に確保することができる。
段(フォントROM)に記憶されるフォントデータのサ
イズを削減することができるので、より多くの種類のフ
ォントをフォント記憶手段に記憶させることができ、コ
ストダウンが図れる。また、DRAMが大容量化される
のに伴い、出力イメージを記憶する領域以外のメモリ空
間も十分に確保できるようになってきたので、フォント
イメージ群を展開するのに必要なフォントイメージ記憶
領域は十分に確保することができる。
【0010】フォント記憶手段にはフォントイメージ群
が圧縮された状態で記憶され、実際に使用される際に制
御手段によって伸張されてビデオ用メモリに格納される
ので、フォント記憶手段に記憶されたデータをそのまま
コピーしても展開(伸張)方法が分からないと再利用で
きない。また、ビデオ用メモリはVRAMのように揮発
性メモリであることが多いので、ビデオ用メモリに展開
されたフォントデータは電源を切ると消失する。このた
め、フォントデータのコピーを効果的に防止することが
でき、フォントデータの著作権上の保護も図れる。
が圧縮された状態で記憶され、実際に使用される際に制
御手段によって伸張されてビデオ用メモリに格納される
ので、フォント記憶手段に記憶されたデータをそのまま
コピーしても展開(伸張)方法が分からないと再利用で
きない。また、ビデオ用メモリはVRAMのように揮発
性メモリであることが多いので、ビデオ用メモリに展開
されたフォントデータは電源を切ると消失する。このた
め、フォントデータのコピーを効果的に防止することが
でき、フォントデータの著作権上の保護も図れる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の好ましい実施の形態について説明する。図1は、この
発明の一実施例に係るフォント描画方法が適用される文
字表示システムの構成を示すブロック図である。
の好ましい実施の形態について説明する。図1は、この
発明の一実施例に係るフォント描画方法が適用される文
字表示システムの構成を示すブロック図である。
【0012】ROM1、フォントROM2、RAM3、
CPU4及びVDP5は、システムバス6を介して相互
に接続されている。ROM1は、システムの処理に必要
なプログラムやパラメータデータ等を記憶する。フォン
トROM2は、各種フォントデータが格納されるフォン
ト記憶手段である。ここに記憶されるフォントデータ
は、ビットマップのフォントイメージ群を圧縮したデー
タで、データ圧縮方式としては、簡単なランレングス
法、ハフマン符号化、LZW法等を利用することができ
る。例えばISO、JIS第1水準及び第2水準の文字
データを16×16ドット及び24×24ドットで持つ
と、741Kバイト必要であり、これに明朝体、ゴシッ
ク体等書体を増すと、その何倍かの容量が必要になる。
これを圧縮することにより、フォントROM2の容量を
削減することができる。本発明者による圧縮の実験によ
れば、LZW法を使用した圧縮により、741Kバイト
を439Kバイトまで削減することができた。適当な圧
縮法を選択することにより、更に圧縮率は高められる。
また、フォントROM2には、ビットマップフォントを
圧縮したものではなく、スケーラブルフォントを記憶し
ておき、ビットマップ展開してVRAM7に格納するこ
とも可能である。
CPU4及びVDP5は、システムバス6を介して相互
に接続されている。ROM1は、システムの処理に必要
なプログラムやパラメータデータ等を記憶する。フォン
トROM2は、各種フォントデータが格納されるフォン
ト記憶手段である。ここに記憶されるフォントデータ
は、ビットマップのフォントイメージ群を圧縮したデー
タで、データ圧縮方式としては、簡単なランレングス
法、ハフマン符号化、LZW法等を利用することができ
る。例えばISO、JIS第1水準及び第2水準の文字
データを16×16ドット及び24×24ドットで持つ
と、741Kバイト必要であり、これに明朝体、ゴシッ
ク体等書体を増すと、その何倍かの容量が必要になる。
これを圧縮することにより、フォントROM2の容量を
削減することができる。本発明者による圧縮の実験によ
れば、LZW法を使用した圧縮により、741Kバイト
を439Kバイトまで削減することができた。適当な圧
縮法を選択することにより、更に圧縮率は高められる。
また、フォントROM2には、ビットマップフォントを
圧縮したものではなく、スケーラブルフォントを記憶し
ておき、ビットマップ展開してVRAM7に格納するこ
とも可能である。
【0013】RAM3は、このシステムの処理の際のワ
ークエリアを提供する。CPU4は、システムの制御を
司るもので、フォントROM2に格納された圧縮フォン
トデータを伸張してVDP5に供給する制御手段を構成
する。VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)5
は、圧縮フォントデータを伸張して得られたフォントイ
メージ群をビデオ用メモリであるVRAM(ビデオRA
M)7に格納すると共に、VRAM7に出力イメージデ
ータを順次描画し、且つそれをシーケンシャルに読み出
してCRTディスプレイ8に表示のために供給する描画
手段である。
ークエリアを提供する。CPU4は、システムの制御を
司るもので、フォントROM2に格納された圧縮フォン
トデータを伸張してVDP5に供給する制御手段を構成
する。VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)5
は、圧縮フォントデータを伸張して得られたフォントイ
メージ群をビデオ用メモリであるVRAM(ビデオRA
M)7に格納すると共に、VRAM7に出力イメージデ
ータを順次描画し、且つそれをシーケンシャルに読み出
してCRTディスプレイ8に表示のために供給する描画
手段である。
【0014】図2は、VRAM7のメモリ空間を模式的
に示した図である。いま、VRAM7の記憶容量が4M
バイトであるとし、1画素(ピクセル)当たり15ビッ
ト(2バイト)を使用する場合、このVRAM7には、
2048×1024画素の描画領域が確保できる。この
うち、実際にCRTディスプレイ8の表示画面用のイメ
ージデータが格納される出力イメージ記憶領域Aを64
0×480画素とすると、出力イメージ領域Aとして使
用するのはVRAM7のメモリ空間の約15%となる。
そこで、余った領域にフォントイメージ記憶領域Bを設
定し、ここに伸張されたフォントイメージ群を書き込
む。前述した例によれば、1種類のフォントについて7
41Kバイト分のフォントイメージ記憶領域Bを設定す
ればよい。
に示した図である。いま、VRAM7の記憶容量が4M
バイトであるとし、1画素(ピクセル)当たり15ビッ
ト(2バイト)を使用する場合、このVRAM7には、
2048×1024画素の描画領域が確保できる。この
うち、実際にCRTディスプレイ8の表示画面用のイメ
ージデータが格納される出力イメージ記憶領域Aを64
0×480画素とすると、出力イメージ領域Aとして使
用するのはVRAM7のメモリ空間の約15%となる。
そこで、余った領域にフォントイメージ記憶領域Bを設
定し、ここに伸張されたフォントイメージ群を書き込
む。前述した例によれば、1種類のフォントについて7
41Kバイト分のフォントイメージ記憶領域Bを設定す
ればよい。
【0015】このように構成されたシステムでは、電源
投入後等のシステムの初期化動作時にフォントイメージ
群がVRAM7上に展開される。図3(a)はその様子
を示したもので、フォントROM2に焼き付けられた圧
縮フォントデータは、CPU4によって読み出され、伸
張されてVDP5に供給され、VDP5によってVRA
M7のフォントイメージ記憶領域Bに描画される。出力
イメージ描画の際には、図3(b)に示すように、VD
P5は、CPU4から与えられる文字コードに基づいて
VRAM7のフォントイメージ記憶領域Bから対応する
文字コードのフォントイメージを読み出し、このフォン
トイメージをCPU4から与えられる表示位置情報に基
づいて出力イメージ記憶領域Aに書き込む。
投入後等のシステムの初期化動作時にフォントイメージ
群がVRAM7上に展開される。図3(a)はその様子
を示したもので、フォントROM2に焼き付けられた圧
縮フォントデータは、CPU4によって読み出され、伸
張されてVDP5に供給され、VDP5によってVRA
M7のフォントイメージ記憶領域Bに描画される。出力
イメージ描画の際には、図3(b)に示すように、VD
P5は、CPU4から与えられる文字コードに基づいて
VRAM7のフォントイメージ記憶領域Bから対応する
文字コードのフォントイメージを読み出し、このフォン
トイメージをCPU4から与えられる表示位置情報に基
づいて出力イメージ記憶領域Aに書き込む。
【0016】図4は、出力イメージ描画の更に詳細を説
明するための図である。VDP5には、例えばアドレス
ジェネレータ11、描画プロセッサ12及びフォントバ
ッファ13が備えられている。フォントイメージの読み
出し時には、図4(a)に示すように、アドレスジェネ
レータ11は、与えられた文字コードからその文字のフ
ォントイメージが格納されているVRAM7のアドレス
RAxを生成する。描画プロセッサ12は、アドレスジ
ェネレータ11で指定されたアドレスのフォントイメー
ジのデータRDxをVRAM7から読み出してフォント
バッファ13に格納する。フォントバッファ13は、例
えば32×32ドット程度のフォントイメージを格納可
能な16ビット×64=128バイト程度の容量のSR
AM(スタティックRAM)によって構成することがで
きる。
明するための図である。VDP5には、例えばアドレス
ジェネレータ11、描画プロセッサ12及びフォントバ
ッファ13が備えられている。フォントイメージの読み
出し時には、図4(a)に示すように、アドレスジェネ
レータ11は、与えられた文字コードからその文字のフ
ォントイメージが格納されているVRAM7のアドレス
RAxを生成する。描画プロセッサ12は、アドレスジ
ェネレータ11で指定されたアドレスのフォントイメー
ジのデータRDxをVRAM7から読み出してフォント
バッファ13に格納する。フォントバッファ13は、例
えば32×32ドット程度のフォントイメージを格納可
能な16ビット×64=128バイト程度の容量のSR
AM(スタティックRAM)によって構成することがで
きる。
【0017】フォントデータの描画時には、図4(b)
に示すように、アドレスジェネレータ11は、表示位置
情報に基づいてVRAM7の書き込みアドレスWAxを
生成する。描画プロセッサ12は、フォントバッファ1
3に格納されたフォントイメージを読み出して、アドレ
スジェネレータ11でアドレス指定されたVRAM7上
の記憶場所にフォントイメージのデータWDxを書き込
む。
に示すように、アドレスジェネレータ11は、表示位置
情報に基づいてVRAM7の書き込みアドレスWAxを
生成する。描画プロセッサ12は、フォントバッファ1
3に格納されたフォントイメージを読み出して、アドレ
スジェネレータ11でアドレス指定されたVRAM7上
の記憶場所にフォントイメージのデータWDxを書き込
む。
【0018】以上の各動作は、それぞれ1つのコマンド
によって実行することができる。もし、これら2つのコ
マンドを1ステップで実行可能であれば、フォントバッ
ファ13は不要であり、更に高速の処理が可能になる。
によって実行することができる。もし、これら2つのコ
マンドを1ステップで実行可能であれば、フォントバッ
ファ13は不要であり、更に高速の処理が可能になる。
【0019】このシステムによれば、VRAM7へのフ
ォントイメージの描画処理をVRAM7に対するアクセ
スだけで行うことができ、処理速度が向上する。また、
フォントROM2には、圧縮されたフォントデータが格
納されているので、フォントROM2の容量を削減可能
であると共に、そのままコピーしても使用することがで
きず、またVRAM7に展開されたフォントイメージ群
は、電源オフによって消失するので、フォントデータの
不正なコピーによる使用を防止することができる。
ォントイメージの描画処理をVRAM7に対するアクセ
スだけで行うことができ、処理速度が向上する。また、
フォントROM2には、圧縮されたフォントデータが格
納されているので、フォントROM2の容量を削減可能
であると共に、そのままコピーしても使用することがで
きず、またVRAM7に展開されたフォントイメージ群
は、電源オフによって消失するので、フォントデータの
不正なコピーによる使用を防止することができる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
ビデオ用メモリの空き領域に新たにフォントイメージ記
憶領域を設定し、このフォントイメージ記憶領域に、予
め使用する文字種のフォントイメージ群を予め書き込ん
でおき、文字の表示に際しては、ビデオ用メモリのフォ
ントイメージ記憶領域から出力イメージ記憶領域へフォ
ントデータを複写するだけで良いので、描画手段とビデ
オ用メモリの間のみのアクセスで処理が完了し、処理効
率が向上して描画速度も向上するという効果を奏する。
ビデオ用メモリの空き領域に新たにフォントイメージ記
憶領域を設定し、このフォントイメージ記憶領域に、予
め使用する文字種のフォントイメージ群を予め書き込ん
でおき、文字の表示に際しては、ビデオ用メモリのフォ
ントイメージ記憶領域から出力イメージ記憶領域へフォ
ントデータを複写するだけで良いので、描画手段とビデ
オ用メモリの間のみのアクセスで処理が完了し、処理効
率が向上して描画速度も向上するという効果を奏する。
【図1】 この発明の一実施例に係るフォント描画方法
が適用される文字表示システムのブロック図である。
が適用される文字表示システムのブロック図である。
【図2】 同システムにおけるVRAMの内容を示す図
である。
である。
【図3】 同システムの初期化動作時及び描画時の動作
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図4】 同システムの描画時の動作の詳細を説明する
ための図である。
ための図である。
1…ROM、2…フォントROM、3…RAM、4…C
PU、5…VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッ
サ)、6…システムバス、7…VRAM(ビデオRA
M)、8…CRTディスプレイ、11…アドレスジェネ
レータ、12…描画プロセッサ、13…フォントバッフ
ァ。
PU、5…VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッ
サ)、6…システムバス、7…VRAM(ビデオRA
M)、8…CRTディスプレイ、11…アドレスジェネ
レータ、12…描画プロセッサ、13…フォントバッフ
ァ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA02 BA03 BA05 BA09 BC01 BC02 BD40 EA05 5B021 AA19 BB02 CC08 DD12 JJ01 JJ06 5C082 AA01 BA02 BB15 BB22 BB34 BB49 CA76 CA81 CB10 DA53 DA63 MM02
Claims (3)
- 【請求項1】 文字を含む出力すべきイメージデータを
記憶する出力イメージ記憶領域及び出力すべき文字種の
フォントイメージ群を記憶するフォントイメージ記憶領
域を有するランダムアクセスによるリード・ライトが可
能なビデオ用メモリと、 このビデオ用メモリのフォントイメージ記憶領域に指定
された文字種のフォントイメージ群を予め書き込む制御
手段と、 前記ビデオ用メモリのフォントイメージ記憶領域から指
定された文字のフォントイメージを読み出して前記出力
イメージ記憶領域に複写することにより前記出力すべき
イメージデータを生成する描画手段とを備えたことを特
徴とするフォント描画装置。 - 【請求項2】 前記フォントイメージ群を圧縮して記憶
するフォント記憶手段を更に備え、 前記制御手段は、予め前記フォント記憶手段に記憶され
たフォントイメージ群を読み出すと共に伸張して前記描
画手段を介して前記ビデオ用メモリのフォントイメージ
記憶領域に書き込むものであることを特徴とする請求項
1記載のフォント描画装置。 - 【請求項3】 文字を含む出力すべきイメージデータを
記憶するビデオ用メモリに、上記出力すべきイメージデ
ータを記憶する出力イメージ記憶領域の他に、出力すべ
き文字種のフォントイメージ群を記憶するフォントイメ
ージ記憶領域を設け、 前記ビデオ用メモリのフォントイメージ記憶領域に指定
された文字種のフォントイメージ群を予め書き込むと共
に、 前記ビデオ用メモリのフォントイメージ記憶領域から指
定されたフォントイメージを読み出して前記出力イメー
ジ記憶領域に複写することにより前記出力すべきイメー
ジデータを生成するようにしたことを特徴とするフォン
ト描画方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10169926A JP2000003168A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | フォント描画方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10169926A JP2000003168A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | フォント描画方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000003168A true JP2000003168A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15895514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10169926A Pending JP2000003168A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | フォント描画方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000003168A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007183377A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 表示制御装置 |
-
1998
- 1998-06-17 JP JP10169926A patent/JP2000003168A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007183377A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 表示制御装置 |
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