JPH05281948A - フォントパターン圧縮記憶方法 - Google Patents

フォントパターン圧縮記憶方法

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JPH05281948A
JPH05281948A JP10923592A JP10923592A JPH05281948A JP H05281948 A JPH05281948 A JP H05281948A JP 10923592 A JP10923592 A JP 10923592A JP 10923592 A JP10923592 A JP 10923592A JP H05281948 A JPH05281948 A JP H05281948A
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pattern
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zero
font pattern
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JP10923592A
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English (en)
Inventor
Masahiro Yamaguchi
雅裕 山口
Yoshimi Sato
好美 佐藤
Manabu Iguchi
学 井口
Koji Furusawa
光司 古沢
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Data Systems Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Data Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 2以上のドットから構成される単位領域、例
えば1バイトの領域の全てのドットが論理ゼロのゼロパ
ターンデータがフォントパターン中に含まれるとき、フ
ォントパターンからこのようなゼロパターンデータを削
除した上でフォントメモリに記憶する。そして、そのフ
ォントパターン中のゼロパターンデータの配置を示す情
報テーブルを、フォントパターンとは別に記憶する。再
生の場合には情報テーブルを参照しながら所定の位置に
ゼロパターンデータを付加する。 【効果】 ゼロパターンデータを多く含むフォントパタ
ーンについて、その圧縮率を十分に高めることができ、
フォントメモリの記憶容量を節約できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷装置等において文
字コードからドットマトリクス状に構成されたフォント
パターンを得るためのフォントメモリに対し、効率よく
多くのフォントパターンを圧縮して記憶するフォントパ
ターン圧縮記憶方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般の印刷装置によって印刷される
文字の書体には、クーリエ、ゴシック、ローマン等各種
の種類がある。このような文字は、印刷装置のフォント
メモリにドットマトリクス状に構成されたフォントパタ
ーンとして記憶される。そして、文書データは文字コー
ドにより構成され、印刷の際には各文字コードに対応す
るフォントパターンがそのつどフォントメモリから読み
出され印字ヘッドに供給される。近年、ユーザーによっ
て要求されるフォントパターンの種類は飛躍的に増加し
ており、印刷装置のフォントメモリには大容量化が要求
されている。しかしながら、フォントパターンは0と1
を組み合わせた大量のデータから構成されるため、一定
のアルゴリズムに従いフォントパターンを圧縮してメモ
リに格納するようにしている。これによって、フォント
メモリには、より一層多量のフォントパターンが格納さ
れる。印刷の際には、圧縮処理と逆のアルゴリズムに従
ってもとのフォントパターンを再生し印刷を行うように
している。
【0003】図2に圧縮前のオリジナルフォントパター
ン例説明図を示す。図は横30ドット、縦19ドットの
疑似マトリックスによって文字「M」を表すフォントパ
ターンである。この疑似マトリックスというのは、横方
向に隣合う値“1”の連続ドットがないパターンのこと
をいう。なお、図には右方向にカラムナンバーC、縦方
向にロウナンバーRがそれぞれ順番に付けられている。
このフォントパターンでは、黒丸は論理“1”空欄は論
理“0”を表すものとする。そして、図に示すように、
縦方向に並んだ8個のビットで1バイトのデータを構成
するものとすれば、全体で90バイトとなり、圧縮しな
い場合には90バイトのメモリに記憶されることにな
る。
【0004】この時フォントメモリアドレスを(1) 〜(9
0)に割付けるとすれば、 ロウナンバーR01 〜R08 でカラ
ムナンバーC01 〜C30 までの30バイトのデータは、フ
ォントメモリのアドレス(1)(4)(7) …(88)に記憶され、
ロウナンバーR09 〜R16 でカラムナンバーC01 〜C30 の
30バイトのデータは、フォントメモリのアドレス(2)
(5)(8) …(89)に記憶される。またロウナンバーR17 〜R
24 でカラムナンバーC01 〜C30 の30バイトのデータ
は、フォントメモリのアドレス(3)(6)(9) …(90)に記憶
される。
【0005】ここで図3に、従来のフォントパターン圧
縮記憶方法の原理説明図を示す。この例においても、黒
丸は論理“1”、空欄は論理“0”を示している。なお
この図では白三角の論理“1”のドットを追加すること
によって、図の横方向に一定の繰り返しが生じるような
パターンを形成している。これにより、例えば図のa
部、b部、c部、d部、e部はそれぞれ、横方向に見て
同一のパターンが繰り返される構成となっている。この
フォントパターンのロウナンバーR20 〜R24は使用され
ていない領域である。この5個のビットにそれぞれ2の
4乗、2の3乗…2の0乗の重みを付ける。そして、こ
れによって同一パターンの繰り返し数を指定するように
する。図3の白丸は、このような繰り返し数を表すため
の論理“1”のビットである。例えばa部については繰
り返し数が3、b部については繰り返し数が4、c部に
ついては繰り返し数が3というように表される。その結
果、圧縮されたフォントパターンは次のようになる。
【0006】図4に横方向圧縮後のフォントパターン例
説明図を示す。図3に示したフォントパターンの繰り返
し部分を省くと、この図4に示すような内容となる。こ
れにより横方向のカラム数は28〜18に減少してい
る。図3に示したフォントパターンは全体として90バ
イトの記憶容量が必要であるが、図4に示したフォント
パターンは54バイトで足りる。即ち54÷90として
60%の圧縮率を得ることができる。上記の例はアルフ
ァベットの「M」について説明したが、その他の文字に
ついても同様の圧縮が可能となる。その結果全ての文字
に対し上記のような圧縮を施すと平均的に約70%のデ
ータ量を圧縮することができることがわかっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4に示し
たようなデータは具体的には次のようにフォントメモリ
内に記憶される。図5に図4のデータを格納したフォン
トメモリ中の圧縮データ例説明図を示す。このデータ中
に示した文字は図4に示した各データ1バイト分をそれ
ぞれ16進法で表したものである。ここでこのデータの
内容に着目すると、このデータ中にはすべてゼロのパタ
ーンのデータがまだ多数存在する。即ち、図4で説明す
れば、ロウナンバーR01 〜R08 についてはカラムナンバ
ーC11 〜C19 、ロウナンバーR09 〜R16 についてはカラ
ムナンバーC08、C09、C21 〜C23 、ロウナンバーR17 〜R2
4 についてはカラムナンバーC08 〜C13、C17 〜C20 とい
った部分が全てゼロのバイトとなっている。即ち、これ
らのデータは実質的に印字に寄与しないデータでありな
がら圧縮データ中に残されており、適切な方法で更に圧
縮を行うことができればフォントメモリをより有効に活
用することができる。本発明は以上の点に着目してなさ
れたもので、この種の全てゼロのパターンのデータを圧
縮した、圧縮率の高いフォントパターン圧縮記憶方法を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のフォントパター
ン圧縮記憶方式は、ドットマトリクス状に構成されたフ
ォントパターンを、2以上のドットから構成される単位
領域に分割したとき、前記単位領域を構成する全てのド
ットが論理ゼロのゼロパターンデータであるとき、当該
ゼロパターンデータを削除してフォントパターンを記憶
するとともに、前記フォントパターン中の前記ゼロパタ
ーンデータの配置を示す情報テーブルを記憶することを
特徴とするものである。
【0009】
【作用】この方法では、2以上のドットから構成される
単位領域、例えば1バイトの領域の全てのドットが論理
ゼロのゼロパターンデータがフォントパターン中に含ま
れるとき、フォントパターンからこのようなゼロパター
ンデータを削除した上でフォントメモリに記憶する。そ
して、そのフォントパターン中のゼロパターンデータの
配置を示す情報テーブルを、フォントパターンとは別に
記憶する。再生の場合には情報テーブルを参照しながら
所定の位置にゼロパターンデータを付加する。これによ
り、ゼロパターンデータを多く含むフォントパターンに
ついて、その圧縮率を十分に高めることができ、フォン
トメモリの記憶容量を節約できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明のフォントパターン圧縮記憶例説
明図である。図は既に図4において説明した横方向圧縮
後のフォントパターン例を示し、文字「M」についての
ものである。ここで本発明においては、図のフォントパ
ターンを縦方向に8ビットずつで構成された単位領域、
即ち1バイトの領域に区分し、各単位領域について、そ
れぞれ全てのドットが論理ゼロのゼロパターンデータで
あるか否かを判断する。このゼロパターンデータについ
ては圧縮データから除外し、図に示すハッチングを施し
た部分のデータのみを記憶する。
【0011】その結果、図に示すように、圧縮後のメモ
リアドレスは(1)(2)(3) …(28)というようになり、全体
で28バイトの容量のフォントメモリへの格納が可能と
なる。図4で説明した従来の同様のフォントパターンは
54バイトの容量のフォントメモリを必要とした。従っ
て本発明においてはこれが更に大幅に圧縮されている。
なお本発明のようにデータを圧縮した場合、印刷を行う
際にフォントパターンを再生する方法が問題となる。本
発明の方法においては、後で図7を用いて説明するよう
に上記フォントパターン中のゼロパターンデータの配置
を示す情報テーブルを作成し、これを圧縮データととも
に記憶する。この例では情報テーブルは9バイト程度で
構成される。従ってこのデータを含めれば、文字「M」
のフォントパターンを再生するために必要なメモリ容量
は37バイトとなる。
【0012】図6に本発明を実施するためのハードウエ
アブロック図を示す。本発明は例えば、図に示すような
ブロック構成のハードウエアにより実現する。即ち、図
の装置は、CPU1とROM2とRAM3及びI/Oド
ライバが、バスライン5を介して接続された構成となっ
ている。CPU1は、印刷機を制御するためのプロセッ
サから構成される。ROM2は、CPU1の動作用プロ
グラムを格納したメモリである。RAM3は、上記のフ
ォントパターン等を格納するためのメモリである。I/
Oドライバ4は、インタフェースや印字ヘッド、改行用
モータ、スぺース用モーター等に接続され、印刷機の各
部に対しCPU1の制御信号を送り、或は各部から所定
の信号を受け入れる入出力装置から構成される。例え
ば、印刷を必要とする文書データが、インタフェースか
らI/Oドライバ4を介してこの装置に入力すると、そ
の文書データはRAM3に格納される。そして、CPU
1は文書データの文字コードを1つずつ読み出し、RA
M3に格納されたフォントパターンを後で説明するよう
な要領で読み出し再生して、印字ヘッドに供給する。こ
れによって印字動作が実行される。
【0013】図7に、図1に示した情報テーブルと圧縮
データとの関係説明図を示す。図の情報テーブルは、横
方向にb0 〜b7 と、縦方向に※1〜※9で表した合計
9バイトのデータから構成される。ここで※1は、図1
に示した※1の部分の8バイトのデータについてゼロパ
ターンデータか否かの表示を行っている。即ち、情報テ
ーブルは、論理“1”の場合、そのバイトに何らかのデ
ータが含まれていることを示し、論理“0”はデータの
ないいわゆるゼロパターンデータであることを示してい
る。例えば図1のロウナンバー01〜08、カラムナンバー
01のバイトは、論理“1”のデータを含んでおり、情報
テーブルのb0−※1の部分が論理“1”となってい
る。一方、図1のロウナンバーR09 〜R16 でカラムナン
バーC01 のバイトはゼロパターンデータである。従っ
て、情報テーブルb1−※1の部分は、論理ゼロとなっ
ている。
【0014】このような形式で、情報テーブルは図1に
示すフォントパターンの全部で18×24個のバイト全
てについて、それぞれゼロパターンデータであるか否か
の表示を行っている。一方、図7の圧縮データを見る
と、例えば※1の領域については例えば5バイト、※2
の領域については2バイト、※3の領域については2バ
イトというように、各領域毎にゼロパターンデータの有
無によって格納バイト数がばらついている。即ち、圧縮
データはゼロパターンデータが全て省かれて構成され
る。上記のような情報テーブルと圧縮データとをフォン
トメモリに格納しておけば、情報テーブルを参照しなが
ら再び図1に示すフォントパターンを再生することがで
きる。
【0015】図8と図9に本発明の文字パターン圧縮再
生方法説明図を示す。また図10と図11にそのフォン
トパターン圧縮動作フローチャートを示し、図12及び
図13にフォントパターン伸長動作フローチャートを示
す。これらの図を用いて、本発明の方法の具体的な実施
例をより詳細に説明する。まず図10を用いてフォント
パターンの圧縮動作から説明する。図10ステップS1
において、始めに情報テーブルアドレスの初期化を行
う。情報テーブルの最初の番地、即ち、図7に示すb0
−※1からデータ書き込みを行うためである。次にステ
ップS2において、フォント取り出しアドレスを初期化
する。即ち図8に示すようなフォントパターンについ
て、その1バイト目からデータを読み出すための準備を
行う。
【0016】次にステップS3において、圧縮データ格
納アドレスを初期化する。即ち図7に示す圧縮データを
フォントメモリの所定領域の最初の番地から格納開始す
るためである。次にステップS4において、カラム情報
ビット位置ステータスを初期化する。これは情報テーブ
ルの横方向の各ビットの位置を表すデータで、右端から
順にデータを格納するために初期化を行う。ステップS
5では情報テーブルがクリアされる。これによって、予
め情報テーブルのデータの初期値が“0”とされる。
【0017】ステップS6において、フォントパターン
の初めのアドレスから最初の1バイト分のデータが取り
出される。そしてステップS7においてレジスタの内容
が“0”か否かが判断される。“0”でなければ、まず
読み出されたフォントパターンをステップS8において
圧縮データの格納エリアへ転送する。次にステップS9
において、圧縮データの格納アドレスを更新する。更に
ステップS10において、情報テーブルの内容とカラム
情報ビット位置ステータスの論理和を取り、その結果を
カラム情報テーブルへ転送する。これによって1バイト
のデータ中に論理“1”のデータが含まれるようなもの
については情報テーブルの該当するビットが論理“1”
となる。それ以外の場合、即ちゼロパターンデータにつ
いてはステップS8、S9、S10をパスし、ステップ
S7から図11に示すステップS11に移る。従ってこ
の場合には情報テーブルの該当するビットは論理ゼロと
なる。
【0018】図11に示すステップS11において、フ
ォント取り出しアドレスが更新される。そしてステップ
S12において、カラム情報ビット位置ステータスを1
ビット左へシフトする。即ち、情報テーブルの次の1ビ
ットのデータを書き込むために、その位置を左へシフト
させる。ステップS13においてb3 が“1”か否かを
判断する。上記情報テーブルは、b0 〜b7 までの1バ
イトで、フォントパターンの6バイト分について、ゼロ
パターンデータであるか否かの情報を得るようにしてい
る。従って、図7に示すようにb3 とb7 の部分は圧縮
や伸長に不要なデータである。ステップS13、S1
4、S15はこのb3 、 b7 の部分を飛ばして処理をす
るためのステップである。
【0019】ステップS7からステップS15までの処
理が繰り返されると、情報テーブルのb0 〜b7 までの
データ即ち、フォントパターンの6バイト分についての
情報が情報テーブルに書き込まれ、且つ圧縮データの書
き込みが行われる。ステップS16において、その後フ
ォント取り出しアドレスが最終か否かが判断され、最終
でない場合にはステップS17において情報テーブルア
ドレスが更新され、図10のステップS4に移る。即
ち、情報テーブルの次のバイトである※2の部分につい
て、再びステップS4〜ステップS15までの処理が繰
り返されることになる。このようにして、図8に示す5
4バイト分のフォントパターンを読みながら図7に示す
情報テーブルを作成し、フォントメモリに対し各圧縮デ
ータの格納を行い、フォントパターン圧縮動作を終了す
る。
【0020】図9と図12、図13により、今度はフォ
ントパターンの伸長動作を説明する。まず図12のステ
ップS1において、情報テーブルアドレスが初期化さ
れ、ステップS2においてフォントパターン格納アドレ
スの初期化、ステップS3において圧縮データ取り出し
アドレスの初期化、ステップS4においてカラム情報ビ
ット位置ステータスの初期化が行われる。これらの処理
は図10の初めのステップS1〜S4の部分において行
ったものと同様である。
【0021】次にステップS5でまず情報テーブルから
1バイト分のデータを取り出す。ステップS6において
該当するビットを取り出す。そしてそのビットのレジス
タの内容がゼロであるか否かをステップS7において判
断する。そのビットのデータがゼロでなければステップ
S8に移り圧縮データを取り出す。ステップS9におい
てその圧縮データの取り出しアドレスを更新する。また
レジスタの内容がゼロであればステップS10に移りゼ
ロパターンデータを生成する。これによって、実際にデ
ータが存在する場合には、圧縮データから取り出したデ
ータが図13のステップS11においてフォントパター
ン格納エリアに転送され、ゼロパターンデータの場合に
は、圧縮データとは無関係に新たにゼロパターンデータ
を生成して、フォントパターン格納エリアに転送される
ことになる。なお、実際にはフォントパターンが予めゼ
ロクリアされていれば、アドレスを1つ進めるだけでよ
い。
【0022】次に図13のステップS12において、フ
ォントパターンの格納アドレスが更新され、ステップS
13においてカラム情報ビット位置ステータスを1ビッ
ト左へシフトさせる。これによって情報テーブルの参照
位置を左に変える。ステップS14、ステップS15、
ステップS16は、図10のステップS13、S14、
S15で説明したと同じように、情報テーブルのb3 、
b7 のカラムを飛ばすための処理である。またステップ
S17は図11のステップS16で説明したと同様に、
全てのフォントパターンの格納が終了したか否かを判断
するもので、全てが終了していない場合にはステップS
18においてアドレスが更新され、再びステップS4に
戻る。そして、ステップS4からステップS16の処理
が繰り返されると、図9に示したような圧縮データに対
し図8に示したようにハッチングを付したゼロパターン
データが補充され、元のフォントパターンデータが生成
される。これがプリンタの印字ヘッドに供給されて実際
の印字が行われることになる。
【0023】なお、本発明の圧縮方式においては、実際
に図7に示すような情報テーブルと圧縮データとがフォ
ントメモリに格納されることになる。従って、情報テー
ブル分のデータが増え、圧縮データについてはゼロパタ
ーンデータの数だけ従来のものよりデータが圧縮され
る。その結果情報テーブルのデータ量と圧縮データのデ
ータ量とを加算した値が、従来の横方向の圧縮方式のみ
によって得られたデータ量よりも小さい場合に、本発明
が有効となる。上記文字「M」についての例では、横方
向の圧縮によって従来の54バイトから37バイトへの
圧縮が行われ、その圧縮率が68%となる。従って、従
来の圧縮率がもとのフォントパターンに対して70%と
なっているから、70%×68%、即ち47%の圧縮率
となり、極めて大きな圧縮率でフォントパターンが格納
できることが証明される。
【0024】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記実施例においては、フォントパターンを一旦横方向圧
縮した後、そのデータを構成する各1バイトのデータが
ゼロパターンデータであるか否かを判断し、ゼロパター
ンデータを削除して記憶するようにしている。しかしな
がら、予め何ら圧縮を施さないフォントパターンデータ
について一定の単位領域を設定し、その単位領域がゼロ
パターンデータであるか否かを判断して上記のような要
領でデータを圧縮しても、十分な圧縮効果を得ることが
できる場合がある。また、この単位領域は、1バイトに
限らず、例えば2バイト、4バイト等の単位として差し
支えない。
【0025】
【発明の効果】以上説明した本発明のフォントパターン
圧縮記憶方法によれば、ドットマトリクス状に構成され
たフォントパターンを2以上のドットから構成される単
位領域、例えば1バイトずつに分割した場合に、その単
位領域を構成する全てのドットが論理ゼロのゼロパター
ンデータであるとき、このゼロパターンデータを削除し
てフォントパターンを圧縮して記憶し、同時にそのゼロ
パターンデータのフォントパターン中の配置を示す情報
テーブルを作成して記憶するようにしたので、フォント
パターンの中にゼロパターンデータが多量に含まれてい
るような場合に、独立に或は他の圧縮方式と併用して、
極めて高い圧縮率でフォントパターンの格納を行うこと
ができる。これによりフォントメモリを効率よく使用
し、低いコストで多くの種類の文字等を印刷できる印刷
装置やその他の文字処理装置を提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフォントパターン圧縮記憶例説明図で
ある。
【図2】圧縮前のオリジナルフォントパターン例説明図
である。
【図3】従来のフォントパターン圧縮記憶方法の原理説
明図である。
【図4】横方向圧縮後のフォントパターン例説明図であ
る。
【図5】圧縮データ例説明図である。
【図6】本発明実施のためのハードウエアーブロック図
である。
【図7】本発明の情報テーブルと圧縮データの関係説明
図である。
【図8】本発明の文字パターン圧縮再生方法説明図(そ
の1)である。
【図9】本発明の文字パターン圧縮再生方法説明図(そ
の2)である。
【図10】フォントパターン圧縮動作フローチャート
(その1)である。
【図11】フォントパターン圧縮動作フローチャート
(その2)である。
【図12】フォントパターン伸長動作フローチャート
(その1)である。
【図13】フォントパターン伸長動作フローチャート
(その2)である。
【符号の説明】
(1)(2)(3) …(28) フォントメモリアドレス C01〜C18 カラムナンバー R01〜R24 ロウナンバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/20 562 N 7343−5L 15/21 7218−5L (72)発明者 井口 学 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 古沢 光司 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドットマトリクス状に構成されたフォン
    トパターンを、2以上のドットから構成される単位領域
    に分割したとき、 前記単位領域を構成する全てのドットが論理ゼロのゼロ
    パターンデータであるとき、 当該ゼロパターンデータを削除してフォントパターンを
    記憶するとともに、 前記フォントパターン中の前記ゼロパターンデータの配
    置を示す情報テーブルを記憶することを特徴とするフォ
    ントパターン圧縮記憶方法。
JP10923592A 1992-04-02 1992-04-02 フォントパターン圧縮記憶方法 Pending JPH05281948A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012032633A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Yamaha Corp ビットマップフォントの圧縮符号化、復号化を行う方法、プログラムおよび圧縮符号化データのデータ構造
CN104118219A (zh) * 2013-04-26 2014-10-29 东芝泰格有限公司 印刷方法及点式打印机

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