JPH06167962A - フォントデータの圧縮方法及び装置 - Google Patents

フォントデータの圧縮方法及び装置

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JPH06167962A
JPH06167962A JP4320666A JP32066692A JPH06167962A JP H06167962 A JPH06167962 A JP H06167962A JP 4320666 A JP4320666 A JP 4320666A JP 32066692 A JP32066692 A JP 32066692A JP H06167962 A JPH06167962 A JP H06167962A
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昌哉 菊田
Takayuki Fujita
孝行 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォントデータを高効率に圧縮できるフォン
トデータの圧縮方法及び装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 ビットマップフォントデータの0又は1のデ
ータのいずれかを増加させるようにフォントデータを変
換し、その変換されたフォントデータにおける増加され
たデータの連続する長さと、増加されないデータを増加
されたデータの数が0としてをコード化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビットマップ形式で表
されるフォントデータを圧縮するフォントデータの圧縮
方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のドットにより文字或いは図形を構
成するフォントデータを備えたプリンタ装置や表示装置
では、その装置の性能に合わせたデータサイズのフォン
トデータを備えている。例えば180dpi(ドット/
インチ)の解像度を有するプリンタ装置では、横幅10
CPI(文字/インチ)で、縦幅10ポイントの文字を
印字するためには、縦24ドット、横24ドットのフォ
ントデータが必要になり、この1文字当たりのフォント
データのバイト数は72バイトになる。又、360dp
iのプリンタ装置で同様なデータを印字するためには、
縦48ドット、横48ドットのフォントデータが必要に
なり、この場合の1文字当たりのデータ数は288バイ
トとなる。
【0003】このようなフォントデータは、前述した表
示装置やプリンタ装置の解像度に合わせたドット形式で
装置内部のROM等に記憶されており、上位装置からの
表示指令信号或いは印字指令信号等によって、文字コー
ドに対応して順次読出され、ビットマップに展開された
後、表示或いはプリントされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなフォントデ
ータは、文字の種類及び文字数によりその容量が変化
し、特に漢字のように多くの書体を有し、1つの書体毎
に約8000文字程度のフォントデータを必要とする文
字の場合にはそのデータ量は膨大なものとなる。更に、
前述した表示装置やプリンタ装置の解像度の増加にとも
ない、1つの文字当たりのフォントデータ量が増大して
いる。これによりフォントデータを記憶するためにより
多くのメモリ(記憶素子)が必要となり、製品コストの
増大、製品の大型化を招く虞がある。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、フォントデータを高効率に圧縮できるフォントデー
タの圧縮方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のフォントデータの圧縮装置は以下の様な構成
を備える。即ち、ビットマップフォントデータを圧縮す
るフォントデータの圧縮装置であって、ビットマップフ
ォントデータの0又は1のデータのいずれかを増加させ
るようにフォントデータを変換する変換手段と、その変
換されたフォントデータにおける増加されたデータの連
続する長さと、増加されないデータを増加されたデータ
の数が0としてをコード化する符号化手段とを有する。
【0007】上記目的を達成するために本発明のフォン
トデータの圧縮方法は以下の様な工程を備える。即ち、
ビットマップフォントデータを圧縮するフォントデータ
の圧縮方法であって、ビットマップフォントデータの0
又は1のデータのいずれかを増加させるようにフォント
データを変換する変換工程と、その変換されたフォント
データにおける増加されたデータの連続する長さと、増
加されないデータを増加されたデータの数が0としてを
コード化する工程とを有する。
【0008】
【作用】以上の構成において、ビットマップフォントデ
ータの0又は1のデータのいずれかを増加させるように
フォントデータを変換し、その変換されたフォントデー
タにおける増加されたデータの連続する長さと、増加さ
れないデータを増加されたデータの数が0としてをコー
ド化する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。尚、本発明は複数の機器から構
成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装
置に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置
に、本発明を実施するプログラムを供給することによっ
て達成される場合にも適用できることは言うまでもな
い。
【0010】図1は本実施例のフォント圧縮方法により
フォントデータを圧縮できるプリンタ装置の概略構成を
示すブロック図である。尚、この装置は、例えば日本語
ワードプロセッサであっても良いし、ワークステーショ
ン或いはコンピュータシステムであっても良い。
【0011】図1において、102はプリンタ装置全体
を制御するためのCPUで、圧縮フォントを伸長する機
能をも兼ね備えている。101は、CPU102による
各種制御処理の実行時に使用されるワークメモリで、圧
縮されたフォントデータを伸長するために、圧縮された
フォントデータを一時的に記憶したり、伸長されたフォ
ントデータを一時的に保存する。103はROMで、C
PU102の制御プログラムや各種データを記憶してお
り、更には本実施例の圧縮方法によって圧縮された圧縮
フォントデータをも記憶している。104はデータ受信
部で、ホストコンピュータ等の上位装置から送られてく
るデータを受信する。105はビットマップメモリで、
印字機構部207により印字されるビットマップデータ
が格納されている。このビットマップメモリ105に
は、圧縮されたフォントデータを伸長したイメージデー
タもビットマップデータとして展開され、このイメージ
データに基づいて印字機構部207による被記録媒体へ
の印刷が行われる。106は印字制御部で、印字機構部
207のモータの制御及び記録ヘッドの駆動制御などを
行っている。
【0012】図2は本実施例のフォント圧縮方法により
フォントデータを圧縮できる他の装置の一例である表示
装置の概略構成を示すブロック図である。
【0013】図2において、202は表示装置の全体を
制御するためのCPUで、圧縮フォントを伸長する機能
をも備えている。201はCPU202のワークエリア
として使用され、各種データを一時的に保存することが
できる。更にこのワークメモリ201には、伸長される
圧縮されたフォントデータが一時的に格納され、この伸
長処理中は、この中で全てのデータが変換される。20
3はCPU202の制御プログラムや各種データを記憶
しているROMで、本実施例の圧縮方法によって圧縮さ
れたフォントデータをも記憶している。204はデータ
受信部で、ホストコンピュータ等の上位装置からのデー
タを受信する。205は表示メモリで、表示部207に
表示される表示用データを格納している。この表示用メ
モリ205には、フォントデータを伸長したイメージデ
ータがビットマップ展開され、表示部207の画面上に
表示される。206は表示制御部で、表示部207にお
ける表示を制御するために必要な輝度の制御及び表示位
置の制御等を行ている。
【0014】このようなプリンタ装置或いは表示装置に
搭載される本実施例のフォントデータは、図3に示すよ
うなデータ構成で、ROM103(203)に記憶され
ている。図3はROM103(203)に記憶されてい
るデータ構成を説明するための図である。
【0015】図3において、301はCPU102(2
02)の制御プログラムが記憶されているエリアであ
り、これら装置はこの制御プログラムに従って制御され
る。302は装置の制御に必要なデータが格納されてい
る各種テーブルを示している。303はフォントデータ
が記憶されているエリアを示し、このフォントデータ
は、圧縮されたフォントデータ部と、その圧縮されたフ
ォントデータ数及びフォントデータの伸長に必要な各種
データを記憶しているデータテーブル304とを備えて
いる。尚、このROM103(203)は、データの容
量、ROMの容量等により、複数のROMで構成されて
いても良いことはもちろんである。
【0016】本実施例では、フォントデータを圧縮する
のに際し、まずドットで表されたフォントデータの白ド
ットを増大させ、その後にそのフォントデータを圧縮し
ている。以下、この圧縮処理について説明する。
【0017】図5〜図7は、本実施例におけるフォント
データの白ドットの数を増大させるための処理を示す図
である。
【0018】まず、元のドット形式のフォントデータ
(生フォント)に対して、図7に示すように、m×nド
ットのフォントを考えた場合、そのフォントデータを厚
さが1ドットのパターン701で囲む。これにより、
(m+2)×(n+2)のパターンが形成される。次
に、こうして形成された(m+2)×(n+2)のパタ
ーンを、2×2のマトリクスパターン501を用いて順
次走査し、各ドットを白から黒、或いは黒から白に変換
する。
【0019】図5及び図6は、このドット変換処理を説
明するための図である。図5及び図6のドットマトリク
ス501において、各ドットをa,b,c,dで表し、
ドットdに位置しているドットを対象ドット510とす
る。これらドットa〜cの値に対応して予測される対象
ドットdの値が図6に示されている。そして、これら予
測値に対応するドットパターンが図5の502〜509
で示されている。
【0020】ここで、前述の図7のドットパターンに対
し、図5のマトリクス501を順次当てはめていき、そ
の2×2のドットパターンが図5のパターン502〜5
09のいずれかと一致する場合には、その位置している
マトリクス501のドットd(510)に対応するフォ
ントデータのドットを白(0)に変換する。一方、パタ
ーン502〜509のいずれとも一致しなかった場合に
は、そのドット510に体おするフォントデータのドッ
トを黒(1)に変換する。
【0021】図4は、このようにして文字“H”のドッ
トパターンを変換した例を示す図である。
【0022】ここでは、フォントデータ401の周りを
厚さが1ドットのパターン701で囲み、そのフォント
データに前述のマトリクス501を順次当てはめてい
き、1行の処理が終了すると次行の1番先頭(付加され
たパターン701を含めた1番上のデータ)に戻って最
終のドットまで同様の処理を行い、フォントデータ40
1の各ドットの値を決定する。こうして変換されたドッ
トデータが402で示されている。このドットデータ4
02をみると、元のフォントデータ401に比べて、白
ドットの数が増えているのが分かる。そして、403は
このドットデータ402に基づいて、図8に示す規則に
基づいてコード化した例を示している。
【0023】図8(A)において、データ数は白ドット
の連続する長さ(データ数)を示し、各データ数に対応
して図のようにオペランドが定められている。いま例え
ば、白データが“25”ドット連続し、その後に黒ドッ
トがある場合には、そのオペランドは“001”とな
り、そのデータ部は(25−24=1)より“0000
1”となる。図8(B)はオペランド部とデータ部とで
構成されるコードのデータフォーマットを示しており、
これにより、この時のコードは“00100001”と
なる。
【0024】また 、黒ドットが4ドット連続する場合
は白ドット数が“0”が3ドット連続している状態で表
される。即ち、白ドットのデータ数“0”はオペランド
“1”、データ部“000”で表される。これにより、
4ドットの連続する黒ドットは“1000100010
00”で表される。この場合、残りの1ドットは、前回
のデータがある場合は不要となるが、データが無い場合
には必要となる。ここでは、白のデータについてコード
化して、必ずデータの最後尾には黒データがあるという
条件の元にコード化されている。従って、処理データが
一番最後の時は、最後の黒ドットがあると判断して、処
理を終了する。尚、伸長時には最後の黒は所定データ数
を越えているため表現されない。
【0025】再び、図4のコードデータ403を説明す
ると、ここでは変換されたドットデータ402は、垂直
方向に走査されてコード化されており、まず最初の黒ド
ット410までには“74”個の白ドットがあるため、
図8よりオペランドが“0001”、データ部が(74
−56=18)“010010”となり、コード“00
01010010”(411)で表される。次に、黒ド
ットが連続しているため、そのコードは前述のようにし
て“1000”(412)と符号化され、次に16個の
白ドットが連続しているため、“011000”(41
3)と符号化される。コード414は次に連続する黒ド
ット420の存在を示し、次のコード415はドット4
20よりドット430までの白ドット数“29”を符号
化したコード“00100101”である。以下、同様
にしてドットパターン402を符号化すると、元々57
6ビットで表されたドットパターンが、403に示すよ
うに合計141ビットのコードで表現される。
【0026】次に図9のフローチャートを参照して本実
施例のフォントデータの圧縮処理を説明する。この処理
を実行する制御プロはROM103(203)に記憶さ
れている。
【0027】まずステップS1は、1文字分のフォント
データをROM103(203)より読出してワークメ
モリ101のワークエリアに書込む。次にステップS2
に進み、ワークメモリ101に格納されているフォント
データを、2×2ドットのドットマトリクス501単位
で、フォントデータの左端からサーチし、前述の図5に
示すパターン502〜509と一致するパターンが存在
するかをみる。一致するパターンが存在する時は、その
マトリクス501のドット510に対応する位置のドッ
トを白ドットに変換する前述した予測関数に基づく処理
を行う。ステップS1〜ステップS3で、元のフォント
データの全てのドットに対してこの処理を実行する。こ
れにより、例えば図4の402で示すドットパターンが
得られる。
【0028】次にステップS4に進み、白データのみで
フォトパターンを表現するために、ステップS1〜S3
で作成されたドットパターンを順次走査し、黒ドットを
検出するまでの白ドットの数を計数する。黒ドットを検
出すると、前述の図8に示すコード化方式に従って、そ
こまでの白ドットの数をコード化する。ステップS4〜
ステップS6では、変換されたドットパターンの全てに
対して同様の処理を行い、全データをコード化する。
【0029】こうしてコード化が終了するとステップS
7に進み、その圧縮されたフォントデータを、ワークメ
モリ101或いは他のメモリ等に書込む。そしてステッ
プS8に進み、圧縮されたフォントデータに文字コード
を対応付けてフォントテーブルを作成する。このような
処理を行うことによって、“576”ビットの元のフォ
ントデータが、例えば図4のコード403で示すように
“141”ビットに圧縮されて記憶される。 (第2実施例)図10は本発明の第2実施例の圧縮方法
を説明するための図である。この第2実施例は、前述の
第1実施例では予測関数を使用して白ドットの数を増大
させていたのに対し、この第2実施例では、フォントデ
ータの上下左右方向に対して排他的論理和を施すことに
より実現している。
【0030】図10において、710は第1実施例と同
様に24ドット×24ドットで構成される文字“H”の
フォントデータを表している。711は後述する処理に
より白ドットの数を増大させて結果を示し、712はそ
れをコード化した結果を示している。
【0031】図11はこの排他的論理和による白ドット
の数を増大させる処理を説明するための図で、図11
(A)では、まずフォントデータの縦方向のデータに対
して左右の列データ同士の排他的論理和を取り、その結
果を右側のデータ列にセットする。データの処理は全て
列単位で行い、計算処理後のデータ列も列単位でセット
する。この場合には、一番左端の列のデータは処理され
ずに、元のフォントデータが残ることになる。この処理
をフォントデータ横幅分繰返して処理を終える。次に図
11(B)に示すように、フォントデータの行方向のデ
ータ同士の排他的論理和を取り、その結果を下側の行に
セットする処理を各行に対して順次実行する。これによ
り、一番上の行のデータは処理されずに、元のフォント
データが残ることになる。尚、フォントデータが24×
24のフォントデータであれば、横方向及び縦方向の処
理回数はいずれも24回となる。
【0032】こうして処理された結果が図10の711
で示され、それを前述の第1実施例と同様にしてコード
化した結果が712で示されている。
【0033】次に、この第2実施例の圧縮処理を図12
のフローチャートを参照して説明する。この処理を実行
する制御プログラムは、ROM103(203)に記憶
されている。
【0034】ステップS11では、第1実施例のステッ
プS1と同様に、元のフォントデータをワークメモリ1
01(201)に読込む。次にステップS12に進み、
このフォントデータの行同士の排他的論理和を取り、そ
の結果を下側の行にセットするようにしてワークメモリ
101(201)に書込む。ステップS13では、行方
向の全てのデータ処理が終了したかどうかを調べ、行方
向の処理が終了するとステップS14に進み、今度はフ
ォントデータの列データの同士の排他的論理和を取っ
て、その結果が右側の列データとなるようにワークメモ
リ101(201)に書込む。ステップS15では、列
方向の全データに対する処理が終了したかを判断する。
こうして白ドットの数が増加されたドットパターンが作
成されると、ステップS16〜ステップS20におい
て、前述のステップS4〜ステップS8と同様にしてコ
ード化されてメモリに格納される。
【0035】このフローチャートで表された処理によ
り、例えば図10に示すコードデータ712が得られ
る。この場合は、元のフォントデータが579ビットで
あったのが、171ビットのコードデータに圧縮されて
いる。
【0036】この第2実施例では、前述の第1実施例と
異なった方法で、フォントデータ中の白ドットを増加さ
せてフォントデータをコード化したが、白ドットを増加
させる方法としては、これ以外にもいかなる方法を使用
しても良い。このように本実施例によれば、白ドットの
数を増大させて白ドットを点在させることにより、フォ
ントデータの圧縮率を向上するものである。
【0037】次に本発明の第3実施例を説明する。図1
3は第3実施例の処理を示すフローチャートで、この処
理を実行する制御プログラムは、前述のROM103
(203)に記憶されている。
【0038】まずステップS31で、ROM103(2
03)よりフォントデータを読込み、ワークメモリ10
1(201)のワークエリアに格納する。次にステップ
S32に進み、前述の第2実施例で使用した排他的論理
和の演算をフォントデータの隣接ドットに対して順次横
方向に行い、ステップS33で処理が終了したかどうか
を判断する。ステップS34でも同様に、前述の第2実
施例で使用した排他的論理和を、縦方向に隣接するドッ
ト同士に実施し、ステップS35でその処理が終了した
かどうかを判断する。
【0039】こうしてステップS36に進み、前述の上
下・左右方向に排他的論理和を取って白ドットを増加さ
せたドットパターンに対して、行方向に左側より、上下
方向には上側から順番に黒ドットを検索する。こうして
黒ドットを発見すると、その黒ドットに隣接している黒
ドットがあるかどうかを判断する。その結果、ステップ
S38では、図14〜図16に示すように、ドットのX
方向(横方向)140、Y方向(縦方向)141、次の
黒データの存在する方向を示すデータ142からなる3
種類のデータで表現する。次の黒データの方向を示すデ
ータは、隣接データが連続して存在する場合には図14
で示されている内容が連続して記述される。
【0040】例えば図15に示すように、現在位置指定
されているドット150と、次に黒データ151とが図
のような位置関係にある時は、次のデータの方向を示す
データは152で示すように、方向データ142の右方
向を示すビットのみが“1”となって示される。また、
方向が「右斜め上」、「右斜め下」、「左斜め上」、
「左斜め下」の場合には、例えば方向が「右斜め上」の
時には、データ142の「右」と「上」に対応する複数
のビットがオンになることにより指定される。又
「左」、「右」、「上」、「下」のいずれかの場合に
は、次のデータの方向データ142のいずれか1ビット
だけがオン(1)になる。更に、次のデータの方向デー
タ142のビットが全て“0”の場合には、連続するデ
ータが無いことを示している。
【0041】この第3実施例により、図4或いは図10
の文字“H”をコード化した結果が図16に示されてい
る。尚、この場合も、コード化のアルゴリズムは前述の
実施例の場合と同様である。これにより、例えば576
ビットのフォントデータが、288ビットのコードに圧
縮される。
【0042】尚、前述の実施例では、フォントデータの
白ドットを増加させるために、ドットパターンに縦横方
向の排他的論理和を用いたが、前述の第1実施例で使用
した予測関数、或いはその他の方法を用いて白ドットを
増加させてもよい。
【0043】又、白ドットを増加させる方法としては、
前述した実施例の方法に限らず、種々の方法が適用でき
る。又本実施例では、白ドットの数を増加させたが、黒
ドットの数を増加させても良い。
【0044】本実施例は2つの白ドットを増加させる方
法(予測関数法、上下左右の排他的論理和)について記
載したが、その方法はいかなる方法であっても良い。ま
た文字種等によっては、白ドットの数を増加させること
なく、白及び黒ドット単独で表現することもできる。
【0045】又コード化の手法についても、第3実施例
で示すように、フォントデータの中の黒又は白データに
着目して圧縮する手法を施すものであれば、どのような
コード化処理を採用しても良い。
【0046】以上説明したように本実施例によれば、黒
又は白、単独のデータでフォントデータをコード化して
圧縮することにより圧縮率が向上し、フォントデータを
搭載する装置の記憶素子の容量を減少させることができ
る。
【0047】又、本実施例のフォント圧縮方法によれ
ば、伸長処理を簡素化できる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ォントデータを高効率に圧縮できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のフォントデータの圧縮及び伸長処理
を実行できるプリンタ装置の概略構成を示すブロック図
である。
【図2】本実施例のフォントデータの圧縮及び伸長処理
を実行できる表示装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本実施例の装置のROMのデータ構成を示す図
である。
【図4】本発明の第1実施例による文字パターンの白ド
ット数の増加及びコード化の具体例を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例における予測関数値に対応
するドットパターンを説明するための図である。
【図6】本発明の第1実施例における予測関数値を示す
図である。
【図7】本発明の第1実施例におけるフォントデータの
切り出しを説明するための図である。
【図8】本発明の実施例におけるフォントデータのコー
ド化を説明するための図である。
【図9】本発明の第1実施例におけるフォントデータの
白ドット数の増大及びコード化処理を示すフローチャー
トである。
【図10】本発明の第2実施例による文字パターンの白
ドット数の増加及びコード化の具体例を示す図である。
【図11】本発明の第2実施例におけるフォントデータ
の白ドット数を増大する処理を説明するための図であ
る。
【図12】本発明の第2実施例におけるフォントデータ
の白ドット数の増大及びコード化処理を示すフローチャ
ートである。
【図13】本発明の第3実施例におけるフォントデータ
の白ドット数の増大及びコード化処理を示すフローチャ
ートである。
【図14】本発明の第3実施例における黒ドットの位置
を示すデータを説明するための図である。
【図15】第3実施例における次の黒データを示すデー
タ説明するための図である。
【図16】本発明の第3実施例により図4或いは図10
の文字フォントを圧縮した結果を示す図である。
【符号の説明】
101,201 ワークメモリ 102,202 CPU 103,203 ROM 104,204 データ受信部 105 ビットマップメモリ 106 印字制御部 107 印字機構部 205 表示用メモリ 206 表示制御部 207 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/20 562 N 9288−5L

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビットマップフォントデータを圧縮する
    フォントデータの圧縮方法であって、 ビットマップフォントデータの0又は1のデータのいず
    れかを増加させるようにフォントデータを変換する変換
    工程と、 その変換されたフォントデータにおける増加されたデー
    タの連続する長さと、増加されないデータを増加された
    データの数が0としてをコード化する工程と、を有する
    ことを特徴とするフォントデータの圧縮方法。
  2. 【請求項2】 前記変換工程は、予測関数に基づいてフ
    ォントデータの0又は1のデータのいずれかを増大させ
    ることを特徴とする請求項1に記載のフォントデータの
    圧縮方法。
  3. 【請求項3】 前記変換工程は、フォントデータの行又
    は列同士の排他的論理和によりフォントデータの0又は
    1のデータのいずれかを増大させることを特徴とする請
    求項1に記載のフォントデータの圧縮方法。
  4. 【請求項4】 前記変換工程は、フォントデータの行又
    は列方向に隣接するドット同士の排他的論理和によりフ
    ォントデータの0又は1のデータのいずれかを増大させ
    ることを特徴とする請求項1に記載のフォントデータの
    圧縮方法。
  5. 【請求項5】 ビットマップフォントデータを圧縮する
    フォントデータの圧縮装置であって、 ビットマップフォントデータの0又は1のデータのいず
    れかを増加させるようにフォントデータを変換する変換
    手段と、 その変換されたフォントデータにおける増加されたデー
    タの連続する長さと、増加されないデータを増加された
    データの数が0としてをコード化する符号化手段と、を
    有することを特徴とするフォントデータの圧縮装置。
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