JPH0765177A - 画像処理システムおよび画像処理装置 - Google Patents

画像処理システムおよび画像処理装置

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JPH0765177A
JPH0765177A JP5213999A JP21399993A JPH0765177A JP H0765177 A JPH0765177 A JP H0765177A JP 5213999 A JP5213999 A JP 5213999A JP 21399993 A JP21399993 A JP 21399993A JP H0765177 A JPH0765177 A JP H0765177A
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JP5213999A
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Yuji Konno
裕司 今野
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PDLで記述された文字線画と自然画像を合成
する画像処理システムのコスト上昇を抑える。 【構成】 ホスト101は、自然画像のレイアウトプレ
ーン情報と両画像の重畳状態を表す重畳プレーン情報と
に応じて、両情報に、文字線画データまたは自然画像の
識別情報の何れかを組合わせて、符号化部204で符号
化した後、符号化した画像情報と圧縮した自然画像デー
タとを出力する。プリンタ102は、ホスト101から
入力した画像情報をテキストメモリ208へ、自然画像
データをイメージメモリ209へ記憶し、記憶した画像
情報を復号部211で復号した後、識別情報が指定する
符号データをイメージメモリ209から読出して、レイ
アウトプレーン情報に応じて復号部212で復号する。
レイアウトプレーン情報と重畳プレーン情報とに応じ
て、復号した文字線画データまたは復号した自然画像デ
ータの何れかをセレクタ215で選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理システムおよび
画像処理装置に関し、例えば、ページ記述言語で記述さ
れた文字や線画と自然画像とを合成する画像処理システ
ムおよび画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホストのアプリケーションなどで作成さ
れたページ記述言語(以下「PDL」という)プログラム
が表す画像をプリンタで出力する方法として、従来次の
二つがあった。 (1)プリンタが内蔵するPDLインタプリタで、ホストから
転送されたPDLプログラムをビットイメージに展開し、
そのビットイメージをプリンタエンジンに送る。 (2)ホストでPDLプログラムをビットイメージに展開して
プリンタに転送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、次のような問題点があった。すなわち、前記
(1)の方法は、PDLインタプリタを内蔵することにより、
プリンタのコストが高くなる欠点があった。また、(2)
の方法に必要な資源として、ホストには、充分な処理能
力をもつCPU、充分な容量のメモリおよび展開したビッ
トイメージを一時的に格納するのに充分な容量のハード
ディスクが要求される。また、ホストとプリンタとの間
には、大容量のビットイメージを送るのに充分な速度の
インタフェイスが必要になる。
【0004】つまり、ページ記述言語で記述された文字
や線画と自然画像とを合成する画像処理システムにおい
て、プリンタやシステムのコストが非常に高くなる欠点
があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決することを目的としたもので、前記の課題を解決す
る一手段として、以下の構成を備える。すなわち、第1
の画像データの構成画素情報を生成する第1の生成手段
と、第2の画像データの構成画素情報を生成する第2の
生成手段と、前記第1の生成手段で生成された構成画素
情報と前記第2の生成手段で生成された構成画素情報と
の重畳状態を検出する検出手段と、前記第2の生成手段
で得られた構成画素情報と前記検出手段の検出結果とに
応じて、該構成画素情報,該検出結果,前記第1の画像
データを含む画像情報または該構成画素情報,該検出結
果,前記第2の画像データの識別情報を含む画像情報の
何れかを符号化する符号化手段と、前記符号化手段で符
号化された画像情報と符号化された前記第2の画像デー
タとを所定の手順で出力する出力手段とを備えた第1の
画像処理装置にする。
【0006】また、所定の手順に従って第1の符号デー
タと第2の符号データとを入力する入力手段と、前記入
力手段で入力された第1の符号データを記憶する第1の
記憶手段と、前記入力手段で入力された第2の符号デー
タを記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に
記憶された第1の符号データから第1の画像データ,第
2の画像データの構成画素情報,該第1の画像データと
該第2の画像データの重畳情報を復号する第1の復号手
段と、前記第1の復号手段で復号された第1の画像デー
タによって指定される符号データを前記第2の記憶手段
から読出す読出手段と、前記第1の復号手段で復号され
た構成画素情報に応じて前記読出手段によって読出され
た符号データから前記第2の画像データを復号する第2
の復号手段と、前記第1の復号手段で復号された構成画
素情報と重畳情報とに応じて、前記第1の復号手段で復
号された第1の画像データまたは前記第2の復号手段で
復号された第2の画像データの何れかを選択する選択手
段とを備えた第2の画像処理装置にする。
【0007】さらに、前記第1の画像処理装置と前記第
2の画像処理装置とを備え、前記第2の画像処理装置は
前記第1の画像処理装置から出力された情報を入力する
画像処理システムにする。
【0008】
【作用】以上の構成によれば、第2の画像データの構成
画素情報と検出された重畳状態とに応じて、該構成画素
情報,該検出結果,第1の画像データを含む画像情報ま
たは該構成画素情報,該検出結果,該第2の画像データ
の識別情報を含む画像情報の何れかを符号化し、符号化
された画像情報と符号化された該第2の画像データとを
所定の手順で出力する第1の画像処理装置と、所定の手
順に従って第1の符号データと第2の符号データとを入
力して記憶し、記憶した第1の符号データから第1の画
像データ,第2の画像データの構成画素情報,該第1の
画像データと該第2の画像データの重畳情報を復号し、
復号した第1の画像データによって指定される符号デー
タを読出して、復号した構成画素情報に応じて読出した
符号データから該第2の画像データを復号し、復号した
構成画素情報と重畳情報とに応じて、復号した第1の画
像データまたは復号した第2の画像データの何れかを選
択する第2の画像処理装置と、前記第2の画像処理装置
は前記第1の画像処理装置から出力された情報を入力す
る画像処理システムとを提供できる。
【0009】例えば、これにより、ページ記述言語で記
述された文字や線画と自然画像とを合成する画像処理シ
ステムにおいて、プリンタは、PDLインタプリタを内蔵
する必要がなく、圧縮された画像データを記憶すればよ
いので比較的小容量のメモリを備えればよい。また、ホ
ストは、PDLプログラムおよび圧縮された自然画像デー
タを記憶すればよいので、比較的小容量のハードディス
クなどを備えればよい。また、ホストからプリンタへ
は、圧縮された画像データが転送されるので、比較的低
速のインタフェイスでもよく、つまり、ページ記述言語
で記述された文字や線画と自然画像とを合成する画像処
理システムにおいて、プリンタやシステムのコスト上昇
を抑えることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明にかかる一実施例の画像処理シ
ステムを図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
【第1実施例】前述した課題を解決する一方法として、
図1に一例を示すようなシステム構成が考えられる。同
図において、101はホストコンピュータ(以下「ホス
ト」という)、102はプリンタで、両者はインタフェ
イスケーブル206によって接続されている。
【0012】ホスト101から送られてきた文字や線画
(以下「テキスト」という)と、自然画(以下「イメー
ジ」という)とが混在した画像をプリンタ102で出力
する場合、テキストはPDLプログラム200を解釈して
ラスタライザ202で展開することにより生成される。
また、イメージは高い圧縮率で圧縮されてハードディス
ク201に格納されている。なお、この圧縮方法とし
て、JPEGが提案するADCT方式など高能率の圧縮方法など
が考えられる。
【0013】PDLプログラム200中には、イメージを
ページ内のどの位置に貼付けるかを示すレイアウト情報
が記述されている。レイアウト情報は、図2に一例を示
すように、イメージの開始位置(主走査方向の座標:X
s,副走査方向の座標:Ys)およびイメージの大きさ
(横幅:W,縦幅:H)で構成される。PDLプログラム2
00中に記述されたレイアウト情報は、レイアウトプレ
ーン生成部203に入力され、レイアウトプレーンが生
成される。レイアウトプレーンは、図3に一例を示すよ
うに、テキスト領域は‘0’、イメージ領域は‘1’の
値をもつ、各画素1ビットのビットプレーンを指す。こ
のとき、イメージが複数個存在する場合も、各イメージ
のレイアウト情報から、一枚のビットプレーンにイメー
ジ領域を図3のように設ける。
【0014】ラスタライザ202で生成されたテキスト
のビットマップデータと、レイアウトプレーン生成部2
03で生成されたレイアウトプレーンとは、ともに符号
化部204に入力され、テキストのビットマップデータ
に適した算術符号化やランレングス符号化などにより圧
縮処理が行われる。レイアウトプレーンはその性質上、
上記のような可逆符号化を行っても高い圧縮率が得られ
るため、プリンタに転送する際のレイアウト情報自体の
情報量は非常に少なくなる。
【0015】さらに符号化の際には、図4に一例を示す
ように、テキストの色情報を表すテキスト部nビットに
レイアウトプレーン情報1ビットを付加して、n+1ビ
ットとして符号化を行う。図4(a)に示すように、レ
イアウトプレーン情報が‘0’であったとき、すなわち
テキストを構成する画素であったときは、テキスト部に
はテキストの色情報が入る。また、レイアウトプレーン
情報が‘1’であったとき、すなわちイメージを構成す
る画素であったときは、複数のイメージを貼付けること
を考慮して、テキスト部には複数のイメージを識別する
情報(以下「イメージ識別情報」という)を入れる。な
お、この処理はラスタライザ202が行う。イメージ識
別情報は、プリンタ102が複数のイメージを一意に識
別できるものであればよく、例えば、ホスト101から
転送するイメージの転送順に相当する数値などである。
【0016】このようにして得られたテキストとレイア
ウトプレーン情報とを符号化部204で圧縮したデータ
と、ハードディスク201から出力されたイメージと
は、セレクタ205で選択されて、所定のタイミングで
プリンタ102に転送される。また、プリンタ102で
は、所定のタイミングでセレクタ207が切換わり、圧
縮されたテキストとレイアウトプレーン情報はテキスト
メモリ208へ、イメージはイメージメモリ209へそ
れぞれ格納される。なお、ホスト101は、未圧縮のイ
メージをラスタライズと同時に圧縮しながら転送するこ
ともできる。
【0017】プリンタ102において、テキストとレイ
アウトプレーン情報およびイメージは、それぞれ復号部
211,212で復号される。復号部211で復号され
たn+1ビットのテキスト部およびレイアウトプレーン
情報は、イメージ識別回路213へ送られる。図5はイ
メージ識別回路213の構成例を示すブロック図であ
る。1ビットのレイアウトプレーン情報は、信号線60
1を介してデコーダ602に入力され、この信号が
‘1’のとき、すなわちイメージを構成する画素の場合
にデコーダ602は動作する。デコーダ602は、イメ
ージ識別情報によって指定されるイメージが格納された
イメージメモリ209のアドレス信号を出力する。例え
ば、ホストからA,B,Cという三つのイメージがこの順
番にホストから転送され、図6に一例を示すようにイメ
ージメモリ209に格納されているとすると、イメージ
Aを復号する際のイメージ識別情報は例えば1であり、
この情報に基づいて、デコーダ602はイメージAが格
納されたイメージメモリ209の先頭アドレスを出力す
る。なお、イメージB,Cの場合も同様である。
【0018】メモリ制御部210は、各イメージが格納
されたメモリ領域を指し示すポインタを、各イメージ毎
に管理していて、イメージ識別回路213から入力され
たアドレス信号からどのイメージを読出すかを判定し、
その判定結果に応じてアドレスデータを順次出力する。
これにより、イメージメモリ209から該当するイメー
ジが読出されて復号部212に入力される。
【0019】レイアウトプレーン情報はイメージ復号の
制御にも用いられる。すなわち、信号線214を介して
レイアウトプレーン情報が復号部212に入力される。
テキストを構成する画素においては、レイアウトプレー
ン情報は‘0’なので復号は行われず、イメージを構成
する画素においては、レイアウトプレーン情報は‘1’
なのでイメージの復号が行われる。また、レイアウトプ
レーン情報はセレクタ215の選択信号としても使用さ
れる。すなわち、セレクタ215は、レイアウトプレー
ン情報が‘0’の場合、復号部211で復号されたテキ
ストを、レイアウトプレーン情報が‘1’の場合、復号
部212で復号されたイメージを、それぞれ選択してプ
リンタエンジン216に出力する。
【0020】このように、図1に示すシステム構成であ
れば、プリンタ102は、PDLインタプリタを内蔵する
必要はなく、画像メモリも圧縮データを記憶するだけな
ので比較的小容量で済むなどの利点がある。しかしなが
ら、同構成には次の問題が残る。レイアウトプレーンだ
けでは、イメージを構成する画素か、あるいはテキスト
を構成する画素かを識別できるのに過ぎず、例えば、図
7に示すようなイメージにテキストが重畳する画像を出
力する場合に問題がある。つまり、重畳するテキストの
下にもイメージが存在するので、画像を出力する際に、
イメージとテキストの重畳箇所では、イメージとテキス
トを両方同時に復号しなければならない。しかし、テキ
ストとレイアウトプレーン情報のデータ構造は図4に示
したようになっているため、重畳箇所におけるレイアウ
トプレーン情報はテキストを表す‘0’であり、その結
果、イメージの復号を同時に行うことができず、イメー
ジの復号が中断されて、最悪の場合は元のイメージと全
く異なるイメージが出力されることがある。
【0021】以下、上記問題を解決する一実施例の画像
処理システムを説明する。図8は本発明にかかる一実施
例の画像処理システムの構成例を示すブロック図であ
る。なお、図1と同様の構成については、同一符号を付
し、その詳細説明を省略する。図8に示す構成において
は、イメージとテキストとが重なり合う画像を処理する
ために、レイアウトプレーンとは別に、重畳プレーンと
いうビットプレーンを例えば1頁分用意する。この重畳
プレーンは、イメージに重畳されたテキストを構成する
画素に対応するビットを‘1’にし、他の画素に対応す
るビットを‘0’にするものである。以下に、この重畳
プレーンの生成処理を説明する。
【0022】PDLプログラム200をラスタライザ20
2で展開する際に、ラスタライザ202は展開したテキ
ストの各画素に対応する1ビットの信号を信号線105
へ出力する。すなわち、テキストを構成する画素の場合
は‘1’を、そうでない画素の場合は‘0’を出力す
る。また、レイアウトプレーン生成部203からは、図
1の構成と同様に、イメージを構成する画素の場合は
‘1’が出力される。この二つの信号がANDゲート10
6に入力されて、その論理積出力が重畳プレーンの各デ
ータになる。従って、符号化部204に入力されるデー
タは、ラスタライザ202で展開されたテキスト、レイ
アウトプレーン生成部203で生成されたレイアウトプ
レーン情報、そしてANDゲート106から出力された重
畳プレーン情報の三つである。
【0023】これらのデータは図9のようなデータ構造
で符号化され、プリンタ102へ転送されてテキストメ
モリ208に格納される。同図に示すように、レイアウ
トプレーン情報が‘0’であった場合は、重畳ブレーン
情報に関係なくテキスト部にテキストの色情報が入り
(同図(a))、レイアウトプレーン情報が‘1’かつ
重畳プレーン情報が‘0’の場合は、テキストの重畳が
ないのでテキスト部にはイメージ識別情報が入る(同図
(b))。また、レイアウトプレーン情報と重畳プレー
ン情報とがともに‘1’の場合は、テキストの重畳があ
るのでテキスト部にはテキストの色情報が入る(同図
(c))。なお、重畳プレーンは、レイアウトプレーン
と同様、可逆符号化によっても高い圧縮率が得られるた
め、重畳プレーンを追加することによる転送情報量の増
加は極めて小さい。
【0024】テキストメモリ208とイメージメモリ2
09に格納された圧縮データは、復号部211,212
でそれぞれ復号される。復号部211で復号されたテキ
スト,レイアウトプレーンおよび重畳プレーン情報は、
それぞれ信号線120,115,116へ出力され、レイ
アウトプレーン情報は復号部212に入力されてイメー
ジの復号を制御する。また、テキストとイメージのどち
らをプリンタエンジン216に出力するかは、セレクタ
215で選択されるが、レイアウトプレーン情報と重畳
プレーン情報とに応じて、セレクタ215がどちらを選
択するか示すのが図10である。つまり、レイアウトプ
レーン情報が‘1’で、かつ重畳プレーン情報が‘0’
の場合だけ、復号部212から出力されたイメージが選
択される。なお、同図に示す組合わせを実現するのが、
論理ゲート117,118,119であり、ORゲート11
9の出力はセレクタ215の選択信号になる。
【0025】以上の構成にすることにより、前述した課
題を解決するとともに、イメージを構成する画素、テキ
ストを構成する画素、イメージ上にテキストが重畳した
画素それぞれを識別することができ、図7に示したよう
なイメージにテキストが重畳された画像においても、テ
キストの復号とイメージの復号とを同時に行うことがで
き、イメージを損なうことなく、所望する画像出力を得
ることができる。
【0026】
【第2実施例】以下、本発明にかかる第2実施例の画像
処理システムを説明する。なお、第2実施例において、
第1実施例と略同様の構成については、同一符号を付し
て、その詳細説明を省略する。図11は本発明にかかる
第2実施例の画像処理システムの構成例を示すブロック
図である。
【0027】本実施例においては、重畳プレーンを設け
ずにレイアウトプレーンのみを用い、さらにイメージと
テキストの重畳を識別するために、図4に示したテキス
ト部を、イメージ識別情報を入れる場合と、重畳する際
にテキストの色情報を入れる場合との二通りに用いる。
例えば、テキスト部がnビットで構成される場合、2^n
通りの組合わせが得られるが、このうちのm通り(m<
2^n)をイメージ識別情報に用い、残りの2^n−m通り
をテキストの色情報に用いる。
【0028】図11に示す重畳識別回路301にはテキ
ストとレイアウトプレーン情報が入力される。図12は
重畳識別回路301の構成例を示すブロック図で、信号
線1201を介してデコーダ1202に入力された1ビ
ットのレイアウトプレーン情報は、デコーダ1202の
動作を制御する。つまり、デコーダ1202は、レイア
ウトプレーン情報が‘0’(テキストを構成する画素)
であった場合、セレクタ215がテキストを選択する選
択信号を出力する。また、デコーダ1202には、m個
のイメージを識別するための情報が予め登録されてい
て、レイアウトプレーン情報が‘1’(イメージを構成
する画素)であり、テキスト部にイメージ識別情報が入
っていた場合、デコーダ1202は、イメージ識別情報
を検出して、該当するイメージが格納されたアドレスを
メモリ制御部210へ出力する。他方、レイアウトプレ
ーン情報が‘1’であり、テキスト部にイメージ識別情
報以外の情報が入っていた場合、イメージに重畳したテ
キストの色情報であり、デコーダ1202は、セレクタ
215がテキストを選択する選択信号を出力する。
【0029】このように、本実施例によれば、nビット
のテキスト部を利用して、m種類までのイメージを識別
することができる。従って、表現できるテキストの色が
2^n−m種類になってしまうものの、レイアウトプレー
ンだけを用いた簡単な構成で第1実施例と略同様の効果
を得ることができる。なお、本発明は、複数の機器から
構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる
装置に適用してもよい。
【0030】また、本発明は、システムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上、本発明によれば、第2の画像デー
タの構成画素情報と検出された重畳状態とに応じて、該
構成画素情報,該検出結果,第1の画像データを含む画
像情報または該構成画素情報,該検出結果,該第2の画
像データの識別情報を含む画像情報の何れかを符号化
し、符号化された画像情報と符号化された該第2の画像
データとを所定の手順で出力する第1の画像処理装置
と、所定の手順に従って第1の符号データと第2の符号
データとを入力して記憶し、記憶した第1の符号データ
から第1の画像データ,第2の画像データの構成画素情
報,該第1の画像データと該第2の画像データの重畳情
報を復号し、復号した第1の画像データによって指定さ
れる符号データを読出して、復号した構成画素情報に応
じて読出した符号データから該第2の画像データを復号
し、復号した構成画素情報と重畳情報とに応じて、復号
した第1の画像データまたは復号した第2の画像データ
の何れかを選択する第2の画像処理装置と、前記第2の
画像処理装置は前記第1の画像処理装置から出力された
情報を入力する画像処理システムとを提供できる。
【0032】例えば、これにより、ページ記述言語で記
述された文字や線画と自然画像とを合成する画像処理シ
ステムにおいて、プリンタは、PDLインタプリタを内蔵
する必要がなく、圧縮された画像データを記憶すればよ
いので比較的小容量のメモリを備えればよい。また、ホ
ストは、PDLプログラムおよび圧縮された自然画像デー
タを記憶すればよいので、比較的小容量のハードディス
クなどを備えればよい。また、ホストからプリンタへ
は、圧縮された画像データが転送されるので、比較的低
速のインタフェイスでもよく、つまり、ページ記述言語
で記述された文字や線画と自然画像とを合成する画像処
理システムにおいて、プリンタやシステムのコスト上昇
を抑える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の課題を解決する一方法のシステム構成
例を示すブロック図である。
【図2】レイアウト情報の構成例を説明する図である。
【図3】レイアウトプレーンを説明する図である。
【図4】図1のホストが出力する画像データの構成例を
示す図である。
【図5】図1のイメージ識別回路の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図6】図1のイメージメモリに格納されたイメージの
様子を示す図である。
【図7】イメージにテキストが重畳する画像の一例を示
す図である。
【図8】本発明にかかる一実施例の画像処理システムの
構成例を示すブロック図である。
【図9】図8のホストが出力する画像データの構成例を
示す図である。
【図10】図8のセレクタ215の選択状態を示す図で
ある。
【図11】本発明にかかる第2実施例の画像処理システ
ムの構成例を示すブロック図である。
【図12】図11の重畳識別回路の構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ(ホスト) 202 ラスタライザ 203 レイアウトプレーン生成部 204 符号化部 102 プリンタ 208 テキストメモリ 209 イメージメモリ 210 メモリ制御部 211,212 復号部 213 イメージ識別回路 215 セレクタ 216 プリンタエンジン 301 重畳識別回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 11/00 H04N 1/41 B 9192−5L G06F 15/72 G

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画像データの構成画素情報を生成
    する第1の生成手段と、 第2の画像データの構成画素情報を生成する第2の生成
    手段と、 前記第1の生成手段で生成された構成画素情報と前記第
    2の生成手段で生成された構成画素情報との重畳状態を
    検出する検出手段と、 前記第2の生成手段で得られた構成画素情報と前記検出
    手段の検出結果とに応じて、該構成画素情報,該検出結
    果,前記第1の画像データを含む画像情報または該構成
    画素情報,該検出結果,前記第2の画像データの識別情
    報を含む画像情報の何れかを符号化する符号化手段と、 前記符号化手段で符号化された画像情報と符号化された
    前記第2の画像データとを所定の手順で出力する出力手
    段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 所定の手順に従って第1の符号データと
    第2の符号データとを入力する入力手段と、 前記入力手段で入力された第1の符号データを記憶する
    第1の記憶手段と、 前記入力手段で入力された第2の符号データを記憶する
    第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された第1の符号データから
    第1の画像データ,第2の画像データの構成画素情報,
    該第1の画像データと該第2の画像データの重畳情報を
    復号する第1の復号手段と、 前記第1の復号手段で復号された第1の画像データによ
    って指定される符号データを前記第2の記憶手段から読
    出す読出手段と、 前記第1の復号手段で復号された構成画素情報に応じて
    前記読出手段によって読出された符号データから前記第
    2の画像データを復号する第2の復号手段と、 前記第1の復号手段で復号された構成画素情報と重畳情
    報とに応じて、前記第1の復号手段で復号された第1の
    画像データまたは前記第2の復号手段で復号された第2
    の画像データの何れかを選択する選択手段とを有するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の画像データは文字・線画を表
    し、前記第2の画像データは自然画像を表すことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記構成画素情報と前記重畳情報はそれ
    ぞれ1ビットデータであることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載された第1の画像処理装
    置と請求項2に記載された第2の画像処理装置とを備
    え、 前記第2の画像処理装置は前記第1の画像処理装置から
    出力された情報を入力することを特徴とする画像処理シ
    ステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996032262A1 (en) * 1995-04-12 1996-10-17 Eastman Kodak Company A color plotter using concurrent drop selection and drop separation ink jet printing technology

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