JPH05250109A - カラー画像出力装置 - Google Patents

カラー画像出力装置

Info

Publication number
JPH05250109A
JPH05250109A JP4049734A JP4973492A JPH05250109A JP H05250109 A JPH05250109 A JP H05250109A JP 4049734 A JP4049734 A JP 4049734A JP 4973492 A JP4973492 A JP 4973492A JP H05250109 A JPH05250109 A JP H05250109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
memory
image
storage means
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4049734A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukari Shimomura
ゆかり 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4049734A priority Critical patent/JPH05250109A/ja
Publication of JPH05250109A publication Critical patent/JPH05250109A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 バッファメモリの規模を小さく出来、文字・
図形部分・イメージ画像の高画質な出力装置の提供。 【構成】 送信された圧縮画像データの伸長用ADCT
チップ105と、展開された画像データとその帰属状態
情報の1部分を格納するバンドイメージメモリ106
と、106内の画像データを誤差拡散法で二値変換する
二値変換回路部109と、109のデータをMR圧縮し
111の第3メモリ内のデータをMR伸長するMRチッ
プ110と、106内の帰属状態情報をMR圧縮し第4
メモリ113内のデータをMR伸長するMRチップ11
2と、106内の画像データをADCT圧縮し第2メモ
リ108内に格納したデータをADCT伸長するADC
Tチップ107と、107の伸長データと114の多値
変換データとのどちらかの選択用セレクタ115と、1
15で選択された画像データをプリンタに送るプリンタ
インターフェース部116などで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字、図形、画像のコ
ードデータをラスタイメージに展開して出力する出力装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コードデータをラスタイメージに
展開するシステムは、次のように処理を行っていた。
【0003】図24のように、低速プリンタ307に出
力するシステム3302の場合には、まず、コンピュー
タからデータ線3301を介して、コードデータが入っ
てくる。ラスタイメージ展開部3303は一画面分のコ
ードデータのうち、画面のある部分に対応するコードを
展開して、バッファメモリ3304に描画する。そし
て、次の部分に相当するコードを展開してバッファメモ
リ3305に描画する。それと同時に、バッファメモリ
3304から、展開し終わったラスタイメージが低速プ
リンタ3307に送られ、実際に紙上に可視化される。
このように低速プリンタの場合には、一画面のうち、一
部分を展開しながらプリンタにデータを送るという処理
を繰り返し行うことにより、一画面分のラスタイメージ
を出力することが可能になる。
【0004】図12のように、高速プリンタ3206に
出力するシステムの場合には、まず、コンピュータから
データ線3201を介して、コードデータが入ってく
る。コードデータはラスタイメージ展開部3203で展
開されバッファメモリ3204に描画される。このとき
プリンタには高速でラスタイメージデータを送らなけれ
ばならないために、低速プリンタのように、コードを展
開しながらプリンタにデータを送ることができない。そ
のために、1画面分のデータをすべて展開し終わってか
ら、プリンタにラスタイメージを送る必要がある。
【0005】高速プリンタを使って、コードデータをラ
スタイメージに展開するシステムは、一画面分のバッフ
アメモリが必要となる。例えば400dpiの解像度を
持ち、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロ
ー)、K(ブラック)の4色で現像される、各色8ビッ
トの階調を持つプリンタの場合、A4サイズの画像に
は、約60メガバイトのRAMが必要となり、システム
は高価なものとなり、またハード規模が大きくなってし
まうという欠点があった。また、実質的な解像度を減ら
し、バッファメモリのサイズを小さくして、メモリから
プリンタに出力する際に拡大するという方法も考えられ
るが、拡大するために画質が劣化するという問題が生じ
る。
【0006】そこで、図13のようなシステムが提案さ
れる。
【0007】図13のシステムはラスタイメージ展開部
4303と、図24のような少容量のバンドイメージメ
モリ3404を持ち、バンドイメージメモリに展開され
た1部分の画像データを3405のADCTチップで圧
縮し、3406の圧縮メモリに蓄える。以上の作業を繰
り返すと最終的に圧縮メモリ3405には1画面分の画
像が入ることになる。そこで、ADCTチップ3405
は圧縮メモリ3406からデータを読み出し、伸長して
データをプリンタ3408へ送信する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ADCT圧縮はJPE
Gで推薦されるカラー多値画像用圧縮方である。しかし
ながら、高周波部分を削減する不可逆圧縮法であるた
め、高周波部分である文字などの細線部は劣化する傾向
がある。上記図13のシステム構成では、画像の全部分
をADCT圧縮してしまうのでPDL通信での有利点で
ある文字や図形のきれいなエッジ部分を劣化させてしま
うことになる。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の点に鑑み、本発明
は上記課題を解決するために、文字或は、図形或は、画
像を表わすコード情報に基づいて、文字或は図形或は画
像を生成する手段、生成した文字、図形データ、画像デ
ータの一部分を格納する第1記憶手段、前記第1記憶手
段に格納されている画像データを圧縮する圧縮手段、前
記圧縮されたデータを記憶する第2記憶手段、前記第1
記憶手段に格納されている画像データを二値化する二値
化手段、前記二値変換されたデータを記憶する第3記憶
手段、CPUから示される各画素の帰属状態情報を記憶
する第4記憶手段、前記第2記憶手段に格納されている
データを伸長する伸長手段、前記第3記憶手段に格納さ
れているデータを多値変換する多値変換手段、前記第1
伸長手段からのデータと前記多値変換手段からのデータ
を入力し、前記第4記憶手段に格納されている各画素の
帰属状態情報の制御によりどちらかのデータを選択する
選択手段とを有することを特徴とする出力装置であっ
て、バッファメモリの規模を小さくでき、かつ、文字や
図形部分、イメージ画像すべてが高画質なシステムを可
能としたものである。
【0010】
【実施例】図4は本発明のシステム構成を説明する図で
ある。コンピュータ403でオペレータがマウス404
やキーボード405を使って、DTP(簡易印刷)ソフ
トウェアを起動して、ディスプレイ401上にカラー文
書を作る。そして、オペレータが図5のようなカラー文
書を作ったとする。
【0011】このカラー文書の画像情報は、コンピュー
タ403から図6に示すようなコードデータとしてシス
テム406は送信される。
【0012】以下、コマンドの説明を行う。
【0013】はじめのコマンドRGB(0、0、0)
は、次に描く「A」という文字の色を設定するコマンド
である。この場合赤レベル0、緑レベル0、青レベル0
の色、すなわち黒を示している。
【0014】つぎのコマンドCharacter(17
0、180、150、160、A)は、「A」という文
字502を基準点506(横170画素、縦180画
素)から横150画素、縦160画素の大きさで描く。
さらに、次のコマンドRGB(255、0、0)は、次
に描く塗りつぶし円の色を指定している。
【0015】コマンドCircle(300、600、
120、Fill)は、半径120画素の円503を基
準点507(横300画素、縦600画素)に指定され
た色で塗りつぶすことを示している。
【0016】そして、コマンドImage(400、5
00、300、250、ADCT)は、基準点508
(横400画素、縦500画素)に横300画素、縦2
50画素のRGB各8ビットのイメージ(ADCT方式
の画像圧縮された画像データ)を描画することを示す。
その後のコマンドdata ()は、実際の圧縮データ
を示している。
【0017】次の、コマンドRGB(100、200、
50)は、次に描く「B」の文字の色を設定している。
最後のコマンドCharacter(600、650、
150、160、B)は、基準点509(横600画
素、縦650画素)の壱に横150画素、縦160画素
の「B」の文字を指定された色で描くことを示してい
る。
【0018】システム406では、受け取ったコマンド
を解析して、実際にラスタイメージを展開する処理を行
う。
【0019】図1は、本発明のシステム構成図である。
【0020】101は、コンピュータとのインターフェ
ース部である。
【0021】102は、コードデータ展開プログラムな
どを記憶しているROMである。
【0022】103は、このシステムの制御をするCP
U部である。
【0023】104は、コンピュータから送信されたコ
ードデータを記憶したり、セグメントテーブルを作成し
たりするRAMである。
【0024】105は、送信された圧縮画像データを伸
長するADCTチップである。
【0025】106は、展開された画像データとその帰
属状態情報の1部分を格納するバンドイメージメモリ
(第1メモリ)である。
【0026】107は、バンドイメージメモリ内の画像
データをADCT圧縮し、又108の第2メモリ内のデ
ータをADCT伸長するADCTチップである。
【0027】108は、107により圧縮されたデータ
を格納する第2メモリである。
【0028】109は、バンドイメージメモリ内の画像
データを誤差拡散法で二値変換する二値変換回路部であ
る。
【0029】110は109のデータをMR圧縮し、又
111の第3メモリ内のデータをMR伸長するMRチッ
プである。
【0030】111は、110により圧縮されたデータ
を格納する第3メモリである。
【0031】112は、バンドイメージメモリ内の帰属
状態情報をMR圧縮し、又113の第4メモリ内のデー
タをMR伸長するMRチップである。
【0032】113は、112により圧縮されたデータ
を格納する第4メモリである。
【0033】114は、第3メモリ内のデータを多値変
換する多値変換回路部である。
【0034】特にこの実施例では、ニューラルネットワ
ークを用いた多値変換回路を使用する。
【0035】115は、112で伸長された帰属状態情
報を制御データとし、107で伸長されたデータと11
4で多値変換されたデータを入力し、そのどちらかを選
択するセレクタである。
【0036】116は、115で選択された画像データ
をプリンタに送るプリンタインターフェース部である。
【0037】本実施例における109の多値変換部は、
以下のように作成されたものである。本実施例では、ニ
ューラルネットワークのバックプロパゲーションという
学習アルゴリズムを利用した。図2に示すように学習に
は、多値画像201と201を誤差拡散法で二値変換し
た二値画像202を用意し、二値画像202を入力デー
タとし、201を理想出力データとした。二値画像20
2上に注目画素203を必ず含むウインドウ204を設
け、そのウインドウ204内に含まれる二値データをニ
ューラルネットワークに入力し多値画像201の注目画
素に対応する画素205を理想出力としてネットワーク
に与える学習を繰り返し、最終的に得られたネットワー
クを使用している。
【0038】また、本実施例におけるバンドイメージメ
モリ106の様子は図3のようになっている。301は
アドレス線である。本実施例においてカラー画像は各2
6階調のRGB3色で表しているため、R、G、Bそれ
ぞれにつき(8ビット×1セグメントの画素数)のメモ
リが必要となる。ここでセグメントとは画像を分割した
ときの1部分の小領域のことである。8ビットメモリ3
02はR値を記憶し、8ビットメモリ303はG値を記
憶し、9ビットメモリ304はそのうち8ビット(30
5)でB値を記憶し、残りの1ビット(306)で帰属
状態情報(0または1)を記憶している。帰属状態情報
は0の時、文字や図形データを表し、1の時イメージ画
像データを表す。もし、その画素が文字や図形でもイメ
ージ画像でもないときは本実施例ではメモリクリアの時
すべてのビットを1とするので1と設定する。実質的に
は0でも1でもかまわない。307はデータ線である。
【0039】以下、本システムの解析と展開処理を説明
する。
【0040】コンピュータ403から送られたコートデ
ータは図1のインタフェース101に入力され、バッフ
ァリングされCPU103がROM102に格納されて
いるプログラムにしたがって、RAM104にコードデ
ータを転送する。つぎに、CPU103Fプログラムに
したがって、RAM104内部に図7に示すようなテー
ブルを作成する。次に、このテーブルの意味を説明す
る。図8に示すように、出力すべき1画面を横方向に短
冊上にセグメントと呼ぶ単位に分割する。実施例ではセ
グメント0からセグメント9まで10分割する。一つの
セグメントは横方向800画素、縦方向100画素にな
る。図7のテーブルはセグメント毎に関係するコマンド
を見つけ、そのコマンドを展開処理に必要な中間コマン
ドに変換したものを示すものである。一例を示すと、図
8において、「A」という文字はセグメント1、セグメ
ント2、セグメント3に含まれるので、テーブルの該当
する部分に中間コマンドを書き込むのである。
【0041】CPU103がテーブルの作成を終える
と、次に、そのテーブルにしたがって、CPU103は
バンドイメージメモリ106にラスタイメージの展開を
始める。各セグメント毎の展開様子は、図9〜図23に
示されており、以下展開処理を説明する。
【0042】(展開処理)CPU103は図7のテーブ
ル(以下セグメントテーブル)のセグメント0を参照す
る。セグメント0には何もコマンドが書かれていないの
で、展開処理は行わず、ADCTチップ107と二値変
換回路109に制御を移す。ADCTチップ107はバ
ンドイメージメモリ106からRGB画像データを読み
出し、ADCT圧縮して第2メモリ108に圧縮データ
を格納する。同時に二値変換回路109はバンドイメー
ジメモリ106からRGB画像データを読み出し、二値
変換する。二値変換された二値データはMRチップ11
0でMR圧縮され第3メモリ111に格納される。同時
に112のMRチップはバンドイメージメモリから1ビ
ットの帰属状態情報を読み出し、MR圧縮して第4メモ
リ113に格納する。メモリ(第2〜第4)への書き込
みが終了すると、CPU103はバンドイメージメモリ
106をクリア(R、Gに255を書き込み、Bに51
1を書き込む)する。
【0043】次にセグメントテーブルのセグメント1を
参照すると、文字「A」を書くコマンドが書かれている
ので、ROM102から文字パターン(横150画素、
縦160画素)を読み出し、Red=0、Green=
0、Blue=0の色をつけて展開する。すなわちRメ
モリの8ビットをすべてOFF、Gメモリの8ビットを
すべてOFF、(B+帰属状態情報)メモリは帰属状態
は文字であるので0となり9ビットすべてOFFとな
る。
【0044】具体的に、この展開を図9を用いて説明す
る。
【0045】901は「A」のビットマップパターンが
ROM102に格納されている。バンドイメージメモリ
106は赤用8ビットメモリ、緑用8ビットメモリ、
(青+帰属情報)用9ビットメモリとでなっている。
【0046】セグメントテーブルのセグメント1を例に
とると、文字「A」の基準点はP(170、180)で
ある。これはバンドイメージメモリにおいては、R(1
70、80)、G(170、80)、B(170、8
0)になる。すなわち、12600番地に相当する。
【0047】展開描画処理は、902のようにビットマ
ップパターン901の最初からビットを順番に参照し
て、ビットが1であったならば、そのビットに相当する
バンドイメージメモリのアドレスに指定された色データ
をライトする。このように、ビットマップパターンのビ
ットを参照して、バイトマップメモリにライトするとい
う処理を繰り返すことによりセグメント1に文字「A」
を展開するのである。
【0048】次にセグメント2における文字「A」の展
開を説明する。903のようにセグメント2では実際の
画面上でP(170、200)から描かれることにな
る。セグメント1で既にビットマップパターン2401
の上から30ライン分展開しているのでセグメント2で
の処理はセグメント1の場合と異なり、31ラインから
展開する処理を行う。このときのバンドイメージメモリ
の展開開始点は、R(170、0)、G(170、
0)、B(170、0)になる。すなわち、170番地
に相当する。そして、セグメント1と同じように、ビッ
トマップパターンを参照しながら、指定された色で、バ
ンドイメージメモリに文字を展開する。
【0049】ここで帰属状態情報を示すビットマップは
図10のように、文字の部分は0となりその他の部分は
1である。
【0050】(セグメント1)上記説明のように、セグ
メントテーブルのセグメント1を参照して、図9902
のように文字「A」の一部分を展開する。
【0051】展開が終了すると、CPU103はADC
Tチップ107と二値変換回路109に制御を移す。A
DCTチップ107はバンドイメージメモリ106から
RGB画像データを読み出し、ADCT圧縮して第2メ
モリ108に圧縮データを格納する。同時に二値変換回
路109はバンドイメージメモリ106からRGB画像
データを読み出し、二値変換する。二値変換された二値
データはMRチップ110でMR圧縮され第3メモリ1
11に格納される。112のMRチップはバンドイメー
ジメモリから1ビットの帰属状態情報を読み出し、MR
圧縮して第4メモリ113に格納する。メモリ(第2〜
第4)への書き込みが終了すると、CPU103はバン
ドイメージメモリ106をクリア(R、Gに255を書
き込み、Bに511を書き込む)する。これて第2メモ
リ108にはセグメント0とセグメント1のRGB画像
データのADCT圧縮データが、第3メモリ111には
セグメント0とセグメント1のRGB画像データを二値
変換しMR圧縮したデータが、第4メモリ113にはセ
グメント0とセグメント1の帰属状態データのMR圧縮
データが格納されていることになる。
【0052】(セグメント2)セグメントテーブルのセ
グメント2を参照して、図9903のように文字「A」
の1部分を展開する。
【0053】展開が終了すると、CPU103はADC
Tチップと107と二値変換回路109に制御を移す。
ADCTチップ107はバンドイメージメモリ106か
らRGB画像データを読みだし、ADCT圧縮して第2
メモリ108に圧縮データを格納する。同時に二値変換
回路109はバンドイメージメモリ106からRGB画
像データを読みだし、二値変換する。二値変換された二
値データはMRチップ110でMR圧縮され第3メモリ
111に格納される。112のMRチップはバンドイメ
ージメモリから1ビットの帰属状態情報を読みだし、M
R圧縮して第4メモリ113に格納する。メモリ(第2
〜第4)への書き込みが終了すると、CPU103はバ
ンドイメージメモリ106をクリア(R、Gに255を
書き込み、Bに511を書き込む)する。
【0054】(セグメント3)セグメントテーブルのセ
グメント3を参照して、図9904のように文字「A」
の一部分を展開する。
【0055】展開が終了すると、CPU103はADC
Tチップ107と二値変換回路109に制御を移す。A
DCTチップ107はバンドイメージメモリ106から
RGB画像データを読み出し、ADCT圧縮して第2メ
モリ108に圧縮データを格納する。同時に二値変換回
路109はバンドイメージメモリ106からRGB画像
データを読み出し、二値変換する。二値変換された二値
データはMRチップ110でMR圧縮され第3メモリ1
11に格納される。112のMRチップはバンドイメー
ジメモリから1ビットの帰属状態情報を読み出し、MR
圧縮して第4メモリ113に格納する。メモリ(第2〜
第4)への書き込みが終了すると、CPU103はバン
ドイメージメモリ106をクリア(R、Gに255を書
き込み、Bに511を書き込む)する。
【0056】(セグメント4)セグメントテーブルのセ
グメント4には何も書かれていないので、展開処理は行
わず、CPU103はADCTチップ107と二値変換
回路109に制御を移す。ADCTチップ107はバン
ドイメージメモリ106からRGB画像データを読み出
し、ADCT圧縮して第2メモリ108に圧縮データを
格納する。同時に二値変換回路109はバンドイメージ
メモリ106からRGB画像データを読み出し、二値変
換する。二値変換された二値データはMRチップ110
でMR圧縮され第3メモリ111に格納される。112
のMRチップはバンドイメージメモリから1ビットの帰
属状態情報を読み出し、MR圧縮して第4メモリ113
に格納する。メモリ(第2〜第4)への書き込みが終了
すると、CPU103はバンドイメージメモリ106を
クリア(R、Gに255を書き込み、Bに511を書き
込む)する。
【0057】(セグメント5)セグメントテーブルのセ
グメント5を参照すると、イメージの展開処理が書かれ
ているので、CPU103はRAM104に格納されて
いる画像の圧縮データをADCTチップ105にセット
する。ADCTチップ105では、セットされた圧縮デ
ータをデコード(伸長)して、図14のようにバンドイ
メージメモリに書き込む。バンドイメージデータに書き
込むデータがイメージ画像の時、B(青)のデータに
は、256を加えて9ビットのバンドイメージメモリに
書き込む。たとえば、青色データが50の時2進数では
データは00110010のように表される。このデー
タに256を足すと100110010となる。これに
よりイメージ部分の各画素の帰属状態データは1とな
る。
【0058】この、圧縮データをセットして、デコード
して、バンドイメージメモリに書き込むということを繰
り返し行い、画像を展開する。
【0059】セグメント5の画像がすべて展開し終わる
と、CPU103はADCTチップ107と二値変換回
路109に制御を移す。ADCTチップ107はバンド
イメージメモリ106からRGB画像データを読みだ
し、ADCT圧縮して第2メモリ108に圧縮データを
格納する。同時に二値変換回路109はバンドイメージ
メモリ106からRGB画像データを読みだし、二値変
換する。二値変換された二値データはMRチップ110
でMR圧縮され第3メモリ111に格納される。112
のMRチップはバンドイメージメモリから1ビットの帰
属状態情報を読みだし、MR圧縮して第4メモリ113
に格納する。メモリ(第2〜第4)への書き込みが終了
すると、CPU103はバンドイメージメモリ106を
クリア(R、Gに255を書き込み、Bに511を書き
込む)する。
【0060】(セグメント6)セグメントテーブルのセ
グメント6を参照すると、3個のコマンドが描かれてい
て、それぞれのコマンドに入力された順番(プライオリ
テイ)が付随している。例えば、塗りつぶし円を描くコ
マンドは、2番目に入ってきたコマンドで、画像の描画
コマンドは3番目、文字「B」を描くコマンドは4番目
に入っていることを示している。PUC103はこのプ
ライオリティを参照して、展開する順番を決定する。図
15に示すように、はじめに塗りつぶし円の一部分を展
開する。次に、画像のコマンドを参照して、図16に示
すように、圧縮データから画像をエンコードしてバンド
イメージメモリに書き込む。最後に、図17のように、
文字「B」の一部分を展開する。ここで帰属状態情報を
示すビットマップは図11のようになっている。
【0061】セグメント6の画像がすべて展開し終わる
と、CPU103はADCTチップ107と二値変換回
路109に制御を移す。ADCTチップ107はバンド
イメージメモリ106からRGB画像データを読みだ
し、ADCT圧縮して第2メモリ108に圧縮データを
格納する。同時に二値変換回路109はバンドイメージ
メモリ106からRGB画像データを読み出し、二値変
換する。二値変換された二値データはMRチップ110
でMR圧縮され第3メモリ111に格納される。112
のMRチップはバンドイメージメモリから1ビットの帰
属状態情報を読み出し、MR圧縮して第4メモリ113
に格納する。メモリ(第2〜第4)への書き込みが終了
すると、CPU103はバンドイメージメモリ106を
クリア(R、Gに255を書き込み、Bに511を書き
込む)する。
【0062】(セグメント7〜9)セグメント7〜9に
関しても上記勝利と同様にセグメントテーブルを参照し
て、バンドイメージメモリに展開して、その後、第1、
第2、第3メモリに処理したデータを格納する処理を行
う(図18〜図23)。
【0063】以上、セグメント0からセグメント9まで
の処理を考えると、第2メモリ108には1画面分のR
GB画像のADCT圧縮データが格納されていることに
なる。第3メモリ111のは1画面分のRGB画像の二
値変換され、MR圧縮されたデータが格納されているこ
とになる。第4メモリ113には1画面分の画素の帰属
状態データのMR圧縮データが格納されていることにな
る。
【0064】最後に、ADCTチップ107はプリンタ
408に同期して第2メモリ108から圧縮データを読
みだし伸長して115のセレクタへデータをおくる。同
時にMRチップ110はプリンタ408に同期して第3
メモリ111から圧縮データを読みだし伸長し、さらに
そのデータは多値変換回路109で多値変換され115
のセレクタへおくられる。同時にMRチップ112はプ
リンタ408に同期して第4メモリ113から圧縮デー
タを読みだし、伸長して115のセレクタの制御入力ポ
ートへ入力される。セレクタ115は制御データが1の
時ADCTチップ107からのデータを選択し、制御デ
ータが0の時多値変換回路114からのデータを選択す
る。セレクタ115により選択されたデータはスキャナ
プリンタインタフェース110を介してプリンタに転送
される。そして、プリンタから出力が得られる。
【0065】上記実施例では、コンピュータ403から
送られてくる画像データは、圧縮コードであったが、も
ちろん画像データそのものでも構わない。その場合に
は、画像データをADCTチップ105に通さず、その
ままバンドイメージメモリ106に描画することにな
る。そして、それ以降の処理は、第1実施例と同様の処
理を行う。
【0066】尚、本実施例では、イメージ画像部分圧縮
法として、カラー静止画符号化方式として国際標準のJ
PEG方式のADCT方式を用いたが、これに限るもの
ではない。
【0067】尚、本実施例では、文字、図形部分圧縮法
として、可逆な二値画像圧縮法であるMR方式を用いた
が、これに限るものではない。
【0068】尚、本実施例では、各画素の帰属状態情報
圧縮法として、可逆な二値画像圧縮法であるMR方式を
用いたが、これに限るものではない。
【0069】尚、第1実施例では、図形や文字の展開描
画処理をCPU103が行ったが、別のグラフィックプ
ロセッサを用いてもよい。この場合処理時間を早くでき
るという効果もある。
【0070】尚、本実施例では二値変換手法に誤差拡散
法を使用したが、これに限るものでなく、たとえば、濃
度保存法やデイザ法などでも良い。
【0071】二値変換手法を変えた場合、多値変換手法
にニューラルネットワークを使用するときは、学習入力
データとする二値画像の二値変換手法も変えなければい
けない。
【0072】尚、本実施例では多値変換手法にニューラ
ルネットワークを使用したが、これに限るものではな
い。
【0073】又、さらに帰属状態情報を格納する前に可
逆圧縮である圧縮をかけ、さらに二値変換されたデータ
を格納する前に可逆圧縮をかければ、必要なメモリ容量
はぐんと少なくなり、情報は失われないので高画質であ
る。
【0074】
【発明の効果】以上、詳述した様に、本発明により、バ
ッファメモリの規模を小さくできるので安価なシステム
を提供でき、また、コードデータを文字、図形部分、イ
メージ画像部分共に高画質なラスタイメージに展開する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を説明するためのシステム
のブロック図
【図2】多値変換に使用したニューラルネットワークの
学習方法を示す図
【図3】バンドイメージメモリの様子を示す図
【図4】システム構成例を示す図
【図5】オペレータが作成したカラー文書を説明するた
めの図
【図6】カラー文書を記述するコードを表す図
【図7】中間コードを作成するためのテーブル
【図8】入力されたカラー文書をセグメントに分割した
【図9】文字Aをバンドイメージメモリに展開する様子
を示す図
【図10】文字Aを展開したときの帰属状態マップを示
す図
【図11】セグメント6における帰属状態マップを示す
【図12】従来のシステムを説明する為の図
【図13】従来のシステムを説明する為の図
【図14】セグメント5における展開描画処理の様子を
示す図
【図15】セグメント6における展開描画処理の様子を
示す図
【図16】セグメント6における展開描画処理の様子を
示す図
【図17】セグメント6における展開描画処理の様子を
示す図
【図18】セグメント7における展開描画処理の様子を
示す図
【図19】セグメント7における展開描画処理の様子を
示す図
【図20】セグメント7における展開描画処理の様子を
示す図
【図21】セグメント8における展開描画処理の様子を
示す図
【図22】セグメント8における展開描画処理の様子を
示す図
【図23】セグメント9における展開描画処理の様子を
示す図
【図24】従来のシステムを説明する為の図
【符号の説明】
101 インタフェース 102 ROM 103 CPU 104 RAM 105,107 ADCTチップ 106 バンドイメージメモリ 108,111,113 圧縮メモリ 109 二値変換回路 110,112 MRチップ 114 多値変換回路 115 セレクタ 116 スキャナプリンタインタフェース 301 アドレス線 302 R用8ビットメモリ 303 G用8ビットメモリ 304 (B+帰属状態情報)用9ビットメモリ 305 B用8ビットメモリ 306 帰属状態情報用1ビット 307 データ線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字或は、図形或は、画像を表わすコー
    ド情報に基づいて、文字或は図形或は画像を生成する手
    段、 生成した文字、図形データ、画像データの一部分を格納
    する第1記憶手段、 前記第1記憶手段に格納されている画像データを圧縮す
    る圧縮手段、 前記圧縮されたデータを記憶する第2記憶手段、 前記第1記憶手段に格納されている画像データを二値化
    する二値化手段、 前記二値変換されたデータを記憶する第3記憶手段、 CPUから示される各画素の帰属状態情報を記憶する第
    4記憶手段、 前記第2記憶手段に格納されているデータを伸長する伸
    長手段、 前記第3記憶手段に格納されているデータを多値変換す
    る多値変換手段、 前記第1伸長手段からのデータと前記多値変換手段から
    のデータを入力し、前記第4記憶手段に格納されている
    各画素の帰属状態情報の制御によりどちらかのデータを
    選択する選択手段とを有することを特徴とする出力装
    置。
  2. 【請求項2】 前記二値画像データから多値画像データ
    への変換にはニューラルネットワークを利用することを
    特徴とする請求項第1項記載の出力装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記二値化手段によって変換され
    た二値画像データを圧縮する二値画像圧縮手段が存在
    し、この圧縮データが前記第3記憶手段に格納されるこ
    とを特徴とする請求項第1項記載の出力装置。
  4. 【請求項4】 前記第3記憶手段に格納されているデー
    タを伸長する二値画像伸長手段を有し、前記二値画像伸
    長手段によって伸長される二値画像が前記多値変換手段
    によって変換されることを特徴とする請求項第3項記載
    の出力装置。
  5. 【請求項5】 前記第1記憶手段はCPUから示される
    各画素の帰属状態情報を格納し、更に前記第1記憶手段
    に格納されている各画素の帰属状態情報を圧縮する帰属
    状態情報圧縮手段を有し、前記第4記憶手段には上記圧
    縮データが格納されることを特徴とする請求項第1項記
    載の出力装置。
  6. 【請求項6】 更に前記第4記憶手段に格納されている
    データを伸長する帰属状態情報伸長手段を有し、前記選
    択手段は前記帰属状態情報伸長手段により伸長されたデ
    ータに基づき、制御を行うことを特徴とする請求項第5
    項記載の出力装置。
JP4049734A 1992-03-06 1992-03-06 カラー画像出力装置 Pending JPH05250109A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4049734A JPH05250109A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 カラー画像出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4049734A JPH05250109A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 カラー画像出力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05250109A true JPH05250109A (ja) 1993-09-28

Family

ID=12839423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4049734A Pending JPH05250109A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 カラー画像出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05250109A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020086850A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム、並びに、画像形成システム
JP2021068377A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理装置、画像形成装置および画像形成システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020086850A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム、並びに、画像形成システム
US11496635B2 (en) 2018-11-22 2022-11-08 Canon Kabushiki Kaisha Information processing system for obtaining read data of handwritten characters, training a model based on the characters, and producing a font for printing using the model
JP2021068377A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理装置、画像形成装置および画像形成システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2922680B2 (ja) 高解像コンピユータ・グラフイツクスの圧縮画像蓄積方法
JP2964931B2 (ja) 画像処理装置および画像形成装置
JPH08235346A (ja) 画像処理装置
JP2007184978A (ja) グラフィック画像の圧縮システムおよび方法
JP3453407B2 (ja) 画像処理装置、画像出力装置、画像出力システム、およびその方法
JP2830690B2 (ja) 画像処理装置
JPH07322074A (ja) ディザリングされた2レベル・イメージ・ファイルを処理するためのデータ処理装置および方法
KR100477777B1 (ko) 래스터 오브젝트를 생성하기 위한 방법, 시스템, 정보저장 매체, 및 컴퓨터 판독가능 매체
JP3285930B2 (ja) 画像処理装置
JPH0818790A (ja) ハーフトーン画像の圧縮方式
US5374957A (en) Decompression method and apparatus for split level image buffer
JPH05250109A (ja) カラー画像出力装置
JP2001219601A (ja) 印刷制御装置および印刷制御装置におけるデータ処理方法
US7359071B2 (en) Image data processing device
JP2003087558A (ja) 画像処理装置および方法
JP3346051B2 (ja) 画像処理装置
US5499362A (en) Image processing apparatus
JP3695498B2 (ja) 画像処理装置
JP3497864B2 (ja) 信号処理装置
JP3093290B2 (ja) 画像処理装置
JP2001169120A (ja) 画像処理装置及びその方法、及び画像処理システム
JP3244745B2 (ja) 画像処理装置
JPH10329363A (ja) 画像形成装置、方法及びプリンタ
JP3829895B2 (ja) 画像処理装置
JPH05183753A (ja) カラー画像出力装置及びその方法