JPH0557984A - ページプリンタ装置およびイメージ処理方法 - Google Patents
ページプリンタ装置およびイメージ処理方法Info
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- JPH0557984A JPH0557984A JP3222564A JP22256491A JPH0557984A JP H0557984 A JPH0557984 A JP H0557984A JP 3222564 A JP3222564 A JP 3222564A JP 22256491 A JP22256491 A JP 22256491A JP H0557984 A JPH0557984 A JP H0557984A
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- JP
- Japan
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- image data
- converting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ページプリンタ装置におけるCPUの負担を
減少させて、フォームオーバレイ動作の処理速度を向上
させ、プログラムを簡略化する。 【構成】 フォームオーバレイ機能を有し、ビットマッ
プメモリ上に展開したフォームデータと文字イメージデ
ータのORをとって印字装置に出力するページプリンタ
装置に、圧縮されたフォームデータを含む圧縮イメージ
データを、ドットイメージの長さおよび黒白を示す中間
データに変換し、それをフォームデータに変換する手段
(AEL)を設けることにより、フォームオーバレイ動
作時、ビットマップメモリを0でクリアする代わりに、
AELは、圧縮されたフォームデータを1行分の中間デ
ータに変換する処理Aとその中間データを伸長し、フォ
ームデータをビットマップメモリにセットする処理Bと
を1頁分繰り返して行い(101〜103)、それらの
処理を行う間にCPUにより並行して作成した文字イメ
ージデータを、ビットマップメモリにフォームデータと
OR書きし(104)、印字装置に出力する(10
5)。
減少させて、フォームオーバレイ動作の処理速度を向上
させ、プログラムを簡略化する。 【構成】 フォームオーバレイ機能を有し、ビットマッ
プメモリ上に展開したフォームデータと文字イメージデ
ータのORをとって印字装置に出力するページプリンタ
装置に、圧縮されたフォームデータを含む圧縮イメージ
データを、ドットイメージの長さおよび黒白を示す中間
データに変換し、それをフォームデータに変換する手段
(AEL)を設けることにより、フォームオーバレイ動
作時、ビットマップメモリを0でクリアする代わりに、
AELは、圧縮されたフォームデータを1行分の中間デ
ータに変換する処理Aとその中間データを伸長し、フォ
ームデータをビットマップメモリにセットする処理Bと
を1頁分繰り返して行い(101〜103)、それらの
処理を行う間にCPUにより並行して作成した文字イメ
ージデータを、ビットマップメモリにフォームデータと
OR書きし(104)、印字装置に出力する(10
5)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮伸長回路とビット
マップメモリの制御回路を備え、フォームオーバレイ機
能を有するページプリンタ装置およびイメージ処理方法
に関し、特にフォームオーバレイ動作を高速化するのに
好適なページプリンタ装置およびそのイメージ処理方法
に関する。
マップメモリの制御回路を備え、フォームオーバレイ機
能を有するページプリンタ装置およびイメージ処理方法
に関し、特にフォームオーバレイ動作を高速化するのに
好適なページプリンタ装置およびそのイメージ処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のページプリンタ装置では、フォー
ムオーバレイ機能を実現する場合、使用されるフォーム
データは、実イメージ(ドットイメージ)のままでは、
メモリに格納するには容量が大き過きるため、通常、何
らかの方法で圧縮してメモリに格納する。この場合、圧
縮することにより容量が小さくなるため、複数のフォー
ムデータを持つこともできる。そして、図2に示すよう
に、印字動作にて、フォームオーバレイ機能を使用する
際、圧縮イメージから元のフォームデータの形(イメー
ジデータ)に変換(伸長)し、文字イメージ等の印字デ
ータとOR出力している。このようなフォームオーバレ
イ機能を実現するための回路構成および処理手順は、図
3〜図6に示される。図3において、31は装置全体を
制御し、各種演算を行うCPU、32はCPU31を動
作させるための制御プログラムや必要データを格納する
ROM、33はRAM、34は外部上位装置(ホスト)
とのインタフェース(HIF)、35はフォントメモリ
(FM)、36はビットマップメモリ(BM)、37は
圧縮データを元に戻す伸長回路(EL)、38は印字装
置とのインタフェース(PIF)、39は印字装置、4
0は圧縮イメージデータ用メモリ(RM)である。この
ような構成により、図4に示すように、BM36をクリ
アして印字対象の文字イメージをBM36上に展開し
(401,402)、RM40の圧縮データ(フォーム
データ)をEL37によって元どうりに伸長し(40
3)、PIF38によりBM36上の印字データとのO
Rをとって印字装置39より出力する(404)。ま
た、図5に示す構成では、伸長回路(EL)を持たない
ため、図6に示すように、BM36をクリアして印字対
象の文字イメージをBM36上に展開した後(601,
602)、RM37の圧縮データをCPU31により元
のデータに伸長し(603)、BM36上にて印字デー
タとOR書きの処理をした後、PIF38を介して印字
装置39に出力する(604)。
ムオーバレイ機能を実現する場合、使用されるフォーム
データは、実イメージ(ドットイメージ)のままでは、
メモリに格納するには容量が大き過きるため、通常、何
らかの方法で圧縮してメモリに格納する。この場合、圧
縮することにより容量が小さくなるため、複数のフォー
ムデータを持つこともできる。そして、図2に示すよう
に、印字動作にて、フォームオーバレイ機能を使用する
際、圧縮イメージから元のフォームデータの形(イメー
ジデータ)に変換(伸長)し、文字イメージ等の印字デ
ータとOR出力している。このようなフォームオーバレ
イ機能を実現するための回路構成および処理手順は、図
3〜図6に示される。図3において、31は装置全体を
制御し、各種演算を行うCPU、32はCPU31を動
作させるための制御プログラムや必要データを格納する
ROM、33はRAM、34は外部上位装置(ホスト)
とのインタフェース(HIF)、35はフォントメモリ
(FM)、36はビットマップメモリ(BM)、37は
圧縮データを元に戻す伸長回路(EL)、38は印字装
置とのインタフェース(PIF)、39は印字装置、4
0は圧縮イメージデータ用メモリ(RM)である。この
ような構成により、図4に示すように、BM36をクリ
アして印字対象の文字イメージをBM36上に展開し
(401,402)、RM40の圧縮データ(フォーム
データ)をEL37によって元どうりに伸長し(40
3)、PIF38によりBM36上の印字データとのO
Rをとって印字装置39より出力する(404)。ま
た、図5に示す構成では、伸長回路(EL)を持たない
ため、図6に示すように、BM36をクリアして印字対
象の文字イメージをBM36上に展開した後(601,
602)、RM37の圧縮データをCPU31により元
のデータに伸長し(603)、BM36上にて印字デー
タとOR書きの処理をした後、PIF38を介して印字
装置39に出力する(604)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、図
3に示した伸長回路(EL)を持つ場合、CPUの負担
は軽くなるが、特別の回路(EL)が必要であり、コス
ト面で問題がある。また、図5に示したように、CPU
でフォームオーバレイ処理を行う場合、回路構成は簡単
であるが、CPUの負担は大きく、処理速度は遅い。本
発明の目的は、ビットマップメモリ(BM)クリアの処
理時間を短縮し、圧縮データ格納用メモリ(RM)のフ
ォームデータの伸長処理を高速化することによって、こ
のような問題点を改善し、フォームオーバレイ機能の高
速化を実現することが可能なページプリンタ装置および
イメージ処理方法を提供することにある。
3に示した伸長回路(EL)を持つ場合、CPUの負担
は軽くなるが、特別の回路(EL)が必要であり、コス
ト面で問題がある。また、図5に示したように、CPU
でフォームオーバレイ処理を行う場合、回路構成は簡単
であるが、CPUの負担は大きく、処理速度は遅い。本
発明の目的は、ビットマップメモリ(BM)クリアの処
理時間を短縮し、圧縮データ格納用メモリ(RM)のフ
ォームデータの伸長処理を高速化することによって、こ
のような問題点を改善し、フォームオーバレイ機能の高
速化を実現することが可能なページプリンタ装置および
イメージ処理方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のイメージ処理方法は、フォームオーバレイ
機能を有し、ビットマップメモリ上に展開したフォーム
データと文字イメージデータのORをとって印字装置に
出力するページプリンタ装置に、圧縮されたフォームデ
ータを含む圧縮イメージデータを、ドットイメージの長
さおよび黒白を示す中間データに変換し、それをフォー
ムデータに変換する手段(AEL)を設けることによ
り、フォームオーバレイ動作時、ビットマップメモリを
0でクリアする代わりに、AELは、圧縮されたフォー
ムデータを1行分の中間データに変換する処理Aとその
中間データを伸長し、フォームデータをビットマップメ
モリに書き込む処理Bとを1頁分繰り返して行い、それ
らの処理を行う間にCPUにより並行して作成した文字
イメージデータを、ビットマップメモリにフォームデー
タとOR書きし、印字装置に出力することに特徴があ
る。また、本発明のページプリンタ装置は、フォントメ
モリ内の字体から作成した文字イメージデータと圧縮イ
メージデータ用メモリ内の圧縮イメージデータを伸長し
て得たフォームデータとをビットマップメモリ上に展開
し、それらのORをとって印字装置に出力するフォーム
オーバレイ機能を有し、フォームオーバレイ動作時、上
記圧縮イメージデータを伸長して元のイメージデータに
変換する以前に、ドットイメージの長さおよび黒白を示
す中間データに変換する手段(RMC)と、それを元の
イメージデータに変換する手段(BMC)とから構成さ
れた専用ハードウェアを設けたことに特徴がある。さら
に、このRMCには、圧縮イメージデータを中間データ
に変換する際に用いるパラメータを格納する手段(RP
R)、圧縮イメージデータを読み込む手段(RBC)、
圧縮イメージデータを中間データに変換する手段(E
L)、およびそれらのタイミングを制御する手段(ET
C)を備え、BMCには、中間データをイメージデータ
に変換する手段(DC)、中間データをイメージデータ
に変換する際に用いるパラメータを格納する手段(BP
R)、そのイメージデータをビットマップメモリに書き
込む手段(BBC)、およびそれらのタイミングを制御
する手段(DTC)を備えたことに特徴がある。
め、本発明のイメージ処理方法は、フォームオーバレイ
機能を有し、ビットマップメモリ上に展開したフォーム
データと文字イメージデータのORをとって印字装置に
出力するページプリンタ装置に、圧縮されたフォームデ
ータを含む圧縮イメージデータを、ドットイメージの長
さおよび黒白を示す中間データに変換し、それをフォー
ムデータに変換する手段(AEL)を設けることによ
り、フォームオーバレイ動作時、ビットマップメモリを
0でクリアする代わりに、AELは、圧縮されたフォー
ムデータを1行分の中間データに変換する処理Aとその
中間データを伸長し、フォームデータをビットマップメ
モリに書き込む処理Bとを1頁分繰り返して行い、それ
らの処理を行う間にCPUにより並行して作成した文字
イメージデータを、ビットマップメモリにフォームデー
タとOR書きし、印字装置に出力することに特徴があ
る。また、本発明のページプリンタ装置は、フォントメ
モリ内の字体から作成した文字イメージデータと圧縮イ
メージデータ用メモリ内の圧縮イメージデータを伸長し
て得たフォームデータとをビットマップメモリ上に展開
し、それらのORをとって印字装置に出力するフォーム
オーバレイ機能を有し、フォームオーバレイ動作時、上
記圧縮イメージデータを伸長して元のイメージデータに
変換する以前に、ドットイメージの長さおよび黒白を示
す中間データに変換する手段(RMC)と、それを元の
イメージデータに変換する手段(BMC)とから構成さ
れた専用ハードウェアを設けたことに特徴がある。さら
に、このRMCには、圧縮イメージデータを中間データ
に変換する際に用いるパラメータを格納する手段(RP
R)、圧縮イメージデータを読み込む手段(RBC)、
圧縮イメージデータを中間データに変換する手段(E
L)、およびそれらのタイミングを制御する手段(ET
C)を備え、BMCには、中間データをイメージデータ
に変換する手段(DC)、中間データをイメージデータ
に変換する際に用いるパラメータを格納する手段(BP
R)、そのイメージデータをビットマップメモリに書き
込む手段(BBC)、およびそれらのタイミングを制御
する手段(DTC)を備えたことに特徴がある。
【0005】
【作用】本発明においては、フォームオーバレイ動作
時、ビットマップメモリを0でクリアする代わりに、圧
縮されたフォームデータを伸長してビットマップメモリ
上に上書きし、その間に作成した文字イメージデータを
フォームデータとOR書きする。また、専用のハードウ
ェア(AEL)を設け、圧縮されたフォームデータを伸
長して展開する処理(圧縮されたフォームデータを中間
データに変換する処理Aとそれを伸長して得たフォーム
データをビットマップメモリに書き込む処理B)を行わ
せることにより、CPUの負荷を軽減する。これによ
り、ビットマップメモリのクリア処理時間を省いて、フ
ォームデータの伸長処理を高速化し、フォームオーバレ
イ動作をより高速に行うことが可能である。また、圧縮
データを所定フォーマットの中間データに変換すること
により、プログラムを簡略化できる。
時、ビットマップメモリを0でクリアする代わりに、圧
縮されたフォームデータを伸長してビットマップメモリ
上に上書きし、その間に作成した文字イメージデータを
フォームデータとOR書きする。また、専用のハードウ
ェア(AEL)を設け、圧縮されたフォームデータを伸
長して展開する処理(圧縮されたフォームデータを中間
データに変換する処理Aとそれを伸長して得たフォーム
データをビットマップメモリに書き込む処理B)を行わ
せることにより、CPUの負荷を軽減する。これによ
り、ビットマップメモリのクリア処理時間を省いて、フ
ォームデータの伸長処理を高速化し、フォームオーバレ
イ動作をより高速に行うことが可能である。また、圧縮
データを所定フォーマットの中間データに変換すること
により、プログラムを簡略化できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図7は、本発明の一実施例における中間データの構
造を示す図である。通常、圧縮データを生成する方法と
しては、CCITTで規定されるMH方式、MR方式、
M2R方式の3種類を採用する場合が多い。本実施例で
は、これらの方式で圧縮(符号化)されたデータを伸長
(復号化)する際、1行ごとの中間データとして、図7
に示すようなデータ構造に変換する。図7において、
「color−i」は、「0」の場合は白を表わし、
「1」の場合には黒を表わす。また、「length−
i」は、color−iで示されるドットイメージの長さ
を示す。従って、「length−0+length−1
+…+length−n」は、1行データのドットイメ
ージの長さを示す。この中間データを用い、図4および
図6に示したビットマップメモリのクリア動作の代わり
に、ビットマップメモリにフォームデータを上書きする
ことにより、処理の高速化をはかる。
る。図7は、本発明の一実施例における中間データの構
造を示す図である。通常、圧縮データを生成する方法と
しては、CCITTで規定されるMH方式、MR方式、
M2R方式の3種類を採用する場合が多い。本実施例で
は、これらの方式で圧縮(符号化)されたデータを伸長
(復号化)する際、1行ごとの中間データとして、図7
に示すようなデータ構造に変換する。図7において、
「color−i」は、「0」の場合は白を表わし、
「1」の場合には黒を表わす。また、「length−
i」は、color−iで示されるドットイメージの長さ
を示す。従って、「length−0+length−1
+…+length−n」は、1行データのドットイメ
ージの長さを示す。この中間データを用い、図4および
図6に示したビットマップメモリのクリア動作の代わり
に、ビットマップメモリにフォームデータを上書きする
ことにより、処理の高速化をはかる。
【0007】次に、中間データを用いたイメージ処理を
行うページプリンタ装置の構成例を示す。図8は、本発
明の一実施例におけるページプリンタ装置の構成図、図
9は本発明の一実施例におけるAEL(Advanced Expans
ion Logic)の構成図である。図8において、81は装置
全体の制御を行うCPU、82はCPU81の制御プロ
グラムおよび必要データを格納するROM、83は中間
データ作成、フォームデータ伸長等の作業領域を有する
RAM、84は外部上位装置(ホスト)とのインタフェ
ース(HIF)、85はフォントメモリ(FM)、86
はビットマップメモリ(BM)、87は圧縮イメージデ
ータ用メモリ(RM)、88は印字装置90とのインタ
フェース(PIF)、89は圧縮データを図7に示した
中間データに変換し、また、それを元のイメージデータ
に戻す回路(AEL)、90は印字装置である。このA
EL89は、図9に示すように、RM87の圧縮データ
からそれぞれのデータ方式(MH、MR、M2R)に適
合する伸長回路により中間データに変換する回路(RM
C(RM Controler))と、RMCからの中間データをBM
86のイメージデータに変換する回路(BMC(BM Contr
oler))から構成される。さらに、RMCは、RM87か
ら圧縮イメージデータを取り出すRBC(RM Bus Contro
ler)92と、RBC92の出力(内部イメージバス)を
伸長し、color/length/reduceの信号に変換するEL(Ex
pansion Logic)93と、RMCに必要なパラメータを設
定するRPR91と、RMCのタイミングおよびBMC
との同期信号を生成するETC(EL Timing Controler)
94からなる。また、BMCは、color/length/reduce
の信号からイメージデータに変換するためのDC(Data
Converter)96と、DC96の出力か内部イメージバス
の出力かあるいはクリアデータかを選択するセレクタ(S
EL)97と、BMへイメージデータを出力するBBC(BM
Bus Controler)99と、BMCに必要なパラメータを
設定するBPR95と、BMCのタイミングおよびBM
Cとの同期信号を生成するDTC(DC Timing Controle
r)98からなる。また、reduce信号は、color/length信
号が意味を持つ時、「真」となる信号である。なお、re
duce信号が「偽」の時は、圧縮方式によっては符号化す
るよりも実データの方が小さい時を示し、EL93およ
びDC96をパスして、直接RBCとBBCを接続する
ことを示す。
行うページプリンタ装置の構成例を示す。図8は、本発
明の一実施例におけるページプリンタ装置の構成図、図
9は本発明の一実施例におけるAEL(Advanced Expans
ion Logic)の構成図である。図8において、81は装置
全体の制御を行うCPU、82はCPU81の制御プロ
グラムおよび必要データを格納するROM、83は中間
データ作成、フォームデータ伸長等の作業領域を有する
RAM、84は外部上位装置(ホスト)とのインタフェ
ース(HIF)、85はフォントメモリ(FM)、86
はビットマップメモリ(BM)、87は圧縮イメージデ
ータ用メモリ(RM)、88は印字装置90とのインタ
フェース(PIF)、89は圧縮データを図7に示した
中間データに変換し、また、それを元のイメージデータ
に戻す回路(AEL)、90は印字装置である。このA
EL89は、図9に示すように、RM87の圧縮データ
からそれぞれのデータ方式(MH、MR、M2R)に適
合する伸長回路により中間データに変換する回路(RM
C(RM Controler))と、RMCからの中間データをBM
86のイメージデータに変換する回路(BMC(BM Contr
oler))から構成される。さらに、RMCは、RM87か
ら圧縮イメージデータを取り出すRBC(RM Bus Contro
ler)92と、RBC92の出力(内部イメージバス)を
伸長し、color/length/reduceの信号に変換するEL(Ex
pansion Logic)93と、RMCに必要なパラメータを設
定するRPR91と、RMCのタイミングおよびBMC
との同期信号を生成するETC(EL Timing Controler)
94からなる。また、BMCは、color/length/reduce
の信号からイメージデータに変換するためのDC(Data
Converter)96と、DC96の出力か内部イメージバス
の出力かあるいはクリアデータかを選択するセレクタ(S
EL)97と、BMへイメージデータを出力するBBC(BM
Bus Controler)99と、BMCに必要なパラメータを
設定するBPR95と、BMCのタイミングおよびBM
Cとの同期信号を生成するDTC(DC Timing Controle
r)98からなる。また、reduce信号は、color/length信
号が意味を持つ時、「真」となる信号である。なお、re
duce信号が「偽」の時は、圧縮方式によっては符号化す
るよりも実データの方が小さい時を示し、EL93およ
びDC96をパスして、直接RBCとBBCを接続する
ことを示す。
【0008】ここで、本実施例におけるイメージ処理手
順について述べる。図1は、本発明の一実施例における
イメージ処理方法を示すフローチャート、図10は本発
明の一実施例におけるAELの処理の説明図である。本
実施例では、上記の構成により、図10に示す処理A
(RM87から1行分の中間データを生成する処理)、
および処理B(中間データをもとにBM86にフォーム
データを展開する処理)をAEL89が専ら処理し、C
PU81は、それらの処理と並行して文字イメージデー
タの作成、展開等を行う。すなわち、フォームオーバレ
イ機能を用いる場合、図1のように、AEL89のRM
Cが、RM87に格納されている圧縮イメージデータか
ら1行分の中間データを作成し、BMCが、その中間デ
ータを元のフォームデータに伸長してBM86にセット
する(101〜103)。これと並行して、CPU81
はFM85の対象フォントから所望の文字イメージを作
成し、BM86に展開する(104)。そして、これら
をORして得た印字データを印字装置90から出力する
(105)。本実施例によれば、CPU81とAEL8
9のパイプライン動作により、中間データの作成・伸長
およびフォームデータの展開と、文字イメージの作成と
を並列に処理することができるため、フォームオーバレ
イ機能を速度面で向上させる。また、例えば、MH方
式、MR方式、M2R方式の3種類のデータ圧縮方式を
用いる場合、図3に示したELでは、BMCに3個のイ
ンタフェースを要するが、本実施例のAELでは、共通
のBMCを1個設ければよいので、回路の簡略化にも役
立つ。
順について述べる。図1は、本発明の一実施例における
イメージ処理方法を示すフローチャート、図10は本発
明の一実施例におけるAELの処理の説明図である。本
実施例では、上記の構成により、図10に示す処理A
(RM87から1行分の中間データを生成する処理)、
および処理B(中間データをもとにBM86にフォーム
データを展開する処理)をAEL89が専ら処理し、C
PU81は、それらの処理と並行して文字イメージデー
タの作成、展開等を行う。すなわち、フォームオーバレ
イ機能を用いる場合、図1のように、AEL89のRM
Cが、RM87に格納されている圧縮イメージデータか
ら1行分の中間データを作成し、BMCが、その中間デ
ータを元のフォームデータに伸長してBM86にセット
する(101〜103)。これと並行して、CPU81
はFM85の対象フォントから所望の文字イメージを作
成し、BM86に展開する(104)。そして、これら
をORして得た印字データを印字装置90から出力する
(105)。本実施例によれば、CPU81とAEL8
9のパイプライン動作により、中間データの作成・伸長
およびフォームデータの展開と、文字イメージの作成と
を並列に処理することができるため、フォームオーバレ
イ機能を速度面で向上させる。また、例えば、MH方
式、MR方式、M2R方式の3種類のデータ圧縮方式を
用いる場合、図3に示したELでは、BMCに3個のイ
ンタフェースを要するが、本実施例のAELでは、共通
のBMCを1個設ければよいので、回路の簡略化にも役
立つ。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、CPUの負担を減少さ
せて、フォームオーバレイ動作時の処理速度を向上させ
ることができる。また、圧縮データを所定フォーマット
の中間データに変換することにより、プログラムを簡略
化できる。
せて、フォームオーバレイ動作時の処理速度を向上させ
ることができる。また、圧縮データを所定フォーマット
の中間データに変換することにより、プログラムを簡略
化できる。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるイメージ処理方法を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図2】従来のフォームオーバレイ機能の説明図であ
る。
る。
【図3】従来のページプリンタ装置の構成図である。
【図4】従来のイメージ処理方法を示すフローチャート
である。
である。
【図5】従来のページプリンタ装置の構成図である。
【図6】従来のイメージ処理方法を示すフローチャート
である。
である。
【図7】本発明の一実施例における中間データの構造図
である。
である。
【図8】本発明の一実施例におけるページプリンタ装置
の構成図である。
の構成図である。
【図9】本発明の一実施例におけるAELの構成図であ
る。
る。
【図10】本発明の一実施例におけるAELの処理の説
明図である。
明図である。
31 CPU 32 ROM 33 RAM 34 ホストインタフェース(HIF) 35 フォントメモリ(FM) 36 ビットマップメモリ(BM) 37 伸長回路(EL) 38 プリンタインタフェース(PIF) 39 印字装置 40 圧縮イメージデータ用メモリ(RM) 81 CPU 82 ROM 83 RAM 84 ホストインタフェース(HIF) 85 フォントメモリ(FM) 86 ビットマップメモリ(BM) 87 圧縮イメージデータ用メモリ(RM) 88 プリンタインタフェース(PIF) 89 AEL(Advanced Expansion Logic) 90 印字装置 91 パラメータ設定回路(RPR) 92 RBC(RM Bus Controler) 93 EL(Expansion Logic) 94 ETC(EL Timing Controler) 95 パラメータ設定回路(BPR) 96 DC(Data Converter) 97 セレクタ(SEL) 98 DTC(DC Timing Controler) 99 BBC(BM Bus Controler)
Claims (4)
- 【請求項1】 フォームオーバレイ機能を有し、ビット
マップメモリ上に展開したフォームデータと文字イメー
ジデータのORをとって印字装置に出力するページプリ
ンタ装置のイメージ処理方法において、圧縮されたフォ
ームデータを含む圧縮イメージデータを元のイメージデ
ータに変換する手段を設け、フォームオーバレイ動作
時、該変換手段は、圧縮された1行分のフォームデータ
を伸長してビットマップメモリに書き込む処理を1頁分
繰り返して行い、該処理を行う間に作成しておいた文字
イメージデータを、ビットマップメモリにフォームデー
タとOR書きし、印字装置に出力することを特徴とする
イメージ処理方法。 - 【請求項2】 上記変換手段は、圧縮された1行分のフ
ォームデータを、ドットメイージの長さおよび黒白を示
す中間データに変換し、該中間データを伸長して元のイ
メージデータを得ることを特徴とする請求項1記載のイ
メージ処理方法。 - 【請求項3】 CPU、フォントメモリ、ビットマップ
メモリ、圧縮されたフォームデータを含む圧縮イメージ
データを格納するメモリ、および印字装置を備え、フォ
ントメモリ内の字体から作成した文字イメージデータと
フォームデータとをビットマップメモリ上に展開し、両
該データのORをとって印字装置に出力するページプリ
ンタ装置において、フォームオーバレイ動作時、上記圧
縮イメージデータを伸長して元のイメージデータに変換
する以前に、ドットイメージの長さおよび黒白を示す中
間データに変換する手段と、該中間データを元のイメー
ジデータに変換する手段とを設けたことを特徴とするペ
ージプリンタ装置。 - 【請求項4】 上記中間データに変換する手段には、圧
縮イメージデータを中間データに変換する際に用いるパ
ラメータを格納する手段、圧縮イメージデータを読み込
む手段、圧縮イメージデータを中間データに変換する手
段、および各該手段のタイミングを制御する手段を備
え、上記イメージデータに変換する手段には、中間デー
タをイメージデータに変換する手段、中間データをイメ
ージデータに変換する際に用いるパラメータを格納する
手段、該イメージデータをビットマップメモリに書き込
む手段、および各該手段のタイミングを制御する手段を
備えたことを特徴とする請求項3記載のページプリンタ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3222564A JPH0557984A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | ページプリンタ装置およびイメージ処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3222564A JPH0557984A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | ページプリンタ装置およびイメージ処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0557984A true JPH0557984A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16784440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3222564A Pending JPH0557984A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | ページプリンタ装置およびイメージ処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0557984A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100686565B1 (ko) * | 1999-12-03 | 2007-02-26 | 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 | 인자 제어 장치 |
-
1991
- 1991-09-03 JP JP3222564A patent/JPH0557984A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100686565B1 (ko) * | 1999-12-03 | 2007-02-26 | 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 | 인자 제어 장치 |
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