JPS6321158A - プリンタ出力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンピュータを用いた図面作成システムに
おいて、図面をプリンタに高速出力するプリンタ出力装
置に関するものである。

〔従来の技術〕

第４図は従来のプリンタ出力装置を示すブロック接続図
であり、図において、１０は図面データ、１１はデータ
入力回路、１２はベクトル／ラスタ変換回路、１３はプ
リンタ出力回路、１４はメモリ装置、１５はプリンタと
してのカラープリンタである。

次に動作について説明する。図面データ１０は、図面を
構成する図形データとして第４図に示すベクトルデータ
形式で保存されている。データ入力回路１１は図面デー
タ１０から順番に図形データを読み込み、この図形デー
タ１０をベクトル／ラスタ変換回路１２に送る。ベクト
ル／ラスタａ　１０回路１２では、ベクトルデータであ
るこの図形デ−夕１０を、第５図に示すようなラスタデ
ータに変換し、このラスタデータを、ドツト有りを「１
」。

ドツトなしを「０」として、メモリ装置１４に記憶する
。ベクトル／ラスタ変換回路１２は図面中の全図形につ
いてベクトルデータの処理を終えると、メモリ装置１４
内のラスタデータをプリンタ出力回路１３に順次送る。

プリンタ出力回路１３はこのラスタデータの形式をそろ
えて、カラープリンタ１５に送り、カラープリンタ１５
はそのラスタデータにもとづく図形を記録紙にプリント
アウトする。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のプリンタ出力装置は以上のように構成されている
ので、図面１枚分のラスタデータを一度にメモリ装置１
４に記憶させることが必要で、このために大容量のメモ
リ装置１４が必要となり、価格が高くなるとともに、メ
モリ装置１４の容量を越えるようなサイズの図面は出力
できないなどの問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、小容量のメモリ装置を使用しても、大から小
まで任意サイズの図面のプリンタ出力ができるプリンタ
出力装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明にかかるプリンタ出力装置は、図面を小領域に
分割し、この分割した小領域ごとの図形データの有無を
、予め記憶した領域情報を参照することによって領域判
定回路により判定し、図形データがある場合にはこれに
対応する図形データのみを図面データから読み込み、さ
らにこの図形データをラスタデータに変換してメモリ装
置に記憶させ、かっこのメモリ装置のラスタデータをプ
リンタにより図形出力し、かかる処理を全部の小領域に
ついて順次実行するような構成としたものである。

〔作用〕

この発明における領域判定回路は、分割した図面の小領
域ごとに図形データが有るか否かを判定し、有る場合に
のみデータ入力回路により図面データから図形データを
読み込み、これをさらにラスタデータに変換してメモリ
装置北記憶させ、さらにプリンタに図形出力させ、かか
る処理を各小領域について順次繰り返し実行するように
作用し、これを容量の小さいメモリ装置を使って実行可
能にする。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を図について説明する。

第１図において、１は図面データであり、これには図面
を構成する図形要素に連番を付け、その図形データ１を
ベクトルデータ型式で保存したもので、図形番号を指定
すると対応する図形データ１がランダムにアクセスでき
る。２は図形が小領域内にあるか否かを判定する領域判
定回路、３は図形がどの小領域に含まれているのかを示
す領域情報、４は図面データ１から図形番号に対応した
図形データを入力するデータ入力回路、５は人力された
図形データをラスタデータに変換するベクトル／ラスタ
変換回路、６は変換後のラスタデータを記憶するメモリ
装置、７はラスタデータの形式をととのえてカラープリ
ンタ８に送るプリンタ出力回路である。

次に動作について説明する。この装置においては、第２
図に示すごとく、メモリ容量に対応できるように図面サ
イズに応じて、図面を複数の小領域１ｅ〜４ｅに分割し
、これらの各小領域１ｅ〜４ｅについて、逐次処理を行
うものである。すなわち現在の処理対象を例えば小頭域
１ｅとすると、まず、領域判定回路２はＭ形が小頭域１
ｅに存在するか否か判定する。これを第３図を参照しな
がら説明する。第３図において、領域情報３は図面中の
全図形について小領域に図形が存在するか否かを記憶し
ており、小領域に存在すれば「１」存在しなければ「０
」を記憶している。領域判定回路２では、図面番号１ｄ
からＮｄまでについて、領域情報３の小領域１ｅの列を
参照し、この列に「１」があれば、図形が小頭域１ｅに
存在することがわかり、図面番号をデータ入力回路４に
送り、「０」であれば図形が小領域１ｅに存在しないた
め、何もデータ入力回路４に入力しない。データ入力回
路４では、領域判定回路２から送られた図面番号に対応
する図形のデータのみを図面データ１から出力し、ベク
トル／ラスタ変換回路５に送る。ベクトル／ラスタ変換
回路５では、この図形のデータをベクトルデータからラ
スタデータに変換し、メモリ装置６に記憶する。以上の
ようにして、小領域１ｅに存在する全図形の処理が終了
すると、プリンタ出力回路７が起動する。プリンタ出力
回路７では、メモリ装置６に記憶されたラスタデータの
形式を整えて、カラープリンタ８に出力指令を行う。カ
ラープリンタ８はこの指令に従い、小頭域１ｅに存在す
る図形のみ記録紙に出力する。以上の処理を、全小頭域
２ｅ〜４ｅについて繰り返すことにより、図面全体のカ
ラープリンタ８による出力を行う。なお、領域情報３は
処理対象が小頭域１ｅのとき領域判定回路２によって同
時に作成することになる。

このように、小領域ごとに図形の処理を行′ってメモリ
装置６に記憶し、この記憶した図形をプリントアウトし
た後、直ちに上記メモリ装置６に次の他の小領域の図形
を順次記憶し、かつプリントアウトするようにすること
により、メモリ装置６として小容量のものを利用できる
。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、図面データのもとに
なる図面を小領域に分割し、この小領域ごとに図形の有
無を判定し、ある場合に図面データから図形データを読
み込んで、これをベクトル／ラスタ変換した後メモリ装
置に記憶させ、このメモリ装置からのラスタデータをプ
リンタによりプリントアウト出力させるようにするとと
もに、これらの一連の動作を各小領域について順次実施
するように構成したので、上記メモリ装置が小容量のも
のであっても、任意サイズの図面のプリントアウトが可
能になるほか、小領域に存在する図形データのみを図面
データから読み込んでラスタ変換するための、分割処理
による処理の重複を避けることができ、処理を高速化で
きるものが得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるプリンタ出力装置の
ブロック接続図、第２図は図面の分割例を示す説明図、
第３図は領域判定回路の動作を説明する説明図、第４図
は従来のプリンタ出力装置ノブロック接続図、第５図は
ベクトルデータの説明図、第６図はラスタデータの説明
図である。 １は図面データ、２は領域判定回路、３は領域情報、５
はベクトル／ラスタ変換回路、６はメモリ装置、８はカ
ラープリンタ。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。 （外２名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 図面データから読み込んだ図形データをラスタデータに
   変換してメモリ装置に記憶させ、このメモリ装置に記憶
   させたラスタデータをプリンタによって図形出力するプ
   リンタ出力装置において、上記図面データのもとになる
   図面を複数の小領域に分割して、この分割した小領域に
   図形データが存在するか否かを、全部の小領域について
   図形データの有無を予め記憶した領域情報を参照して、
   判定する領域判定回路を設け、この領域判定回路により
   図形データが有ると判定した場合には、これに対応する
   図形データのみを上記図面データから読み込み、これを
   上記ラスタデータに変損して上記メモリ装置に記憶させ
   、かっこのメモリ装置に記憶したラスタデータをプリン
   タによって図形出力し、かかる処理を全部の上記小領域
   について実行するようにしたことを特徴とするプリンタ
   出力装置。