JPS5931731B2 - プリント情報処理方式 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、プリント晴報処理力式に関するものである
。

漢字プリンタ制御装置の機能は、最終的に、第１図に示
すように、１回の印字動作に必要な印字情報を、スキャ
ンライン毎にドットに分解して、これをビットに対応さ
せた画像データを漢字プリンタに提供することである。
プリント情報の編集とは印字文字コード、文字の位置、
大きさ及び書式を指示する情報等からなるプリント情報
から１頁分の帳票の形に形成しこれを画像データに変換
することである。

定型の編集とは文字を帳票の１文字分のエリアに順次う
めていくようなものを示し、高度な編集とは例えば文字
を定位置から数ドットだけずらして印字せしめるよう編
集することを指す。漢字プリンタ制御装置は、従来次の
二つのどちらかであつた。

１ 低速度ではあるが高速な編集機能を持つもの。

２ 高速度で定型の編集機能しか持たないもの。

一般に、漢字プリンタ制御装置は、出力情報量が多く、
高度な編集を行なうと編集時間が多くなり、処理速度が
低下する。従つて、出力形式を定型化して処理を速くす
る方式が一般的である。しかし、こうすると、高度な編
集出力が不可能となる。この問題を解決する手段として
上記の両方の機能を持つた漢字プリンタ制御装置が考え
られるが、高度の編集をやるためにはかなりの処理回路
が必要となり、金物量と経済的な面で問題がある。また
これらを中央処理装置で行なえばこのために中央処理装
置が占有され、その他の処理が防げられることとなる。
この、発明の目的とするところは、プリンタ制御装置が
できるだけ小型で、かつ、中央処理装置の負担も少ない
プリント情報処理方式の提供にある。

この発明の特徴とするところは、定型出力で済むような
、プリント出力に対しては、漢字プリンタ制御装置で、
文字発生と画像作成を行い高度な編集出力は、中央の・
情報処理システムで編集を行なつて画像データとして送
りこれをそのまま出力することで、高速でかつ高度な編
集出力を得ることができる点にある。次に、この発明の
実施例につき図面を用いて詳細に説明する。

第２図は、本発明の一実施例である漢字プリンタ制御装
置のブロック図である。

情報処理システム１とのインタフエース線は、インタフ
エースメモリ４、漢字プリンタ出力処理回路５、画像デ
ータ識別回路６と接続される。インタフエースメモリ４
は、漢字プリンタ出力処理回路５と接続され、出力デー
タ線は、出力セレクタ７に接続される。画像データ識別
回路６の出力は、漢字プリンタ出力処理回路５に接続さ
れる。漢字プリンタ出力処理回路５は、漢字プリンタ３
、出力セレクタ７に接続される。出力セレクタ７の出力
は、漢字プリンタ３と接続される。情報処理システム１
からプリント指示キヤラクタを先頭に付加した、１回分
のプリント動作に必要な出力情報が送られてくると、漢
字プリンタ出力処理回路５は、動作を開始する。

画像データ識別回路６は、２キヤラクタ目が漢字コード
か画像データ識別キヤラクタかどうかを識別して結果を
漢字プリンタ出力処理回路５に送る。漢字プリンタ出力
処理回路５は、２キヤラクタ目が漢字コードであれば、
データ終了キヤラクタを検出するまで、漢字コードをイ
ンタフエースメモリ４に格納する。出力情報が画像デー
タであれば、画像データ識別キヤラクタの次の画像デー
タから、データ量指示キヤラクタで示されたデータ量だ
けインタフエースメモリ４に格納する。インタフエース
メモル４の格納が終了すると、漢字コードであれば、漢
字プリンタ出力処理回路５は、漢字コード毎に、文字パ
ターンを発生して、出力セレクタ７を制御して画像デー
タを漢字プリンタ３に出力する。インタフエースメモリ
４の内容が画像データであれば、漢字プリンタ出力処理
回路５は、文字パターン発生をやめて、出力セレクタ７
を制御してインタフエースメモリ４の内容を漢字プリン
タ３に出力する。１回分の出力情報は、漢字コード出力
情報か画像データ出力情報のどちらかである。

情報処理システムでの画像データの作成は、文字コード
列に従い、あらかじめフアイルに記憶されている文字パ
ターンを読出し、メモリ上に割りつけていくことで作成
する。これは従来の命令処理で十分可能である。以上、
述べた如き構成であるから本発明にあつては、次の如き
効果が得られる。

１一般に出力される文字は、定型出力で十分間に合い、
高速度の出力が得られる。

２低速であるが高度の編集出力が可能である。

３上記１，２の機能を持つても、小型で、低価格の制御
装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は画像データを説明する図、第２図は本発明の一
実施例を示す漢字プリンタ制御装置のプロツク図である
。 符号の説明、１・・・・・・情報処理システム、２・・
・・・・漢字プリンタ制御装置、３・・・・・・漢字プ
リンタ、４・・・・・・インタフエースメモリ、５・・
・・・・漢字プリンタ出力処理回路、６・・・・・・画
像データ識別回路、７・・・・・・出力セレクタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ プリンタ、プリンタ制御装置及び中央処理装置を有
   し、プリント情報が編集されてプリンタへ与えられるシ
   ステムにおいて、前記中央処理装置は高度の編集を要す
   るデータは画像データに変換して、定型の編集を要する
   データは未編集のままそれぞれそれらを識別する識別情
   報を付して前記プリンタ制御装置に送り、前記プリンタ
   制御装置は前記中央処理装置からのデータを受けとり、
   前記識別情報を判別する手段を有し、前記識別情報が画
   像データを示すとき、受けとつたデータをそのまま前記
   プリンタへ与え、前記識別情報が未編集データを示すと
   き受けとつたデータを編集して前記プリンタへ与えるこ
   とを特徴とするプリント情報処理方式。