JP2614251B2 - プリンタの印刷制御方式 - Google Patents
プリンタの印刷制御方式Info
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- JP2614251B2 JP2614251B2 JP63006290A JP629088A JP2614251B2 JP 2614251 B2 JP2614251 B2 JP 2614251B2 JP 63006290 A JP63006290 A JP 63006290A JP 629088 A JP629088 A JP 629088A JP 2614251 B2 JP2614251 B2 JP 2614251B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は印刷ドット密度の異なる各種のプリンタを使
用可能なシステムにおけるプリンタの印刷制御方式に関
するものである。
用可能なシステムにおけるプリンタの印刷制御方式に関
するものである。
(従来の技術) 従来より、印刷ドット密度の異なる各種のプリンタの
うちのいずれか一つ又は同時に2台以上を使用可能とし
たシステムがあり、この種のシステムにおいてはワイヤ
ドット方式のシリアルプリンタとノンインパクト方式の
ページプリンタとが使用可能なプリンタとして設定され
る場合が多かった。
うちのいずれか一つ又は同時に2台以上を使用可能とし
たシステムがあり、この種のシステムにおいてはワイヤ
ドット方式のシリアルプリンタとノンインパクト方式の
ページプリンタとが使用可能なプリンタとして設定され
る場合が多かった。
シリアルプリンタの印刷ドット密度は最も多い例で1/
180インチであり、その文字は24×24ドットイメージで
表わされ、また、ページプリンタの印刷ドット密度は最
も多い例で1/240インチであり、その文字は32×32ドッ
トイメージで表わされる場合が多いので、いずれのプリ
ンタを用いてもその印刷結果を上位装置にて指定された
様式通り、即ちほぼ同一サイズで同一内容とするには印
刷データの印刷ドット密度の変換を行なわなければなら
ず、通常、新たに設置されることの多いページプリンタ
側でこの種の変換を行なっていた。
180インチであり、その文字は24×24ドットイメージで
表わされ、また、ページプリンタの印刷ドット密度は最
も多い例で1/240インチであり、その文字は32×32ドッ
トイメージで表わされる場合が多いので、いずれのプリ
ンタを用いてもその印刷結果を上位装置にて指定された
様式通り、即ちほぼ同一サイズで同一内容とするには印
刷データの印刷ドット密度の変換を行なわなければなら
ず、通常、新たに設置されることの多いページプリンタ
側でこの種の変換を行なっていた。
第2図は従来の印刷制御方式を適用したページプリン
タの一例を示すブロック構成図である。同図において、
1はマイクロプロセッサ、2はプログラムメモリ、3は
上位装置(図示せず)とのデータ授受を行なうインタフ
ェース部、4は受信した印刷データ等を一時貯える受信
バッファ、5はブロック単位で受信した罫線印刷データ
やイメージ印刷データ中のドットイメージデータを蓄積
するプリバッファ、6は受信した印刷データを後述する
印刷部が印刷するためのフォーマットのドットイメージ
データに編集するプリントコントロール部、7はプリン
トコントロール部6により編集されたドットイメージデ
ータを格納するドットイメージメモリ、8はドットイメ
ージメモリ7に格納されたドットイメージデータを読出
すための制御並びに印刷部に対しデータ転送制御等を行
なうプリンタインタフェース部、9は上位装置よりイン
タフェース部3及び受信バッファ4を介してダウンロー
ディングされたフォントパターンや前記プリバッファ5
に蓄積された1ブロック分のドットイメージデータを印
刷部の印刷ドット密度に合わせて拡大又は縮小するドッ
ト密度変換部、10は使用頻度の高いフォントパターンを
印刷部の印刷ドット密度に合わせた内字として記憶して
いる内字フォントメモリ、11は前記ドット密度変換部9
にて拡大又は縮小された外字フォントパターンを格納す
る外字フォントメモリ、12は前記外字フォントメモリ11
に対し前記ドット密度変換部9にて拡大又は縮小された
外字フォントパターンを定められた番地に格納するため
のアドレス制御並びに受信した印刷データ中の内字フォ
ント指定コード又は外字フォント指定コードに基づいて
前記内字フォントメモリ10又は外字フォントメモリ11の
指定されたフォントパターンを読出すためのアドレス制
御を行なうフォントメモリコントロール部、13はプリン
タインタフェース部8からのドットイメージデータに基
づいて用紙に文字や罫線等の印刷を行なう印刷部であ
る。
タの一例を示すブロック構成図である。同図において、
1はマイクロプロセッサ、2はプログラムメモリ、3は
上位装置(図示せず)とのデータ授受を行なうインタフ
ェース部、4は受信した印刷データ等を一時貯える受信
バッファ、5はブロック単位で受信した罫線印刷データ
やイメージ印刷データ中のドットイメージデータを蓄積
するプリバッファ、6は受信した印刷データを後述する
印刷部が印刷するためのフォーマットのドットイメージ
データに編集するプリントコントロール部、7はプリン
トコントロール部6により編集されたドットイメージデ
ータを格納するドットイメージメモリ、8はドットイメ
ージメモリ7に格納されたドットイメージデータを読出
すための制御並びに印刷部に対しデータ転送制御等を行
なうプリンタインタフェース部、9は上位装置よりイン
タフェース部3及び受信バッファ4を介してダウンロー
ディングされたフォントパターンや前記プリバッファ5
に蓄積された1ブロック分のドットイメージデータを印
刷部の印刷ドット密度に合わせて拡大又は縮小するドッ
ト密度変換部、10は使用頻度の高いフォントパターンを
印刷部の印刷ドット密度に合わせた内字として記憶して
いる内字フォントメモリ、11は前記ドット密度変換部9
にて拡大又は縮小された外字フォントパターンを格納す
る外字フォントメモリ、12は前記外字フォントメモリ11
に対し前記ドット密度変換部9にて拡大又は縮小された
外字フォントパターンを定められた番地に格納するため
のアドレス制御並びに受信した印刷データ中の内字フォ
ント指定コード又は外字フォント指定コードに基づいて
前記内字フォントメモリ10又は外字フォントメモリ11の
指定されたフォントパターンを読出すためのアドレス制
御を行なうフォントメモリコントロール部、13はプリン
タインタフェース部8からのドットイメージデータに基
づいて用紙に文字や罫線等の印刷を行なう印刷部であ
る。
なお、印刷部13のみからなる装置をプリンタと称し、
他の構成要素1〜12からなる別の装置をコントローラと
称する場合もあるが、実質的には同一である。
他の構成要素1〜12からなる別の装置をコントローラと
称する場合もあるが、実質的には同一である。
第3図は前述したページプリンタにおける処理の流れ
を示すもので、以下、これに従って動作を説明するが、
印刷データの受信に先立ち、インタフェース部3及び受
信バッファ4を介して印刷部13とは印刷ドット密度の異
なる外字のフォントパターンをダウンローディングし、
ドット密度変換部9により印刷部13の印刷ドット密度に
合ったフォントパターンに変換し、外字フォントメモリ
11に格納しておく。
を示すもので、以下、これに従って動作を説明するが、
印刷データの受信に先立ち、インタフェース部3及び受
信バッファ4を介して印刷部13とは印刷ドット密度の異
なる外字のフォントパターンをダウンローディングし、
ドット密度変換部9により印刷部13の印刷ドット密度に
合ったフォントパターンに変換し、外字フォントメモリ
11に格納しておく。
印刷すべきデータが上位装置よりインタフェース部3
を通して受信バッファ4に受信される(ステップs1)
と、マイクロプロセッサ1は以下の処理を実行する。
を通して受信バッファ4に受信される(ステップs1)
と、マイクロプロセッサ1は以下の処理を実行する。
まず、受信バッファ4に格納されている印刷データ
中、内字フォントパターンを指定するコードが外字フォ
ントパターンを指定するコードかを判別する(ステップ
s2,s3)。なお、この判別は周知の2バイトコードで示
される文字コード中の第1バイトの値で行なわれる。
中、内字フォントパターンを指定するコードが外字フォ
ントパターンを指定するコードかを判別する(ステップ
s2,s3)。なお、この判別は周知の2バイトコードで示
される文字コード中の第1バイトの値で行なわれる。
前記判別結果が内字フォントパターンを指定するコー
ドであれば、該当する内字フォントパターンのアドレス
をフォントメモリコントロール部12に対して指示し、外
字フォントパターンを指示するコードであれば、該当す
る外字フォントパターンのアドレスを同様にフォントメ
モリコントール部12に対して指示する(ステップs4,s
5)。
ドであれば、該当する内字フォントパターンのアドレス
をフォントメモリコントロール部12に対して指示し、外
字フォントパターンを指示するコードであれば、該当す
る外字フォントパターンのアドレスを同様にフォントメ
モリコントール部12に対して指示する(ステップs4,s
5)。
また、同時に印刷データ中の文字ピッチ及び行ピッチ
を指定するコードに従い、内字フォントメモリ10又は外
字フォントメモリ11より読出されたフォントパターンを
編集するための指示をプリントコントロール部6に対し
て行なう。もし、前記文字ピッチ及び行ピッチがドット
単位で指定されている場合には印刷部13の印刷ドット密
度に変換整合して指示する。
を指定するコードに従い、内字フォントメモリ10又は外
字フォントメモリ11より読出されたフォントパターンを
編集するための指示をプリントコントロール部6に対し
て行なう。もし、前記文字ピッチ及び行ピッチがドット
単位で指定されている場合には印刷部13の印刷ドット密
度に変換整合して指示する。
プリントコントロール部6はマイクロプロセッサ1の
指示に従って、前記内字フォントパターン又は外字フォ
ントパターンをドットイメージデータに編集し、ドット
イメージメモリ7に格納する(ステップs6,s7,s8,s
9)。
指示に従って、前記内字フォントパターン又は外字フォ
ントパターンをドットイメージデータに編集し、ドット
イメージメモリ7に格納する(ステップs6,s7,s8,s
9)。
次に、罫線の印刷処理について説明する。
第4図は罫線印刷データの一例を示すもので、ここで
は24×24ドットイメージに対応した1ブロック分の印字
フォーマットデータ14を示す。該データ14はコードESC,
J、データn1,n2,n3,n4,d1,d2,d3,……からなり、該コー
ドESC,Jは後続する罫線データが行方向24ビットのイメ
ージデータであることを示し、データn1,n2,n3,n4は罫
線データの列方向の長さl(ビット数)を表わす。例え
ば、10進表示でn1=0,n2=0,n3=2,n4=9とすれば、こ
れは罫線データの列方向の長さl=29(ビット)である
ことを表わし、n1=1,n2=0,n3=2,n4=4とすれば、l
=1024(ビット)であることを表わしている。なお、列
方向のビット数lは印刷する用紙の列方向全印刷範囲以
下の任意の値をとる。また、データd1,d2,d3,……は行
方向24ドットで列方向lドットの罫線データ(ドットイ
メージデータ)15であり、例えば、そのうちのデータd
1,d2,d3は第1列目のドットイメージデータ3バイト分
(24ビット)の内容を示す。ここにおいて、1ブロック
分即ちブロック単位とは行方向の任意のドット数(例え
ば24ドット)及び列方向全印刷範囲以下の任意の列方向
のドット数(lドット)のドットからなるドットイメー
ジデータ構成を意味している。
は24×24ドットイメージに対応した1ブロック分の印字
フォーマットデータ14を示す。該データ14はコードESC,
J、データn1,n2,n3,n4,d1,d2,d3,……からなり、該コー
ドESC,Jは後続する罫線データが行方向24ビットのイメ
ージデータであることを示し、データn1,n2,n3,n4は罫
線データの列方向の長さl(ビット数)を表わす。例え
ば、10進表示でn1=0,n2=0,n3=2,n4=9とすれば、こ
れは罫線データの列方向の長さl=29(ビット)である
ことを表わし、n1=1,n2=0,n3=2,n4=4とすれば、l
=1024(ビット)であることを表わしている。なお、列
方向のビット数lは印刷する用紙の列方向全印刷範囲以
下の任意の値をとる。また、データd1,d2,d3,……は行
方向24ドットで列方向lドットの罫線データ(ドットイ
メージデータ)15であり、例えば、そのうちのデータd
1,d2,d3は第1列目のドットイメージデータ3バイト分
(24ビット)の内容を示す。ここにおいて、1ブロック
分即ちブロック単位とは行方向の任意のドット数(例え
ば24ドット)及び列方向全印刷範囲以下の任意の列方向
のドット数(lドット)のドットからなるドットイメー
ジデータ構成を意味している。
このような1ブロック分の罫線印刷データ14は上位装
置からインタフェース部3を通して受信バッファ4に受
信される。
置からインタフェース部3を通して受信バッファ4に受
信される。
マイクロプロセッサ1は受信バッファ4に格納されて
いる印刷データが罫線印刷データ14であれば(ステップ
s10)、前記プリバッファ5に行方向は24ビット、列方
向はlビットの前記ドットイメージデータ15を格納する
(ステップs11)。なお、罫線印刷データの判別は前記
コードESC,Jにより行なわれる。
いる印刷データが罫線印刷データ14であれば(ステップ
s10)、前記プリバッファ5に行方向は24ビット、列方
向はlビットの前記ドットイメージデータ15を格納する
(ステップs11)。なお、罫線印刷データの判別は前記
コードESC,Jにより行なわれる。
前記罫線データを1ブロック分格納する(ステップs1
2)と、これを前記ドット密度変換部9により印刷部13
の印刷ドット密度に合ったドットイメージデータに変換
し(ステップs13)、マイクロプロセッサ1の指示を受
けたプリントコントロール部6により該変換後のドット
イメージデータをドットイメージメモリ7に格納する
(ステップs14)。
2)と、これを前記ドット密度変換部9により印刷部13
の印刷ドット密度に合ったドットイメージデータに変換
し(ステップs13)、マイクロプロセッサ1の指示を受
けたプリントコントロール部6により該変換後のドット
イメージデータをドットイメージメモリ7に格納する
(ステップs14)。
第5図は前記24×24ドットイメージのシリアルプリン
タに対応した1ブロック分の罫線データ15を、32×32ド
ットイメージのページプリンタに対応した1ブロック分
の罫線データ16に変換した時のようすを示すもので、1/
180インチ間隔で24ドットの行方向のイメージデータは1
/240インチ間隔で32ドットの行方向のイメージデータに
変換され、1/180インチ間隔でlドットの列方向のイメ
ージデータは1/240インチ間隔でl・(4/3)ドットの列
方向のイメージデータに変換される。
タに対応した1ブロック分の罫線データ15を、32×32ド
ットイメージのページプリンタに対応した1ブロック分
の罫線データ16に変換した時のようすを示すもので、1/
180インチ間隔で24ドットの行方向のイメージデータは1
/240インチ間隔で32ドットの行方向のイメージデータに
変換され、1/180インチ間隔でlドットの列方向のイメ
ージデータは1/240インチ間隔でl・(4/3)ドットの列
方向のイメージデータに変換される。
このように罫線データはブロック単位で密度変換され
てドットイメージメモリ7に書込まれるが、1頁分終了
するまで繰返され(ステップs15)、該1頁分の全ての
罫線データが密度変換されてドットイメージメモリ7に
格納される。なお、データ格納時、プリントコントロー
ル部6は既に格納されている文字データ等と罫線データ
との重ね書きも行なうことはいうまでもない。
てドットイメージメモリ7に書込まれるが、1頁分終了
するまで繰返され(ステップs15)、該1頁分の全ての
罫線データが密度変換されてドットイメージメモリ7に
格納される。なお、データ格納時、プリントコントロー
ル部6は既に格納されている文字データ等と罫線データ
との重ね書きも行なうことはいうまでもない。
ドットイメージメモリ7に格納されたドットイメージ
データはマイクロプロセッサ1の指示を受けたプリンタ
インタフェース部8により読出され、印刷部13に出力さ
れ、プリントアウトされる(ステップs16)。
データはマイクロプロセッサ1の指示を受けたプリンタ
インタフェース部8により読出され、印刷部13に出力さ
れ、プリントアウトされる(ステップs16)。
第6図は罫線の印刷結果の一例を示すもので、図中、
17は印刷用紙、18は用紙17上の原点、19は印刷された罫
線であり、また、Aは原点18から行方向の最初の罫線の
印刷位置までの間隔、Bは行方向の2番目以降の罫線の
印刷間隔、Cは列方向の罫線間の印刷間隔を示す。
17は印刷用紙、18は用紙17上の原点、19は印刷された罫
線であり、また、Aは原点18から行方向の最初の罫線の
印刷位置までの間隔、Bは行方向の2番目以降の罫線の
印刷間隔、Cは列方向の罫線間の印刷間隔を示す。
ここで、上位装置より送出される印刷ドット密度1/18
0インチのシリアルプリンタに対応した罫線データにお
いて、前記間隔Aが31ドット(31/180インチ)、Bが18
0ドット(180/180=1インチ)、Cが60ドット(60/180
=1/3インチ)であった場合、印刷ドット密度1/240イン
チのページプリンタに対応した罫線データにおいて、前
記間隔Aは41ドット(31×4/3=41.333……)、Bは240
ドット(180×4/3=240)、Cは80ドット(60×4/3=8
0)に密度変換される必要がある。
0インチのシリアルプリンタに対応した罫線データにお
いて、前記間隔Aが31ドット(31/180インチ)、Bが18
0ドット(180/180=1インチ)、Cが60ドット(60/180
=1/3インチ)であった場合、印刷ドット密度1/240イン
チのページプリンタに対応した罫線データにおいて、前
記間隔Aは41ドット(31×4/3=41.333……)、Bは240
ドット(180×4/3=240)、Cは80ドット(60×4/3=8
0)に密度変換される必要がある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記変換比率が(1/180インチ)/(1
/240インチ)=4/3(1.333……)倍と整数倍でないの
で、1ブロックの罫線印刷データに含まれる罫線データ
の列方向のドット数によっては列方向に位置ずれが生じ
ることがあった。
/240インチ)=4/3(1.333……)倍と整数倍でないの
で、1ブロックの罫線印刷データに含まれる罫線データ
の列方向のドット数によっては列方向に位置ずれが生じ
ることがあった。
例えば、上位装置が前記間隔Aまでの罫線データを、
列方向29ドットの罫線データを含む罫線印刷データと、
列方向2ドットの罫線データを含む罫線印刷データとの
2つのブロックの罫線印刷データで送出した場合、前記
列方向29ドットが39ドット(29×4/3=38.666……)に
変換され、列方向2ドットが3ドット(2×4/3=2.666
……)に変換され、結局42ドットに変換されることにな
る。
列方向29ドットの罫線データを含む罫線印刷データと、
列方向2ドットの罫線データを含む罫線印刷データとの
2つのブロックの罫線印刷データで送出した場合、前記
列方向29ドットが39ドット(29×4/3=38.666……)に
変換され、列方向2ドットが3ドット(2×4/3=2.666
……)に変換され、結局42ドットに変換されることにな
る。
第7図は前記間隔Aまでの罫線データが1ブロックの
罫線印刷データで送られた行と、前述した2ブロックの
罫線印刷データで送られた行とが混在した時の印刷結果
を示すものである。
罫線印刷データで送られた行と、前述した2ブロックの
罫線印刷データで送られた行とが混在した時の印刷結果
を示すものである。
このように従来の方式では上位装置より送出される罫
線印刷データに含まれる罫線データの列方向のドット数
によっては罫線の印刷位置がずれるという問題点があっ
た。
線印刷データに含まれる罫線データの列方向のドット数
によっては罫線の印刷位置がずれるという問題点があっ
た。
本発明は前記問題点を除去し、位置ずれのない罫線や
イメージ(図形)の印刷結果が得られるプリンタの印刷
制御方式を提供することを目的とする。
イメージ(図形)の印刷結果が得られるプリンタの印刷
制御方式を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明では前記目的を達成するため、印刷ドット密度
の異なる他のプリンタに対応する印刷データを受信し、
ドットイメージデータで表わされる印刷データを密度変
換して印刷するプリンタの印刷制御方式において、行方
向の任意のドット数及び列方向全印刷範囲以下の任意の
列方向のドット数のドットからなるドットイメージデー
タをブロック単位として受信し、ブロック単位で受信し
たドットイメージデータを列方向全印刷範囲分格納し得
るバッファメモリと、ブロック単位でドットイメージデ
ータを前記バッファメモリに格納し、列方向全印刷範囲
分格納すると一括して印刷ドット密度変換を行なわせる
手段とを設けている。
の異なる他のプリンタに対応する印刷データを受信し、
ドットイメージデータで表わされる印刷データを密度変
換して印刷するプリンタの印刷制御方式において、行方
向の任意のドット数及び列方向全印刷範囲以下の任意の
列方向のドット数のドットからなるドットイメージデー
タをブロック単位として受信し、ブロック単位で受信し
たドットイメージデータを列方向全印刷範囲分格納し得
るバッファメモリと、ブロック単位でドットイメージデ
ータを前記バッファメモリに格納し、列方向全印刷範囲
分格納すると一括して印刷ドット密度変換を行なわせる
手段とを設けている。
(作 用) 本発明によれば、列方向全印刷範囲分の罫線データや
イメージデータが上位装置におけるデータ送出の都合等
により、いくつかに分割されて複数のブロックの罫線印
刷データやイメージ印刷データ内のデータとして送出さ
れた場合でも各ブロック毎のデータのみでは密度変換が
行なわれず、前記列方向全印刷範囲分揃った時点で変換
されるので、各行毎の変換後のデータに列方向の位置ず
れが発生しない。
イメージデータが上位装置におけるデータ送出の都合等
により、いくつかに分割されて複数のブロックの罫線印
刷データやイメージ印刷データ内のデータとして送出さ
れた場合でも各ブロック毎のデータのみでは密度変換が
行なわれず、前記列方向全印刷範囲分揃った時点で変換
されるので、各行毎の変換後のデータに列方向の位置ず
れが発生しない。
(実施例) 第1図は本発明のプリンタの印刷制御方式を適用した
ページプリンタの一実施例を示すブロック構成図で、図
中、第2図に示す従来例と同一構成部分は同一符号をも
って表わす。即ち、1はマイクロプロセッサ、2aはプロ
グラムメモリ、3はインタフェース部、4は受信バッフ
ァ、5aはプリバッファ、6はプリントコントロール部、
7はドットイメージメモリ、8はプリンタインタフェー
ス部、9はドット密度変換部、10は内字フォントメモ
リ、11は外字フォントメモリ、12はフォントメモリコン
トロール部、13は印刷部である。
ページプリンタの一実施例を示すブロック構成図で、図
中、第2図に示す従来例と同一構成部分は同一符号をも
って表わす。即ち、1はマイクロプロセッサ、2aはプロ
グラムメモリ、3はインタフェース部、4は受信バッフ
ァ、5aはプリバッファ、6はプリントコントロール部、
7はドットイメージメモリ、8はプリンタインタフェー
ス部、9はドット密度変換部、10は内字フォントメモ
リ、11は外字フォントメモリ、12はフォントメモリコン
トロール部、13は印刷部である。
プリバッファ5aはブロック単位で受信する罫線印刷デ
ータやイメージ印刷データ中に含まれる罫線データやイ
メージデータを列方向全印刷範囲分、即ち1行分蓄積し
得る容量を備えている点を除いて従来例のプリバッファ
5と同様である。なお、ブロック単位とは第4図で説明
したように、行方向の任意のドット数及び列方向全印刷
範囲以下の任意の列方向のドット数のドットからなるド
ットイメージデータ構成を意味しているのは云うまでも
ない。
ータやイメージ印刷データ中に含まれる罫線データやイ
メージデータを列方向全印刷範囲分、即ち1行分蓄積し
得る容量を備えている点を除いて従来例のプリバッファ
5と同様である。なお、ブロック単位とは第4図で説明
したように、行方向の任意のドット数及び列方向全印刷
範囲以下の任意の列方向のドット数のドットからなるド
ットイメージデータ構成を意味しているのは云うまでも
ない。
第8図は本実施例のページプリンタにおける処理の流
れを示すもので、マイクロプロセッサ1のプログラムと
してプログラムメモリ2aに格納されている。
れを示すもので、マイクロプロセッサ1のプログラムと
してプログラムメモリ2aに格納されている。
次に、前記ページプリンタの動作を説明するが、上位
装置より送られてくる印刷データは前述した従来例の場
合と同一とし、また、外字フォントの密度変換処理並び
に内字及び外字に対する印刷処理(ステップs1〜s9)は
従来例と同様なので省略する。
装置より送られてくる印刷データは前述した従来例の場
合と同一とし、また、外字フォントの密度変換処理並び
に内字及び外字に対する印刷処理(ステップs1〜s9)は
従来例と同様なので省略する。
マイクロプロセッサ1は受信バッファ4に格納されて
いる印刷データが罫線印刷データであれば(ステップs1
0)、前記プリバッファ5aに行方向は24ビット、列方向
はデータn1〜n4により指定されたビット数の1ブロック
分のドットイメージデータを格納する(ステップs11,s1
2)。
いる印刷データが罫線印刷データであれば(ステップs1
0)、前記プリバッファ5aに行方向は24ビット、列方向
はデータn1〜n4により指定されたビット数の1ブロック
分のドットイメージデータを格納する(ステップs11,s1
2)。
次に、マイクロプロセッサ1は罫線データのプリバッ
ファ5aへの書込みが列方向全印刷範囲分(1行分)完了
したか否かを判別する(ステップs17)。なお、該判別
は改行を示すコードLF、垂直(行)方向のタブを示すコ
ードV−TAB等が印刷データ中に存在するか否かで行な
われる。
ファ5aへの書込みが列方向全印刷範囲分(1行分)完了
したか否かを判別する(ステップs17)。なお、該判別
は改行を示すコードLF、垂直(行)方向のタブを示すコ
ードV−TAB等が印刷データ中に存在するか否かで行な
われる。
前記判別の結果、完了していなければ、再度、前記ス
テップs11,s12の処理を繰返して、受信バッファ4内の
次のブロックの罫線印刷データ中に含まれる罫線デー
タ、即ち続きの罫線データをプリバッファ5aへ書込む。
テップs11,s12の処理を繰返して、受信バッファ4内の
次のブロックの罫線印刷データ中に含まれる罫線デー
タ、即ち続きの罫線データをプリバッファ5aへ書込む。
而して、列方向全印刷範囲分の罫線データがプリバッ
ファ5aへ書込まれると、マイクロプロセッサ1はプリバ
ッファ5aに格納されている全ての罫線データを一括し
て、前記ドット密度変換部9により印刷部13の印刷ドッ
ト密度に合ったドットイメージデータに変換し(ステッ
プs13)、マイクロプロセッサ1の指示を受けたプリン
トコントロール部6により変換後のドットイメージデー
タをドットイメージメモリ7に格納する(ステップs1
4)。
ファ5aへ書込まれると、マイクロプロセッサ1はプリバ
ッファ5aに格納されている全ての罫線データを一括し
て、前記ドット密度変換部9により印刷部13の印刷ドッ
ト密度に合ったドットイメージデータに変換し(ステッ
プs13)、マイクロプロセッサ1の指示を受けたプリン
トコントロール部6により変換後のドットイメージデー
タをドットイメージメモリ7に格納する(ステップs1
4)。
前述した罫線データの密度変換及びドットイメージメ
モリへの書込みを1頁分行なった後は、前記同様にプリ
ンタインタフェース部8に指令が出され、ドットイメー
ジメモリ7内のデータが印刷部13に送出され、プリント
アウトされる。
モリへの書込みを1頁分行なった後は、前記同様にプリ
ンタインタフェース部8に指令が出され、ドットイメー
ジメモリ7内のデータが印刷部13に送出され、プリント
アウトされる。
なお、これまでは罫線データのみについて説明した
が、実際には図形を表わすイメージデータ等、ドットイ
メージデータで表わされるデータ全てに適用される。
が、実際には図形を表わすイメージデータ等、ドットイ
メージデータで表わされるデータ全てに適用される。
また、前記実施例はページプリンタに本発明を適用し
たが、他のプリンタであっても同様に適用できることは
いうまでもない。
たが、他のプリンタであっても同様に適用できることは
いうまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、列方向全印刷範
囲分の罫線データやイメージデータが複数のブロックの
罫線印刷データやイメージ印刷データ内のデータとし
て、いくつかに分割されて送出されてきた場合でも該列
方向全印刷範囲分のデータが揃うまで印刷ドット密度の
変換を行なわないため、変換比率の端数等によって各行
毎のデータに列方向のドットの位置ずれが発生せず、品
質の高い印刷結果が得られる。
囲分の罫線データやイメージデータが複数のブロックの
罫線印刷データやイメージ印刷データ内のデータとし
て、いくつかに分割されて送出されてきた場合でも該列
方向全印刷範囲分のデータが揃うまで印刷ドット密度の
変換を行なわないため、変換比率の端数等によって各行
毎のデータに列方向のドットの位置ずれが発生せず、品
質の高い印刷結果が得られる。
第1図は本発明のプリンタの印刷制御方式を適用したペ
ージプリンタの一実施例を示すブロック構成図、第2図
は従来のプリンタの印刷制御方式を適用したページプリ
ンタの一例を示すブロック構成図、第3図は第2図の装
置における処理の流れ図、第4図は罫線印刷データの一
例を示す説明図、第5図は罫線データの印刷ドット密度
変換のようすを示す図、第6図は罫線の印刷結果の一例
を示す図、第7図は罫線の印刷結果の他の例を示す図、
第8図は第1図の装置における処理の流れ図である。 1……マイクロプロセッサ、2a……プログラムメモリ、
3……インタフェース部、4……受信バッファ、5a……
プリバッファ、6……プリントコントロール部、7……
ドットイメージメモリ、8……プリンタインタフェース
部、9……ドット密度変換部、10……内字フォントメモ
リ、11……外字フォントメモリ、12……フォントメモリ
コントロール部、13……印刷部。
ージプリンタの一実施例を示すブロック構成図、第2図
は従来のプリンタの印刷制御方式を適用したページプリ
ンタの一例を示すブロック構成図、第3図は第2図の装
置における処理の流れ図、第4図は罫線印刷データの一
例を示す説明図、第5図は罫線データの印刷ドット密度
変換のようすを示す図、第6図は罫線の印刷結果の一例
を示す図、第7図は罫線の印刷結果の他の例を示す図、
第8図は第1図の装置における処理の流れ図である。 1……マイクロプロセッサ、2a……プログラムメモリ、
3……インタフェース部、4……受信バッファ、5a……
プリバッファ、6……プリントコントロール部、7……
ドットイメージメモリ、8……プリンタインタフェース
部、9……ドット密度変換部、10……内字フォントメモ
リ、11……外字フォントメモリ、12……フォントメモリ
コントロール部、13……印刷部。
Claims (1)
- 【請求項1】印刷ドット密度の異なる他のプリンタに対
応する印刷データを受信し、ドットイメージデータで表
わされる印刷データを密度変換して印刷するプリンタの
印刷制御方式において、 行方向の任意のドット数及び列方向全印刷範囲以下の任
意の列方向のドット数のドットからなるドットイメージ
データをブロック単位として受信し、 ブロック単位で受信したドットイメージデータを列方向
全印刷範囲分格納し得るバッファメモリと、 ブロック単位でドットイメージデータを前記バッファメ
モリに格納し、列方向全印刷範囲分格納すると一括して
印刷ドット密度変換を行なわせる手段と を設けたことを特徴とするプリンタの印刷制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63006290A JP2614251B2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | プリンタの印刷制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63006290A JP2614251B2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | プリンタの印刷制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01182054A JPH01182054A (ja) | 1989-07-19 |
JP2614251B2 true JP2614251B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=11634254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63006290A Expired - Lifetime JP2614251B2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | プリンタの印刷制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2614251B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6068770A (ja) * | 1983-09-26 | 1985-04-19 | Nec Corp | イメージ密度変換器の制御装置 |
JPH0752338B2 (ja) * | 1985-07-19 | 1995-06-05 | 富士通株式会社 | グラフ出力制御方法 |
-
1988
- 1988-01-14 JP JP63006290A patent/JP2614251B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01182054A (ja) | 1989-07-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |