JPH08221636A - 紙幣取扱装置および現金自動取引装置 - Google Patents

紙幣取扱装置および現金自動取引装置

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JPH08221636A
JPH08221636A JP7023742A JP2374295A JPH08221636A JP H08221636 A JPH08221636 A JP H08221636A JP 7023742 A JP7023742 A JP 7023742A JP 2374295 A JP2374295 A JP 2374295A JP H08221636 A JPH08221636 A JP H08221636A
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邦尚 松浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】現金自動取引装置の紙幣を扱う還流式紙幣取扱
装置に、従来から提供されている基本機能に加えて、付
加機能の追加を容易に実現する。 【構成】現金自動取引装置200の内部に実装された還
流式紙幣取扱装置の基本機能を担う装置本体10の利用
者側であって、現金自動取引装置200の利用者の操作
部201の下方に、付加ユニット101を還流式紙幣取
扱装置の基本機能を担う装置本体10に着脱自在に取り
付け、付加ユニット101の内部に付加機能を実現する
付加機構部102を実装する。異なる機能を持つ付加機
構部102の搬送手段111を付加ユニット101の搬
送手段110、112を変更すること無く接続できるよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は利用者の投入する紙幣を
受け取り、利利用者の要求する紙幣を払い出す機能を担
い、投入された紙幣を払い出しに再利用する還流式紙幣
取扱装置、およびこの還流式紙幣取扱装置を内蔵する現
金自動取引装置にに関する。
【従来の技術】従来の還流式紙幣取扱装置は特開平3−
148792に示される。従来の還流式紙幣取扱装置
は、利用者の投入した紙幣を取り込み、鑑別部で計数
し、還流させる特定の金種の紙幣であって鑑別部で再利
用可能と判定した紙幣を金種別に金種ボックスに収納
し、前記特定の金種以外の金種の紙幣と前記特定の金種
の紙幣であっても鑑別部で再利用不可能と判定した紙幣
を金種ボックスとは別の収納ボックスに収納する。ま
た、前記金種ボックスから、紙幣を利用者の要求に応じ
て繰り出し、利用者に渡す。前記金種ボックスの紙幣が
不足した時には、着脱自在のカセットボックスに紙幣を
セットし、カセットボックスから紙幣を繰り出して前記
特定の紙幣を金種ボックスに補充する。前記金種ボック
スの紙幣が余剰となった場合は、前記金種ボックスから
紙幣を繰り出し、カセットボックスに収納して装置から
取り出す。装置内の現金を確認する場合は、各ボックス
間を鑑別部経由で紙幣を搬送し、精査を行なう。以上述
べた様に、従来の還流式紙幣取扱装置は利用者の紙幣の
受け取りと、利用者への紙幣の払い出し、及び、これを
維持するための紙幣の補充、回収、精査等の基本機能を
行なうものであった。また、図8に示す様に、従来の還
流式紙幣取扱装置801は、現金自動取引装置800の
内部で、利用者の利用方法を入力する操作部802の利
用者と反対側に実装され、前記操作部802はCRT8
03とキ−もしくはタッチパネル804とそれらを制御
する制御部805で構成され、還流式紙幣取扱装置80
1と利用者の間のスペ−スの大半を占有するものであっ
た。
【発明が解決しようとする課題】前記の様な還流式紙幣
取扱装置で、前記の基本機能に加えて、紙幣の殺菌/し
わ伸ばし機能や、還流させる特定の金種以外の金種の精
査機能や、小切手、明細票等の単票を利用者に渡す機能
等の付加機能を提供するために、目的の機能を持った付
加ユニットを追加する場合は、還流式紙幣取扱装置を利
用者と反対側に大きくして付加ユニットを追加するか、
金種ボックスの紙幣収納部を小形化するか金種ボックス
の数を少なくして付加ユニットを追加していた。従っ
て、還流式紙幣取扱装置を利用者と反対側に大きくして
付加ユニットを追加する場合には現金自動取引装置が大
形化し、金種ボックスの紙幣収納部を小形化するか金種
ボックスの数を少なくして付加ユニットを追加する場合
には収納可能な紙幣の容量が減少するという問題があっ
た。本発明の目的は、前記の基本機能に加えて付加機能
を提供するために目的の機能を持った付加ユニットを追
加する場合に、現金自動取引装置を大形化することもな
く、収納可能な紙幣の容量を減少させることもなく、か
つ、基本機能を担う装置本体に対し付加ユニットを着脱
自在にとして、基本機能を持つ紙幣取扱装置と基本機能
に加えて付加機能を持つ紙幣取扱装置を容易に実現でき
る紙幣取扱装置、および現金自動取引装置を提供するこ
とにある。
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、還流式紙幣取扱装置の利用者側に、紙幣入出
金口部の高さより低くなる様に付加ユニットを着脱自在
に取り付ける。付加ユニットを取り付ける場合には、装
置本体が基本機能を提供するために持つ装置本体の搬送
手段の一部を取外し、付加ユニットの付加搬送手段その
一部が装置本体に入り込み装置本体の搬送手段と接続す
るように構成する。
【作用】近年、液晶ディスプレイ等の薄形表示手段が従
来のCRTに替わって利用されるようになり、現金自動
取引装置でも利用者の操作部に従来のCRTとキ−もし
くはタッチパネルの組合せに替わって、液晶ディスプレ
イとキ−もしくはタッチパネルの組合せ等薄形の操作部
が用いられるようになっている。本発明によれば、還流
式紙幣取扱装置に基本機能に加えて付加機能を追加する
場合、付加搬送手段と付加機構部支持手段とこの付加機
構部支持手段に支持された付加機構部を含む付加ユニッ
トは、還流式紙幣取扱装置の基本機能を実現する装置本
体の利用者側の外側に、紙幣入出金口部の高さより低く
構成されているので、従来の現金自動取引装置と同様
に、利用者側から、薄形の操作部、紙幣入出金口部の順
に並べても、付加ユニットは薄形の操作部の下に収める
ことができ、現金自動取引装置を大形化することもな
く、紙幣容量を減少させることもなく、付加機能を追加
することができる。また、付加ユニットを取り付ける場
合には、装置本体の基本機能を実現する搬送手段の一部
を取外し、付加搬送手段の一部が装置本体に入り込むこ
とによって装置本体の搬送手段と付加搬送手段が接続さ
れる様に構成されているので、付加ユニットを取り付け
ても、還流式紙幣取扱装置の大きさの増加は最小限に抑
えられる。
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。図1は、本発明の付加機能を追加した還流式紙幣取
扱装置を内蔵する現金自動取引装置の構成図である。1
は紙幣入出金口部、2は鑑別部、3は表裏反転部、4は
一時スタッカ部、5−1、5−2、5−3は金種ボック
ス、6はカセットボックス、7は一時スタッカとして動
作する場合には図の実線位置にセットされ、カセットボ
ックス6から紙幣を繰り出したり、カセットボックス6
に紙幣を収納する場合には破線位置に退避するセパレ−
タ、8は金種ボックスに収納する金種以外の金種の紙幣
と鑑別部により再利用不可能と判定された紙幣を収納す
るリジェクトボックス、9は本装置を制御する制御部及
び電力を供給する電源である。以上が、基本機能を実現
する基本ユニット10である。101は付加機能を担う
付加ユニット、102は付加機構部である。付加ユニッ
ト101は付加機構部支持手段および付加搬送手段を含
み、紙幣入出金口部1より低く構成されている。還流式
紙幣取扱装置50は、現金自動取引装置200の内部に
実装され、付加ユニット101は、現金自動取引装置2
00の液晶ディスプレイとタッチパネルを組み合わせた
薄形の操作部201の下部に位置している。202は、
現金自動取引装置200の制御部及び電源、203はキ
ャッシュカ−ド、通帳を扱う装置である。入金機能は、
以下の様に行なわれる。紙幣入出金口部1に投入された
紙幣は、図示しない紙幣分離手段により紙幣入出金口部
1で一枚一枚に分離され、付加搬送手段110、付加機
構部の搬送手段111、付加搬送手段112により搬送
され、金種ボックス5−1、5−2、5−3の搬送手段
を通り、鑑別部2により金種、真偽、枚数、表裏が判別
され、正券は表裏反転部3で表裏が揃えられた後、一時
スタッカ部4に搬送され、図示しないスタック手段によ
り集積され一時保留される。鑑別部2で正券と判別され
なかった紙幣は、入出金口部1に搬送され利用者に返さ
れる。この動作を、入金計数と言う。ここで、利用者が
現金自動取引装置200の操作部201の確認キ−を押
下すると、一時スタッカ部4から図示しない分離手段に
より一枚一枚に分離され、鑑別部2により金種、枚数、
正損が判別され、還流対象の正券は付加機構部の搬送手
段111を通り、それぞれの金種ボックス5に搬送され
金種別に収納され、還流対象外の紙幣と損券はリジェク
トボックス8に搬送され収納される。この動作を、入金
収納と言う。出金機能は、金種ボックス5から図示しな
い分離手段により、利用者の要求の金種、枚数の紙幣が
それぞれ一枚一枚繰り出され、鑑別部2に搬送されて金
種、枚数を判別した後、紙幣入出金口部1に搬送されて
利用者に渡される。この動作を、出金と言う。金種ボッ
クス5の紙幣が不足した場合は、セパレ−タ7を破線位
置に退避させ、図示しない分離手段によりカセットボッ
クス6に収納されている紙幣を一枚一枚繰り出し、鑑別
部2に搬送して金種、枚数を判別し、金種別にそれぞれ
の金種ボックス5に収納する。この動作を、補充と言
う。金種ボックス5の紙幣が余剰になった場合は、セパ
レ−タ7を破線位置に退避させ、金種ボックス5から図
示しない分離手段により一枚一枚繰り出し、鑑別部2に
搬送して金種、枚数を判別し、カセットボックス6に収
納する。この動作を、回収と言う。金種ボックス内の紙
幣量をチェックする場合は、空のカセットボックス6を
セットしセパレ−タ7を破線位置に退避させ、金種ボッ
クスを一つづつ、紙幣を全部カセットボックス6に搬送
し収納した後、カセットボックス6から繰り出して鑑別
部2に搬送して金種、枚数を判別してもとの金種ボック
スに収納する。これを、全ての金種ボックスについて行
なう。この動作を、精査と言う。以上が、基本機能の概
要である。付加機能は、付加ユニット101を利用する
ことにより実現する。図2は付加ユニットの第一の実施
例である。付加ユニットの搬送手段111には、紙幣の
搬送先を切り替えるゲ−ト301が設けられている。ヒ
−トロ−ラ303は、内部に実装したヒ−タ302によ
り加熱され、図示しない温度制御手段により温度が制御
される。ヒ−トロ−ラ303には、耐熱ベルト304が
巻きかけられ、図示しない駆動手段により搬送手段11
1と等速に駆動される。前記の入金収納時にゲ−ト30
1を図示の方向に切り換え、紙幣を耐熱ベルト304に
よりヒ−トロ−ラ303に圧接搬送し、加熱殺菌すると
同時にしわ伸ばしを行ない、合流路305を通して搬送
手段111に戻し、入金された紙幣を殺菌すると同時に
しわ伸ばしを行ない、金種ボックスに収納する。これに
より、基本機能に追加して、殺菌されしわを伸ばされた
クリ−ンな紙幣を金種ボックスから出金することができ
る。図3は付加ユニットの第二の実施例である。本実施
例は、付加ユニットは金種ボックス5の高さを低くした
ものである。付加機構部の搬送手段111に、ゲ−ト4
01を設け、ゲ−ト401で取り込んだ紙幣を一対のロ
−ラ402、403により収納部405に送り込み集積
させる。この時、ロ−ラ403と同軸に取り付けたシ−
トロ−ラ404により集積を安定させる。紙幣を繰り出
す時は、エレベ−タ406を上昇させてピックアップロ
−ラ407に押し当て、ピックアップロ−ラ407とフ
ィ−ドロ−ラ408を図示しない駆動源により駆動し、
フィ−ドロ−ラ408と回転しないゲ−トロ−ラ409
により一枚一枚に分離し搬送手段111に送り出す。基
本機能の入金収納時には、還流対象外の紙幣(例えば五
千円券)と損券はリジェクトボックス8に搬送され収納
されるが、本実施例では、入金収納時、還流対象外の紙
幣と損券を付加ユニットに収納する。こうすることによ
り、基本機能では、リジェクトボックス8に搬送され収
納された還流対象外の紙幣と損券は、精査時には人手に
より数えなければならなかったが、本付加ユニットから
一枚一枚繰り出して鑑別部2に搬送し、金種、枚数を判
別した後カセットボックス6に収納することにより、人
手を介さずに還流対象外の紙幣と損券の精査を行なうこ
とができる。図4は付加ユニットの第三の実施例であ
る。ホッパ501に単票をセットし、ピックアップロ−
ラ502、フィ−ドロ−ラ503を図示しない駆動源に
より駆動し、フィ−ドロ−ラ503とゲ−トロ−ラ50
4により一枚一枚に分離して繰り出す。繰り出した単票
には、印字ヘッド505により必要な印字を行なう。単
票は、小切手、取引の明細票等であり、本付加ユニット
から繰り出された単票は、搬送手段により紙幣入出金口
1に搬送され、出金紙幣と一緒にして利用者に渡すこと
ができる。また、利用者が出金紙幣を取忘れたものを回
収した場合に、本ユニットで発行した単票に当該取引の
取引番号、口座番号他の情報を印字し、リジェクトボッ
クス8に搬送して取忘れ回収紙幣の仕切り紙にしても良
い。また、印字機構を削除して、ジャム後の復旧時に本
ユニットから一枚単票を繰り出し、この単票を搬送手段
内を搬送し、ジャム除去忘れが無いか確認するパトロ−
ル紙幣としても良い。図5は付加ユニットの第四の実施
例である。図4の単票に代えてロール状の連続紙511
を利用する。印字ヘッド505で必要な印字を行った
後、カッタ512で切離し、出力する。図6、7は本発
明の付加搬送手段の一実施例を示す図である。図7は装
置本体のみで基本機能のみを実現する搬送手段の一部を
示す図で、特に、付加搬送路を取り付ける場合に関連の
深い部分を示す。紙幣入出金口部1から下方に向かって
繰り出された紙幣は、プ−リ601、602、603に
張り渡されたベルト611とプ−リ604、606に挾
持されて搬送され、金種ボックス5の搬送手段に受け渡
される。鑑別部2を出た紙幣は、ベルト622と61
4、613、612に挾持されて搬送されガイド607
により方向変換され、先に説明した紙幣入出金口部1か
らのル−トに合流して金種ボックス5の搬送手段に受け
渡される。次に説明する、付加搬送手段を取り付ける場
合には、プ−リ601、602、603とベルト61
1、プ−リ604は取外す。図6は付加搬送手段10
2、付加ユニット101を取り付けた本発明の搬送手段
の構成の一実施例を示す図である。装置本体側の搬送手
段は、図7からプ−リ601、602、603とベルト
611、プ−リ604を取り除いたものである。 紙幣
入出金部1から下方に向かって繰り出されて紙幣は、プ
−リ701、702、703、704に張り渡されたベ
ルト721とプ−リ606に挾持され搬送され、次にベ
ルト721とプ−リ705、706、707、708、
709、710、711に張り渡されたベルト722に
挾持され搬送され、付加ユニット101の搬送路111
に受け渡される。付加ユニット101の搬送路111か
らはベルト722とプ−リ712、713張り渡された
ベルト723に受け渡され、挾持され搬送されて金種ボ
ックス5の搬送手段に受け渡される。ベルト721と7
22は搬送手段110を、ベルト722と723は搬送
手段112を構成している。ここでプ−リ701、70
2、705、711、712、713、710は付加搬
送手段のフレ−ムにより支持されており、これらのプ−
リとフレ−ムは装置本体に入り込み装置本体のプ−リ、
ベルトと共働し、装置本体の搬送手段と接続して連動す
る搬送手段を構成する。鑑別部2を出た紙幣は、ベルト
622と614、613、612に挾持されて搬送され
ガイド607により方向変換され、先に説明した紙幣入
出金口部1からのル−トに合流して搬送手段110に合
流する。搬送手段110、111、112を紙幣が流れ
る場合は図5−2の基本機能と同じ機能となる。付加機
能は、付加ユニットの搬送手段111を通過する紙幣を
先に説明したように、付加ユニット内101に取り込ん
だり、付加ユニット101からの紙葉を搬送手段111
に合流させることにより実現される。付加搬送手段10
2に対し、付加ユニット101は良く知られスライドレ
−ル等の付加ユニット支持手段730により支持されて
いる。以上説明したように、付加搬送手段102を取り
付けるときに、装置本体10の搬送手段の部品の一部を
取外し、付加搬送手段102の一部を装置本体10に入
り込ませ、装置本体10側の搬送手段と共働させること
により、付加搬送手段101を取り付けたときの大形化
を最小限に抑えることができる。
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来の現金自動取引装置が実現している基本機能に加え、
紙幣等の現物を扱う付加機能の追加を、現金自動取引装
置を大形化することもなく、紙幣の収納容量を減らすこ
ともなく実現することができる。 また、還流式紙幣取
扱装置の付加機能を持たない基本機能機、基本機能に加
えて付加機能を実現する高機能機をユ−ザの要求に応じ
て提供することができる。また、異なる機能を持つ付加
ユニットを置き換え交換可能に構成しているので、高機
能機に対するユ−ザの多様な要求に応えることができ
る。また、還流式紙幣取扱装置の基本機能機に付加機能
を追加する場合でも、大形化を最小限に抑えることがで
き、現金自動取引装置の内部にスペ−スを残すことが可
能となり、現金自動取引装置を大形化することなく現金
自動取引装置としての付加機能を提供する付加ユニット
を実装することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現金自動取引装置の一実施例を示す側
面から見た構成図。
【図2】本発明の付加ユニットの第一の実施例を示す側
面から見た構成図。
【図3】本発明の付加ユニットの第二の実施例を示す側
面から見た構成図。
【図4】本発明の付加ユニットの第三の実施例を示す側
面から見た構成図。
【図5】本発明の付加ユニットの第四の実施例を示す側
面から見た構成図。
【図6】本発明の搬送手段の実施例の側面から見た構成
図。
【図7】本発明の搬送手段の実施例の側面から見た構成
図。
【図8】従来の現金自動取引装置の側面から見た構成
図。
【符号の説明】
1…紙幣入出金口部、2…鑑別部、3…表裏反転部、4
…一時スタッカ部、5…金種ボックス、6…カセットボ
ックス、7…セパレ−タ、8…リジェクトボックス、9
…制御部及び電源、10…還流式紙幣取扱装置基本機能
部、50…付加機能を追加した還流式紙幣取扱装置、1
01…付加ユニット、102…付加機構部、110、1
11、112…搬送手段、200…現金自動取引装置、
201…現金自動取引装置の操作部、202…現金自動
取引装置の制御部及び電源、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内海 嚴紀 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者との間で紙幣を受渡しする紙幣入出
    金口部と、紙幣を検査する鑑別部、装置内に取り込んだ
    紙幣を一時保管する一時スタッカ部と、紙幣を金種別に
    集積保管し必要に応じて紙幣を繰り出す金種ボックス
    と、金種ボックスに紙幣を補充し、金種ボックスから紙
    幣を回収する取外し自在のカセットボックスと、装置内
    の紙幣のあるものを他の紙幣と区分して保管するための
    上記各ボックスとは別の紙幣保管ボックスと、上記の各
    部の間を紙幣を搬送する紙幣搬送手段と、装置の制御を
    行う制御部とを有し、利用者が紙幣入出金口部に投入し
    た紙幣を計数して保管する入金取引をしたり、必要な紙
    幣を計数して紙幣入出金口部に出金して利用者に渡す出
    金取引等をする紙幣取扱装置であって、装置本体が持つ
    入金取引、出金取引、補充、回収の基本機能以外の付加
    機能をもった付加ユニットを装置本体の利用者が操作す
    る側に位置するように構成したことを特徴とする紙幣取
    扱装置。
  2. 【請求項2】利用者との間で紙幣を受渡しする紙幣入出
    金口部と、紙幣を検査する鑑別部、装置内に取り込んだ
    紙幣を一時保管する一時スタッカ部と、紙幣を金種別に
    集積保管し必要に応じて紙幣を繰り出す金種ボックス
    と、金種ボックスに紙幣を補充し、金種ボックスから紙
    幣を回収する取外し自在のカセットボックスと、装置内
    の紙幣のあるものを他の紙幣と区分して保管するための
    上記各ボックスとは別の紙幣保管ボックスと、上記の各
    部の間を紙幣を搬送する紙幣搬送手段と、装置の制御を
    行う制御部とを有し、利用者が紙幣入出金口部に投入し
    た紙幣を計数して保管する入金取引をしたり、必要な紙
    幣を計数して紙幣入出金口部に出金して利用者に渡す出
    金取引等をする紙幣取扱装置と、 利用者が取引操作を行う操作部と、 を有し、上記紙幣取扱装置を利用可能な状態にセットし
    た時に、上記操作部の下方に上記紙幣取扱装置の一部分
    が位置するように構成したことを特徴とする現金自動取
    引装置。
  3. 【請求項3】上記紙幣取扱装置を内蔵する現金自動取引
    装置に上記紙幣取扱装置を現金自動取引装置が利用可能
    な状態にセットした時に、上記操作部の下方に紙幣を取
    扱う機構部の一部が位置するように構成したことを特徴
    とする請求項2記載の現金自動取引装置。
  4. 【請求項4】上記紙幣取扱装置を内蔵する現金自動取引
    装置に上記紙幣取扱装置を現金自動取引装置が利用可能
    な状態にセットした時に、上記操作部の下方に、装置本
    体が持つ入金取引、出金取引、補充、回収等の基本機能
    以外の付加機能をもった付加ユニットが位置するように
    構成したことを特徴とする請求項2記載の現金自動取引
    装置。
  5. 【請求項5】上記付加ユニットが少なくとも熱源により
    加熱されるロ−ラと上記ロ−ラに対して紙幣を圧接する
    手段を持つことを特徴とする請求項4記載の現金自動取
    引装置。
  6. 【請求項6】上記付加ユニットが少なくとも紙幣をその
    内部に取り込み保管する機能と必要に応じて内部に保管
    した紙幣を繰り出す機能を持ち、付加ユニットが装置本
    体内部の金種ボックスで扱わない金種の紙幣と、装置本
    体内部の金種ボックスで扱う金種の紙幣のうち鑑別部で
    還流に適さないと判定された紙幣の少なくとも一つを扱
    うことを特徴とする請求項4記載の現金自動取引装置。
  7. 【請求項7】上記付加ユニットが少なくとも複数枚の紙
    葉を収納するホッパ、もしくは連続した紙の収納部とそ
    の紙を規定の長さに切断する手段と、上記紙葉もしくは
    紙に日付け等の文字を印字する手段を持つことを特徴と
    する請求項4記載の現金自動取引装置。
  8. 【請求項8】上記付加ユニットは付加機構部と、装置本
    体から搬送される紙幣を受け取って付加機構部に搬送
    し、付加機構部から送り出される紙葉類または装置本体
    から搬送された紙幣を装置本体に搬送する付加搬送手段
    と、付加機構部支持手段を有し、それぞれ異なる機能を
    持つ付加機構部を置き換え交換可能となるように構成し
    たことを特徴とする請求項4記載の現金自動取引装置。
  9. 【請求項9】上記付加ユニットを装置本体に対し着脱可
    能となるように構成したことを特徴とする請求項2、
    3、4、5、6、7もしくは8のいずれかの項記載の現
    金自動取引装置。
  10. 【請求項10】上記付加ユニットを装置本体に取り付け
    る時、付加搬送手段の一部が装置本体に入り込む様に構
    成し、付加搬送手段を取り付けない時の装置本体の搬送
    手段の一部と置き換えることを特徴とする請求項8記載
    の現金自動取引装置。
  11. 【請求項11】付加機構部、付加搬送手段、付加機構部
    支持手段のいずれも、装置本体の紙幣入出金口部の高さ
    より低くなる様に構成したことを特徴とする請求項8記
    載の現金自動取引装置。
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