JP3015161B2 - 循環式紙幣入出金装置 - Google Patents

循環式紙幣入出金装置

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JP3015161B2
JP3015161B2 JP3238748A JP23874891A JP3015161B2 JP 3015161 B2 JP3015161 B2 JP 3015161B2 JP 3238748 A JP3238748 A JP 3238748A JP 23874891 A JP23874891 A JP 23874891A JP 3015161 B2 JP3015161 B2 JP 3015161B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行等の金融機関で利
用される現金自動取引装置に内蔵され、紙幣を計数管理
する循環式紙幣入出金装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】銀行などの金融機関において、銀行のキ
ャッシュカードを持つ利用客がカードで現金を取引する
現金自動取引装置が広く普及している。このような現金
自動取引装置に組み込まれている紙幣入出金装置には、
入金された紙幣を自動的に出金紙幣に循環させる循環式
のものが存在する。これは、機器内部に死蔵する現金を
できるだけ少なくして資金効率を向上させるものであ
り、近年広く普及している方式である。この方式の装置
では、万円券、千円券等の金種別に種分けしたスタッカ
を内蔵するとともに、これらのスタッカから、単一の補
充回収スタッカヘ紙幣の繰出し及び回収を行なう。そし
て、オペレータは、この補充回収スタッカのみを取扱う
ようにしている。
【0003】即ち、近年では、装置への現金の装填、補
充、あるいは回収を行なう際の利便性を向上させるた
め、1つの補充回収カセットに補充すべき紙幣を装填
し、その補充回収カセットを装置本体にセットするよう
にしている。これにより、機器内部へ自動的に紙幣を取
り込み、あるいは機器内部に収納されている紙幣の一
部、あるいは全部を直接係員の手で回収せず、自動的に
補充回収カセットに一旦回収するようにしている。
【0004】これは、係員が機器内部に分散する複数の
紙幣収納部へそれぞれ装填したり、回収したりすること
の煩雑さからの解放や、係員が直接現金を取り扱うこと
による保安上の不安からの解放を目的としたものであ
る。即ち、係員は、直接現金に手を触れることなく鍵付
の補充回収カセットを操作することで装置に現金を
、補充、あるいは回収を行なうことができるようにし
たものである。
【0005】ところで、機器内部に収納する紙幣は、支
払を高速に行なうため、一般に金種別に分けて集積して
収納し、支払に備えるようにしている。支払の要望が来
たときは、この金種別に積み上げられた紙幣から1枚ず
つ繰出し、所望の枚数支払うようにしている。入金の場
合は、投入された紙幣が1枚ずつ機器内部へ取り込ま
れ、真偽、金種等が鑑別された後、金種別に、前記収納
部へそれぞれ集積収納されるようになっている。このよ
うにして集積収納された紙幣は、1枚ずつ繰り出して入
出金処理される。
【0006】ところが、1枚ずつに分離された紙幣は、
連続的に搬送されるわけではない。例えば、繰出された
紙幣の中に偽券を検出した場合、これを排除するため
に、その偽券のみを弁別する必要が生じる。また、万円
券や千円券の混在した紙幣を金種別に切り分ける必要が
ある。この場合、通常は、送られてくる紙幣を搬送路に
設けた切替弁で弁別する。従って、繰出す紙幣は、弁が
動作するに充分な間隔を空けて順次繰出すようにしてい
る。これにより、任意の紙幣を弁別処理することを可能
としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術には、次のような問題があった。即ち、上
述した装置では、紙幣の補充・回収時に、機器内部の紙
幣収納部と補充回収カセットの間で紙幣の繰り出しを要
するため、作業時間がかかり、係員を待たせる問題があ
る。特に、近年では、大量の紙幣を出し入れする場合が
多くなり、このような装填回収作業の煩わしさますます
問題となるようになっている。
【0008】本発明は、以上の点に着目してなされたも
ので、補充、回収作業のうち、少なくとも、装置内部に
収納されている紙幣を全て補充回収カセットに回収する
回収操作の処理時間を短縮して操作性の改善を図った循
環式紙幣入出金装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、紙幣集積部か
ら送り出した紙幣を搬送する搬送路の途中で二股に分か
れる地点に紙幣を弁別する切換弁を設けた循環式紙幣入
出金装置において、紙幣集積部から1枚ずつ繰り出した
紙幣を送り出すフィードローラと、フィードローラから
切換弁が占有する領域以上紙幣の搬送方向における長さ
以下離隔して設置され、紙幣の搬送に従いその先端及び
後端をそれぞれ検出する第1センサと、フィードローラ
から紙幣の搬送方向における長さ以上離隔して設置さ
れ、紙幣の搬送に従いその先端を検出する第2センサ
と、第1センサが送り出した紙幣の先端を検出してから
後端を検出するまで、次に送り出す紙幣の送り出しを停
止する第1制御と、第2センサが送り出した紙幣の先端
を検出すると、次に送り出す紙幣の送り出しを行う第2
制御とを行う制御手段とからなることを特徴とするもの
である。
【0010】
【作用】本発明の循環式紙幣入出金装置においては、
幣集積部から分離して繰り出した紙幣をフィードローラ
により送り出す。この場合、制御手段により、第1セン
サが紙幣の先端を検出してから後端を検出するまで、次
に送り出す紙幣の送り出しを停止する第1制御と、第2
センサが送り出した紙幣の先端を検出すると、次に送り
出す紙幣の送り出しを行う第2制御を行う。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。銀行等に設置される現金自動取引装置に
は、内部に堆積した紙幣を繰り出すための分離機構が各
所定箇所に設けられている。まず、これらの分離機構に
ついて説明する。図1は、本発明に係る紙幣分離機構の
概要の説明図である。図示の装置は、繰り出しローラ
と、繰り出し制御手段とを備えている。繰り出しローラ
は、ピッカローラPと、フィードローラFとから成る。
これらの繰り出しローラは、全周がウレタンゴム等の高
摩擦部材により構成されている。
【0012】ピッカローラPは、紙幣押えW上に堆積さ
れた紙幣の一方の表面に接するように配置されている。
そして、このピッカローラPは、周速V1 で図示の矢印
方向へ回転し、紙幣を紙幣集積部25の最上層から1枚
ずつ繰り出す。紙幣集積部25は、スタッカ内の紙幣が
積み重なった部分である。フィードローラFは、ピッカ
ローラPに従い、周速V1 で矢印方向へ回転し、ピッカ
ローラPによって送り出される紙幣を更に前方(図中左
方向)へと送り出す。このとき、最上層から繰り出され
る紙幣に伴なって2枚目以降の紙幣が連れ出されてしま
うのを防止するため、紙幣1枚のみが通過可能な僅かな
ギャップを空けて、フィードローラに対向したゲート
ローラGを設けている。このゲートローラGは、2枚目
以降の紙幣の繰り出しを阻止するとともに、更にそれを
紙幣集積部側へ戻すように逆方向にV1 よりずっと遅い
周速V3 でゆっくりと回転される。
【0013】また、ピッカローラPから紙幣の進行方向
前方に、距離L2 離間して搬送ローラRの対が設けられ
ている。これらの搬送ローラRは、フィードローラFか
ら送られてくる紙幣を挟持してV1 より高速の速度V2
で更に前方へと送り出すようにされる。フィードローラ
Fの軸には、モータMが連結され、当該モータMのオン
オフ制御に従い、フィードローラFは回転制御される。
ピッカローラPは、このフィードローラFの軸にギアあ
るいはベルト(図示省略)などで連結されており、フィ
ードローラFと共に回転制御される。
【0014】また、フィードローラF及びピッカローラ
Pの軸にはそれぞれ独立にワンウェイベアリングが組み
込まれ、外部より矢印方向(進行方向)へ回転力を加え
ると自由に回転する構造となっている。ところで、ピッ
カローラPと搬送ローラRとの距離L2は、繰り出す紙
幣の進行方向長L1とほぼ同じかL1+a(aは、若干
の距離)に設定されている。そして、ゲートローラGの
前方に距離L4離間して紙幣端を検出する第1センサが
配置されている。搬送路の途中には、走行中の紙幣を弁
別するための切換弁が設けられる(図3参照)。この切
換弁は、ゲートローラGと搬送ローラRとの間の距離に
相当する大きさの領域を占有する。従って、この切換弁
は、連続して搬送される紙幣の間隔L4つまりゲートロ
ーラGと搬送ローラRとの間のL4に相当する大きさの
領域を占有する。即ち、ゲートローラGと搬送ローラR
付近の第1センサとの距離L4は、この切換弁が動作す
るのに充分な距離に設定される。一方、フィードローラ
Fの前方L3=L1の距離には、第2センサが配置され
ている。この第2センサは、紙幣の更に前方への走行を
検知するためのものである。
【0015】次に、このように構成された分離機構の動
作について述べる。図2は、本発明による繰り出し制御
手順を説明するフローチャートであり、図3は、紙幣の
搬送状態の説明図である。堆積された紙幣を繰り出すと
きは、図1に示す紙幣押えWを紙幣ごと図中上方へ押し
上げ(ステップS1)、図示のようにピッカローラPの
表面に堆積紙幣の上面が接する位置に持ち上げる。その
後、モータMによってピッカローラPを図中矢印方向に
駆動する(ステップS2)。すると、堆積した紙幣の最
上部のピッカローラPに接している1枚が、当該ピッカ
ローラPの回転に従い、フィードローラF側へと繰り出
される。そして、繰り出された紙幣は、ゲートローラG
との僅かな間隙を通過し、更にその通過した紙幣の先端
は、搬送ローラRへと進む。
【0016】分離機構により繰り出された紙幣の先端が
第1センサを通過すると、紙幣の後端がピッカローラP
から外れる。このとき、第1センサによる紙幣の先端の
検知により(ステップS3)、モータMが停止される
(ステップS4)。ところが、搬送ローラRは、連続的
に回転を続けているから、分離紙幣は、搬送ローラRの
回転に従い引き抜かれるようにして更に前方へと送り出
される。このとき、フィードローラFは、引き出される
分離紙幣につられて進行方向に空転する。また、表面か
ら2枚目以降の紙幣は、分離紙幣につられてゲートロー
ラGの近辺まで引き出されるが、逆回転するゲートロー
ラGに紙幣集積部側へと戻される。
【0017】分離紙幣の後端が第1センサから抜けると
(ステップS6)、即ち、紙幣の後端を第1センサが検
出すると、モータMを再び駆動し(ステップS2)、次
の紙幣を繰り出す。なお、搬送ローラは、所用枚数が繰
り出されるまで、連続して駆動されることは言うまでも
ない。このようにして、順次繰り出された紙幣は、図3
に示すように、間隔L4離間して1枚ずつ分離給送され
る。即ち、紙幣は、自動取引装置内部の搬送ルートの途
中において、進行方向に二股に分かれる地点にそれぞれ
設置されている切替弁(図3における切替弁B)が切替
動作をするに充分な距離L4を離間して、分離給送され
る。これが第1の繰り出し制御である(ステップS
5)。第2の繰り出し制御は、分離紙幣の先端が第1セ
ンサに到達したとき、モータMを停止するところまでは
同じであるが(ステップS1〜S4)、次の駆動のタイ
ミングを第2センサの所を先端が通過するとき、即ち、
第2センサが紙幣の先端を検出するときとする(ステッ
プS7)。即ち、紙幣長とほぼ同一の距離L3だけ先行
紙幣の先端が進んだとき、次の紙幣を連続的に繰り出す
ようにするのが第2の繰り出し制御である。
【0018】図4は、自動取引装置の外観を示す斜視図
である。硬貨入出金口1は、顧客が硬貨の出し入れをす
るところである。通帳挿入排出口2は、顧客が通帳を持
参した場合に記帳のため挿入し、取引後に受け取るとこ
ろである。取扱表示パネル3は、この装置で取り扱う預
入れ、支払い、振込等の取扱可能科目を表示する。カー
ド挿入排出口4は、取引顧客を特定する取引カードであ
るキャッシュカードを挿入及び排出するところである。
レシート排出口5は、取引結果を印刷したレシートを顧
客に渡すところである。
【0019】紙幣入出金口6は、取引にかかる紙幣の受
渡しを行なうところである。顧客操作部7は、取引の手
順や、金額、暗証番号等の数字を入力する置数キー、入
金、出金、確認等の顧客の意思を入力する操作キーなど
を表示し、タッチキー機構を備えている。誤投入異物返
却口8は、紙幣入出金口6に誤って投入したコインなど
の異物を顧客へ返却するところである。本発明に係る補
充回収スタッカ付循環式紙幣入出金装置は、この自動取
引装置の紙幣入出金口の内部に組み込まれる。以下、
図5に従い、紙幣入出金装置10の内部構成を説明す
る。
【0020】図5は、紙幣入出金装置10の内部構成図
である。また、図6は、接客部の受渡しポジションを示
す図であり、図7は、接客部の分離ポジションを示す図
であり、図8は、接客部の受取りポジションを示す図で
ある。紙幣入出金装置10の前面上部には、顧客が紙幣
を出し入れするための接客部20が設けられている。こ
の接客部20は、図6に示すように基本的に円筒形を成
しており、円筒の軸を中心として回動する接客ドラム2
1と、本体外部よりの接触を断つためのシャッタ22よ
り構成される。接客ドラム21の内部には、紙幣投入室
24及び接客紙幣分離機構27が収納されている。紙幣
投入室24は、受け入れ取り出し口を上部に向けて設け
られている。接客紙幣分離機構27は、紙幣投入室24
に投入された紙幣を1枚ずつ分離して繰出し口から送り
出す。この接客ドラム21は、図6、図7、図8に示す
3つの停止ポジションで、それぞれ次の作用をする。
【0021】受渡しポジションでは、受け入れ取り出し
口23を閉塞するシャッタ22を開き、顧客が紙幣の投
入や支払紙幣を受け取る。分離ポジションでは、一括し
て投入された紙幣を1枚ずつ装置内に取り込む。受取り
ポジションでは、後述する表裏反転部30から集積した
紙幣を一括して受け取る。このように、接客ドラム21
は、図示しない軸を中心として上述した3つの任意の位
置に、処理内容により選択停止できる。再び、図5の説
明に戻る。
【0022】接客部20の図中左下部には、送り込まれ
た紙幣の真偽、正損、表裏、2枚以上の重なり及び斜行
等を鑑別、検知する鑑別部11が配設されている。接客
部20の左部には表裏反転部30が設けられ、上部左方
向より送られてきた紙幣は、表裏反転部30を構成する
左ルートと、右ルートのどちらかのルートを通って反転
集積部33に表裏を揃えて積み上げられる。即ち、鑑別
部11で表と鑑別された紙幣は左ルートへ、裏と鑑別さ
れたものは右ルートへと、それぞれの走行ルートを切替
えることにより、反転集積部33に積み上げられたとき
には、すべての紙幣が表を上にして、即ち裏の紙幣を表
側へと反転して、積み上げるようにしたものである。反
転集積部33に積み上げられた紙幣は、表裏反転部30
の底に構成されたベルトコンベアにより集積したままの
状態で図に示した受取りポジションにある接客ドラム2
1へと送り込まれる。
【0023】本体中央部に分離集積部40、その下に一
時保留部50を介してスタッカ部が構成される。スタッ
カ部は金種別に紙幣を貯留しておくもので、この実施例
ではAスタッカ、Bスタッカ、Cスタッカの3か所に分
けて紙幣を貯留できるものを示しており、各スタッカに
対応して分離集積部40、一時保留部50もそれぞれ3
か所構成されている。分離集積部40の上部左から1枚
ずつ分離して送られてきた紙幣は集積ルートを通って、
分離集積部40の底に構成される一時保留部50の上へ
集積される。一時保留部50の上に集積された紙幣を貯
留する場合は、一時保留部50を解放し、その上に積み
上げられている集積紙幣をスタッカ内へ落し込む。
【0024】逆に、スタッカ内の紙幣を繰り出す場合
は、一時保留部50を解放しスタッカ内の紙幣を上方へ
持ち上げ、分離機構によって1枚ずつ分離して繰り出し
ルートを通って分離集積部40の上部右側方向へと送り
出す。一時保留部50に積み上げられた紙幣を返却取引
などでそのまま繰り出す場合は、詳しくは後述するが、
スタッカ内の紙幣の繰り出しと同様に上部より1枚ずつ
繰り出すことができる。このような構成はA、B、C3
か所すべて同じであるが、この実施例ではAスタッカ及
びBスタッカを万円券、Cスタッカを千円券の貯留部と
して使用している。
【0025】紙幣入出金装置10の後方上部に補充回収
スタッカ70が後方より着脱自在に配設され、その下部
に入出金リジェクトスタッカ90が、内部に取り込み紙
幣を区分けして貯留する取り込みスタッカを内蔵して配
設される。補充回収スタッカ70は、補充ステージ上に
乗せられた紙幣を上側から1枚ずつ取り出す補充回収分
離部72と、補充紙幣を収容する補充部73と、回収さ
れた紙幣を一時的に集積して収容する回収部74と、回
収紙幣を一括して補充部73へ移送する回収ステージ7
5と、補充時に繰り出し不良となった紙幣を補充回収ス
タッカ70内に回収収納する補充リジェクトスタッカ7
6とから成る。その動作を図9に従い、説明する。
【0026】図9は、補充回収スタッカの補充動作の説
明図である。補充ステージ71上、補充部73に堆積さ
れた紙幣は、補充回収分離部72の作用で、補充回収ス
タッカ70上部右側より本機側へ1枚ずつ分離給送され
る。この時、繰り出し不良となった紙幣は本機内を通り
へ回収収納される。本機のスタッカに収納されている紙
幣を補充回収スタッカ70に回収するとき、回収紙幣は
回収部74へと送り込まれ図のように集積堆積する。補
充時に本機側スタッカが満杯となってあふれるような場
合も、オーバフローした紙幣は上記回収部74へ回収収
納される。
【0027】補充ステージ71上補充部の紙幣がすべて
繰り出されると、図9(b)に示すように、補充ステー
ジ71は、最上部からカセット後方を縦になって下降
し、下までくると再び図9(c)に示すように水平状態
となる。この時、回収ステージ75は、図の位置にある
が、図9(d)に示すように補充ステージ71の更に下
部へと待避して図のようにステージ上に紙幣があれば、
補充ステージ71上にそれを乗せ替える。その後、それ
ぞれのステージは図9(e)に示す位置へと上昇し、回
収部74の紙幣を補充部73へと持ち上げて移し替えて
図9(a)の状態へ戻る。次に、回収ステージ75の動
作を図10を用いて更に詳しく説明する。
【0028】図10は、補充回収スタッカの回収動作の
説明図である。図10(a)に示すように、回収ステー
ジ75の下にある回収部74に回収紙幣が集積される。
次に、図10(b)、(c)の順に回収ステージ75が
開きながら回収部74の下側へと回り込む。次に、図1
0(d)のように回収紙幣を補充部へと持ちあげる。以
上詳細に述べたように、補充部73にある紙幣は上部よ
り1枚ずつ分離して本機側へと繰り出すとともに、本機
側から回収部74への紙幣を集積して受け入れ、これを
補充部73へ回す。即ち、補充回収スタッカ70は、こ
のような補充機能を有する回収部74と、補充時のリジ
ェクト紙幣を受け入れ保管する補充リジェクトスタッカ
部76とより成っている。
【0029】次に、このような構成の補充回収スタッカ
付循環式紙幣入出金装置の動作について入金取引、出金
取引、取り忘れ・取り込み処理、補充・装填処理、及び
回収処理の順で図11〜図15を用いて説明する。図1
1は、入金取引時の搬送ルートの説明図である。顧客に
より入金取引キーが押下され、カードをカード挿入口に
挿入させるか、又は通帳を通帳挿入口に挿入させると、
処理が開始される。これにより、装置とセンタとの間で
更新が行なわれ、問題がないことが確認されると、補充
回収スタッカ付循環式紙幣入出金装置に入金処理開始の
指令がくる。
【0030】循環式紙幣入出金装置は、コマンドを受信
すると、内部状態を入金モードに切替えて、顧客が紙幣
を投入するのを待つ。図6に示すように、顧客が紙幣を
受け入れ取り出し口23に投入したことを検知すると、
シャッタ22を閉じ、装置の制御部から定期的に送信し
ている状態センスコマンドに対して受け入れ取り出し口
23に紙幣セットありの情報を付加して応答電文(以
下、「レスポンス」という)を返信する。次に、制御部
は、入金計数コマンドを送信し、受け入れ取り出し口2
3にセットされた紙幣の計数を指示する。以下、紙幣入
出金装置の処理手順を図面に基づいて説明する。
【0031】図6に示すような入金紙幣投入待ちの状態
で、紙幣投入室24に紙幣がセットされると、シャッタ
22を閉じ、接客ドラム21は図7に示す分離ポジショ
ンに回動し、セットされた紙幣を、接客ドラム21内に
構成された分離機構により1枚ずつ装置内部へと取り込
む。図11において、接客部20から鑑別部11へと紙
幣を送り込む。
【0032】鑑別部11では、送られてきた紙幣を順
次、真偽鑑別、正損判別及び走行状態を検知して後方へ
送る。鑑別部11で偽券、対象外紙幣、搬送異常等で鑑
別不能と判断されたものは、表裏反転部30に搬送し、
堆積一時保留とする。この時、接客部20は、図8に示
す受取りポジションに待機しており、堆積一時保留とし
た紙幣を一括して紙幣投入室24へ送り込む。この接客
部20に戻された紙幣は、いわゆる入金リジェクト紙幣
であり、この紙幣は図6の受渡しポジションに接客ドラ
ム21を回動し、シャッタ22をあけて顧客に返却す
る。一方、鑑別部11で真券と判断された紙幣は、搬送
ルートを下方にとり、分離集積部40へ送り込まれる。
【0033】ここで、万円券は、Aスタッカ上の一時保
留部50の上に、千円券はCスタッカ上の一時保留部5
0の上に、5千円券及び支払紙幣としてふさわしくない
と判断した損券は、Bスタッカ上の一時保留部50の上
に、それぞれ堆積一時保留される。以上の動作によって
接客部20に顧客がセットした紙幣の入金計数処理が完
了する。すると、本体制御部に対して入金計数終了のレ
スポンスを返送し、そのデータとして、各金種別に計数
した枚数を還流紙幣と還流外紙幣とに分けて付加する。
制御部は、このデータを受けて、金種別の金額と合計の
金額を演算し、顧客操作部に表示するとともに、この
データを入金計数としてカウントし、記憶しておく。
【0034】顧客が顧客操作部に表示された金額を確
認し、顧客操作部7のタッチキーに表示される確認キー
を押下すると、紙幣入出金部は、確認済のコマンドを受
信して、まず、Aスタッカ及びCスタッカ上の一時保留
を解放し、万円券、千円券それぞれの紙幣を、それぞれ
のスタッカへ落下収納させる。次に、Bスタッカ上の一
時保留部50に堆積されている5千円券等の非還流紙幣
を分離機構により1枚ずつ分離し、図中破線で表示した
搬送ルートを通り入出金リジェクトスタッカへ収納す
る。以上で入金取引が終了する。尚、Bスタッカは、A
スタッカに収納する万円券が溢れた場合に利用する万円
予備スタッカとして機能する。
【0035】図12は、出金取引時の搬送ルートの説明
図である。顧客により出金取引キーが押下され、カード
をカード挿入口に挿入し、暗証番号を入力する。制御部
は、出金処理開始のコマンドを送信する。紙幣入出金部
は、出金処理開始のコマンドを受信すると、内部状態を
出金モードに切替えて放出する紙幣の金種と枚数の指示
を待つ。以下、図12を参照して説明する。
【0036】顧客によって、例えば、m万n千円の金額
が入力された場合、まず、A、Bスタッカの図示しない
エンド検知器及びCスタッカのエンド検知器が、エンド
を検知していないかどうか判定する。どちらか一方でも
エンドを検知している場合は、出金不可の情報を付加し
てレスポンスを返送する。エンド検知していない場合
は、出金計数の指示が万円券m枚、千円券n枚だとする
と、Aスタッカ上あるいはBスタッカ上の分離機構を作
動して、万円券をm枚繰り出す。繰り出された紙幣は、
図に太線で示した搬送ルートに従い上方へと送られ、鑑
別部11を通過する。鑑別部11では、指定通りの紙幣
かどうか、表裏、正損を鑑別し、指定通りであれば、更
に上方の表裏反転部30に送り込み、表裏判定の結果に
より、図示しない弁別機構を作動させ、一方を搬送ルー
ト31から、他方を搬送ルート32を通って反転集積部
33へと送り込んで、表裏を揃えて集積する。
【0037】尚、鑑別部11で、損券又は搬送異常券と
鑑別された紙幣は、後方下部に具備されている入出金リ
ジェクトスタッカ90へと送り込み、収納保管する。そ
の後、所望枚数が反転集積部33に堆積されるまで、こ
の動作を繰り返す。万円券がm枚に達すると、次は千円
券をCスタッカからn枚上記と同様に反転集積部33へ
と分離給送する。所定枚数の繰り出しが終了したら、接
客部20を受取りポジションにし、ここへ反転集積部3
3に堆積されている支払紙幣を束ごと移送し、次に内部
に支払紙幣を持った接客ドラム21を、図6に示す受渡
しポジションへ回動させ、シャッタ22を開き、顧客に
紙幣を渡す。そして、図示しないセンサで紙幣の抜き取
りを確認してシャッタ22を閉じる。
【0038】指示枚数の出金が完了すると、制御部へ完
了のレスポンスを返送し、そのデータとして放出金種と
枚数を付加する。制御部は、これを受信して出金枚数と
して記憶しておく。以上で出金取引の処理が終了する。
図13は、取り忘れ紙幣収納時の搬送ルートの説明図で
ある。上記出金取引で受け入れ取り出し口に放出した紙
幣を、顧客が取り忘れた場合は、図13に示した搬送ル
ートにより鑑別部11を経由して取り込みスタッカ91
に取り込み収納する。このとき、鑑別部11で、金種及
び枚数を検出し、そのデータを制御部へ送付し、これを
記憶しておく。別の実施例として、金種を確定できた紙
幣は、それぞれの該当するスタッカへ収納するようにし
て、次の出金紙幣に当てるようにすることもできる。
【0039】図14は、補充動作時の搬送ルートの説明
図である。行員(操作者)が図示しない行員操作部の補
助キーを押下すると、制御部は、この入力を受けて補充
回収スタッカ付循環式紙幣入出金装置に対して、補充動
作開始を指示するコマンドを送信する。紙幣入出金装置
は補充動作開始のコマンドを受信すると、内部状態を補
充モードに切替えて、補充回収スタッカの図示しないエ
ンド検知器がエンド検知していた場合、動作不可の情報
を付加してレスポンスを返送し、この処理は中止され
る。エンド検知していないことを確認すると、補充動作
を開始する。以下、紙幣入出金装置の補充動作を図14
に基づいて説明する。
【0040】補充回収分離部72を作動して補充部73
にセットされている紙幣を上側から順に1枚ずつ繰り出
し、図の太線に示したルートを搬送し、鑑別部11へ送
り込む。鑑別部11では、送り込まれた紙幣を順次、真
偽鑑別、金種鑑別、正損判別、走行状態を検知して更に
後方へ送る。鑑別部11で真券で、支払に供するに充分
な正券で、しかも処理するに充分良好な走行状態で送ら
れてきたと判定された、千円券及び万円券は、それぞれ
Cスタッカ、Aスタッカ上の一時保留部の上に集積され
る。この動作は、補充部73にセットされている紙幣が
なくなり、エンドが検出されるまで継続されるが、途
中、どれかの一時保留部50の許容容量、例えば200
枚に達すると、補充回収は一旦動作を中断し、保留容量
に達した一時保留部を解放して、該当紙幣を下のスタッ
カへ落下収納する。その後、一時保留部50を再び閉じ
て補充動作を再開する。
【0041】補充部73にセットされている紙幣がなく
なり、エンドを検出すると、分離動作を停止し、最後の
紙幣が一時保留部50に到達すると、搬送動作も停止す
る。すべての一時保留を一斉に解放したスタッカ内に補
充紙幣を取り込み、補充動作を終了する。尚、鑑別部1
1で出金紙幣として適切ではないと判定された紙幣は、
鑑別部11から下方へ下がり、補充回収スタッカ70の
最下部に設けられた補充リジェクトスタッカ76へ回収
収納する。
【0042】また、万円券を補充中にAカセットに万円
券が満杯となった場合は、図示しないフル検出器がこれ
を検出し、継続する紙幣を自動的にBスタッカに収容す
るように搬送路を切換える。即ち、Bスタッカは、Aス
タッカの容量を増やす予備スタッカとして機能する。補
充中にB又はCスタッカがフルとなったことが検出され
ると、例えば、Bスタッカがフルとなった場合、後続紙
幣に万円券が鑑別されたときは、搬送ルートを図に破線
で示した回収部へ堆積回収するルートとし、千円券が鑑
別されれば、Bスタッカへのルートとする。B、C(当
然Aも)両方のスタッカがフルとなった場合は、補充回
収分離部、及び搬送の動作を停止し、補充動作を終了す
る。紙幣入出金装置は、補充終了のレスポンスを制御部
に返送し、そのデータとして各金種別に装填した計数枚
数を付加する。以上で補充動作の処理が終了する。
【0043】次に、装填処理について説明する。行員が
業務開始に先立って、取引に供する紙幣を一括してセッ
トしてきた補充回収スタッカを紙幣入出金装置に装着
し、行員操作部の装填キーを押下すると、制御部は、こ
の入力を受けて、紙幣入出金装置に対して装填動作開始
のコマンドを送信する。コマンドを受信した紙幣入出金
装置は、内部状態を補充モードと同様に切換えて、補充
動作と同様の装填動作を行なう。
【0044】図15は、回収動作時の搬送ルートの説明
図である。行員が、行員操作部の回収キーを押下する
と、制御部は、この入力を受けて紙幣入出金装置に対し
て回収動作開始のコマンドを送信する。コマンドを受信
した紙幣入出金装置は、内部状態を回収モードに切換え
て、各スタッカがすべてエンドを検出されていないこ
と、即ち回収するべき紙幣が金種別スタッカのいずれか
に存在することを確認する。金種別スタッカのすべてが
エンド検出していた場合には、動作不可の情報を付加し
てレスポンス動作を開始する。以下、図14を参照して
回収動作を説明する。
【0045】まず、Aスタッカ上の分離機構を作動して
Aスタッカに収納されている万円券を上側から順に1枚
ずつ繰り出し、図示のルートを通り、鑑別部11に送り
込む。鑑別部11を通過した紙幣は、補充回収スタッカ
70の回収部74に堆積収納される。この動作は、Aス
タッカの紙幣がなくなれば、Bスタッカ、Cスタッカへ
と順次すべての紙幣が繰り出されるまで継続される。途
中、回収部74の容量に達した場合、例えば、200枚
たまると、分離動作を一旦中断し、回収部74の紙幣を
補充部73へ持ち上げる動作を行ない、回収部74を空
にしてから分離搬送を再開する。また、この動作中、補
充部73がフルになったことが検出されると、分離動作
を停止し、回収動作を終了する。
【0046】以上の動作を終了した紙幣入出金装置は、
回収終了のレスポンスを返送し、そのデータとして各金
種別に回収した枚数を付加する。これを受けて、制御部
は、回収枚数としてカウントし記憶しておく。以上で回
収処理を終了する。以上説明したそれぞれの処理は、実
際の運用では、次の処理手順で行なわれる。
【0047】業務開始に先立って補充回収カセット70
に一括して前方よりセットしてきた紙幣を、装填処理を
行なうことにより、各金種別スタッカに装填する。業務
に入ってからは、入金取引、出金取引等を随時行ない、
各金種スタッカがニアエンド又はエンドになったら、補
充回収スタッカ70から当該紙幣を補充し、運用を継続
する。また、補充回収カセット70がエンドになれば、
装置より補充回収カセット70を取り外し、補充用紙幣
を当該補充回収カセット70にセットして装置に装着
し、補充処理を行なう。
【0048】上記とは逆に入金額が多く、各金種スタッ
カがフルとなった場合には、スタッカフルを検出し、補
充回収スタッカ70が装備されているときは、自動的に
回収処理が行なわれ、装置を止めることなく、取引を継
続して行なうことができる。また、図から分かる通り、
入金取引(図11)、出金取引(図12)には、補充回
収カセット70を使用しない構造、ルートとなっている
ので、補充回収カセット70の着脱により、取引を行な
う顧客の運用を妨げることもなく、継続して使用できる
特徴もある。上記実施例では、金種別スタッカから補充
回収スタッカへの紙幣移送の例について詳しく述べた
が、これに限定するものではなく、例えば、接客口に出
した紙幣が取り忘れられ、放置された場合に取り忘れス
タッカへこれを取り込む、取り忘れ紙幣取り込み動作の
ように、行先が固定で弁別の必要がない場合なら、同様
に本発明を実施できることはいうまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の循環式紙
幣入出金装置によれば、紙幣集積部から1枚ずつ繰り出
された紙幣を送り出すフィードローラの駆動を、第1セ
ンサ及び第2センサの紙幣検出信号に対応させてオンオ
フ制御して間隔を空けて1枚ずつ、あるいは連続的に1
枚ずつ送り出し可能とする機構とし、処理モードによっ
て、行先を切り分ける必要ありの処理の場合は、フィー
ドローラにより弁別のための所定間隔を空けて送り出す
ようにし、行先が固定の場合、フィードローラにより紙
幣間隔を詰めて送り出すように、モードによりフィード
ローラ制御を替えるようにしたので、特別な機構を付加
したり、構造を大きくすることなく、処理速度の速い補
充回収スタッカ付循環式紙幣入出金装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙幣分離機構の概要の説明図であ
る。
【図2】本発明による繰り出し制御手順を説明するフロ
ーチャートである。
【図3】紙幣の搬送状態の説明図である。
【図4】自動取引装置の外観を示す斜視図である。
【図5】紙幣入出金装置の内部構成図である。
【図6】接客部の受取りポジションの説明図である。
【図7】接客部の分離ポジションの説明図である。
【図8】接客部の受取りポジションの説明図である。
【図9】補充回収スタッカの補充動作の説明図である。
【図10】補充回収スタッカの回収動作の説明図であ
る。
【図11】入金取引時の搬送ルートの説明図である。
【図12】出金取引時の搬送ルートの説明図である。
【図13】取り忘れ紙幣収納時の搬送ルートの説明図で
ある。
【図14】補充動作時の搬送ルートの説明図である。
【図15】回収動作時の搬送ルートの説明図である。
【符号の説明】
C 繰り出し制御手段 F、P 繰り出しローラ G ゲートローラ R 搬送ローラ W 紙幣押え
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 1/00 321 B65H 3/06 350 B65H 5/06 G07D 9/00 326

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣集積部から送り出した紙幣を搬送す
    る搬送路の途中で二股に分かれる地点に紙幣を弁別する
    切換弁を設けた循環式紙幣入出金装置において、 紙幣集積部から1枚ずつ繰り出した紙幣を送り出すフィ
    ードローラと、 フィードローラから切換弁が占有する領域以上紙幣の搬
    送方向における長さ以下離隔して設置され、紙幣の搬送
    に従いその先端及び後端をそれぞれ検出する第1センサ
    と、 フィードローラから紙幣の搬送方向における長さ以上離
    隔して設置され、紙幣の搬送に従いその先端を検出する
    第2センサと、 第1センサが送り出した紙幣の先端を検出してから後端
    を検出するまで、次に送り出す紙幣の送り出しを停止す
    る第1制御と、第2センサが送り出した紙幣の先端を検
    出すると、次に送り出す紙幣の送り出しを行う第2制御
    とを行う制御手段とからなることを特徴とする 循環式紙
    幣入出金装置。
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