JPH0819602B2 - 無杼織機における緯糸処理方法 - Google Patents

無杼織機における緯糸処理方法

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JPH0819602B2
JPH0819602B2 JP61052979A JP5297986A JPH0819602B2 JP H0819602 B2 JPH0819602 B2 JP H0819602B2 JP 61052979 A JP61052979 A JP 61052979A JP 5297986 A JP5297986 A JP 5297986A JP H0819602 B2 JPH0819602 B2 JP H0819602B2
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miss
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カリル カランタリ
裕之 金山
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株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明はジェットルーム、レピア織機あるいはグリッ
パ織機等の無杼織機における緯糸処理方法に関するもの
である。
(従来の技術) ジェットルーム等の無杼織機においては有杼織機に比
べて遥かに高い生産性を期待することができ、無杼織機
の採用傾向が近年顕著であるが、緯入れミス発生割合が
有杼織機に比べて高くなることは周知の事実である。緯
入れミス発生の場合の機台停止は緯糸検出器からの緯入
れミス検出信号に基づいて行われるが、無杼織機のよう
な高速織機では各部の破損防止を考慮して機台1回転以
上慣性作動した後に機台停止が行われるため、緯入れミ
スの緯糸(以下、ミス糸という)が機台停止直前に筬打
ちされて織布に織りこまれる。
織布の織りきずとなる前記ミス糸を織布から取り除く
緯糸処理装置の一例が特開昭58−220856号公報に開示さ
れている。
この従来例では織布に織り込まれたミス糸を織布から
分離するための1本のフィンガーを備えた緯糸処理装置
が織幅方向に架設されたガイドレール上を退避位置から
所定のミス糸処理位置まで走行移動し、織布上を摺動さ
せて経糸開口外から織前を擦過しつつ経糸開口内へ前記
フィンガーを進入させ、織布からミス糸を経糸開口内へ
分離するようになっている。このように分離されたミス
糸は経糸開口外から経糸を掻き分けて経糸開口内へ挿入
されたミス糸引き出し手段へフィンガーから受け渡さ
れ、経糸開口内から経糸間を通って経糸開口外へ移動配
置されるミス糸引き出し手段とともにミス糸の一部が経
糸開口内から経糸開口外へ引き出される。経糸開口外へ
引き出されたミス糸の一部は一対の引き出しローラ間に
圧接挾持され、両引き出しローラを駆動することにより
すべてのミス糸が経糸開口内から引き出される。このよ
うにして引き出されたミス糸は吸引パイプにより吸引除
去される。
(発明が解決しようとする問題点) 前記のような従来装置においてまず要求されることは
フィンガーが織前に打ちこまれているミス糸を引っ掛け
て織前からミス糸を確実に分離することである。フィン
ガーに略楕円軌道をえがかせる構成を採用してミス糸を
引っ掛けようとするように、織前からミス糸1本を分離
するにはフィンガーの極めて微妙な動作を必要とするも
のである。しかしながら、経糸の最大開口状態を形成し
ても経糸によるミス糸の把持状態は充分に解除されない
ことから、一点中心の揺動可能なアームの先端に回動連
結されたフィンガーの中間部位を一方向へ円運動すると
いう複雑な構成により前記略楕円軌道をえがかせるにも
関わらず、ミス糸を引っ掛けることに失敗する事態を確
実に回避することは困難である。ミス糸分離に失敗すれ
ばミス糸は織布に織りこまれてしまい、織布品質低下に
繋がる。
フィンガーによる織前からのミス糸分離に成功した場
合にも、フィンガーによる前記分離部位以外では経糸に
よる把持作用を依然として受けていることから、経糸開
口内から経糸開口外へミス糸を引き出す際には相応の引
き出し抵抗が生ずる。そのため、ミス糸の引き出し途中
において前記引き出し抵抗に起因してミス糸切断が生ず
るおそれが多分にある。これもまた織布内へのミス糸織
り込みに繋がり、織布の品質低下をもたらす。
すなわち、従来の緯糸処理装置を用いたミス糸自動処
理においては、信頼性が充分に達成されていない。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) そこで本発明では、緯入れミス検出信号の発信に基づ
いて機台を停止し、この機台停止の直前に織布に織り込
まれた緯糸を織前から分離する緯糸処理手段を備えた無
杼織機を対象とし、前記機台停止後、前記緯糸処理手段
による緯糸分離処理動作を行ない、この緯糸分離処理動
作の後に、織前位置を境に経糸側と織布側との間を前記
緯糸と交差する方向へスポット光により走査し、このス
ポット光走査方式の緯糸確認手段による複数位置の走査
結果を比較して上下経糸間における前記緯糸の有無を確
認し、同緯糸確認手段による緯糸有無の確認結果に基づ
いて前記緯糸処理手段による再度の緯糸分離処理動作を
遂行するか否かを選択するようにした。
(作用) 緯入れミス検出信号発信による前記緯糸処理手段の緯
糸分離動作の作動後、ミス糸と交差する方向へスポット
光を走査して上下経糸間の織前付近におけるミス糸有無
の確認を行い、ミス糸有りの結果が出た場合には前記緯
糸処理手段の緯糸分離動作を再度遂行する。従って、織
前からのミス糸分離は高い割合でもって成功し、織布内
へのミス糸織り込みは回避される。前記ミス糸有無確認
によりミス糸無しの結果が出た場合には前記緯糸処理手
段の緯糸分離動作を遂行することなく機台再起動が選択
される。
(実施例) 以下、本発明をジェットルームに具体化した一実施例
を第1〜15図に基づいて説明する。
第1図に示すように、1は往復揺動されるスレイ2上
の一端側に装着された緯入れ用メインノズルであって、
図示しない緯糸測長貯留装置を経由した緯糸Yは緯入れ
用メインノズル1内に導かれ、スレイ2上に多数並設さ
れた緯糸ガイド部材3の緯糸案内孔3a内に緯入れ用メイ
ンノズル1から緯入れタイミングに同期して射出緯入れ
される。緯入れ用メインノズル1から射出された緯糸Y
が正常に緯入れされ、織布Wの反メインノズル側の端部
まで遠した場合には、スレイ2が織布W側に前進する間
に緯糸案内孔3aからスリット3bを通って緯糸が脱出し、
同緯糸が筬4により筬打ちされて織布Wに織りこまれ
る。そして、織布Wの緯入れ用メインノズル1側の近傍
に設けられたカッター5により切断され、以後の織成動
作が継続される。
緯糸が反メインノズル側の端部まで到達しないといっ
た緯入れミスが発生した場合には、同端部に対応配置さ
れた緯糸ガイド部材3のスリット3b部に設けたフィーラ
Fが緯入れミスを検出し、同フィーラFからの緯入れミ
ス検出信号に基づいて機台駆動用モータMの作動が停止
されるようになっている。前記フィーラFは緯糸ガイド
部材3のスリット3bを挟んで対向配置された投受光素子
からなり、筬打ち時に緯糸が同スリット3bを通過しなか
ったとき緯入れミス検出信号を発するものである。
前記緯入れミス検出信号(機台停止信号でもある)が
発せられた後、機台はほぼ1回ほど慣性で回転して停止
する。すなわち、緯入れミスが発生した場合には、スレ
イ2が第1図において実線で示す最後退位置から織布W
側へ前進する間に緯入れミス検出信号が発せられ、ミス
糸Y′が織布Wに筬打ちされた後、スレイ2がさらに往
復動し、前記最後退位置で停止する。
緯入れ用メインノズル1の最後退位置近傍には緯入れ
阻止装置6が配設されており、前記機台慣性作動中にミ
ス糸Y′に続いて緯入れ用メインノズル1から射出され
る緯糸Y1の緯入れが阻止され、緯入れ用メインノズル1
から切断されて吸引除去されるようになっている。緯入
れ阻止装置6について説明すると、図示しない駆動機構
に作動連結された駆動軸7の先端には遮断体8が設けら
れており、緯入れ用メインノズル1前方の緯糸経路上の
緯糸遮断位置と同位置から離間した退避位置との間を往
復動し得るようになっている。遮断体8は緯入れミス検
出信号発信とともに退避位置から遮断位置へ回動配置さ
れ、機台慣性作動中に緯入れ用メインノズル1から射出
された緯糸Y1の緯入れを阻止するようになっている。そ
して、遮断体8が遮断位置から退避位置へ復帰する際に
図示しない切断機構により緯糸Y1が緯入れ用メインノズ
ル1から切断分離されるようになっている。緯入れミス
検出信号に基づいて作動される吸引装置9に接続された
吸引パイプ10が遮断体8の近傍に配設されており、上方
へ折曲して延設されたその基端部上方には図示しない第
2の吸引パイプが配設されている。両吸引パイプ間の緯
入れ方向の側方にはモータ11が配設されているととも
に、同モータ11の駆動軸に止着された駆動ローラ12が両
吸引パイプ間の近傍に配設されている。両吸引パイプ10
間の緯入れ方向と直交する側方にはエアシリンダ13が配
設されており、その駆動ロッドに止着された二叉状アー
ム13a間には被動ローラ14が回転可能かつ駆動ローラ12
と接離可能に支持されている。モータ11及びエアシリン
ダ13はフィーラFからの緯入れミス検出信号に基づいて
作動されるようになっている。
なお、緯入れ阻止の方法としては前記のように遮断体
8を用いて行なうものに限らず、例えば緯糸測長装置か
ら貯留緯糸が引き出されるようにして緯入れを阻止する
等、他の方法を採用することができる。
第1,6図に示すように、機台の左右両サイドフレーム
(図示略)上には支持ブラケット15,16がそれぞれ立設
されている。両ブラケット15,16間には一対のガイドレ
ール17,18が機台前後方向に並設して架設支持されてお
り、両ガイドレール17,18間にはねじ軸19が配設されて
いる。ねじ軸19の一端側は第1,6図において左側の支持
ブラケット15に装着された正逆転可能な駆動モータ20に
作動連結されており、他端側は右側の支持ブラケット16
に回転可能に支承されている。
ねじ軸19の上方にて両支持ブラケット15,16間には断
面正8角形の反射体21が回転可能に架設支持されてお
り、その一端側が右側の支持ブラケット16に装着された
駆動モータ22に作動連結されている。反射体21の前方に
はモータ23が上下方向に配設されており、その駆動軸に
は反射板24が取付けられている。反射板24は第1図に示
すように常には緯入れ用メインノズル1側を指向してお
り、モータ23の作動により反射板24の指向方向が第2図
に示す矢印L1,L1′間の角度範囲を掃過する。又、反射
体21の後方にはスポット状のレーザー光を投射する投光
器25が反射板24に向けて配設されており、同投光器25か
らのスポット光Lが反射板24に投射されるようになって
いる。そして、反射板24からの反射スポット光L1が反射
体21周面の反射面21a上に当たり、かつ第7図に示す角
度αの範囲内で反射体21の下方へ反射されるように、投
光器25、反射板24及び反射体21の位置関係が設定されて
いる。この実施例においては反射体21により反射された
スポット光L2は前記ミス糸Y′程度の細さに設定されて
いる。
なお、本実施例では指向性に優れ、かつより小さなス
ポットに絞り易いレーザー光を採用しているが、もちろ
ん他の知られている光を用いることも可能である。
両ガイドレール17,18間には緯糸処理装置26がスライ
ド可能に架設支持されており、ねじ軸19の回転により両
ガイドレール17,18に沿ってスライド案内されるように
なっている。緯糸処理装置26は常には第1図に鎖線で示
す駆動モータ20側の織布Wの外方に退避している。
緯糸処理装置26について説明すると、第6,9図に示す
ようにそのフレーム26aはガイドレール17,18にスライド
可能に支持されており、ねじ軸19が両側壁に螺合されて
いる。フレーム26aの右側壁内面中央部にはモータ27が
装着されており、その駆動軸27aの回転が二叉状の吊下
ブラケット28に支持された軸29に歯車30,31を介して伝
達される。軸29に回動可能に支持された二叉状アーム32
の先端部には軸33が回動可能に支持されており、軸29,3
3間にはタイミングベルト34がタイミングプーリ35,36を
介して張設されている。二叉状アーム32の連結基端部に
はバランスウェイト37が止着されており、同バランスウ
ェイト37が吊下ブラケット28に設けられた図示しない一
対のストッパに当接することにより二叉状アーム32の回
動範囲が規制されている。軸33は押圧ばね38により左方
へ押圧付勢され、二叉状アーム32側のブレーキライニン
グ32aと軸33側のブレーキライニング33aとが圧接されて
いる。軸33の右端にはアーム39が軸34と直交して止着さ
れており、同アーム39には爪片40が板ばね41を介して取
付けられている。
吊下ブラケット28の右方にはエアシリンダ42がガイド
レール17,18方向に揺動可能に支持されており、エアシ
リンダ42の駆動ロッド42aの突出によりクランクアーム4
3が軸44を中心に回動され、この回動が軸44、歯車45,46
及び軸47を介して支持アーム48に伝達される。支持アー
ム48の先端には被動ローラ49が回転可能に支持されてお
り、モータ50により歯車51,52を介して回転される駆動
ローラ53と接合可能である。
第6図に示すように吊下ブラケット29の右側面には図
示しない吸引装置に接続された吸引パイプ54が垂立状態
に支持されており、同パイプ54の吸引口54aが駆動ロー
ラ53の下面側に配置されている。
第1,8,9図に示すようにスレイ2の前部上面には溝2a
がスレイ2の長手方向に形成されており、同溝2aの底面
には緯糸確認用のイメージセンサ55がスレイ2の長手方
向へ配設されている。又、溝2aの開口部には棒状の凸レ
ンズ56が嵌めこまれており、凸レンズ56の上方からその
光軸方向へ入射する前記スポット光がイメージセンサ55
上に集光されるようになっている。なお、イメージセン
サ55の代わりに受光素子を用いることもでき、この場合
には集光用レンズとして棒状凸レンズ56の代わりに両凸
レンズを用いればよい。イメージセンサ55はCCD(電荷
結合素子)を用いたラインセンサであり、溝2a上に配列
された多数の感光画素(光エネルギーを電気信号に変換
し、かつ得られた信号電荷を一時的に蓄積する機能を備
える)からなる感光部と、各感光画素における蓄積信号
電荷を各感光画素に対応する転送電極から順次隣の転送
電極へ転送する機能を備えた転送部と、同転送部により
転送された信号電荷を電圧信号に変換する出力部とから
なり、各感光画素で発生した電荷信号が転送部へ並列入
力され、転送部へ並列入力された電荷信号が出力部へ直
列入力されるものである。
前述した駆動モータ20,22,23、投光器25、緯糸処理装
置26、イメージセンサ55及び機台駆動用モータMは第14
図に示す制御装置Cからの指令に基づいて作動を制御さ
れるようになっており、制御装置CはフィーラF、機台
回転角度検出装置S、クロックパルス発生器57及びイメ
ージセンサ55からの信号に基づいて前記指令を発する。
制御装置Cは、入出力インターフェースと、CPU(中央
演算処理部)と、第16図のフローチャートに示すミス糸
処理プログラムを記憶し、かつイメージセンサ55による
検出結果を記憶する記憶部とから構成されている。
さて、本実施例では緯入れミス発生の場合には、ミス
糸処理は第15図のフローチャートで示すミス糸処理プロ
グラムに基づいて遂行されるようになっている。そこ
で、緯入れミスが発生した場合のミス糸処理の作用を次
に説明する。
緯入れミスが発生すると、ミス糸Y′が織布Wの織前
W1に織りこまれるとともに、フィーラFから緯入れミス
検出信号が発せられ、同信号に基づいて制御装置Cが機
台駆動用モータMに対して作動停止指令を発する。これ
により機台は慣性作動に入り、この慣性作動中にミス糸
Y′に続いて緯入れ用メインノズル1から射出されよう
とする緯糸Y1の緯入れが第1図に示すように緯入れ阻止
装置6の遮断体8により緯入れを阻止される。緯入れミ
ス検出信号発信後、機台は慣性でほぼ1回転し、第1図
に示すようにスレイ2が鎖線位置に到達する状態で機台
が停止する。機台停止後、制御装置Cは機台駆動用モー
タMに逆転作動指令を送り、機台が所定量逆転して停止
される。この停止状態では第2,7図に示すようにスレイ
2上の凸レンズ56が織前W1の下方に配置されている。機
台停止とともに制御装置Cからの指令により投光器25か
らスポット光Lが投射されるとともに、イメージセンサ
55が作動される。これと同時にモータ23,22が作動さ
れ、反射板24の指向方向が緯入れ用メインノズル1側か
ら反メインノズル側へ移行していくとともに、反射体21
が第7図の矢印P方向へ高速回転する。第14図に示すよ
うに制御装置Cから両モータ23,22への指令は可変分周
器58,59及び増幅器60,61を介して行われ、可変分周器5
8,59の分周比を調整することにより両モータ23,22の回
転速度を適宜設定変更可能である。スポット光Lは反射
板24により反射体21方向へ反射され、この反射されたス
ポット光L1は反射体21によりその下方へ反射される。回
転する反射体21の一反射面21aにより反射されたスポッ
ト光L2は織幅方向のある位置にて経糸群T1,T2側から織
布W側へミス糸Y′と直交して織前W1付近を走査してい
く。前記反射面21aによる反射が終了すると、反射体21
による反射は隣の反射面21aへと移り、スポット光L2は
前記走査位置から織幅方向へずれた位置を走査し、以
下、この走査が織幅方向の全域にわたる複数位置にて行
われる。
第8図に示すように織前W1付近を透過したスポット光
L2は織前W1下方の凸レンズ56によりイメージセンサ55に
集光され、イメージセンサ55の各感光画素において光量
に応じた信号電荷に変換される。各感光画素における電
荷信号は前記転送部を介して直列的に取り出されるが、
この電荷信号は第14図に示すように増幅器62及びセグメ
ント選択回路63を介してゲート回路64に入力される。セ
グメント選択回路63は第8図に示すようにイメージセン
サ55に集光されるスポット光L2の所定範囲β内の受光変
換信号を選択して取り出すものである。ゲート回路64に
はクロックパルス発生器57からパルス信号が入力され、
ゲート回路64にイメージセンサ55から入力される所定の
信号が入力される間のみ前記パルス信号が計数回路65に
てカウントされる。
このような探査結果の例が第12図(a),(b)に示
されている。第12図(a)では織前W1に織り込まれたミ
ス糸Y′の先端部付近が示されており、スポット光L2が
第2図の矢印L1′の指向する織前付近を探査した場合で
あり、各矢印p,q,r,s,uはスポット光L2の走査位置及び
走査方向を示す。即ち、スポット光はミス糸Y′と交差
する方向へ織前位置を境に経糸側と織布側との間を走査
する。第12図(b)のグラフはイメージセンサ55により
受光されたスポット光L2の変換信号値の時間変化を表し
ており、グラフ内のAで示す信号レベルに到達する信号
曲線の範囲は上下経糸群T1,T2を透過した光量に対応
し、Bで示す信号レベルのみに到達する信号曲線の範囲
はミス糸Y′及び織布Wの存在領域を透過した光量に対
応するものである。第12図(a)のミス糸非存在位置の
探査位置uに対応する第12図(b)の信号曲線Dはゲー
ト回路64に入力され、同信号曲線Dの信号レベルBが入
力するまでの間前記パルス信号がカウントされる。この
パルス信号数Nを含む信号数範囲〔N1,N2〕(N1<N<N
2)は予め制御装置Cに記憶されており、制御装置Cは
計数回路65から入力されるカウント数が前記範囲〔N1,N
2〕内に含まれるかどうか、かつ含まれない場合にはそ
のはずれ具合を判断する。第12図(a)の探査位置uに
おける探査結果の場合には範囲〔N1,N2〕内に含まれる
ことから探査位置uにおいてはミス糸Y′が存在しない
と判断される。
探査位置p,qではミス糸Y′が織前W1に存在している
ため、探査位置p,qに対応する信号曲線D1の信号レベル
Aに到達する範囲は前記信号曲線Dに比して少なくなっ
ている。従って、信号レベルBに至るまでのパルスカウ
ント数は前記範囲〔N1,N2〕からはずれ、ミス糸Y′が
存在すると判断される。又、このはずれ具合が小さいこ
とからミス糸Y′が織前W1に極めて近接していることが
判断される。
探査位置r,sではミス糸Y′が先端部が折り返された
状態で織前W1に存在しているため、探査位置r,sに対応
する信号曲線D2の信号レベルAに到達する範囲は前記信
号曲線D1よりもさらに狭まっている。従って、信号レベ
ルBに至るまでのパルスカウント数は範囲〔N1,N2〕か
らはずれ、かつそのはずれ具合からミス糸Y′の先端部
が他の部分よりも密になって織前W1に存在すると判断さ
れる。
スポット光走査によるこれら各探査結果に基づく判断
結果は制御装置Cにおいて記憶される。
制御装置Cにおいて前記のようにミス糸Y′の存在が
確認されたことから、制御装置Cは機台駆動用モータM
に逆転作動指令を送り、スレイ2が第3,9図に示す最後
退位置に移動配置される。続いて、制御装置Cから駆動
モータ20に正転作動指令が送られ、ねじ軸19が第9図に
示す矢印R方向へ回転される。これにより緯糸処理装置
26が第1図に示す退避位置から織幅内へ向けて走行し、
織幅内の予め設定された複数の所定位置において緯糸分
離動作を遂行する。前記所定位置は織幅方向の各探査位
置における前記判断結果に基づいて選択され、第1図に
示すようなミス糸Y′の存在状況ではミス糸Y′の存在
領域内の前記所定位置が選択される。
緯糸分離動作は制御装置Cからモータ27への作動指令
により行われる。モータ27が正転作動されると、歯車30
が第9図の矢印Q方向へ回転され、この回転が歯車31を
介して軸29に伝達される。軸29の回転はタイミングベル
ト34を介して軸33に伝えられが、二叉状アーム32側と軸
33側とがブレーキライニング32a,33aを介して圧接接続
されているため、二叉状アーム32と軸33との間には押圧
ばね38の作用力に応じた摩擦トルクが存在し、両者の間
には相対的な回動が生じない。従って、二叉状アーム32
と軸33とは一体的となって軸29を中心に第9図に示す状
態から時計回り方向へ回動する。二叉状アーム32及び軸
33が回動するにつれ、爪片40の先端が織布W上を摺動し
つつ織前W1側へ移動していく。そして、第11図(a)に
示すように爪片40の先端が織前W1に到達すると、爪片40
の先端がミス糸Y′に係合し、緯糸処理装置26付近のミ
ス糸Y′が経糸開口外から経糸開口内へ進入する爪片40
により第10図及び第11図(b)に示すように織前W1から
分離される。
爪片40が第10図に示す実線位置まで到達すると、バラ
ンスウェイト37が前記図示しない第1のストッパに当接
し、二叉状アーム32の回動が阻止される。これと同時に
モータ27が逆転作動され、爪片40が第9図に示す退避位
置へ復帰する。そして、緯糸処理装置26は次の緯糸分離
動作位置へ移動してゆき、同動作位置において前記と同
様の緯糸分離動作を行う。
第3図に示す鎖線位置において緯糸処理装置26の緯糸
分離動作が遂行されると、駆動モータ22が逆転作動さ
れ、緯糸処理装置26が第4図に示す鎖線位置、すなわち
ミス糸Y′の存在領域のほぼ中央に移動配置される。同
位置へのこの移動配置はスポット光走査による前記探査
結果に基づいて選択されたものである。この位置におい
て緯糸処理装置26が緯糸分離動作を行い、爪片40が第10
図及び第11図(b)に示すようにミス糸Y′を織前W1か
ら分離する。モータ27の正転作動はさらに継続される
が、二叉状アーム32が第10図に示す位置に停止すること
から、モータ27による軸33の回動力が二叉状アーム32側
と軸33側との間の摩擦トルクに打ち勝ち、軸33が二叉状
アーム32に対して相対的に回動する。その結果、爪片40
がミス糸Y′を係合保持している状態において第10図に
示す実線位置から軸33を中心に時計回り方向に回動さ
れ、爪片40が第10図に示す経路C1に沿って経糸開口外の
位置に回動配置される。すなわち、爪片40に係合保持さ
れていたミス糸Y′の一部が経糸開口内から経糸開口外
へ引き出され、駆動ローラ53と被動ローラ49との間に引
き出し配置される。
駆動ローラ53及び被動ローラ49間にミス糸Y′が引き
出し配置されると、モータ27が停止されるとともに逆転
作動されるが、このときエアシリンダ42が作動され、被
動ローラ49が第6図に実線で示す退避位置から駆動ロー
ラ53と当接する鎖線位置まで回動される。従って、両ロ
ーラ53,49間に引き出し配置されていたミス糸Y′は被
動ローラ49に引っ掛けられて両ローラ53,49間に圧接挾
持される。この時点において吸引パイプ54に接続された
図示しない吸引装置及びモータ50が作動されており、両
ローラ53,49間に圧接挾持されたミス糸Y′が吸引パイ
プ54の吸引口54a側へ案内され、ミス糸Y′が第11図
(c)に示すように吸引パイプ54内に吸引導入される。
従って、第4図に示すように経糸開口内の残りのミス糸
Y′が経糸開口内から経糸開口外へ順次引き出されるこ
とになる。このミス糸引き出し位置はミス糸Y′の存在
領域のほぼ中央であることから、引き出し抵抗は最も少
なく、引き出し抵抗に起因するミス糸Y′の切断が高い
割合でもって回避される。
モータ27の逆転作動により二叉状アーム32及び爪片40
が一体的に第10図に示す経路C2に沿って回動配置され
る。そして、バランスウェイト37が前記第2のストッパ
に当接することにより二叉状アーム32の回動が阻止さ
れ、爪片40側がブレーキライニング32a,33a間の摩擦ト
ルクに打ち勝って第10図に示す経路C3に沿って前記退避
位置に復帰する。緯糸処理装置26の緯糸引き出し処理動
作が遂行されると、緯糸処理装置26が退避位置に復帰す
る。
緯糸処理装置26の緯糸処理動作遂行後、機台の正転に
よりスレイ2が第5図に示す位置に配置され、スポット
光L2による前記と同様の探査が再び行われる。この探査
により上下経糸群T1,T2間にミス糸の存在が確認されな
かった場合には緯糸処理装置26のミス糸処理動作が遂行
されることなく機台再起動が選択される。
緯糸処理装置26によるミス糸分離がある分離動作遂行
位置において失敗したような場合、同位置の付近のミス
糸Y′は上下経糸群T1,T2による把持作用を依然として
受ける。上下経糸群T1,T2の最大開口を形成している状
態においても上下経糸群T1,T2によるミス糸Y′の把持
力はかなりあり、織前W1からミス糸Y′を直接経糸開口
外へ引き出す際には相応の引き出し抵抗が生ずる。その
ため、緯糸処理装置26による緯糸引き出し途中において
前記引き出し抵抗に起因してミス糸Y′の切断が生ずる
ことがあり、例えば第5図及び第13図(a)に示すよう
にミス糸Y′が経糸開口内に取り残される場合がある。
経糸開口内に取り残されたミス糸Y′の存在はスポット
光L2の再度の探査により確認される。その探査結果は第
13図(b)に示す信号曲線D3,D1として取り出され、信
号曲線D1からミス糸Y′の一部が織前W1から分離してい
ないことが制御装置Cにおいて判断される。一方、信号
曲線D3においては信号レベルAに続いて信号レベルBが
短時間で到来するため、得られるパルス信号数は前記範
囲〔N1,N2〕から大きくはずれる。すなわち、ミス糸
Y′の一部が織前W1から分離されてはいるが、経糸開口
内に取り残されていることが制御装置Cにおいて判断さ
れる。各探査位置におけるこのような探査結果は制御装
置Cに記憶される。
前記探査結果に基づいて緯糸処理装置26が再び作動さ
れ、同処理装置26による緯糸分離動作が第5図の織前W1
から分離していないミス糸Y′部分で行われる。続いて
ミス糸Y′の引き出しに最適な位置において緯糸処理装
置26による緯糸引き出し動作が行われ、緯糸引き出し動
作遂行後、緯糸処理装置26は退避位置へ復帰する。そし
て、再びスポット光L2による探査が行われ、この探査結
果に基づいて緯糸処理装置26のミス糸処理動作の遂行あ
るいは機台再起動のいずれかが選択される。
経糸開口内からミス糸が除去されたという探査結果が
得られた場合には、モータ22,23の作動が停止されると
ともに、投光器25がOFFされる。そして、機台駆動用モ
ータMが所定量逆転され、機台が再起動に最も適した回
転位置に停止される。その後、機台駆動用モータMが正
転作動され、機台の通常運転が再開される。
緯入れミス検出信号が発信された後、緯糸処理装置26
の緯糸処理動作を遂行する前に経糸方向へのスポット光
走査によるミス糸確認を行う本実施例の緯糸処理方法に
よれば、織幅内のミス糸Y′の存在領域を見出し、引き
続いて行われる緯糸処理装置26の緯糸処理動作位置を選
択して緯糸処理時間の短縮化が可能となる。又、ミス糸
Y′の存在領域を把握しておくことにより引き出し抵抗
の少ない最適のミス糸引き出し位置を選択することがで
き、引き出し抵抗に起因するミス糸切断を回避し得る割
合が高くなる。すなわち、ミス糸自動処理の効率の向上
が可能となる。
緯糸処理装置26による緯糸処理動作遂行後にスポット
光走査によるミス糸確認を遂行すれば、緯糸処理装置26
の緯糸処理の失敗あるいはミス糸が経糸開口内において
途中で切断していることにより上下経糸群T1,T2間にミ
ス糸Y′を取り残した場合にも、上下経糸群T1,T2間に
ミス糸Y′を取り残したまま機台を再起動してしまう事
態は確実に回避される。従って、ミス糸Y′の織り込み
による織布Wの品質低下は防止され、ミス糸処理の信頼
性が大幅に向上する。
又、スポット光により織前W1付近を走査する本発明で
はミス糸Y′の有無を高い精度でもって確認することが
でき、ミス糸処理の信頼性が一層向上する。
本発明はもちろん前記実施例にのみ限定されるもので
はなく、例えば第12図(b)及び第13図(b)の信号曲
線D,D1,D2,D3からミス糸存在状況を把握する別の方法と
して、基準信号曲線Dから検出曲線を減算したり、前記
信号曲線D,D1,D2,D3を微分回路に通して得られる微分信
号の時間間隔に基づく方法も可能である。すなわち、基
準信号Dの微分信号E,E1間の時間間隔と信号曲線D2の微
分信号E,E2間の時間間隔を比較すればミス糸Y′の有無
が確認される。同様に、第13図(a)の信号曲線D3の微
分信号E,E3間の時間間隔を前記微分信号E,E1間の時間間
隔と比較すればミス糸Y′の存在状況が把握される。
ミス糸処理プログラムは第15図に示すフローチャート
に限らず、第16図のフローチャートに示すミス糸処理プ
ログラムに従ってミス糸を処理することも可能である。
前記実施例では緯入れミス検出信号が発信された後、緯
糸処理装置26を作動させる前にスポット光走査によるミ
ス糸存在確認を行なっているが、この実施例ではまず緯
糸処理装置26を作動させており、その後にこの緯糸処理
動作によるミス糸の除去が確実に行われたかどうかが確
認される。
緯糸処理装置26によるミス糸処理動作を繰り返しても
ミス糸を除去できないような場合、例えばミス糸が分離
あるいは引き出し不能に経糸に絡み付いているような存
在状況が発生する場合に備えて、緯糸処理装置26による
ミス糸処理動作が所定回数遂行され、なおかつ上下経糸
群間にミス糸の存在が確認された場合には、緯糸処理装
置26及びスポット光走査を打ち切るプログラムを上記の
ようなミス糸処理プログラム中に組み込み、ミス糸処理
不能の警報を発するようにしてもよい。
織前W1上にスポット光を反射する反射体の別例として
は第17図に示す実施例も可能である。この反射体66の周
方向の多数分割された反射面66aは回転軸に対する傾斜
角が少しずつずらして設定されており、投光器から反射
体66の周面に投射されたスポット光が反射体66の回転に
つれて経糸方向へ連続的に反射移動し、かつ織幅方向へ
離散的に反射移行する。すなわち、この実施例では反射
体66の1つのみで織幅方向の全域にわたってスポット光
走査が可能である。
イメージセンサあるいは受光素子等の受光部の設置位
置としては第18図に示す実施例も可能であり、スレイ2
上の反射板67により反射されたスポット光L2が断面コ状
の取付バー68に取り付けられた凸レンズ69を介して取付
バー68内のイメージセンサあるいは受光素子からなる受
光部70へ集光される。この実施例によれば風綿、スレイ
の高速揺動、振動等による悪影響が回避される。
又、前記各実施例における反射体21,66の回転軸線を
傾かせることにより第19図(a)に矢印で示すようにス
ポット光の走査方向を経糸及びミス糸Y′と斜交させる
ことができる。これにより得られる信号曲線は第19図
(b)にD4で示されるが、経糸検知に起因する信号曲線
D4の高周波成分をローパス回路(例えば積分回路等)を
通せば、成分除去信号E4が得られる。そして、しきい値
lを設定することにより織前W1位置及びミス糸Y′存在
が把握可能となる。
前記各実施例ではスポット光走査が透過方式であった
が、反射方式によってもミス糸探査が可能である。
さらに、前記実施例のようなミス糸分離及びミス糸引
き出し動作を行う緯糸処理装置を織前上に固定配設した
場合に本発明を具体化することもできる。
発明の効果 以上詳述したように、緯糸処理手段の作動後に複数位
置でミス糸と交差する方向へスポット光走査を行なって
ミス糸有無の確認を行ない、この確認結果に基づいて前
記緯糸処理手段の作動を遂行するか否かを選択する本発
明の緯糸処理方法によれば、上下経糸群間にミス糸を取
り残す事態が確実に回避され、織布品質低下に繋がるミ
ス糸の織布への織り込みが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1〜15図は本発明を具体化した一実施例を示し、第1
図はスレイ付近の略体平面図、第2〜5図はミス糸処理
作用を説明する略体平面図、第6図は緯糸処理装置及び
緯糸確認手段を示す縦断面図、第7図は反射体によるス
ポット光反射を示す側面図、第8図は棒状凸レンズによ
る集光を示す側面図、第9図は緯糸処理装置の側断面
図、第10図はミス糸処理動作を説明する緯糸処理装置の
側断面図、第11図(a)、第11図(b)、第11図(c)
はミス糸分離及び引き出しを説明する側断面図、第12図
(a)はミス糸先端部付近の織前を探査する状態を示す
平面図、第12図(b)は第12図(a)の探査による信号
曲線を示すグラフ、第13図(a)は緯糸処理装置による
緯糸処理動作後の探査を示す平面図、第13図(b)は第
13図(a)の探査による信号曲線を示すグラフ、第14図
はブロック図、第15図はミス糸処理プログラムを示すフ
ローチャート、第16図は別のミス糸処理プログラムを示
すフローチャート、第17図は反射体の別例を示す斜視
図、第18図は受光部の別の設置例を示す側断面図、第19
図(a)はスポット光の別の探査方法を示す平面図、第
19図(b)は第19図(a)の探査による信号曲線を示す
グラフである。 緯糸確認手段を構成する反射体21、同じく反射板24、
同じく投光器25、緯糸処理装置26、緯糸確認手段を構成
するイメージセンサ55、制御装置C、経糸群T1,T2、織
布W、織前W1、ミス糸Y′。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】緯入れミス検出信号の発信に基づいて機台
    を停止し、この機台停止の直前に織布に織り込まれた緯
    糸を織前から分離する緯糸処理手段を備えた無杼織機に
    おいて、前記機台停止後、前記緯糸処理手段による緯糸
    分離処理動作を行ない、この緯糸分離処理動作の後に、
    織前位置を境に経糸側と織布側との間を前記緯糸と交差
    する方向へスポット光により走査し、このスポット光走
    査方式の緯糸確認手段による複数位置の走査結果を比較
    して上下経糸間における前記緯糸の有無を確認し、同緯
    糸確認手段による緯糸有無の確認結果に基づいて前記緯
    糸処理手段による再度の緯糸分離処理動作を遂行するか
    否かを選択する無杼織機における緯糸処理方法。
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JPS53119370A (en) * 1977-03-26 1978-10-18 Toyo Boseki Device for removing inserted weft on loom
JPS59223339A (ja) * 1983-05-27 1984-12-15 株式会社豊田自動織機製作所 無杼織機における緯糸処理方法
JPS60185846A (ja) * 1984-03-06 1985-09-21 津田駒工業株式会社 織機の織前検査装置

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