JPH0819601B2 - 無杼織機における緯糸処理方法 - Google Patents
無杼織機における緯糸処理方法Info
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- JPH0819601B2 JPH0819601B2 JP60249876A JP24987685A JPH0819601B2 JP H0819601 B2 JPH0819601 B2 JP H0819601B2 JP 60249876 A JP60249876 A JP 60249876A JP 24987685 A JP24987685 A JP 24987685A JP H0819601 B2 JPH0819601 B2 JP H0819601B2
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明はジェットルーム、レピア織機あるいはグリッ
パ織機等の無杼織機における緯糸処理方法に関するもの
である。
パ織機等の無杼織機における緯糸処理方法に関するもの
である。
(従来の技術) ジェットルーム等の無杼織機においては有杼織機に比
べて遥かに高い生産性を期待することができ、無杼織機
の採用傾向が近年顕著であるが、緯入れミス発生割合が
有杼織機に比べて高くなることは周知の事実である。緯
入れミス発生の場合の機台停止は緯糸検出器からの緯入
れミス発生信号に基づいて行われるが、無杼織機のよう
な高速織器では各部の破損防止を考慮して機台1回転以
上慣性作動した後に機台停止が行われるため、緯入れミ
スの緯糸(以下、ミス糸という)が機台停止直前に筬打
ちされて織布に織りこまれる。そのため、機台を逆転し
て経糸によるミス糸の把持状態を解除し、このミス糸を
取り除かねばならないが、従来このミス糸除去作業は人
手により行われていた。しかし、ミス糸は通常の緯糸と
ほぼ同様に織布に打ちこまれているため、経糸を最大開
口状態にしても経糸によるミス糸の把持状態は充分に解
除されない。そのため、ミス糸除去作業は非常に煩雑か
つ容易でなく、織機の停止時間が長くなって高速織機に
要求される生産性向上を阻害することになる。
べて遥かに高い生産性を期待することができ、無杼織機
の採用傾向が近年顕著であるが、緯入れミス発生割合が
有杼織機に比べて高くなることは周知の事実である。緯
入れミス発生の場合の機台停止は緯糸検出器からの緯入
れミス発生信号に基づいて行われるが、無杼織機のよう
な高速織器では各部の破損防止を考慮して機台1回転以
上慣性作動した後に機台停止が行われるため、緯入れミ
スの緯糸(以下、ミス糸という)が機台停止直前に筬打
ちされて織布に織りこまれる。そのため、機台を逆転し
て経糸によるミス糸の把持状態を解除し、このミス糸を
取り除かねばならないが、従来このミス糸除去作業は人
手により行われていた。しかし、ミス糸は通常の緯糸と
ほぼ同様に織布に打ちこまれているため、経糸を最大開
口状態にしても経糸によるミス糸の把持状態は充分に解
除されない。そのため、ミス糸除去作業は非常に煩雑か
つ容易でなく、織機の停止時間が長くなって高速織機に
要求される生産性向上を阻害することになる。
このような問題を解消しようとした緯糸処理装置の一
例が特開昭58−220856号公報に開示されている。
例が特開昭58−220856号公報に開示されている。
この従来例では織布に織り込まれたミス糸を織布から
分離するための1本のフィンガーを備えた緯糸処理装置
が織幅方向に架設されたガイドレール上を退避位置から
所定のミス糸処理位置まで走行移動し、織布上を摺動さ
せて経糸開口外から織前を擦過しつつ経糸開口内へ前記
フィンガーを進入させ、織布からミス糸を経糸開口内へ
分離するようになっている。このように分離されたミス
糸は経糸開口外から経糸を掻き分けて経糸開口内へ挿入
されたミス糸引き出し手段へフィンガーから受け渡さ
れ、経糸開口内から経糸間を通って経糸開口外へ移動配
置されるミス糸引き出し手段とともにミス糸の一部が経
糸開口内から経糸開口外へ引き出される。経糸開口外へ
引き出されたミス糸の一部は一対の引き出しローラ間に
圧接挾持され、両引き出しローラを駆動することにより
すべてのミス糸が経糸開口内から引き出される。このよ
うにして引き出されたミス糸は吸引パイプにより吸引除
去される。
分離するための1本のフィンガーを備えた緯糸処理装置
が織幅方向に架設されたガイドレール上を退避位置から
所定のミス糸処理位置まで走行移動し、織布上を摺動さ
せて経糸開口外から織前を擦過しつつ経糸開口内へ前記
フィンガーを進入させ、織布からミス糸を経糸開口内へ
分離するようになっている。このように分離されたミス
糸は経糸開口外から経糸を掻き分けて経糸開口内へ挿入
されたミス糸引き出し手段へフィンガーから受け渡さ
れ、経糸開口内から経糸間を通って経糸開口外へ移動配
置されるミス糸引き出し手段とともにミス糸の一部が経
糸開口内から経糸開口外へ引き出される。経糸開口外へ
引き出されたミス糸の一部は一対の引き出しローラ間に
圧接挾持され、両引き出しローラを駆動することにより
すべてのミス糸が経糸開口内から引き出される。このよ
うにして引き出されたミス糸は吸引パイプにより吸引除
去される。
(発明が解決しようとする問題点) 前記のような従来装置においてまず要求されることは
フィンガーが織前に打ちこまれているミス糸を引っ掛け
て織前からミス糸を確実に分離することである。フィン
ガーに略楕円軌道をえがかせる構成を採用してミス糸を
引っ掛けようとするように、織前からミス糸1本を分離
するにはフィンガーの極めて微妙な動作を必要とするも
のである。しかしながら、経糸の最大開口状態を形成し
ても経糸によるミス糸の把持状態は充分に解除されない
ことから、一点中心の揺動可能なアームの先端に回動連
結されたフィンガーの中間部位を一方向へ円運動するい
う複雑な構成により前記略楕円軌道をえがかせるにも関
わらず、ミス糸を引っ掛けることに失敗する事態を確実
に回避することは困難である。ミス糸分離に失敗すれば
ミス糸は織布に織りこまれてしまい、織布品質低下に繋
がる。
フィンガーが織前に打ちこまれているミス糸を引っ掛け
て織前からミス糸を確実に分離することである。フィン
ガーに略楕円軌道をえがかせる構成を採用してミス糸を
引っ掛けようとするように、織前からミス糸1本を分離
するにはフィンガーの極めて微妙な動作を必要とするも
のである。しかしながら、経糸の最大開口状態を形成し
ても経糸によるミス糸の把持状態は充分に解除されない
ことから、一点中心の揺動可能なアームの先端に回動連
結されたフィンガーの中間部位を一方向へ円運動するい
う複雑な構成により前記略楕円軌道をえがかせるにも関
わらず、ミス糸を引っ掛けることに失敗する事態を確実
に回避することは困難である。ミス糸分離に失敗すれば
ミス糸は織布に織りこまれてしまい、織布品質低下に繋
がる。
フィンガーによる織前からのミス糸分離に成功した場
合にも、フィンガーによる前記分離部位以外では経糸に
よる把持作用を依然として受けていることから、経糸開
口内から経糸開口外へミス糸を引き出す際には相応の引
き出し抵抗が生ずる。そのため、ミス糸の引き出し途中
において前記引き出し抵抗に起因してミス糸切断が生ず
るおそれが多分にある。これもまた織布内へのミス糸織
り込みに繋がり、織布の品質低下をもたらす。
合にも、フィンガーによる前記分離部位以外では経糸に
よる把持作用を依然として受けていることから、経糸開
口内から経糸開口外へミス糸を引き出す際には相応の引
き出し抵抗が生ずる。そのため、ミス糸の引き出し途中
において前記引き出し抵抗に起因してミス糸切断が生ず
るおそれが多分にある。これもまた織布内へのミス糸織
り込みに繋がり、織布の品質低下をもたらす。
すなわち、従来の緯糸処理装置を用いたミス糸自動処
理においては、信頼性が充分に達成されていない。
理においては、信頼性が充分に達成されていない。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) そこで本発明では、緯入れミス検出信号の発信に基づ
いて機台を停止し、この機台停止の直前に織布に織り込
まれた緯糸を織前から分離する緯糸処理手段を備えた無
杼織機を対象とし、前記機台停止後、前記緯糸処理手段
による緯糸分離処理動作を行ない、この緯糸分離処理動
作の後に上下緯糸間における前記緯糸の有無を緯糸確認
手段により確認し、同緯糸認識手段による緯糸有無の確
認結果に基づいて前記緯糸処理手段による再度の緯糸分
離処理動作を遂行するか否かを選択するようにした。
いて機台を停止し、この機台停止の直前に織布に織り込
まれた緯糸を織前から分離する緯糸処理手段を備えた無
杼織機を対象とし、前記機台停止後、前記緯糸処理手段
による緯糸分離処理動作を行ない、この緯糸分離処理動
作の後に上下緯糸間における前記緯糸の有無を緯糸確認
手段により確認し、同緯糸認識手段による緯糸有無の確
認結果に基づいて前記緯糸処理手段による再度の緯糸分
離処理動作を遂行するか否かを選択するようにした。
(作用) 緯入れミス検出信号発信による前記緯糸処理手段の緯
入分離動作の作動後、前記緯入確認手段により上下経糸
間の織前付近におけるミス糸確認を行い、ミス糸有りの
結果が出た場合には前記緯糸処理手段の経糸分離動作を
再度遂行する。従って、織前からのミス糸分離は成功
し、織布内へのミス糸織り込みは回避される。前記ミス
糸確認によりミス糸無しの結果が出た場合には前記緯糸
処理手段の緯糸分離動作を遂行することなく再起動に備
える。
入分離動作の作動後、前記緯入確認手段により上下経糸
間の織前付近におけるミス糸確認を行い、ミス糸有りの
結果が出た場合には前記緯糸処理手段の経糸分離動作を
再度遂行する。従って、織前からのミス糸分離は成功
し、織布内へのミス糸織り込みは回避される。前記ミス
糸確認によりミス糸無しの結果が出た場合には前記緯糸
処理手段の緯糸分離動作を遂行することなく再起動に備
える。
(実施例) 以下、本発明をジェットルームに具体化した一実施例
を第1〜21図に基づいて説明する。
を第1〜21図に基づいて説明する。
第1図に示すように、1は往復揺動されるスレイ2上
の一端側に装着された緯入れ用メインノズルであって、
図示しない緯糸測長貯留装置を経由した緯糸Yは緯入れ
用メインノズル1内に導かれ、スレイ2上に多数並設さ
れた緯糸ガイド部材3の緯糸案内孔3a内に緯入れ用メイ
ンノズル1から緯入れタイミングに同期して射出緯入れ
される。緯入れ用メインノズル1から射出された緯糸Y
が正常に緯入れされ、織布Wの反メインノズル側の端部
まで到達した場合には、スレイ2が織布W側に前進する
間に緯糸案内孔3aからスリット3bを通って緯糸が脱出
し、同緯糸が筬4により筬打ちされて織布Wに織りこま
れる。そして、織布Wの緯入れ用メインノズル1側の近
傍に設けられたカッター5により切断され、以後の織成
動作が継続される。
の一端側に装着された緯入れ用メインノズルであって、
図示しない緯糸測長貯留装置を経由した緯糸Yは緯入れ
用メインノズル1内に導かれ、スレイ2上に多数並設さ
れた緯糸ガイド部材3の緯糸案内孔3a内に緯入れ用メイ
ンノズル1から緯入れタイミングに同期して射出緯入れ
される。緯入れ用メインノズル1から射出された緯糸Y
が正常に緯入れされ、織布Wの反メインノズル側の端部
まで到達した場合には、スレイ2が織布W側に前進する
間に緯糸案内孔3aからスリット3bを通って緯糸が脱出
し、同緯糸が筬4により筬打ちされて織布Wに織りこま
れる。そして、織布Wの緯入れ用メインノズル1側の近
傍に設けられたカッター5により切断され、以後の織成
動作が継続される。
緯糸が反メインノズル側の端部まで到達しないといっ
た緯入れミスが発生した場合には、同端部分に対応配置
された緯糸ガイド部材3のスリット3bに設けられたフィ
ーラFが緯入れミスを検出し、同フィーラFからの緯入
れミス検出信号に基づいて機台駆動用モータMの作動が
停止されるようになっている。前記フィーラFは緯糸ガ
イド部材3のスリット3bを挟んで対向配置された投受光
素子からなり、筬打ち時に緯糸が同スリット3bを通過し
なかったとき緯入れミス検出信号を発するものである。
た緯入れミスが発生した場合には、同端部分に対応配置
された緯糸ガイド部材3のスリット3bに設けられたフィ
ーラFが緯入れミスを検出し、同フィーラFからの緯入
れミス検出信号に基づいて機台駆動用モータMの作動が
停止されるようになっている。前記フィーラFは緯糸ガ
イド部材3のスリット3bを挟んで対向配置された投受光
素子からなり、筬打ち時に緯糸が同スリット3bを通過し
なかったとき緯入れミス検出信号を発するものである。
前記緯入れミス検出信号(機台停止信号でもある)が
発せられた後、機台はほぼ1回ほど慣性で回転して停止
する。すなわち、緯入れミスが発生した場合には、スレ
イ2が第1図において実線で示す最後退位値から織布W
側へ前進する間に緯入れミス検出信号が発せされ、ミス
糸Y′が織布Wに筬打ちされた後、スレイ2がさらに往
復動し、前記最後退位置で停止する。
発せられた後、機台はほぼ1回ほど慣性で回転して停止
する。すなわち、緯入れミスが発生した場合には、スレ
イ2が第1図において実線で示す最後退位値から織布W
側へ前進する間に緯入れミス検出信号が発せされ、ミス
糸Y′が織布Wに筬打ちされた後、スレイ2がさらに往
復動し、前記最後退位置で停止する。
緯入れ用メインノズル1の最後退位置近傍には緯入れ
阻止装置6が配設されており、前記機台慣性作動中にミ
ス糸Y′に続いて緯入れ用メインノズル1から射出され
る緯糸Y1の緯入れが阻止され、緯入れ用メインノズル1
から切断されて吸引除去されるようになっている。緯入
れ阻止装置6について説明すると、図示しない駆動機構
に作動連結された駆動軸7の先端には遮断体8が設けら
れており、緯入れ用メインノズル1前方の緯糸経路上の
緯糸遮断位置と同位置から離間した退避位置との間を往
復動し得るようになっている。遮断体8は緯入れミス検
出信号発信とともに退避位置から遮断位置へ回動配置さ
れ、機台慣性作動中に緯入れ用メインノズル1から射出
された緯糸Y1の緯入れを阻止するようになっている。そ
して、遮断体8が遮断位置から退避市へ復帰する際に図
示しない切断機構により緯糸Y1が緯入れ用メインノズル
1から切断分離されるようになっている。緯入れミス検
出信号に基づいて作動される吸引装置9に接続された吸
引パイプ10が遮断体8の近傍に配設されている。吸引パ
イプ10の基端部は上方へ折曲して延設されており、同パ
イプ10の上方には図示しない第2の吸引パイプが配設さ
れている。両吸引パイプ間の緯入れ方向の側方にはモー
タ11が配設されているとともに、同モータ11の駆動軸に
止着された駆動ローラ12が両吸引パイプ間の近傍に配設
されている。両吸引パイプ10間の緯入れ方向と直交する
側方にはエアシリンダ13が配設されており、その駆動ロ
ッドに止着された二叉状アーム13a間には被動ローラ14
が回転可能に支持されている。両ローラ12,14は第1図
に示すように常には離間状態にあり、エアシリンダ13の
突出作動により被動ローラ14が駆動ローラ12に圧接され
るようになっている。モータ11及びエアシリンダ13はフ
ィーラFからの緯入れミス検出信号に基づいて作動され
るようになっている。
阻止装置6が配設されており、前記機台慣性作動中にミ
ス糸Y′に続いて緯入れ用メインノズル1から射出され
る緯糸Y1の緯入れが阻止され、緯入れ用メインノズル1
から切断されて吸引除去されるようになっている。緯入
れ阻止装置6について説明すると、図示しない駆動機構
に作動連結された駆動軸7の先端には遮断体8が設けら
れており、緯入れ用メインノズル1前方の緯糸経路上の
緯糸遮断位置と同位置から離間した退避位置との間を往
復動し得るようになっている。遮断体8は緯入れミス検
出信号発信とともに退避位置から遮断位置へ回動配置さ
れ、機台慣性作動中に緯入れ用メインノズル1から射出
された緯糸Y1の緯入れを阻止するようになっている。そ
して、遮断体8が遮断位置から退避市へ復帰する際に図
示しない切断機構により緯糸Y1が緯入れ用メインノズル
1から切断分離されるようになっている。緯入れミス検
出信号に基づいて作動される吸引装置9に接続された吸
引パイプ10が遮断体8の近傍に配設されている。吸引パ
イプ10の基端部は上方へ折曲して延設されており、同パ
イプ10の上方には図示しない第2の吸引パイプが配設さ
れている。両吸引パイプ間の緯入れ方向の側方にはモー
タ11が配設されているとともに、同モータ11の駆動軸に
止着された駆動ローラ12が両吸引パイプ間の近傍に配設
されている。両吸引パイプ10間の緯入れ方向と直交する
側方にはエアシリンダ13が配設されており、その駆動ロ
ッドに止着された二叉状アーム13a間には被動ローラ14
が回転可能に支持されている。両ローラ12,14は第1図
に示すように常には離間状態にあり、エアシリンダ13の
突出作動により被動ローラ14が駆動ローラ12に圧接され
るようになっている。モータ11及びエアシリンダ13はフ
ィーラFからの緯入れミス検出信号に基づいて作動され
るようになっている。
第1,6図に示すように、機台の左右両サイドフレーム
(図示略)上には支持ブラケット15,16がそれぞれ立設
されている。両ブラケット15,16間には一対のガイドレ
ール17,18が機台前後方向に並設して架設支持されてお
り、両ガイドレール17,18間には一対のねじ軸19,20が上
下に並んで配設されている。一方のねじ軸19は第1,6図
において右側の支持ブラケット15に装着された正逆転可
能な駆動モータ21に作動連結されており、他端側は左側
の支持ブラケット16に回転可能に支承されている。他方
のねじ軸20は左側の支持ブラケット16に装着された正逆
転可能な駆動モータ22に作動連結されており、他端側は
右側の支持ブラケット15に回転可能に支承されている。
(図示略)上には支持ブラケット15,16がそれぞれ立設
されている。両ブラケット15,16間には一対のガイドレ
ール17,18が機台前後方向に並設して架設支持されてお
り、両ガイドレール17,18間には一対のねじ軸19,20が上
下に並んで配設されている。一方のねじ軸19は第1,6図
において右側の支持ブラケット15に装着された正逆転可
能な駆動モータ21に作動連結されており、他端側は左側
の支持ブラケット16に回転可能に支承されている。他方
のねじ軸20は左側の支持ブラケット16に装着された正逆
転可能な駆動モータ22に作動連結されており、他端側は
右側の支持ブラケット15に回転可能に支承されている。
両ガイドレール17,18間には緯糸処理装置23及び緯糸
確認装置24がスライド可能に架設支持されており、緯糸
処理装置23の上側のねじ軸20の回転により両ガイドレー
ル17,18に沿ってスライド案内され、緯糸確認装置24は
下側のねじ軸19の回転により同じく両ガイドレール18に
沿ってスライド案内されるようになっている。緯糸処理
装置23は常に第1図に鎖線で示す駆動モータ22側の織布
Wの外方に退避しており、緯糸確認装置24は常には第1
図に鎖線で示す駆動モータ21側の織布Wの外方に退避し
ている。
確認装置24がスライド可能に架設支持されており、緯糸
処理装置23の上側のねじ軸20の回転により両ガイドレー
ル17,18に沿ってスライド案内され、緯糸確認装置24は
下側のねじ軸19の回転により同じく両ガイドレール18に
沿ってスライド案内されるようになっている。緯糸処理
装置23は常に第1図に鎖線で示す駆動モータ22側の織布
Wの外方に退避しており、緯糸確認装置24は常には第1
図に鎖線で示す駆動モータ21側の織布Wの外方に退避し
ている。
緯糸処理装置について詳述すると、第6,9図に示すよ
うにそのフレーム23aは前記一方のねじ軸19が接触する
ことなく両側壁を貫通するようにガイドレール17,18に
スライド可能に支持されており、他方のねじ軸20が両側
壁にそれぞれ貫通止着されたねじ筒25に螺合されてい
る。フレーム23aの右側壁内面中央部にはモータ26が装
着されており、同モータ26に作動連結された軸27がガイ
ドレール17,18方向に配設され、フレーム23aの左側壁に
て回転可能に支承されているとともに、フレーム23aの
左側壁側において軸27には歯車28が止着されている。フ
レーム23aの後壁内面の左側には二叉状の吊下ブラケッ
ト29が締付固定されており、同ブラケット29の二叉状先
端部間には軸30が回動可能に支持されている。吊下ブラ
ケット29の左側方において軸30には歯車31が止着されて
おり、前記歯車28と噛合されている。吊下ブラケット29
の両支持片29a,29b間において軸30には二叉状アーム32
が回動可能に支持されているとともに、同アーム32内に
て軸30にはタイミングプーリ33が止着されており、二叉
状アーム32のアーム片32a,32bの先端部間には軸34が回
動可能に支持されている。二叉状アーム32の連結基端部
にはバランスウェイト35が止着されており、同バランス
ウェイト35が吊下ブラケット29に設けられた図示しない
一対のストッパに当接することにより二叉状アーム32の
回動範囲を規制されている。アーム片32a,32b間の軸34
にはタイミングプーリ36が止着されており、同プーリ36
と前記タイミングプーリ33との間にはタイミングベルト
37が掛装されている。
うにそのフレーム23aは前記一方のねじ軸19が接触する
ことなく両側壁を貫通するようにガイドレール17,18に
スライド可能に支持されており、他方のねじ軸20が両側
壁にそれぞれ貫通止着されたねじ筒25に螺合されてい
る。フレーム23aの右側壁内面中央部にはモータ26が装
着されており、同モータ26に作動連結された軸27がガイ
ドレール17,18方向に配設され、フレーム23aの左側壁に
て回転可能に支承されているとともに、フレーム23aの
左側壁側において軸27には歯車28が止着されている。フ
レーム23aの後壁内面の左側には二叉状の吊下ブラケッ
ト29が締付固定されており、同ブラケット29の二叉状先
端部間には軸30が回動可能に支持されている。吊下ブラ
ケット29の左側方において軸30には歯車31が止着されて
おり、前記歯車28と噛合されている。吊下ブラケット29
の両支持片29a,29b間において軸30には二叉状アーム32
が回動可能に支持されているとともに、同アーム32内に
て軸30にはタイミングプーリ33が止着されており、二叉
状アーム32のアーム片32a,32bの先端部間には軸34が回
動可能に支持されている。二叉状アーム32の連結基端部
にはバランスウェイト35が止着されており、同バランス
ウェイト35が吊下ブラケット29に設けられた図示しない
一対のストッパに当接することにより二叉状アーム32の
回動範囲を規制されている。アーム片32a,32b間の軸34
にはタイミングプーリ36が止着されており、同プーリ36
と前記タイミングプーリ33との間にはタイミングベルト
37が掛装されている。
一方のアーム片32aの外側面にはクラッチ台38が軸34
に対して回動可能に止着されており、同第38にはブレー
キライニング39が止着されている。アーム片32aの側方
において軸34には前記クラッチ台38と対応してクラッチ
台40が固着されており、同台40の内側にはブレーキライ
ニング41が止着され、前記ブレキライニング39と当接し
得るようになっている。軸34の左端部にはナット42が螺
着されており、同ナット42とアーム片32bとの間には押
圧ばね43が介在されている。従って、軸34全体が第6図
において左方へ付勢され両ブレーキライング3,41同士が
圧接される。軸34の右端にはアーム44が軸34と直交して
止着されており、第6図に示すように同アーム44の先端
部には板ばね45が締付固定されているとともに、同ばね
45の先端部には爪片46が締付固定されている。
に対して回動可能に止着されており、同第38にはブレー
キライニング39が止着されている。アーム片32aの側方
において軸34には前記クラッチ台38と対応してクラッチ
台40が固着されており、同台40の内側にはブレーキライ
ニング41が止着され、前記ブレキライニング39と当接し
得るようになっている。軸34の左端部にはナット42が螺
着されており、同ナット42とアーム片32bとの間には押
圧ばね43が介在されている。従って、軸34全体が第6図
において左方へ付勢され両ブレーキライング3,41同士が
圧接される。軸34の右端にはアーム44が軸34と直交して
止着されており、第6図に示すように同アーム44の先端
部には板ばね45が締付固定されているとともに、同ばね
45の先端部には爪片46が締付固定されている。
第6図に示すように、フレーム23aの後壁右側には支
持ブラケット47が締付固定されており、第9図に示すよ
うに前方へ突出する支持ブラケット47の環状先端部には
エアシリンダ48がガイドレール17,18方向に揺動可能に
支持されている。エアシリンダ48の下方近傍には軸49が
回動可能にガイドレール17,18と直交する方向に支持さ
れており、同軸49の前端部には二叉状クランクアーム50
が止着されている。同クランクアーム50のアーム片50a,
50b間には連結軸51が回動可能に架設されており、同軸5
1には下側からねじ52がスライド可能に貫通されてい
る。ねじ52はエアシリンダ48の駆動ロッド48a先端に螺
合されているとともに、ねじ52にはナット53が螺合され
ている。そして、ナット53と連結軸51との間には押圧ば
ね54が介在されており、連結軸51とねじ52の頭部とが常
には当接するようになっている。
持ブラケット47が締付固定されており、第9図に示すよ
うに前方へ突出する支持ブラケット47の環状先端部には
エアシリンダ48がガイドレール17,18方向に揺動可能に
支持されている。エアシリンダ48の下方近傍には軸49が
回動可能にガイドレール17,18と直交する方向に支持さ
れており、同軸49の前端部には二叉状クランクアーム50
が止着されている。同クランクアーム50のアーム片50a,
50b間には連結軸51が回動可能に架設されており、同軸5
1には下側からねじ52がスライド可能に貫通されてい
る。ねじ52はエアシリンダ48の駆動ロッド48a先端に螺
合されているとともに、ねじ52にはナット53が螺合され
ている。そして、ナット53と連結軸51との間には押圧ば
ね54が介在されており、連結軸51とねじ52の頭部とが常
には当接するようになっている。
第9図に示すように、軸49の後端部の下方には軸55が
回動可能に支持されており、軸49及び軸55の後端にそれ
ぞれ止着された歯車56,57同志が噛合されている。軸55
の前端には支持アーム58が軸55と直交するように止着さ
れており、同アーム58の先端には被動ローラ59が回転可
能に支持されている。被動ローラ59は常には第6図に実
線で示す退避位置にあり、エアシリンダ48の作動により
クランクアーム50が下動され、被動ローラ59が退避位置
から鎖線で示す位置へ回動される。
回動可能に支持されており、軸49及び軸55の後端にそれ
ぞれ止着された歯車56,57同志が噛合されている。軸55
の前端には支持アーム58が軸55と直交するように止着さ
れており、同アーム58の先端には被動ローラ59が回転可
能に支持されている。被動ローラ59は常には第6図に実
線で示す退避位置にあり、エアシリンダ48の作動により
クランクアーム50が下動され、被動ローラ59が退避位置
から鎖線で示す位置へ回動される。
第6図に示すように、歯車55,56と吊下ブラケット29
との間には軸60が前記軸49,55と平行に回動可能に支持
されており、同軸60の中央部には駆動ローラ61が止着さ
れているとともに、前端には歯車62が止着されている。
第9図に示すように歯車62若干前方かつ上方にはモータ
63が配設されており、その駆動歯車63aと歯車62とが噛
合されている。モータ63は緯入れミス検出信号に基づい
て作動され、これにより駆動ローラ61が第3図に示す矢
印方向に回転される。そして、被動ローラ59はエアシリ
ンダ48の作動により駆動ローラ61に圧接され、駆動ロー
ラ61とともに回転される。
との間には軸60が前記軸49,55と平行に回動可能に支持
されており、同軸60の中央部には駆動ローラ61が止着さ
れているとともに、前端には歯車62が止着されている。
第9図に示すように歯車62若干前方かつ上方にはモータ
63が配設されており、その駆動歯車63aと歯車62とが噛
合されている。モータ63は緯入れミス検出信号に基づい
て作動され、これにより駆動ローラ61が第3図に示す矢
印方向に回転される。そして、被動ローラ59はエアシリ
ンダ48の作動により駆動ローラ61に圧接され、駆動ロー
ラ61とともに回転される。
第6図に示すように吊下ブラケット29の右側面には支
持片64が止着されており、同支持片64には図示しない吸
引装置に接続された吸引パイプ65が垂立状態に支持され
ている。同パイプ65の吸引口65aは駆動ローラ61の下面
側に配置されている。前記吸引装置は緯入れミス検出信
号に基づいて作動される。
持片64が止着されており、同支持片64には図示しない吸
引装置に接続された吸引パイプ65が垂立状態に支持され
ている。同パイプ65の吸引口65aは駆動ローラ61の下面
側に配置されている。前記吸引装置は緯入れミス検出信
号に基づいて作動される。
次に、緯糸確認装置24について詳述すると、第6,7図
に示すようなその支持フレーム24aは前記一方のねじ軸2
0が接触することなく両側壁を貫通するようにガイドレ
ール17,18にスライド可能に支持されており、他方のね
じ軸19が両側壁にそれぞれ貫通止着されたねじ筒66に螺
合されている。支持フレーム24aの下端部には円筒状の
吊下パイプ67がねじ68により回動位置調整可能に締付固
定されており、同パイプ67の下端には経糸確認用のイメ
ージセンサン69が装着されている。同センサ69は織布W
の織前W1のほぼ直上の高さ位置に配置されている。
に示すようなその支持フレーム24aは前記一方のねじ軸2
0が接触することなく両側壁を貫通するようにガイドレ
ール17,18にスライド可能に支持されており、他方のね
じ軸19が両側壁にそれぞれ貫通止着されたねじ筒66に螺
合されている。支持フレーム24aの下端部には円筒状の
吊下パイプ67がねじ68により回動位置調整可能に締付固
定されており、同パイプ67の下端には経糸確認用のイメ
ージセンサン69が装着されている。同センサ69は織布W
の織前W1のほぼ直上の高さ位置に配置されている。
イメージセンサ69はCCD(電荷結合素子)を用いたラ
インセンサであり、第16図に示すようにラインL上に配
列された多数の感光画素(光エネルギーを電気信号に変
換し、かつ得られた信号電荷を一時的に蓄積する機能を
備える)からなる感光部と、各感光画素における蓄積信
号電荷を各感光画素に対応する転送電極から順次隣の転
送電極へ転送する機能を備えた転送部と、同転送部によ
り転送された信号電荷を電圧信号に変換する出力部とか
らなり、各感光画素で発生した電荷信号が転送部へ並列
入力され、転送部へ並列入力された電荷信号が出力部へ
直列入力されるものである。この実施例ではラインLは
第16図に示すように織布Wの織前W1に対して所定の角度
θでもって交差しており、この角度調整は吊下パイプ67
の回動位置調整により行われる。
インセンサであり、第16図に示すようにラインL上に配
列された多数の感光画素(光エネルギーを電気信号に変
換し、かつ得られた信号電荷を一時的に蓄積する機能を
備える)からなる感光部と、各感光画素における蓄積信
号電荷を各感光画素に対応する転送電極から順次隣の転
送電極へ転送する機能を備えた転送部と、同転送部によ
り転送された信号電荷を電圧信号に変換する出力部とか
らなり、各感光画素で発生した電荷信号が転送部へ並列
入力され、転送部へ並列入力された電荷信号が出力部へ
直列入力されるものである。この実施例ではラインLは
第16図に示すように織布Wの織前W1に対して所定の角度
θでもって交差しており、この角度調整は吊下パイプ67
の回動位置調整により行われる。
第1,7,8図に示すようにスレイ2の前部上面には溝2a
がスレイ2の長手方向に形成されており、同溝2aの底面
には発光ダイオード70が多数配列されている。当、溝2a
の開口部には棒状の凸レンズ71から嵌めこまれており、
発光ダイオード70から上方へ放射状に投射される光をス
レイ2の長手方向に見て平行光線に変換している。すな
わち、発光ダイオード70及び棒状凸レンズ71により前記
イメージセンサ69へ光を投射する投光部72が構成されて
いる。
がスレイ2の長手方向に形成されており、同溝2aの底面
には発光ダイオード70が多数配列されている。当、溝2a
の開口部には棒状の凸レンズ71から嵌めこまれており、
発光ダイオード70から上方へ放射状に投射される光をス
レイ2の長手方向に見て平行光線に変換している。すな
わち、発光ダイオード70及び棒状凸レンズ71により前記
イメージセンサ69へ光を投射する投光部72が構成されて
いる。
前述した駆動モータ21,22、緯糸処理装置23、イメー
ジセンサ69、投光部72及び機台駆動用モータMは第19図
に示す制御装置Cからの指令に基づいて作動を制御され
るようになっており、制御装置CはフィーラF、機台回
転角度検出装置S及びイメージセンサ69からの信号に基
づいて前記指令を発する。制御装置Cは、入出力インタ
ーフェースと、CPU(中央演算処理部)と、第20図のフ
ローチャートに示すミス糸処理プログラムを記憶し、か
つイメージセンサ69による検出結果を記憶する記憶部と
から構成されている。
ジセンサ69、投光部72及び機台駆動用モータMは第19図
に示す制御装置Cからの指令に基づいて作動を制御され
るようになっており、制御装置CはフィーラF、機台回
転角度検出装置S及びイメージセンサ69からの信号に基
づいて前記指令を発する。制御装置Cは、入出力インタ
ーフェースと、CPU(中央演算処理部)と、第20図のフ
ローチャートに示すミス糸処理プログラムを記憶し、か
つイメージセンサ69による検出結果を記憶する記憶部と
から構成されている。
さて、本実施例では緯入れミス発生の場合には、ミス
糸処理は第20図のフローチャートで示すミス糸処理プロ
グラムに基づいて遂行されるようになっている。そこ
で、緯入れミスが発生した場合のミス糸処理の作用を次
に説明する。
糸処理は第20図のフローチャートで示すミス糸処理プロ
グラムに基づいて遂行されるようになっている。そこ
で、緯入れミスが発生した場合のミス糸処理の作用を次
に説明する。
緯入れミスが発生すると、ミス糸Y′が織布Wの織前
W1に織りこまれるとともに、フィーラFから緯入れミス
検出信号が発せられ、同信号に基づいて制御装置Cが機
台駆動用モータMに対して作動停止指令を発する。これ
により機台は慣性作動に入り、この慣性作動中にミス糸
Y′に続いて緯入れ用メインノズル1から射出されよう
とする緯糸Y1の緯入れが第1図に示すように緯入れ阻止
装置6の遮断体8により緯入れを阻止される。緯入れミ
ス検出信号発信後、機台は慣性でほぼ1回転し、第1図
に示すようにスレイ2が鎖線位置に到達する状態で機台
が停止する。機台停止後、制御装置Cは機台駆動用モー
タMに逆転作動指令を送り、機台が所定量逆転して停止
される。この停止状態では第2,8図に示すようにスレイ
2上の投光部72が織前W1の下方に配置されており、機台
停止とともに制御装置Cからの指令により発光ダイオー
ド70から光が投射される。投射光はスレイ2の長手方向
に見て平行な光線に整えられ、この光線の一部が織前W1
付近の上下経糸群T1,T2及び織布Wを透過する。
W1に織りこまれるとともに、フィーラFから緯入れミス
検出信号が発せられ、同信号に基づいて制御装置Cが機
台駆動用モータMに対して作動停止指令を発する。これ
により機台は慣性作動に入り、この慣性作動中にミス糸
Y′に続いて緯入れ用メインノズル1から射出されよう
とする緯糸Y1の緯入れが第1図に示すように緯入れ阻止
装置6の遮断体8により緯入れを阻止される。緯入れミ
ス検出信号発信後、機台は慣性でほぼ1回転し、第1図
に示すようにスレイ2が鎖線位置に到達する状態で機台
が停止する。機台停止後、制御装置Cは機台駆動用モー
タMに逆転作動指令を送り、機台が所定量逆転して停止
される。この停止状態では第2,8図に示すようにスレイ
2上の投光部72が織前W1の下方に配置されており、機台
停止とともに制御装置Cからの指令により発光ダイオー
ド70から光が投射される。投射光はスレイ2の長手方向
に見て平行な光線に整えられ、この光線の一部が織前W1
付近の上下経糸群T1,T2及び織布Wを透過する。
続いて、駆動モータ21が制御装置Cの正転作動指令に
より正転作動され、ねじ軸19が第8図に示す矢印方向へ
回転することにより緯糸確認装置24が第1図に鎖線で示
す退避位置から織布Wの織幅内へ向けて走行開始する。
そして、緯糸確認装置24が第2図に鎖線で示すように織
幅内の所定位置に到達するとイメージセンサ69が瞬時ON
され、投光部72からイメージセンサ69の直下の織前W1付
近を透過した光が各感光画素において光量に応じた信号
電荷に変換される。各感光画素における電荷信号は前記
転送部を介して直列的に制御装置Cに入力される。この
ようなイメージセンサ69の探知作用は織幅内の複数位置
において行われ、この探知結果がそれぞれ制御装置Cに
記憶される。
より正転作動され、ねじ軸19が第8図に示す矢印方向へ
回転することにより緯糸確認装置24が第1図に鎖線で示
す退避位置から織布Wの織幅内へ向けて走行開始する。
そして、緯糸確認装置24が第2図に鎖線で示すように織
幅内の所定位置に到達するとイメージセンサ69が瞬時ON
され、投光部72からイメージセンサ69の直下の織前W1付
近を透過した光が各感光画素において光量に応じた信号
電荷に変換される。各感光画素における電荷信号は前記
転送部を介して直列的に制御装置Cに入力される。この
ようなイメージセンサ69の探知作用は織幅内の複数位置
において行われ、この探知結果がそれぞれ制御装置Cに
記憶される。
このような探知結果の例が第16図及び第17図(a)に
示されている。第16図ではミス糸Y′の織り込みのない
織前W1付近が示されており、第2図において緯糸確認装
置24が右側の鎖線位置にて探査した場合である。第16図
のグラフ内のAで示す信号レベルに到達する信号曲線D
の範囲は透過光のうち,織布Wと上下経糸群T1,T2の影
になった位置の光量に対応し、Bで示す信号レベルのみ
に到達する信号曲線Dの範囲は透過光のうち,織布Wと
上下経糸群T1,T2の影にならない位置の光量に対応する
ものであり、各感光画素に受光される光量を変換した信
号値が予め設定された基準レベル信号値と比較され、同
基準レベル信号値に到達しない感光画素の信号値が信号
レベルAとして取り出され、基準レベル信号値に到達す
る感光画素の信号値が信号レベルBとして取り出され
る。第16図の信号曲線Dは予め制御装置Cに記憶されて
おり、イメージセンサ69による探査結果が制御装置Cに
おいて予め記憶された基準信号曲線Dと比較される。こ
の比較は基準信号曲線Dから探索結果の信号曲線を減算
することにより行われ、第16図の探査結果の場合には減
算信号が零信号となることからミス糸Y′が存在しない
と判断される。
示されている。第16図ではミス糸Y′の織り込みのない
織前W1付近が示されており、第2図において緯糸確認装
置24が右側の鎖線位置にて探査した場合である。第16図
のグラフ内のAで示す信号レベルに到達する信号曲線D
の範囲は透過光のうち,織布Wと上下経糸群T1,T2の影
になった位置の光量に対応し、Bで示す信号レベルのみ
に到達する信号曲線Dの範囲は透過光のうち,織布Wと
上下経糸群T1,T2の影にならない位置の光量に対応する
ものであり、各感光画素に受光される光量を変換した信
号値が予め設定された基準レベル信号値と比較され、同
基準レベル信号値に到達しない感光画素の信号値が信号
レベルAとして取り出され、基準レベル信号値に到達す
る感光画素の信号値が信号レベルBとして取り出され
る。第16図の信号曲線Dは予め制御装置Cに記憶されて
おり、イメージセンサ69による探査結果が制御装置Cに
おいて予め記憶された基準信号曲線Dと比較される。こ
の比較は基準信号曲線Dから探索結果の信号曲線を減算
することにより行われ、第16図の探査結果の場合には減
算信号が零信号となることからミス糸Y′が存在しない
と判断される。
第17図(a)ではミス糸Y′が織前W1に存在する状態
を示しており、第2図において緯糸確認装置24が左側の
鎖線位置にて探査した場合である。この場合にはミス糸
Y′が存在することから、信号レベルBに到達する信号
曲線D1の範囲は前記信号曲線Dに比して少なくなってい
る。従って、基準信号曲線Dから信号曲線D1を減算すれ
ば第17図(b)に示す減算信号が得られ、ミス糸Y′が
存在すると判断される。
を示しており、第2図において緯糸確認装置24が左側の
鎖線位置にて探査した場合である。この場合にはミス糸
Y′が存在することから、信号レベルBに到達する信号
曲線D1の範囲は前記信号曲線Dに比して少なくなってい
る。従って、基準信号曲線Dから信号曲線D1を減算すれ
ば第17図(b)に示す減算信号が得られ、ミス糸Y′が
存在すると判断される。
緯糸確認装置24の各探査装置におけるこれらの判断結
果は制御装置Cにおいて記憶される。
果は制御装置Cにおいて記憶される。
緯糸確認装置24の退避位置側から緯糸処理装置23側の
退避位置側に向けて順次行われる緯糸確認装置24の探査
が終了すると、駆動モータ21が逆転作動され、ねじ軸19
が第8図の矢印方向と反対方向に回転される。これによ
り緯糸確認装置24が織幅内から退避位置へ復帰する。
退避位置側に向けて順次行われる緯糸確認装置24の探査
が終了すると、駆動モータ21が逆転作動され、ねじ軸19
が第8図の矢印方向と反対方向に回転される。これによ
り緯糸確認装置24が織幅内から退避位置へ復帰する。
制御装置Cにおいて前記のようにミス糸Y′の存在が
確認されたことから、制御装置Cは機題駆動用モータM
に逆転作動指令を送り、スレイ2が第3,9図に示す最後
後退位置に配置される。続いて、制御装置Cから駆動モ
ータ22に正転作動指令が送られ、ねじ軸20が第9図に示
す矢印P方向へ回転される。これにより緯糸処理装置23
が第1図に示す退避位置から織幅内へ向けて走行し、織
幅内の予め設定された複数の所定位置において緯糸分離
動作を遂行する。前記所定位置は緯糸確認装置24の各探
査位置における前記判断結果に基づいて選択され、第1
図に示すようなミス糸Y′の存在状況ではミス糸Y′の
存在領域内の前記所定位置が選択される。
確認されたことから、制御装置Cは機題駆動用モータM
に逆転作動指令を送り、スレイ2が第3,9図に示す最後
後退位置に配置される。続いて、制御装置Cから駆動モ
ータ22に正転作動指令が送られ、ねじ軸20が第9図に示
す矢印P方向へ回転される。これにより緯糸処理装置23
が第1図に示す退避位置から織幅内へ向けて走行し、織
幅内の予め設定された複数の所定位置において緯糸分離
動作を遂行する。前記所定位置は緯糸確認装置24の各探
査位置における前記判断結果に基づいて選択され、第1
図に示すようなミス糸Y′の存在状況ではミス糸Y′の
存在領域内の前記所定位置が選択される。
緯糸分離動作は制御装置Cからモータ26への作動指令
により行われる。モータ26が正転作動されると、歯車28
が第9図の矢印Q方向へ回転され、この回転が歯車31を
介して軸30に伝達される。軸30の回転はタイミングベル
ト37を介して軸34に伝えられ、同軸34が軸30と同方向に
回転される。この場合、二叉状アーム32側の軸34とがブ
レーキライニング39,41を介して圧接接続されているた
め、二叉状アーム32と軸34との間には押圧ばね43の作用
力に応じた摩擦トルクが存在し、両者の間には相対的な
回動が生じない。従って、二叉状アーム32と軸34とは一
体的となって軸30を中心に第9図に示す状態から時計回
り方向へ回動する。二叉状アーム32及び軸34が回動する
につれ、爪片46の先端が織布W上を摺動しつつ織前W1側
へ移動していく。そして、第13図に示すように爪片46の
先端が織前W1に到達すると、爪片46の先端がミス糸Y′
に係合し、緯糸処理装置23付近のミス糸Y′が経糸開口
外から経糸開口内へ進入する爪片46により第14図に示す
ように織前W1から分離される。
により行われる。モータ26が正転作動されると、歯車28
が第9図の矢印Q方向へ回転され、この回転が歯車31を
介して軸30に伝達される。軸30の回転はタイミングベル
ト37を介して軸34に伝えられ、同軸34が軸30と同方向に
回転される。この場合、二叉状アーム32側の軸34とがブ
レーキライニング39,41を介して圧接接続されているた
め、二叉状アーム32と軸34との間には押圧ばね43の作用
力に応じた摩擦トルクが存在し、両者の間には相対的な
回動が生じない。従って、二叉状アーム32と軸34とは一
体的となって軸30を中心に第9図に示す状態から時計回
り方向へ回動する。二叉状アーム32及び軸34が回動する
につれ、爪片46の先端が織布W上を摺動しつつ織前W1側
へ移動していく。そして、第13図に示すように爪片46の
先端が織前W1に到達すると、爪片46の先端がミス糸Y′
に係合し、緯糸処理装置23付近のミス糸Y′が経糸開口
外から経糸開口内へ進入する爪片46により第14図に示す
ように織前W1から分離される。
爪片46が第10図に示す実線位置まで到達すると、バラ
ンスウェント35が前記図示しない第1のストッパに当接
し、二叉状アーム32の回動が阻止される。これと同時に
モータ26が逆転作動され、爪片46が第9図に示す退避位
置へ復帰する。そして、緯糸処理装置23は次の緯糸分離
動作位置へ移動してゆき、同動作位置において前記と同
様の緯糸分離動作を行う。
ンスウェント35が前記図示しない第1のストッパに当接
し、二叉状アーム32の回動が阻止される。これと同時に
モータ26が逆転作動され、爪片46が第9図に示す退避位
置へ復帰する。そして、緯糸処理装置23は次の緯糸分離
動作位置へ移動してゆき、同動作位置において前記と同
様の緯糸分離動作を行う。
第3図に示す鎖線位置において緯糸処理装置23の緯糸
分離動作が遂行されると、駆動モータ22が逆転作動さ
れ、緯糸処理装置23が第4図に示す鎖線位置、すなわち
ミス糸Y′の存在領域のほぼ中央に移動配置される。同
位置へのこの移動配置は緯糸処理装置23による前記探査
結果に基づいて選択されたものである。この位置におい
て緯糸処理装置23が緯糸分離動作を行い、爪片46が第1
0,14図に示すようにミス糸Y′を織前W1から分離する。
モータ26の正転作動はさらに継続されるが、二叉状アー
ム32が第10図に示す位置に停止することから、モータ26
により軸34の回動力が二叉状アーム32側と軸34側との間
の摩擦トルクに打ち勝ち、軸34が二叉状アーム32に対し
て相対的に回動する。その結果、爪片46がミス糸Y′を
係合保持している状態において第10図に示す位置から軸
34を中心に時計回り方向に回動され、爪片46が第11図に
示す経糸開口外の位置に回動配置される。すなわち、爪
片46に係合保持されていたミス糸Y′の一部が経糸開口
内から経糸開口外へ引き出され、駆動ローラ61と被動ロ
ーラ59との間に引き出し配置される。
分離動作が遂行されると、駆動モータ22が逆転作動さ
れ、緯糸処理装置23が第4図に示す鎖線位置、すなわち
ミス糸Y′の存在領域のほぼ中央に移動配置される。同
位置へのこの移動配置は緯糸処理装置23による前記探査
結果に基づいて選択されたものである。この位置におい
て緯糸処理装置23が緯糸分離動作を行い、爪片46が第1
0,14図に示すようにミス糸Y′を織前W1から分離する。
モータ26の正転作動はさらに継続されるが、二叉状アー
ム32が第10図に示す位置に停止することから、モータ26
により軸34の回動力が二叉状アーム32側と軸34側との間
の摩擦トルクに打ち勝ち、軸34が二叉状アーム32に対し
て相対的に回動する。その結果、爪片46がミス糸Y′を
係合保持している状態において第10図に示す位置から軸
34を中心に時計回り方向に回動され、爪片46が第11図に
示す経糸開口外の位置に回動配置される。すなわち、爪
片46に係合保持されていたミス糸Y′の一部が経糸開口
内から経糸開口外へ引き出され、駆動ローラ61と被動ロ
ーラ59との間に引き出し配置される。
駆動ローラ61及び被動ローラ59間にミス糸Y′が引き
出し配置されると、26が停止されるとともに逆転作動さ
れるが、このときエアシリンダ48が作動され、被動ロー
ラ59が第6図に実線で示す退避位置から駆動ローラ61と
当接する鎖線位置まで回動される。従って、両ローラ6
1,59間に引き出し配置されていたミス糸Y′は被動ロー
ラ59に引っ掛けられて両ローラ61,59間に圧接挾持され
る。この時点において吸引パイプ65に接続された図示し
ない吸引装置及びモータ63が作動されており、両ローラ
61,59間に圧接挾持されたミス糸Y′が吸引パイプ65の
吸引口65a側へ案内され、ミス糸Y′が第15図に示すよ
うに吸引パイプ65内に吸引導入される。従って、第4図
に示すように経糸開口内の残りのミス糸Y′が経糸開口
内から経糸開口外へ順次引き出されることになる。この
ミス糸引き出し位置はミス糸Y′の存在領域のほぼ中央
であることから、引き出し抵抗は最も少なく、引き出し
抵抗に起因するミス糸Y′の切断が高い割合でもって回
避される。
出し配置されると、26が停止されるとともに逆転作動さ
れるが、このときエアシリンダ48が作動され、被動ロー
ラ59が第6図に実線で示す退避位置から駆動ローラ61と
当接する鎖線位置まで回動される。従って、両ローラ6
1,59間に引き出し配置されていたミス糸Y′は被動ロー
ラ59に引っ掛けられて両ローラ61,59間に圧接挾持され
る。この時点において吸引パイプ65に接続された図示し
ない吸引装置及びモータ63が作動されており、両ローラ
61,59間に圧接挾持されたミス糸Y′が吸引パイプ65の
吸引口65a側へ案内され、ミス糸Y′が第15図に示すよ
うに吸引パイプ65内に吸引導入される。従って、第4図
に示すように経糸開口内の残りのミス糸Y′が経糸開口
内から経糸開口外へ順次引き出されることになる。この
ミス糸引き出し位置はミス糸Y′の存在領域のほぼ中央
であることから、引き出し抵抗は最も少なく、引き出し
抵抗に起因するミス糸Y′の切断が高い割合でもって回
避される。
モータ26の逆転作動により二叉状アーム32及び爪片46
が一体的に第11図に示す位置から第12図に示す位置へ回
動配置される。そして、バランスウェイト35が前記第2
のストッパに当接することにより二叉状アーム32の回動
が阻止され、爪片46側がブレーキライニング39,41間の
摩擦トルクに打ち勝って二叉状アーム32に対して相対回
動し、第9図の退避位置に復帰する。緯糸処理装置23の
緯糸引き出し処理動作が遂行されると、緯糸処理装置23
が退避位置に復帰する。
が一体的に第11図に示す位置から第12図に示す位置へ回
動配置される。そして、バランスウェイト35が前記第2
のストッパに当接することにより二叉状アーム32の回動
が阻止され、爪片46側がブレーキライニング39,41間の
摩擦トルクに打ち勝って二叉状アーム32に対して相対回
動し、第9図の退避位置に復帰する。緯糸処理装置23の
緯糸引き出し処理動作が遂行されると、緯糸処理装置23
が退避位置に復帰する。
緯糸処理装置23の緯糸処理動作遂行後、機台の正転に
よりスレイ2が第5図に示す位置に配置され、緯糸確認
装置24の前記と同様の探査が再び行われる。この探査に
より上下経糸群T1,T2間にはミス糸の存在が確認されな
かった場合には緯糸処理装置23のミス糸処理動作が遂行
されることなく機台再起動が選択される。
よりスレイ2が第5図に示す位置に配置され、緯糸確認
装置24の前記と同様の探査が再び行われる。この探査に
より上下経糸群T1,T2間にはミス糸の存在が確認されな
かった場合には緯糸処理装置23のミス糸処理動作が遂行
されることなく機台再起動が選択される。
緯糸処理装置23によるミス糸分離がある分離動作遂行
位置において失敗したような場合、同位置の付近のミス
糸Y′は上下経糸群T1,T2による把持作用を依然として
受ける。上下経糸群T1,T2の最大開口を形成している状
態においても上下経糸群T1,T2によるミス糸Y′の把持
力はかなりあり、織前W1からミス糸Y′を直接経糸開口
外へ引き出す際には相応の引き出し抵抗が生ずる。その
ため、緯糸処理装置23による緯糸引き出し途中において
前記引き出し抵抗に起因してミス糸Y′の切断が生ずる
ことがあり、例えば第5図に示すようにミス糸Y′が経
糸開口内に取り残される場合がある。経糸開口内に取り
残されたミス糸Y′の存在は緯糸確認装置24の再度の探
査により確認される。緯糸確認装置24による探査位置が
第5図の右側の鎖線位置において行われた場合には、そ
の探査結果は第17図(a)に示す信号曲線D1として取り
出され、この探査位置においてはミス糸Y′が織前W1か
ら分離されていないことが制御装置Cにおいて判断され
る。緯糸確認装置24による探査位置が第5図の左側の鎖
線位置において行われた場合、すなわち第18図(a)に
示す状態のミス糸Y′の探査の場合には、その探査結果
は第18図(a)に示す信号曲線D2として取り出される。
この信号曲線D2は第16図に示す基準信号曲線Dと比較さ
れ、この比較による減算信号が第18図(b)に示す曲線
として得られる。すなわち、第5図に示す緯糸確認装置
24の左側の鎖線位置における探査位置付近ではミス糸
Y′が織前W1から分離されてはいるが、経糸開口内に取
り残されていることが制御装置Cにおいて判断される。
各探査位置におけるこのような探査結果は制御装置Cに
記憶される。
位置において失敗したような場合、同位置の付近のミス
糸Y′は上下経糸群T1,T2による把持作用を依然として
受ける。上下経糸群T1,T2の最大開口を形成している状
態においても上下経糸群T1,T2によるミス糸Y′の把持
力はかなりあり、織前W1からミス糸Y′を直接経糸開口
外へ引き出す際には相応の引き出し抵抗が生ずる。その
ため、緯糸処理装置23による緯糸引き出し途中において
前記引き出し抵抗に起因してミス糸Y′の切断が生ずる
ことがあり、例えば第5図に示すようにミス糸Y′が経
糸開口内に取り残される場合がある。経糸開口内に取り
残されたミス糸Y′の存在は緯糸確認装置24の再度の探
査により確認される。緯糸確認装置24による探査位置が
第5図の右側の鎖線位置において行われた場合には、そ
の探査結果は第17図(a)に示す信号曲線D1として取り
出され、この探査位置においてはミス糸Y′が織前W1か
ら分離されていないことが制御装置Cにおいて判断され
る。緯糸確認装置24による探査位置が第5図の左側の鎖
線位置において行われた場合、すなわち第18図(a)に
示す状態のミス糸Y′の探査の場合には、その探査結果
は第18図(a)に示す信号曲線D2として取り出される。
この信号曲線D2は第16図に示す基準信号曲線Dと比較さ
れ、この比較による減算信号が第18図(b)に示す曲線
として得られる。すなわち、第5図に示す緯糸確認装置
24の左側の鎖線位置における探査位置付近ではミス糸
Y′が織前W1から分離されてはいるが、経糸開口内に取
り残されていることが制御装置Cにおいて判断される。
各探査位置におけるこのような探査結果は制御装置Cに
記憶される。
前記探査結果に基づいて緯糸処理装置23が再び作動さ
れ、同処理装置23による緯糸分離動作が第5図の右側の
探査位置で行われる。続いてミス糸Y′の引き出しに最
適な位置において緯糸処理装置23による緯糸引き出し動
作が行われ、緯糸引き出し動作遂行後、緯糸処理装置23
は退避位置へ復帰する。そして、再び緯糸確認装置24に
よる探査が行われ、この探査結果に基づいて緯糸処理装
置23のミス糸処理動作の遂行あるいは機台再起動のいず
れかが選択される。
れ、同処理装置23による緯糸分離動作が第5図の右側の
探査位置で行われる。続いてミス糸Y′の引き出しに最
適な位置において緯糸処理装置23による緯糸引き出し動
作が行われ、緯糸引き出し動作遂行後、緯糸処理装置23
は退避位置へ復帰する。そして、再び緯糸確認装置24に
よる探査が行われ、この探査結果に基づいて緯糸処理装
置23のミス糸処理動作の遂行あるいは機台再起動のいず
れかが選択される。
経糸開口内からミス糸が除去されたという探査結果が
得られた場合には、スレイ2上の投光部72がOFFされる
とともに、機台駆動用モータMが所定量逆転され、機台
が再起動に最も適した回転位置に停止される。その後、
機台駆動用モータMが正転作動され、機台の通常運転が
再開される。
得られた場合には、スレイ2上の投光部72がOFFされる
とともに、機台駆動用モータMが所定量逆転され、機台
が再起動に最も適した回転位置に停止される。その後、
機台駆動用モータMが正転作動され、機台の通常運転が
再開される。
緯入れミス検出信号が発信された後、緯糸処理装置23
の緯糸処理動作を遂行する前にイメージセンサ69を用い
たミス糸確認を行う本実施例の緯糸処理方法によれば、
織幅内のミス糸Y′の存在領域を見出し、引き続いて行
われる緯糸処理装置23の緯糸処理動作位置を選択して緯
糸処理時間の短縮化が可能となる。又、ミス糸Y′の存
在領域を把握しておくことにより引き出し抵抗の少ない
最適のミス糸引き出し位置を選択することができ、引き
出し抵抗に起因するミス糸切断を回避し得る割合が高く
なる。すなわち、ミス糸自動処理の効率の向上が可能と
なる。
の緯糸処理動作を遂行する前にイメージセンサ69を用い
たミス糸確認を行う本実施例の緯糸処理方法によれば、
織幅内のミス糸Y′の存在領域を見出し、引き続いて行
われる緯糸処理装置23の緯糸処理動作位置を選択して緯
糸処理時間の短縮化が可能となる。又、ミス糸Y′の存
在領域を把握しておくことにより引き出し抵抗の少ない
最適のミス糸引き出し位置を選択することができ、引き
出し抵抗に起因するミス糸切断を回避し得る割合が高く
なる。すなわち、ミス糸自動処理の効率の向上が可能と
なる。
緯糸処理装置23による緯糸処理動作遂行後に緯糸確認
装置24ミス糸確認を遂行すれば、緯糸処理装置23の緯糸
処理の失敗により上下経糸群T1,T2間にミス糸Y′を取
り残した場合にも、上下経糸群T1,T2間にミス糸Y′を
取り残したまま機台を再起動してしまう事態は確実に回
避される。従って、ミス糸Y′の織り込みによる織布W
の品質低下は防止され、ミス糸処理の信頼性が大幅に向
上する。
装置24ミス糸確認を遂行すれば、緯糸処理装置23の緯糸
処理の失敗により上下経糸群T1,T2間にミス糸Y′を取
り残した場合にも、上下経糸群T1,T2間にミス糸Y′を
取り残したまま機台を再起動してしまう事態は確実に回
避される。従って、ミス糸Y′の織り込みによる織布W
の品質低下は防止され、ミス糸処理の信頼性が大幅に向
上する。
本発明はもちろん前記実施例にのみ限定されるもので
はなく、第21図のフローチャートに示すミス糸処理プロ
グラムに従ってミス糸を処理することも可能である。前
記実施例では緯入れミス検出信号が発信された後、緯糸
処理装置23を作動させる前に緯糸確認装置24を作動させ
ているが、この実施例ではまず緯糸処理装置23を作動さ
せており、この緯糸処理動作によるミス糸の除去が確実
に行われたかどうかが確認される。
はなく、第21図のフローチャートに示すミス糸処理プロ
グラムに従ってミス糸を処理することも可能である。前
記実施例では緯入れミス検出信号が発信された後、緯糸
処理装置23を作動させる前に緯糸確認装置24を作動させ
ているが、この実施例ではまず緯糸処理装置23を作動さ
せており、この緯糸処理動作によるミス糸の除去が確実
に行われたかどうかが確認される。
緯糸処理装置23によるミス糸処理動作を繰り返しても
ミス糸を除去できないような場合、例えばミス糸が分離
あるいは引き出し不能に経糸に絡み付いているような存
在状況が発生する場合に備えて、緯糸処理装置23による
ミス糸処理動作が所定回数遂行され、なおかつ上下経糸
群間にミス糸の存在が確認された場合には上記のような
ミス糸処理プログラム中に緯糸処理装置23及び緯糸確認
装置24の作動を打ち切るプログラムを組み込み、ミス糸
処理不能の警報を発するようにしてもよい。
ミス糸を除去できないような場合、例えばミス糸が分離
あるいは引き出し不能に経糸に絡み付いているような存
在状況が発生する場合に備えて、緯糸処理装置23による
ミス糸処理動作が所定回数遂行され、なおかつ上下経糸
群間にミス糸の存在が確認された場合には上記のような
ミス糸処理プログラム中に緯糸処理装置23及び緯糸確認
装置24の作動を打ち切るプログラムを組み込み、ミス糸
処理不能の警報を発するようにしてもよい。
第20,21図のフローチャートに示すミス糸処理プログ
ラムにおいてはいずれも緯糸処理装置23によるミス糸分
離及びミス糸引き出しという完結したミス糸除去処理
と、織幅全域にわたる緯糸確認装置24のミス糸確認とが
交互に繰り返す形態であるが、例えば緯糸処理装置23の
爪片46の取り付け位置近傍にイメージセンサ69を装着
し、爪片46のミス糸分離動作前及び動作後毎にこの動作
位置付近のミス糸分離状況を探査するようにしてもよ
い。そして、この探査結果に基づいてミス糸分離動作遂
行の選択を行うようにすればミス糸処理時間の一層の短
縮化が可能となる。
ラムにおいてはいずれも緯糸処理装置23によるミス糸分
離及びミス糸引き出しという完結したミス糸除去処理
と、織幅全域にわたる緯糸確認装置24のミス糸確認とが
交互に繰り返す形態であるが、例えば緯糸処理装置23の
爪片46の取り付け位置近傍にイメージセンサ69を装着
し、爪片46のミス糸分離動作前及び動作後毎にこの動作
位置付近のミス糸分離状況を探査するようにしてもよ
い。そして、この探査結果に基づいてミス糸分離動作遂
行の選択を行うようにすればミス糸処理時間の一層の短
縮化が可能となる。
前記実施例ではイメージセンサ69が織前W1に対して斜
交するラインL上に配設されたが、イメージセンサ69を
織前W1と平行に配設し、同センサ69を経糸方向へ移動す
ることにより上下経糸群間のミス糸を探査することも可
能である。
交するラインL上に配設されたが、イメージセンサ69を
織前W1と平行に配設し、同センサ69を経糸方向へ移動す
ることにより上下経糸群間のミス糸を探査することも可
能である。
前記各実施例では多数の感光画素をライン上に配列し
たイメージセンサ69によりミス糸探査が行われており、
同センサ69による1回の探査領域は線上に限られるが、
感光画素を平面適に配列することにより1回の探査領域
を平面的に拡張することができる。このようにすれば、
例えばミス糸が分離あるいは引き出し不能に経糸に絡み
付いているといったさらに詳しいミス糸の存在状況を把
握することが可能となり、緯糸処理装置の無駄な緯糸処
理動作及び同処理動作に起因する経糸損傷等を回避する
ことができる。
たイメージセンサ69によりミス糸探査が行われており、
同センサ69による1回の探査領域は線上に限られるが、
感光画素を平面適に配列することにより1回の探査領域
を平面的に拡張することができる。このようにすれば、
例えばミス糸が分離あるいは引き出し不能に経糸に絡み
付いているといったさらに詳しいミス糸の存在状況を把
握することが可能となり、緯糸処理装置の無駄な緯糸処
理動作及び同処理動作に起因する経糸損傷等を回避する
ことができる。
さらに、前記実施例のようなミス糸分離及びミス糸引
き出し動作を行う緯糸処理装置を織前上に固定配設した
場合に本発明を具体化することもできる。
き出し動作を行う緯糸処理装置を織前上に固定配設した
場合に本発明を具体化することもできる。
発明の効果 以上詳述したように、緯糸処理手段の作動後にミス糸
有無の確認を行ない、この確認結果に基づいて前記緯糸
処理手段の作動を遂行するか否かを選択する本発明の緯
糸処理方法によれば、上下経糸群間にミス糸を取り残す
事態が確実に回避され、織布品質低下に繋がるミス糸の
織布への織り込みが防止される。
有無の確認を行ない、この確認結果に基づいて前記緯糸
処理手段の作動を遂行するか否かを選択する本発明の緯
糸処理方法によれば、上下経糸群間にミス糸を取り残す
事態が確実に回避され、織布品質低下に繋がるミス糸の
織布への織り込みが防止される。
第1〜20図は本発明を具体化した一実施例を示し、第1
図はスレイ付近の略体平面図、第2〜5図はミス糸処理
作用を説明する略体平面図、第6図は緯糸処理装置及び
緯糸確認装置を示す縦断面図、第7図は緯糸確認装置の
側面図、第8図はミス糸確認を行う状態を示す側面図、
第9図は緯糸処理装置の側断面図、第10〜12図はミス糸
処理動作を説明する緯糸処理装置の側断面図、第13〜15
図はミス糸分離及び引き出しを説明する側断面図、第16
図はミス糸のない織前及びイメージセンサの探査による
信号曲線を示す説明図、第17図(a)はミス糸の存在す
る織前及びイメージセンサの探査による信号曲線を示す
説明図、第17図(b)は信号曲線を示すグラフ、第18図
(a)はミス糸の存在する織前及びイメージセンサの探
査による信号曲線を示す説明図、第18図(b)は信号曲
線を示すグラフ、第19図はブロック図、第20図はミス糸
処理プログラムを示すフローチャート、第21図は別のミ
ス糸処理プログラムを示すフローチャートである。 緯糸処理装置23、緯糸確認装置24、イメージセンサ69、
投光部72、制御装置C、経糸群T1,T2、ミス糸Y。
図はスレイ付近の略体平面図、第2〜5図はミス糸処理
作用を説明する略体平面図、第6図は緯糸処理装置及び
緯糸確認装置を示す縦断面図、第7図は緯糸確認装置の
側面図、第8図はミス糸確認を行う状態を示す側面図、
第9図は緯糸処理装置の側断面図、第10〜12図はミス糸
処理動作を説明する緯糸処理装置の側断面図、第13〜15
図はミス糸分離及び引き出しを説明する側断面図、第16
図はミス糸のない織前及びイメージセンサの探査による
信号曲線を示す説明図、第17図(a)はミス糸の存在す
る織前及びイメージセンサの探査による信号曲線を示す
説明図、第17図(b)は信号曲線を示すグラフ、第18図
(a)はミス糸の存在する織前及びイメージセンサの探
査による信号曲線を示す説明図、第18図(b)は信号曲
線を示すグラフ、第19図はブロック図、第20図はミス糸
処理プログラムを示すフローチャート、第21図は別のミ
ス糸処理プログラムを示すフローチャートである。 緯糸処理装置23、緯糸確認装置24、イメージセンサ69、
投光部72、制御装置C、経糸群T1,T2、ミス糸Y。
Claims (1)
- 【請求項1】緯入れミス検出信号の発信に基づいて機台
を停止し、この機台停止の直前に織布に織り込まれた緯
糸を織前から分離する緯糸処理手段を備えた無杼織機に
おいて、前記機台停止後、前記緯糸処理手段による緯糸
分離処理動作を行ない、この緯糸分離処理動作の後に上
下緯糸間における前記緯糸の有無を緯糸確認手段により
確認し、同緯糸認識手段による緯糸有無の確認結果に基
づいて前記緯糸処理手段による再度の緯糸分離処理動作
を遂行するか否かを選択する無杼織機における緯糸処理
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60249876A JPH0819601B2 (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | 無杼織機における緯糸処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60249876A JPH0819601B2 (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | 無杼織機における緯糸処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62110953A JPS62110953A (ja) | 1987-05-22 |
| JPH0819601B2 true JPH0819601B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=17199508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60249876A Expired - Lifetime JPH0819601B2 (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | 無杼織機における緯糸処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0819601B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2557796Y2 (ja) * | 1991-07-09 | 1997-12-17 | 沖電気工業株式会社 | 画像読取装置付き印刷装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53119370A (en) * | 1977-03-26 | 1978-10-18 | Toyo Boseki | Device for removing inserted weft on loom |
| JPS59223339A (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-15 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 無杼織機における緯糸処理方法 |
| JPS60185846A (ja) * | 1984-03-06 | 1985-09-21 | 津田駒工業株式会社 | 織機の織前検査装置 |
-
1985
- 1985-11-06 JP JP60249876A patent/JPH0819601B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62110953A (ja) | 1987-05-22 |
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