JPH0818421A - リセットパルス発生回路 - Google Patents

リセットパルス発生回路

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Publication number
JPH0818421A
JPH0818421A JP6147552A JP14755294A JPH0818421A JP H0818421 A JPH0818421 A JP H0818421A JP 6147552 A JP6147552 A JP 6147552A JP 14755294 A JP14755294 A JP 14755294A JP H0818421 A JPH0818421 A JP H0818421A
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JP
Japan
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terminal
flip
reset
reset pulse
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP6147552A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoko Nakayama
智子 中山
Yoshimichi Nagasaki
美道 長崎
Yasushi Sone
康史 曽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6147552A priority Critical patent/JPH0818421A/ja
Publication of JPH0818421A publication Critical patent/JPH0818421A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リセットパルス発生タイミングの調整を容易
にする。 【構成】 4段のフリップフロップ10,11,12,
13と、他の信号入力端子と兼用になっている第1およ
び第2の入力端子1,2とリセットパルス出力端子4と
を備えている。初段のフリップフロップ10のデータ入
力端子Dとリセット端子Rを第1の入力端子1に接続
し、後段のフリップフロップ11,12,13のデータ
入力端子Dとリセット端子Rをそれぞれ前段のフリップ
フロップ10,11,12の正出力端子Qに接続し、各
段のフリップフロップ10,11,12,13のクロッ
ク端子Cを第2の入力端子2に接続し、最終段のフリッ
プフロップ13の負出力端子/Qをリセットパルス出力
端子4に接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路にお
いて利用されるリセットパルス発生回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路をイニシャライズ
する場合には、半導体集積回路に独立のリセット端子を
設け、このリセット端子にリセット信号を与えることに
より行っていた。イニシャライズは、通常、半導体集積
回路の出荷検査の工程で行われ、外部から入力されたリ
セット信号を半導体集積回路内のフリップフロップ等の
リセット端子に入力することでイニシャライズを行う。
このイニシャライズを行った後に半導体集積回路の検査
を行っている。このように、検査工程の前にイニシャラ
イズを行う理由は、半導体集積回路内のフリップフロッ
プ等を正常に動作させるためである。すなわち、フリッ
プフロップをリセットしていない状態で動作させると、
わずかの時間ではあるがフリップフロップの出力が正し
く定まらず不定となる。ユーザが集積回路を使用する場
合にはこのわずかの時間はあまり問題とならないが、半
導体集積回路の検査工程においては問題となる。検査時
間は回路の大きさにもよるが、一つの半導体集積回路に
対して、約2〜4秒程度であり、この短い時間内にリセ
ットをせずにフリップフロップの出力を安定させること
は困難である。このように製造者が検査工程をスムーズ
に行うために、半導体集積回路にリセット信号入力専用
の端子を独立に設けて、検査工程の前には必ずイニシャ
ライズを行い、正しい出力状態で検査を行えるようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
集積回路は信号入力の端子(ピン)数に制限がある場合
もあり、このような場合にはリセット信号入力端子を設
けることができないという問題があった。例えば、ユー
ザの仕様により集積回路全体の面積を一定面積以下に限
らなければならない場合等には、信号入力端子数を極力
少なくする必要がある。特にリセット端子については、
上記のように製造者だけが必要とする場合があるので、
このような場合にユーザにとって不要なリセット端子を
削除しなければならない。
【0004】この発明の目的は、リセット端子を他の信
号端子と兼用することにより半導体集積回路のリセット
機能を維持しつつ、回路全体の信号入力端子数を減らす
ことができるリセットパルス発生回路を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のリセットパル
ス発生回路は、複数段のフリップフロップと他の信号入
力端子と兼用になっている第1および第2の入力端子と
リセットパルス出力端子とを備えている。初段のフリッ
プフロップのデータ入力端子Dとリセット端子Rを第1
の入力端子に接続し、後段のフリップフロップのデータ
入力端子Dとリセット端子Rを前段の非反転出力端子Q
に接続し、各段のフリップフロップのクロック端子Cを
第2の入力端子に接続し、最終段のフリップフロップの
反転出力端子/Qをリセットパルス出力端子に接続して
いる。
【0006】
【作用】上記のような構成のリセットパルス発生回路を
用いれば、第1および第2の入力端子に入力する信号と
して、つぎのような信号を選ぶことによりリセットパル
ス発生モードと実使用モードとを切り換えることができ
る。リセットパルス発生モードでは、第1の入力信号が
ハイレベルの期間中に第2の入力信号の立ち上がり数が
フリップフロップの段数以上の数になるように選ぶ。こ
れによりリセットパルス出力端子からは一定期間ローレ
ベルの信号が出力される。
【0007】実使用モードでは、第1および第2の入力
端子からはクロック信号等の半導体集積回路の内部に必
要な信号を入力するが、これらの第1および第2の入力
信号が上記の条件にならないように選ぶ。すなわち、第
1の入力信号がハイレベルの期間中に第2の入力信号の
立ち上がり数がフリップフロップの段数以上の数になら
ないように選ぶ。これによりリセットパルス出力端子か
らは常にハイレベルの信号が出力される。
【0008】
【実施例】この発明のリセットパルス発生回路の実施例
について、図面を参照しながら説明する。リセットパル
ス発生回路の具体構成の説明に先立って、この発明のリ
セットパルス発生回路を用いた半導体集積回路の構成を
図2に基づいて説明する。図2において、100は半導
体集積回路であり、第1および第2の入力端子1,2を
有する。これらの入力端子1,2は、リセット端子であ
るとともに、クロック端子としても用いる。入力端子
1,2には、リセットパルス発生回路101が接続され
ており、入力信号S1,S2の組合せによってリセット
パルス発生端子からリセットパルスが発生する。
【0009】つぎに、この発明のリセットパルス発生回
路の一実施例の回路構成を図1に示す。図1において、
このリセットパルス発生回路は、4段のフリップフロッ
プ10,11,12,13と、第1および第2の入力端
子1,2とリセットパルス出力端子4とを備えている。
初段のフリップフロップ10のデータ入力端子Dとリセ
ット端子Rを第1の入力端子1に接続し、後段のフリッ
プフロップ11,12,13のデータ入力端子Dとリセ
ット端子Rをそれぞれ前段のフリップフロップ10,1
1,12の非反転出力端子Qに接続し、各段のフリップ
フロップ10,11,12,13のクロック端子Cを第
2の入力端子2に接続し、最終段のフリップフロップ1
3の反転出力端子/Qをリセットパルス出力端子4に接
続している。
【0010】この場合において、第1および第2の入力
端子1,2は、リセット信号以外の信号の入力端子とし
ても使っており、ここに与える入力信号S1,S2は、
ユーザ等の使用する実使用時には、リセット以外の機能
(例えばクロック等)として作用している。なお、入力
信号S1,S2としては、クロック信号やデータ信号
等、何でもよいが、図3のS1,S2の波形に示すよう
に、周波数一定の信号が好ましい。また、入力信号S
1,S2の実使用時とリセット時とにおける波形の変更
は半導体集積回路の外部端子に指令を与えることで行
う。
【0011】以上のような構成のリセットパルス発生回
路について、その動作を説明する。なお、本実施例で
は、リセットパルス発生回路の出力信号S4がローレベ
ル(以下、“L”という)のときリセットパルスを発生
するものとし、出力信号S4がハイレベル(以下、
“H”という)のときリセットパルスを発生しないもの
とする。
【0012】図3は、図1の回路の実使用モードにおけ
る信号波形図である。本実施例の場合、入力信号S1,
S2はいずれもクロック信号であり、半導体集積回路の
内部に供給するために用いられている。実使用時にはリ
セットパルスが発生しないように、すなわち出力信号S
4が常に“H”になるように入力信号S1と入力信号S
2を選ぶ。本実施例では、2つの入力信号S1および入
力信号S2は同図に示すように、入力信号S2の立ち上
がるタイミングは常に入力信号S1が“L”のタイミン
グになるようにしている。このとき、フリップフロップ
10の非反転出力端子Qの出力信号S3は常に“L”と
なり、出力信号S4は“H”となり、リセットパルスは
発生しない。
【0013】図4は、図1の回路のリセットパルス発生
モードにおける信号波形図である。製造者等が半導体集
積回路の検査を行う場合等には、同図に示す入力信号S
1,S2を第1および第2の入力端子に入力してリセッ
トパルスを発生させる。図4で示すように、入力信号S
1が“H”の期間に入力信号S2の立ち上がりがフリッ
プフロップの数である4回あるいは4回以上発生する
と、出力信号S4は“L”となり、リセットパルスが発
生する。入力信号S1を一定期間経過後に“L”にする
と、各段のフリップフロップのリセット端子にも“L”
が入力されるので、フリップフロップは強制的にリセッ
トされて、反転Q出力端子4からの出力信号S4は
“H”となり、リセット期間を終了する。
【0014】このように、リセットを行う場合には入力
信号S1と入力信号S2の組合せを、実使用モードで用
いることのない組合せとすることにより、実使用時に誤
って回路をリセット(イニシャライズ)してしまうこと
もない。したがって、同じ端子を用いてリセット機能と
他の機能を使い分けることができ、半導体集積回路全体
の端子数を減らしても、従来のリセット機能を維持する
ことができる。このため、製造段階での回路の検査効率
を落とすこともない。
【0015】なお、本実施例ではフリップフロップを4
段としたが、特に4段に限るものではなく、何段であっ
てもよい。フリップフロップの段数を変えることにより
リセットパルス発生のタイミングを変えることができる
ので、本発明ではリセットのタイミングを調整すること
ができるという効果もある。また、図3では入力信号S
2の立ち上がるタイミングを常に入力信号S1が“L”
のタイミングになるようにしているが、これに限るもの
ではなく、リセットパルスが発生しない入力信号S1と
入力信号S2の組合せであれば問題ない。すなわち、入
力信号S1が“H”の期間に入力信号S2の立ち上がり
回数がフリップフロップの数より少ない回路となるよう
にS1とS2を選べば、リセットパルスは発生しない。
【0016】
【発明の効果】この発明のリセットパルス発生回路は、
複数段のフリップフロップと他の信号入力端子と兼用に
なっている第1および第2の入力端子とリセットパルス
出力端子とを備え、初段のフリップフロップのデータ入
力端子Dとリセット端子Rを第1の入力端子に接続し、
後段のフリップフロップのデータ入力端子Dとリセット
端子Rを前段の非反転出力端子Qに接続し、各段のフリ
ップフロップのクロック端子Cを第2の入力端子に接続
し、最終段のフリップフロップの反転出力端子/Qをリ
セットパルス出力端子に接続しているので、リセット端
子を他の信号端子と兼用することにより半導体集積回路
のリセット機能を維持しつつ、回路全体の信号入力端子
数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のリセットパルス発生回路の一実施例
の回路図である。
【図2】この発明のリセットパルス発生回路を用いた半
導体集積回路の実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の回路の実使用モードにおけるタイミング
チャートである。
【図4】図1の回路のリセットパルス発生モードにおけ
るタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 第1の入力端子 2 第2の入力端子 4 リセットパルス出力端子 10 1段目のフリップフロップ 11 2段目のフリップフロップ 12 3段目のフリップフロップ 13 4段目のフリップフロップ D データ入力端子 C クロック端子 R リセット端子 Q 非反転出力端子 /Q 反転出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数段のフリップフロップと他の信号入
    力端子と兼用になっている第1および第2の入力端子と
    リセットパルス出力端子とを備え、初段のフリップフロ
    ップのデータ入力端子Dとリセット端子Rを前記第1の
    入力端子に接続し、後段のフリップフロップのデータ入
    力端子Dとリセット端子Rを前段の非反転出力端子Qに
    接続し、各段のフリップフロップのクロック端子Cを前
    記第2の入力端子に接続し、最終段のフリップフロップ
    の反転出力端子/Qを前記リセットパルス出力端子に接
    続したリセットパルス発生回路。
JP6147552A 1994-06-29 1994-06-29 リセットパルス発生回路 Pending JPH0818421A (ja)

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JP6147552A JPH0818421A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 リセットパルス発生回路

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ID=15432915

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JP (1) JPH0818421A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008145603A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Nec Electronics Corp 駆動ドライバ及び表示装置
US10769329B1 (en) * 2019-04-03 2020-09-08 Synopsys, Inc. Retention model with RTL-compatible default operating mode

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