JPH08169132A - サーマルヘッド装置 - Google Patents
サーマルヘッド装置Info
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- JPH08169132A JPH08169132A JP6316728A JP31672894A JPH08169132A JP H08169132 A JPH08169132 A JP H08169132A JP 6316728 A JP6316728 A JP 6316728A JP 31672894 A JP31672894 A JP 31672894A JP H08169132 A JPH08169132 A JP H08169132A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/35—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
- B41J2/355—Control circuits for heating-element selection
- B41J2/36—Print density control
- B41J2/365—Print density control by compensation for variation in temperature
-
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- B41J2/335—Structure of thermal heads
Abstract
(57)【要約】
【構成】 単位発熱素子として温度によって電気抵抗値
が変化する抵抗体を用いた複数個の単位発熱素子を一列
に並べた発熱体群と、発熱体群に電流を供給しかつ発熱
体群と感熱用紙との間または発熱体群と熱転写用インク
フィルムとの間または熱転写用インクフィルムと印字用
紙との間に正常な印字動作を阻害する異物が存在すると
きに発熱体群のの各単位発熱素子異常な温度上昇を検出
する検出回路を有する制御回路、または、発熱体群に電
流を供給しかつ前記発熱体群の各単位発熱素子の断線ま
たは異常な温度状態を検出する検出回路を有する制御回
路とを備える。 【効果】 異物の存在または断線等の異常によって印字
が行われずに印字抜けが発生を防止でき、従ってサーマ
ルプリタの信頼性を向上させることができる。
が変化する抵抗体を用いた複数個の単位発熱素子を一列
に並べた発熱体群と、発熱体群に電流を供給しかつ発熱
体群と感熱用紙との間または発熱体群と熱転写用インク
フィルムとの間または熱転写用インクフィルムと印字用
紙との間に正常な印字動作を阻害する異物が存在すると
きに発熱体群のの各単位発熱素子異常な温度上昇を検出
する検出回路を有する制御回路、または、発熱体群に電
流を供給しかつ前記発熱体群の各単位発熱素子の断線ま
たは異常な温度状態を検出する検出回路を有する制御回
路とを備える。 【効果】 異物の存在または断線等の異常によって印字
が行われずに印字抜けが発生を防止でき、従ってサーマ
ルプリタの信頼性を向上させることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルプリンタに使
用するためのサーマルヘッド装置に関する。
用するためのサーマルヘッド装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】サーマルプリンタに使用されている従来
のサーマルヘッド装置（サーマルヘッド）は、単位発熱
素子（発熱体）として、温度によって電気抵抗値が変化
せずに、常に一定の値の抵抗値を保持している抵抗体を
用いている。このため、感熱用紙や熱転写用インクフィ
ルムの表面または裏面に、金属片や毛髪や微小岩石片や
紙片等の正常な印字動作を阻害する異物が存在し、これ
らの異物によってサーマルヘッドの発熱体で発生したエ
ネルギーが感熱用紙や熱転写用インクフィルムに正常に
伝達されず、印字が行われずに白くなるいわゆる印字抜
けが発生しても、それを検出することができないもので
ある。また、通常の印字動作中に、サーマルヘッドの中
の特定の発熱体の特性が他の発熱体の特性と異った特性
となって発熱しにくくなったり、特定の発熱体の回路が
断線して発熱しなくなったりしたときも、直にそれを検
出することができないものである。
のサーマルヘッド装置（サーマルヘッド）は、単位発熱
素子（発熱体）として、温度によって電気抵抗値が変化
せずに、常に一定の値の抵抗値を保持している抵抗体を
用いている。このため、感熱用紙や熱転写用インクフィ
ルムの表面または裏面に、金属片や毛髪や微小岩石片や
紙片等の正常な印字動作を阻害する異物が存在し、これ
らの異物によってサーマルヘッドの発熱体で発生したエ
ネルギーが感熱用紙や熱転写用インクフィルムに正常に
伝達されず、印字が行われずに白くなるいわゆる印字抜
けが発生しても、それを検出することができないもので
ある。また、通常の印字動作中に、サーマルヘッドの中
の特定の発熱体の特性が他の発熱体の特性と異った特性
となって発熱しにくくなったり、特定の発熱体の回路が
断線して発熱しなくなったりしたときも、直にそれを検
出することができないものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のサーマルプリンタは、単位発熱素子自体またはその近
傍に異常自体が発生して、正常な印字を行うことができ
なくなっても、それを検出することができないという問
題点を有している。
のサーマルプリンタは、単位発熱素子自体またはその近
傍に異常自体が発生して、正常な印字を行うことができ
なくなっても、それを検出することができないという問
題点を有している。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の第一のサーマル
ヘッド装置は、単位発熱素子として温度によって電気抵
抗値が変化する抵抗体を用いた複数個の単位発熱素子を
一列に並べた発熱体群と、前記発熱体群に電流を供給し
かつ前記発熱体群と感熱用紙との間または前記発熱体群
と熱転写用インクフィルムとの間または前記熱転写用イ
ンクフィルムと印字用紙との間に正常な印字動作を阻害
する異物が存在するときに前記発熱体群の各単位発熱素
子の異常な温度上昇を検出する検出回路を有する制御回
路とを備えたものである。
ヘッド装置は、単位発熱素子として温度によって電気抵
抗値が変化する抵抗体を用いた複数個の単位発熱素子を
一列に並べた発熱体群と、前記発熱体群に電流を供給し
かつ前記発熱体群と感熱用紙との間または前記発熱体群
と熱転写用インクフィルムとの間または前記熱転写用イ
ンクフィルムと印字用紙との間に正常な印字動作を阻害
する異物が存在するときに前記発熱体群の各単位発熱素
子の異常な温度上昇を検出する検出回路を有する制御回
路とを備えたものである。
【０００５】本発明の第二のサーマルヘッド装置は、単
位発熱素子として温度によって電気抵抗値が変化する抵
抗体を用いた複数個の単位発熱素子を一列に並べた発熱
体群と、前記発熱体群に電流を供給しかつ前記発熱体群
の各単位発熱素子の断線または異常な温度状態を検出す
る検出回路を有する制御回路とを備えたものである。
位発熱素子として温度によって電気抵抗値が変化する抵
抗体を用いた複数個の単位発熱素子を一列に並べた発熱
体群と、前記発熱体群に電流を供給しかつ前記発熱体群
の各単位発熱素子の断線または異常な温度状態を検出す
る検出回路を有する制御回路とを備えたものである。
【０００６】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００７】図１は図２の実施例の１個の発熱素子に対
する制御回路を示す回路図、図２は本発明の一実施例を
示す断面図、図３は図１の制御回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。
する制御回路を示す回路図、図２は本発明の一実施例を
示す断面図、図３は図１の制御回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【０００８】図２のサーマルヘッド装置１０は、サーマ
ルヘッド部１１と実装基板部１５とから構成されてい
る。サーマルヘッド部１１は、アルミナセラミックス等
の絶縁材料で形成されて円筒形の形状を有するサーマル
ヘッド基材１２と、サーマルヘッド基材１２の外表面に
円筒の軸と平行に１列に並べられた６４個の発熱素子Ｒ
１〜Ｒ６４と、発熱素子Ｒ１〜Ｒ６４の外側に設けられ
て発熱素子Ｒ１〜Ｒ６４のそれぞれに接続されているサ
ーマルヘッド基材用端子１６とが装備されている。発熱
素子Ｒ１〜Ｒ６４は、例えば、電気抵抗の温度依存性が
大きなクロム・アルミナ系合金の薄膜で形成されてい
る。サーマルヘッド基材１２のサーマルヘッド基材用端
子１６と反対側の外表面には、共通電極２２が設けられ
ており、共通電極２２は、発熱素子Ｒ１〜Ｒ６４に接続
されている。発熱素子Ｒ１〜Ｒ６４のすべてと、サーマ
ルヘッド基材用端子１６および共通電極２２の大部分と
は、保護膜２４に覆われており、サーマルヘッド基材用
端子１６および共通電極２２の保護膜２４に覆われてい
ない部分には、それぞれはんだめっき２６および２８が
施されている。
ルヘッド部１１と実装基板部１５とから構成されてい
る。サーマルヘッド部１１は、アルミナセラミックス等
の絶縁材料で形成されて円筒形の形状を有するサーマル
ヘッド基材１２と、サーマルヘッド基材１２の外表面に
円筒の軸と平行に１列に並べられた６４個の発熱素子Ｒ
１〜Ｒ６４と、発熱素子Ｒ１〜Ｒ６４の外側に設けられ
て発熱素子Ｒ１〜Ｒ６４のそれぞれに接続されているサ
ーマルヘッド基材用端子１６とが装備されている。発熱
素子Ｒ１〜Ｒ６４は、例えば、電気抵抗の温度依存性が
大きなクロム・アルミナ系合金の薄膜で形成されてい
る。サーマルヘッド基材１２のサーマルヘッド基材用端
子１６と反対側の外表面には、共通電極２２が設けられ
ており、共通電極２２は、発熱素子Ｒ１〜Ｒ６４に接続
されている。発熱素子Ｒ１〜Ｒ６４のすべてと、サーマ
ルヘッド基材用端子１６および共通電極２２の大部分と
は、保護膜２４に覆われており、サーマルヘッド基材用
端子１６および共通電極２２の保護膜２４に覆われてい
ない部分には、それぞれはんだめっき２６および２８が
施されている。
【０００９】実装基板部１５は、一定時間の間発熱素子
Ｒ１〜Ｒ６４に対して電流を供給し、かつ発熱素子Ｒ１
〜Ｒ６４の温度を検出する制御回路の内蔵している集積
回路１８を実装基板１４の上に搭載している。実装基板
１４は、合成樹脂で形成された平板状の保持板３２と、
保持板３２の上にアルミナセラミックス等の絶縁材料で
形成された平板状の絶縁基板３０とで構成されている。
絶縁基板３０の表面には、サーマルヘッド基材用端子１
６の個数およびピッチと一致する個数およびピッチの実
装基板用端子２０が設けられており、実装基板用端子２
０には金めっきが施されていて、フレキシブルケーブル
３６が接続されている。集積回路１８は、フレキシブル
ケーブル３６の上に搭載されて、金ワイヤ１８ａでフレ
キシブルケーブル３６に接続されている。フレキシブル
ケーブル３６は、外部制御回路部（図示省略）とも接続
されている。なお、外部制御回路部は、本サーマルヘッ
ド装置１０内に収容することも可能である。
Ｒ１〜Ｒ６４に対して電流を供給し、かつ発熱素子Ｒ１
〜Ｒ６４の温度を検出する制御回路の内蔵している集積
回路１８を実装基板１４の上に搭載している。実装基板
１４は、合成樹脂で形成された平板状の保持板３２と、
保持板３２の上にアルミナセラミックス等の絶縁材料で
形成された平板状の絶縁基板３０とで構成されている。
絶縁基板３０の表面には、サーマルヘッド基材用端子１
６の個数およびピッチと一致する個数およびピッチの実
装基板用端子２０が設けられており、実装基板用端子２
０には金めっきが施されていて、フレキシブルケーブル
３６が接続されている。集積回路１８は、フレキシブル
ケーブル３６の上に搭載されて、金ワイヤ１８ａでフレ
キシブルケーブル３６に接続されている。フレキシブル
ケーブル３６は、外部制御回路部（図示省略）とも接続
されている。なお、外部制御回路部は、本サーマルヘッ
ド装置１０内に収容することも可能である。
【００１０】次に、上述のように構成したサーマルヘッ
ド装置の動作について図１および図３を参照して説明す
る。
ド装置の動作について図１および図３を参照して説明す
る。
【００１１】初期状態においては、外部からの駆動信号
２０１はアンドゲート２０２の一方の入力信号となって
おり、アンドゲート２０２の出力のアンドゲート出力信
号２０５は、駆動信号２０１の立上りの時点において
“１”である（図３（ａ））。なぜなら、アンドゲート
２０２の他方の入力信号の比較回路出力信号２０４も初
期状態においては“１”であるからである。
２０１はアンドゲート２０２の一方の入力信号となって
おり、アンドゲート２０２の出力のアンドゲート出力信
号２０５は、駆動信号２０１の立上りの時点において
“１”である（図３（ａ））。なぜなら、アンドゲート
２０２の他方の入力信号の比較回路出力信号２０４も初
期状態においては“１”であるからである。
【００１２】アンドゲート出力信号２０５は、駆動トラ
ンジスタ２０６のベースに入力し、駆動トランジスタ２
０６を飽和状態（オン状態）とする（図３（ｂ））。
ンジスタ２０６のベースに入力し、駆動トランジスタ２
０６を飽和状態（オン状態）とする（図３（ｂ））。
【００１３】抵抗２０８は、発熱素子を構成していて温
度によって抵抗値が変化するサーミスタであり、固定抵
抗２０９は、抵抗２０８の電圧変化を検出するために抵
抗２０８と直列に接続されて駆動トランジスタ２０６の
コレクタに接続されており、駆動トランジスタ２０６が
オン状態となると、抵抗２０８と固定抵抗２０９との接
続点から取出された検出信号２０７の電圧は、増幅回路
２１０で増幅されて増幅信号２１１となり、図３（ｃ）
に示すように、抵抗２０８の温度が上昇するに従って上
昇する（抵抗２０８は温度が上昇するに従って抵抗値が
小さくなる）。
度によって抵抗値が変化するサーミスタであり、固定抵
抗２０９は、抵抗２０８の電圧変化を検出するために抵
抗２０８と直列に接続されて駆動トランジスタ２０６の
コレクタに接続されており、駆動トランジスタ２０６が
オン状態となると、抵抗２０８と固定抵抗２０９との接
続点から取出された検出信号２０７の電圧は、増幅回路
２１０で増幅されて増幅信号２１１となり、図３（ｃ）
に示すように、抵抗２０８の温度が上昇するに従って上
昇する（抵抗２０８は温度が上昇するに従って抵抗値が
小さくなる）。
【００１４】正常動作時に抵抗２０８が徐々に発熱する
と、その抵抗２０８（発熱素子）に対応している感熱用
紙の対応する部分が発色してドットを形成する（熱転写
印刷の場合は、熱転写用インクフィルムの抵抗２０８
（発熱素子）の対応する部分のイクが溶融して印字用紙
の紙面に付着してドットを形成する）。
と、その抵抗２０８（発熱素子）に対応している感熱用
紙の対応する部分が発色してドットを形成する（熱転写
印刷の場合は、熱転写用インクフィルムの抵抗２０８
（発熱素子）の対応する部分のイクが溶融して印字用紙
の紙面に付着してドットを形成する）。
【００１５】抵抗２０８（発熱素子）の加熱状態は、外
部からの駆動信号２０１が立下がることによってアンド
ゲート２０２が立下がり、駆動トランジスタ２０６がオ
フ状態となることによって終了する（図３（ａ）〜
（ｃ））。
部からの駆動信号２０１が立下がることによってアンド
ゲート２０２が立下がり、駆動トランジスタ２０６がオ
フ状態となることによって終了する（図３（ａ）〜
（ｃ））。
【００１６】感熱用紙や熱転写用インクフィルムの表面
または裏面に、金属片や毛髪や微小岩石片や紙片等の正
常な印字動作を阻害する異物が存在するときは、駆動ト
ランジスタ２０６がオン状態となるため抵抗２０８（発
熱素子）は正常に発熱するが、これらの異物によって発
熱素子で発生したエネルギーが感熱用紙や熱転写用イン
クフィルムに正常に伝達されなくなる。このため、抵抗
２０８（発熱素子）の温度が急上昇し、検出信号２０７
の電圧も急上昇する。検出信号２０７は、増幅回路（Ａ
ＭＰ）２１０で増幅されて増幅信号２１１となって比較
回路（ＣＯＭＰ）２１６に入力し、図３（ｄ）に示すよ
うに、そこで外部から入力する比較信号２１５と比較さ
れる。
または裏面に、金属片や毛髪や微小岩石片や紙片等の正
常な印字動作を阻害する異物が存在するときは、駆動ト
ランジスタ２０６がオン状態となるため抵抗２０８（発
熱素子）は正常に発熱するが、これらの異物によって発
熱素子で発生したエネルギーが感熱用紙や熱転写用イン
クフィルムに正常に伝達されなくなる。このため、抵抗
２０８（発熱素子）の温度が急上昇し、検出信号２０７
の電圧も急上昇する。検出信号２０７は、増幅回路（Ａ
ＭＰ）２１０で増幅されて増幅信号２１１となって比較
回路（ＣＯＭＰ）２１６に入力し、図３（ｄ）に示すよ
うに、そこで外部から入力する比較信号２１５と比較さ
れる。
【００１７】比較回路（ＣＯＭＰ）２１６において増幅
信号２１１が比較信号２１５よりも大きくなると（時点
ｔ1 ) 、比較回路（ＣＯＭＰ）２１６の出力の比較回路
出力信号２０４は“０”となる。このため、アンドゲー
ト２０２の出力のアンドゲート出力信号２０５は“０”
となり、駆動トランジスタ２０６がオフ状態となって抵
抗２０８（発熱素子）の加熱は停止される。このとき、
比較回路出力信号２０４は、出力端子２１９を介して外
部にも出力され、発熱素子に異常が発生したことを外部
に報せる。これによって駆動信号２０１が“１”から
“０”となって駆動トランジスタ２０６はオフ状態を継
続する。
信号２１１が比較信号２１５よりも大きくなると（時点
ｔ1 ) 、比較回路（ＣＯＭＰ）２１６の出力の比較回路
出力信号２０４は“０”となる。このため、アンドゲー
ト２０２の出力のアンドゲート出力信号２０５は“０”
となり、駆動トランジスタ２０６がオフ状態となって抵
抗２０８（発熱素子）の加熱は停止される。このとき、
比較回路出力信号２０４は、出力端子２１９を介して外
部にも出力され、発熱素子に異常が発生したことを外部
に報せる。これによって駆動信号２０１が“１”から
“０”となって駆動トランジスタ２０６はオフ状態を継
続する。
【００１８】サーマルヘッドの中の特定の抵抗２０８
（発熱素子）の特性が他の抵抗２０８（発熱素子）の特
性と異った特性となって発熱しにくくなったり、特定の
抵抗２０８（発熱素子）の回路が断線して発熱しなくな
ったりした場合は、増幅信号２１１は、図３（ｅ）に示
すように、電圧上昇が見られなくなる（図３（ｅ）に破
線で示した参照符号２１１Ｘは、抵抗２０８（発熱素
子）が正常の場合の増幅信号を示す）。
（発熱素子）の特性が他の抵抗２０８（発熱素子）の特
性と異った特性となって発熱しにくくなったり、特定の
抵抗２０８（発熱素子）の回路が断線して発熱しなくな
ったりした場合は、増幅信号２１１は、図３（ｅ）に示
すように、電圧上昇が見られなくなる（図３（ｅ）に破
線で示した参照符号２１１Ｘは、抵抗２０８（発熱素
子）が正常の場合の増幅信号を示す）。
【００１９】この増幅信号２１１は、比較回路（ＣＯＭ
Ｐ）２１８に入力し、そこで外部から入力する設定信号
２１７と比較されてその出力信号はアンドゲート２２１
の一方の入力信号となる。アンドゲート２２１の他方の
入力端子には、外部から図３（ｆ）に示すようなタイミ
ング信号２２０が入力しているため、図３（ｇ）に示す
ような報知信号２２２として出力端子２２３を介して外
部に出力される。
Ｐ）２１８に入力し、そこで外部から入力する設定信号
２１７と比較されてその出力信号はアンドゲート２２１
の一方の入力信号となる。アンドゲート２２１の他方の
入力端子には、外部から図３（ｆ）に示すようなタイミ
ング信号２２０が入力しているため、図３（ｇ）に示す
ような報知信号２２２として出力端子２２３を介して外
部に出力される。
【００２０】上述の実施例においては、発熱素子Ｒ１〜
Ｒ６４を１列に並べていわゆるラインヘッドとし、印字
用紙に対して横方向に一斉に印字する動作を行うように
構成しているが、発熱素子を縦方向に並べて横方向に移
動させながら印字するシリアルヘッドとすることも可能
である。
Ｒ６４を１列に並べていわゆるラインヘッドとし、印字
用紙に対して横方向に一斉に印字する動作を行うように
構成しているが、発熱素子を縦方向に並べて横方向に移
動させながら印字するシリアルヘッドとすることも可能
である。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のサーマル
ヘッド装置は、単位発熱素子として温度によって電気抵
抗値が変化する抵抗体を用いた複数個の単位発熱素子を
一列に並べた発熱体群と、発熱体群に電流を供給しかつ
発熱体群と感熱用紙との間または発熱体群と熱転写用イ
ンクフィルムとの間または熱転写用インクフィルムと印
字用紙との間に正常な印字動作を阻害する異物が存在す
るときに発熱体群の各単位発熱素子の異常な温度上昇を
検出する検出回路を有する制御回路、または、発熱体群
に電流を供給しかつ前記発熱体群の各単位発熱素子の断
線または異常な温度状態を検出する検出回路を有する制
御回路とを備えることにより、異物の存在または断線等
の異常によって印字が行われずに印字抜けが発生を防止
できるという効果があり、従ってサーマルプリタの信頼
性を向上させることができるという効果がある。
ヘッド装置は、単位発熱素子として温度によって電気抵
抗値が変化する抵抗体を用いた複数個の単位発熱素子を
一列に並べた発熱体群と、発熱体群に電流を供給しかつ
発熱体群と感熱用紙との間または発熱体群と熱転写用イ
ンクフィルムとの間または熱転写用インクフィルムと印
字用紙との間に正常な印字動作を阻害する異物が存在す
るときに発熱体群の各単位発熱素子の異常な温度上昇を
検出する検出回路を有する制御回路、または、発熱体群
に電流を供給しかつ前記発熱体群の各単位発熱素子の断
線または異常な温度状態を検出する検出回路を有する制
御回路とを備えることにより、異物の存在または断線等
の異常によって印字が行われずに印字抜けが発生を防止
できるという効果があり、従ってサーマルプリタの信頼
性を向上させることができるという効果がある。
【図１】図２の実施例の１個の発熱素子に対する制御回
路を示す回路図である。
路を示す回路図である。
【図２】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図３】図１の制御回路の動作を示すタイミングチャー
トである。
トである。
１０ サーマルヘッド装置 １１ サーマルヘッド部 １２ サーマルヘッド基材 １４ 実装基板 １５ 実装基板部 １６ サーマルヘッド基材用端子 １８ 集積回路 １８ａ 金ワイヤ ２０ 実装基板用端子 ２２ 共通電極 ２４ 保護膜 ２６・２８ はんだめっき ３０ 絶縁基板 ３２ 保持板 ３６ フレキシブルケーブル ２０１ 駆動信号 ２０２・２２１ アンドゲート ２０４ 比較回路出力信号 ２０５ アンドゲート出力信号 ２０６ 駆動トランジスタ ２０７ 検出信号 ２０８ 抵抗 ２０９ 固定抵抗 ２１０ 増幅回路（ＡＭＰ） ２１１ 増幅信号 ２１５ 比較信号 ２１６・２１８ 比較回路（ＣＯＭＰ） ２１７ 設定信号 ２１９・２２３ 出力端子 ２２０ タイミング信号 ２２２ 報知信号 Ｒ１〜Ｒ６４ 発熱素子
Claims (2)
- 【請求項１】 単位発熱素子として温度によって電気抵
抗値が変化する抵抗体を用いた複数個の単位発熱素子を
一列に並べた発熱体群と、前記発熱体群に電流を供給し
かつ前記発熱体群と感熱用紙との間または前記発熱体群
と熱転写用インクフィルムとの間または前記熱転写用イ
ンクフィルムと印字用紙との間に正常な印字動作を阻害
する異物が存在するときに前記発熱体群の各単位発熱素
子の異常な温度上昇を検出する検出回路を有する制御回
路とを備えることを特徴とするサーマルヘッド装置。 - 【請求項２】 単位発熱素子として温度によって電気抵
抗値が変化する抵抗体を用いた複数個の単位発熱素子を
一列に並べた発熱体群と、前記発熱体群に電流を供給し
かつ前記発熱体群の各単位発熱素子の断線または異常な
温度状態を検出する検出回路を有する制御回路とを備え
ることを特徴とするサーマルヘッド装置。
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|---|---|---|---|
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| JP (1) | JPH08169132A (ja) |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970826 |