JPH10157178A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JPH10157178A
JPH10157178A JP32050196A JP32050196A JPH10157178A JP H10157178 A JPH10157178 A JP H10157178A JP 32050196 A JP32050196 A JP 32050196A JP 32050196 A JP32050196 A JP 32050196A JP H10157178 A JPH10157178 A JP H10157178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
glaze layer
thermal head
temperature
temperature detecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP32050196A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Michihiro
利昭 道廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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Publication of JPH10157178A publication Critical patent/JPH10157178A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】中間調印画や高速印画等を行う場合、サーマル
ヘッドの温度状態に応じて適切な大きさの電力を発熱素
子に印加することが困難であった。 【解決手段】絶縁基板1上にグレーズ層2を被着させる
とともに該グレーズ層2上に複数個の発熱素子3を直線
状に配列させて成り、前記発熱素子3上に感熱記録媒体
を搬送しながら発熱素子3を選択的にジュール発熱させ
て印画を形成するサーマルヘッドにおいて、前記発熱素
子列の延長線上に位置するグレーズ層2の表面で、且
つ、感熱記録媒体の搬送領域内に前記発熱素子3と同一
材料から成る温度検出素子6を設ける。また前記温度検
出素子6の電気抵抗値を発熱素子3よりも大きく設定し
ておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワードプロセッサ
やファクシミリ等のプリンタ機構として組み込まれるサ
ーマルヘッドの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサ等のプリンタ機
構として組み込まれるサーマルヘッドは、例えば図5に
示す如く、複数個の発熱素子12やドライバーIC1
3,導電層14等が取着されたアルミナセラミックス製
の絶縁基板11と、複数個の配線導体(不図示)及びコ
ネクタ17が取着された可撓性配線基板15とから成っ
ており、前記絶縁基板11と可撓性配線基板15とを併
設して可撓性配線基板15の配線導体を絶縁基板11上
の導電層14に半田接合し、両者を電気的に接続させる
ことによってサーマルヘッドを構成していた。
【0003】またかかるサーマルヘッドを用いて感熱記
録をする場合は、感熱記録媒体を発熱素子12上に搬送
しながら発熱素子12をドライバーIC13の駆動に伴
って個々に選択的にジュール発熱させるとともに該発熱
した熱を感熱記録媒体に伝導させ、感熱記録媒体に所定
の印画を形成することによって行われている。
【0004】尚、前記発熱素子12の直下には、通常、
蓄熱層としてのグレーズ層11aが配置されており、該
グレーズ層11aによって発熱素子12の発した熱を蓄
積及び放散し、サーマルヘッドの熱応答特性を良好に保
つようにしている。
【0005】また上述した従来のサーマルヘッドにおい
ては、使用時の温度状態を監視するために可撓性配線基
板15上にチップ状の温度検出素子16を取着させてお
り、この温度検出素子16からの温度情報に基づいて発
熱素子12への印加電力を調整するようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のサーマルヘッドにおいては、前記温度検出素
子16が発熱素子12から比較的遠い位置(可撓性配線
基板15上など)に配置されていることから、発熱素子
12の発した熱が温度検出素子16まで到達するのに若
干、時間がかかったり、或いは、その途中で熱が大気中
に放散する等して素子16によって検出される温度と実
際の発熱素子近傍の温度との間に大きな差が出来てしま
っていた。このため、発熱素子12への印加電力を高精
度に制御しなければならない中間調印画や高速印画等を
行う場合には、グレーズ層11a等の温度状態を加味し
た適切な電力を発熱素子12に印加することができず、
品質の高い印画を形成するのが困難であった。
【0007】そこで上記欠点を解消するために、温度検
出素子16を絶縁基板11上に配置することが考えられ
る。
【0008】しかしながら、温度検出素子16は一般に
チップ状を成しているため、これを絶縁基板11上に配
置すると、温度検出素子16が発熱素子12の近傍で絶
縁基板11の上面より突出する形となり、印画に際して
感熱記録媒体が温度検出素子16に接触する危険性があ
る。特に、プラスチックカードのような曲げることが困
難なメディアに対して印画を行う場合、メディアを発熱
素子12上に安定的に搬送することが不可となる欠点を
有している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記欠点に鑑み
案出されたもので、絶縁基板上にグレーズ層を被着させ
るとともに該グレーズ層上に複数個の発熱素子を直線状
に配列させて成り、前記発熱素子上に感熱記録媒体を搬
送しながら発熱素子を選択的にジュール発熱させて印画
を形成するサーマルヘッドにおいて、前記発熱素子列の
延長線上に位置するグレーズ層の表面で、且つ、感熱記
録媒体の搬送領域内に前記発熱素子と同一材料から成る
温度検出素子を設けたことを特徴とする。
【0010】また本発明のサーマルヘッドは、前記温度
検出素子の電気抵抗値が、前記発熱素子よりも大きく設
定されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のサーマルヘッドを
添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のサ
ーマルヘッドの一形態を示す平面図、図2は図1のA部
拡大図、図3は図1のX−X線断面図、図4は図1のY
−Y線断面図であり、1は絶縁基板、2はグレーズ層、
3は発熱素子、6は温度検出素子である。
【0012】前記絶縁基板1は厚み0.5〜1.5mm
程度のアルミナセラミックスやガラス等によって形成さ
れており、例えばアルミナセラミックスから成る場合、
アルミナ、シリカ、マグネシア等のセラミックス原料粉
末に適当な有機溶剤、溶媒を添加混合して泥漿状と成す
とともにこれを従来周知のドクターブレード法やカレン
ダーロール法等を採用することによってセラミックグリ
ーンシートを形成し、しかる後、前記セラミックグリー
ンシートを所定形状に打ち抜き加工するとともに高温で
焼成することによって製作される。
【0013】また前記絶縁基板1の上面には該基板1の
一辺に沿って断面山状の部分グレーズ層2が帯状に形成
されており、該グレーズ層2の頂部付近には複数個の発
熱素子3が、また前記部分グレーズ層2及び絶縁基板1
の上面には所定パターンの導電層4a〜4dが、それぞ
れ被着形成されている。
【0014】前記部分グレーズ層2はガラスや耐熱性樹
脂等の低熱伝導性材料によって例えば20〜60μmの
厚みをもって形成されており、その上に配置される複数
個の発熱素子3を上方に突出させて感熱記録媒体に対す
る押圧力(印圧)を有効に高めるとともに、これら発熱
素子3の発する熱を適当な温度となるように蓄積及び放
散してサーマルヘッドの熱応答特性を良好に維持する蓄
熱層としての作用を為す。
【0015】また前記部分グレーズ層2上の発熱素子3
は所定のピッチ、例えば62.5μmのピッチで高密度
に被着配列されており、その各々がTaSiO2 やTi
SiO2 ,TiCSiO2 等の電気抵抗材料(体積固有
抵抗:100μΩcm以上)により形成されているた
め、導電層4a,4b等を介して外部からの電力が印加
されるとジュール発熱を起こし、感熱記録媒体に印画を
形成するのに必要な所定の温度に発熱するようになって
いる。
【0016】また前記部分グレーズ層2及び絶縁基板1
の上面に被着される導電層4a〜4dは、AlやCu,
Ni等の金属から成っており、導電層4a,4bは発熱
素子3の両端に接続されてこれらに所定の電力を印加す
る発熱素子用電極として、また導電層4a,4dは後述
する温度検出素子6の両端に接続されて該素子6に所定
の電圧を印加する温度検出素子用電極として、そして導
電層4cは外部からの印画制御信号等を後述するドライ
バーIC5に供給する信号供給用配線としてそれぞれ機
能するようになっている。
【0017】尚、前記発熱素子3及び導電層4a〜4d
は、部分グレーズ層2を形成した絶縁基板1の上面に例
えばTaSiO2 膜及びAl膜を従来周知の薄膜手法
(スパッタリング法等)によって順次被着させ、これら
をフォトリソグラフィー技術によって所定パターンに加
工することで被着形成される。このとき、発熱素子用電
極としての導電層4bは部分グレーズ層2の上面から絶
縁基板1の上面を介してドライバーIC5の上面にかけ
て被着され、また信号供給用配線としての導電層4cは
絶縁基板上面のエッジ部からドライバーIC5の上面に
かけて被着され、そして温度検出素子用電極としての導
電層4a,4dは部分グレーズ層2の上面から絶縁基板
1の上面にかけて被着されることとなる。
【0018】また、このような絶縁基板1の上面には前
述した発熱素子3の配列と略平行に並んで複数個の穴部
1aが形成され、これらの穴部1a内には複数個のドラ
イバーIC5が個々に埋設されている。
【0019】前記ドライバーIC5は、その上面に前記
導電層4b,4cに電気的に接続される複数個の端子電
極5aが設けられており、内部にシフトレジスタ、ラッ
チ回路、スイッチングトランジスタ等の電気回路を有し
ているため、導電層4cを介して外部からの印画制御信
号等が供給されると、これに基づいて導電層4bを介し
て発熱素子3に所定の出力を発し、発熱素子3を個々に
選択的にジュール発熱させる作用を為す。このとき、前
記ドライバーIC5の上面は絶縁基板1の上面と略等し
い高さに位置しており、絶縁基板1の上面よりも上に突
出するものは何ら存在しないことから、プラスチックカ
ードのような曲げることが困難なメディアに印画を形成
する場合であっても、メディアを発熱素子3上に安定的
に搬送させることができる。
【0020】尚、前記穴部1aは、レーザー等を用いて
絶縁基板1を加工することによって形成され、このと
き、前記穴部1aの開口部にR面加工、もしくはC面加
工等の面取りを施しておけばドライバーIC5を各穴部
1a内に埋設させ易く、ドライバーIC5の実装作業が
簡単になる。
【0021】また前記ドライバーIC5の端子電極5a
と導電層4b,4cとの電気的接続は、ドライバーIC
5の側面と穴部1aの壁面の間にポリイミド樹脂やエポ
キシ樹脂等の接着材8を充填させ、絶縁基板1の上面と
ドライバーIC5の上面とを接着材8の上面によって架
橋したうえ、前記導電層4b,4cを前述の薄膜手法等
によって被着形成する際にその一部をドライバーIC5
の端子電極5a上まで延在させておくことにより行われ
る。
【0022】そしてこのようなサーマルヘッドは、前述
した発熱素子列の延長線上に位置する部分グレーズ層2
の表面で、且つ、感熱記録媒体の搬送領域内に前記発熱
素子3と同一の材料、例えばTaSiO2 やTiSiO
2 ,TiCSiO2 等の電気抵抗材料から成る温度検出
素子6が設けられており、該温度検出素子6は発熱素子
列の端部に位置する発熱素子3から部分グレーズ層2の
厚みに相当する距離よりも遠く離れた位置に併設され、
その電気抵抗値は発熱素子3よりも大きい値に設定され
ている。具体的には、温度検出素子6の電気抵抗値はそ
の幅や長さを調整することにより所定の値に設定され、
例えば25℃の環境下で発熱素子3の電気抵抗値が1k
Ωである場合、5〜30kΩの間に設定される。
【0023】前記温度検出素子6を形成するTaSiO
2 やTiSiO2 ,TiCSiO2等は、その抵抗温度
係数(TCR)が−200×10-6〜−500×10-6
(1/℃)と温度変化に敏感であることから、印画に際
して温度検出素子6の両端に一定の電位差を設けた状態
下でその通電量を監視するようになすことにより、該素
子6が被着されている部分グレーズ層2の温度を正確か
つ敏感に検出することができる。従ってサーマルヘッド
を用いて中間調印画や高速印画を行う場合であっても、
グレーズ層2の温度状態を考慮した最適な大きさの電力
を発熱素子3に印加することができ、発熱素子3のジュ
ール発熱量を高精度に制御して品質の高い良好な印画を
形成することが可能となる。
【0024】しかも、前記温度検出素子6は発熱素子3
と同一材料で形成されていることから、発熱素子3や導
電層4a〜4dの形成時にスパッタリング法やフォトリ
ソグラフィー技術によって同時に形成することができ、
温度検出素子6の形成のために別途、成膜工程を必要と
するものではなく、また従来例においてチップ状温度検
出素子を実装するときのような煩雑な接続作業等は一切
不要である。
【0025】また前記温度検出素子6は感熱記録媒体の
搬送領域内に配置されていることから、印画に際して感
熱記録媒体は温度検出素子6にも同様に摺接される。こ
のため、部分グレーズ層2中の温度は温度検出素子6の
直下と発熱素子3の直下とで略等しい状態に保たれてお
り、周囲の温度と感熱記録媒体の温度とが大きく相違す
る場合であっても、発熱素子3の直下に位置するグレー
ズ層2の温度を温度検出素子6によってより正確に検出
することができる。
【0026】更に前記温度検出素子6はその電気抵抗値
が発熱素子3よりも大きく設定されていることから、温
度検出素子6と発熱素子3とを同じ電源に接続する場合
であっても、温度検出素子自体が過度に高温となること
はなく、温度検出素子6の発熱によって感熱記録媒体に
不要な印画を形成することはない。
【0027】また更に前記温度検出素子6は発熱素子列
の端部に位置する発熱素子3から部分グレーズ層2の厚
みに相当する距離よりも遠く離れた位置に併設されてい
ることから、温度検出素子6で部分グレーズ層2の温度
を検出するにあたり発熱素子列の端部に位置する発熱素
子3の発熱の有無によって大きく影響されることはな
く、この点においても正確な温度検出が可能である。従
って温度検出素子6は発熱素子列の端部に位置する発熱
素子3から部分グレーズ層2の厚みに相当する距離より
も遠く離れた位置に設けておくことが好ましい。
【0028】尚、前記温度検出素子6の両端には前述し
た一対の導電層4a,4dを介して外部の定電流電源,
電圧測定回路,AD変換器等が接続されており、これら
の電気回路によって温度検出素子6からの温度情報をプ
リンタ本体の制御回路等に伝達させ、該伝達させた温度
情報に基づいて発熱素子3への印加電力の大きさを適宜
制御することによって部分グレーズ層2の温度状態を考
慮した最適な印加電力で発熱素子3をジュール発熱させ
ることができる。
【0029】また更に上述した絶縁基板1には、その短
辺側(発熱素子3の配列方向と直交する方向に沿った
辺)で、且つ、感熱記録媒体の搬送領域より外側位置に
は可撓性配線基板7を接続させている。
【0030】前記可撓性配線基板7は、サーマルヘッド
を外部電気回路(プリンタ本体の制御回路等)に接続す
るためのもので、感熱記録媒体の搬送領域よりも外側位
置で絶縁基板1に接続されていることから、両者の接続
部が感熱記録媒体の走行の妨げとなることはなく、メデ
ィアの安定走行に供することができる。尚、前記可撓性
配線基板7は、例えばポリイミド樹脂製の2枚のフィル
ム間に絶縁基板1上の導電層4a,4c,4dに接続さ
れる複数個の配線導体を挟持させ、その一端にコネクタ
(不図示)等を取着させた構造を有している。
【0031】かくして上述したサーマルヘッドは、感熱
記録媒体を発熱素子3上に搬送しながらドライバーIC
5の駆動に伴って導電層4a,4b間に所定の電力を印
加し、発熱素子3を個々に選択的にジュール発熱させる
とともに、該発熱した熱を感熱記録媒体に伝導させ、感
熱記録媒体に所定の印画を形成することによってサーマ
ルヘッドとして機能する。
【0032】尚、本発明は上述した形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々の変更、改良等が可能であり、例えば上述した形態に
おいて感熱記録媒体の搬送領域に被着されている発熱素
子3や導電層4a〜4d等の表面を窒化珪素,ガラス等
から成る保護膜9で被覆しても構わない。
【0033】また上述した形態においては温度検出素子
6の一端を共通電極としての導電層4aに接続させて電
極を発熱素子3と共用するようにしたが、これに代えて
温度検出素子専用の電極を別途、設けるようにしても構
わない。
【0034】
【発明の効果】本発明のサーマルヘッドによれば、発熱
素子列の延長線上に位置するグレーズ層の表面で、且
つ、感熱記録媒体の搬送領域内に前記発熱素子と同一材
料から成る温度検出素子を設けたことから、温度検出素
子の温度検出によってグレーズ層の温度を正確かつ敏感
に検出することができる。従ってサーマルヘッドを用い
て中間調印画や高速印画を行う場合であっても、グレー
ズ層の温度状態を考慮した最適な大きさの電力を発熱素
子に印加することができ、発熱素子のジュール発熱量を
高精度に制御して品質の高い良好な印画を形成すること
が可能となる。
【0035】また本発明のサーマルヘッドによれば、前
記温度検出素子は発熱素子と同一材料で形成されている
ことから、発熱素子の形成時に同時に形成することがで
き、温度検出素子の形成のために別途、成膜工程を必要
とするものではない。
【0036】更に本発明のサーマルヘッドによれば、前
記温度検出素子は感熱記録媒体の搬送領域内に配置され
ていることから、印画に際して感熱記録媒体は温度検出
素子にも同様に摺接される。このため、部分グレーズ層
中の温度は温度検出素子の直下と発熱素子の直下とで略
等しい状態に保たれており、周囲の温度と感熱記録媒体
の温度とが大きく相違する場合であっても、発熱素子の
直下に位置するグレーズ層の温度を温度検出素子によっ
てより正確に検出することができる。
【0037】また本発明のサーマルヘッドによれば、前
記温度検出素子の電気抵抗値を発熱素子よりも大きく設
定したことから、温度検出素子と発熱素子とを同じ電源
に接続する場合であっても、温度検出素子自体が過度に
高温となることはなく、温度検出素子の発熱によって感
熱記録媒体に不要な印画を形成することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーマルヘッドの一形態を示す平面図
である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】図1のX−X線断面図である。
【図4】図1のY−Y線断面図である。
【図5】従来のサーマルヘッドの断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・絶縁基板 3・・・・・・・・・発熱素子 6・・・・・・・・・温度検出素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板上にグレーズ層を被着させるとと
    もに該グレーズ層上に複数個の発熱素子を直線状に配列
    させて成り、前記発熱素子上に感熱記録媒体を搬送しな
    がら発熱素子を選択的にジュール発熱させて印画を形成
    するサーマルヘッドにおいて、 前記発熱素子列の延長線上に位置するグレーズ層の表面
    で、且つ、感熱記録媒体の搬送領域内に前記発熱素子と
    同一材料から成る温度検出素子を設けたことを特徴とす
    るサーマルヘッド。
  2. 【請求項2】前記温度検出素子の電気抵抗値が、前記発
    熱素子よりも大きく設定されていることを特徴とする請
    求項1に記載のサーマルヘッド。
JP32050196A 1996-11-29 1996-11-29 サーマルヘッド Pending JPH10157178A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020151982A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 ローム株式会社 サーマルプリントヘッド

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