JPH05177858A - サーマルヘッド - Google Patents
サーマルヘッドInfo
- Publication number
- JPH05177858A JPH05177858A JP3345646A JP34564691A JPH05177858A JP H05177858 A JPH05177858 A JP H05177858A JP 3345646 A JP3345646 A JP 3345646A JP 34564691 A JP34564691 A JP 34564691A JP H05177858 A JPH05177858 A JP H05177858A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating resistor
- substrate
- pressure contact
- radiation
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 従来のＦＰＣ基板圧接部材と放熱板とを一体
化し、ＦＰＣ基板圧接部材兼放熱板４６とすると共に、
発熱抵抗体基板１の発熱抵抗体を形成した面にも接触す
るようにした。 【効果】 従来の発熱抵抗体の形成された面とは反対の
面からの放熱に加え、発熱抵抗体の形成された面からの
放熱も行われるため、非常に高い放熱効果が得られる。
化し、ＦＰＣ基板圧接部材兼放熱板４６とすると共に、
発熱抵抗体基板１の発熱抵抗体を形成した面にも接触す
るようにした。 【効果】 従来の発熱抵抗体の形成された面とは反対の
面からの放熱に加え、発熱抵抗体の形成された面からの
放熱も行われるため、非常に高い放熱効果が得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリやプリン
タなどに用いられるサーマルヘッドに係り、特にビデオ
プリンタやカラーハードコピー装置などで使用される、
印字率が高いサーマルヘッドに関する。
タなどに用いられるサーマルヘッドに係り、特にビデオ
プリンタやカラーハードコピー装置などで使用される、
印字率が高いサーマルヘッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】サーマルヘッドは、図４、図５及び図６
に示すように、複数の発熱抵抗体及びこれに給電するた
めの電極を形成した絶縁性の発熱抵抗体基板１に、該発
熱抵抗体を選択的に発熱させるための駆動用ＩＣ２を搭
載し、該駆動用ＩＣ２に外部回路から動作制御をする電
気信号の伝達と電源供給のための回路基板を電気的に接
続する。この接続における一例としては、回路基板とし
てフレキシブルプリント基板（ＦＰＣ基板）３を用い、
絶縁性基板に形成された電極端子と電気接続する方法が
用いられる。
に示すように、複数の発熱抵抗体及びこれに給電するた
めの電極を形成した絶縁性の発熱抵抗体基板１に、該発
熱抵抗体を選択的に発熱させるための駆動用ＩＣ２を搭
載し、該駆動用ＩＣ２に外部回路から動作制御をする電
気信号の伝達と電源供給のための回路基板を電気的に接
続する。この接続における一例としては、回路基板とし
てフレキシブルプリント基板（ＦＰＣ基板）３を用い、
絶縁性基板に形成された電極端子と電気接続する方法が
用いられる。
【０００３】このとき、接続方法としては、駆動用ＩＣ
の保護と印字における紙ガイドを兼用した、アルミニウ
ム等の金属製部材であるＦＰＣ基板圧接部材４により、
弾力性に富む圧接ゴム５等の部材を介して基板に圧接す
る方法が一般的である。この構造は、発熱抵抗体基板と
ＦＰＣ基板をネジ８により放熱板６に固定することも兼
ねることができ、非常に簡便な製造工法として、広く採
用されている構造である。
の保護と印字における紙ガイドを兼用した、アルミニウ
ム等の金属製部材であるＦＰＣ基板圧接部材４により、
弾力性に富む圧接ゴム５等の部材を介して基板に圧接す
る方法が一般的である。この構造は、発熱抵抗体基板と
ＦＰＣ基板をネジ８により放熱板６に固定することも兼
ねることができ、非常に簡便な製造工法として、広く採
用されている構造である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このサーマルヘッドを
用いた感熱印字において、ファクシミリや文字プリンタ
では、その印字情報からして、同時に発熱する発熱抵抗
体の数、いわゆる印字率は比較的少なく、したがってサ
ーマルヘッドは差ほど高温にならず、前述の放熱板のみ
で十分放熱可能である。しかし、ビデオプリンタやカラ
ーハードコピー装置などにおいては、その画像情報によ
って印字率が非常に高くなることがあり、前述の放熱板
のみでは十分な放熱効果が得られず、さらに、放熱用の
フィンを取り付ける必要があった。
用いた感熱印字において、ファクシミリや文字プリンタ
では、その印字情報からして、同時に発熱する発熱抵抗
体の数、いわゆる印字率は比較的少なく、したがってサ
ーマルヘッドは差ほど高温にならず、前述の放熱板のみ
で十分放熱可能である。しかし、ビデオプリンタやカラ
ーハードコピー装置などにおいては、その画像情報によ
って印字率が非常に高くなることがあり、前述の放熱板
のみでは十分な放熱効果が得られず、さらに、放熱用の
フィンを取り付ける必要があった。
【０００５】しかし、発熱抵抗体基板は、発熱抵抗体が
形成された面とは反対の面しか放熱板に接しておらず、
これでは放熱効果としては不十分であった。
形成された面とは反対の面しか放熱板に接しておらず、
これでは放熱効果としては不十分であった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明ではＦＰＣ基板圧接部材を発熱抵抗体基板に
面で接触させるようにするとともに、放熱板と一体化す
ることによって、十分な放熱機能を持たせるようにした
ものである。
に、本発明ではＦＰＣ基板圧接部材を発熱抵抗体基板に
面で接触させるようにするとともに、放熱板と一体化す
ることによって、十分な放熱機能を持たせるようにした
ものである。
【０００７】
【作用】上記のように構成されたサーマルヘッドでは、
放熱板と接している面からの通常の放熱と、発熱抵抗体
の形成された面からのＦＰＣ基板圧接部材を通しての放
熱が同時に行われるため、非常に高い放熱効果が得られ
ることになる。
放熱板と接している面からの通常の放熱と、発熱抵抗体
の形成された面からのＦＰＣ基板圧接部材を通しての放
熱が同時に行われるため、非常に高い放熱効果が得られ
ることになる。
【０００８】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図１乃至図３は、本発明における実施例
を示すものであり、図において１は上面に発熱抵抗体１
１を形成した発熱抵抗体基板、３は外部からの動作制御
信号や電源供給等を行うＦＰＣ基板、２は前記発熱抵抗
体基板１に設けられた発熱抵抗体１１の駆動用ＩＣ、４
６は前記発熱抵抗体基板１及びＦＰＣ基板３を支持し、
放熱効果を有するＦＰＣ基板圧接部材兼放熱板、５は前
記ＦＰＣ基板圧接部材兼放熱板４６に支持され、前記Ｆ
ＰＣ基板と発熱抵抗体基板１を電気的に導通させながら
弾性的に保持する圧接ゴム、７は前記ＦＰＣ基板を外部
制御装置と電気的に接続する為のコネクタ、８は前記Ｆ
ＰＣ基板及び発熱抵抗体基板１をＦＰＣ基板圧接部材兼
放熱板４６に挟持させるためのネジである。
細に説明する。図１乃至図３は、本発明における実施例
を示すものであり、図において１は上面に発熱抵抗体１
１を形成した発熱抵抗体基板、３は外部からの動作制御
信号や電源供給等を行うＦＰＣ基板、２は前記発熱抵抗
体基板１に設けられた発熱抵抗体１１の駆動用ＩＣ、４
６は前記発熱抵抗体基板１及びＦＰＣ基板３を支持し、
放熱効果を有するＦＰＣ基板圧接部材兼放熱板、５は前
記ＦＰＣ基板圧接部材兼放熱板４６に支持され、前記Ｆ
ＰＣ基板と発熱抵抗体基板１を電気的に導通させながら
弾性的に保持する圧接ゴム、７は前記ＦＰＣ基板を外部
制御装置と電気的に接続する為のコネクタ、８は前記Ｆ
ＰＣ基板及び発熱抵抗体基板１をＦＰＣ基板圧接部材兼
放熱板４６に挟持させるためのネジである。
【０００９】上記構成において、前記ＦＰＣ基板圧接部
材兼放熱板４６は、発熱抵抗体基板１の長手方向及びそ
の支持方向の３方に開口したスリットを有しており、こ
のスリット内にＦＰＣ基板３及び発熱抵抗体基板１を同
時に支持すると共に、ネジ８を介して挟持するように構
成されている。また、圧接ゴム５はＦＰＣ基板３と発熱
抵抗体基板１との確実な電気的導通を得るために設けら
れたものである。
材兼放熱板４６は、発熱抵抗体基板１の長手方向及びそ
の支持方向の３方に開口したスリットを有しており、こ
のスリット内にＦＰＣ基板３及び発熱抵抗体基板１を同
時に支持すると共に、ネジ８を介して挟持するように構
成されている。また、圧接ゴム５はＦＰＣ基板３と発熱
抵抗体基板１との確実な電気的導通を得るために設けら
れたものである。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるサー
マルヘッドでは、放熱板と接している面からの通常の放
熱と、発熱抵抗体の形成された面からのＦＰＣ基板圧接
部材を通しての放熱と、２つの経路からの放熱が行われ
るような構成としたので、非常に高い放熱効果が得られ
ることになる。
マルヘッドでは、放熱板と接している面からの通常の放
熱と、発熱抵抗体の形成された面からのＦＰＣ基板圧接
部材を通しての放熱と、２つの経路からの放熱が行われ
るような構成としたので、非常に高い放熱効果が得られ
ることになる。
【００１１】しかも、ＦＰＣ基板圧接部材と放熱板とを
一体化する付帯効果としては、この２つの部材は型によ
る押し出し成型品を用いるため、製造工数が一工程で済
むという利点も挙げられる。
一体化する付帯効果としては、この２つの部材は型によ
る押し出し成型品を用いるため、製造工数が一工程で済
むという利点も挙げられる。
【図１】本発明のサーマルヘッドの断面図である。
【図２】本発明のサーマルヘッドの平面図である。
【図３】本発明のサーマルヘッドの正面図である。
【図４】従来のサーマルヘッドの断面図である。
【図５】従来のサーマルヘッドの平面図である。
【図６】従来のサーマルヘッドの正面図である。
１ 発熱抵抗体基板 ２ 駆動用ＩＣ ３ フレキシブルプリント基板（ＦＰＣ基板） ４ ＦＰＣ基板圧接部材 ５ 圧接ゴム ６ 放熱板 ７ コネクタ ８ ネジ １１ 発熱抵抗体列 ４６ ＦＰＣ基板圧接部材兼放熱板
Claims (1)
- 【請求項１】 絶縁性基板上に、複数の発熱抵抗体と、
この発熱抵抗体に給電するための電極と、前記発熱抵抗
体を選択的に発熱させるための駆動用ＩＣを具備し、圧
接部材を介して前記電極に給電用の回路基板を圧接して
前記の発熱抵抗体基板と回路基板を放熱板に固着してな
るサーマルヘッドにおいて、前記給電用の回路基板の圧
接部材と放熱板とを一体化したことを特徴とするサーマ
ルヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3345646A JPH05177858A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | サーマルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3345646A JPH05177858A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | サーマルヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05177858A true JPH05177858A (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=18378008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3345646A Pending JPH05177858A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | サーマルヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05177858A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7419237B2 (en) | 2004-04-02 | 2008-09-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Recording head unit |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP3345646A patent/JPH05177858A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7419237B2 (en) | 2004-04-02 | 2008-09-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Recording head unit |
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