JPH0524232A - サーマルヘツドの温度検出構造 - Google Patents
サーマルヘツドの温度検出構造Info
- Publication number
- JPH0524232A JPH0524232A JP3203591A JP20359191A JPH0524232A JP H0524232 A JPH0524232 A JP H0524232A JP 3203591 A JP3203591 A JP 3203591A JP 20359191 A JP20359191 A JP 20359191A JP H0524232 A JPH0524232 A JP H0524232A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal head
- temperature
- gold
- thermistor
- ceramic substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 19
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 17
- 239000010931 gold Substances 0.000 claims abstract description 17
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- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 12
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
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- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 実装に手間がかからなく無理なく装着でき、
安価なサーマルヘッドの温度検出構造の開発を目的とし
ている。 【構成】 サーミスタを使用せず、セラミック基板表面
上に構成する導体パターンを金によって形成し、同時に
セラミック基板上の表面あるいは裏面の適宜な場所に金
によって蛇行状のパターンを形成し、このパターンの抵
抗値の温度による変化を検知してサーマルヘッドの温度
を検出する構造としたことを特徴とする。
安価なサーマルヘッドの温度検出構造の開発を目的とし
ている。 【構成】 サーミスタを使用せず、セラミック基板表面
上に構成する導体パターンを金によって形成し、同時に
セラミック基板上の表面あるいは裏面の適宜な場所に金
によって蛇行状のパターンを形成し、このパターンの抵
抗値の温度による変化を検知してサーマルヘッドの温度
を検出する構造としたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱記録装置における
サーマルヘッドの温度を検出するサーマルヘッドの温度
検出構造に関するものである。
サーマルヘッドの温度を検出するサーマルヘッドの温度
検出構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、サーマルヘッドの温度の検出に
は、サーミスタが使用されている。図3は従来のサーマ
ルヘッドの温度を検出するためのサーミスタの装着状態
の一例を示す平面図で、図において、1はセラミック基
板、6はサーミスタ、11はセラミック基板1上に直線
状に配設された発熱抵抗体からなるサーマルヘッドアレ
イ、12は外部の電源からサーマルヘッドアレイ11の
各発熱抵抗体に電源を供給するための共通電極、13は
制御回路IC、14は端子である。この例では、セラミ
ック基板1上の制御回路IC13の配列中の隣接する1
組の間を広く取り、ここにサーミスタ6を装着し、サー
ミスタ6の電極をボンディングワイヤで端子14に接続
し、外部に取り出して外部回路に接続している。
は、サーミスタが使用されている。図3は従来のサーマ
ルヘッドの温度を検出するためのサーミスタの装着状態
の一例を示す平面図で、図において、1はセラミック基
板、6はサーミスタ、11はセラミック基板1上に直線
状に配設された発熱抵抗体からなるサーマルヘッドアレ
イ、12は外部の電源からサーマルヘッドアレイ11の
各発熱抵抗体に電源を供給するための共通電極、13は
制御回路IC、14は端子である。この例では、セラミ
ック基板1上の制御回路IC13の配列中の隣接する1
組の間を広く取り、ここにサーミスタ6を装着し、サー
ミスタ6の電極をボンディングワイヤで端子14に接続
し、外部に取り出して外部回路に接続している。
【0003】図4(a),(b)は従来のサーミスタの
装着状態を示す他の例で、図3と同一符号は同一又は相
当部分を示し、2はアルミ基板、3はフレキシブル基
板、4は押え金具、5は弾性体、7は熱伝導性樹脂、3
1はフレキシブル基板3の端子である。この例は、電極
をフレキシブル基板3の導体パターンに接続したサーミ
スタ6を、アルミ基板2に設けた穴に熱伝導性樹脂7を
用いて埋め込んで装着している。
装着状態を示す他の例で、図3と同一符号は同一又は相
当部分を示し、2はアルミ基板、3はフレキシブル基
板、4は押え金具、5は弾性体、7は熱伝導性樹脂、3
1はフレキシブル基板3の端子である。この例は、電極
をフレキシブル基板3の導体パターンに接続したサーミ
スタ6を、アルミ基板2に設けた穴に熱伝導性樹脂7を
用いて埋め込んで装着している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のサーミスタを用いたサーマルヘッドの温度
検出構造ではサーミスタを小さくできないため、その装
着場所の確保や実装作業が難しい点にある。
点は、従来のサーミスタを用いたサーマルヘッドの温度
検出構造ではサーミスタを小さくできないため、その装
着場所の確保や実装作業が難しい点にある。
【0005】すなわち、図3に示す例では、サーミスタ
の実装に相当な工数がかかると共に、サーミスタを装着
するために制御回路ICの間を1箇所広く取っておく必
要があり、制御回路ICが等間隔の繰り返しで形成でき
ない。また、図4に示す例では、熱伝達が遅くなり、且
つ、熱伝達の時定数のばらつきが大きく、さらに、アル
ミ基板にサーミスタを装着するための、さぐり穴を設け
なければならない等の問題点があった。
の実装に相当な工数がかかると共に、サーミスタを装着
するために制御回路ICの間を1箇所広く取っておく必
要があり、制御回路ICが等間隔の繰り返しで形成でき
ない。また、図4に示す例では、熱伝達が遅くなり、且
つ、熱伝達の時定数のばらつきが大きく、さらに、アル
ミ基板にサーミスタを装着するための、さぐり穴を設け
なければならない等の問題点があった。
【0006】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたもので、実装に手間がかからなく無理なく装着で
き、安価なサーマルヘッドの温度検出構造を得ることを
目的としている。
れたもので、実装に手間がかからなく無理なく装着で
き、安価なサーマルヘッドの温度検出構造を得ることを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるサーマル
ヘッドの温度検出構造は、サーミスタを使用せず、セラ
ミック基板表面上に構成する導体パターンを金によって
形成し、同時にセラミック基板上の表面あるいは裏面の
適宜な場所に金によって蛇行状のパターンを形成して、
このパターンの抵抗値の温度による変化を検知してサー
マルヘッドの温度を検出する構造としたことを特徴とし
ている。
ヘッドの温度検出構造は、サーミスタを使用せず、セラ
ミック基板表面上に構成する導体パターンを金によって
形成し、同時にセラミック基板上の表面あるいは裏面の
適宜な場所に金によって蛇行状のパターンを形成して、
このパターンの抵抗値の温度による変化を検知してサー
マルヘッドの温度を検出する構造としたことを特徴とし
ている。
【0008】
【作用】本発明においては、蛇行状の金のパターンの熱
抵抗値の変化を検知してサーマルヘッドの温度を検出す
る。すなわち、金のパターンを用いても蛇行させること
により抵抗値の検出が容易になる。
抵抗値の変化を検知してサーマルヘッドの温度を検出す
る。すなわち、金のパターンを用いても蛇行させること
により抵抗値の検出が容易になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は本発明の一実施例を示す平面図で、図3と
同一符号は同一又は相当部分を示し、16は両端がそれ
ぞれ端子14に接続された蛇行状の金のパターンを示
す。セラミック基板1上に配設する導体パターンを金に
よって形成し、同時に、従来のサーミスタ6の装着場所
に蛇行状の金のパターン16を形成し、この金のパター
ン16の両端を端子14を用いて外部に取り出し、金の
パターン16の抵抗値を検出してサーマルヘッド11の
温度を検出する構造としたものであり、従来のサーミス
タ6を装着する場合に比べ、金のパターン16は小さく
できるため、制御回路IC13の間をさほど広く取る必
要がなくなる。
する。図1は本発明の一実施例を示す平面図で、図3と
同一符号は同一又は相当部分を示し、16は両端がそれ
ぞれ端子14に接続された蛇行状の金のパターンを示
す。セラミック基板1上に配設する導体パターンを金に
よって形成し、同時に、従来のサーミスタ6の装着場所
に蛇行状の金のパターン16を形成し、この金のパター
ン16の両端を端子14を用いて外部に取り出し、金の
パターン16の抵抗値を検出してサーマルヘッド11の
温度を検出する構造としたものであり、従来のサーミス
タ6を装着する場合に比べ、金のパターン16は小さく
できるため、制御回路IC13の間をさほど広く取る必
要がなくなる。
【0010】図2は本発明の他の実施例を示す平面図
で、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。セラミ
ック基板1の裏面、すなわち、制御回路IC13などが
配設されていない面に蛇行状の金のパターン16を形成
する。この場合は、制御回路IC13を等間隔の繰り返
しとすることができると共に、基板1全体の平均温度の
検出が可能となり、且つ、抵抗値のばらつきを小さくす
ることができる。
で、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。セラミ
ック基板1の裏面、すなわち、制御回路IC13などが
配設されていない面に蛇行状の金のパターン16を形成
する。この場合は、制御回路IC13を等間隔の繰り返
しとすることができると共に、基板1全体の平均温度の
検出が可能となり、且つ、抵抗値のばらつきを小さくす
ることができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明のサーマルヘ
ッドの温度検出構造は、サーミスタを使用せず、蛇行状
の金のパターンを用いることにより、実装に手間がかか
らなく無理なく装着でき、安価な構造とできる等の利点
がある。
ッドの温度検出構造は、サーミスタを使用せず、蛇行状
の金のパターンを用いることにより、実装に手間がかか
らなく無理なく装着でき、安価な構造とできる等の利点
がある。
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【図3】従来の構造を示す平面図である。
【図4】従来の他の例を示す平面図および断面図であ
る。
る。
1 セラミック基板 11 サーマルヘッドアレイ 12 共通電極 13 制御回路IC 14 端子 16 蛇行状の金のパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8804−2C B41J 29/00 U
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 セラミック基板上に直線状に配設した発
熱抵抗体からなるサーマルヘッドアレイを有するサーマ
ルヘッドの温度を検出するサーマルヘッドの温度検出構
造において、 上記セラミック基板表面上に構成する導体パターンを金
によって形成し、同時に上記セラミック基板上の表面あ
るいは裏面の適宜な場所に金によって蛇行状のパターン
を形成し、このパターンの抵抗値の温度による変化を検
知してサーマルヘッドの温度を検出するサーマルヘッド
の温度検出構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3203591A JPH0524232A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | サーマルヘツドの温度検出構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3203591A JPH0524232A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | サーマルヘツドの温度検出構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0524232A true JPH0524232A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16476607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3203591A Pending JPH0524232A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | サーマルヘツドの温度検出構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0524232A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005324407A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-11-24 | Minowa Koa Inc | サーマルヘッド、発熱機器及びその使用法 |
JP2008068419A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Tdk Corp | 一括加熱用サーマルヘッドおよび印画装置 |
JP2013111928A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Kyocera Corp | サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ |
US9335282B2 (en) | 2012-04-02 | 2016-05-10 | Rigaku Corporation | X-ray topography apparatus |
JP2020151982A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | ローム株式会社 | サーマルプリントヘッド |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP3203591A patent/JPH0524232A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005324407A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-11-24 | Minowa Koa Inc | サーマルヘッド、発熱機器及びその使用法 |
JP2008068419A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Tdk Corp | 一括加熱用サーマルヘッドおよび印画装置 |
JP2013111928A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Kyocera Corp | サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ |
US9335282B2 (en) | 2012-04-02 | 2016-05-10 | Rigaku Corporation | X-ray topography apparatus |
JP2020151982A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | ローム株式会社 | サーマルプリントヘッド |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |