JPH08158601A - 畳 床 - Google Patents
畳 床Info
- Publication number
- JPH08158601A JPH08158601A JP33056194A JP33056194A JPH08158601A JP H08158601 A JPH08158601 A JP H08158601A JP 33056194 A JP33056194 A JP 33056194A JP 33056194 A JP33056194 A JP 33056194A JP H08158601 A JPH08158601 A JP H08158601A
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- Japan
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- thickness
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
- E04F15/00—Flooring
- E04F15/18—Separately-laid insulating layers; Other additional insulating measures; Floating floors
- E04F15/20—Separately-laid insulating layers; Other additional insulating measures; Floating floors for sound insulation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Abstract
ラを用いたものと同様の畳床を提供する。 【構成】 木質繊維質ボードの表裏にプラスチック段ボ
ールを固着し、全体の厚みを25mm以下にしたもの。
Description
い畳床に関するものである。
の厚みはほぼ55mmに統一されていた。厚みが区々では
家の設計上、また床の生産において不便であるためであ
る。
少しているが、その代わり板の間の一部に畳を敷き、部
分的な和室にすることが流行してきている。この場合に
は、従来のような厚い畳よりは薄く敷物に近いものが好
適である。また、重量も軽くて持ち運びが便利なものが
好まれる。また、最近の住宅事情を鑑みると、より空間
高さを大きく(広く)という要望に対し床下を下げる事
なく、フロアーと同等の薄い畳が求められる。
であるため、畳床を薄くすることとなる。このような薄
い畳床としては、従来から発泡スチロール製のものや、
所謂インシュレーションボードを用いたもの、またワラ
とそれらを組み合わせたもの等がある。厚みとしては、
20〜30mm程度のものである。これらは、薄くて軽量
で、且つ安価であり優れたものである。
発泡スチロール製のものでは、保形性に劣り大きな荷重
が掛かると押圧変形し、畳表の張力に敗けて全体が反っ
たり歪んだりする。また、インシュレーションボードの
ものは、保形性は優れているが、弾性がなく硬い感じが
して畳の感触がない。更に、ワラと組み合わせたもので
は、どうしてもある程度以上の厚みが必要であった。よ
って、薄く、弾性があり、変形せず、畳表の張力に敗け
て歪まない畳床というもの自体が非常に製造しがたいと
いうことは本業界では常識であった。また、それゆえ上
記の内のいくつかの欠点は有した薄畳が使用されている
のである。
程度のものよりも更に薄い畳も要望されてきている。こ
れは、板の間に敷物感覚で敷ことが行なわれてきたため
である。しかし、従来のものでは、厚みに自ずと限定が
あり、畳の感触を保持したものはできなかった。よっ
て、上記の欠点を有しない薄畳がより強く要望されてき
ている。
み、本発明者は鋭意研究の結果本発明薄畳を完成したも
のであり、その特徴とするところは、木質繊維質ボード
の表裏にプラスチック段ボールを固着し、全体の厚みを
25mm以下にした点にある。
を圧縮成形したもので、通常インシュレーションボード
として市販されているものが好適である。これは、軽く
て保形性があり、ある程度弾性も有するものである。
ートを多数の板で連結した構造のもので、通常ハシゴの
ような形状のダイを用いて押出成形して製造される。断
面形状が段ボールに似ているところから、プラスチック
段ボールの名称がある。材質は、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等の熱可塑性樹脂であり種々の厚みのものが市
販されている。本発明においては、表側は1.5〜3.
0mmが好ましく、裏側は1.0〜3.0mm程度が好まし
い。
ための強度と、その上に立った時の感触(弾性)とから
選択した範囲である。表側は、柔軟すぎると畳表から縫
着した糸の感触が足に伝わったり、局部的に凹むため一
定の強さが必要である。これは、単にプラスチック段ボ
ールの全体の厚みではなく、その段ボールの構成部材の
厚みによるものである。表側の部材の厚みは、通常0.
2〜0.3mm程度である。
らかく、かつ少し薄いものが好適である。その部材の厚
みは、0.1〜0.2mm程度が好適である。しかし、こ
れらの厚みは限定するものではなく、畳の厚みやその部
屋の用途によって決定すればよい。この裏側にプラスチ
ック段ボールを固着しているため、全体としての弾性が
付与され、歩いた時の感触が従来の厚いワラの畳床と同
様のものとなるのである。
らかいと、縫着する場合の糸による張力を吸収でき、畳
床が撓むことを防止できる。表側が前記した理由によ
り、あまり柔軟にできないため、この裏面の効果が大き
いのである。
は、強度のあるプラスチック段ボールを用い、木質繊維
質ボードが厚い場合には弾性を充填的に考慮したプラス
チック段ボールにすればよい。
固着してもよい。この保護シートは厚紙製のものや、P
Pクロス等どのようなものでもよい。更に、裏側には、
滑り防止用として保護シートをゴム製にしても、また数
箇所ゴム製の止め具を固着してもよい。
との固着は、縫着、接着等どのような方法でもよいが、
プラスチック段ボールの長手方向に沿って縫着する方法
が好適であり、前述の保護シートと併せて固着してもよ
い。プラスチック段ボールには、当然方向性があり、内
部の空洞の方向が長手方向(即ち、押出方向)である。
上下のプラスチック段ボールは、同方向に固着すること
が好ましい。畳表は、イグサの長手方向と経糸の方向と
があり、張力が掛かるのは経糸の長手方向である。よっ
て、この経糸の長手方向(イグサと直角)とプラスチッ
ク段ボールの長手方向を合わせると床の湾曲の防止効果
が大きい。勿論、段ボールの方向は必ずしも揃える必要
はない。
のは、前記した薄畳の要望からである。この25mmとい
うのは、取扱い時の保形性、感触等から求めた数字であ
る。
に畳表を縫着すれば薄畳が完成である。また、プラスチ
ック製の畳表の場合には、縫着に替えて接着してもよ
い。
詳細に説明する。図1は、本発明畳床1の1例を示す断
面図である。中央の木質繊維質ボード2の表側に厚み
3.0mmのプラスチック段ボール3、裏側に厚み2.0
mmのプラスチック段ボール4が固着されている。この場
合、段ボールの空洞の方向は上下揃えている。更に、上
側表面には厚紙製の保護シート5が、裏面にはPPクロ
ス紙の保護シート6が設けられている。そして、全体と
して縫着固定されている。この例の床の厚みは、15mm
である。
に断面を円形にしている)を縫着し、端部を折り曲げた
ところを示す断面図である。畳表の折り返し部で裏面に
接する部分、裏面側プラスチック段ボール4と保護シー
ト6がカットされ、高低差がなく裏面が平滑るなってい
る。勿論カットは、カッター等で簡単に行なえる。
うな大きな効果がある。 上下にプラスチック段ボールが設けられているた
め、踏み心地(感触)が天然のワラ床とほとんど変わら
ない。 畳表が伸縮しても、特にプラスチック製の畳表の場
合でも、床自体の反りや歪みはほとんど生じない。 畳表を固着する場合、折り返し部分は下面に当た
り、その分だけその部分は厚くなる。これは、薄畳では
相当の比率となる。しかし、本発明では、プラスチック
段ボールであるため、その部分をナイフでカットすれ
ば、その折り返し部分を収納するスペースができ、厚み
の均一化が図れる。 裏面側のプラスチック段ボールが柔軟であるため、
縫着時の糸の張力を吸収し、全体の曲がりを防止する。 最近求められつつあるより薄い(20mm以下) 畳床
も可能となる。
たところを示す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 木質繊維質ボードの表裏にプラスチック
段ボールを固着し、全体の厚みを25mm以下にしたこと
を特徴とする畳床。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33056194A JP3588700B2 (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 畳床 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33056194A JP3588700B2 (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 畳床 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08158601A true JPH08158601A (ja) | 1996-06-18 |
JP3588700B2 JP3588700B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=18234030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33056194A Expired - Lifetime JP3588700B2 (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 畳床 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3588700B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10193476A (ja) * | 1997-01-08 | 1998-07-28 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 床敷物廃材を原料とする畳床及びそれからなる畳 |
JPH10219978A (ja) * | 1997-02-10 | 1998-08-18 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 薄畳及び薄畳床 |
JPH10219977A (ja) * | 1997-02-10 | 1998-08-18 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 薄畳床及びそれを有する薄畳 |
JPH10245965A (ja) * | 1997-03-07 | 1998-09-14 | Yamasen:Kk | 薄型置き畳及びその製造方法 |
JPH10245966A (ja) * | 1997-03-07 | 1998-09-14 | Kunieda:Kk | 畳及びその製造方法 |
JPH10266537A (ja) * | 1997-03-27 | 1998-10-06 | Saami:Kk | 薄 畳 |
JP2016023435A (ja) * | 2014-07-17 | 2016-02-08 | 啓司 岩本 | 畳床 |
JP2017053089A (ja) * | 2015-09-07 | 2017-03-16 | 啓司 岩本 | 薄畳 |
JP2018104898A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-07-05 | 株式会社カネカ | 薄畳 |
-
1994
- 1994-12-06 JP JP33056194A patent/JP3588700B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10193476A (ja) * | 1997-01-08 | 1998-07-28 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 床敷物廃材を原料とする畳床及びそれからなる畳 |
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JPH10245965A (ja) * | 1997-03-07 | 1998-09-14 | Yamasen:Kk | 薄型置き畳及びその製造方法 |
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JPH10266537A (ja) * | 1997-03-27 | 1998-10-06 | Saami:Kk | 薄 畳 |
JP2016023435A (ja) * | 2014-07-17 | 2016-02-08 | 啓司 岩本 | 畳床 |
JP2017053089A (ja) * | 2015-09-07 | 2017-03-16 | 啓司 岩本 | 薄畳 |
JP2018104898A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-07-05 | 株式会社カネカ | 薄畳 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3588700B2 (ja) | 2004-11-17 |
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