JPH0740479A - ダンボールおよびダンボール積層物 - Google Patents

ダンボールおよびダンボール積層物

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JPH0740479A
JPH0740479A JP20852193A JP20852193A JPH0740479A JP H0740479 A JPH0740479 A JP H0740479A JP 20852193 A JP20852193 A JP 20852193A JP 20852193 A JP20852193 A JP 20852193A JP H0740479 A JPH0740479 A JP H0740479A
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JP
Japan
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core
corrugated
sheets
liner
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP20852193A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamaguchi
浩 山口
Masahiro Kodama
雅博 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は成形性の良いダンボールを提供
することにある。 【構成】ダンボール11のコア12を上下二段のコアシ
ート12A,12Bによって構成し、該コアシート12
A,12Bのコルゲート形状を相互に略直交させ、該コ
ア12の両面または片面にライナー13を被着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の内装基材等に用
いられるダンボールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダンボールは例えば自動車の内装基材と
して使用されているが、コアシートのコルゲート形状に
よって剛性および成形性に方向性がある。このような方
向性を解消するために、従来図7に示すようにコルゲー
ト形状のコア(2) と、該コア(2) の両面に被着されるラ
イナー(3) とからなるダンボール(1) を二枚該コア(2)
のコルゲート形状が直交するように積層したダンボール
重合板が提供されている(実公昭36−13585号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記ダン
ボール重合板にあってはダンボール(1) のコア(2) がラ
イナー(3) と上下で線状に接着固定されているため、コ
ア(2) のコルゲート形状が変位および変形しにくゝ、成
形性が悪く成形時にしわ、破れ、折れ等が発生し易い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、コルゲート形状のコアシ
ート(12A,12B) を上下二段重合したコア(12)と、該コア
(12)の両面または片面に被着されるライナー(13)とから
なり、該二枚のコアシート(12A,12B) のコルゲート形状
は相互に略直交するように配置されているダンボール(1
1)を提供し、更に該ダンボール(11)の両面または片面に
厚みを変化し得る緩衝シート(14)を積層したダンボール
積層物を提供するものである。
【0005】
【作用】本発明のダンボール(11)のコア(12)において
は、上下のコルゲート形状のコアシート(12A,12B) がラ
イナーを介することなく直接接触し、そして該上下のコ
アシート(12A,12B) のコルゲート形状は相互に略直交し
ているから、該上下のコアシート(12A,12B) の接触は点
的になる。即ちコア(12)において上下のコアシート(12
A,12B) は点的に接着され、該コアシート(12A,12B) の
片面のみがライナー(13)と線的に接着されていることに
なる。したがって上下のコアシート(12A,12B) のコルゲ
ート形状は変位および変形し易く、成形時にしわ、破
れ、折れ等が発生しにくい。
【0006】
【実施例】本発明を図1〜図4に示す一実施例によって
説明すれば、ダンボール(11)はコア(12)と、該コア(12)
の上下に被着されるライナー(13)とからなり、該コア(1
2)は上下二段のコルゲート形状のコアシート(12A,12B)
とからなり、該上下のコアシート(12A,12B) のコルゲー
ト形状は相互に略直交している。上記ダンボール(11)の
コア(12)においては、図2に示すように上下のコアシー
ト(12A,12B) のコルゲート形状が相互に略直交している
から、上下のコアシート(12A,12B) は上側のコアシート
(12A) の谷部と下側のコアシート(12B) の山部との交点
Pにおいてのみ点的に接触し接着されており、該コアシ
ート(12A,12B) の片面のみがライナー(13,13) によって
線的に接着されている。したがって上記ダンボール(11)
は剛性や成形性に方向性がなく、またコア(12)のコアシ
ート(12A,12B) のコルゲート形状は変位および変形し易
く、成形性が良くなるので、成形時にしわ、破れ、折れ
等が生じない。更にコアシート(12A,12B) 間にライナー
が介在しないのでその分軽量になる。
【0007】上記ダンボール(11)のコアシート(12A,12
B) やライナー(13)は紙、プラスチックシート、不織
布、織物、金属シート等を材料とし、該コアシート(12
A,12B) やライナー(13)には合成樹脂、撥水剤等が含浸
されていてもよく、また異種の材料が二枚以上積層され
た積層シートであってもよい。更にコアシートとライナ
ーとは異種の材料であってもよい。
【0008】上記ダンボール(11)においては、コアシー
ト(12A,12B) 相互、およびコアシート(12A,12B) とライ
ナー(13)とは例えばポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコ
ール、コンスターチ、アクリル樹脂等の通常の接着剤や
ホットメルト接着剤によって接着されるが、上記コアシ
ート(12A,12B) やライナー(13)が合成樹脂を含浸してい
る場合には、該合成樹脂を接着剤とすることも出来る。
上記接着剤として熱可塑性の軟質なものを用いれば、コ
アシート(12A,12B) 相互の接着点Pやコアシート(12A,1
2B) とライナー(13)との接着部が成形時の熱で若干可変
となり、成形性が更に良好になる。
【0009】本発明のダンボール(11)は例えば自動車の
内装基材として使用されるが、この際該ダンボール(11)
には図3に示すように合成樹脂含浸ポリウレタン発泡体
シートやフェルトのような緩衝シート(14)を積層するこ
とが望ましい。該緩衝シート(14)は成形の際にライナー
(13)にしわや破れが生じても、これに伴う凹凸を吸収し
て平滑な表面を提供する。上記緩衝シート(14)が積層さ
れたダンボール(11)は例えばプレス成形によって図4に
示すように自動車の天井形状に成形され、表面(緩衝シ
ート(14)側)には不織布、織物、合成皮革等の表皮材(1
5)が貼着されて自動車天井材(16)となる。
【0010】上記実施例以外、コアシート(12A,12B) 、
ライナー(13)、緩衝シート(14)を分離状態としてプレス
成形型において重ね合わせ、成形と同時にダンボール(1
1)を構成してもよいし、ライナー(13)とコアシート(12
A) およびライナー(13)とコアシート(12B) とを夫々貼
合わせておき、これらを成形型において重ね合わせ、成
形と同時にダンボール(11)を構成してもよい。また図5
に示すように上下二段のコアシート(12A,12B) からなる
コア(12)の一面にライナー(13)を被着し、他面に緩衝シ
ート(14)をライナーとして被着したダンボール(21)とし
てもよい。また更に図6に示すようにライナー(13)を省
略し、上下二段のコアシート(12A,12B) からなるコア(1
2)の一面のみにライナーとしての緩衝シート(14)を被着
してもよい。
【0011】
【発明の効果】したがって本発明では軽量なかつ成形性
がよいダンボールが提供される。
【図面の簡単な説明】 図1〜図4は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】部分斜視図
【図2】コア部分斜視図
【図3】緩衝シート積層ダンボールの部分斜視図
【図4】天井材の斜視図
【図5】他の実施例の緩衝シート積層ダンボールの部分
斜視図
【図6】更に他の実施例の緩衝シート積層ダンボールの
部分斜視図
【図7】従来ダンボール重合板の部分斜視図
【符号の説明】
11,21 ダンボール 12 コア 12A,12B コアシート 13 ライナー 14 緩衝シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コルゲート形状のコアシートを上下二段重
    合したコアと、該コアの両面または片面に被着されるラ
    イナーとからなり、該二枚のコアシートのコルゲート形
    状は相互に略直交するように配置されていることを特徴
    とするダンボール
  2. 【請求項2】請求項1のダンボールの両面または片面に
    厚みを変化し得る緩衝シートを積層したことを特徴とす
    るダンボール積層物
JP20852193A 1993-07-30 1993-07-30 ダンボールおよびダンボール積層物 Pending JPH0740479A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100811418B1 (ko) * 2007-06-08 2008-03-07 김기영 골판 판재
KR100832094B1 (ko) * 2007-06-11 2008-05-27 심우중 골판지 및 이를 이용하여 제조된 팔렛트
JP2010176100A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Tottori Univ アクティブ軽量遮音ユニット
JP2017504737A (ja) * 2013-12-11 2017-02-09 シュミッツ, バークハードSCHMITZ, Burkhard 壁要素

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6363422B2 (ja) * 1979-08-16 1988-12-07

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971125