JPH0740480A - ダンボールおよび内装基材 - Google Patents
ダンボールおよび内装基材Info
- Publication number
- JPH0740480A JPH0740480A JP20852293A JP20852293A JPH0740480A JP H0740480 A JPH0740480 A JP H0740480A JP 20852293 A JP20852293 A JP 20852293A JP 20852293 A JP20852293 A JP 20852293A JP H0740480 A JPH0740480 A JP H0740480A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrugated
- cardboard
- core sheet
- sheet
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は成形性の良く自動車の内装材の基材等
として有用なダンボ−ルを提供することを目的とする。 【構成】波形コア−シ−ト１２の両面または片面にライ
ナ−シ−ト１３を貼着したダンボ−ル１１の成形性を良
くするために、該波形コア−シ−ト１２の波形稜線に沿
って所定間隔で凹部１４Ａ、１４Ｂを設け、該凹部１４
Ａ、１４Ｂによってダンボ−ル１１を折れ曲がり易くす
る。
として有用なダンボ−ルを提供することを目的とする。 【構成】波形コア−シ−ト１２の両面または片面にライ
ナ−シ−ト１３を貼着したダンボ−ル１１の成形性を良
くするために、該波形コア−シ−ト１２の波形稜線に沿
って所定間隔で凹部１４Ａ、１４Ｂを設け、該凹部１４
Ａ、１４Ｂによってダンボ−ル１１を折れ曲がり易くす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の内装基材等に使
用されるダンボールに関するものである。
用されるダンボールに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ダンボールは従来から自動車の天井基材
等に使用されているが、図７に示すように従来のダンボ
ール(1) は波形コアーシート(2) の両面にライナーシー
ト(3)を貼着した構成を有している。
等に使用されているが、図７に示すように従来のダンボ
ール(1) は波形コアーシート(2) の両面にライナーシー
ト(3)を貼着した構成を有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のダンボール
(1) にあってはコアシート(2) の波形状に沿う方向（図
７矢印ロ）では折れ曲がり易く、該方向に直交する方向
（図７矢印イ）では折れ曲がりにくゝ、成形性に方向性
がある。
(1) にあってはコアシート(2) の波形状に沿う方向（図
７矢印ロ）では折れ曲がり易く、該方向に直交する方向
（図７矢印イ）では折れ曲がりにくゝ、成形性に方向性
がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として波形コアーシート(12)の両
面または片面にライナーシート(13)を貼着したダンボー
ル(11)であって、該波形コアーシート(12)の波形稜線に
沿って所定の間隔で凹部(14A、14B)を設けたダンボール
(11)を提供し、更に上記ダンボール(11)に合成樹脂を含
浸して所定形状に成形した内装基材(18)を提供し、更に
上記のダンボール(11)の波形コアーシート(12)および／
またはライナーシート(13)に熱可塑性合成樹脂フィルム
(13A) を貼着して所定形状に成形した内装基材(18)を提
供するものである。
を解決するための手段として波形コアーシート(12)の両
面または片面にライナーシート(13)を貼着したダンボー
ル(11)であって、該波形コアーシート(12)の波形稜線に
沿って所定の間隔で凹部(14A、14B)を設けたダンボール
(11)を提供し、更に上記ダンボール(11)に合成樹脂を含
浸して所定形状に成形した内装基材(18)を提供し、更に
上記のダンボール(11)の波形コアーシート(12)および／
またはライナーシート(13)に熱可塑性合成樹脂フィルム
(13A) を貼着して所定形状に成形した内装基材(18)を提
供するものである。
【０００５】
【作用】本発明ではダンボール(11)のコアーシート(12)
の波形稜線に沿って所定の間隔で凹部(14A、14B)が設け
られているから、該ダンボール(11)を波形状に直交する
方向で折り曲げる時、上記波形稜線に沿って設けられて
いる凹部(14A、14B)が曲がりの起点となる。
の波形稜線に沿って所定の間隔で凹部(14A、14B)が設け
られているから、該ダンボール(11)を波形状に直交する
方向で折り曲げる時、上記波形稜線に沿って設けられて
いる凹部(14A、14B)が曲がりの起点となる。
【０００６】
【実施例】本発明を図１〜図５に示す一実施例によって
説明すれば、ダンボール(11)は波形コアーシート(12)
と、該波形コアーシート(12)両面に貼着されているライ
ナーシート(13 、13) とからなり、図２に示すように波
形コアーシート(12)の上下の波形稜線に沿って所定の間
隔で凹部(14A、14B)が設けられている。上記ダンボール
(11)の波形コアーシート(12)およびライナーシート(13)
は例えば紙、プラスチックフィルム、不織布、織物、金
属シート等を材料とし、該波形コアーシート(12)は図３
に示すようにシート(12A) を波形ローラー(15A、15B)で
波形に成形される。この際該波形ローラー(15A、15B)の
波形の稜線に所定間隔で凸起(16A、16B)を形成してお
き、該凸起(16A、16B)によって波形コアーシート(12)に
上記凹部(14A、14B)を形成する。上記波形コアーシート
(12)に形成される凹部(14A、14B)の間隔は３〜２０mm程
度が望ましく、また該凹部(14A、14B)の深さは０．２〜
１．５mm程度が望ましい。
説明すれば、ダンボール(11)は波形コアーシート(12)
と、該波形コアーシート(12)両面に貼着されているライ
ナーシート(13 、13) とからなり、図２に示すように波
形コアーシート(12)の上下の波形稜線に沿って所定の間
隔で凹部(14A、14B)が設けられている。上記ダンボール
(11)の波形コアーシート(12)およびライナーシート(13)
は例えば紙、プラスチックフィルム、不織布、織物、金
属シート等を材料とし、該波形コアーシート(12)は図３
に示すようにシート(12A) を波形ローラー(15A、15B)で
波形に成形される。この際該波形ローラー(15A、15B)の
波形の稜線に所定間隔で凸起(16A、16B)を形成してお
き、該凸起(16A、16B)によって波形コアーシート(12)に
上記凹部(14A、14B)を形成する。上記波形コアーシート
(12)に形成される凹部(14A、14B)の間隔は３〜２０mm程
度が望ましく、また該凹部(14A、14B)の深さは０．２〜
１．５mm程度が望ましい。
【０００７】上記ダンボール(11)において、コアーシー
ト(12)とライナーシート(13)との接着はホットメルト接
着剤、合成樹脂接着剤等で行なう。
ト(12)とライナーシート(13)との接着はホットメルト接
着剤、合成樹脂接着剤等で行なう。
【０００８】上記ダンボール(11)にはフェノール樹脂、
尿素樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹
脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂等の合成樹脂、ある
いは上記合成樹脂のモノマー、オリゴマー、プレポリマ
ー等が含浸される。上記合成樹脂の含浸はコアーシート
とライナーシートの夫々に行ない、その後ダンボール(1
1)を構成してもよい。この場合は含浸されている合成樹
脂をコアーシート(12)とライナーシート(13)の接着に利
用することが出来る。
尿素樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹
脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂等の合成樹脂、ある
いは上記合成樹脂のモノマー、オリゴマー、プレポリマ
ー等が含浸される。上記合成樹脂の含浸はコアーシート
とライナーシートの夫々に行ない、その後ダンボール(1
1)を構成してもよい。この場合は含浸されている合成樹
脂をコアーシート(12)とライナーシート(13)の接着に利
用することが出来る。
【０００９】上記合成樹脂含浸ダンボール(11)は例えば
自動車の天井形状に成形されるが、該ダンボール(11)を
波形状に直交する方向で折り曲げる成形の場合には図４
に示すようにコアーシート(12)の凹部(14A、14B)が曲が
りの起点となり、該ダンボール(11)は何れの方向にも良
好な成形性を有する。このようにしてダンボール(11)は
成形されて、図５に示すように自動車の天井材(17)の基
材(18)として使用される。上記天井材(17)において、該
基材(18)の表面には不織布、織物、合成皮革のような表
皮材(19)が貼着される。
自動車の天井形状に成形されるが、該ダンボール(11)を
波形状に直交する方向で折り曲げる成形の場合には図４
に示すようにコアーシート(12)の凹部(14A、14B)が曲が
りの起点となり、該ダンボール(11)は何れの方向にも良
好な成形性を有する。このようにしてダンボール(11)は
成形されて、図５に示すように自動車の天井材(17)の基
材(18)として使用される。上記天井材(17)において、該
基材(18)の表面には不織布、織物、合成皮革のような表
皮材(19)が貼着される。
【００１０】図６には本発明の他の実施例が示される。
図に示すダンボール(21)においては、波形コアーシート
(12)の上下の波形稜線に沿って所定の間隔で凹部(14A、
14B)が設けられており、該波形コアーシート(12)の両面
にはライナーシート(13 、13) が貼着されるが、上側の
ライナーシート(13)にはポリエチレンフィルム、ポリプ
ロピレンフィルム、ポリエステルフィルム等の熱可塑性
合成樹脂フィルム(13A) が裏打ちされている。上記ダン
ボール(21)は上記熱可塑性合成樹脂フィルム(13A) によ
って成形性を付与される。
図に示すダンボール(21)においては、波形コアーシート
(12)の上下の波形稜線に沿って所定の間隔で凹部(14A、
14B)が設けられており、該波形コアーシート(12)の両面
にはライナーシート(13 、13) が貼着されるが、上側の
ライナーシート(13)にはポリエチレンフィルム、ポリプ
ロピレンフィルム、ポリエステルフィルム等の熱可塑性
合成樹脂フィルム(13A) が裏打ちされている。上記ダン
ボール(21)は上記熱可塑性合成樹脂フィルム(13A) によ
って成形性を付与される。
【００１1 】上記実施例以外、本発明のダンボールにあ
っては、コアーシートの片面にのみライナーシートが貼
着されてもよい。
っては、コアーシートの片面にのみライナーシートが貼
着されてもよい。
【００１２】
【発明の効果】したがって本発明においては成形性が良
好なダンボールが提供される。
好なダンボールが提供される。
図１〜図５は本発明の一実施例を示すものである。
【図１】一部切欠き部分斜視図
【図２】コアーシート稜線部分断面図
【図３】コアーシート製造工程説明図
【図４】成形状態説明部分断面図
【図５】自動車天井材斜視図
【図６】他の実施例の一部切欠き部分斜視図
【図７】従来例の部分斜視図
11、21 ダンボール 12 波形コアーシート 13 ライナーシート 14A,14B 凹部 17 天井材 18 基材
Claims (3)
- 【請求項１】波形コアーシートの両面または片面にライ
ナーシートを貼着したダンボールであって、該波形コア
ーシートの波形稜線に沿って所定の間隔で凹部を設けた
ことを特徴とするダンボール - 【請求項２】請求項１のダンボールに合成樹脂を含浸し
て所定形状に成形したことを特徴とする内装基材 - 【請求項３】請求項１のダンボールの波形コアーシート
および／またはライナーシートに熱可塑性合成樹脂フィ
ルムを貼着して所定形状に成形したことを特徴とする内
装基材
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20852293A JPH0740480A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | ダンボールおよび内装基材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20852293A JPH0740480A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | ダンボールおよび内装基材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0740480A true JPH0740480A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16557577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20852293A Pending JPH0740480A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | ダンボールおよび内装基材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740480A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004076167A1 (en) * | 2003-02-28 | 2004-09-10 | Honey-Cell Composite Co., Ltd. | Composite panel, manufacturing method thereof and manufacturing apparatus thereof |
| JP2008036996A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Tana-X:Kk | バイアス段ボール紙 |
| JP2008260211A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Hokuoo Pack:Kk | 片面ダンボール、片面ダンボールの製造装置及びその製造方法 |
| CN108797221A (zh) * | 2018-06-21 | 2018-11-13 | 东莞市林格储物包装有限公司 | 一种高强度防盗瓦楞纸板及其生产工艺 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0650844B2 (ja) * | 1985-03-28 | 1994-06-29 | 日本電気株式会社 | 信号分離回路 |
| JP3120462B2 (ja) * | 1990-04-10 | 2000-12-25 | 松下電器産業株式会社 | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP20852293A patent/JPH0740480A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0650844B2 (ja) * | 1985-03-28 | 1994-06-29 | 日本電気株式会社 | 信号分離回路 |
| JP3120462B2 (ja) * | 1990-04-10 | 2000-12-25 | 松下電器産業株式会社 | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004076167A1 (en) * | 2003-02-28 | 2004-09-10 | Honey-Cell Composite Co., Ltd. | Composite panel, manufacturing method thereof and manufacturing apparatus thereof |
| JP2008036996A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Tana-X:Kk | バイアス段ボール紙 |
| JP2008260211A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Hokuoo Pack:Kk | 片面ダンボール、片面ダンボールの製造装置及びその製造方法 |
| CN108797221A (zh) * | 2018-06-21 | 2018-11-13 | 东莞市林格储物包装有限公司 | 一种高强度防盗瓦楞纸板及其生产工艺 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971125 |