JPH08157179A - 吊 具 - Google Patents

吊 具

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JPH08157179A
JPH08157179A JP33061494A JP33061494A JPH08157179A JP H08157179 A JPH08157179 A JP H08157179A JP 33061494 A JP33061494 A JP 33061494A JP 33061494 A JP33061494 A JP 33061494A JP H08157179 A JPH08157179 A JP H08157179A
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JP
Japan
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suspending
suspended load
arms
arm
cargo
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JP33061494A
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English (en)
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Shigekichi Kojima
重吉 小島
Yuzo Tsukamoto
裕三 塚本
Yoshinori Obata
吉則 小畑
Koji Kumai
幸治 熊井
Haruo Hirai
治雄 平井
Yoshiaki Tanii
由明 谷井
Katsunori Shirasu
克典 白須
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FUKUYAMA KONPOU KOGYO KK
SUGANAMI BUSSAN KK
JFE Engineering Corp
Original Assignee
FUKUYAMA KONPOU KOGYO KK
SUGANAMI BUSSAN KK
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷延シート梱包材等の薄鋼板束のようなシー
ト状の吊荷を安全且つ効率的に吊り上げて搬送可能と
し、省力化を図る。 【構成】 本体フレーム10、10をフレーム17に沿
ってスライドさせ吊荷2の長さ方向位置を合わせ、次い
で、アーム1(2対)を、リンク機構によって開閉させ
吊荷2の幅方向位置合わせをする。それぞれのアーム1
の爪9の各々を、横スキット30間に位置させ、アーム
1(2対)を閉じることで吊荷2の縦スキット29の下
部に爪9を挿入しアーム1の各々で挟む。次いで、吊荷
2をアーム1(2対)で挟んだ状態で、押え板3を押え
方向(下方)に押すことにより吊荷2の上にセットされ
る。次いで、油圧シリンダー7を加圧することにより、
吊荷2はより強く拘束される。次いで、クレーンによっ
て吊荷2を確保した吊具を吊り上げ、搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は吊具に関し、特に、長
さ、幅および高さが多種多様なシート梱包材等の薄鋼板
束のようなシート状の吊荷に適した吊具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】コイル状の吊荷を吊る吊具としては、実
開昭59−173680号公報(考案の名称:リンク式
コイルリフター)に、リンク式のアームを使用する吊具
が開示されている。これは、吊荷の下端面を係合支持す
る爪を有する、少なくとも左右1対のアームを、リンク
機構によって開閉自在に構成し、吊荷下端面に両側から
爪を挿入して固定し搬送するものである。また、前記爪
を突出・収納自在とし、アーム間の距離を短縮して機構
小型化を図っている(以下、「先行技術1」という)。
【0003】しかしながら、先行技術1では、例えば、
吊荷の積み重ね、あるいは、船体内の作業のように、吊
荷が横や縦に傾斜するような場合には、この吊荷の横傾
斜および縦傾斜への対応が困難であり、安定性に欠ける
問題がある。
【0004】また、吊荷を保定して吊ることができる吊
具として、以下に示すような技術が提案されている。
【0005】実開平1−147374号公報(考案の名
称:シートリフタ)には、吊りビームに設けたアーム支
持板の下端に下方に伸縮するシリンダーを設け、前記シ
リンダーのピストンロッドの先端に吊荷上面に広い面積
で接触する平らな当り面を設けてなるシートリフタが開
示されている(以下、「先行技術2」という)。
【0006】実開平5−5789号公報(考案の名称:
吊り具の位置決め装置)には、吊荷の2側面をシリンダ
ーによって開閉可能なアームで挟持し、装置上部の台板
に取り付けたシリンダーのロッドに昇降可能な押え枠板
を設け、この押え枠板によって吊荷の上面を押えて位置
決めをする吊り具の位置決め装置(デリッククレーン)
が開示されている(以下、「先行技術3」という)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先行技
術2および3には、以下のような問題点がある。先行技
術2および3は、当り面または押え枠板によって吊荷の
上面を押さえる構造であり、そして、その押さえる位置
が吊荷の吊り部(爪)と離れている吊荷の中央部である
ため、重心のバランスが崩れやすく、特にシート状の吊
荷の場合、搭載した吊荷が変形し、作業中に吊荷が落下
する。
【0008】従って、この発明の目的は、上述の問題を
解決し、コイル状吊荷あるいは正方形状、長方形状物体
に適用でき、特に多種多様のシート梱包材等の薄鋼板束
のようなシート状の吊荷を、安全且つ効率的に吊り上げ
て搬送可能とし、省力化を図った吊具を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
下端に爪を有する少なくとも1本のアームと、前記アー
ムの前記爪よりも上方の位置に設けられた、前記爪の上
面に搭載した吊荷を上部から押えるための昇降可能な押
え部材とからなり、前記押え部材は前記吊荷の押え力を
強化するための押え力増強機構を備えることに特徴を有
するものである。請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、相対する開閉移動する1対の前記アー
ムを支持フレームに取り付け、前記支持フレームを相対
する開閉移動可能に設けたことに特徴を有するものであ
る。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、コイル状吊荷、その
他にも使用できるものであるが、アームに昇降可能な押
え部材を設け、この押え部材とアームの爪とによって吊
荷を保定するので、爪を吊荷に対して比較的小さくでき
るので、吊荷の間隔を狭くでき、運搬効率、運搬の安全
(安定)性、吊荷置場効率が高まるものである。好まし
い形態としては、図3に示すように、相対するアームを
設けて、爪と押え部材との間で保定するので、幅広のシ
ート状またはコイル状の吊荷を比較的小さい爪で吊るこ
とができるもので同様の効果がある。また、爪と抑え部
材があるので、床が若干斜めでも安全に吊り上げ、吊り
降ろしができる。
【0011】請求項2の発明は、アームを1対に構成
し、この1対に構成したアームを2つ相対して用い、図
4、図5に示すように、それぞれを支持フレームに取り
付けて開閉可能に配設し、吊荷を挟持可能とすることに
より、多様な長さ、幅および高さを持つシート状吊荷等
の種々の吊荷に有効である。また、相対するアームの各
々によって、吊荷は、その端部だけが挟持され、その中
央部が押さえられることはないので、吊荷が撓んで変形
および落下することがなく、運搬効率および運搬の安定
(安全)性が高まる。更に、床が若干傾斜するなどして
吊荷が傾斜しても、爪および押さえ部材の作用により対
応できる。吊荷対象は、シート状吊荷、正方形、長方形
物体、複数のコイル状吊荷の同時運搬、その他広範であ
る。
【0012】
【実施例】次に、この発明を図面を参照しながら詳細に
説明する。
【0013】〔実施例1〕図1はこの発明の吊具の実施
例1を示す正面図、図2はアームの一部拡大断面図であ
る。本実施例は、請求項1の発明に係るもので、アーム
1が1つの場合で、吊荷であるコイル2aを爪9と押え
板3とで保定して運搬するものである。
【0014】図1に示すように、例えばコイル状の吊荷
2aの場合に、吊り上げの重心を把握し、押え部材(押
え板3、油圧シリンダー7)と爪9とによって吊荷2を
挟持することにより、アーム1が1本でも、安全且つ確
実に吊り上げることができる。図1は、アームのうちの
1本のみの使用でも吊荷2を搬送することができること
を示したものである。また、床面が傾斜面等吊荷が傾斜
していても、爪9および押え部材3、7の作用で対処で
きるものである。
【0015】〔実施例2〕図3は、この発明の吊具の実
施例2を示す正面図である。本実施例は、請求項1の発
明に係るものである。図3に示すように、この発明の吊
具は、フレーム17の上部に設けられたシャクルプレー
ト22によって、図示しないクレーンが備えるイカリ型
フックに掛止されている。本体フレーム10の下部に
は、左右1対をなしたアーム1が、リンク機構を介して
開閉可能に配設されている。このリンク機構は、外側リ
ンク11、内側リンク12およびコンプレッションリン
ク13からなっている。外側リンク11および内側リン
ク12の上端は、本体フレーム10に上下動可能に設け
られた昇降台16に回動可能に軸支され、その下端はア
ーム1の上端に回動可能に軸支されている。コンプレッ
ションリンク13の一端はリンク機構の内側リンク12
の略中間に、他端は本体フレーム10の下端に、各々回
動可能に軸支されている。
【0016】14は、昇降台16を昇降させるためのブ
レーキ付ギヤーモートルであり、本体フレーム10の上
部に設けられている。ブレーキ付ギヤーモートル14の
作用による昇降台16の上下動により、リンク機構が変
形し、これにより、1対の左右のアーム1、1が縮閉ま
たは拡開の動作を行う。15はブレーキ付ギヤーモート
ル14のトルクリミッター、27はアーム1の開閉リミ
ットスイッチ、23はアーム1に対する吊荷の掴み検出
近接スイッチ、そして、24はそのタッチセンサであ
る。
【0017】アーム1の各々には、押え板3が配設され
ている。押え板3の各々は、ブレーキ付きギヤーモート
ル4およびアクションジャッキ6の作用によりアーム1
の上端部から下端部まで昇降可能となっており、吊荷2
の上面を押圧するようになっている。なお、アーム1の
各押え板3の動作は、電気的に同調するようになってい
る。5はギヤーモートル4のトルクリミッターである。
【0018】押え板3の各々には、油圧シリンダー7が
取り付けられている。この油圧シリンダー7は、図2に
示すように、押え板3と爪9との間に吊荷2を挟持した
状態とした後、更に吊荷2を加圧して挟持力を高める押
え力増強機構としての作用を有している。油圧シリンダ
ー7の作動機能は、図示しないが、作動開始点は、在荷
検出リミットスイッチによって制御するようになってい
る。このような押え部材3、7の作用により、吊荷2は
確実にその端部で挟持され、比較的剛性の小さい吊荷で
も有効である。また、床面が傾斜面の場合等吊荷2が傾
斜していても、爪9と押え部材3、7との作用で吸収で
きるものである。なお、爪9を先行技術1のように突出
・収納自在とすれば、吊荷2とアーム1との間隔を狭く
設定することができ、爪9を吊荷2の下部に挿入する際
の触れ幅が小さくなり、吊荷の置き場が小さくなり、吊
荷置き場効率が高まる。
【0019】〔実施例3〕図4はこの発明の吊具の実施
例3を示す平面図、図5は側面図である。本実施例は、
請求項2の発明に係るものである。図面に示すように、
この発明の吊具は、フレーム17の上部に設けられたシ
ャクルプレート22によって、図示しないクレーンが備
えるイカリ型フック28に掛止されている。フレーム1
7には、開閉可能な本体フレーム10、10が鉛直に設
けられている。
【0020】本体フレーム10、10のフレーム17に
対する開閉は、フレーム17上にブレーキ付ギヤーモー
トル18およびトルクリミッター19を設け、フレーム
17中に駆動伝達機能を設けて、本体フレーム10、1
0を平行移動させて開閉可能とし、吊荷2の幅または長
さに合わせた調整が可能となっている。これにより、シ
ート梱包材等の薄鋼板束のようなシート状の吊荷の長さ
に対して対応が可能となる。20は本体フレーム10の
開閉リミットスイッチである。表示灯25は、吊荷掴み
検出灯、そして、表示灯26は、在荷検出灯である。
【0021】本体フレーム10、10の各々の下部に
は、左右1対をなしたアーム1が、各々リンク機構を介
して開閉可能に配設され、アーム1は合計2対、4本と
なっている。このリンク機構は、外側リンク11、内側
リンク12およびコンプレッションリンク13からなっ
ている。外側リンク11および内側リンク12の上端
は、本体フレーム10に上下動可能に設けられた昇降台
16に回動可能に軸支され、その下端はアーム1の上端
に回動可能に軸支されている。コンプレッションリンク
13の一端はリンク機構の内側リンク12の略中間に、
他端は本体フレーム10の下端に、各々回動可能に軸支
されている。
【0022】14は、昇降台16を昇降させるためのブ
レーキ付ギヤーモートルであり、本体フレーム10の上
部に設けられている。ブレーキ付ギヤーモートル14の
作用による昇降台16の上下動により、リンク機構が変
形し、これにより、1対の左右のアーム1、1が縮閉ま
たは拡開の動作を行う。なお、このアーム1(1対)と
アーム1(1対)とは同調して開閉するようになってい
る。15はブレーキ付ギヤーモートル14のトルクリミ
ッター、27はアーム1の開閉リミットスイッチ、23
はアーム1に対する吊荷の掴み検出近接スイッチ、そし
て、24はそのタッチセンサである。
【0023】アーム1の各々には、押え板3が配設され
ている。押え板3の各々は、ブレーキ付きギヤーモート
ル4およびアクションジャッキ6の作用によりアーム1
の上端部から下端部まで昇降可能となっており、吊荷2
の上面を押圧するようになっている。なお、4本のアー
ム1の各押え板3の動作は、電気的に同調するようにな
っている。5はギヤーモートル4のトルクリミッターで
ある。
【0024】押え板3の各々には、油圧シリンダー7が
取り付けられている。この油圧シリンダー7は、図4に
示すように、押え板3と爪9との間に吊荷2を挟持した
状態とした後、更に吊荷2を加圧して挟持力を高める押
え力増強機構としての作用を有している。油圧シリンダ
ー7の作動機能は、図示しないが、作動開始点は、在荷
検出圧力スイッチ8によって制御するようになってい
る。このような押え部材3、7の作用により、吊荷2は
確実にその端部で挟持され、比較的剛性の小さい吊荷で
も有効である。また、床面が傾斜面の場合等吊荷2が傾
斜していても、爪9と押え部材3、7との作用で吸収で
きるものである。なお、爪9を先行技術1のように突出
・収納自在とすれば、吊荷2とアーム1との間隔を狭く
設定することができ、爪9を吊荷2の下部に挿入する際
の触れ幅が小さくなり、吊荷の置き場が小さくなり、吊
荷置き場効率が高まる。
【0025】次に、本実施例において、吊荷を吊り上げ
る荷揚げ作業の作業工程を説明する。まず、クレーン
(図示せず)によって吊具をシート梱包材の吊荷2の上
方に位置させる。なお、吊荷2は木製の縦スキッド2
9、その下部に横スキッド30を配置し、横スキッド3
0の位置を吊り点として4点で吊り上げる。
【0026】次いで、吊荷2の長さ方向位置合わせおよ
び幅方向位置合わせを実施する。長さ方向位置合わせ
は、フレーム17内の駆動伝達機能を作動させ、本体フ
レーム10と10とを互いに反対方向に均等にスライド
させることにより、アーム1(1対)とアーム1(1
対)とを、吊荷2の吊り点(横スキッド30)に向けて
左右対称に移動させることにより行う。
【0027】吊荷2の幅方向位置合わせは、アーム1
(1対)を他のアーム1(1対)とともに、各々リンク
機構によって開閉させることにより行う。また、リンク
機構による開閉は、吊荷2の高さの位置合わせも兼ねて
いる。
【0028】位置合わせ完了後、クレーンによってアー
ム1の各々を吊荷2の横スキッド30、30間で停止さ
せてそれぞれのアーム1の爪9の各々を前記横スキッド
30、30間に位置させ、次いで、アーム1(2対)を
閉じることで吊荷2の下部(縦スキッド29の下部)に
爪9を挿入しアーム1の各々で挟む。なお、吊荷2が、
積み重ねあるいは床面状況等により傾斜している場合に
は、アーム1の爪9が吊荷2の下部に入らない状況があ
るので、クレーンによって吊具を横スキッド30の下限
のアーム1の爪9に合わせ、押え板3によって吊荷2を
傾斜分押し付けて吊具全体を傾斜状態となし、これによ
り4本の爪9を吊荷2の横スキッド30(吊荷2の底
面)と平行とし、挿入可能とする。
【0029】このようにして吊荷2の長さ、幅および高
さの位置決めが完了したら、次に、吊荷2をアーム1
(2対)で挟んだ状態で、押え板3を押え方向(下方)
に押しつける。これにより吊荷2が拘束される。
【0030】次いで、油圧シリンダー7を加圧すること
により、吊荷2はより強く拘束され、吊荷2の落下防止
作用が強固になる。次いで、クレーンによって吊荷2を
確保した吊具を吊り上げ、搬送する。以上で荷揚げが終
了する。荷降ろしの場合は、逆の手順となる。
【0031】〔実施例4〕実施例4として、図6〜図8
を示す。実施例3と異なる点のみ説明する。実施例4に
おいては、昇降台16と外側リンク11の取付け状態を
変更している。押え板3の昇降を簡便にし、トルクリミ
ッター5を削除した。また、タッチセンサ24に代え
て、掴み緩衝板32とした。更に、実施例3のイカリフ
ック28に代えて、C型フック28に変更したので、合
わせてシャクルプレート22の形状を変えている。ま
た、遠隔操作可能な操作盤を備えている。
【0032】以上のように、吊荷は端部のみの挟持なの
で、先行技術2および3のように、吊荷の中央部を押さ
えることによる吊荷の落下事故の発生もない。また、床
面の若干の傾斜、凹凸等による吊荷の傾斜にも対応でき
る。このように、アームは各々平行移動および上下動可
能であり、正方形状、長方形状を始めとし、底面形状の
みがほぼフラットのものであれば、押え部材により確実
に固定できるので、安定した運搬が可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の吊具に
よれば、下記の工業上有用な効果がもたらされる。 下端に爪を有するアームに押え部材を取り付け、ア
ームの位置(吊荷端部)で吊荷を挟持するので、アーム
1本でもコイル状部材のような吊荷を搬送可能であり、
また、アームをリンク機構により1対に構成して開閉可
能とすることにより、吊荷中央部を押さえる従来技術の
ように、搭載した吊荷が撓んで変形したり、重心のバラ
ンスが崩れたりせず、従って、作業中に吊荷が落下する
ことがなく、安全性および作業効率に優れており、コイ
ル状吊荷のような吊荷に特に有効である。 リンク機構により1対に構成したアームを2つ各々
開閉可能に設けることにより、シート梱包材等の薄鋼板
束のようなシート状の吊荷を始めとして、長さ、幅およ
び高さが多種多様な種々の吊荷に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の吊具の実施例1を示す正面図であ
る。
【図2】アームの一部拡大断面図である。
【図3】この発明の吊具の実施例2を示す正面図であ
る。
【図4】この発明の吊具の実施例3を示す平面図であ
る。
【図5】この発明の吊具の実施例3を示す側面図であ
る。
【図6】この発明の吊具の実施例4を示す正面図であ
る。
【図7】この発明の吊具の実施例4を示す側面図であ
る。
【図8】この発明の吊具の実施例4を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1:アーム 2:吊荷 2a:コイル状吊荷 3:押え板 4:ブレーキ付きギヤーモートル 5:トルクリミッター 6:アクションジャッキ 7:油圧シリンダー 8:在荷検出圧力スイッチ 9:爪 10:本体フレーム 11:外側リンク 12:内側リンク 13:コンプレッションリンク 14:ブレーキ付ギヤーモートル 15:トルクリミッター 16:昇降台 17:フレーム 18:ブレーキ付ギヤーモートル 19:トルクリミッター 20:本体フレームの開閉リミットスイッチ 21:電源中継ボックス 22:シャクルプレート 23:吊荷の掴み検出近接スイッチ 24:タッチセンサ 25:表示灯(吊荷掴み検出灯) 26:表示灯(在荷検出灯) 27:アームの開閉リミットスイッチ 28:フック 29:縦スキッド 30:横スキッド 31:ワイヤー 32:掴み緩衝板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚本 裕三 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 小畑 吉則 広島県福山市鋼管町1番地 福山梱包工業 株式会社内 (72)発明者 熊井 幸治 広島県福山市鋼管町1番地 福山梱包工業 株式会社内 (72)発明者 平井 治雄 広島県福山市東手城町二丁目14番5号 ス ガナミ物産株式会社内 (72)発明者 谷井 由明 広島県福山市東手城町二丁目14番5号 ス ガナミ物産株式会社内 (72)発明者 白須 克典 広島県福山市箕沖町105番地の9号 株式 会社スガナミ製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に爪を有する少なくとも1本のアー
    ムと、前記アームの前記爪よりも上方の位置に設けられ
    た、前記爪の上面に搭載した吊荷を上部から押えるため
    の昇降可能な押え部材とからなり、前記押え部材は前記
    吊荷の押え力を強化するための押え力増強機構を備える
    ことを特徴とする吊具。
  2. 【請求項2】 相対する開閉移動する1対の前記アーム
    を支持フレームに取り付け、前記支持フレームを相対す
    る開閉移動可能に設けたことを特徴とする請求項1記載
    の吊具。
JP33061494A 1994-12-07 1994-12-07 吊 具 Pending JPH08157179A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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