JP2020015608A - 吊り具 - Google Patents

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嘉彦 今橋
Yoshihiko Imahashi
嘉彦 今橋
久徳 大金
Hisatoku Okane
久徳 大金
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【課題】 平積みされている複数枚の板材のうちの任意の枚数の板材を短時間で効率よく移送することができ、また、様々なサイズの板材の移送に対応することが可能な吊り具を提供する。【解決手段】 移動式クレーンのフックが係合する係合部を備えた第1基部10と、該第1基部10より下側に位置する第2基部20と、該第1基部10に対して該第2基部20が上下動するようにこれらを連結すると共に、該上下動に応じて移送対象のALCパネル等の板材の端面を把持及び解放する把持アームを有する2組のパンタグラフ機構30、130と、該移送対象となる板材の上面に当接する当接部40とからなる吊り具であって、該当接部40はその上下方向の位置を調整するスクリュージャッキ等の昇降機構50を介して該第2基部20に取り付けられている。【選択図】 図2

Description

本発明は、ALCパネル等の板材の搬送用吊り具に関する。
ALCパネル等の板材を工場から出荷したり工場内で移動させたりする際、例えばテーブルリフターやパレット上に平積みされた複数枚の板材の一部又は全部を持ち上げて移送し、別の場所に載置する作業が必要となる。このように1又は複数枚の板材を移送する場合は、移動式クレーンやフォークリフト等の搬送用重機を使用することが一般的である。
従来、クレーンにて板材を移送する際は、特許文献1に記載のように短辺両端の下隅にL字状の専用吊り金具を当て、該吊り金具に繋いだワイヤーを好適には吊り天秤を介してクレーンで吊り上げる玉掛け作業が必要であった。しかしながら、平積みされた複数の板材のうちの一部を移送する場合は、板材の間に上記吊り金具を入れなければならないので、該一部の板材の短辺両端を持ち上げるか、該一部の板材を水平方向に動かして短辺両端を他の板材から水平方向にずれた状態にする必要があった。
平積みされた複数の板材のうち最上部の1枚だけを移送させる場合や、複数の板材を移送する場合であっても短尺品であれば、当該板材を人手で持ち上げたり水平方向にずらしたりすることは比較的容易であるが、作業に手間がかかるうえ手作業を要するので危険を伴う。また、長尺品になると数センチ程度動かすことすら容易でなく危険性が増す。上記の作業負担を軽減すると共に安全性を高めるため、工場内の板材置き場において移動式クレーンを広範囲に亘って移動できるようにするか、又は移動式クレーンの数を増やすことで対処することが考えられるがこの場合は広い作業場所の確保が必要になるうえ、運用費用等のコストがかかるので現実的ではない。更に、上記したような従来の吊り金具では玉掛け作業者が2名必要となり、クレーン操縦者をあわせると少なくとも3名体制になる。
特開2011−126642号公報
本発明は上記した従来の吊り具が抱える問題点に鑑みてなされたものであり、平積みされている複数枚の板材のうちの任意の枚数の板材を短時間で効率よく移送することができ、また、様々なサイズの板材の移送に対応することが可能な吊り具を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明に係る吊り具は、移動式クレーンのフックが係合する係合部を備えた第1基部と、該第1基部より下側に位置する第2基部と、該第1基部に対して該第2基部が上下動するようにこれらを連結すると共に、該上下動に応じて移送対象の板材の端面を把持及び解放する把持アームを有する2組のパンタグラフ機構と、該移送対象となる板材の上面に当接する当接部とからなる吊り具であって、前記当接部はその上下方向の位置を調整する昇降機構を介して前記第2基部に取り付けられていることを特徴としている。
本発明によれば、平積みされている複数の板材のうちの任意の枚数の板材の移送作業を省力化及び省人化することができるうえ、様々なサイズの板材の移送に対応することができる。
本発明の一具体例の吊り具の(a)正面図及び(b)側面図である。 図1の吊り具の斜視図である。 図1の吊り具が有する昇降機構の斜視図である。 図1の吊り具が有するロック機構の正面図である。 図4のロック機構の作動態様を示す正面図である。 図1の吊り具が有するパンタグラフ機構の作動態様を示す正面図である。
以下、本発明に係る板材の搬送用吊り具の一具体例について図面を参照しながら説明する。図1及び図2に示すように、本発明の一具体例の吊り具は、平積みされた複数のALCパネル等の板材のうちの最上部の1枚又は最上部から複数枚までを掴み上げて移送することが可能な装置であり、移動式クレーンのフックが係合する係合部11を備えた第1基部10と、該第1基部10より下側に位置する第2基部20と、該第1基部10に対して該第2基部20が上下動するようにこれらを連結すると共に、その上下動に応じて移送対象となる板材の端面を把持及び解放する把持アームを有する2組のパンタグラフ機構30、130と、該移送対象の板材のうちの最上面に当接する当接部40とからなり、該当接部40はその上下方向の位置を調整する昇降機構50を介して該第2基部20に取り付けられている。
より具体的に説明すると、上記の第1基部10は例えば長さ500〜1000mm程度の好適には四角柱からなる金属製棒状部材で形成されており、その長手方向の略中央部分に好適には金属丸棒を略U字状に湾曲させた形状の係合部11が溶接により取り付けられている。この第1基部10より下方に位置する第2基部20は、水平方向に互いに離間し且つ該第1基部10に平行に延在する好適には該第1基部10とほぼ同じ長さの四角柱からなる1対の金属製棒状部材21と、これらを互いに接続する金属製の接続部材22とで構成されている。
上記の第2基部20を上記の第1基部10に対して上下動させるべく、該第1基部10と第2基部20とは2組のパンタグラフ機構30、130によって連結されている。これら2組のパンタグラフ機構30、130は互いにほぼ同じ構造を有しているので、以降は簡単のため特にことわらない限り図1(b)の紙面左側のパンタグラフ機構30について説明する。
パンタグラフ機構30は、上端部が該第1基部10の端部に回動自在に取り付けられている左右1対の上部リンク31と、それらの下端部にそれぞれ上端部が回動自在に接続する1対の下部リンク32とからなる。該1対の下部リンク32は略X字状に交差しており、更に該交差部分よりも下側に位置する屈曲部において、上記第2基部20の1対の棒状部材21の端部にそれぞれ回動可能に取り付けられている。
かかる構造により、上記の1対の上部リンク31及び1対の下部リンク32はいわゆる下部交差型パンタグラフ機構を構成している。また、該1対の下部リンク32の下端部には下方に延在する1対の把持アーム33が設けられており、パンタグラフ機構30の伸縮に応じてこれら1対の把持アーム33はALCパネルを両側から把持できるようになっている。すなわち、上記パンタグラフ機構30が収縮する時は該1対の把持アーム33は板材を解放する位置に移動し、該パンタグラフ機構30が伸長する時は該1対の把持アーム33は板材を把持する位置に移動する。
なお、上記1対の把持アーム33の各々は、もう一方のパンタグラフ機構130の同じ側の把持アーム133と協働して、ALCパネルの長辺端面に当接するグラブとも称する1枚の板状の把持部33aを支持している。この把持部33aは、ALCパネルの長辺端面に面で当接できるように、水平方向に対して斜め上下に揺動自在に支持されているのが好ましい。また、該把持部33aの当接面には、把持した板材の破損防止や滑り防止のためゴム板等の可撓性部材が貼り付けられているのが好ましい。
上記の第2基部20の1対の棒状部材21には、各々の長手方向中央部から均等な位置に上記の接続部材22のほか2枚の板状部材23が架け渡されており、それぞれ板状部材23の長手方向中央部に貫通孔が設けられている。更に、上記第1基部10において該2箇所の貫通孔に鉛直方向でそれぞれ対応する2箇所にも貫通孔が設けられている。また、上記当接部40は、板材の表面に面で当接する当接板41と、該当接板41の該当接面とは反対側の裏面側に立設する2本の支持棒42とからなり、これら2本の支持棒42の各々が上記した第1基部10及び板状部材23の鉛直方向に対応する2つの貫通孔に挿通されている。これにより、該第2基部20よりも下方に突出する該当接板41をその当接面を真下に向けたまま上下方向に移動させることができる。
上記の第2基部20の1対の棒状部材21には、更に1枚の板状基台24が架け渡されており、該板状基台24の上に上記した当接板41の位置を上下方向に調整する昇降機構50が設けられている。この昇降機構50の構造は、第2基部20よりも下方に突出する当接板41の位置を位置決めできるものであれば特に限定はないが、図3に示すように鉛直方向に延在するねじ軸をウォームホイールを介してウォームギアで上下動させる構造のスクリュージャッキが好ましい。
すなわち、当接板41の上記当接面とは反対側の裏面に、ねじ軸51をその軸方向が鉛直方向を向くように且つ回動自在に立設し、これに螺合するウォームホイール及び該ウォームホイールに螺合するウォームギアを収容するギアボックス52を上記板状基台24の上に固定すればよい。これにより該ギアボックス52から突出するウォームギアのシャフト52aを回転することで当接板41が第2基部20から突出する距離を自在に調整することができる。
これにより、移送対象となる板材の幅と厚みの情報に基づいて当接板41の上下方向の位置を予め調整しておくことで、任意の枚数の板材を掴み上げることができる。すなわち、少ない枚数の板材を移送するときは第2基部20からの当接板41の突出距離が短くなるように調整し、多い枚数の板材を移送するときは第2基部20からの当接板41の突出距離が長くなるように調整すればよい。この場合、当接板41が第2基部20から突出する距離が同じであっても、板材の厚さや幅が変わると一度に吊り上げることができる枚数が増減する。
すなわち、当接板41が第2基部20から突出する距離が同じであっても、幅が狭い板材の場合は幅の広い板材よりも一度に多くの枚数を吊り上げることができ、また、薄い板材の場合は厚い板材よりも一度に多くの枚数を吊り上げることができる。なお、第2基部20に対して相対的に上下移動する昇降機構50のねじ軸51や当接部40の支持棒42の表面、又は該当接板41に別途設けた棒状部材等の表面上において、第2基部20上の所定の基準点が吊り上げる枚数に応じてそれぞれ指し示す位置に刻印等によりマーキングしておくのが好ましい。これにより吊り上げる板材の枚数の調整が容易になる。
本発明の一具体例の吊り具は、パンタグラフ機構30、130の伸縮を制限するロック機構60が設けられている。このロック機構60は、図4に示すように、第1基部10の長手方向の略中央部分において下方に突出するようにして設けられた固定プレート61と、該固定プレート61の表面側に回動軸62を介して回動自在に取り付けられているフック63と、該固定プレート61に対して上下方向に往復動すると共に該固定プレート61上に設けられたバネ等の付勢部材64によって固定プレート61に対して下方に向けて付勢されている従動プレート65と、該従動プレート65に可撓性部材を介して取り付けられており、図4の一点鎖線で示すように左右に揺動自在な棒状の誘動部66とから主に構成されている。
各部材について具体的に説明すると、フック63は回動軸62との軸支部63aと、該軸支部63aから下方に延在して先端部において屈曲する係合部63bとからなり、該係合部63bにおいて上記の係止部25の下側に係合するようになっている。また、軸支部63aの下側には、1つの山部とその両側の2つの谷部とからなる略M字状の切欠部63dが形成されており、ここに上記誘動部66の上端部が係合するようになっている。更にフック63には、後述する従動プレート65のガイド溝65a、65bに係合するピン63cが裏面側に突出するようにして設けられている。
上記従動プレート65はその下端部が上記第2基部20の例えば1対の棒状部材21に架け渡された棒状の係止部25に当接するように屈曲している。また、該従動プレート65には、上記したフック63のピン63cをガイドする下側が開口した2列の互いに平行なガイド溝65a、65bが形成されている。更に該従動プレート65には、フック63用の回動軸62を上下方向にガイドする縦長の長孔65cが設けられている。
かかる構造により、ロック状態にある吊り具を積層状態にある板材の真上から徐々に降下させた時、最初に当接板41が板材の最上部の上面に当接するので第2基部20の降下が停止する。そのまま吊り具の降下を続けると、第1基部10と第2基部20の距離が近づくので、図5(a)に示すように、第1基部10に取り付けられているロック機構60の従動プレート65の下端部が前述したように第2基部の係止部25に当接する。更にそのまま吊り具の降下を続けると、従動プレート65は停止状態にあるのに対して固定プレート61は付勢部材64の付勢力に逆らって第1基部10の降下に伴って降下する。
その結果、フック63の上記切欠部63dの山部の右側に対向している上記誘動部66の上端部が該山部の右側の傾斜面に沿って摺動した後、図5(b)に示すように、該切欠部63dの右側の谷部に当接して白矢印で示すようにフック63に反時計回りのモーメントを生じさせると共に、フック63の裏側のピン63cが従動プレート65の左側のガイド溝65aから抜け出る方向に移動する。更に固定プレート61が降下してフック63の裏側のピン63cがガイド溝65aから抜け出ると、図5(c)に示すように、上記モーメントによってフック63はそのピン63cが右側のガイド溝65bの入口に当接するまで反時計回りに回動する。これにより、ロックが外れた状態になる。
この状態で吊り具を上昇させると、付勢部材64によって従動プレート65は下側に付勢されているので、従動プレート65は停止したままの状態で先ず固定プレート61が第1基部10の上昇に伴って上昇する。その結果、フック63のピン63cが従動プレート65の右側のガイド溝65bに入り込んでいくと共に、誘動部66はその可撓性部材の働きによって長手方向が鉛直方向を向くように付勢されているので、その上端部が切欠部63dの山部の右側の傾斜面に沿って山部の頂上に向かう。
更に吊り具を上昇させると、誘動部66の上端部と切欠部63dの山部との係合が外れるので、図5(d)に示すように、誘動部66はその長手方向が鉛直方向を向くと共に、従動プレート65の下部部が第2基部20の係止部25から離れる。これによりアンロック状態が保持される。このように吊り具を板材の上に載せるだけでロック状態からアンロック状態に移行させることができる。
上記のアンロック状態からロック状態に移行させるのは基本的には上記の逆の動作によって行われる。この場合、上記のアンロック状態では誘動部66の上端部は切欠部63dの山部の左側の斜面に対向しているので、誘動部66の上端部がフック63に係合する時は、山部の左側の傾斜面を摺動して図5(e)に示すように切欠部63dの左側の谷部に当接するので、白矢印で示すようにフック63には誘動部66によって時計回りのモーメントが生じることになる。
本発明の吊り具は、床面状のパレットやテーブルリフターなどの上に平積みされた複数枚のALCパネル等の板材のうち、最上部の1枚又は最上部から複数枚までを把持アーム33の把持部33aで両端面から挟み込んで掴み上げるに際して、上記平積みされた板材の真上から単に吊り具を降下させて当接部40を最上部の板材に当接させた後、該吊り具を引き上げるだけでよい。更にこの掴み上げた1又は複数枚の板材は、所定の場所まで移送された後、単に吊り具を降下させて板材をパレット等の上に載置した後、該吊り具を引き上げるだけで床面上のパレット等の上に該移送した板材を載置することができる。
図6を参照しながら具体的に説明すると、板材を掴んで移送する前の待機段階では、図6(a)に示すようにパンタグラフ機構30、130は収縮状態にあるので把持アーム33、143はハの字状に開いている。この時、前述したロック機構60(図6には図示せず)はロック状態にある。次に、移動式クレーンを起動させて吊り具を上昇させ、図6(b)に示すように平積みされている板材Pの真上に移動させる。前述したようにロック機構60はロック状態にあるので吊り上げた際にパンタグラフ機構30、130が伸長することはない。
次に図6(c)に示すように吊り具の荷重が当接板41を介して板材の最上部の表面にかかるように吊り具を降下させる。これにより吊り具のパンタグラフ機構30の伸長を制限するロック機構60のフック63が係止部25から外れ、ロックが解除される。なお、図6(c)において当接板41が第2基部20の下側から突出する距離は、板材Pの幅及び厚みに基づいて予め昇降機構50(図6には図示せず)で調整されており(図6では3枚だけ掴み上げるように調整されている)、把持アーム33、143の先端部の把持部33aは、平積みされている複数のALCパネル等の板材のうち掴み上げられる一部の板材の端面に対向する。
次に図6(d)〜(f)に示すようにロック機構60のロックが解除された状態で吊り具を吊り上げることで、パンタグラフ機構30、130が伸長すると共に把持アーム33、143の把持部33aが板材を端面から挟み込む。これにより所定の枚数の板材だけを持ち上げて移送することが可能となる。
上記板材を指定の場所まで移送した後は、図6(g)〜(i)に示すように吊り具を降下させて板材を床面やパレット等の上に載置する。これによりパンタグラフ機構30、130が縮むことで把持アーム33、143が開き、板材が解放される。更に吊り具を降下させて、吊り具の荷重が当接板41を介して板材の最上部の表面にかかるようにする。これによりロック機構60のフック63が係止部25に掛かりロック状態となる。このようにロック機構60がロック状態になることにより、パンタグラフ機構30、130の伸長が制限されるので図6(j)に示すように吊り具を上昇させ、把持アーム33、143が開いた状態で吊り具を移動させ、次の板材の移送作業までこの状態で待機させることが可能になる。
このように本発明の一具体例の吊り具を用いることで簡単な調整により多種多様の製品に対応でき、平積みされた複数の板材のうち、最上部から制限荷重内の任意の枚数の板材を落下させることなく且つ板材を傷つけることなく容易に移送することができる。これにより重量物の運搬作業の負担を軽減することができるうえ、作業効率を高めることができる。具体的には、既存の吊り具ではクレーン操縦者1名及び吊り具誘導者2名の3名体制が必要であるのに対して、本発明の一具体例の吊り具では、クレーン操縦者1名及び吊り具誘導者1名の2名で済ませることができる。
10 第1基部
11 係合部
20 第2基部
21 棒状部材
22 接続部材
23 板状部材
24 板状基台
25 係止部
30、130 パンタグラフ機構
31、131 上部リンク
32、132 下部リンク
33、133 把持アーム
33a 把持部
40 当接部
41 当接板
42 支持棒
50 昇降機構
51 ねじ軸
52 ギアボックス
52a シャフト
60 ロック機構
61 固定プレート
62 回動軸
63 フック
64 付勢部材
65 従動プレート
66 誘動部
P 板材

Claims (2)

  1. 移動式クレーンのフックが係合する係合部を備えた第1基部と、該第1基部より下側に位置する第2基部と、該第1基部に対して該第2基部が上下動するようにこれらを連結すると共に、該上下動に応じて移送対象の板材の端面を把持及び解放する把持アームを有する2組のパンタグラフ機構と、該移送対象となる板材の上面に当接する当接部とからなる吊り具であって、前記当接部はその上下方向の位置を調整する昇降機構を介して前記第2基部に取り付けられていることを特徴とする吊り具。
  2. 前記昇降機構が前記当接部から上方に延在する螺刻されたねじ軸及びこれにウォームホイールを介して螺合するウォームギアからなることを特徴とする、請求項目1に記載の吊り具。
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