JP5257678B2 - 昇降キャレッジの落下防止具 - Google Patents
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このような場合、従来では、キャレッジの下面とそのキャレッジの下方に位置する他物との間にパイプ材などの棒状体を配置して、その棒状体によりつっかい棒をしてキャレッジの落下を防止していたのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
さらに、上方が開口する一対の受け部材は、上方側ほど外側へ広がる構成であるため、被受け部に対する案内効果も期待でき、受け部に対して被受け部を所定の位置に確実に位置させることができるとともに、例えば、キャレッジを所定の高さに停止させた後に、そのキャレッジの下面に受け部を挿入する場合においては、上方側ほど外側へ広がる一対の受け部材の一方を被受け部の下方へ容易に挿入することができる。
そして、その棒状体の下端部には他物に当接するベース部が連設されているので、ベース部によるキャレッジ荷重の支持も確実となり、その結果、キャレッジを確実に支持して、キャレッジの落下を確実に防止することができる。
そして、その棒状体のオフセット方向は、一対の受け部材の対向方向であるため、上述したように、キャレッジを所定の高さに停止させた後にキャレッジの下面に受け部を挿入する場合、一対の受け部材の一方を被受け部の下方へ挿入し、そのまま、ベース部を障害物側へ移動させるだけで棒状体をほぼ鉛直姿勢に維持することができ、きわめて合理的な操作でキャレッジの確実な支持が可能となる。
本発明による落下防止具の使用対象となる昇降キャレッジとしては、例えば、スタッカークレーンにおけるキャレッジがある。
まず、そのスタッカークレーンについて説明するが、便宜上、スタッカークレーンの走行方向を前後方向と称し、その前後方向に直行する方向を横幅方向と称して説明する。
走行台車3には、走行レール2上を転動する駆動走行輪6と従動走行輪7が設けられ、走行用駆動モータ8により駆動走行輪6を正逆方向に回転駆動することによって、走行台車3が、走行レール2に沿って前後方向に走行するように構成され、走行台車3に設けられた複数の下方ガイドローラ9が走行レール2の側面に当接することによって、スタッカークレーン1の下方における横揺れを規制するように構成されている。
この一対の昇降用マスト4に沿って昇降するキャレッジ5は、前後方向に位置する一対の昇降枠13と、横幅方向に位置する一対のキャレッジ枠14などを備え、前後一対の昇降枠13が横方向一対のキャレッジ枠14により連結されて構成され、各昇降枠13には、昇降用マスト4の側面に当接して回転する複数の昇降用ガイドローラ15が設けられている。
すなわち、前方側の昇降用チェーン16Fは、その一端が前方側に位置する昇降枠13の上部側に連結され、上部フレーム10に設けられた複数の上部スプロケット17に巻き掛けられて下方に垂下され、案内スプロケット18と駆動スプロケット19を経て複数の下部スプロケット20に巻き掛けられて上方に延出され、その他端が前方側に位置する昇降枠13の下部側に連結されてループ状に構成されている。
同様に、後方側の昇降用チェーン16Rは、その一端が後方側に位置する昇降枠13の上部側に連結され、上部フレーム10に設けられた単一の上部スプロケット17に巻き掛けられて下方に垂下され、案内スプロケット18と駆動スプロケット19を経て複数の下部スプロケット20に巻き掛けられて上方に延出され、その他端が後方側に位置する昇降枠13の下部側に連結されてループ状に構成されている。
この昇降可能なキャレッジ5のキャレッジ枠14上には、横幅方向に伸縮するフォーク装置22が設けられ、スタッカークレーン1が図外の収納棚に沿って前後方向に走行移動し、かつ、キャレッジ5が上下方向に昇降移動するとともに、フォーク装置22が伸縮して、収納棚に対して各種の物品を移載するように構成されている。
なお、図1においては、後述する落下防止具23の使用状態を解り易くするために、フォーク装置22を仮想線で示している。
そのために使用されるのが落下防止具23で、図4に示すように、棒状体としての金属製の角パイプ材24を備え、その角パイプ材24の上端部には、キャレッジ5の下面を受け止めて支持する受け部25が連設されている。その受け部25は、上方が開口して上方側ほど外側へ広がる断面形状が逆ハの字状の金属製の板状体からなる一対の受け部材26を備えて構成されている。
そして、角パイプ材24の下端部には、平面視において矩形(長方形または正方形)の金属製の板状体からなるベース部27が連設されていて、角パイプ材24が、矩形のベース部27の中心から一対の受け部材26の対向方向にオフセットした位置に連設されている。
その状態で、ベース部27のうち角パイプ材24がオフセットした側を走行レール2側に向けて、図5の(a)において実線で示すように、一対の受け部材26の一方をキャレッジ枠14の下方から挿入し、仮想線で示すように、ベース部27を走行レール2側に近づけて、角パイプ材24が鉛直になるように配置する。
それによって、図5の(b)に示すように、角パイプ材24上端の一対の受け部材26がキャレッジ枠14(キャレッジ下面における被受け部に相当する)を挟んだ状態で、角パイプ材24がキャレッジ5の下面と床面G(他物に相当する)との間に配置されてキャレッジ5を下方から支持し、キャレッジ5の落下を防止することになる。
いずれにせよ、一対の受け部材26がキャレッジ枠14を両側から挟み、かつ、矩形のベース部27が床面Gに当接した状態で、角パイプ材24がキャレッジ5を下方から確実に支持してキャレッジ5の落下を防止することになるので、昇降用チェーン16F,16Rの交換作業やメンテナンス作業を安全かつ容易に行うことができる。
(1)先の実施形態では、棒状体として一定長さ(例えば、1600mm程度)の角パイプ材24を使用した例を示したが、棒状体をその長手方向に伸縮固定自在に構成して実施することもできる。
その別の実施形態を図6に基づいて説明するが、重複説明を避けるため、先の実施形態と同じ構成については、同じ符号を付すことにより説明を省略し、主として先の実施形態と異なる構成について説明する。
そして、下方角パイプ材24aにピン挿入用の孔28aをひとつ穿設し、上方角パイプ材24bの長手方向に沿ってピン挿入用の孔28bを複数穿設し、下方角パイプ材24a側の孔28aと上方角パイプ24b側のいずれかひとつの孔28bとにわたって固定用のピン29を挿通することにより、両角パイプ材24a,24b全体が、その長手方向に伸縮固定自在となるように構成することもできる。
なお、固定用のピン29については、紛失を避けるために、例えば、チェーン30などによって下方角パイプ材24aなどに取り付けておくのが好ましい。
いずれにせよ、キャレッジ5の下面において、下方へ突出する部材を一対の受け部材26により挟んで受け止めるように構成すればよい。
また、ベース部27が他物としての床面Gに当接する例を示したが、床面以外にも、例えば、走行台車3の上面にベース部27が当接するように構成することもでき、さらに、キャレッジの一例として、スタッカークレーン1におけるキャレッジ5を示したが、スタッカークレーン1におけるキャレッジ以外にも、各種の装置におけるキャレッジに適用することができる。
また、受け部25の受け部材26を金属製の板状体により構成した例を示したが、受け部材26を金属製の棒材により構成することも、また、ベース部27を金属製の板状体により矩形にした例を示したが、金属製の板状体により円形や楕円形などにして実施することもできる。
さらに、受け部25の上面やベース部27の下面に摩擦抵抗の大きなゴム材などを貼着して実施することもできる。
14 被受け部
23 落下防止具
24 棒状体
25 受け部
26 一対の受け部材
27 ベース部
G 他物
Claims (3)
- 昇降可能なキャレッジの下面とそのキャレッジの下方に位置する他物との間に棒状体を配置し、その棒状体により前記キャレッジを下方から支持して落下を防止する昇降キャレッジの落下防止具であって、
前記棒状体の上端部に前記キャレッジの下面を受け止めて支持する受け部が連設され、その受け部が、前記キャレッジ下面における被受け部を挟んで受け止めるように、上方が開口して上方側ほど外側へ広がる一対の受け部材を備え、前記棒状体の下端部に前記他物に当接するベース部が連設され、
前記棒状体が、前記キャレッジの下方に挿入又は引抜き操作されることにより、前記受け部及び前記ベース部と一体的に着脱自在に構成されている昇降キャレッジの落下防止具。 - 前記ベース部が、平面視において矩形の板状体により形成され、且つ、前記矩形の板状体の長手方向が前記受け部における前記一対の受け部材の並び方向と直交する状態で前記棒状体に連設され、
前記キャレッジが、四角柱状でかつ水平方向に沿うキャレッジ枠を備えて構成され、
前記被受け部が、前記キャレッジ枠の下面に設定され、
前記受け部が、前記キャレッジ枠の下面における前記被受け部を載置支持する平面視矩形状の載置用板状体を備え、
前記一対の受け部材は、前記載置用板状体の対向する2辺の夫々から上方に延びるように設けられ、
前記一対の受け部材の並び方向に沿う方向での前記載置用板状体の寸法が、前記一対の受け部材の並び方向に沿う方向での前記キャレッジ枠の下面における被受け部の寸法と同じに形成されている請求項1に記載の昇降キャレッジの落下防止具。 - 前記棒状体が、その長手方向に伸縮固定自在に構成されている請求項1または2に記載の昇降キャレッジの落下防止具。
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