JP2019142711A - 吊り下げ支持機具および搬送方法 - Google Patents

吊り下げ支持機具および搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】操作に熟練を要せず簡易な構成で利便性の高くそれでいて危険性も低減された吊り下げ支持機具および搬送方法を提供する。【解決手段】吊り下げ支持具100は鉛直方向に移動可能なアーム基体10と、前記アーム基体の底部から垂下して設けられ、当該アーム基体とともに鉛直方向に沿って下降または上昇するカム部材20と、水平方向に延在する横孔31が形成されるとともに、規制手段により前記水平方向に沿う姿勢となるよう付勢された回動カムピンを備えた水平フレーム30と、前記アーム基体を基点に旋回可能であり、前記横孔の内に配置されて前記水平方向に移動が可能な突起部材41を備えた搬送アーム40とを含み、前記回動カムピンが前記カム部材の鉛直方向の移動を規制し、且つ前記横孔が前記突起部材の移動を規制することで前記搬送アームの開度が維持される。【選択図】図1

Description

本発明は、コイル状に巻かれた板材や線材などのコイル状(筒状)搬送物の運搬に用いる吊り下げ搬送技術に関し、より詳細には搬送アームの開閉にモーターなどの動力源を必要としない吊り下げ支持機具および搬送方法に関する。
種々の工業用途で利用されている金属板や金属線材などは製造業において必須の材料であり、専業メーカーなどで生産されて各地の工場へ配送されている。
かような金属板や金属線材を搬送する際は、一般的にこれら金属板や金属線材などの搬送物をコイル形状または筒形状(以下、総称してコイル状と称する)にした後にクレーン等により吊り上げて運搬される。
従来から、上記したクレーン等でコイル状搬送物を吊り下げる際には鍵吊具を介して吊り下げ作業が行われている。このような鍵吊具には一般に自動式と手動式が用いられている。このうち自動式の鍵吊具には、例えば下記特許文献1〜5に示すような装置が公知であり、アクチュエーターやモーターあるいはシリンダ機構などを駆動源として吊具のフックを開閉させてコイル状搬送物を挾持する構造が採用されている。
なお、上記した自動式の鍵吊具が登場する以前には特許文献1で例示されている如き手動式の鍵吊具も用いられていたが、そもそも手動式は監視役も含めて比較的多くの人手が必要で時間と手間がかかることと、フックの開閉作業において作業者には危険が伴うことなどの理由から敬遠される傾向にある。
特開平8−105758号公報 特開2000−26067号公報 特開2000−281274号公報 特開2002−211878号公報 特開2016−124678号公報
しかしながら、上述した各特許文献に限らず現在の技術では市場のニーズを適切に満たしているとは言えず、上記各手法では以下に述べるごとき課題が存在する。
すなわち、上記した特許文献1〜5を含む自動式の鍵吊具における構成においては、たしかに手動式に比して危険性は低減されており利便性が向上している点で有利である。
しかしながらこれら特許文献1〜5に示す構造では、すべてクレーンの昇降動作用の駆動源に加え、アームやフックを開閉するための駆動源が必要となって装置構成が肥大化してしまうことは避けられない。加えてこれら自動式の鍵吊具においては、これら駆動源の動作を制御するための熟練が必要であり、さらにはその性能を維持するため比較的頻度の高いメンテナンスも必要となってきてしまう。
もちろん、多くの駆動源が必要となることから装置重量も嵩んでくるだけに留まらず製造コストも高くなることは避けられない。
このように既存の技術においては、より簡易な構成で利便性の高くそれでいて危険性も低減された鍵吊具は未だ具現化されておらず、かようなニーズを満たす鍵吊具が依然として強く希求されているといった課題を有している。
本発明は、上記した課題を一例に鑑みて為されたものであり、操作に熟練を要せず簡易な構成で利便性の高くそれでいて危険性も低減された吊り下げ支持機具および搬送方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態にかかる吊り下げ支持機具は、(1)鉛直方向に移動可能なアーム基体と、前記アーム基体の底部から垂下して設けられ、当該アーム基体とともに鉛直方向に沿って下降または上昇するカム部材と、水平方向に延在する横孔が形成されるとともに、規制手段により前記水平方向に沿う姿勢となるよう付勢された回動カムピンを備えた水平フレームと、前記アーム基体を基点に旋回可能であり、前記横孔の内に配置されて前記水平方向に移動が可能な突起部材を備えた搬送アームと、を含み、前記回動カムピンが前記カム部材の鉛直方向の移動を規制し、且つ、前記横孔が前記突起部材の移動を規制することで、前記搬送アームの開度が維持されることを特徴とする。
なお上記した(1)に記載の吊り下げ支持機具においては、(2)前記搬送アームは前記水平フレームの中央を基準に対称となるよう複数配置されると共に、前記横孔および前記突起部材も前記搬送アームの数に対応して複数配置されていることが好ましい。
また、上記した(1)又は(2)に記載の吊り下げ支持機具においては、(3)前記回動カムピンは、前記カム部材を挟むように複数配置されていることが好ましい。
また、上記した(1)〜(3)のいずれかに記載の吊り下げ支持機具においては、(4)前記カム部材は、前記鉛直方向に関して下端側から順に傾斜領域、ピン固定領域およびピン退避領域を有し、前記回動カムピンの先端と前記カム部材の各領域との位置関係に応じて、前記搬送アームの開度が変化することが好ましい。
また、上記した(4)に記載の吊り下げ支持機具においては、(5)前記回動カムピンの先端が前記ピン固定領域に位置するときは、前記回動カムピンの先端が前記水平フレームとの固定点より鉛直方向下側となって前記カム部材の移動を禁止する第1の体勢となり、前記回動カムピンの先端が前記ピン退避領域又は前記傾斜領域に位置するときは、前記回動カムピンは前記水平方向に沿う姿勢となって前記カム部材の移動を阻害しない第2の体勢となることが好ましい。
また、上記した(5)に記載の吊り下げ支持機具においては、(6)前記回動カムピンが前記第1の態勢となるとき、前記搬送アームは開いた第1開度状態であり、前記回動カムピンが前記第2の態勢となり且つ前記突起部材が前記横孔のうち最も前記水平フレームの中央側にあるとき前記搬送アームは前記第1開度状態よりも閉じた状態であることが好ましい。
また、上記した(5)又は(6)に記載の吊り下げ支持機具においては、(7)前記回動カムピンが前記第2の態勢となるとき、且つ、前記突起部材が前記横孔のうち最も前記水平フレームの中央から離れた位置にあるとき、前記搬送アームは前記第1開度状態よりも開いた状態であることが好ましい。
また、上記した(1)〜(7)のいずれかに記載の吊り下げ支持機具においては、(8)前記規制手段は、一端が前記水平フレームに固定されると共に、他端が前記回動カムピンと接続された弾性部材を含むことが好ましい。
また、上記した(1)〜(8)のいずれかに記載の吊り下げ支持機具においては、(9)前記回動カムピンの前記水平フレームにおける固定点と、前記規制手段の前記水平フレームにおける固定点とは、前記鉛直方向に関する高さが実質的に同じであることが好ましい。
また、上記課題を解決するため、本発明の一実施形態にかかる搬送方法は、(10)上記した(1)〜(9)のいずれかに記載の吊り下げ支持機具を用いてコイル状搬送物を搬送する搬送方法であって、前記回動カムピンが前記カム部材の鉛直方向の移動を規制し、且つ、前記横孔が前記突起部材の移動を規制することで、前記搬送アームを開いた状態で移動させる工程と、前記コイル状搬送物の上に前記吊り下げ支持機具を載置した後に更に前記カム部材を降下させて前記回動カムピンによる前記カム部材の移動規制を解除する工程と、前記回動カムピンが前記カム部材の鉛直方向の移動を規制しない状態で前記アーム基体を上昇させて前記搬送アームで前記コイル状搬送物をフックする工程と、前記搬送アームで前記コイル状搬送物をフックした後で前記吊り下げ支持機具で前記コイル状搬送物を吊り上げて搬送する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、搬送アームの開閉動作を実質的にクレーンの昇降動作と兼ねることが可能となるため、搬送アームの開閉用に別途駆動源を設ける必要がなく、装置構成の肥大化が抑制された低コストの吊り下げ支持機具を実現できる。
実施形態における吊り下げ支持機具100の外観を示す斜視図である。 図1の吊り下げ支持機具100をS方向から見た側面を示す側面図である。 吊り下げ支持機具100の動作遷移状態を模式的に説明する図であって、右半分は搬送アーム40が開いた状態であり、左半分は搬送アーム40が閉じた状態である。 図3の吊り下げ支持機具100をA方向から見たA矢視図と、このA矢視図のうち回動カムピン33を中心にT方向から見たT矢視図である。 図3の吊り下げ支持機具100をそれぞれB方向、C方向およびD方向から見た矢視図である。 図3の吊り下げ支持機具100をそれぞれE方向およびF方向から見た矢視図である。 吊り下げ支持機具100のうちカム部材20の外観を示す模式図である。 実施形態における吊り下げ支持機具100を用いた搬送方法を説明するフローチャートである。 実施形態の搬送方法における状態遷移図(その1)である。 実施形態の搬送方法における状態遷移図(その2)である。 実施形態の搬送方法における状態遷移図(その3)である。 実施形態の搬送方法における状態遷移図(その4)である。 実施形態の搬送方法における状態遷移図(その5)である。 実施形態の搬送方法における状態遷移図(その6)である。
本発明を実施するための実施形態について説明する。なお、以下の説明では、便宜的に、吊り下げ支持機具100がクレーン等(不図示)で昇降される方向をZ方向、水平アーム30が延在する方向をY方向、これらZ方向およびY方向と直交する方向をX方向とそれぞれ定義して説明する。しかしながら本発明は上述した方向の定義付けに左右されるものではなく、特許請求の範囲を不当に減縮するものでないことは言うまでもない。
<吊り下げ支持機具100>
本発明の実施形態にかかる吊り下げ支持機具100の詳細な構造について、図1〜図7を適宜参照しながら説明する。
本実施形態の吊り下げ支持機具100は、後述する搬送アーム40によって被搬送物を吊り下げて移動することで被搬送物を所望の場所へ搬送する機能を備えている。
被搬送物としては、搬送アーム40で吊り下げ支持できる限り特に制限はないが、例えば上述したコイル状(筒状)搬送物が例示できる。なおコイル状搬送物の中身は、上記した薄板状の金属板や金属線材に限られず、例えば紙、樹脂など種々の工業用途に適した材料なども含まれる。
また、被搬送物としてはこれらの材料がコイル状に巻かれた形態の他、外形的に筒状を呈する搬送物であれば搬送アーム40で吊り下げ支持できるので、かような搬送物も本実施形態の搬送物として適用してもよい。
より具体的に吊り下げ支持機具100は、図1に示すとおり、アーム基体10、カム部材20、水平フレーム30及び搬送アーム40を少なくとも含んで構成されている。
アーム基体10は、外部の昇降装置(不図示)によって鉛直方向(Z方向、重力方向)に移動可能なように構成されている。かような外部の昇降装置としては、例えば天井クレーンやジブクレーンあるいは橋型クレーンに代表される公知の各種のクレーンが例示できるが、アーム基体10を鉛直方向に移動可能であればクレーン以外の他の公知の昇降装置であってもよい。
まずアーム基体10について説明する。
図1、2及び5などから明らかなとおり、アーム基体10は、互いに対向する一対の板材からなり、アーム接続部11、カム部材連結部12、昇降装置連結部13などを含んで構成されている。なおアーム基体10の材質としては、公知の構造用鋼材など硬質の金属材料が適用できる。本実施形態では八角形状の板材を用いたが、この形状に限られず例えば六角形状など他の矩形状でもよいし、鉛直方向に長い小判型など楕円状であってもよい。
アーム接続部11は、後述する搬送アーム40の接続端部42が接続される部位である。本実施形態では、搬送アーム40が接続端部42を基点として旋回可能に構成されている。より具体的に図5(b)で例示されるとおり、本実施形態のアーム接続部11では、旋回軸11aがアーム基体10に形成された軸孔に挿入されて固定ナット11bで固定されている。
カム部材連結部12は、後述するカム部材20の上端連結部23が接続される部位である。本実施形態では、鉛直方向に関してカム部材20とアーム基体10との位置関係が固定されて連結される。従って、図5(c)に例示されるとおり、本実施形態におけるカム部材連結部12では、複数の締結ボルト12aを用いてこれらがネジ止めされる形態が採用されている。
なお、同図に示すとおり、カム部材20はスペーサー12bを介してカム部材連結部12において固定される形態であってもよいが、当該スペーサー12bは適宜省略してもよい。
昇降装置連結部13は、上記したクレーンなどの外部の昇降装置が接続される部位である。本実施形態では、外部の昇降装置としてクレーンを適用しているため、当該クレーンのフックが引っ掛かる構造となっている。従って、図5(a)に例示されるとおり、本実施形態における昇降装置連結部13では、引っ掛け軸13aがアーム基体10に形成された軸孔に挿入されて固定ナット13bで固定されている。
次に、カム部材20について説明する。
図1、3及び7などから明らかなとおり、カム部材20は、上記したアーム基体10の底部(鉛直方向の下方側)から垂下して設けられる板状体であり、当該アーム基体10とともに鉛直方向に沿って下降または上昇する機能を有している。
より具体的に本実施形態のカム部材20は、平面視で主面を見た場合に鍵状となるごとき金属の板材で構成されている。かようなカム部材20の具体的な材質に特に制限はないが、強度をある程度確保する観点から、上記したアーム基体10と同様な材質であってもよい。
かようなカム部材20は、図7に示すとおり、鍵状の形態のうち先端側から順に傾斜領域20a、ピン固定領域20bおよびピン退避領域20cを有して構成されている。なお、カム部材20の使用時には鍵状の形態のうち先端側が鉛直方向の下側に配置されるため、本実施形態の使用時におけるカム部材20は鉛直方向に関して下端側から順に傾斜領域20a、ピン固定領域20bおよびピン退避領域20cを有しているとも言える。
さらに換言すれば本実施形態における「傾斜領域20a」とは、鍵状の側面のうち下端(先端)から拡幅するように鉛直方向に対して交差する斜面に相当する領域であるとも言える。また、「ピン固定領域20b」とは、カム部材20の側面のうち回動カムピン33の固定部30aからの基準長さが回動カムピン33の固定部30aから先端33aまでのピン長さよりも短い領域であるとも言える。また、「ピン退避領域20c」とは、上記した基準長さが上記したピン長さよりも長い領域であるとも言える。
なお図7に示すとおり、傾斜領域20aとピン固定領域20bとの境界には、後述する回動カムピン33の先端が乗り越え可能な第一段部21が形成されている。また、ピン固定領域20bとピン退避領域20cとの境界にも、回動カムピン33の先端が乗り越え可能な第二段部22が形成されている。これら第一段部21および第二段部22の機能については後に詳述する。
また、図1に示すとおり、本実施形態のカム部材20は、当該カム部材20の鉛直方向への移動をガイドするガイド壁24を有していてもよい。典型的には、カム部材20を挟むように、一対のガイド壁24が水平フレーム30の上面に固定設置されることが好ましい。これにより、アーム基体10の下方への移動に伴うカム部材20の鉛直方向への移動に対して両サイドに位置する搬送アーム40の開閉動作が左右均一となるようスムーズに行われることとなる。
また、図7に示すように本実施形態ではカム部材20のうち長手方向に関して概ね半分が上記した傾斜領域20a、ピン固定領域20b及びピン退避領域20cとなっており、残り半分のうちの端部には上述した上端連結部23が配置されている。上端連結部23では、上記した締結ボルト12aが挿入されるネジ孔が形成されており、本実施形態では8つのネジ孔が形成されている。なおネジ孔の個数は強度やコストその他の観点から適宜調整が可能であり、本実施形態で採用したごとき8つのネジ孔には限られない。
続いて、水平フレーム30について説明する。
図1〜4および6などから明らかなとおり、水平フレーム30は、水平方向に延在する横孔31が形成されるとともに、後述する規制手段32により水平方向(Y方向、水平フレーム30が延在する方向)に沿う姿勢となるよう付勢された回動カムピン33を備えている。図2などからも明らかなとおり、本実施形態の水平フレーム30は、断面が凹状の一対の板材が互いの底部を対向させる形で構成されている。かような水平フレーム30の材質としては、例えば上記したアーム基体10などと同様の鋼材など種々の金属材料が適用できる。
本実施形態の水平フレーム30は、後述する搬送アーム40の開閉動作を規制する機能を有し、横孔31、規制手段32、回動カムピン33、載置部34及び側方ガイド35などを含んで構成されている。換言すれば、本実施形態の吊り下げ支持機具100では、回動カムピン33がカム部材20の鉛直方向の移動を規制し、且つ、後述するとおり横孔31が突起部材41の移動を規制することで、搬送アーム40の開度が維持されるように構成されている。
横孔31は、例えば図1に示すとおり、搬送アーム40の突起部材41と対応するように水平フレーム30の両端付近にそれぞれ形成される。この横孔31内には突起部材41が移動可能に配置されることで、アーム基体10を基点として搬送アーム40が適切に旋回することが可能となっている。なお、本実施形態では、2つの搬送アーム40が水平フレーム30の中央を基準に対称配置されているが、1つの搬送アーム40で吊り下げ支持機具100を構成する場合には横孔31もこれに合わせて1つ形成するだけでよい。
規制手段32は、後述する回動カムピン33が基準状態(外的な負荷がかかっていない状態)として所定の方向を向くように回動カムピン33の姿勢を規制する機能を有する。より具体的に本実施形態の規制手段32は、図4(a)に示すとおり、回動カムピン33の後端33cと接続される一端32aと、水平フレーム30の固定部30bと接続される他端32bとを含んで構成されている。そして規制手段32は、回動カムピン33の後端33cを引っ張るように搬送アーム40が開く方向へ向けて付勢する。
このように本実施形態における規制手段32は、一端32aが水平フレーム33に固定されると共に、他端32bが回動カムピン33と接続された弾性部材を含んでいる。かような弾性部材としては、回動カムピン33を所望の方向に付勢可能であれば特に制限はないが、例えばバネやゴムなど公知の部材を適用してもよい。
回動カムピン33は、カム部材20の鉛直方向への移動を規制する機能と、搬送アーム40の開度を調整する機能と、併せ持つ部材である。より具体的に本実施形態における回動カムピン33は、図4などに示すとおり、回転軸部33bが水平フレーム30の固定部30aに回転可能に接続されることで、水平フレーム30内に設置されている。なお、本実施形態のように回動カムピン33は、搬送アーム40の数に対応して、カム部材20を挟むように複数(本例では2つ)配置されていることが好ましい。
また図4(b)に示すように、回動カムピン33の水平フレーム30における固定点30aと、規制手段32の水平フレーム30における固定点30bとは、鉛直方向に関する高さが実質的に同じであることが好ましい。これにより、規制手段32が回動カムピン33の後端33cを引っ張ったときに、回動カムピン33の先端33aが水平方向(Y方向)に沿った姿勢となることができる。
また、図4(b)から明らかなとおり、回動カムピン33は、回転軸部33bを中心に回転が可能であり、その先端33aが鉛直方向に移動可能なカム部材20の側面と接触することや第一段部21や第二段部22を乗り越えることなどが可能なように設置される。
載置部34は、吊り下げ支持機具100を被搬送物へと降下させたときに当該被搬送物と接触する部位である。換言すれば、載置部34は、被搬送物上に吊り下げ支持機具100を着地させたときの支持台としての機能を有している。なお載置部34の材質に特に制限はなく、例えば上記した金属材料の他、強度が確保できる限り硬質樹脂なども適用してもよい。また、載置部34の水平フレーム30底面における設置位置は、図示の設置位置に限られず、搬送対象となる被搬送物の幅に応じて適宜変更してもよい。
また、本実施形態の載置部34は、ゴムやバネなど公知の弾性手段を備えていてもよく、これにより被搬送物への着地の際に不用意に弾んだり傾いたりすることが抑制される。また、載置部34のうち被搬送物と接触する底面には、ラバーシートなどの種々の公知の軟質材料が被覆されていてもよい。これにより、被搬送物への着地の際に被搬送物への損傷も抑制することができる。
側方ガイド35は、被搬送物を搬送アーム40で支持する際に被搬送物の位置を規制する機能を備えている。より具体的に本実施形態の側方ガイド35は、搬送時における被搬送物の位置に対応するように、水平フレーム30の底面に複数(本例では2つ)設置されている。かような側方ガイド35の材質も特に制限はなく金属材料や樹脂材料など例示できるが、製造効率を考慮すると例えば水平フレーム30と同じ材質が好ましい。
なお側方ガイド35の水平フレーム30底面における設置位置は、上記した載置部34と同様に、図示の設置位置に限られず搬送対象となる被搬送物の幅に応じて適宜変更してもよい。
次に、搬送アーム40について説明する。
図1〜3及び6などから明らかなとおり、搬送アーム40は、上記したアーム基体10を基点に旋回可能であり、横孔31の内に配置されて水平方向(Y方向、水平フレーム30が延在する方向)に移動が可能な突起部材41を備えている。
より詳細に本実施形態における搬送アーム40は、突起部材41、アーム基体接続部42、フック体43などを含んで構成されている。
突起部材41は、図3および図6(a)などに示すように、搬送アーム40の主面から±X方向に突出する部位である。より具体的には図6(a)に例示されるとおり、突起部材41は、搬送アーム40に形成された円孔を貫通する突起軸41aと、この突起軸41の端部で当該突起軸41が抜けて落ちてしまうことを抑制するための固定用ナット41bとを含んで構成されている。
なお図示されるとおり、固定用ナット41bと水平フレーム30の間に横孔31と同様な横孔が形成されたスペーサー31hを介在させてもよく、この場合には当該スペーサー31hは固定ボルト31iを介して水平フレーム30に固定される。
以上述べた構造によって、本実施形態の突起部材41は横孔31内を水平方向(Y方向)に沿って移動可能となるように構成されている。
アーム基体接続部42は、図3及び図5(b)に例示されるように、搬送アーム40のうちアーム基体10側の端部付近に形成された円孔である。吊り下げ支持機具100の組み立て時には、この円孔としてのアーム基体接続部42に対して、アーム基体10の軸孔を通過した旋回軸11aが挿入されて固定ナット11bを介して固定される。
フック体43は、搬送アーム40のうちアーム基体接続部42とは反対側の端部に接続される先端が曲がった鉤状の構造体である。より具体的にフック体43は、図6(b)に例示されるように、搬送アーム40を挟むように一対のフック状板材が対向して設置され、これらが搬送アーム40に形成された軸孔を貫通する締結用ネジ43aと締結用ネジ孔43bとを介して固定されている。
なおフック体43の具体的な材質に特に制限はないが、例えば上記した水平フレーム30と同様の材質が例示できる。また、フック体43のうち被搬送物と接触する部位には、ラバーシートなどの公知の種々の軟質材料が被覆されていてもよい。
これにより、被搬送物をフック体43で引っかける際に被搬送物へ傷がついてしまうことを抑制できる。
このように本実施形態における搬送アーム40は、図3に示すように、水平フレーム30の中央CNTを基準に対称となるよう複数(本例では2つ)配置されると共に、上記した横孔31および突起部材41も搬送アーム40の数に対応して複数(本例では2つ)配置されていることが望ましい。
しかしながら本発明はこの形態に限られず、例えば片持ちとなるように搬送アーム40が水平フレーム30の中央CNTに対していずれかの側だけ設置される形態であってもよい。この場合には上記した横孔31および突起部材41もそれぞれ1つずつ設けられることになる。
<吊り下げ支持機具100を用いた被搬送物の搬送方法>
次に図8〜14を適宜参照して、本実施形態における被搬送物の搬送方法について説明する。本実施形態における被搬送物の搬送方法では、回動カムピン33の先端33aとカム部材20の各領域(傾斜領域20a、ピン固定領域20b、ピン退避領域20c)との位置関係に応じて、搬送アーム40の開度が変化する点にも主とした特徴がある。
以下、被搬送物の一例として円孔が中心に形成されたコイル状搬送物Pを例にして説明を継続する。また、説明の簡素化のため、横穴31上にカバーされるスペーサー31hは、その図示を省略する。しかしながら本実施形態ではスペーサー31hの孔形状の方が横孔31の孔形状よりも小さいため、突起部材41のY方向に関する移動範囲は実質的にスペーサー31hで規定される点に留意する。
まず図8に、本実施形態における吊り下げ支持機具100を用いた被搬送物の搬送方法に関するフローチャートを示す。
まずステップ1においては、上記した本実施形態の吊り下げ支持機具100を被搬送物まで移動させる。より具体的には、例えばクレーンなどの外部の昇降装置で昇降装置連結部13を介して吊り下げ支持機具100を持ち上げて被搬送物下まで移動させる。
このとき吊り下げ支持機具100においては、図9に示すごとく、回動カムピン33がカム部材20の鉛直方向の移動を規制し、且つ、横孔31が突起部材41の移動を規制することで、搬送アーム40を開いた状態で移動させる。換言すれば、回動カムピン33の先端33aがピン固定領域20bに位置するときであり、このときは回動カムピン33の先端33aが水平フレーム30との固定点30aより鉛直方向下側となってカム部材20の移動を禁止する「第1の体勢」となっている。
従って、搬送アーム40もその姿勢が固定された状態(開いた状態)となっており、この状態で自由に吊り下げ支持機具100を他所などへ移動することもできる。
なお本実施形態では、この回動カムピン33が「第1の体勢」にあるときの搬送アーム40の開いた具合を、「第1開度状態」と定義する。
次いでステップ2では、吊り下げ支持装置100を被搬送物上に載置した後でカム部材20を更に降下させて回動カムピン33によるカム部材20の移動規制を解除する。
このとき吊り下げ支持機具100においては、図10に示すごとく、いったん吊り下げ支持機具100の載置部34が被搬送物の上に着地するが、その後でカム部材20が水平フレーム30に対して相対的にさらに降下する。このとき、搬送アーム40の開度具合は、上記した「第1開度状態」よりも開いた状態となる。
すると、カム部材20の降下に伴って回動カムピン33の先端33aが第二段部22(図4参照)を乗り越えることで、回動カムピン33の先端33aがピン退避領域20cに遷移する。すなわち図11に示すごとく、回動カムピン33の先端33aがピン退避領域20cに位置するときは、回動カムピン33は水平方向に沿う姿勢となってカム部材20の移動を阻害しない「第2の体勢」となる。なおこのステップ2においては、搬送アーム40の突起部材41は横孔31のうち最も外側端部側に位置することになる。
換言すれば、回動カムピン33が上記した「第2の態勢」となるとき、且つ、突起部材41が横孔31のうち最も水平フレーム30の中央から離れた位置(外側端部側)にあるとき、搬送アーム40は「第1開度状態」よりも開いた状態となる。
次いでステップ3では、アーム基体10を上昇させて搬送アーム40で被搬送物をフックする。このとき吊り下げ支持機具100においては、図12に示すごとく、水平フレーム30は被搬送物上に載置されたまま、カム部材20とともにアーム基体10が水平フレーム30に対して相対的に上昇する。このようにアーム基体10が上昇することから、搬送アーム40の突起部材41が横孔31内を内側端部側(水平フレーム30の中央に近い側)に向けて移動するとともに搬送アーム40が被搬送物に向けて接近する。
このときカム部材20の上昇に伴って回動カムピン33の先端33aが第二段部22と第一段部21(図4参照)を連続的に乗り越えることで、回動カムピン33の先端33aが傾斜領域20aに到達する。すなわち、ステップ2において回動カムピン33は水平方向に沿う姿勢となっていることから、その後は規制手段32の引っ張り力は受けつつも過度な抵抗なく容易に回動カムピン33がカム部材20の各段部を乗り越えることが可能となっている。
さらにその後、回動カムピン33がカム部材20の鉛直方向の移動を規制しない状態でアーム基体10を上昇させて搬送アーム40でコイル状搬送物をフックする。このように回動カムピン33の先端33aが傾斜領域20aに位置するときも、回動カムピン33は水平方向に沿う姿勢となってカム部材20の移動を阻害しない「第2の体勢」となっている。
換言すれば、回動カムピン33が上記した「第2の態勢」となり且つ突起部材41が横孔31のうち最も水平フレーム30の中央側(内側端部側)にあるとき、搬送アーム40は上述の「第1開度状態」よりも閉じた状態にあると言える。
続いてステップ4においては、フックしたコイル状搬送物を吊り下げ支持機具100を介して吊り上げる。すなわち図13に示すごとく、搬送アーム40による被搬送物のフックが完了したときアーム基体10の水平フレーム30に対する相対的な上昇は止まり、その後はアーム基体10や水平フレーム30が一体となって被搬送物を吊り上げる。
次いでステップ5では、上記のとおり搬送アーム40で被搬送物を吊り下げ支持しつつ目的地まで被搬送物を移動させる。
このように本実施形態では、搬送アーム40でコイル状搬送物をフックした後で吊り下げ支持機具100でコイル状搬送物を吊り上げて所望の目的地まで搬送する。
そしてステップ6以降では、コイル状搬送物の積み下ろしを行う。
すなわち、まずステップ6では、吊り下げ支持機具100を目的の場所で降下させて被搬送物を地上に載置する。より具体的には、例えば上記したクレーンを用いている場合には、当該クレーンによって吊り下げ支持機具100を介して被搬送物を載置する。
次いでステップ7では、カム部材20を更に降下させてカム部材20の移動を規制する。より具体的には、図14に示すごとく、被搬送物を着地させた後で更に水平フレーム30に対してカム部材20を所定の量だけ降下させることで、回動カムピン33の先端33aが第一段部21を乗り越えてピン固定領域20bに位置付けられる。換言すれば、この図14の状態を経由して再び図9で示した状態に戻ることになり、回動カムピン33がカム部材20の鉛直方向の移動を規制することで、搬送アーム40を開いた状態が維持されることになる。
最後にステップ8においては、吊り下げ支持機具100をクレーンなどで上昇させて被搬送物上から撤収する。これにより被搬送物を所望の目的地へ搬送する作業が完了する。
以上説明した本実施形態によれば、搬送アーム40の開閉動作を実質的に被搬送物の昇降動作と兼ねることが可能となるため、搬送アーム40の開閉用に別途駆動源を設ける必要がなく、装置構成の肥大化が抑制された低コストの吊り下げ支持機具100を実現できる。
さらには、装置を駆動するための駆動源の数が低減されるため装置重量も軽量化されるだけに留まらず、メンテナンス頻度も高くならず作業者は簡易な操作で比較的安全に操縦することが可能となる。
上記した実施形態は、各実施形態を組み合わせたりするなど本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
以上説明したように、本発明の吊り下げ支持機具およびこれを用いた搬送方法は、より少ない動力源を用いて簡易で且つ安全に被搬送物を搬送するのに適しており、比較的小人数における搬送作業や各種の工場内での運搬作業などに特に適している。
100 吊り下げ支持機具
10 アーム基体
11 アーム接続部
12 カム部材連結部
13 昇降装置連結部
20 カム部材
21 第一段部
22 第二段部
23 上端連結部
24 ガイド壁
30 水平フレーム
31 横孔
32 規制手段
33 回動カムピン
34 載置部
35 側方ガイド
36 ガイド接続部
40 搬送アーム
41 突起部材
42 アーム基体接続部
43 フック体
44 ガイド接続部

Claims (10)

  1. 鉛直方向に移動可能なアーム基体と、
    前記アーム基体の底部から垂下して設けられ、当該アーム基体とともに鉛直方向に沿って下降または上昇するカム部材と、
    水平方向に延在する横孔が形成されるとともに、規制手段により前記水平方向に沿う姿勢となるよう付勢された回動カムピンを備えた水平フレームと、
    前記アーム基体を基点に旋回可能であり、前記横孔の内に配置されて前記水平方向に移動が可能な突起部材を備えた搬送アームと、を含み、
    前記回動カムピンが前記カム部材の鉛直方向の移動を規制し、且つ、前記横孔が前記突起部材の移動を規制することで、前記搬送アームの開度が維持されることを特徴とする吊り下げ支持機具。
  2. 前記搬送アームは前記水平フレームの中央を基準に対称となるよう複数配置されると共に、前記横孔および前記突起部材も前記搬送アームの数に対応して複数配置されている請求項1に記載の吊り下げ支持機具。
  3. 前記回動カムピンは、前記カム部材を挟むように複数配置されている請求項1又は2に記載の吊り下げ支持機具。
  4. 前記カム部材は、前記鉛直方向に関して下端側から順に傾斜領域、ピン固定領域およびピン退避領域を有し、
    前記回動カムピンの先端と前記カム部材の各領域との位置関係に応じて、前記搬送アームの開度が変化する請求項1〜3のいずれか一項に記載の吊り下げ支持機具。
  5. 前記回動カムピンの先端が前記ピン固定領域に位置するときは、前記回動カムピンの先端が前記水平フレームとの固定点より鉛直方向下側となって前記カム部材の移動を禁止する第1の体勢となり、
    前記回動カムピンの先端が前記ピン退避領域又は前記傾斜領域に位置するときは、前記回動カムピンは前記水平方向に沿う姿勢となって前記カム部材の移動を阻害しない第2の体勢となる請求項4に記載の吊り下げ支持機具。
  6. 前記回動カムピンが前記第1の態勢となるとき、前記搬送アームは開いた第1開度状態であり、
    前記回動カムピンが前記第2の態勢となり且つ前記突起部材が前記横孔のうち最も前記水平フレームの中央側にあるとき、前記搬送アームは前記第1開度状態よりも閉じた状態である請求項5に記載の吊り下げ支持機具。
  7. 前記回動カムピンが前記第2の態勢となるとき、且つ、前記突起部材が前記横孔のうち最も前記水平フレームの中央から離れた位置にあるとき、前記搬送アームは前記第1開度状態よりも開いた状態である請求項5又は6に記載の吊り下げ支持機具。
  8. 前記規制手段は、一端が前記水平フレームに固定されると共に、他端が前記回動カムピンと接続された弾性部材を含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の吊り下げ支持機具。
  9. 前記回動カムピンの前記水平フレームにおける固定点と、前記規制手段の前記水平フレームにおける固定点とは、前記鉛直方向に関する高さが実質的に同じである請求項1〜8のいずれか一項に記載の吊り下げ支持機具。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の吊り下げ支持機具を用いてコイル状搬送物を搬送する搬送方法であって、
    前記回動カムピンが前記カム部材の鉛直方向の移動を規制し、且つ、前記横孔が前記突起部材の移動を規制することで、前記搬送アームを開いた状態で移動させる工程と、
    前記コイル状搬送物の上に前記吊り下げ支持機具を載置した後に更に前記カム部材を降下させて前記回動カムピンによる前記カム部材の移動規制を解除する工程と、
    前記回動カムピンが前記カム部材の鉛直方向の移動を規制しない状態で前記アーム基体を上昇させて前記搬送アームで前記コイル状搬送物をフックする工程と、
    前記搬送アームで前記コイル状搬送物をフックした後で前記吊り下げ支持機具で前記コイル状搬送物を吊り上げて搬送する工程と、
    を含むことを特徴とする搬送方法。
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