JP6722544B2 - 荷役装置 - Google Patents
荷役装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6722544B2 JP6722544B2 JP2016161923A JP2016161923A JP6722544B2 JP 6722544 B2 JP6722544 B2 JP 6722544B2 JP 2016161923 A JP2016161923 A JP 2016161923A JP 2016161923 A JP2016161923 A JP 2016161923A JP 6722544 B2 JP6722544 B2 JP 6722544B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cargo handling
- steel material
- long steel
- crane
- long
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 111
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 107
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 107
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 36
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Description
特許文献1記載の技術の場合、長尺リンク(長尺鋼材)の蛇行量がアームの開閉幅より大きかったり、長尺リンクを挟むガイド部材の外側に長尺リンクが蛇行したりすると、長尺リンクを吊り上げることができないという課題がある。
さらに、長尺鋼材は常に一定の形状で蛇行するものではなく、長尺鋼材の品種やロット等による差、保管場所に載置したときの状態などにより多様な蛇行形態となる。そのため、それら蛇行形態に応じて長尺鋼材を保持し吊り上げることが求められる。
長尺鋼材を保持する複数の吊り具と、複数の前記吊り具を懸吊するビームと、前記ビームを懸吊する複数のクレーンと、前記吊り具に設置され、長尺鋼材に接触すると作動するストライカと、前記ストライカによる検知信号に基づいて前記クレーンに搭載されたクレーン巻き上げ機を制御し、該クレーンと前記ビームとの間の鉛直距離を調節するクレーン制御部とを備える荷役ユニットが長尺鋼材の長手方向に隣接して配置され、
前記荷役ユニットのビーム端部が、隣接する前記荷役ユニットのビーム端部と連結部を介して連結され、前記各ビームが該ビームの材軸を含む鉛直面内及び/又は該ビームの材軸を含み前記鉛直面と直交する面内で回動自在とされていることを特徴としている。
当該構成により、各荷役ユニットのビームは三次元空間内で自由に傾斜することができる。
長尺鋼材の大きな傾向としての蛇行に対してビームの傾斜で対応し、長尺鋼材の局所的な蛇行に対して各吊り具制御部で対応することが可能となる。
当該構成により、長尺鋼材の幅方向の位置決めを正確且つ迅速に行うことができる。
長尺鋼材Sは長尺レールなど一方向に長い鋼材であり、荷役装置10は、長さが50m以上、好ましくは70m以上の長尺鋼材Sを運搬対象とする。長尺鋼材Sの長さの上限は特にないが、現実的には500m以下程度である。
荷役ユニット11のビーム15の端部は、隣接する荷役ユニット11のビーム15の端部と連結部16を介して連結されている。
なお、第1の回動軸18と第2の回動軸19との間に棒状材などが介装されていてもよい。
なお、本実施の形態では、クレーン12として門型クレーンや天井クレーンを想定しているが、これに限定されるものではなく、ジブクレーンなど他の機構のクレーンでもよい。
なお、線材28、29には、可撓性を有するチェーンやワイヤーなどを使用することができる。
また、吊り具20を平面視して長手方向の一方の端部には、長尺鋼材Sに接触すると上下方向にスライドするストライカ23が設置され、吊り具20の側面部には、ストライカ23を検知する接触検知センサ24と保持位置検知センサ25が設置されている(図4(A)、(B)参照)。接触検知センサ24は、ストライカ23が長尺鋼材Sに接触したかどうか検知し、保持位置検知センサ25は、接触検知センサ24の上方に設置され、長尺鋼材Sを保持可能な位置に吊り具20が到達したかどうか検知する。
本実施の形態では、ビーム15の一方側に配置されている2台の吊り具20の接触検知センサ24の検知信号が一方のクレーン制御部14に入力された時点で、ビーム15の一方側に配置されているクレーン12によるビーム15の下降を停止し、ビーム15の他方側に配置されている2台の吊り具20の接触検知センサ24の検知信号が他方のクレーン制御部14に入力された時点で、ビーム15の他方側に配置されているクレーン12によるビーム15の下降を停止する。
また、中央制御部30は、各吊り具20が適切な鉛直位置にあるかどうかチェックし、不適切な位置に吊り具20が存在する場合、吊り具制御部22を制御して適切な位置に当該吊り具20を移動させる機能を有している。
(1)クレーン12a、12bに搭載されているクレーン巻き上げ機13a、13bを横行させ、把持する長尺鋼材Sの真上にクレーン巻き上げ機13a、13bを移動させる。
あるいは、クレーン巻き上げ機13a、13bを作動させ、ビーム15の降下に合わせて吊り具20a、20bを降下させる(吊り具巻き上げ機21a、21bは作動させない)。長尺鋼材Sを保持可能な位置に吊り具20a、20bが到達したことを保持位置検知センサ25a、25bが検知すると(図6(c2)参照)、クレーン巻き上げ機13a、13bの巻き下げを停止する。
例えば、上記実施の形態では、全ての吊り具が接触検知センサ及び保持位置検知センサを備えているが、一部の吊り具は接触検知センサを備えず、保持位置検知センサのみ備えるようにしてもよい。例えば、ビームの一方の端部側に配置されている1台の吊り具の接触検知センサの検知信号に基づいて、ビームの一方側に配置されているクレーンを制御し、ビームの他方の端部側に配置されている1台の吊り具の接触検知センサの検知信号に基づいて、ビームの他方側に配置されているクレーンを制御するようにしてもよい。
さらにまた、上記実施の形態では、フックの配置がお互いに干渉しないように、平面視して千鳥状に配置されているが、フックが同一直線上にないその他の配置としてもよい。
Claims (5)
- 長尺鋼材を保持する複数の吊り具と、複数の前記吊り具を懸吊するビームと、前記ビームを懸吊する複数のクレーンと、前記吊り具に設置され、長尺鋼材に接触すると作動するストライカと、前記ストライカによる検知信号に基づいて前記クレーンに搭載されたクレーン巻き上げ機を制御し、該クレーンと前記ビームとの間の鉛直距離を調節するクレーン制御部とを備える荷役ユニットが長尺鋼材の長手方向に隣接して配置され、
前記荷役ユニットのビーム端部が、隣接する前記荷役ユニットのビーム端部と連結部を介して連結され、前記各ビームが該ビームの材軸を含む鉛直面内及び/又は該ビームの材軸を含み前記鉛直面と直交する面内で回動自在とされていることを特徴とする荷役装置。 - 請求項1記載の荷役装置において、前記連結部は、前記ビームの材軸を含む鉛直面と直交する第1の回動軸と、前記ビームの材軸と前記第1の回動軸の双方に直交する第2の回動軸とを有し、前記連結部が前記第1及び第2の回動軸回りに回動自在とされていることを特徴とする荷役装置。
- 請求項1又は2記載の荷役装置において、前記各クレーンと前記ビームとの間の鉛直距離に基づいて前記クレーン間の鉛直距離の偏差を演算し、前記クレーン間の鉛直距離の偏差を維持するように前記クレーン制御部を制御する中央制御部を備えることを特徴とする荷役装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の荷役装置において、前記吊り具に設置された前記ストライカによる検知信号に基づいて、該吊り具を昇降させる吊り具巻き上げ機を制御し、該吊り具と前記ビームとの間の鉛直距離を調節する吊り具制御部を備えることを特徴とする荷役装置。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の荷役装置において、前記吊り具は、長尺鋼材の側部に当接して該長尺鋼材の幅方向の位置決めを行うストッパを備えることを特徴とする荷役装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016161923A JP6722544B2 (ja) | 2016-08-22 | 2016-08-22 | 荷役装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016161923A JP6722544B2 (ja) | 2016-08-22 | 2016-08-22 | 荷役装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018030661A JP2018030661A (ja) | 2018-03-01 |
JP6722544B2 true JP6722544B2 (ja) | 2020-07-15 |
Family
ID=61304821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016161923A Active JP6722544B2 (ja) | 2016-08-22 | 2016-08-22 | 荷役装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6722544B2 (ja) |
-
2016
- 2016-08-22 JP JP2016161923A patent/JP6722544B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018030661A (ja) | 2018-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3039445B2 (ja) | コンテナクレーン | |
JP4295784B2 (ja) | クレーン | |
KR101114030B1 (ko) | 지브크레인 | |
JP2017077961A (ja) | 橋形クレーン | |
JP6722544B2 (ja) | 荷役装置 | |
JP6748516B2 (ja) | 荷役装置 | |
JP2007269425A (ja) | コンテナクレーン | |
JP3134117B1 (ja) | 船舶荷役用の吊り装置 | |
JPH0570083A (ja) | 金属帯コイルの運搬装置 | |
JP4477205B2 (ja) | 吊荷の振れ止め装置 | |
JP7153897B2 (ja) | 吊り下げ支持機具および搬送方法 | |
JP6393954B2 (ja) | クレーンの上架構造体の上架システム及びクレーンの製造方法 | |
JPH1087277A (ja) | 物品吊り上げ搬送装置 | |
JP5555440B2 (ja) | 岸壁クレーン | |
JPH04266397A (ja) | ジブ付きクレーン | |
JP6525914B2 (ja) | 岸壁クレーン | |
JP6996695B2 (ja) | トロリおよびトロリによる荷役方法 | |
JP3340052B2 (ja) | 位置補正機構付きクレーン | |
JP2007099402A (ja) | 長尺材用吊具 | |
RU204330U1 (ru) | Грузоподъёмная траверса | |
JP2019023118A (ja) | 橋形クレーン | |
JP2008273651A (ja) | 荷吊り装置 | |
JP3298488B2 (ja) | コンテナクレーン | |
JP4838020B2 (ja) | コンテナクレーン | |
JPH01271395A (ja) | 吊荷の初期振れ抑制制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190709 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200520 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200602 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200622 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6722544 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |