JP2019023118A - 橋形クレーン - Google Patents

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淳一 多田
Junichi Tada
淳一 多田
佐藤 宗史
Soji Sato
宗史 佐藤
鈴木 洋平
Yohei Suzuki
洋平 鈴木
靖児 山河
Yasuji Yamakawa
靖児 山河
高志 伊東
Takashi Ito
高志 伊東
淳也 宮田
Junya Miyata
淳也 宮田
昌弘 山本
Masahiro Yamamoto
昌弘 山本
健太朗 山原
Kentaro Yamahara
健太朗 山原
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Abstract

【課題】中間桁の高さを最適化することで、クレーン全体の荷役効率を向上することができる橋形クレーンを提供する。【解決手段】橋形クレーン10は、脚構造体11、主桁12、中間桁13、主荷役機器14、及び中間荷役機器を備えて、中間桁13が、コンテナCを最大限に積載した状態のコンテナ船20の舷側の位置を示す舷側位置H1と、舷側位置H1及びコンテナ船20の上甲板22に積載された最上段のコンテナCの位置を示す最上段位置H6の中間位置H2との間に配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、橋形クレーンに関し、より詳細には、荷役効率を向上する橋形クレーンに関する。
主桁、主トロリ、中間桁、トラバーサ、及び中間トロリを備えるクレーンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このクレーンは、中間桁に沿って移動するトラバーサを主トロリと中間トロリとの間の中継地点とすることで、主トロリ及び中間トロリの荷役サイクルを短縮している。
特開平11−11870号公報
ところで、特許文献1に記載のように中間桁を備えたクレーンにおいては、中間桁を主桁側に近づけることで、荷役の際に主トロリがトラバーサに対してコンテナを昇降する距離が短縮されて、主トロリの荷役効率が向上する。
しかし、中間桁を主桁に近づけ過ぎると、中間トロリがコンテナを昇降する距離が延長されて、中間トロリに不要な揺れが生じる。この中間トロリにおける揺れの発生は、中間トロリにおける位置合わせに要する時間が増加することによるクレーン全体の荷役効率の低下の要因となる。
このように、中間桁を備えたクレーンにおいては、中間桁を最適な高さに配置することが重要である。しかし、特許文献1に記載のクレーンは、中間桁の高さについて何ら最適化されていないため、前述したようにクレーン全体の荷役効率が低下するおそれがある。
本発明の目的は、中間桁の高さに着目し、その中間桁の高さを最適化することで、クレーン全体の荷役効率を向上することができる橋形クレーンを提供することである。
上記の目的を達成する本発明の橋形クレーンは、複数の脚を有する脚構造体と、この脚構造体の上端部に支持されてこの脚構造体から一方側に張り出した主桁と、前記脚構造体の前記主桁よりも下方に支持されて前記一方側の反対側に張り出した中間桁と、前記主桁に支持されてその主桁の張り出した部分の下方に係留されるコンテナ船に対して荷役する主荷役機器と、前記中間桁に支持されてその中間桁の張り出した部分の下方に停車するコンテナ運搬機に対して荷役する中間荷役機器と、を備える橋形クレーンにおいて、前記中間桁は、コンテナを最大限に積載した状態の前記コンテナ船が前記主桁の張り出した部分の下方に係留されたときにそのコンテナ船の舷側の位置と、その舷側の位置及びそのコンテナ船の上甲板に積載された最上段のコンテナの位置の中間の位置との間に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、中間桁を荷役対象のコンテナ船の舷側の位置と、その舷側の位置及び最上段のコンテナの位置の中間の位置との間に配置することで、主荷役機器の揚程と中間
荷役機器の揚程との両方を最適にすることができる。これにより、主荷役機器と中間荷役機器とのそれぞれの荷役効率を向上するには有利になり、クレーン全体の荷役効率を向上することができる。
本発明の実施形態の橋形クレーンを例示する斜視図である。 図1の橋形クレーンを例示する側面図であり、オンデッキ荷役を示している。 図1の橋形クレーンを例示する側面図であり、ビローデッキ荷役を示している。
以下、本発明の橋形クレーンの実施形態について説明する。図中では、x方向を水平方向のうちの主桁12の延在方向とし、y方向を水平方向のうちの主桁12の幅方向とし、z方向を鉛直方向とする。なお、図1においては、z方向上部のマストやバックステー、z方向下部の走行装置を図示せずに省略するものとする。
図1〜図3に例示するように、実施形態の橋形クレーン10は、係留されたコンテナ船20と運搬機30との間でコンテナCを荷役する岸壁クレーン(ガントリークレーンともいう)である。橋形クレーン10は、脚構造体11、主桁12、中間桁13、主荷役機器14、中間荷役機器(15、16)、及び機械室17を備えている。
脚構造体11は、下端の四隅に岸壁に敷設されてy方向に延在するレールに沿って走行可能な走行装置11aが設置されていて、走行装置11aから上方に延在する複数の脚体11bと、y方向に対向する脚体11bどうしを連結する水平梁11cとから構成されている。
主桁12は、脚構造体11の上端部に支持されていて、x方向に延在している。主桁12は、脚構造体11からx方向海側に張り出したブーム12aと、脚構造体11からx方向陸側に張り出したガーダ12bとから構成されている。なお、主桁12としては、荷役するときに脚構造体11からx方向海側に張り出し、待機中に脚構造体11からx方向陸側に張り出すシャトルブームや、ブーム12aが待機中にx方向中途位置で屈曲する中折式のものが例示される。
中間桁13は、脚構造体11の主桁12よりもz方向下方に支持されていて、x方向に延在している。中間桁13は、y方向に対向する一対の水平梁であり、x方向に対向する脚11bどうしを連結すると共に脚構造体11からx方向陸側に張り出したポータルタイビームで構成されている。
主荷役機器14は、主トロリ14a、ワイヤ14b、及び主吊具(スプレッダともいう)14cを有している。主トロリ14aは、桁部12に支持されていて、桁部12に沿ってx方向に移動可能に構成されている。主吊具14cは、下端がコンテナの上端と接合可能に構成されていて、平面視で主トロリ14aの中央部から下方に向って吊架した複数本のワイヤ14bにより吊り下げられていて、ワイヤ14bを巻き取るあるいは繰り出すことで、上下に昇降する。
中間荷役機器は、複数の荷役機器で構成されることが望ましい。この実施形態で、中間荷役機器は、副荷役機器15と水平搬送機16とから構成される。中間荷役機器は、中間桁13のx方向陸側に副荷役機器15が設置されて、x方向海側に水平搬送機16が設置されている。
副荷役機器15は、副トロリ15a、ワイヤ15b、及び副吊具15cを有している。副トロリ15aは、中間桁13に支持されていて、中間桁13に沿ってx方向に移動可能
に構成されている。副吊具15cは、下端がコンテナの上端と接合可能に構成されていて、平面視で副トロリ15aの中央部から下方に向って吊架した複数本のワイヤ15bにより吊り下げられていて、ワイヤ15bを巻き取るあるいは繰り出すことで、上下に昇降する。
水平搬送機16は、コンテナCを載せたまま移動可能なトラバーサで構成されている。水平搬送機16は、中間桁13に支持されていて、中間桁13に沿ってx方向に移動可能に構成されている。
機械室17は、主桁12の陸側端部の上端に設置されていて、主荷役機器14、副荷役機器15、及び水平搬送機16を駆動する図示しない駆動装置が収納されている。なお、各駆動装置は、主荷役機器14、副荷役機器15、及び水平搬送機16のそれぞれに設置されていてもよい。
図2及び図3に例示するように、中間桁13は、舷側位置H1と中間位置H2との間に配置される。より具体的に、中間桁13は、舷側位置H1と上限位置H3との間に配置される。
また、中間桁13は、橋形クレーン10の重心位置を下げる位置に配置されることが好ましく、具体的に、重心位置を下げる位置が中間位置H4よりも低い位置である。加えて、中間桁13は、運搬機位置H5よりも高い位置に配置されることが好ましい。
舷側位置H1は、コンテナ船20の舷側21のz方向の位置を示している。
中間位置H2は、舷側位置H1と最上段位置H6との中間の位置を示している。最上段位置H6は、コンテナCを最大限に積載した状態のコンテナ船20が主桁12のブーム12aの下方に係留されたときに、上甲板22に積載された最上段のコンテナCの位置を示している。なお、ここでいうコンテナCを最大限に積載した状態は、コンテナ船20に積載することができるコンテナCの最大限度重量までコンテナCを積載した状態ではなく、コンテナ船20に対して最大限までコンテナCを積み上げた状態を示している。
上限位置H3は、舷側位置H1から上方側にコンテナ船20の喫水線23の変化量ΔLに基づいて設定されている。喫水線23の変化量ΔLは、バラストを一定としたときにコンテナ船20がコンテナCを最大限度重量まで積載した状態からコンテナCを無積載の状態になったときの喫水線23のz方向の変化量である。つまり、上限位置H3は、コンテナ船20の喫水線23が変化しても、中間桁13を舷側位置H1よりも低い位置にしない値に設定されている。
中間位置H4は、脚構造体11の下端位置H7と主桁12の下端位置よりもz方向下方に設定された巻き上げ上限位置H8との中間の位置を示している。巻き上げ上限位置H8は、コンテナ船20の最上段位置H6よりも高く、主桁12の下端位置よりも低い位置に設定されている。なお、橋形クレーン10において主桁12の高さは、橋形クレーン10が設置される岸壁に入稿予定のコンテナ船20の最上段位置H6に基づいて設計される。
運搬機位置H5は、コンテナCを積載した運搬機30の上端の位置を示している。なお、運搬機30の上端は、運搬機30がストラドルキャリアで構成された場合にストラドルキャリアの上端を示し、運搬機30がトレーラで構成された場合にトレーラに積載されたコンテナCの上端を示す。
橋形クレーン10の設計方法は、中間桁13のz方向の高さを設定する方法である。
まず、橋形クレーン10が設置される岸壁におけるコンテナ船20の周囲環境を示すパラメータを取得する。この周囲環境を示すパラメータとしては、平均海面水位、平均水深、平均有義波高が例示される。次いで、岸壁に接岸して、コンテナCを荷揚げ、荷積みするコンテナ船20のパラメータを取得する。コンテナ船20のパラメータとしては、船型、舷側高さ、最大積載量、積載したコンテナCの最上段の高さが例示される。
次いで、周囲環境を示すパラメータとコンテナ船20のパラメータとに基づいて、舷側位置H1、及び喫水線23の変化量ΔLを算出する。次いで、算出した舷側位置H1、及び喫水線23の変化量ΔLに基づいて、上限位置H3を算出する。
次いで、中間桁13の高さを算出した舷側位置H1と上限位置H3との間になるように設定してこの設計方法が完了する。なお、中間桁13の高さを設定するときに、中間桁13の高さが、中間位置H4よりも低く、且つ運搬機位置H5よりも高くなっているかを確認するとよい。
図2及び図3に例示するように、橋形クレーン10は、主荷役機器14、副荷役機器15、及び水平搬送機16により三段階の荷役ステップを行うことで、コンテナ船20と運搬機30との間の荷役を行っている。
荷揚げする場合に、主荷役機器14が上位システムから指示された、又は予め設定されたコンテナ船の荷揚げプランに基づいたコンテナCをコンテナ船20の指定場所から掴み、巻き上げる。次いで、巻き上げが完了すると、主荷役機器14が水平搬送機16との受け渡し場所まで主桁12に沿って移動する。次いで、受け渡し場所に到着すると、主荷役機器14がコンテナCを吊り下げて、中間桁13の海側端部で待機していた水平搬送機16にコンテナCに積み込む。
このとき、水平搬送機16の中間桁13における待機場所は、主荷役機器14が荷役するコンテナCのコンテナ船20におけるx方向の位置に基づいて設定するとよい。例えば、コンテナ船20のx方向海側の端部付近に積載されたコンテナCを主荷役機器14が荷役する場合の水平搬送機16の待機場所は、コンテナ船20のx方向陸側の端部付近に積載されたコンテナCを主荷役機器14が荷役する場合の水平搬送機16の待機場所よりもx方向海側に設定するとよい。
次いで、コンテナCを積み込んだ水平搬送機16は、副荷役機器15まで中間桁13に沿って移動する。副荷役機器15の下方に水平搬送機16が停車すると、副荷役機器15が水平搬送機16に積載されたコンテナCを掴み、巻き上げる。巻き上げが完了すると、水平搬送機16は、中間桁13の海側端部に戻る。次いで、副荷役機器15の下方に運搬機30が停車すると、副荷役機器15がコンテナCを吊り下げて、停車していた運搬機30にコンテナCを積み込む。
荷積みする場合に、主荷役機器14、副荷役機器15、及び水平搬送機16をそれぞれ上記とは逆方向に運転する。
図2に例示するように、コンテナ船20の舷側21よりも上方に積載されたコンテナCを荷揚げする(オンデッキ荷役)場合は、主荷役機器14がコンテナCを最上段位置H6を超えるまで巻き上げる。
一方、図3に例示するように、コンテナ船20の舷側21よりも下方の船倉内に積載されたコンテナCを荷揚げする(ビローデッキ荷役)場合は、主荷役機器14がコンテナC
を舷側位置H1を超えるまで巻き上げる。
つまり、オンデッキ荷役によるコンテナCの荷役量がビローデッキ荷役によるコンテナCの荷役量と同等の場合に、主荷役機器14による荷役の中心は、舷側位置H1と最上段位置H6との中間の中間位置H2になる。この場合に、中間桁13は、喫水線23の変化量ΔLも多くなることから、中間位置H2に近接させることが好ましい。
一方、オンデッキ荷役によるコンテナCの荷役量がビローデッキ荷役によるコンテナCの荷役量よりも少ない場合に、主荷役機器14による荷役の中心は、中間位置H2よりも舷側位置H1に近接する。この場合に、中間桁13は、舷側位置H1に近接させることが好ましい。なお、コンテナ船20は、積載バランスを考慮して、コンテナCをできるだけ船倉内に積載して、上甲板22から上のコンテナCの積載量を少なくして、オンデッキ荷役によるコンテナCの荷役量がビローデッキ荷役によるコンテナCの荷役量よりも少ない場合が多い。
中間桁13の高さについて、より具体的な数値で示すと、中間桁13の下端の地面からの高さは、主桁12の下端の地面からの高さの20%以上(20%を含む)であることが好ましい。また、中間桁13の上端の地面からの高さは、主桁12の下端の地面からの高さの40%以下(40%を含む)であることが好ましい。中間桁13の下端の地面からの高さが、主桁12の下端の地面からの高さの20%未満(20%を含まない)になると、コンテナ船20の舷側位置H1よりも低くなるおそれがある。また、中間桁13の上端の地面からの高さが、主桁12の下端の地面からの高さの40%超(40%を含まない)になると、中間位置H2よりも高くなるおそれがある。
このように、橋形クレーン10によれば、中間桁13を荷役対象のコンテナ船20の舷側位置H1と中間位置H2との間に配置することで、主荷役機器14の揚程と中間荷役機器である副荷役機器15の揚程との両方を最適にすることができる。
例えば、中間桁13が中間位置H2よりも高い位置に配置されると、上甲板22に積載されたコンテナCを荷役するときに主荷役機器14の揚程を短縮できるが、コンテナ船20の船倉内に積載されたコンテナCを荷役するときに主荷役機器14の揚程を延長することになる。また、この場合に、副荷役機器15の揚程も延長することになる。
一方、中間桁13が舷側位置H1よりも低い位置に配置されると、副荷役機器15の揚程を短縮できるが、主荷役機器14の揚程を延長することになる。
このように、主荷役機器14の揚程と副荷役機器15の揚程との両方を最適にすることで、主荷役機器14、副荷役機器15、及び水平搬送機16のそれぞれの荷役効率を向上するには有利になり、クレーン全体の荷役効率を向上することができる。
より具体的に、橋形クレーン10によれば、中間桁13を舷側位置H1と上限位置H3との間に配置することで、中間桁13をコンテナ船20に対して荷役する際の主吊具14cの巻き上げ下げの高さの略中心に据えることができる。これにより、主荷役機器14、副荷役機器15、及び水平搬送機16のうちで最も動作が支配的である主荷役機器14の荷役効率を向上するには有利になる。
また、喫水線23がz方向下方に下がり、舷側位置H1が上方に高くなっても、中間桁13を舷側位置H1よりも高い位置に維持することができる。これにより、中間桁13が舷側位置H1よりも低くなった場合に生じる主荷役機器14の揚程が延長されることを回避するには有利になる。
この実施形態の橋形クレーン10は、中間桁13を橋形クレーン10の重心位置を下げる位置に、具体的に、脚構造体11の下端位置H7及び主桁12の下端位置H8の中間位置H4よりも低い位置に配置している。それ故、橋形クレーン10の重心位置を下げて、地震発生時の揺れを抑制するには有利になる。
既述した実施形態の水平搬送機16を、コンテナCを運搬しない中継地点としてもよい。この場合、副荷役機器15が中間桁13に沿ってx方向に移動して、中継地点に一時的に置かれたコンテナCを受け取ってもよい。
また、実施形態の中間桁13をz方向上下に稼動式にしてもよい。この場合に、橋形クレーン10にコンテナ船20の舷側位置H1を取得するセンサを設置し、そのセンサで取得した舷側位置H1に基づいて、図示しない制御装置により、中間桁13をz方向上下に昇降させるとよい。なお、舷側位置H1は、上位システムに予め係留される予定のコンテナ船20のパラメータとして設定されている値を用いてもよい。
このように、取得した舷側位置H1に基づいて、コンテナ船20ごとに異なる舷側位置H1や喫水線23の変化量ΔLの大小に応じて中間桁13の位置を自動的に調節することで、中間桁13を主荷役機器14及び副荷役機器15の両方の荷役効率を向上するのに最適な高さに維持することが可能になる。
また、中間桁13の高さを、コンテナ船20の舷側位置H1よりも下方に積載されてコンテナCの積載量と、舷側位置H1よりも上方に積載されたコンテナCの積載量とに応じて自動的に調節してもよい。
10 橋形クレーン
11 脚構造体
12 主桁
13 中間桁
14 主荷役機器
15、16 中間荷役機器
20 コンテナ船
30 運搬機
H1 舷側位置
H2 中間位置
H6 最上段位置

Claims (5)

  1. 複数の脚を有する脚構造体と、この脚構造体の上端部に支持されてこの脚構造体から一方側に張り出した主桁と、前記脚構造体の前記主桁よりも下方に支持されて前記一方側の反対側に張り出した中間桁と、前記主桁に支持されてその主桁の張り出した部分の下方に係留されるコンテナ船に対して荷役する主荷役機器と、前記中間桁に支持されてその中間桁の張り出した部分の下方に停車する運搬機に対して荷役する中間荷役機器と、を備える橋形クレーンにおいて、
    前記中間桁は、コンテナを最大限に積載した状態の前記コンテナ船が前記主桁の張り出した部分の下方に係留されたときにそのコンテナ船の舷側の位置と、その舷側の位置及びそのコンテナ船の上甲板に積載された最上段のコンテナの位置の中間の位置との間に配置されることを特徴とする橋形クレーン。
  2. 前記中間桁は、前記舷側の位置とその舷側の位置から上方側に前記コンテナ船の喫水線の変化量に基づいて設定された上限位置との間に配置される請求項1に記載の橋形クレーン。
  3. 前記中間桁は、この中間桁が配置されたことにより当該橋形クレーンの重心位置を下げる位置に配置される請求項1又は2に記載の橋形クレーン。
  4. 前記重心位置を下げる位置は、前記脚構造体の下端位置及び前記主桁の下端位置の中間の位置よりも低い位置である請求項3に記載の橋形クレーン。
  5. 前記中間桁の下端の地面からの高さは、前記主桁の下端の地面からの高さの20%以上であり、前記中間桁の上端の地面からの高さは、前記主桁の下端の地面からの高さの40%以下である請求項1〜4に記載の橋形クレーン。
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