JPH063020Y2 - コンクリートブロック、箱等の荷物運搬装置 - Google Patents

コンクリートブロック、箱等の荷物運搬装置

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JPH063020Y2
JPH063020Y2 JP3387190U JP3387190U JPH063020Y2 JP H063020 Y2 JPH063020 Y2 JP H063020Y2 JP 3387190 U JP3387190 U JP 3387190U JP 3387190 U JP3387190 U JP 3387190U JP H063020 Y2 JPH063020 Y2 JP H063020Y2
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JP
Japan
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vertical member
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pallet
boxes
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JP3387190U
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春夫 宿村
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春夫 宿村
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばパレット上に複数列、複数段に積み上
げられているコンクリートブロック等の荷物を、パレッ
トを残してその積まれている状態でトラックに積載した
り、同トラックから施工現場へ降ろしたりするのに使用
されるコンクリートブロック、箱等の荷物運搬装置に関
するものである。
(従来の技術) 土木工事等に使用されるコンクリートブロック5を運ぶ
には、少数の場合は人が手で持って運んでおり、多くな
ると第7図、第8図のように複数列、複数段積み上げら
れているブロック5のうち上方の数段分をマテリアルハ
ンド21で積み上げられているコンクリートブロック5
の上方から把持してクレーン等により吊下げて運んでい
た。
また、従来は第5図に示すように、前記コンクリートブ
ロック5を載せたパレット6内に支持具7を貫通し、同
支持具7の鉤部8をパレット6の長手方向両端に突出さ
せ、この鉤部8に第6図に示すようにロープ9を掛け、
同ロープ9を図示されていないクレーンで吊上げること
により、パレット6ごとコンクリートブロック5を運搬
していた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら前記のようにコンクリートブロック5を数
個ずつ人が持ち運んだのでは作業能率が悪く、マテリア
ルハンドの場合は第7図、第8図のように積み上げられ
ているブロック5に上方から降ろすとマテリアルハンド
21のアーム22が上段のコンクリートブロック5に当
るため、一度に把持できる段数に限りがあった。このた
めマテリアルハンド21の場合はパレット6の上のブロ
ック5を運搬するのに何度も同じ作業を繰返さなければ
ならず、手間と時間がかかるという問題があった。
一方、パレット支持具7によりパレット6ごとコンクリ
ートブロック5を運搬する方法は効率はよいが、パレッ
ト6が常にコンクリートブロック5の下に敷かれている
ため、同パレット6からコンクリートブロック5を降ろ
さなければパレット6が使えず、例えば施工現場でコン
クリートブロック5が使い切るまでパレット6を回収で
きない。従って、パレット6が多く必要となり、コスト
が高くなり、パレット6をおくために広い場所が必要と
なるといった難点があった。
(考案の目的) 本考案の目的はパレットの上に積み上げられたコンクリ
ートブロックを、パレットを残して同時に運搬すること
ができ、その運搬後にすぐにパレットを回収して使用す
ることができるコンクリートブロック、箱等の荷物運搬
装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の荷物運搬装置は第1図のように、複数列、複数
段に密に積み上げられたコンクリートブロック、箱等の
荷物Aの両側面にあてがう二個一組の運搬具1からな
り、各運搬具1は前記荷物Aの側面に当接する帯状の縦
材2の外面に、二枚の横材3が上下に離され且つ側方に
突出するように取付けられ、同縦材2の外面と前記二枚
の横材3との間に前記縦材2よりも長いパイプ4が当て
がわれ且つ同パイプ4の長手方向両端部に縦材2の長手
方向両端から突出する係止部10が形成されるように取
付けられてなることを特徴とするものである。
(作用) 本考案のコンクリートブロック運搬装置を使用するには
例えば以下のようにする。
先ず、第1図に示すようにパレット6等の上に複数列、
複数段に積み上げられているコンクリートブロック5の
荷物Aの下部両側面に二個一組の運搬具1の縦材2をあ
てがい、各運搬具1のパイプ4の係止部10に第2図の
ようにロープ9を掛け、このロープ9を図示されていな
いクレーンで吊り上げる。
このときロープ9が引かれると、両運搬具1が同荷物A
に押し付けられて同荷物Aを挟みつける。これによりパ
レット6の上に積み上げられている全てのコンクリート
ブロック5が一度に吊り上げられる。
なお、前記ロープ9は、対向する係止部10間に幾重に
も巻くのが望ましい。
(実施例) 第1図および第2図は本考案のコンクリートブロックの
荷物運搬装置の一実施例である。
1は複数列、複数段に積み上げられているコンクリート
ブロック5の荷物Aを運搬する二個一組の運搬具であ
り、同荷物Aの下部両側面にあてがって使用されるもの
である。各運搬具1は縦材2と横材3とパイプ4とから
構成されている。
前記縦材2は少なくとも荷物Aの側面に当接する長さの
帯状の金属製板材である。
前記横材3は縦材2とほぼ同じ長さの帯状の金属製板材
であり、同縦材2の外面に上下に離して側方に突出する
ように溶接等により取付けられている。
前記パイプ4は前記縦材2よりも長い金属製のものであ
る。このパイプ4はその長手方向両端部が縦材2の長手
方向両端から突出するように、縦材2の外面と前記二枚
の横材3との間に溶接等により取付けられている。本願
考案者の実験によれば、このパイプ4は第4図のよう
に、その直径が縦材2の幅の三分の一程度のものとする
のが好ましく、そのようにすれば荷物Aを吊り上げたと
きに、前記ロープ9の引張りによって発生する運搬具1
の挟着力が良好に伝達される。
そして、この実施例の運搬具1はその長手方向中央部が
内側に向けて突出するように緩やかに湾曲されており、
縦材2の長さ110mmに対して同湾曲の曲率を45.2
mとしてある。これにより第3図に示すように対向する
パイプ4の係止部10にロープ9を掛けて引上げると各
係止部10が荷物A側(内側)に引き寄せられ、運搬具
1が同図の仮想線で示されるように真直に変形して縦材
2が荷物Aの側面に密着する。更にロープ9を引上げる
と荷物Aの側面全体に均一に挟着力が生じるので、吊上
げられたコンクリートブロック5が崩れにくい。
なお、本考案の荷物運搬装置はコンクリートブロック5
だけでなく、レンガや箱等が複数列、複数段積み上げら
れた荷物Aにも使用することができる。
(考案の効果) 本考案の荷物運搬装置は以下のような効果がある。
.運搬具1を荷物Aの下部両側面にあてがい、パイプ
4の係止部10にロープ9を掛けて吊り上げるだけで荷
物A全体が吊り上げられるので、パレット6に積み上げ
られたコンクリートブロックや箱等を一度に運搬でき、
能率がよい。
.荷物Aの運搬時にパレット6を使用しないので、運
搬後にすぐにパレット6を回収して使用することがで
き、従来のように回収できないパレット6の分だけ余分
なパレット6を必要とせず、ひいてはパレット6の置き
場所を小さくすることができる。
.運搬具1の長手方向中央部が内側に向けて突出する
ように同運搬具1を緩やかに湾曲させれば、ロープ9を
引上げた際に運搬具1の両端が荷物Aの側面に密着して
同側面全体に均一に挟着力が生じるので、吊り上げられ
ている荷物Aがより一層崩れにくくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の荷物運搬装置の一実施例を示す斜視
図、第2図は同運搬装置により荷物を吊り上げた状態の
斜視図、第3図は同運搬装置の変形の説明図、第4図は
同運搬装置の運搬具の側面図、第5図、第6図は従来の
パレット支持具の使用状態を示す斜視図、第7図は従来
のマニピュレータの使用状態を示す斜視図、第8図は第
7図の側面図である。 1は運搬具 2は縦材 3は横材 4はパイプ 10は係止部 Aは荷物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数列、複数段に密に積み上げられたコン
    クリートブロック、箱等の荷物Aの両側面にあてがう二
    個一組の運搬具1からなり、各運搬具1は前記荷物Aの
    側面に当接する帯状の縦材2の外面に、二枚の横材3が
    上下に離され且つ側方に突出するように取付けられ、同
    縦材2の外面と前記二枚の横材3との間に同縦材2より
    も長いパイプ4が当てがわれ且つ同パイプ4の長手方向
    両端部に縦材2の長手方向両端から突出する係止部10
    が形成されるように取付けられてなることを特徴とする
    コンクリートブロック、箱等の荷物運搬装置。
JP3387190U 1990-03-30 1990-03-30 コンクリートブロック、箱等の荷物運搬装置 Expired - Lifetime JPH063020Y2 (ja)

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JP3387190U JPH063020Y2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 コンクリートブロック、箱等の荷物運搬装置

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Publication Number Publication Date
JPH03125780U JPH03125780U (ja) 1991-12-19
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JP2008254809A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Yasumasa Ochiai パレット用可動柵およびその使用方法

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JPH03125780U (ja) 1991-12-19

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