JPH061342U - 荷積用スペーサ - Google Patents

荷積用スペーサ

Info

Publication number
JPH061342U
JPH061342U JP4043892U JP4043892U JPH061342U JP H061342 U JPH061342 U JP H061342U JP 4043892 U JP4043892 U JP 4043892U JP 4043892 U JP4043892 U JP 4043892U JP H061342 U JPH061342 U JP H061342U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacer
loading
load
loads
interposed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4043892U
Other languages
English (en)
Inventor
修次 大芦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP4043892U priority Critical patent/JPH061342U/ja
Publication of JPH061342U publication Critical patent/JPH061342U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ただ一人の作業員でも積荷作業を可能な積荷
用スペーサを提供する。 【構成】 上下に積み重ねられる荷(Wa,Wb)の間
に介装される積荷用スペーサ(10)である。上下の荷
の間に介装されるスペーサ本体(11)に下側の荷(W
a)に固定させる固定部(12)を設けるとともに、上
側に積み上げる荷(Wb)に係合する係合(13)部を
設け、この係合部で下降中の荷の動きを案内して位置決
めする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、上下に積み重ねられる荷の間に介装されて使用される荷積用スペー サに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、クレーンを用いて荷を上下に積み上げる際、個々の荷にロープを掛け て積み上げるが、このとき、荷の間にスペーサを介装する。これは、荷を積み上 げた後、吊上用として用いたロープを取り除く際、ロープが上下の荷の間に挟み 込まれて取れなくなるのを防止するためである。 従来、上記荷の間に介装される荷積用スペーサとしては、単なる角材あるいは 平板等の部材が用いられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記したような単なる角材等からなる荷積用スペーサを用いて荷を積み上げる 作業について説明すると、まず、下側の荷を所定位置に配置し、その後、その荷 の上側に荷積用スペーサを載せ、次いで上側に載せられる荷をクレーン及びそこ から延びるロープを介して吊り上げ、側方に移動させた後、下側の荷に対して真 上になるよう位置合わせしながら徐々に下降させて、前記荷積用スペーサの上に 載せるといった方法が採られている。
【0004】 したがって、このような従来の積荷作業では、クレーンを操作する者と、上側 の荷を下降させるときに位置調整を行う者の、少なくとも2人の作業員が必要で あり、作業効率が悪い欠点を有していた。
【0005】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、特殊な荷積用スペーサを用いるこ とによって、ただ一人の作業員でも積荷作業を可能ならしめようとするものであ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案では、係る目的を達成するために、上下の荷の間に介装されるスペーサ 本体にスペーサ本体を下側の荷に固定させる固定部を設けるとともに、スペーサ 本体にその上側に積み上げる荷に係合して下降中の荷の動きを規制する係合部を 設けたことを特徴としている。
【0007】
【作用】
上記構成の荷積用スペーサを用いて積荷作業を行うには、予め積み込んだ下側 の荷の上に固定部を利用して当該荷積用スペーサを固定する。 次いで、一旦上方へ吊り上げた上側の荷を降ろすときに、スペーサ本体に設け た係合部に当接させ、そのまま該係合部をガイドとして利用し下降させることに より、上側の荷を下側の荷に対して相対的に位置決めした状態で下降させること ができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案をプレハブ用の建築部材を積み重ねる際に使用される荷積用スペ ーサに適用した実施例について図1および図2を参照して説明する。図1はこの 荷積用スペーサを用いて実際に積荷作業を行う状態を示す斜視図、図2は荷積用 スペーサを示す斜視図である。
【0009】 図1において符号1は床あるいは壁用として利用されるパネルであり、工場等 で予め製作加工されるものである。これらのパネル1は各ブロックごと(例えば 1階で使用される床パネル、1階で使用される壁パネル等)に区分けされ、必要 に応じてビニールシート等で覆われた状態で紐材等で束ねられる。そして、この 束ねられたパネル郡Wは、トラックTに荷積みされて仮置場等へ搬送される。 また、符号10は本考案にかかる荷積用スペーサであって、上記したブロック 化されて上下に積み重ねられるパネル郡Wa,Wbの間に介装されるものである 。
【0010】 この積載用スペーサ10は、図2に示すように、上下のパネル郡Wa,Wbの 間に介装されるスペーサ本体11と、該スペーサ本体11を下側の積荷waに固 定させる固定部12と、前記スペーサ本体の上側に積み上げるパネル郡Wbに係 止して該パネル郡Wbの動きを規制する係合部13とを備える。
【0011】 スペーサ本体11は、長さの異なる2組の角材11a,11bを互いに対向す るように配置し、かつそれら角材の端部どうしを結合させることにより、全体が 長方形状となるように構成されてなるものである。
【0012】 また、上記固定部12は、スペーサ本体11の長手方向一側の角材11aの下 面に角材15aが固定された下方突出部15と、スペーサ本体11の長手方向他 側の角材11aの外面の略中央にピン16を介して鉛直方向に回転可能に設けら れた短冊状部材17の一端17aから構成される。
【0013】 さらに、前記係合部13は、前記スペーサ本体11に回転可能に設けられた前 記短冊状部材17の他端によって構成される。
【0014】 なお、上記短冊状部材17は、当該荷積用スペーサ10が実際に使用されると き、具体的には下側のパネル郡Waに固定されるとともに上側の荷Waに係合し てその動きを規制するときは、図中実線で示す如く、一端17aが下側となるよ う起立状態に回転されて使用される。他方、積荷用として使用されず単に倉庫等 に配置される場合には、占有スペースが小さくなるように図2中2点鎖線で示す 如く、水平状態に回転されて用いられる。
【0015】 なお、短冊状部材17の前記ピン16を挿通させる位置としては、短冊状部材 の中央部分に限らず、図に示すように一端側へずれた位置にしてもよい。この場 合、図1に示すような使用状態とするとき、水平状態にある短冊状部材17を若 干回転させるだけで、それ以降は自重により自動的に回転して上下方向を向くこ とになる。
【0016】 次に、上記構成の荷積用スペーサの作用について説明する。 図1に示すように、トラックTの荷台上に角材からなるスペーサ20、20を 適宜間隔をあけて配置し、その上に下側のパネル郡Waを載せる。
【0017】 そして、このパネル郡Waの上側に、荷積用スペーサ10を適宜間隔をあけて 固定する。このとき、短冊状部材17を上下方向となるように回転させ、この状 態で、一方の側部に取り付けた下方突出部15を下側のペネル郡Waの一側の係 止させるとともに、短冊状部材17の下側に位置する一端17aを同パネル郡W aの他側に係止させて固定する。これにより、荷積用スペーサ10は長手方向の 移動が規制される。
【0018】 この状態で、上側のパネル郡WbにロープRを掛けクレーンを介して吊り上げ 、同パネル郡Wbを側方へ移動させて、荷積用スペーサ10の起立状態にある短 冊状部材17の他端の係合部13に当接させ、該係合部13をガイドとして利用 しそのまま下降させる。こうすることで、持ち上げている上側の床パネル郡Wb を作業員等の手を借りることなく下側の荷に対して相対的に位置決めさせて下降 できる。
【0019】 なお、上記実施例において示した部品等は一例であり、適用される荷の形状等 によって種々適宜変更可能である。
【0020】 例えば、上記実施例では、スペーサ本体11として角材を4角形状に組み合わ せものを用いているが、これに限られることなく、単なく角材あるいは平板から なるスペーサ本体を用いてもよい。
【0021】 また、上記実施例では、回動自在に設けた短冊状部材17の一端に固定部12 の一部を構成させるとともに、短冊状部材17の他端に係合部13を設けている が、これに限られることなく、それら固定部12及び係合部13をそれぞれ別体 に設けてもよく、さらに両者を回転自在ではなくスペーサ本体11に固定的に設 けてもよい。
【0022】 また、上記実施例では、本考案にかかる荷積用スペーサ10を用いてプレハブ 用パネル郡を積荷する場合を例に採って説明したが、これに限られることなく、 本考案の荷積用スペーサ10は、他の荷を積み上げる際のスペーサとしても勿論 利用できる。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、上下の荷の間に介装されるスペーサ本体 にスペーサ本体を下側の荷に固定させる固定部を設けるとともに、スペーサ本体 にその上側に積み上げる荷に係合して該下降中の荷の動きを規制する係合部を設 けているから、上方へ吊り上げた上側の荷を下側の荷上に吊り降ろすときに、上 側の荷を下側の荷に対して相対的に位置決めした状態で下降させることができる 。したがって、上側の荷を降ろすときの位置調整を行う者は不要となり、ただ一 人の作業員でも積荷作業が行えることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案にかかる荷積用スペーサを用いて
実際に積荷作業を行う状態を示す斜視図である。
【図2】図2は積荷用スペースの詳細を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
Wa パネル郡(下側の荷) Wb パネル郡(上側の荷) 10 荷積用スペーサ 11 スペーサ本体 12 固定部 13 係合部 16 ピン 17 短冊状部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に積み重ねられる荷の間に介装され
    る荷積用スペーサであって、 上下の荷の間に介装されるスペーサ本体に該スペーサ本
    体を下側の荷に固定させる固定部を設け、かつ前記スペ
    ーサ本体にその上側に積み上げる荷に係合して該下降中
    の荷の動きを規制する係合部を設けたことを特徴とする
    荷積用スペーサ。
JP4043892U 1992-06-12 1992-06-12 荷積用スペーサ Withdrawn JPH061342U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4043892U JPH061342U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 荷積用スペーサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4043892U JPH061342U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 荷積用スペーサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH061342U true JPH061342U (ja) 1994-01-11

Family

ID=12580649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4043892U Withdrawn JPH061342U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 荷積用スペーサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH061342U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441378U (ja) * 1977-08-26 1979-03-19

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441378U (ja) * 1977-08-26 1979-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0821100A (ja) 揚重装置及び、該装置を用いた構築資材の運搬方法
JP5814661B2 (ja) 鋼材の吊り装置
US5184929A (en) Material handling apparatus for transferring and unloading a load of material
JPH061342U (ja) 荷積用スペーサ
JP2833336B2 (ja) 格子状鉄筋の吊上げ搬送装置
JPH0437168Y2 (ja)
JPH061574Y2 (ja) 屋根瓦用搬送具
JP4102002B2 (ja) クレーンのコンテナ専用吊具
JP2001354374A (ja) エレベータの昇降路内揚重装置
JPH0732469Y2 (ja) ポータブルボックス
JP2851758B2 (ja) 建設用資材の揚重方法
JP3229314U (ja) サポート保持具
JPH063020Y2 (ja) コンクリートブロック、箱等の荷物運搬装置
JPS63300100A (ja) 重量物運搬装置
JP2512196B2 (ja) 建設資材吊上げ装置及び吊上げ方法
JP2536787Y2 (ja) パネル等荷上げ具
CN215168104U (zh) 一种便于建筑模板安装的升降架
JPH072377U (ja) 建材の荷受方法および吊上治具
JPH06322989A (ja) 外壁板建込み方法及び外壁板揚重治具
JPH07252055A (ja) リフト装置
JPH10140839A (ja) 型枠材及びパイプサポートの垂直揚重装置
JPH10167668A (ja) 垂直・水平搬送装置およびその運転方法
JPH05156814A (ja) 板材の運搬施工法及び運搬用治具
JP2023098374A (ja) 係止治具、荷受ステージ、および揚重システム
JPS5842329Y2 (ja) パネル搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003