JPH08142375A - サーマルヘッド駆動回路 - Google Patents
サーマルヘッド駆動回路Info
- Publication number
- JPH08142375A JPH08142375A JP31397694A JP31397694A JPH08142375A JP H08142375 A JPH08142375 A JP H08142375A JP 31397694 A JP31397694 A JP 31397694A JP 31397694 A JP31397694 A JP 31397694A JP H08142375 A JPH08142375 A JP H08142375A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- rows
- thermal head
- strobe signal
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 39
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 claims description 2
- 240000007320 Pinus strobus Species 0.000 description 20
- 238000003491 array Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の記録ラインの制御を行なうサーマルヘ
ッド駆動回路において、共通電極に付与される電力の電
圧降下を一定の範囲とする。 【構成】各記録ラインを駆動するストローブ信号を個別
に作成し、さらにこれらのストローブ信号が互いに重複
しないようにした。
ッド駆動回路において、共通電極に付与される電力の電
圧降下を一定の範囲とする。 【構成】各記録ラインを駆動するストローブ信号を個別
に作成し、さらにこれらのストローブ信号が互いに重複
しないようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば複数の発熱素
子が一直線状に配置された発熱素子列を複数有し、これ
らの発熱素子列の個々の発熱素子に電力を供給するため
の共通電極を有したいわゆる複数記録ライン型サーマル
ヘッドの駆動回路に関する。
子が一直線状に配置された発熱素子列を複数有し、これ
らの発熱素子列の個々の発熱素子に電力を供給するため
の共通電極を有したいわゆる複数記録ライン型サーマル
ヘッドの駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】複数記録ライン型サーマルヘッドの一般
的構造について、図1を参照して説明する。なお、この
図1は本発明の1実施例図でもあるが、ここでは従来構
造部分についてのみ説明することとする。図1に示した
サーマルヘッドは、第1の記録ラインである第1の帯状
抵抗体20と、この第1の記録ラインと平行に配置され
た第2の記録ラインとなる第2の帯状抵抗体40と、こ
れら第1、第2の帯状抵抗体と平行でかつそれらの間に
配置される共通電極10とを有している。共通電極10
からは各帯状抵抗体20、40に電源供給リード11が
交互に等間隔で延びている。また、各帯状抵抗体20、
40には、電源供給リード11とは反対側から各側の電
源供給リード11の中間位置にそれぞれ個別リード12
が設けられている。すなわち、各側抵抗体20、40は
各側に延出された電源供給リード11に挟まれた区域を
一つの発熱素子とする発熱素子列として構成されるてい
る。全ての電源供給リード11と接続している共通電極
10は図示しない電源に接続し、各帯状抵抗体20、4
0に接続される個別リード12はそれぞれの側に設けら
れた駆動IC30、50に接続している。各駆動IC3
0、50はそれぞれシフトレジスタ、ラッチ及びナンド
ゲート群を有しており、各側のシフトレジスタに導入さ
れた各側の印字データが各側のラッチを介してそれぞれ
のナンドゲートに一斉に付与される。また、これらのナ
ンドゲートにはストローブ信号がほぼ同時に与えられ
る。すなわち、ストローブ信号が与えられている期間に
おいて、印字データがオンとなっているナンドゲートの
みがオン動作しそのナンドゲートに接続している個別リ
ード12が規定する発熱素子が発熱する。今、図1の上
側の発熱抵抗体20及び下側の発熱抵抗体40に関する
それぞれの発熱素子について順に1、2、3、・・・と
符号付けしたとすると、上側の発熱抵抗体20に関して
は1、3、5、・・・で表される発熱素子列となり、下
側の発熱抵抗体40に関しては2、4、6、・・・で表
される発熱素子列となる。したがって、この明細書にお
いては、上側の発熱抵抗体に関するものについては奇数
側と呼び、下側の発熱抵抗体に関するものについては偶
数側と呼ぶことにする。シフトパルスSPにより、奇数
側IC30には奇数側の印字データが順次導入され、偶
数側IC50には偶数側の印字データが順次導入され
る。これにより、各側シフトレジスタ内に必要な印字デ
ータが揃うとラッチパルスLPによりラッチされて各側
のナンドゲート群のそれぞれのナンドゲートに印字デー
タが付与される。そして、この状態で各側にストローブ
信号を供給して印字を行なう。例えば、奇数側IC30
のシフトレジスタの左から4番目のレジスタの印字デー
タがオンとすると、奇数側抵抗体20の左から4番目の
発熱素子(符号7)が発熱する。同様に偶数側IC50
のシフトレジスタの左から3番目のレジスタの印字デー
タがオンの場合には偶数側抵抗体40の左から3番目の
発熱素子(符号6)が発熱する。
的構造について、図1を参照して説明する。なお、この
図1は本発明の1実施例図でもあるが、ここでは従来構
造部分についてのみ説明することとする。図1に示した
サーマルヘッドは、第1の記録ラインである第1の帯状
抵抗体20と、この第1の記録ラインと平行に配置され
た第2の記録ラインとなる第2の帯状抵抗体40と、こ
れら第1、第2の帯状抵抗体と平行でかつそれらの間に
配置される共通電極10とを有している。共通電極10
からは各帯状抵抗体20、40に電源供給リード11が
交互に等間隔で延びている。また、各帯状抵抗体20、
40には、電源供給リード11とは反対側から各側の電
源供給リード11の中間位置にそれぞれ個別リード12
が設けられている。すなわち、各側抵抗体20、40は
各側に延出された電源供給リード11に挟まれた区域を
一つの発熱素子とする発熱素子列として構成されるてい
る。全ての電源供給リード11と接続している共通電極
10は図示しない電源に接続し、各帯状抵抗体20、4
0に接続される個別リード12はそれぞれの側に設けら
れた駆動IC30、50に接続している。各駆動IC3
0、50はそれぞれシフトレジスタ、ラッチ及びナンド
ゲート群を有しており、各側のシフトレジスタに導入さ
れた各側の印字データが各側のラッチを介してそれぞれ
のナンドゲートに一斉に付与される。また、これらのナ
ンドゲートにはストローブ信号がほぼ同時に与えられ
る。すなわち、ストローブ信号が与えられている期間に
おいて、印字データがオンとなっているナンドゲートの
みがオン動作しそのナンドゲートに接続している個別リ
ード12が規定する発熱素子が発熱する。今、図1の上
側の発熱抵抗体20及び下側の発熱抵抗体40に関する
それぞれの発熱素子について順に1、2、3、・・・と
符号付けしたとすると、上側の発熱抵抗体20に関して
は1、3、5、・・・で表される発熱素子列となり、下
側の発熱抵抗体40に関しては2、4、6、・・・で表
される発熱素子列となる。したがって、この明細書にお
いては、上側の発熱抵抗体に関するものについては奇数
側と呼び、下側の発熱抵抗体に関するものについては偶
数側と呼ぶことにする。シフトパルスSPにより、奇数
側IC30には奇数側の印字データが順次導入され、偶
数側IC50には偶数側の印字データが順次導入され
る。これにより、各側シフトレジスタ内に必要な印字デ
ータが揃うとラッチパルスLPによりラッチされて各側
のナンドゲート群のそれぞれのナンドゲートに印字デー
タが付与される。そして、この状態で各側にストローブ
信号を供給して印字を行なう。例えば、奇数側IC30
のシフトレジスタの左から4番目のレジスタの印字デー
タがオンとすると、奇数側抵抗体20の左から4番目の
発熱素子(符号7)が発熱する。同様に偶数側IC50
のシフトレジスタの左から3番目のレジスタの印字デー
タがオンの場合には偶数側抵抗体40の左から3番目の
発熱素子(符号6)が発熱する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
複数ライン型のサーマルヘッド駆動回路については、そ
れぞれの記録ラインのストローブ信号を同時に出力して
いる場合があった。この場合には同時記録する印字デー
タのオンデータ数により共通電極10からの電力が電圧
降下により一定とならず記録の濃度が異なってしまう。
このような欠点を改善するために、従来においては同時
オンデータ数に対応してストローブ信号を増減したりし
ていた。しかしながら、このような方法では、ストロー
ブ信号の幅等を変化させなければならず回路構成が複雑
になってしまう欠点があった。この発明は、この点を改
善するためになされたものである。
複数ライン型のサーマルヘッド駆動回路については、そ
れぞれの記録ラインのストローブ信号を同時に出力して
いる場合があった。この場合には同時記録する印字デー
タのオンデータ数により共通電極10からの電力が電圧
降下により一定とならず記録の濃度が異なってしまう。
このような欠点を改善するために、従来においては同時
オンデータ数に対応してストローブ信号を増減したりし
ていた。しかしながら、このような方法では、ストロー
ブ信号の幅等を変化させなければならず回路構成が複雑
になってしまう欠点があった。この発明は、この点を改
善するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、この発明で
は、複数の発熱素子が一直線状に配置された発熱素子列
と、該それぞれの発熱素子列のここの発熱素子に必要な
電力を付与するための一つの共通電極とを有し、上記そ
れぞれの発熱素子列にストローブ信号を供給して該それ
ぞれのストローブ信号が供給されている期間それぞれの
発熱素子列に属する複数の発熱素子に印字データをそれ
ぞれ与えることにより、各発熱素子に対する発熱制御が
行なわれるサーマルヘッド駆動回路において、上記各発
熱素子列に与えられる各ストローブ信号をそれぞれ重複
することなく与えるよう構成した。
は、複数の発熱素子が一直線状に配置された発熱素子列
と、該それぞれの発熱素子列のここの発熱素子に必要な
電力を付与するための一つの共通電極とを有し、上記そ
れぞれの発熱素子列にストローブ信号を供給して該それ
ぞれのストローブ信号が供給されている期間それぞれの
発熱素子列に属する複数の発熱素子に印字データをそれ
ぞれ与えることにより、各発熱素子に対する発熱制御が
行なわれるサーマルヘッド駆動回路において、上記各発
熱素子列に与えられる各ストローブ信号をそれぞれ重複
することなく与えるよう構成した。
【0005】
【作用】このように、この発明では、各記録ラインの発
熱素子列に対するストローブ信号を各記録ライン毎に発
生し、かつこれらの各ストローブ信号が同時にオンとな
らないようにしたので、複数ラインのサーマルヘッドで
あっても各発熱素子列を独立に制御することができる。
熱素子列に対するストローブ信号を各記録ライン毎に発
生し、かつこれらの各ストローブ信号が同時にオンとな
らないようにしたので、複数ラインのサーマルヘッドで
あっても各発熱素子列を独立に制御することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面の1実施例を参照して説
明する。図1を参照する。この発明においては、ストロ
ーブ信号の発生方法が従来と異なる。ストローブ源ST
Rからの信号は2つのアンドゲート61、62の一方の
入力に導入される。アンドゲート62の他方の入力には
基準クロックRCKがそのまま導入され、アンドゲート
61の他方には基準クロックRCKの反転信号が入力さ
れている。
明する。図1を参照する。この発明においては、ストロ
ーブ信号の発生方法が従来と異なる。ストローブ源ST
Rからの信号は2つのアンドゲート61、62の一方の
入力に導入される。アンドゲート62の他方の入力には
基準クロックRCKがそのまま導入され、アンドゲート
61の他方には基準クロックRCKの反転信号が入力さ
れている。
【0007】図2に示すように、ストローブ源からの信
号STRと基準クロックRCKとのアンド出力(アンド
ゲート62の出力)が偶数側のストローブ信号となり、
ストローブ源からの信号STRと基準クロックRCKの
反転信号とのアンド出力が奇数側のストローブ信号とな
る。
号STRと基準クロックRCKとのアンド出力(アンド
ゲート62の出力)が偶数側のストローブ信号となり、
ストローブ源からの信号STRと基準クロックRCKの
反転信号とのアンド出力が奇数側のストローブ信号とな
る。
【0008】
【発明の効果】以上、この発明によれば、複数の記録ラ
インを有するサーマルヘッドの各ラインのストローブを
個別に発生するとともにそれらが重複することがないよ
うにしたので、各記録ライン毎に制御を行なうことがで
き回路構成を単純化することができる。また、各記録ラ
インに付与する各ストローブ信号を簡単な論理回路を組
み合わせて作成することができ容易に実施することが可
能である。
インを有するサーマルヘッドの各ラインのストローブを
個別に発生するとともにそれらが重複することがないよ
うにしたので、各記録ライン毎に制御を行なうことがで
き回路構成を単純化することができる。また、各記録ラ
インに付与する各ストローブ信号を簡単な論理回路を組
み合わせて作成することができ容易に実施することが可
能である。
【図1】図1は、本発明の第1実施例を示す構成説明図
である。
である。
【図2】図2は、図1のストローブ信号を示すタイミン
グチャートである。
グチャートである。
61、62:アンドゲート 63:インバータ
Claims (1)
- 【請求項1】複数の発熱素子が一直線状に配置された発
熱素子列と、該それぞれの発熱素子列のここの発熱素子
に必要な電力を付与するための一つの共通電極とを有
し、上記それぞれの発熱素子列にストローブ信号を供給
して該それぞれのストローブ信号が供給されている期間
それぞれの発熱素子列に属する複数の発熱素子に印字デ
ータをそれぞれ与えることにより、各発熱素子に対する
発熱制御が行なわれるサーマルヘッド駆動回路におい
て、 上記各発熱素子列に与えられる各ストローブ信号をそれ
ぞれ重複することなく与えるよう構成したことを特徴と
するサーマルヘッド駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31397694A JPH08142375A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | サーマルヘッド駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31397694A JPH08142375A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | サーマルヘッド駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08142375A true JPH08142375A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=18047751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31397694A Pending JPH08142375A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | サーマルヘッド駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08142375A (ja) |
-
1994
- 1994-11-24 JP JP31397694A patent/JPH08142375A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040803 |