JPH081272Y2 - リフト装置 - Google Patents

リフト装置

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JPH081272Y2
JPH081272Y2 JP1989138948U JP13894889U JPH081272Y2 JP H081272 Y2 JPH081272 Y2 JP H081272Y2 JP 1989138948 U JP1989138948 U JP 1989138948U JP 13894889 U JP13894889 U JP 13894889U JP H081272 Y2 JPH081272 Y2 JP H081272Y2
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JP
Japan
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link
lift
pin
base
actuator
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JP1989138948U
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利治 西宮
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Press Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はリフト装置、特に、リフトテーブルとベース
との間にリフトテーブル昇降用X形リンク機構を備えた
リフト装置に関する。
[従来の技術] 従来のリフト装置は、第2図に示すように、リフトテ
ーブル昇降用X形リンク機構1aの一方のリンク2は、下
端がベース3上のブラケット4にピン5を介して回動自
在に取付けられ、上端がリフトテーブル6下面の方形ブ
ラケット7の水平方向に伸延する案内溝8にピン9によ
り摺動自在に係合されている。
また、前記一方のリンク2とX形に交差して配設され
た他方のリンク10は、上端がリフトテーブル6下面のブ
ラケット11にピン12により回動自在に取付けられ、中央
部が前記リンク2とピン13で回動自在に枢着され、下端
がベース3上の方形ブラケット14の水平方向に伸延する
案内溝15に摺動自在に係合されている。
上述のようにしてなるリフト装置1の昇降駆動は、エ
アシリンダや油圧シリンダ等のアクチュエータ17の作動
ロッド18の先端をリンク10下端のピン16に結合させ、前
記作動ロッド18の前進、後退により行わせるようになっ
ていた。
また、従来のリフト装置の他の例では、第3図に示す
ように、リンク2の下端寄りの中間部に、アクチュエー
タ17の作動ロッド18をピン19により結合させ、リンク2
をアクチュエータ17により直接作動させるようにしてい
た。
さらに、上記以外の従来のリフト装置としては、リン
ク2の下端のピン5の位置にシャフトを設け、そのシャ
フトをモータ等により駆動させリンク2を回動させるよ
うにしたものや、リフトテーブル6をアクチュエータ17
により直接押し引きするようにしたものがあった。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、第1図および第2図に示すリフト装置
では、下降状態におけるリンク10、リンク2の取付角度
(ベース3間の角度)が小さいことや、それらのリンク
10、2とアクチュエータ17との結合部がリンク10、2の
下端もしくは下端寄りになっているため、積荷状態でリ
フトテーブル6を上昇させる場合、アクチュエータ17の
駆動力の分力化によるロスもあり、大なる駆動力が要求
され、それだけアクチュエータ17が大型化するという問
題があった。
さらに、リンク2の下端をモータ等により回動させる
ものでは、モータや回転機構を具備する必要があり、高
価格になるという問題があった。
また、リフトテーブル6をアクチュエータ17により直
接押し引きするようにしたものでは、アクチュエータの
大きさによりリフトテーブル6の下降位置が限定されて
しまうため、低リフトができないという問題があった。
本考案は、上述の従来リフト装置に鑑みて案出された
もので、リフト装置のリフト下限位置をできる限り低い
位置に設定することを可能としつつ、そのリフト下限位
置でのリフト能力を十分とれるリフト装置を提供するこ
とを可能とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のリフト装置は、
リフトテーブル昇降用X形リンク機構の一方のリンクの
下端がベース上部に回動自在に枢着され、上端がリフト
テーブル下部に水平方向に摺動自在に係合され、前記一
方のリンクに交差して枢着された他方のリンクの上端が
前記リフトテーブル下部に回動自在に枢着され、下端が
前記ベース上部に水平方向に摺動自在に係合されてなる
リフト装置において、下端を前記ベース上部の前記一方
のリンクの下端枢着部と前記他方のリンクの下端係合部
との間に回動自在に枢着し、上端を前記一方のリンクに
形成された案内部と摺動自在に係合させた駆動リンク
を、前記X形リンク機構を折りたたんだとき前記ベース
との間に、X型リンクのベース間角度より大きな角度を
もつように設け、前記駆動リンクをアクチュエータによ
り回動可能にしてなる。
[作用] 上述のように構成してなる本考案のリフト装置の作用
は、次の通りである。
リフト装置を第1図の実線で示すリフト下限位置から
2点鎖線で示すリフト上限位置まで上昇させる場合、ア
クチュエータ17を作動させると、その作動ロッド18が前
進して駆動リンク20をピン22を中心として図で反時計方
向に回動させる。駆動リンク20上端のピン24は、案内溝
23内を下方へ摺動しながらリンク2を押圧するので、リ
ンク2はピン5を中心として駆動リンク20と同様反時計
方向に回動する。
リンク2とピン13で枢着されたリンク10は、リンク2
の前記回動に伴い、下端のピン16が案内溝15内を図で左
方向に摺動しつゝ起立する。この上昇作動は、リンク10
のピン16が案内溝15の左端に当接することによって終了
し、この位置が第1図に2点鎖線で示したリフト上限位
置であり、この最大リフト時の前記各部品、部分は夫々
2′、8′、9′、10′、12′、13′、18′、20′、2
4′で示している。
上昇位置にあるリフト装置を下降せしめ、前記リフト
下限位置に戻すには、アクチュエータ17を前述とは逆に
作動させ、即ち作動ロッド18を18′の位置から後退させ
れば、X形リンク機構1は上昇時と全く反対に作動しな
がら、実線で示すリフト下限位置に戻るものである。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を、第1図について説明す
る。
尚、第2図、第3図に示した従来例と同一部材、部品
については同一符号を付すものとする。
本考案によるリフト装置におけるリフトテーブル昇降
用X形リンク機構1の一方のリンク2は、下端がベース
3上のブラケット4にピン5を介して回動自在に取付け
られ、上端がリフトテーブル6下面の方形ブラケット7
の水平方向に伸延する案内溝8にピン9により摺動自在
に係合されている。
また、前記一方のリンク2とX形に交差して配設され
た他方のリンク10は、上端がリフトテーブル6下面のブ
ラケット11にピン12により回動自在に取付けられ、中央
部が前記リンク2とピン13で回動自在に枢着され、下端
がベース3上の方形ブラケット14の水平方向に伸延する
案内溝15に摺動自在に係合されている。
20は駆動リンクで、その下端は、ベース3上のリンク
2の下端が取付けられている方形ブラケット4と、リン
ク10の下端が取付けられているブラケット14との中間部
位に設けられたブラケット21に、ピン22を介して回動自
在に取付けられる。前記ブラケット21は、出来る限り方
形ブラケット14寄りに配設して、駆動リンク20の後記傾
斜角度βとすることが望ましい。
また、前記リンク20の上端は、リンク2の中央部(ピ
ン13)と上端(ピン9)との中間部位に設けられた案内
溝23にピン24により摺動自在に係合されている。前記案
内溝23は、駆動リンク20のリフト下限位置(第1図の実
線の状態)における傾斜角度βが最大値にとれるよう
に、ブラケット21の配設位置を考慮しながら設定する。
尚、図中Z−Z線はリンク2の中心線、Y−Y線は駆
動リンク20の中心線を夫々示している。
駆動リンク20の中間部位に、従来と同様にエアシリン
ダや油圧シリンダ等のアクチュエータ17の作動ロッド18
の先端部をピン25により結合している。前記アクチュエ
ータ17は、前記作動ロッド18ができるだけ大きな角度で
駆動リンク20に係合するように配設するのが望ましい。
上述のように構成してなる本考案のリフト装置の作用
は、次の通りである。
リフト装置を第1図の実線で示すリフト下限位置から2
点鎖線で示すリフト上限位置まで上昇させる場合、アク
チュエータ17を作動させると、その作動ロッド18が前進
して駆動リンク20をピン22を中心として図で反時計方向
に回動させる。駆動リンク20上端のピン24は、案内溝23
内を下方へ摺動しながらリンク2を押圧するので、リン
ク2はピン5を中心として駆動リンク20と同様反時計方
向に回動する。
リンク2とピン13で枢着されたリンク10は、リンク2
の前記回動に伴い、下端のピン16が案内溝15内を図で左
方向に摺動しつゝ起立する。この上昇作動は、リンク10
のピン16が案内溝15の左端に当接することによって終了
し、この位置が第1図に2点鎖線で示したリフト上限位
置であり、この最大リフト時の各部品、部分は夫々
2′、8′、9′、10′、12′、13′、18′、20′、2
4′で示している。
上昇位置にあるリフト装置を下降せしめ、前記リフト
下限位置に戻すには、アクチュエータ17を前述とは逆に
作動させ、即ち作動ロッド18を18′の位置から後退させ
れば、X形リンク機構1は上昇時と全く反対に作動しな
がら、実線で示すリフト下限位置に戻るものである。
上述のように構成されかつ作動する本考案のリフト装
置は、リンク2を直接駆動するものに比しリフト下限位
置における駆動リンク20の傾斜角度βを大きくとること
ができ、それによってアクチュエータ17の駆動ロスを低
減しつゝリフト能力を増大できる。
また、駆動リンク20を配設し、該リンク20をアクチュ
エータ17により駆動させることにより、X形リンク機構
1を構成する一方のリンク2のリフト下限位置での傾斜
角度αを小さくすることができ、それによって、リスト
下限位置の高さhを最小限にできる。
前記実施例では、駆動リンク20の中間部とアクチュエ
ータ17により駆動させるにしたが、下端部(ピン22)を
駆動型モータ等により駆動させて駆動リンク20を回動さ
せることもできる。
[考案の効果] 以上のように、本考案のリフト装置は、リフトテーブ
ル昇降用X形リンク機構の一方のリンクの下端がベース
上部に回動自在に枢着され、上端がリフトテーブル下部
に水平方向に摺動自在に係合され、前記一方のリンクに
交差して枢着された他方のリンクの上端が前記リフトテ
ーブル下部に回動自在に枢着され、下端が前記ベース上
部に水平方向に摺動自在に係合されてなるリフト装置に
おいて、下端を前記ベース上部の前記一方のリンクの下
端枢着部と前記他方のリンクの下端係合部との間に回動
自在に枢着し、上端を前記一方のリンクに形成された案
内部と摺動自在に係合させた駆動リンクを、前記X形リ
ンク機構を折りたたんだとき前記ベースとの間に、X型
リンクのベース間角度より大きな角度をもつように設
け、前記駆動リンクをアクチュエータにより回動可能に
してなるので、リフト下限位置における駆動リンクの傾
斜角度を大きくとることができ、それによってアクチュ
エータの駆動ロスを低減しつゝリフト能力を増大でき
る。また逆にリフト能力を同一とすれば、前記アクチュ
エータの小型化が図れる。
また、前記X形リンク機構の一方のリンクのリフト下
限位置での傾斜角度を最小限に設定できるため、リフト
下限位置におけるリフト装置の高さを小さくできる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のリフト装置の一実施例を示す側面図、
第2図、第3図は夫々従来のリフト装置を示す側面図で
ある。 1……昇降用X形リンク機構、2……一方のリンク、3
……ベース、6……リフトテーブル、13……ピン、7、
14……方形ブラケット、17……アクチュエータ、18……
作動ロッド、20……駆動リンク、23……案内溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リフトテーブル昇降用X形リンク機構の一
    方のリンクの下端がベース上部に回動自在に枢着され、
    上端がリフトテーブル下部に水平方向に摺動自在に係合
    され、前記一方のリンクに交差して枢着された他方のリ
    ンクの上端が前記リフトテーブル下部に回動自在に枢着
    され、下端が前記ベース上部に水平方向に摺動自在に係
    合されてなるリフト装置において、下端を前記ベース上
    部の前記一方のリンクの下端枢着部と前記他方のリンク
    の下端係合部との間に回動自在に枢着し、上端を前記一
    方のリンクに形成された案内部に摺動自在に係合させた
    駆動リンクを、前記X形リンク機構を折りたたんだとき
    前記ベースとの間に、X型リンクのベース間角度より大
    きな角度をもつように設け、前記駆動リンクをアクチュ
    エータにより回動可能にしてなるリフト装置。
JP1989138948U 1989-11-30 1989-11-30 リフト装置 Expired - Lifetime JPH081272Y2 (ja)

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JPH0376893U JPH0376893U (ja) 1991-08-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4876666U (ja) * 1971-12-23 1973-09-21
JPS5652000A (en) * 1979-10-04 1981-05-09 Nikken Chemicals Co Ltd Novel starch hydrolysate and production thereof

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