JP2501375Y2 - 重量物立体格納設備用休止装置 - Google Patents

重量物立体格納設備用休止装置

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JP2501375Y2
JP2501375Y2 JP1991021493U JP2149391U JP2501375Y2 JP 2501375 Y2 JP2501375 Y2 JP 2501375Y2 JP 1991021493 U JP1991021493 U JP 1991021493U JP 2149391 U JP2149391 U JP 2149391U JP 2501375 Y2 JP2501375 Y2 JP 2501375Y2
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JP
Japan
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stopper
arm
pallet
heavy
equipment
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JP1991021493U
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JPH04119064U (ja
Inventor
英孝 菊地
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はバス、トラック等重量物
の立体格納設備用休止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】格納設備の架台に、昇降パレットによっ
て出没するパレット支持用のストッパーを設け、該スト
ッパーをこれに引張バネを介して連結される回転アーム
により制御するようにしたものは公知である。図5は上
述した従来の重量物立体格納設備用休止装置を示すもの
で格納設備の架台12には軸13により軸支されて、ボ
ックス5に支持されるストッパー4が、パレット6の昇
降により出没自在に設けられ、該ストッパー4に引張バ
ネ14を介して連結されるストッパー制御用の回転アー
ム7が、該回転アーム7に設けた2個のピン8,9を架
台12に設けた2個のガイド溝10,11に誘導される
ように設けられて、その先端がストッパー4に設けた押
圧部15に臨むようにし、かくてパレット6をストッパ
ー4で支持する時は、先ずパレット6を図示の位置から
上昇させる。パレット6はストッパー4を架台12へ押
し込み、Cの状態にし、同時にアーム7をピン9を中心
にして回転させ、Aの状態にする。パレット6がストッ
パー4を通過したところで、ストッパー4はバネ14の
力で図示実線の位置へもどるので、ここでパレット6を
下降させ、ストッパー4にてパレット6を支持する。パ
レット6をストッパー4から外す時は、先ずパレット6
をアーム7の位置より上側まで上昇させる。アーム7は
パレット6が、どいたのでバネ14の力で図示実線の位
置へもどる。次にパレット6を下降させると、アーム7
はピン8を中心に回転し、押圧部15を摺動しながら架
台12の方へ押し込みピン9は上方へ移動し、Bの状態
になる。パレット6がなお下降すると、ストッパー4と
アーム7はバネ14の力で図示実線の状態になる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の休止装
置のアーム機構はアーム7に固定された上下2ケ所のピ
ン8,9と、ピン8,9が移動する為のガイド溝10,
11を格納設備の架台12に有しており、例えばパレッ
ト6の上昇の際は一方のピン9がガイド溝11上を動か
ず支点となり、他方のピン8がガイド溝10上を移動し
てアーム7の回転となるが、実際の運転中には振動・衝
撃によるガイド溝板(板の図示は省略)のずれ及びパレ
ット6下降時の衝撃により両方のピン8,9が同時にガ
イド溝10,11上を移動しアーム7が変形するなど、
アーム7がスムーズに動かなくなりストッパー4の制御
不能に陥ることがあった。
【0004】本考案は、かかる問題点に対処するため開
発されたものであって、アームが振動、衝撃にも動作不
良を起こすことなく常にスムーズな動きをしてストッパ
ーを制御することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の構成を実施例に対応する図1を用いて説明
すると本考案は格納設備の架台12に、昇降パレット6
によって出没するパレット支持用のストッパー4と、該
ストッパー4に引張ばね14を介して連結されるストッ
パー制御用の回転アーム7とを設けた重量物立体格納設
備用休止装置において、前記回転アーム7を、前記スト
ッパー4に引張ばね14を介して連結されて下端を架台
12に軸支する下部アーム2と、該下部アーム2の先端
に復帰バネ3を介して揺動自在に軸支されて先端を前記
ストッパーの押圧部15に臨ませた上部アーム1とによ
り形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】そして本考案は上記の手段によりパレット上昇
時アームは下部の固定ピンを中心に回転し移動する。ガ
イド溝がないので上部のピンの移動は拘束されない。パ
レット下降時、アームは上部・下部に分割されているの
でジョイントピンを中心に上部のアームだけが下方に回
転しストッパーを制御する。この時下部のアームは動か
ない。パレットがアームに接触しない位置迄下るとバネ
の力で上部のアームが元の位置に戻る。
【0007】
【実施例】以下本考案の一実施例を図1に基づいて説明
すると、2は格納設備の架台12へピン16を介して回
転自在に設けた下部アーム、1は下部アーム2へピン1
7を介して回転自在に設けた上部アームで、図示の状態
より広がらないように、ストッパー機構(図示なし)
が、下部アーム2との間に設けてある。3は上下アーム
1,2を広げる方向に作用している復帰バネ、4は軸1
3を介して架台12へ回転自在に設けたストッパー、5
はストッパー4を支持するボックスである。14は下部
アーム2を引張る方向に作用するバネ、15はストッパ
ー4に固定した丸棒からなる押圧部を示す。パレット6
をストッパー4で支持する時は、先ずパレット6を図3
の図示の位置Aから上昇させる。パレット6はストッパ
ー4を架台12へ押し込み、又上部アーム1を押し上げ
る。更に上昇させるとストッパー4はバネ14の力で、
架台12から図3の図示の位置Bに突き出る。パレット
6を下降させ、ストッパー4で図3の図示の位置Cに支
持する。次にパレット6をストッパー4から外す時は、
先ずパレット6を上下部アーム1,2がピン16を中心
に回転してパレット6から外れるまで、図4の図示の位
置D,Eに上昇させる。パレット6を下降させると、パ
レット6は上部アーム1を押し、上部アーム1は押圧部
15を摺動しながら図4の図示の位置Fのように架台1
2へ押込む。更に下降させると、上部アーム1はバネ3
の力で、ストッパー4はバネ14の力で図4の図示の位
置Gのように元にもどる。
【0008】
【考案の効果】このように本考案によるときは出没自在
のストッパーを制御する回転アームを、ストッパーに引
張バネを介して連結されて下端を架台に軸支する下部ア
ームと、該下部アームの先端に復帰バネを介して揺動自
在に軸支されて、先端をストッパーの押圧部に臨ませた
上部アームとより形成させたものであるから回転アーム
はガイド溝をなくし、アームを上下に分割し、下部の一
方を常に固定(回転だけ行う)し、上部のみ移動及び回
転出来るようになっているため、アームの動きが単純に
なりかつガイド溝によるアームのスティック現象がなく
なり、外部の影響を受けにくく常に安定した動きでスト
ッパーを制御するようになる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1の作動説明図である。
【図3】パレット上昇時の作動原理図である。
【図4】パレット下降時の作動原理図である。
【図5】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】 1 上部アーム 2 下部アーム 3 復帰バネ 4 ストッパー 6 パレット 7 回転アーム 12 架台 14 引張バネ 15 押圧部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格納設備の架台に、昇降パレットによっ
    て出没するパレット支持用のストッパーと、該ストッパ
    ーに引張バネを介して連結されるストッパー制御用の回
    転アームとを設けた重量物立体格納設備用休止装置にお
    いて、前記回転アームを、前記ストッパーに引張バネを
    介して連結されて下端を架台に軸支する下部アームと、
    該下部アームの先端に復帰バネを介して揺動自在に軸支
    されて先端を前記ストッパーの押圧部に臨ませた上部ア
    ームとにより形成したことを特徴とする重量物立体格納
    設備用休止装置。
JP1991021493U 1991-04-03 1991-04-03 重量物立体格納設備用休止装置 Expired - Lifetime JP2501375Y2 (ja)

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JPH04119064U JPH04119064U (ja) 1992-10-23
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Effective date: 19960206