JP2553704Y2 - 昇降ベッド補助脚の自動脚出し装置 - Google Patents

昇降ベッド補助脚の自動脚出し装置

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JP2553704Y2
JP2553704Y2 JP10008890U JP10008890U JP2553704Y2 JP 2553704 Y2 JP2553704 Y2 JP 2553704Y2 JP 10008890 U JP10008890 U JP 10008890U JP 10008890 U JP10008890 U JP 10008890U JP 2553704 Y2 JP2553704 Y2 JP 2553704Y2
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清司 安部
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、2本ないし3本のガイドレールに沿って
昇降するベッド架台に設けた折畳自在な補助脚に係り、
詳しくはベッド架台の下降に連動して脚出しされる補助
脚の自動脚出し装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、部屋の一側壁またはこれに直交して隣接する他
側壁の縦方向に2本ないし3本のガイドレールを付設
し、これらガイドレールに沿って昇降させる昇降ベッド
が知られている。
第6図は3本ガイド昇降ベッドの従来例を示す斜視図
である。
図中、1はベッド架台、3は懸架支持部材、8はベル
ト、9はステー、10はガイドレール、10′は短レール、
14は支柱、15は下限ストッパ、16は補強板、17は昇降ス
イッチ、20は補助脚である。3本のガイドレール10のう
ちの2本は一側壁Aの縦方向に付設され、1本は前記側
壁Aに直交して隣接する他側壁A′の縦方向に沿って立
設された支柱14に取付けられている。ベッド架台1の四
隅部には中空孔を有する4つの懸架支持部材3(奥の一
隅部に取付けたものは図に表れず)が取付けられてお
り、この4つの懸架支持部材3にそれぞれの一端が連結
されたベルト8にて、前記ベッド架台1が天井側から懸
架されている。
また、ベッド架台1の四隅部に取り付けられた4つの
懸架支持部材のうち三隅部の前記懸架支持部材3は、前
記ガイドレール10に沿って昇降できるようにそれぞれ嵌
装されている。
この昇降ベッドの天井側の一コーナーには、両端にベ
ルトを巻き取る巻取ドラムを取り付けた巻取シャフトを
備え、さらにこの巻取シャフトを正逆に回転する電動モ
ータを備える駆動部Cが設けられている。ベッド架台1
は、昇降スイッチ17の操作により駆動部Cの巻取シャフ
トがベルト8を巻き取り、巻き戻しして昇降するもので
ある。
この昇降ベッドにおいては、ベッド架台1は、3本の
ガイドレール10の下部にそれぞれ設けた下限ストッパ15
にて支持されるが、前記ベッド架台の一隅部は前記下限
ストッパ15による支持がないため、片持ち状態となって
いる。このため、ガイドレールを設置しないベッド架台
の一隅部の下部には、使用時における昇降ベッドの傾斜
・転倒を防止するために折り畳み可能な補助脚20が設け
られている。
なお、2本ガイド昇降ベッドにおいては、上述したよ
うな補助脚が、ガイドレールを設置しないベッド架台の
二隅部の下部に設けられている。
ところで、補助脚の折り畳みは人が手で行っており、
ベッドを使用する際に補助脚を出し忘れてベッドに飛び
乗ったりすると、昇降ベッドが傾斜・転倒したり、ガイ
ドレールに過大な負荷がかかりベッドを壊してしまう惧
れがあった。そこで、ベッド使用時に自動的に脚出し状
態にする自動脚出し装置が種々考案されている。
その一例としては、補助脚の回動軸に取付けた弦巻き
スプリングにて常に脚出し方向に付勢されている補助脚
に一端を連結し、他端を前記補助脚の折り畳み方向側に
位置するガイドレールに固定したワイヤーを、スプリン
グを介してベッド架台の内部を通過させて張設し、前記
ベッド架台の昇降に連動して補助脚の出し入れを行うも
のがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の自動脚出し装置は、機構が複雑
となるうえ故障しやすく、また価格も高くなるという欠
点があった。
本考案は、前記課題を解決するために創案されたもの
であり、補助脚の出し忘れを確実に防止し、かつ構造が
簡単で故障しにくく、しかも安価な昇降ベッド補助脚の
自動脚出し装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するためにこの考案の自動脚出し装置
は、ベッド架台の四隅部に相応する躯体側に設けられた
2本ないし3本のガイドレールのストッパによって、昇
降自在なベッド架台の下限停止位置が規制され、上記ガ
イドレールの不存在部位のベッド架台下部に枢着される
折畳み自在な補助脚を備える補助脚付き昇降ベッドにお
いて、前記ベッド架台の下面に取付けられ、折り畳まれ
た前記補助脚を磁着するマグネットと、前記ベッド架台
に回動自在に取付けられ、折り畳まれた前記補助脚に一
側が衝突して磁着状態の補助脚を解放するアームと、天
井躯体側に取付けられ、前記ベッド架台が天井側収納状
態から下降する際に、前記アームの他側が一時的な抵抗
で係止されて抜脱しアームに押下力を付与する係脱具
と、を具備することを特徴とするものである。
〔作用〕
この考案は上記のような構成であるから、ベッドを使
用する際に、ベッド架台が天井側に収納された状態から
下降を開始すれば、前記ベッド架台に回動自在に取付け
られたアームの他側が係脱具に一時的な抵抗で係止され
た後に抜脱するので、前記アームの一側に押下力が供与
される。したがって、ベッド架台下面に折り畳まれた状
態の補助脚にアームの一側が衝突し、マグネットの磁着
から補助脚を解放して自動的に脚出しする。
〔実施例〕
以下、この考案を実施例に基づいて詳細に説明する。
なお、実施例の説明にあたり、従来例と同一部材、同一
部位には同一符号を付し、その構成および作用の説明は
省略する。
第1図は自動脚出し装置の要部詳細図、第2図は本考
案の自動脚出し装置を備えた3本ガイド昇降ベッドの側
面図である。
第1図および第2図において、ガイドレール10を設置
しないベッド架台1の一隅部の下部には、補助脚取付け
部7が形成され、この補助脚取付け部7には補助脚2の
背面に当接して一定角度以上の回動を阻止するストッパ
7aが設けられている。
補助脚2は、金属製筒状の基幹部2aと、この基幹部に
伸縮可能に嵌入された脚長調整部2bよりなり、前記補助
脚取付け部7に回動可能に取付けられている。
また、補助脚2には、脚出しの際に前記補助脚2をゆ
っくりと確実に脚出し状態にするための油圧ステーダン
パー6が前記補助脚2の折り畳み方向側に取りつけられ
ている。すなわち、シリンダ6aの基端部は補助脚2に、
またそのロッド6bの先端部はベッド架台1の下部に軸支
点6c1,6c2にて回動可能に枢着されている。
マグネット5は、ベッド架台1の下面であって、補助
脚2の基幹部2aが折り畳まれて当接する位置に取付けら
れている。このマグネット5は、補助脚2に取りつけた
ステーダンパー6のスプリング力および補助脚2の自重
に抗して、前記補助脚2をベッド架台1の下面に水平状
態に保持する磁着力を有するものである。
アーム4はガイドレールを設置しないベッド架台の一
隅部の懸架支持部材3aの開口端より一定長さ突出させ
て、前記懸架支持部材3aの中空孔3a1に挿入され、ベッ
ド架台1のブラケット4cに回動可能に軸支されている。
このアーム4の他端には押下部4aが下向きに突出して設
けられている。このアーム4の軸支点4bの近傍であって
ベッド架台1の下面には、前記押下部4aが出入り可能
で、かつベッド架台1の下面に折り畳まれた補助脚2に
衝突できるように貫通孔19が設けられている。
マグネット5および貫通孔19の位置は、補助脚2を折
り畳んだときの基幹部2aの上方であって、前記補助脚2
の回動支点7bよりできるだけ離れた位置に設けることが
望ましい。
第3図および第4図において係脱具12は、天井に付設
したステー9(第2図参照)の一端から垂設した短レー
ル13の下端部に設けたホルダー11内に取りつけられてい
る。前記係脱具12は、逆U字状に形成した板ばねの両自
由端部をそれぞれ相対向してくの字状に折り曲げ、狭窄
部12aを形成している。この狭窄部12aの間隙dは、アー
ム4の径よりも小さくなるように形成されなければなら
ない。
また、第5図に示すようにアーム4の先端部は、ベッ
ド架台1が天井側に収納された状態において、係脱具12
の内部に位置している。アーム4の先端部は、ベッド架
台1の昇降につれて前記狭窄部12aをばね力に抗して押
し広げながら、前記係脱具12に出入りするようにしてあ
る。
次に、上述のごとく構成された自動脚出し装置の作用
について述べる。
ベッドを使用しようとする際にベッド架台1を天井収
納状態から下降を開始すれば、アーム4の先端部は係脱
具12の狭窄部12aに当接し、ばね力に抗して前記狭窄部1
2aを押し広げる。この際、アーム4には一時的な抵抗が
作用して、アーム4の軸支点4bを中心に押下部4a側が下
方に旋回する。従って、押下部4aは貫通孔19をとおって
ベッド架台1の下面に折り畳まれた補助脚2に衝突して
押し下げ、マグネット5の磁着から解放する。補助脚2
はステーダンパー6の作用により、ゆっくりと脚出しさ
れ、補助脚取付け部7のストッパ7aに当接して完全な脚
出し状態にされる。その後、ベッド架台1の三隅部の懸
架補助部材3が3本のガイドレール10にそれぞれ設けら
れた下限ストッパ15に当接し、ベッド架台1は補助脚2
と前記ストッパ15とで支持され、安定的に使用可能な状
態になる。
ベッド使用時においてベッド架台1を上昇させて天井
側に収納する際には、作業者が手で補助脚2を折り畳ん
でマグネット5に補助脚2を磁着させる。勿論、補助脚
2は脚出し状態のままでベッド架台1を天井側に収納さ
せてもよいし、また、天井収納位置に至らないで折り畳
んだ補助脚2を再び脚出し状態にするには、手でアーム
4の先端部を押し上げてやるだけでもよい。
以上、3本ガイドの昇降ベッドの場合について詳述し
てきたが、一側壁に付設された2本のガイドレールに沿
って昇降する2本ガイドの昇降ベッドの場合は、ガイド
レールを設置しない二隅部に上述した自動脚出し装置を
取り付ければよい。
また、係脱具12は、逆U字状に形成した板ばねの両自
由端部をそれぞれ相対向してくの字状に折り曲げ、狭窄
部12aを形成したものとしたが、要はベッド架台が下降
するときに、前記アーム4の先端部に、マグネット5の
磁着から補助脚2を解放する押下力が一時的に付与され
る構造のものであればよい。また係脱具を形成する材料
は、板ばねなどの金属に限らずゴムまたはプラスチック
などであってもよい。
また脚長調整可能な補助脚を使用すれば、ガイドレー
ルに設けるストッパの高さに適合することができ、任意
の高さのベッドを得ることができることは言うまでもな
い。
〔考案の効果〕
本考案は上述したとおりの構成であるから、天井側に
収納されたベッド架台を下降する際に自動的に補助脚を
脚出し状態にすることができるので、補助脚の出し忘れ
によるベッドの故障や傾斜・転倒を防止することができ
る。
また、補助脚にステーダンパーを取りつけることによ
り、ゆっくり確実に脚出し状態にすることができる。
また、構造が極めて簡単であるため安価に製造、取り
付けができるだけでなく、故障しにくく故障しても修理
が簡単にできる。
そのため、4本ガイドの昇降ベッドを、部屋のレイア
ウトの変更あるいは引越などにより、3本ガイドあるい
は2本ガイドに変更しなければならない場合が生じて
も、簡単に取りつけることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動脚出し装置の要部詳細を示す一部
破断図、第2図は本考案の自動脚出し装置を取り付けた
昇降ベッドの側面図、第3図は係脱具の取付け状態を示
す断面正面図、第4図は係脱具の詳細を示す断面正面
図、第5図はベッド架台を天井側に収納した際のベッド
架台と係脱具の位置関係を示す側面図、第6図は補助脚
を有する3本ガイド昇降ベッドの従来例を示す斜視図。 1:ベッド架台、2:補助脚 2a:基幹部、2b:脚長調整部 3:懸架支持部材 4:アーム、4a:押下部 4b:軸支点、4c:ブラケット 5:マグネット、6:ステーダンパー 6a:シリンダ、6b:ロッド 6c1,6c2:ステーダンパ軸支点 8:ベルト、9:ステー 10:ガイドレール 12:係脱具、13:短レール 14:支柱、15:下限ストッパ 19:貫通孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッド架台の四隅部に相応する躯体側に設
    けられた2本ないし3本のガイドレールのストッパによ
    って、昇降自在なベッド架台の下限停止位置が規制さ
    れ、上記ガイドレールの不存在部位のベッド架台下部に
    枢着される折畳み自在な補助脚を備える補助脚付き昇降
    ベッドにおいて、 前記ベッド架台の下面に取付けられ、折り畳まれた前記
    補助脚を磁着するマグネットと、 前記ベッド架台に回動自在に取付けられ、折り畳まれた
    前記補助脚に一側が衝突して磁着状態の補助脚を解放す
    るアームと、 天井躯体側に取付けられ、前記ベッド架台が天井側収納
    状態から下降する際に、前記アームの他側が一時的な抵
    抗で係止されて抜脱しアームに押下力を付与する係脱具
    と、 を具備することを特徴とする昇降ベッド補助脚の自動脚
    出し装置。
JP10008890U 1990-09-25 1990-09-25 昇降ベッド補助脚の自動脚出し装置 Expired - Lifetime JP2553704Y2 (ja)

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