JPH0327926Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0327926Y2
JPH0327926Y2 JP5852286U JP5852286U JPH0327926Y2 JP H0327926 Y2 JPH0327926 Y2 JP H0327926Y2 JP 5852286 U JP5852286 U JP 5852286U JP 5852286 U JP5852286 U JP 5852286U JP H0327926 Y2 JPH0327926 Y2 JP H0327926Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
binding
arm
guide roller
binding arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5852286U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62171404U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5852286U priority Critical patent/JPH0327926Y2/ja
Publication of JPS62171404U publication Critical patent/JPS62171404U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0327926Y2 publication Critical patent/JPH0327926Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は結束するときの結束テープの張力を弛
緩する装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 被結束物にはごぼうなどのように硬いものやほ
うれん草のように柔らかいものがある。そこでほ
うれん草のように柔らかい被結束物を結束するに
は結束テープの張力を弛緩して結束強さを緩くし
被結束物を痛めないようにする必要がある。
先ず第3図を用いて代表的な結束機の概略につ
いて説明すると、基台1には支持台2およびテー
プ保持部9が固定されていて、支持台2には軸4
を介して結束腕3が起倒動可能に設けられてい
る。そして支持台2に軸6にて軸支されたテープ
リール5に装着されたテープTは案内ローラー7
を介して引き出されその切断端がテープ保持部9
に把持されている。被結束物Sを結束する場合に
は先ず、被結束物Sを矢印A方向に押し込むよう
にして引き出されたテープTを押しながら被結束
物Sを載置台10上に載置する。次に結束腕3を
傾倒して被結束物Sを結束するのであるが、結束
腕3を傾倒するとテープT′が緩むのでテープリ
ール5には図示省略の巻き戻し装置が設けられて
いて、結束腕3が傾倒するにしたがつて緩むテー
プT′を巻き戻すことによりその緩みを防止して
いる。これにより被結束物の結束強さを得るよう
にしている。しかしながらほうれん草のように柔
らかい被結束物にあつてはこの巻き戻し装置によ
り与えられるテープの張力は強すぎるのでこのテ
ープの張力を弛緩する必要がある。
従来のこの弛緩装置は例えば実開昭58−24703
号公報に開示されているように、結束アームにリ
ール支持部材を立設固定しこのリール支持部材に
先端にガイドローラを備えた支持杆を揺動可能に
設けるとともに支持杆が所定の位置まで結束アー
ムの起立により移動させられると、支持杆が当て
部材に当接して傾倒するようにした当て部材を設
けたものである。そして結束アームを傾倒すると
揺動可能に設けた支持杆が結束アームの傾倒によ
り引つ張られるばねにて起立させられてこれまで
緩んでいたテープに張力を与えて被結束物を結束
し、結束アームを起立するとこれまで伸びていた
上記ばねが縮められながら支持杆を起立してテー
プを引き出し、揺動杆が所定の位置で当て部材に
当接して傾倒しテープの引き出しが停止されてそ
の張力が弛緩されるようになつている。
また、別の従来例として実開昭57−193605号公
報に開示された結束装置は、結束腕に立設された
支持部材にブレーキローラを設け、結束アームが
起立時には引き出されたテープからこのブレーキ
ローラが離れるようにしてブレーキを解除し、テ
ープの引き出しを自由にして引き出されたテープ
に張力を与えないようにし、一方結束アームを傾
倒することによりブレーキローラを引き出されて
いるテープに引つ掛けてテープの引出力に対して
ブレーキを掛けるようにし、テープがそれ以上引
き出されないようにしてテープに張力を与えるよ
うにしている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来例において、先ず実開昭58−24703号
公報に開示された弛緩装置は支持杆にてテープを
引き出し、かつ、この支持杆を傾倒してテープの
張力を弛緩する、すなわち、この支持杆はテープ
の引き出しと弛緩の二つの機能を担うので、テー
プを引き出すときにテープは支持杆の先端に設け
られたローラのみに案内されて結束アームに設け
られているガイドローラからテープが離れた状態
になる。そこで支持杆が傾倒してテープの張力が
弛緩されると結束アームに設けられているガイド
ローラからテープが外れることがあり結束不能に
なるという不具合がある。
次に実開昭57−193605号公報に開示された従来
技術はテープの張力を弛緩するのではなくテープ
の引き出しに対するブレーキを解除しテープリー
ルに装着されているテープからの引き出しを自由
にするものであるので、このブレーキローラはテ
ープリールに巻き戻し装置が装備されているもの
にあつてはテープ張力の弛緩の役目を果たさな
い。
本考案は案内ローラによるテープの案内を確実
にし、かつ、テープリールに巻き戻し装置が装備
されている結束装置にも適用可能な結束機のテー
プ弛緩装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本考案に係る手段
は、基台に結束腕を起倒動可能に設けた結束装置
において、該基台に立設したスタンドに先端に案
内ローラを備えた案内ローラ支持アームを揺動可
能に設け、該案内ローラ支持アームに先端にロー
ラを備えた可動レバーを揺動可能に設け、前記結
束腕の側面に作動ピンを突設し、結束腕の起倒動
動作により描く該作動ピンの軌跡に接する位置に
前記可動レバーの先端に設けたローラが位置する
ように前記可動レバーの一方向の揺動を規制する
ストツパを設けたことを特徴とするものである。
(作用) 本考案はこのように構成したので、結束腕が起
立状態にあるときには可動レバーの先端に設けら
れたローラと結束腕の側面に突設された作動ピン
とは離れた位置にあり引き出されたテープは緩ん
だ状態に維持される。この状態で結束腕を傾倒す
ると作動ピンは一定の軌跡を描いて移動するが、
この軌跡内にある可動レバーの先端に設けられた
ローラが作動ピンに当接して可動レバーは揺動し
作動ピンは軌跡を絵がいてそのローラを通過す
る。これにより結束腕の傾倒が可能になる。次に
結束後に結束腕を起立すると結束腕の起立に伴い
テープはその切断端がテープ保持装置に把持され
ているので引き出される。そして結束腕の起立の
途中において作動ピンがその軌跡内にある可動レ
バーの先端に設けられたローラに当接し案内ロー
ラ支持アームを上方向に揺動する。この案内ロー
ラ支持アームの揺動によりテープは案内ローラ支
持アームの先端に設けられた案内ローラにて結束
腕の起立により引き出される以外に余分に引き出
されることになる。このようにテープの引き出し
は最初に結束腕の起立により引き出され途中から
案内ローラ支持アームにて余分に引き出されるの
で、テープは結束腕に設けられた案内ローラから
外れるようなことはない。また、結束腕を起立す
るときに案内ローラ支持アームを揺動してテープ
を余分に引き出すようにしているので、結束腕を
傾倒するときにのみ作動する巻き戻し機構には関
係なくテープが引き出されることになる。
(実施例) 以下本発明の一実施例について説明する。第1
図および第2図において、基台1には支持部材2
とテープ保持部9が固定されている。支持部材2
には結束腕3が軸4を介して起倒動可能に設けら
れるとともに軸6を介してテープリール5が設け
られている。結束腕3の側方にはスタンド11が
基台に立設されていて、このスタンド11には軸
13およびドライベアリング13aを介して案内
ローラ支持アーム12が揺動可能に設けられてい
る。この案内ローラ支持アーム12の揺動はスト
ツパ21にて規制されるようになつている。そし
て案内ローラ支持アーム12の先端には案内ロー
ラ14が設けられている。また、案内ローラ支持
アーム12にはピン15を介して可動レバー16
が揺動可能に設けられ、この可動レバー16には
一端を案内ローラ支持アーム12に他端を可動レ
バー16のピン16aに固定された引つ張りばね
22が設けられている。この可動レバー16の先
端には軸19によりローラ18がが設けられ、可
動レバー16の揺動はストツパ17にて規制され
るようになつている。このように可動レバー16
の揺動がストツパ17にて規制された状態で、ロ
ーラ18は結束腕3の側面に突設された作動ピン
20が結束腕3の起倒動により描く軌跡20,2
0″,20′内に位置するように設けられている。
このように構成した本実施例の作用について次
に説明する。第1図に示すように結束腕3が起立
状態にあるときには案内ローラ支持アーム12は
ストツパ21にてその揺動が規制された位置にあ
り、かつ、可動レバー16もストツパ17にてそ
の揺動が規制された位置にある。そして作動ピン
20はその軌跡の始端に位置し可動レバー16の
先端に設けられたローラ18の後方に位置してい
る。この状態ではテープTは緩められた状態にあ
り、テープリールRから引き出されたテープTは
案内ローラ14、および結束腕3に設けられた案
内ローラ7,7を経てその切断端がテープ保持部
9に把持されてテープ保持部9と結束腕3の先端
部13aに設けられた案内ローラ7との間に引き
出されている。このようにテープTが緩められた
状態にあるので、被結束物SはテープTを小さな
力で押し込むようにして矢印A方向から載置台1
0上に載置される。次に結束腕3を傾倒するとこ
れに伴い作動ピン20は軌跡を描いて移動しこの
軌跡内にあるローラ18に当接する。この当接に
おいて結束腕3をなおも傾倒すると作動ピン20
にてローラ18はばね22の弾性力に抗して押し
上げながら通過する。これにより結束腕の傾倒が
可能になり図示省略の巻き戻し装置によりテープ
Tに張力を与えながら被結束物Sの結束が行なわ
れる。結束腕3がもつとも傾倒した状態での作動
ピン20の位置は第1図に示す20′の位置にある。
次に結束腕3を起立すると作動ピン20が20′
の位置から20″の位置まで移動する間は結束腕
3の起立によりテープTは引き出されるので、テ
ープTは案内ローラ7,7,14に案内されるこ
とになる。そして作動ピン20が20″の位置に
来た時に作動ピン20とローラ18とが当接す
る。この状態で更に結束腕3を起立すると作動ピ
ン20にてローラ18が押されて案内ローラ支持
アーム12が揺動し、この案内ローラ支持アーム
12の揺動によりテープTは案内ローラ14にて
結束腕3の起立による引き出しに加えて余分に引
き出される。この間もテープTは案内ローラ7,
7,14に案内されて引き出される。そして更に
結束腕3を起立すると作動ピン20とローラ18
の係合が外れて案内ローラ支持アーム12が自重
によりストツパ21の位置まで揺動し、引き出さ
れたテープTは緩められる。なお、ごぼうなどの
ような硬い被結束物を結束するときには可動レバ
ー16を揺動してその先端に設けられたローラ1
8を作動ピンの描く軌跡の外に位置させることに
より、第3図に示す通常の結束機として使用する
ことが可能である。
(考案の効果) 以上詳述した通り本発明によれば、基台に立設
したスタンドに案内ローラ支持アームを揺動可能
に設け更にこの案内ローラ支持アームに可動レバ
ーを揺動可能に設け、ストツパを介してこの可動
レバーの一方向の揺動を規制して結束腕の側面に
突設した作動ピンが描く軌跡内に位置するように
可動レバーの先端にローラを設けたので、テープ
の引き出しは最初に結束腕の起立により引き出し
続いて案内ローラ支持アームにてテープを余分に
引き出すことができる。これにより引き出される
テープは引き出される過程において案内ローラか
ら離れることはなく、テープを安定した状態で案
内ローラに案内させることができる。また、結束
腕を起立しながら案内ローラ支持アームを揺動し
てテープに緩みを持たせるので、結束腕を傾倒す
るときにのみ巻き戻す装置が装備されていてもテ
ープを余分に引き出すことができテープに緩みを
与えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2
図は台1図の正面図、第3図は一般的な結束機の
側面図である。 3……結束腕、12……案内ローラ支持アー
ム、14……案内ローラ、16……可動アーム、
18……ローラ、20……作動ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台に結束腕を起倒動可能に設けた結束装置に
    おいて、案内ローラを先端に備えた案内ローラ支
    持アームを前記基台に立設したスタンドに揺動可
    能に設け、ローラを備えた可動レバーを前記案内
    ローラ支持アームに揺動可能に設け、前記結束腕
    の側面に作動ピンを突設し、結束腕の起倒動動作
    により描く該作動ピンの軌跡に接する位置に前記
    可動レバーの先端に設けたローラが位置するよう
    に前記可動レバーの一方向の揺動を規制するスト
    ツパを設けたことを特徴とする結束機のテープ弛
    緩装置。
JP5852286U 1986-04-18 1986-04-18 Expired JPH0327926Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5852286U JPH0327926Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5852286U JPH0327926Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62171404U JPS62171404U (ja) 1987-10-30
JPH0327926Y2 true JPH0327926Y2 (ja) 1991-06-17

Family

ID=30889172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5852286U Expired JPH0327926Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0327926Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62171404U (ja) 1987-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10513089A (ja) 折り畳まれたペーパータオルや折り畳まれていないペーパータオルの引き出し装置
KR102036871B1 (ko) 케이블 릴의 공회전 방지장치
JPH0327926Y2 (ja)
JPS634278Y2 (ja)
JPS5940363Y2 (ja) 溶接用ワイヤ引出し装置
JP4145574B2 (ja) 車両用手動格納式補助ステップ
JPH0468210B2 (ja)
JPH0232065Y2 (ja)
JP3156482B2 (ja) ボビンキャリア
JPH0218491Y2 (ja)
JPS6210061Y2 (ja)
JPH0141359Y2 (ja)
JP2520960Y2 (ja) ベルトガイド機構を備えた自動車用シートベルト装置
JP2586253Y2 (ja) 汎用結束機
JPH047742Y2 (ja)
JPS6323391Y2 (ja)
JPH0231476Y2 (ja)
JPS5831899Y2 (ja) ウエイチングア−ム錠止装置
JP3723939B2 (ja) 結束装置
JP2553704Y2 (ja) 昇降ベッド補助脚の自動脚出し装置
TW433995B (en) Drum braking and stopping device for toweling material dispensing apparatus
JP2777326B2 (ja) 傘の袋収納装置
JPH0650839Y2 (ja) テ−ププレ−ヤのテ−プロ−デイング装置
JPH0445723Y2 (ja)
JPS62251316A (ja) 結束装置