JPS5831899Y2 - ウエイチングア−ム錠止装置 - Google Patents

ウエイチングア−ム錠止装置

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JPS5831899Y2
JPS5831899Y2 JP13519678U JP13519678U JPS5831899Y2 JP S5831899 Y2 JPS5831899 Y2 JP S5831899Y2 JP 13519678 U JP13519678 U JP 13519678U JP 13519678 U JP13519678 U JP 13519678U JP S5831899 Y2 JPS5831899 Y2 JP S5831899Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
arm
pressure
yoke
guide member
Prior art date
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Expired
Application number
JP13519678U
Other languages
English (en)
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JPS5551391U (ja
Inventor
清利 上田
友之 渡辺
Original Assignee
日本精工株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP13519678U priority Critical patent/JPS5831899Y2/ja
Publication of JPS5551391U publication Critical patent/JPS5551391U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、紡績機械のドラフト装置において、トップ
ローラやクレードルを保持させたウエイチングアームを
加圧状態から開放・起立状態に休止させるウエイチング
アーム錠止装置の改良に係るものである。
従来、たとえば特公昭40−2690号で開示されてい
るように、ブラケットに揺動可能に軸支された休止部材
を支持腕に設けたピンに係合させて休止させる錠止装置
は知られている。
しかしながら、この錠止装置は、休止部材が支持腕を加
圧状態に保つ公知のトグル機構の一部材も兼ねているの
で、支持腕の回動に際し、前記休止部材が加圧位置と休
止位置との間を大きく揺動することになり、そのため関
係部品の摩耗が甚だしく、その上構造も複雑で風綿など
の影響を受は易く、その結果として、使用しているうち
に操作に大きな力を要したり不安定となるなど多くの問
題があった。
この考案は、上記の問題点を解消し、しかも確実に動作
するウエイチングアーム錠止装置を提供することを目的
とするもので゛ある。
以下図について本考案の実施例を説明するが、本考案は
ウエイチングアームの機構部に係わるものなので、この
部分のみを示し、トップローラが保持される前方の先端
部は説明および図示を省略した。
第1図は、本考案の錠止装置の一実施例における加圧状
態を示す。
支持棒2に適宜の固定方法で固定されたブラケット1に
は、前記支持棒2の上方に加圧ピン3と前記支持棒2に
近接してピン状の停止片4と前記加圧ピン3を中心に揺
動可能に支持された案内部材5とを設けている。
前記案内部材5は、前記加圧ピン3に続く案内部51と
前記加圧ピン3と反対側にある休止部52と停止部53
を形成する長穴54とを備え、前記停止片4が前記長穴
54に嵌通することにより前記案内部材5の揺動運動を
案内している。
停止片4には両脚ばねの形状をした弾性部材6が巻かれ
、該弾性部材6の一方の脚61はブラケット1の一部に
接触し、他方の脚62は案内部材5に接触して、該案内
部材5を常に紙面に向って時計方向に回動するよう付勢
している。
なお、図の弾性部材6′は弾性部材6の他の装着例を示
したものである。
支持腕7は、断面がコ字状で、連結ピン8によって前記
ブラケット1に回動可能に軸支され、前記連結ピン8の
後方に係止片71を設け、さらに前記係止片71の下方
にピン状の休止部材72を設けである。
加圧レバー9に連設したヨーク91は前記連結ピン8の
後方で前記支持腕7に支点ピン10で回動可能に軸支し
、前記支点ピン10の下方に設けた固定ピン12にころ
11を遊嵌し、さらに前縁にアーム解放時に前記係止片
71と当接して前記支持腕7を回動する係止部92を設
け、上方の後縁にアーム休止時に加圧ピン3と当接し前
記ヨーク91を停止させる固定部93を設けである。
そして、支持腕7を加圧状態に安定に保つため、前記支
点ピン10ところ11と加圧ピン3とが1〜グルを構成
すると共に加圧時とのトグル力を減少するため本案では
固定ピン12にころ11を遊嵌し回動する構成としてい
る。
第1図および第2図において、ころ11は上記のトグル
の死点P1を越えた位置にあり、この状態から図示を省
略した加圧レバー9の前端を紙面に向って時計方向に回
動すると、ヨーク91が支点ピン10を軸として回動す
る際に第2図に示すようにころ11が点線の位置から実
線の位置へ加圧ピン3によってわずかに押し上げられて
トグルの死点P1をこえて支持腕7の加圧状態が解除さ
れ、さらに加圧レバー9を回動すると、第3図に示すよ
うに、ヨーク91の係止部92が支持腕7の係止片71
と当接して、支持腕7および加圧レバー9は連結ピン8
を軸として一体的に時計方向へ回動する。
加圧レバー9が最上部に達する前になると、案内部材5
は、支持腕7の回動にともない休止部材72によって押
しさげられ、休止部材72ののりこえ後、弾性部材6の
弾発力により自動的にもとの位置に復帰する。
加圧レバー9が最上部に達すると、第4図に示すように
、ヨーク91の固定部93が加圧ピン3に当接して停止
し、支持腕7の休止部材72は案内部材5の休止部52
に当接して休止状態となり、支持腕7と加圧レバー9と
はこの状態で安定する。
つぎに上記の休止状態から加圧状態へ移行させるため、
加圧レバー9を反時計方向に回動すると、ヨーク91が
支点ピン10を軸として反時計方向へ回動し、ころ11
が案内部材5の案内部51に当接して長穴54の一端の
停止部53が停止片4に当接するまで案内部材5をおし
さげることにより休止部52は休止部材72からはずれ
、それにともなって支持腕7は加圧レバー9と一体の形
で連結ピン8を軸として反時計方向へ回動する。
さらに加圧レバー9を回動すると、第5図に示すように
ころ11が案内部材5の案内部51に案内されることに
より、ヨーク91の係止部92が支持腕7の係止片71
から離れた状態で、支持腕7および加圧レバー9は図示
しないトップローラがスジローラに接触するまで一体的
に回動し、支持腕7の加圧準備状態となる。
この間、ころ11と案内部51との接点をとおる法線l
は連結ピン8の中心より常に上側にあり、支持腕7と加
圧レバー9とは支点ピン10を頂点とするある角度を保
持した状態で回動する。
上記の状態からさらに加圧レバー9を反時計方向に回動
すると、ヨーク91が支点ピン10を軸として回動し、
ころ11が加圧ピン3に接触するに到る。
それからさらに加圧レバー9を回動すると、支持腕7お
よび加圧レバー9が連結ピン8を軸として一体的に反時
計方向へ微少量回動して、ころ11の中心が第2面に示
すトグル機構の死点P1を左から右へのりこえて第1図
に示す加圧状態を達成する。
上記のように、この考案は、ブラケット1には支持棒2
の上方に加圧ピン3と前記支持棒2に近接して停止片4
と前記加圧ピン3に隣接して揺動可能な案内部材5とを
設け、この案内部材5は案内部51と休止部52と停止
部53とを備えていて弾性部材6によりころ11に向っ
て常に付勢されており、支持腕7を前記ブラケット1に
連結ピン8によって軸支すると共に前記連結ピン8の後
方に係止片71とその下方に休止部材72とを設け、加
圧レバー9に連設したヨーク91は前記連結ピン8の後
方で支持腕7に支点ピン10で軸支し前記加圧ピン3と
係合するころ11を設けると共にアーム解放時に前記係
止片71と当接する係止部92を設け、前記の支点ピン
10ところ11と加圧ピン3とがトグルを構成し、アー
ム加圧時に前記ころ11が前記トグル機構の死点をこえ
た位置にあるようになし、アーム休止時に前記案内部材
5の休止部52が前記支持腕7の休止部材72に当接し
、アームの休止から加圧への回動時に前記案内部材5の
停止部53が前記停止片4に当接することにより前記こ
ろ11と前記案内部材5の案内部51との接点をとおる
法線が前記連結ピン8の中心より常に上側にあるように
なしたので、加圧状態のためのトグル機構はヨーク91
以外に回動する部材がなく簡単であるばかりでなく、こ
ろ11は加圧レバー9を回動させない限り加圧ピン3を
のりこえることはないため振動などによっては解除され
ることのない安定した加圧状態が得られ、休止機構は上
記トグル機構と無関係の案内部材5が支持腕7の休止部
材72に当接するという簡単な機構となり、しかも案内
部材5の揺動角度は小さくて十分である。
さらにアームの休止から加圧への回動時に、加圧レバー
9の運動がころ11と案内部材5とによって案内される
ため、ブラケッ1−の角度や連結ピン8の付近の風綿の
影響で支持腕7が自重で回動しない場合でも、支持腕7
と加圧レバー9とが適正な角度を保ったまま確実に回動
する。
そのため関係部品の摩耗が少なく、長期間使用しても操
作力の変化がなく、安定した操作をくり返すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のウェイ□ングアーム錠止装置の加圧
状態を示す要部断面図、第2図は)・グル機構の作動説
明図、第3図は解放状態を示す要部断面図、第4図は休
止状態を示す要部断面図、第5図は休止状態から加圧状
態へ絆る過程を示す要部断面図である。 図面の符号中、1はブラケッI、2は支持棒、3は加圧
ピン、4は停止片、5は案内部材、51は案内部、52
は休止部、53は停止部、6は弾性部材、7は支持腕、
71は係止片、72は休止部材、8は連結ピン、9は加
圧レバー、91はヨーク、92は係止部、10は支点ピ
ン、11はころである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持棒に固定したブラケットに軸支された支持腕を加圧
    レバーによって加圧または休止させるウエイチングアー
    ム錠止装置において、ブラケット1には支持棒2の上方
    に加圧ピン3と、前記支持棒2に近接して停止片4と、
    前記加圧ピン3を中心に揺動可能に支持された案内部材
    5とを設け、この案内部材5は案内部51と休止部52
    と停止部53とを備えており、かつ前記案内部材5は一
    方の脚61を前記ブラケット1の一部に接触し、他方の
    脚62は案内部材5に接触する弾性部材6によって前記
    加圧ピン3を中心として回動可能に上方に向って付勢さ
    れており、さらに前記ブラケット1は支持腕7を連結ピ
    ン8によって軸支し、前記支持腕7は前記連結ピン8の
    後方に支持腕7と一体的に設けた係止片71と、その下
    方に支持腕7と一体的に結合した休止部材72とを備え
    、加圧レバー9に連設したヨーク91を前記連結ピン8
    の後方で支持腕7に支点ピン10で軸支し、前記ヨーク
    91は前記支点ピン10の下方に固定ピン12を備え、
    該固定ピン10に前記加圧ピン3と係合するころ11を
    遊嵌させると共に、アーム解放時に前記係止片71と当
    接する係止部92を前記ヨーク91の前縁に有し、かつ
    アーム加圧時に固定ピン12の中心が支点ピン10と加
    圧ピン3の中心を結ぶ直線より後方に位置するようにし
    てトグルを構成してなるウエイチングアーム錠止装置。
JP13519678U 1978-10-03 1978-10-03 ウエイチングア−ム錠止装置 Expired JPS5831899Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13519678U JPS5831899Y2 (ja) 1978-10-03 1978-10-03 ウエイチングア−ム錠止装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13519678U JPS5831899Y2 (ja) 1978-10-03 1978-10-03 ウエイチングア−ム錠止装置

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Publication Number Publication Date
JPS5551391U JPS5551391U (ja) 1980-04-04
JPS5831899Y2 true JPS5831899Y2 (ja) 1983-07-14

Family

ID=29105273

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13519678U Expired JPS5831899Y2 (ja) 1978-10-03 1978-10-03 ウエイチングア−ム錠止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018112422A1 (de) * 2018-05-24 2019-11-28 Saurer Spinning Solutions Gmbh & Co. Kg Streckwerk sowie Steckwerkeinheit für eine Spinnmaschine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5551391U (ja) 1980-04-04

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