JP2517191Y2 - 昇降式ベツドにおける脚部収納構造 - Google Patents
昇降式ベツドにおける脚部収納構造Info
- Publication number
- JP2517191Y2 JP2517191Y2 JP1990017950U JP1795090U JP2517191Y2 JP 2517191 Y2 JP2517191 Y2 JP 2517191Y2 JP 1990017950 U JP1990017950 U JP 1990017950U JP 1795090 U JP1795090 U JP 1795090U JP 2517191 Y2 JP2517191 Y2 JP 2517191Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed
- legs
- posture
- storage
- mount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C17/00—Sofas; Couches; Beds
- A47C17/84—Suspended beds, e.g. suspended from ceiling
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Nursing (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ベツド架台の支持をする脚部を、ベツド架
台の収納に連繋して自動的に水平状に収納することがで
きる昇降式ベツドにおける脚部収納構造に関するもので
ある。
台の収納に連繋して自動的に水平状に収納することがで
きる昇降式ベツドにおける脚部収納構造に関するもので
ある。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 近時、生活様式の多様化に伴いベツド付き部屋が多用
されているが、ベツド不使用時、部屋スペースを有効に
活用するため、ベツド架台を天井側に収納する所謂昇降
式ベツドが知られている。
されているが、ベツド不使用時、部屋スペースを有効に
活用するため、ベツド架台を天井側に収納する所謂昇降
式ベツドが知られている。
しかるにこの様な昇降ベツドにおいて、ベツド架台に
脚部を垂下して設け、該脚部を介してベツド架台を床面
に支持する試みがあるが、この様にすると、天井収納
時、脚部が垂下状態のままであるため、邪魔になる許り
でなく、脚部に頭が当つて怪我をする惧れもあつて問題
になる。
脚部を垂下して設け、該脚部を介してベツド架台を床面
に支持する試みがあるが、この様にすると、天井収納
時、脚部が垂下状態のままであるため、邪魔になる許り
でなく、脚部に頭が当つて怪我をする惧れもあつて問題
になる。
そこで脚部を収納することが考えられるが、使用者が
いちいち手操作で収納することは面倒であり、またベツ
ド架台の収納に連繋して自動的に脚部を収納できるよう
にしたものは構造が複雑であつて、コストアツプになる
等の問題がある。
いちいち手操作で収納することは面倒であり、またベツ
ド架台の収納に連繋して自動的に脚部を収納できるよう
にしたものは構造が複雑であつて、コストアツプになる
等の問題がある。
[問題を解決する手段] 本考案は上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃す
ることができる昇降式ベツドにおける脚部収納構造を提
供することを目的として創案されたものであつて、昇降
装置によりベツド架台を昇降するよう構成した昇降式ベ
ツドにおいて、前記ベツド架台に、下端が床面に接地す
るよう下方に向けて自重垂下してベツド架台の支持をす
る立姿した支持姿勢から略水平方向を向いた収納姿勢に
変姿するよう脚部を上下揺動自在に軸支する一方、ベツ
ド架台が収納される天井部側には、ベツド架台が上昇し
て天井部側に収納されるとき、脚部の上記軸支位置より
上方側に形成した作動部の押圧をして支持姿勢の脚部を
収納姿勢に強制変姿させる押圧部を設けたことを特徴と
するものである。
ることができる昇降式ベツドにおける脚部収納構造を提
供することを目的として創案されたものであつて、昇降
装置によりベツド架台を昇降するよう構成した昇降式ベ
ツドにおいて、前記ベツド架台に、下端が床面に接地す
るよう下方に向けて自重垂下してベツド架台の支持をす
る立姿した支持姿勢から略水平方向を向いた収納姿勢に
変姿するよう脚部を上下揺動自在に軸支する一方、ベツ
ド架台が収納される天井部側には、ベツド架台が上昇し
て天井部側に収納されるとき、脚部の上記軸支位置より
上方側に形成した作動部の押圧をして支持姿勢の脚部を
収納姿勢に強制変姿させる押圧部を設けたことを特徴と
するものである。
そして本考案は、ベツド架台の収納に連繋して自動的
に脚部を収納できるようにしたものでありながら、その
構成を極めて簡略化できるようにしたものである。
に脚部を収納できるようにしたものでありながら、その
構成を極めて簡略化できるようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図面において、1は平面視で長方形状に形成された片持
ち式電動昇降ベツドのベツド架台であり、該ベツド架台
1は天井に支持されているベルト2により吊持されてい
るが、該ベルト2はベツド架台1の一側方に設けられた
駆動部3に内装された図示されていないベルト巻取部に
巻取り、巻戻されることでベツド架台1が上下移動自在
となつているが、駆動側と反対側の一対のベルト2はベ
ツド架台1の底面を経由してベルト巻取部に巻装される
ようになつている。そして本実施例では、前記ベツド架
台1の一側の両コーナー部にブラケツト4がそれぞれ水
平方向に突設され、該ブラケツト4の先端部を壁面に立
設したガイドレール5に上下移動自在に嵌合せしめ、こ
れによつてベツド架台1の安定した上下昇降動を行う構
成になつている。
図面において、1は平面視で長方形状に形成された片持
ち式電動昇降ベツドのベツド架台であり、該ベツド架台
1は天井に支持されているベルト2により吊持されてい
るが、該ベルト2はベツド架台1の一側方に設けられた
駆動部3に内装された図示されていないベルト巻取部に
巻取り、巻戻されることでベツド架台1が上下移動自在
となつているが、駆動側と反対側の一対のベルト2はベ
ツド架台1の底面を経由してベルト巻取部に巻装される
ようになつている。そして本実施例では、前記ベツド架
台1の一側の両コーナー部にブラケツト4がそれぞれ水
平方向に突設され、該ブラケツト4の先端部を壁面に立
設したガイドレール5に上下移動自在に嵌合せしめ、こ
れによつてベツド架台1の安定した上下昇降動を行う構
成になつている。
そして前記ベツド架台1の他側コーナー部に長さ調整
自在(長さ調整装置6cによつて調整できる)な脚部6が
設けられている。つまり脚部6は、上部側が支軸6aによ
つてベツド架台1の側面に上下揺動自在に軸支されてい
て、下方に向けて自重垂下してベツド架台1の支持をす
る立姿した支持姿勢から、略水平方向を向いてベツド架
台1の側板1aに並列する収納姿勢に揺動変姿できるよう
に構成されている。さらに前記脚部6の上端部には支軸
6aよりも上方に位置して作動部6bが形成されている。
尚、7は支持姿勢になつた脚部6のストツパである。
自在(長さ調整装置6cによつて調整できる)な脚部6が
設けられている。つまり脚部6は、上部側が支軸6aによ
つてベツド架台1の側面に上下揺動自在に軸支されてい
て、下方に向けて自重垂下してベツド架台1の支持をす
る立姿した支持姿勢から、略水平方向を向いてベツド架
台1の側板1aに並列する収納姿勢に揺動変姿できるよう
に構成されている。さらに前記脚部6の上端部には支軸
6aよりも上方に位置して作動部6bが形成されている。
尚、7は支持姿勢になつた脚部6のストツパである。
一方、天井側には作動部6bに対向する位置にローラー
からなる押圧部材8が設けられているが、該押圧部材8
は、ベツド架台1が上昇して天井部側に近接したとき、
作動部6bに接当してこれを下方に押圧し、これによつて
脚部6は、支軸6aを支点として強制的に上動してベツド
架台1の側板1aに並列した水平状の収納姿勢に変姿する
よう構成されている。
からなる押圧部材8が設けられているが、該押圧部材8
は、ベツド架台1が上昇して天井部側に近接したとき、
作動部6bに接当してこれを下方に押圧し、これによつて
脚部6は、支軸6aを支点として強制的に上動してベツド
架台1の側板1aに並列した水平状の収納姿勢に変姿する
よう構成されている。
図中、5aはガイドレール5に設けた係止片であつて、
前記脚部6の長さに合わせて位置調整できるようになつ
ている。
前記脚部6の長さに合わせて位置調整できるようになつ
ている。
叙述の如く構成された本考案の実施例において、今、
ベツド架台1が下動した場合に、脚部6は、その自重に
より下方に垂下した支持姿勢となつて下端が床面に接当
し、これによつてベツド架台1の他側部の支持がなされ
ることになる。
ベツド架台1が下動した場合に、脚部6は、その自重に
より下方に垂下した支持姿勢となつて下端が床面に接当
し、これによつてベツド架台1の他側部の支持がなされ
ることになる。
この状態から、ベルト2を巻戻し、ベツド架台1を天
井側に収納した場合に、前述したように支持姿勢の脚部
6は自動的に水平方向を向いた収納姿勢になる。つまり
ベツド架台1が上昇して天井側に近接すると、作動部6b
が押圧部材8に接当して下方に押圧され、これによつて
脚部6は上記支持姿勢から収納姿勢に強制的に揺動変姿
してベツド架台の側板1aに並列する。この結果、ベツド
収納時、脚部6が邪魔になつてしまうことがない。しか
も脚部6は、ベツド架台1の収納、下降に連動して自動
的に収納姿勢と作用姿勢とに変姿するから、人手が全く
不要になつて、操作が煩雑になることもないうえ誤作動
も少ない。
井側に収納した場合に、前述したように支持姿勢の脚部
6は自動的に水平方向を向いた収納姿勢になる。つまり
ベツド架台1が上昇して天井側に近接すると、作動部6b
が押圧部材8に接当して下方に押圧され、これによつて
脚部6は上記支持姿勢から収納姿勢に強制的に揺動変姿
してベツド架台の側板1aに並列する。この結果、ベツド
収納時、脚部6が邪魔になつてしまうことがない。しか
も脚部6は、ベツド架台1の収納、下降に連動して自動
的に収納姿勢と作用姿勢とに変姿するから、人手が全く
不要になつて、操作が煩雑になることもないうえ誤作動
も少ない。
この様に本考案においては、脚部6は、ベツド架台1
が収納されることに連繋して自動的に水平方向を向いた
収納姿勢となり、またベツド架台1が下降した場合には
自重によつて自動的に垂下して支持姿勢になるものであ
るが、支持姿勢には自重で垂下するものであるため格別
な手段が不用となり、また収納姿勢にするための機構
は、作動部6bを押圧部材8によつて押圧するだけで良
く、この結果、脚部6を収納するための構造は極めて簡
単なものにできて、部品点数も少なく煩雑な組付けも不
用になるうえに、安価で提供することができる。
が収納されることに連繋して自動的に水平方向を向いた
収納姿勢となり、またベツド架台1が下降した場合には
自重によつて自動的に垂下して支持姿勢になるものであ
るが、支持姿勢には自重で垂下するものであるため格別
な手段が不用となり、また収納姿勢にするための機構
は、作動部6bを押圧部材8によつて押圧するだけで良
く、この結果、脚部6を収納するための構造は極めて簡
単なものにできて、部品点数も少なく煩雑な組付けも不
用になるうえに、安価で提供することができる。
尚、本考案は、上記実施例に限定されることは勿論な
く、第4図A、Bに示すように、押圧部材8をあえて設
けることなく、天井の梁を有効に利用して、天井の梁の
コーナー部9が作動部6bを押圧するようにしても良く、
この場合では更に部品点数を少なくすることができ都合
が良い。
く、第4図A、Bに示すように、押圧部材8をあえて設
けることなく、天井の梁を有効に利用して、天井の梁の
コーナー部9が作動部6bを押圧するようにしても良く、
この場合では更に部品点数を少なくすることができ都合
が良い。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成したものであ
るから、ベツド架台を支持する脚部を、ベツド架台の天
井側への収納に連繋して自動的に収納姿勢に変姿させ、
またベツド架台の下降時には自動的に支持姿勢に変姿さ
せることができるものでありながら、脚部の支持姿勢へ
の変姿は、自重によつて行われ、また収納姿勢への変姿
は、脚部に設けた作動部を天井側に設けた押圧部によつ
て押圧することで行われることになる。従つて脚部に対
する格別な支持姿勢への作動手段が不用となり、また収
納姿勢にするための機構は、作動部を押圧する押圧部の
みで良いことになつて、構造が極めて簡単になり、部品
点数も少なく煩雑な組付けも不用になるうえに、安価で
提供することができる
るから、ベツド架台を支持する脚部を、ベツド架台の天
井側への収納に連繋して自動的に収納姿勢に変姿させ、
またベツド架台の下降時には自動的に支持姿勢に変姿さ
せることができるものでありながら、脚部の支持姿勢へ
の変姿は、自重によつて行われ、また収納姿勢への変姿
は、脚部に設けた作動部を天井側に設けた押圧部によつ
て押圧することで行われることになる。従つて脚部に対
する格別な支持姿勢への作動手段が不用となり、また収
納姿勢にするための機構は、作動部を押圧する押圧部の
みで良いことになつて、構造が極めて簡単になり、部品
点数も少なく煩雑な組付けも不用になるうえに、安価で
提供することができる
図面は本考案に係る昇降式ベツドにおける脚部収納構造
の一実施例を示したものであつて、第1図はベツド架台
の概略斜視図、第2図は一部概略側面図、第3図A、
B、Cは作用説明側面図、第4図A、Bは第二実施例を
示す作用説明側面図である。 図中、1はベツド架台、2はベルト、3は駆動部、5は
ガイドレール、6は脚部、6aは支軸、6bは作動部、8は
押圧部材である。
の一実施例を示したものであつて、第1図はベツド架台
の概略斜視図、第2図は一部概略側面図、第3図A、
B、Cは作用説明側面図、第4図A、Bは第二実施例を
示す作用説明側面図である。 図中、1はベツド架台、2はベルト、3は駆動部、5は
ガイドレール、6は脚部、6aは支軸、6bは作動部、8は
押圧部材である。
Claims (1)
- 【請求項1】昇降装置によりベツド架台を昇降するよう
構成した昇降式ベツドにおいて、前記ベツド架台に、下
端が床面に接地するよう下方に向けて自重垂下してベツ
ド架台の支持をする立姿した支持姿勢から略水平方向を
向いた収納姿勢に変姿するよう脚部を上下揺動自在に軸
支する一方、ベツド架台が収納される天井部側には、ベ
ツド架台が上昇して天井部側に収納されるとき、脚部の
上記軸支位置より上方側に形成した作動部の押圧をして
支持姿勢の脚部を収納姿勢に強制変姿させる押圧部を設
けたことを特徴とする昇降式ベツドにおける脚部収納構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990017950U JP2517191Y2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 昇降式ベツドにおける脚部収納構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990017950U JP2517191Y2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 昇降式ベツドにおける脚部収納構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03109561U JPH03109561U (ja) | 1991-11-11 |
JP2517191Y2 true JP2517191Y2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=31521126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990017950U Expired - Lifetime JP2517191Y2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 昇降式ベツドにおける脚部収納構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517191Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-23 JP JP1990017950U patent/JP2517191Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03109561U (ja) | 1991-11-11 |
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