JP2552705Y2 - ベッド - Google Patents

ベッド

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JP2552705Y2
JP2552705Y2 JP1991069679U JP6967991U JP2552705Y2 JP 2552705 Y2 JP2552705 Y2 JP 2552705Y2 JP 1991069679 U JP1991069679 U JP 1991069679U JP 6967991 U JP6967991 U JP 6967991U JP 2552705 Y2 JP2552705 Y2 JP 2552705Y2
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Japan
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head
bed
foot board
footboard
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健造 ▲葛▼西
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Aprica Kassai KK
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Aprica Kassai KK
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C19/00Bedsteads
    • A47C19/02Parts or details of bedsteads not fully covered in a single one of the following subgroups, e.g. bed rails, post rails
    • A47C19/021Bedstead frames
    • A47C19/022Head or foot boards

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ベッドに関するもの
で、特に、患者が使用するのに適したベッドに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ベッドは、典型的には、ベッド本体と、
このベッド本体の長手方向の両端部においてそれぞれ上
方に突出する状態で設けられるヘッド/フットボードと
を備える。なお、「ヘッドボード」と「フットボード」
とは、いずれが頭側に来るか足側に来るかによって区別
されるにすぎないものであるので、この明細書では、特
に区別されないように、「ヘッド/フットボード」の用
語を用いている。
【0003】上述したようなベッドを患者が使用する場
合、診察または治療のとき、あるいは患者を運ぶとき、
ヘッド/フットボードの存在が邪魔になることがある。
【0004】このようなヘッド/フットボードが邪魔に
なることを避けるため、必要に応じて、ヘッド/フット
ボードを回転させることが実公昭55−40043号公
報において提案され、また、ヘッド/フットボードを取
外すことが実公昭57−56756号公報に提案されて
いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
技術では、ヘッド/フットボードを回転させるための空
間が必要であり、たとえば、ヘッド/フットボードを壁
面に近接させて配置した場合には、壁面が障害となって
ヘッド/フットボードを回転させ得ないことがある。し
たがって、このような機構を有するベッドは、比較的広
い部屋に置かれなければならない。
【0006】他方、後者の技術では、取外されたヘッド
/フットボードを持ち運んで別の場所に置いたり、その
逆に別の場所からヘッド/フットボードをベッドにまで
運び取付ける、といった面倒さおよび労的負担がある。
【0007】それゆえに、この考案の目的は、上述した
よう問題を解決し得る、ベッドを提供しようとすること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案は、ベッド本体
と、上記ベッド本体の長手方向の両端部において上記ベ
ッド本体を支持する垂直壁と、上記垂直壁から上方に突
出する位置と、垂直壁の内部に完全に収容される位置と
をそれぞれ選択的に固定するための係合部材を有するヘ
ッド/フッドボードとを備えている。
【0009】
【作用】この考案において、ヘッド/フッドボードが垂
直壁から上方に突出する位置をとったとき、通常のベッ
ドの使用状態を実現し、垂直壁に完全に収容される位置
をとったとき、診察等の邪魔にならない状態を実現する
ことができる。
【0010】
【考案の効果】このように、この考案によれば、ヘッド
/フットボードが上下方向に移動されるので、このよう
なヘッド/フットボードの移動のために特別に空間が用
意される必要がない。なぜなら、通常の使用状態におけ
るヘッド/フットボードの下方には、ベッドの床板を床
面から所定の高さにまで持ち上げた結果、必ず空間が形
成されているからである。それゆえに、この考案にかか
るベッドは、狭い部屋でも問題なく使用することができ
る。
【0011】また、ヘッド/フットボードは、常にベッ
ドに組込まれた状態で動作するので、これを取外したり
取付けたりする面倒さや労的負担に遭遇することはな
い。
【0012】
【実施例】図1は、この考案の一実施例によるベッド1
全体を示す斜視図である。図2は、図1に示したベッド
1の主要部を示す断面図である。
【0013】ベッド1は、ベッド本体2、およびベッド
本体2の長手方向の両端部においてそれぞれ上方に突出
する状態で設けられるヘッド/フットボード3を備え
る。
【0014】ヘッド/フットボード3は、それぞれ、ベ
ッド本体2の脚部4によって保持され、上下方向に移動
可能とされている。図1および図2において、ヘッド/
フットボード3が上方の位置にある状態が実線で示さ
れ、下方の位置にある状態が一点鎖線で示されている。
脚部4は、その内部にヘッド/フットボード3を収納す
る空間5を形成している。
【0015】脚部4の側部には、図2によく示されてい
るように、係合部材6が設けられる。係合部材6は、固
定点に位置されるピン7によって回動可能に支持された
L字形のレバー8を備える。レバー8の一方端には、ピ
ン9を介してキー10が回動可能に連結される。レバー
8の他方端には、ピン11を介して操作棒12が回動可
能に連結される。ピン7のまわりには、ねじりばね13
が配置される。このねじりばね13によって、レバー8
は、ピン7のまわりに図2において時計方向に回動する
ように付勢される。
【0016】キー10は、脚部4内に配置された垂直壁
14に設けられたガイド穴15内に挿入され、実質的に
水平方向に移動可能とされる。キー10の図2による左
方向への移動の終端は、キー10に設けられた段部16
が垂直壁14に当接することによって規定される。他
方、操作棒12は、脚部4の上面壁17に設けられたガ
イド穴18によって実質的に垂直方向に移動するように
案内される。
【0017】このような構成において、係合部材6は、
操作棒12に何らの力も加えられないときには、図2に
示すような状態を保っている。すなわち、操作棒12が
上面壁17から比較的大きく上方へ突出しており、ま
た、キー10が垂直壁14から比較的大きく左方向(図
2)へ突出している。
【0018】ヘッド/フットボード3の垂直壁14に対
向する側面には、上係合穴19および下係合穴20が上
下に位置を変えて設けられている。これら上係合穴19
および下係合穴20は、上述したキー10を受入れるも
ので、図2の実線で示す状態では、キー10が下係合穴
20に受入れられている。また、図2の一点鎖線で示す
状態では、キー10は、上係合穴19に受入れられるこ
とになる。
【0019】この実施例では、脚部4およびヘッド/フ
ットボード3の各々上に、それぞれ、固定部材21およ
び22が設けられ、これら固定部材21および22間
に、ばね23が張られる。このばね23は、ヘッド/フ
ットボード3に働く重力に逆らってヘッド/フットボー
ド3を持ち上げるように作用する。それゆえに、ヘッド
/フットボード3を持ち上げるとき、その負担が軽減さ
れる。
【0020】ヘッド/フットボード3は、図1および図
2において、実線で示す状態にあるとき、通常の使用状
態を実現している。このようなヘッド/フットボード3
の存在が邪魔になったとき、操作棒12が下方へ押込ま
れる。これによって、ねじりばね13の弾性に抗して、
レバー8を介してキー10が引っ込んだ状態となる。そ
のため、キー10は、下係合穴10から脱出する。これ
によって、ヘッド/フットボード3は、下方へ移動可能
な状態となる。このヘッド/フットボード3の下方への
移動が、ばね23の弾性に抗して行なわれるので、ヘッ
ド/フットボード3が急激に落下することはない。ヘッ
ド/フットボード3は、上方から軽い力を加えることに
より、脚部4から突出しない状態とされ、この状態にお
いて、操作棒12から押込む力を除去すると、キー10
は、上係合穴19に受入れられる。これによって、ヘッ
ド/フットボード3の下方での位置が固定される。
【0021】逆に、ヘッド/フットボード3を上方へ移
動させたいときには、同じく、操作棒12が押込まれ
る。これによって、ばね23の作用で、ヘッド/フット
ボード3の少なくとも上端部は、脚部4から突出した状
態となる。次いで、この突出した上端部を持って、ヘッ
ド/フットボード3を持ち上げ、上方の所定の位置に達
したとき、操作棒12から押込む力が除去される。その
結果、キー10が下係合穴20に受入れられ、ヘッド/
フットボード3の上方での位置が固定される。
【0022】なお、図示しなかったが、ヘッド/フット
ボード3の上下方向への移動範囲を規定するための部材
が設けられてもよい。
【0023】また、係合部材6は、その他の構造のもの
に置換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるベッド1全体を示す
斜視図である。
【図2】図1に示したベッド1の主要部を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ベッド 2 ベッド本体 3 ヘッド/フットボード 6 係合部材 10 キー 12 操作棒 19 上係合穴 20 下係合穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド本体と、 前記ベッド本体の長手方向の両端部において、前記ベッ
    ド本体を支持する垂直壁と、 前記垂直壁から上方に突出する位置と、前記垂直壁の内
    部に完全に収容される位置とをそれぞれ選択的に固定す
    るための係合部材を有するヘッド/フッドボードと、 を備える、ベッド。
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