JP2978715B2 - ベッド装置 - Google Patents

ベッド装置

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JP2978715B2
JP2978715B2 JP6094876A JP9487694A JP2978715B2 JP 2978715 B2 JP2978715 B2 JP 2978715B2 JP 6094876 A JP6094876 A JP 6094876A JP 9487694 A JP9487694 A JP 9487694A JP 2978715 B2 JP2978715 B2 JP 2978715B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は長手方向端部にボ−ド
体が立設されたベッドフレ−ムを有するベッド装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般にベッド装置は上面にマットレスが
載置されるベッドフレ−ムを有する。このベッドフレ−
ムには、下面四隅部に脚体が垂設され、長手方向両端部
にボ−ド体が立設されている。
【0003】このような構成のベッド装置を、たとえば
病院用などとして利用し、医師がマットレス上に仰臥し
た患者を診察するような場合には、その診察や治療に必
要な種々の器具などの小物類を置くことのできる設置場
所がベッド装置の近傍に必要となる。
【0004】従来、このような設置場所を確保するた
め、ベッド装置の近傍にテ−ブルを設置するということ
が行われている。しかしながら、ベッド装置の近傍にテ
−ブルを設置すると、診察を行わないときにも上記テ−
ブルが病室内の空間を占有することになるから、非常に
邪魔であり、またベッド装置の側方を通行する際に邪魔
になるということもあり、とくに病院内では体の不自由
な患者が歩行中にぶつかるという虞もあるから、ベッド
装置の側方にテ−ブルなどを置かなくても、小物類の設
置場所を確保できることが望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、た
とえば利用者が病人の場合、診察を受ける際に治療用の
器具などの小物類を置くための設置場所を確保するの
に、テ−ブルを利用するということが行われていたの
で、そのテ−ブルが室内空間を占有するため、使わない
ときには邪魔になるということがあった。
【0006】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、小物類を置くための場所
を容易に確保することができ、しかも不使用時には邪魔
にならないようにしたテ−ブル板を備えたベッド装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、上面にマットレスが載置されるとともに
長手方向端部にボ−ド体が設けられたベッドフレ−ムを
有するベッド装置において、上記ボ−ド体の外面側上部
に一端が枢着されたリンクと、このリンクの他端に一方
の面の一端部が枢着されたテ−ブル板と、上記ベッドフ
レ−ムの外面側上部に設けられた第1の係合部を有する
第1のストッパ部材と、上記ボ−ド体の内面側上部に設
けられた第2の係合部を有する第2のストッパ部材と、
上記テ−ブル板の一方の面の他端部に弾性的にスライド
可能に設けられこのテ−ブル板が上記ボ−ド体の外面側
にあるときには上記第1のストッパ部材の第1の係合部
に着脱自在に係合して上記テ−ブル板を上記ボ−ド体の
外面側にほぼ垂直な状態で保持し、上記テ−ブル板を上
記ボ−ド体の上端側へ回動させたときには上記第2のス
トッパ部材の第2の係合部に着脱自在に係合して上記テ
−ブル板をほぼ水平な状態で保持する係合体とを具備し
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成によれば、テ−ブル板を上記ボ−ド体
に、ほぼ垂直な状態とほぼ水平な状態とで保持すること
ができる。使用時にはほぼ水平な状態で保持することで
小物類の設置場所を確保でき、不使用時にはほぼ垂直な
状態で保持することで邪魔になることがほとんどない。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図1乃至図6はこの発明の一実施例を示し、
図6に示すベッド装置はベッドフレ−ム1を備えてい
る。このベッドフレ−ム1には、長手方向一端と他端と
にそれぞれヘッドボ−ド体2aとフットボ−ド体2bと
が立設され、また下面四隅部には下端にキャスタ3が設
けられた脚部材4が垂設されている。
【0010】上記ベッドフレ−ム1の上面には床板5が
設けられ、この床板5上にはマットレス6が載置されて
いる。上記床板5は互いに回動自在に連結された複数、
この実施例では4つの部分5a〜5dに分割されてい
て、そのうちの1つの部分5bが上記ベッドフレ−ム1
に固定され、他の部分は図示しない駆動機構によって起
伏させることができるようになっている。したがって、
上記マットレス6上に仰臥した図示しない利用者は、上
記床板5の所定の部分、たとえば5aを起立させること
で、上半身を起こした姿勢を維持できるようになってい
る。
【0011】一方のボ−ド体、この実施例ではフットボ
−ド体2bには矩形状のテ−ブル板11が以下のごとく
設けられている。すなわち、図1、図3(a)、(b)
および図4に示すように上記フットボ−ド体2bの外面
の幅方向中央部分には上下方向に沿って帯状の取付部材
12が立設されている。この取付部材12の上端部に
は、45度の斜面13aを有する中空状の第1のストッ
パ部材13が固着され、また一対のリンク14の一端部
が第1の支軸15によって回動自在に支持されている。
上記第1のストッパ部材13の斜面13aには第1の係
合孔13bが穿設されている。
【0012】図4に示すように上記一対のリンク14は
ほぼくの字状に屈曲され、一端部間よりも間隔の大きく
なった他端部間には帯状板の両端部をL字状に折り曲げ
たブラケット15が、その両端部を連結っして設けられ
ている。つまり、上記ブラケット15の両端部には図3
(a)、(b)に示すように長孔15aが形成され、こ
の長孔15aを介して一対のリンク14の他端部に上記
ブラケット15の両端部が図4に示すようにそれぞれ第
2の支軸16によって枢着されている。
【0013】上記ブラケット15の中間部分は上記テ−
ブル板11の下面の一端部に固着されている。このテ−
ブル板11の下面の他端部には係合体17が設けられて
いる。この係合体17は図3(a)、(b)や図4に示
すように断面がL字状で、両端が凹部18aが形成され
た側板18によって閉塞された中空状の取付部材19を
有する。この取付部材19は、開口した面がテ−ブル板
11の一端側の上記ブラケット15側に向くよう、一辺
を上記テ−ブル板11の下面に固定して設けられてい
る。
【0014】上記取付部材19の他辺には筒部材21が
設けられている。この筒部材21にはストッパ軸22が
先端部を上記取付部材19の他辺からその内部へ突出さ
せてスライド自在に設けられている。このストッパ軸2
2は上記筒部材21内に設けられたばね23によって突
出方向に付勢され、また後端にはノブ24が設けられて
いる。
【0015】図3(a)に示すように、上記テ−ブル板
11を、上記フットボ−ド体2bの外面側でほぼ垂直に
起立させると、上記ストッパ軸22の先端が上記第1の
ストッパ部材13の斜面13aにそってスライドする。
それによって、ストッパ軸22はばね23の付勢力に抗
して上昇しながら、上記第1のストッパ部材13の斜面
13aに形成された係合孔13bに係合する。したがっ
て、上記テ−ブル板11はほぼ垂直に起立した状態で、
上記フットボ−ド体2bの外面側に保持される。上記ス
トッパ軸22をばね23の付勢力に抗して引けば、上記
係合孔13bとの係合状態が解除されるようになってい
る。
【0016】上記フットボ−ド体2bの内面側の上部に
は第2のストッパ部材31が設けられている。この第2
のストッパ部材31は、図3(a)、(b)および図5
に示すように両端部がL字状に折曲され、上記フッドボ
−ド体2bの内面上部にねじ33によって固定された取
付板32を有する。この取付板32には棒材をコ字状に
曲成した係合部材34の両側部が固着されている。
【0017】図3(a)に示すように、上記テ−ブル板
11をほぼ垂直に保持された状態から、図3(b)に示
すようにほぼ垂直な状態へ回動させれば、その下面の他
端部に設けられた係合体17の側辺18の傾斜した端面
が上記係合部材34に沿って摺動するから、その側辺1
8の凹部18aが上記係合部材34に係合する。このと
き、テ−ブル板11はブラケット15の両端部に形成さ
れた長孔15aを介してリンク14に連結されているた
め、図3(b)に矢印Xで示す方向へスライドする。し
たがって、上記係合体17の凹部18aを上記係合部材
34に円滑かつ確実に係合させることができる。
【0018】上記凹部18aが上記係合部材34に係合
する直前で、上記ストッパ軸22の先端部が上記係合部
材34に当たるから、その時点で上記ストッパ軸22を
ばね23の付勢力に抗して引き、上記凹部18aが上記
係合部材34に係合させてから放せば、上記ストッパ軸
22の先端部が上記係合部材34に係合する。したがっ
て、テ−ブル板11はほぼ水平な状態で、その他端部が
上方へ浮き上がるようなことなく確実に保持される。
【0019】このような構成のベッド装置によれば、フ
ットボ−ド体2bの外面側に設けたテ−ブル板11を、
上記フットボ−ド体2bの上端側でほぼ水平に保持する
ことで、その上面に小物類を置くことができる。また、
不要な場合には、上記テ−ブル板11を折り畳んでフッ
トボ−ド体2bの外面側にほぼ垂直な状態で保持してお
くことができるから、上記テ−ブル板11が邪魔になる
ことがない。
【0020】上記テ−ブル板11は、不使用時にはスト
ッパ軸22が第1のストッパ部材13に係合して保持さ
れているから、ばた付くようなことなく確実に保持され
ており、使用時には上記ストッパ軸22が第2のストッ
パ部材31に係合するから、その場合も上方へ浮き上が
るようなことなく確実に保持される。
【0021】したがって、不使用時および使用時のいず
れの状態においても、上記テ−ブル板11は確実に保持
されていることになる。しかも、不使用時および使用時
における上記テ−ブル板11の保持状態の解除は、スト
ッパ軸22をばね23の付勢力に抗して引き、第1の係
合部材13あるいは第2の係合部材31との係合を外せ
ばよいから、その解除操作を容易かつ迅速に行うことも
できる。
【0022】なお、上記一実施例ではテ−ブル板をフッ
トボ−ド体側に設けたが、ヘッドボ−ド体側あるいは両
方のボ−ド体に設けるようにしてもよく、その点はなん
ら限定されるものでない。
【0023】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明は、ベッドフ
レ−ムの長手方向端部に設けられるボ−ド体の外面側に
テ−ブル板を枢着し、このテ−ブル板を上記ボ−ド体の
外面側でほぼ垂直な状態で保持でき、しかも上記ボ−ド
体の上端側でほぼ水平な状態で保持できるようにした。
【0024】そのため、上記テーブル板を水平に保持す
れば、その上面を小物類の載置場所として利用すること
ができるから便利であり、また不使用時にはほぼ垂直な
状態で保持できるため、ほとんど邪魔になるようなこと
がない。また、テーブル板は垂直状態と水平状態とにお
いて、係合体が第1のストッパ部材あるいは第2のスト
ッパ部材の係合部にそれぞれ着脱自在に係合することで
保持されるから、テーブル板は垂直状態と水平状態との
いずれの状態においても不用意な外力によって保持状態
が損なわれるようなことなく確実に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すベッド装置をフット
ボ−ド体側から見た側面図。
【図2】同じくフットボ−ド体の縦断面図。
【図3】同じくテ−ブル板がほぼ垂直に保持された状態
とほぼ水平に保持された状態の説明図。
【図4】同じくフトボ−ド体とテ−ブル板とを連結する
リンクを示す説明図。
【図5】同じく第2のストッパ部材の部分の側面図。
【図6】同じくベッド装置の正面図。
【符号の説明】
1…ベッドフレ−ム、2b…フットボ−ド体、6…マッ
トレス、11…テ−ブル板、13…第1のストッパ部
材、14…リンク、17…係合体、31…第2のストッ
パ部材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面にマットレスが載置されるとともに
    長手方向端部にボ−ド体が設けられたベッドフレ−ムを
    有するベッド装置において、 上記ボ−ド体の外面側上部に一端が枢着されたリンク
    と、このリンクの他端に一方の面の一端部が枢着された
    テ−ブル板と、上記ベッドフレ−ムの外面側上部に設け
    られた第1の係合部を有する第1のストッパ部材と、上
    記ボ−ド体の内面側上部に設けられた第2の係合部を有
    する第2のストッパ部材と、上記テ−ブル板の一方の面
    の他端部に弾性的にスライド可能に設けられこのテ−ブ
    ル板が上記ボ−ド体の外面側にあるときには上記第1の
    ストッパ部材の第1の係合部に着脱自在に係合して上記
    テ−ブル板を上記ボ−ド体の外面側にほぼ垂直な状態で
    保持し、上記テ−ブル板を上記ボ−ド体の上端側へ回動
    させたときには上記第2のストッパ部材の第2の係合部
    に着脱自在に係合して上記テ−ブル板をほぼ水平な状態
    で保持する係合体とを具備したことを特徴とするベッド
    装置。
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