JPH10151040A - ベッド装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は小物類を載置するための載置体を
利用者が利用し易い場所に設けることができるようにし
たベッド装置を提供することにある。 【解決手段】 ベッドフレ−ム２およびこのベッドフレ
−ムに支持された床板３とからなるベッド本体１を有す
るベッド装置において、上記ベッド本体には屈曲自在で
あるとともに所定の屈曲形状で保持されるロッド状の可
撓部材１７の一端が支持具を介して着脱自在に取付けら
れ、この可撓部材の他端には小物類を載置するための載
置体２５が取付けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明はマットレス上に仰
臥した利用者の近傍に小物類を置くことができるベッド
装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】たとえば、病院用のベッド装置において
は、マットレス上に仰臥した利用者が定期的に服薬する
ための薬袋や就寝時に外した眼鏡などの小物類を近くに
置きたいということがある。

【０００３】そのような場合、ベッド装置の側方にサイ
ドテ−ブルを設置し、その上や引き出しなどに小物類を
置いたり、収容するなどしている。しかしながら、ベッ
ド装置の側方に設置されたサイドテ−ブルに小物類を置
いたり、収容するようにすると、マットレス上の利用者
が、たとえばマットレス上で上半身を起こしている状態
で利用する場合には、身体を横方向に捩じってから腕を
伸ばさなければならないから、利用しにくいということ
があり、とくに身体が不自由な病人や老人などの利用者
にとっては不便であった。

【０００４】さらに、ベッド装置の側方にサイドテ−ブ
ルを設置すると、その分のスペ−スが必要となるから、
狭い病室の場合には邪魔になったり、ベッド装置の近傍
を歩行する人がぶつかるなどのことがある。

【０００５】一方、病院用のベッド装置には、床板の一
部を起伏駆動する、いわゆる背上げ式ベッド装置が使用
されることがある。その場合、床板の一部は背上げ用駆
動機構によって起伏駆動されるようになっており、この
背上げ用駆動機構はコントロ−ラによって遠隔操作でき
るようになっている。

【０００６】上記コントロ−ラは、通常、ベッド装置の
ヘッドボ−ドなどに引っ掛けるなどして保持されてい
て、それを操作する場合、利用者はヘッドボ−ドから外
して一方の手で持ち、他方の手で操作することになる。

【０００７】そのため、利用者は両方の手を用いなけれ
ば上記コントロ−ラを操作することができないから、た
とえば片方の手が不自由であるなどして、その両手のう
ちの一方でも使えない場合などには上記コントロ−ラの
操作を円滑に行えないということがあった。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】このように、従来はベ
ッド装置上の利用者が容易に取ることができるような位
置に小物類を置くためのスペ−スを確保できなかったの
で、非常に不便であった。

【０００９】また、背上げ式ベッド装置の場合、背上げ
用駆動機構のコントロ−ラの操作を両手で行わなければ
ならなかったので、片方の手が自由に使えない場合に
は、その操作がしにくいということがあった。

【００１０】この発明の目的は、小物類をベッド装置の
利用者が容易に取ることができる位置に置くことができ
ようにしたベッド装置を提供することにある。この発明
の目的は、利用者が背上げ用駆動機構のコントロ−ラを
片方の手で容易に操作できるようにしたベッド装置を提
供することにある。

【００１１】

【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、ベッ
ドフレ−ムおよびこのベッドフレ−ムに支持された床板
とからなるベッド本体を有するベッド装置において、上
記ベッド本体には屈曲自在であるとともに所定の屈曲形
状で保持されるロッド状の可撓部材の一端が支持具を介
して着脱自在に取付けられ、この可撓部材の他端には小
物類を載置するための載置体が取付けられていることを
特徴とする。

【００１２】請求項２の発明は、床板の一部が起伏駆動
されるベッド装置において、ベッドフレ−ムと、複数の
床部に分割され互いの床部が回動自在に連結されるとと
もにそのうちの１つが上記ベッドフレ−ムに固定されて
設けられた床板と、上記床板の上記ベッドフレ−ムに対
して固定されていない床部を起伏駆動する背上げ用駆動
機構と、屈曲自在であるとともに所定の屈曲形状で保持
されるロッド状をなし、上記ベッドフレ−ムあるいは床
板のどちらかに一端が支持具を介して着脱自在に取付け
られ他端に上記背上げ用駆動機構を操作するためにコン
トロ−ラが設けられた可撓部材とからなることを特徴と
する。

【００１３】請求項１の発明によれば、小物類を載置す
るための載置体を一端が支持具を介してベッド本体に着
脱自在に取付けられる可撓部材の他端に取付けるため、
その取付け位置が制限されないから、利用者が使い易い
位置に取付けることができ、しかも上記可撓部材を屈曲
変形させることで、上記載置体を使い易い位置や邪魔に
ならない位置に動かすことができる。

【００１４】請求項２の発明によれば、ベッドフレ−ム
あるいは床板のどちらかに可撓部材の一端を支持具を介
して着脱自在に設け、その他端に背上げ用駆動機構のコ
ントロ−ラを取付けるようにしたので、利用者は上記コ
ントロ−ラを一方の手で保持することなく、操作するこ
とができる。つまり、コントロ−ラの操作を片手で行う
ことができる。しかも、可撓部材を屈曲させることで、
上記コントロ−ラを使い易い位置や邪魔にならない位置
に動かすことができる。

【００１５】

【発明の実施形態】以下、この発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図１と図２（ａ）、（ｂ）はこの発
明の第１の実施形態を示し、図１に示すベッド装置はベ
ッド本体１を備えている。このベッド本体１はベッドフ
レ−ム２と床板３とからなる。上記ベッドフレ−ム２は
一対の横杆４と縦杆５とを矩形枠状に連結するととも
に、その長手方向一端と他端にはそれぞれ脚部材を兼ね
るボ−ド枠６が連結されてなる。上記一対の横杆４の内
面には図示しない受け部が設けられ、この受け部に上記
床板３が幅方向両端部を係合させて架設されている。こ
の床板３の上面にはマットレスＭが載置されている。

【００１６】上記一対の横杆４にはその上面に開口した
複数の取付孔８が形成され、一対の取付孔８には側柵９
が下端部を着脱自在に係合させて設けられている。一方
の横杆４の一端部には支持具１１が着脱自在に設けられ
ている。この支持具１１は図２（ａ）に示すようにコ字
状の取付部１２を有する。この取付部１２は上記横杆４
の上下面を挟み込むとともにその下面には締め付け用の
ねじ１３が螺合されている。このねじ１３をねじ込むこ
とで、上記横杆４の下面と取付部１２の下辺内面との間
に設けられた押圧片１４を上記横杆４の下面に圧接させ
ることができるから、その取付部１２を横杆４に固定で
きるようになっている。

【００１７】上記取付部１２の側辺外面には連結片１５
の一端部が連結され、この連結片１５の他端部には筒状
の支持部１６が取付けられている。この支持部１６には
ロッド状の可撓部材１７の下端に設けられた取付軸１８
が挿入され、ねじ１９によって固定されている。

【００１８】上記可撓部材１６の上端にはリング２１が
取付けられ、このリング２１には蝶ナット２２が螺合さ
れたねじ軸２３の一端が固着されている。このねじ軸２
３の他端には矩形板状の係合片２４が固着されている。

【００１９】上記係合片２４には盆状の載置体２５が着
脱自在に取付けられる。この載置体２５の下面には連結
部材２６がねじ２７によって取付けられている。この連
結部材２６は図２（ｂ）に示すように、基板２６ａと、
挿入溝２６ｂが形成されるとともに上記基板２６ａに一
端を固着した、側面形状がＬ字状の連結片２６ｃとから
なる。

【００２０】したがって、上記係合片２４を基板２６ａ
と連結片２６ｃとの間に挿入し、蝶ナット２２を締め込
むことで、上記可撓部材１７の上端に上記載置体２５が
着脱自在に連結固定されるようになっている。

【００２１】上記可撓部材１７は弾性的に屈曲自在であ
るとともに所定の屈曲状態でその形状が保持できる構造
となっている。たとえば、この実施形態では、図２
（ａ）に示すように断面円形の線材によって形成された
第１のコイルスプリング１７ａのピッチ間に、断面三角
形状の線材によって形成された第２のコイルスプリング
１７ｂが密に設けられた、密巻コイル状をなしている。

【００２２】したがって、可撓部材１７を屈曲させる
と、その屈曲の内側からは第２のコイルスプリング１７
ｂが第１のコイルスプリング１７ａのピッチ間から径方
向外方へ突出する方向に移動し、屈曲の外側では径方向
内方へ入り込む方向に移動することで、その屈曲状態が
保持されるようになっている。

【００２３】なお、可撓部材１７としては、上記構成の
他に、たとえば可撓性の合成樹脂をロッド状に成形する
とともに、その内部に鉛などの屈曲変形させることがで
きる金属棒を挿通した構成のものであってもよく、要は
屈曲させることができるとともに、その屈曲形状が維持
できる構成であればよい。

【００２４】上記構成のベッド装置によれば、ベッドフ
レ−ム２の横杆４に可撓部材１７に取付けられた載置体
２５を支持具１１を介して取付けるようにしたから、上
記載置体２５の取付け位置は、上記支持具１１によって
上記横杆４の長手方向に沿って移動させることができ
る。

【００２５】そのため、たとえば利用者がマットレス７
上で上半身を起こしたときに、上記載置体２５を利用し
易い位置にしておけば、この載置体２５上に載置された
薬袋や眼鏡などの小物類を容易に取ったり、使用後に載
置することができる。

【００２６】上記載置体２５は可撓部材１７を介して横
杆４に取付けられている。そのため、上記可撓部材１７
を屈曲変形させることで、上記載置体２５の位置を簡単
かつ迅速にずらすことができる。たとえば、利用者がマ
ットレス７に乗り降りする際には邪魔にならないよう、
上記載置体２５の位置を容易に変えたり、利用者が使い
易い位置に位置決めするなどのことができる。

【００２７】なお、この第１の実施形態において、ベッ
ド装置の構成によっては、上記支持具をベッドフレ−ム
でなく、床板に取付けるようにしてもなんら差し支えな
いこと勿論である。

【００２８】図３はこの発明の支持具の変形例の第２の
実施形態を示す。なお、第１の実施形態と同一部分には
同一記号を付して説明を省略する。つまり、この実施形
態の支持具１１Ａは帯板状の取付板３１を有する。この
取付板３１の下端には板材をコ字状に曲成された取付部
３２が固着されている。この取付部３２の下辺には蝶ね
じ３３が螺合され、この蝶ねじ３３をねじ込むことで上
記取付部３２の下辺内面に設けられた押圧片３４がベッ
ドフレ−ム２の横杆４の下面に当接し、上記取付部３２
が固定されるようになっている。

【００２９】上記取付板３１の上端部には可撓部材１７
の下端が固着されている。この可撓部材１７の上端には
上記第１の実施形態と同様、リング２１を介して係合片
２４を有するねじ軸２３が設けられ、このねじ軸２３に
は蝶ナット２２が螺合されている。

【００３０】したがって、載置体２５は、その下面に設
けられた連結部材２６に、上記ねじ軸２３の上端に設け
られた係合片２４を係合させて上記蝶ナット２２を締め
込むことで、可撓部材１７に取付けることができる。

【００３１】図４はこの発明の支持具の変形例の第３の
実施形態を示す。なお、第１の実施形態と同一部分には
同一記号を付して説明を省略する。つまり、この実施形
態の支持具１１Ｂは、ほぼへの字状に屈曲されて一端部
がピン３５ｃによって枢着された上部材３５ａと下部材
３５ｂとからなる。これら部材の一端部間にはベッドフ
レ−ム２の横杆４を挟持する凹部３６が形成され、他端
部には上部材３５ａと下部材３５ｂとを接合状態で固定
するためにねじ３７が設けられている。

【００３２】上記各部材３５ａ、３５ｂの他端部には取
付孔３８が形成され、この取付孔３８に図２（ａ）と同
様、可撓部材１７の下端部に設けられた取付軸１８が着
脱自在に挿通保持されている。

【００３３】このような構成の上記支持具１１Ｂは、床
板３が横杆４の上面に支持部材４ａによって所定の間隔
を介して支持されている場合に利用することができる。
その場合、上記支持具１１Ｂがほぼへの字状に屈曲して
いることで、一端を横杆４に取付けた場合に他端が床板
３の下面に位置していても、その他端に設けられた取付
孔３８に可撓部材１７の下端部に設けられた取付軸１８
を挿入支持することができる。

【００３４】したがって、上記支持具１１Ｂを床板４の
幅方向から外方へ大きく突出させずに設けることができ
るから、支持具１１Ｂが邪魔になるようなことがない。
図５と図６はこの発明の第４の実施形態を示す。この実
施形態は背上げ式のベッド装置にこの発明を適用したも
のである。つまり、この実施形態のベッド装置はベ−ス
フレ−ム４１を有する。このベ−スフレ−ム４１の四隅
部にはストッパ付きのキャスタ４２が設けられている。

【００３５】さらに、ベ−スフレ−ム４１の四隅部には
上面側に突出する第１の連結部４３が設けられている。
各連結部４３にはリンク４４の一端が枢着され、他端は
ベッドフレ−ム４５から垂設された第２の連結部４６に
それぞれ枢着されている。上記リンク４４は図示しない
上下駆動機構によって矢印方向に駆動される。それによ
って、上記ベッドフレ−ム４５は上下駆動されるように
なっている。このベッドフレ−ム４５の長手方向一端側
にはヘッドボ−ド４５ａ、他端側にはフットボ−ド４５
ｂが設けられている。

【００３６】上記ベッドフレ−ム４５には上面にマット
レスＭが載置される床板４７が設けられている。この床
板４７はそれぞれ回動自在に連結された第１乃至第５の
５つの床部４８ａ〜４８ｅに分割されている。中央に位
置する床部４８ｃは上記ベッドフレ−ム４５に固定さ
れ、他の床部は上記床部４８ｃに対して順次回動自在に
連結されている。

【００３７】上記ベッドフレ−ム４５の下面側には背上
げ駆動機構５１が設けられている。この背上げ駆動機構
５１は駆動部５２を有し、この駆動部５２には一端を支
点として回動駆動される第１のア−ム５３と第２のア−
ム５４とが設けられている。

【００３８】第１のア−ム５３の他端部には一対のロ−
ラ５５が設けられ、これらロ−ラ５５は上記ヘットボ−
ド４５ａ側に位置する第１の床部４８ａの下面に設けら
れたコ字状のレ−ル５６に転動自在に係合している。し
たがって、上記第１のア−ム５３が起上方向に駆動され
ることで、上記第１の床部４８ａと第２の床部４８ｂと
が図４と図５に示すように起上方向に駆動されるように
なっている。

【００３９】上記第２のア−ム５４の他端にはロ−ラ５
７が回転自在に設けられ、このロ−ラ５７は第４の床部
４８ｄの下面に当接している。したがって、上記第２の
ア−ム５４が起上方向に駆動されると、上記第４の床部
４８ｄが起上し、それに第５の床部４８ｅが連動するか
ら、これら床部が図５に示すようにほぼへの字状に屈曲
する。このとき、上記第５の床部４８ｅは保持杆５８に
よって保持される。この保持杆５８は一端がベッドフレ
−ム４５に枢着され、他端を上記第５の床部４８ｅの下
面に枢着されている。

【００４０】上記第２の床部４８ｂの一側には図２
（ａ）に示す支持具１１によって可撓部材１７の下端が
連結され、この可撓部材１７の上端には上記背上げ駆動
機構５１の駆動を制御するコントロ−ラ６１が取付けら
れている。つまり、このコントロ−ラ６１の下面には図
２（ｂ）に示す連結部材２６が取付けられている。

【００４１】上記可撓部材１７の上端には図２（ａ）に
示すように蝶ナット２２が螺合されたねじ軸２３及びこ
のねじ軸２３の上端に固着された係合片２４が設けら
れ、この係合片２４を上記コントロ−ラ６１の下面に取
付けられた連結部材２６に係合させ、蝶ナット２２によ
って固定されている。

【００４２】このような構成によれば、背上げ駆動機構
５１を駆動制御するコントロ−ラ６１を第２の床部４８
ｂの一側に可撓部材１７によって保持するようにした。
そのため、利用者が背上げ駆動機構５１を操作する場合
には、コントロ−ラ６１は可撓部材１７によって所定の
位置に予め保持されているから、そのコントロ−ラ６１
を操作するだけでよい。

【００４３】つまり、利用者は上記コントロ−ラ６１を
両手のうちの一方だけで操作することができるから、片
手が不自由な利用者や両手を同時に使えない状態にある
ときなどでも、上記コントロ−ラ６１を確実に操作する
ことができる。

【００４４】しかも、上記コントロ−ラ６１は可撓部材
１７によって保持されているから、この可撓部材１７を
屈曲させることで、上記コントロ−ラ６１の位置を変え
ることができる。そのため、利用者がベッド装置に乗り
降りするときに上記コントロ−ラ６１が邪魔にならない
ように位置をずらしたり、利用者が使い易い位置に位置
決めするなどのことを容易に行うことができる。

【００４５】上記コントロ−ラ６１を保持した可撓部材
１７は、図３に示す保持具１１Ａや図４に示す保持具１
１Ｂによってベッド装置に取付けるようにしてもよい。
図４に示す保持具１１Ｂを用いた場合、その保持具１１
Ｃを床部でなく、ベッドフレ−ム４５の側部に取付ける
ことができるから、第１、第２の床部４８ａ、４８ｂを
起伏駆動しても、コントロ−ラ６１の位置を一定にする
ことができる。つまり、この実施形態において、コント
ロ−ラ６１は床板４７あるいはベッドフレ−ム４５のど
ちらに取りつけるようにしても差し支えない。

【００４６】

【発明の効果】請求項１の発明によれば、支持具によっ
て一端がベッド本体に着脱自在に取付けられた可撓部材
の他端に小物類を載置するための載置体を取付けるよう
にした。

【００４７】そのため、上記載置体を取付け位置に制限
されることなく、利用者が使い易い位置に取付けること
ができるから非常に便利であり、しかも上記可撓部材を
屈曲変形させることで、たとえば利用者がベッド装置に
乗り降りする際などに上記載置体を邪魔にならない位置
に動かすことができるなどの利点がある。

【００４８】請求項２の発明によれば、ベッドフレ−ム
あるいは床板のどちらかに一端が支持具によって着脱自
在に取付けられた可撓部材の他端に、背上げ用駆動機構
のコントロ−ラを取付けるようにした。

【００４９】そのため、利用者は上記コントロ−ラを一
方の手で保持することなく、片方の手だけで操作するこ
とができるから、両手を同時に使うことができない利用
者などであっても、上記コントロ−ラを確実に操作する
ことができる。しかも、支持具によってコントロ−ラの
取付け場所も変更できるばかりか、可撓部材を屈曲させ
ることで、上記コントロ−ラを使い易い位置や邪魔にな
らない位置に動かすことができるから便利であるという
こともある。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の第１の実施形態を示すベッド装置の
斜視図。

【図２】（ａ）は同じく載置体の取付け構造を一部断面
して示す側面図、（ｂ）は同じく載置体の下面に設けら
れる連結部材の斜視図。

【図３】この発明の第２の実施形態を示す載置体の取付
け構造を一部省略して示す斜視図。

【図４】この発明の第３の実施形態を示す載置体の取付
け構造を一部省略して示す斜視図。

【図５】この発明の第４の実施形態を示すベッド装置の
斜視図。

【図６】同じく側面図。

【符号の説明】

１…ベッド本体 ２、４５…ベッドフレ−ム ３、４７…床板 １７…可撓部材 ２５…載置体 ５１…背上げ用駆動機構 ６１…コントロ−ラ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ベッドフレ−ムおよびこのベッドフレ−
   ムに支持された床板とからなるベッド本体を有するベッ
   ド装置において、 上記ベッド本体には屈曲自在であるとともに所定の屈曲
   形状で保持されるロッド状の可撓部材の一端が支持具を
   介して着脱自在に取付けられ、この可撓部材の他端には
   小物類を載置するための載置体が取付けられていること
   を特徴とするベッド装置。
2. 【請求項２】 床板の一部が起伏駆動されるベッド装置
   において、 ベッドフレ−ムと、 複数の床部に分割され互いの床部が回動自在に連結され
   るとともにそのうちの１つが上記ベッドフレ−ムに固定
   されて設けられた床板と、 上記床板の上記ベッドフレ−ムに対して固定されていな
   い床部を起伏駆動する背上げ用駆動機構と、 屈曲自在であるとともに所定の屈曲形状で保持されるロ
   ッド状をなし、上記ベッドフレ−ムあるいは床板のどち
   らかに一端が支持具を介して着脱自在に取付けられ他端
   に上記背上げ用駆動機構を操作するためにコントロ−ラ
   が設けられた可撓部材とからなることを特徴とするベッ
   ド装置。