JP2000135260A - ベッド用身体移動装置 - Google Patents

ベッド用身体移動装置

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JP2000135260A
JP2000135260A JP10327493A JP32749398A JP2000135260A JP 2000135260 A JP2000135260 A JP 2000135260A JP 10327493 A JP10327493 A JP 10327493A JP 32749398 A JP32749398 A JP 32749398A JP 2000135260 A JP2000135260 A JP 2000135260A
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JP
Japan
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bed
bar
sheet
width direction
bedridden
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Pending
Application number
JP10327493A
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English (en)
Inventor
Michiko Hiratsuka
儒子 平塚
Koichi Sumichika
晃壱 住近
Yukiyoshi Mori
幸由 森
Tomoko Kawamura
朋子 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 違和感や恐怖を与えずにスムーズに臥床者の
体位を変えることができるベッド用身体移動装置を得
る。 【解決手段】 臥床者を支えるシート13の一端が係止
された第1バー2を移動させる第1バー揺動装置4及び
シート13の他端が係止された第2バー3を移動させる
第2バー揺動装置5がベッド1に装着され、第1バー揺
動装置4は、ベッド1上に円弧軌跡を描くようにベッド
1の幅方向の右端A1 近傍から左端A2 側へ向って第1
バー2を移動させたり或いはそれと反対方向へ移動させ
たりし、また、第2バー揺動装置5も同様に、ベッド1
の幅方向の左端A2 近傍から右端A1 側へ向って第2バ
ー3を移動させたり或いはそれと反対方向へ移動させた
りし、もって、シート13の片方を所定側へ傾斜させて
臥床者の体位を変えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長期間に亘っての
臥床が余儀なくされている寝たきり老人等の床ずれ等を
防止するに好適なベッド用身体移動装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、長期間に亘っての臥床が余儀なく
されている寝たきり老人や病弱者等の床ずれ等を防止す
る為に、かかる者(以下、臥床者という。)の体位を必
要に応じて強制的に変えるベッド用身体移動装置は公知
である。
【0003】例えば、実用新案登録第3048277号
掲載公報においては、ベッドの各コーナー部に立設され
た4本の支柱夫々に金具を摺動自在に嵌着すると共にそ
れらの金具に臥床者を支える為の網体を係止し、そし
て、かかる金具の上下動制御によって、ベッドの全長方
向前後に位置されている右側の一対の金具と、同方向前
後に位置されている左側の一対の金具とを、互いに異な
る高さに移動させることができるように構成されたベッ
ド用身体移動装置が開示されている。
【0004】また、特開平9−70416号公報におい
ては、ベッドの各コーナー部に立設された4個の起立ブ
ラケットの内、ベッドの全長方向前後に位置されている
右側の一対の起立ブラケットを介して一方のシート巻取
り手段を装着すると共に、同方向前後に位置されている
左側の一対に起立ブラケットを介して他方のシート巻取
り手段を装着し、そして、それらのシート巻取り手段の
どちらか一方の巻取り手段によって他方の巻取り手段に
巻回されている臥床者を支える為のシート(シーツ兼用
シート)を巻取ることができるように構成されたベッド
用身体移動装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、臥床者を支え
る為の網体を備えたベッド用身体移動装置は、かかる網
体が係止されている金具を、直線軌跡を描くように上下
動させてベッドの幅方向に網体を傾斜せしめることによ
って臥床者の体位を変えるものであるから、臥床者に急
激に力が作用し易く、従って、違和感や恐怖を与える欠
点を有していた。
【0006】また、後者の、すなわち、臥床者を支える
為のシートを備えたベッド用身体移動装置は、一対のシ
ート巻取り手段のどちらか一方の巻取り手段によって他
方の巻取り手段に巻回されている摩擦係数の大きいシー
トを巻き取ることにより臥床者の体位を変えるものであ
るから、前者以上に、臥床者に違和感や恐怖を与える欠
点を有していた。
【0007】本発明は、このような欠点に着目し、かか
る欠点を解消すべく鋭意検討の結果、臥床者を支えるシ
ートの一端が係止されたバー及びその他端が係止された
バーの夫々を、ベッド上に円弧軌跡を描くことができる
ようにベッドに移動自在に装着することにより、臥床者
に違和感や恐怖を与えないようにスムーズに体位を変え
ることができることを見出し、この点に基づいて本発明
を完成し得たものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
ベッド用身体移動装置は、請求項1に記載するように、
臥床者を支えるシートの一端が係止された第1バーをベ
ッド上に円弧軌跡を描くようにベッドの幅方向の右端近
傍から左端側へ向って移動させたり或いはそれと反対方
向へ移動させたりする第1バー揺動装置と、前記シート
の他端が係止された第2バーをベッド上に円弧軌跡を描
くように前記ベッドの幅方向の左端近傍から右端側へ向
って移動させたり或いはそれと反対方向へ移動させたり
する第2バー揺動装置とを前記ベッドに装着したことを
特徴とするものである。なお、シートの幅方向の一端及
び他端は、着脱自在に第1,2バーに係止するのが好ま
しく、また、シートは、シーツ兼用シートであるのが好
ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1において、ベッド1の幅方向
(図示X方向)の右端A1 近傍に第1バー2が位置され
ていると共に第2バー3が、左端A2 近傍から右端A1
側へ向って移動、すなわち、破線で示されている左端A
2 近傍からベッド1上のBの位置に移動された状態が示
されている。
【0010】同様に、第1バー2も、ベッド1の右端A
1 近傍から左端A2 側へ向って移動し得るように装着さ
れており、そして、第1バー2は、第1バー揺動装置4
によって移動されると共に第2バー3は、第2バー揺動
装置5によって移動されるが、第1バー揺動装置4は、
ベッド1の全長方向(図示Y方向)の両端部に固着され
ているサイドフレーム6a,6bのアーム取付け用ブラ
ケット7a,7bに装着された右アーム8a,8bと、
このアーム8a,8bを揺動させ得るように装着された
シリンダー9a,9bとで構成されている。
【0011】なお、シンダー9bは図示されていない
が、これは右アーム8bを揺動させるものである。ま
た、両シリンダー9a,9bは、図示されていない適当
なブラッケトを介してベッド1の全長方向の両端部に装
着されている。また、右アーム8a,8bは、取付け用
ブラケット7a,7bに固着されている軸10a,10
bに回転し得るように装着され、かつ、この右アーム8
a,8bで第1バー2が支持されている。
【0012】一方、第2バー揺動装置5は、軸10a,
10bに回転し得るように装着された左アーム11a,
11bと、このアーム11a,11bを揺動させ得るよ
うに装着されたシリンダー12a,12bとで構成され
ている。
【0013】なお、シリンダー12bは図示されていな
いが、これは、左アーム11bを揺動させるものであ
り、そして、両シリンダー11a,11bは、上述のシ
リンダー9a,9bと同様に、図示されていない適当な
ブラケットを介してベッド1の全長方向の両端部に装着
され、かつ、左アーム11a,11bで第2バー3が支
持されている。
【0014】その為、第1バー揺動装置4においては、
シリンダー9a,9bを作動させて右アーム8a,8b
を、軸10a,10bを支点として所定角度に揺動させ
ることができ、従って、第1バー2を、ベッド1上に円
弧軌跡を描くようにベッド1の幅方向の右端A1 近傍か
ら左端A2 側へ向って移動させたり或いはそれと反対方
向へ移動させたりすることができる。
【0015】また、第2バー揺動装置5においても、シ
リンダー12a,12bを作動させて左アーム11a,
11bを、軸10a,10bを支点として所定角度に揺
動させることができ、従って、第2バー3を、ベッド1
上に円弧軌跡を描くようにベッド1の幅方向の左端A2
近傍から右端A1 側へ向って移動させたり或いはそれと
反対方向へ移動させたりすることができる。
【0016】なお、第1バー2に、臥床者を支えるのに
十分な強度を有し、かつ、シーツ兼用に適した繊維で構
成されたシート13の一端が係止されていると共にその
他端が第2バー3に係止されているが、シート13は、
右アーム8a,8bがベッド1の右端A1 近傍に位置さ
れると共に左アーム11a,11bがベッド1の左端A
2 近傍に位置された状態においては、ベッド1のマット
レスに接触されて緊張状態に保たれる。
【0017】そして、シート13上に図示Y方向に臥床
している臥床者の体位を変えようとするときに第1,2
バー揺動装置4,5のどちらか一方を駆動させる。例え
ば、臥床者の体位を右側へ移動させようとする場合にお
いては、図示のように、第2バー揺動装置5の左アーム
11a,11bを破線で示されている位置から所定角度
に揺動させてBの位置へ第2バー2を移動せしめる。
【0018】すると、第2バーが円弧軌跡を描くように
移動される為、臥床者に徐々に力が作用し、従って、違
和感や恐怖を与えずにスムーズに体位を変えることがで
きる。また、これと反対に、臥床者の体位を左側へ移動
させようとするときには、第1バー揺動装置4の右アー
ム8a,8bを所定角度に揺動させることにより、同様
に、違和感等を与えずにスムーズに体位を変えることが
できる。なお、必要に応じて、第1,2揺動装置4,5
の両方を所定に駆動して臥床者の体位を変えてもよい。
【0019】以上、一実施形態について述べたが、本発
明においては、第1,2バーに対するシートの係止は、
いかなる形態に係止してもよい。しかし、シートの端部
を折り曲げて固着することにより形成したバー挿入穴に
第1,2バーを挿着すること等よりも、例えば、面ファ
スナー等を介してワンタッチ的に着脱し得るように係止
する方が好ましく、これによって、シートの交換を容易
化することができる。
【0020】また、シートは、シーツ兼用に適したもの
が好ましいが、シーツとは別個に用いられるものであっ
てもよく、また、第1バー又は第2バーをベッド上へ移
動させた時にシートが過度に弛緩するのを防止する手段
を設けるのが好ましい。
【0021】また、右アーム及び左アームを上述のよう
に共通の軸に装着することのみならず、夫々を別個の軸
に装着してもよいと共に、かかる軸の位置は、ベッドの
幅方向の中間点であって、かつ、ベッドのマットレスよ
り少し上方の位置が好ましい。しかし、第1,2バー
を、ベッド上に円弧軌跡を描くように移動させ得る限り
においては、いかなる位置であってもよい。
【0022】また、シートの前後方向(図示Y方向)の
長さを短くして、その前後方向の一端(例えば、図1に
おいて鎖線で示されている一端1a)が、臥床者の肩部
分に位置させるように設けるのが好ましく、このように
設けることにより、臥床者がベッド上で枕をしたままの
姿で体位を変えることができる。なお、シートの前後方
向の一端をそのように設けることは、必要に応じて前後
のどちら側に設けてもよい。
【0023】また、本発明においていう「ベッドの右端
近傍」または「ベッドの左端近傍」とは、臥床者をベッ
ド上から他所へ移動する場合等において邪魔にならない
ような位置、すなわち、換言すると、ベッドの幅方向の
右端または左端に接近した位置であって、かつ、ベッド
のマットレスとほぼ同じ高さ位置をいう。
【0024】
【発明の効果】上述のように、本発明によると、臥床者
に違和感や恐怖を与えずにスムーズに体位を変えること
ができるベッド用身体移動装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベッド用身体移動装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 第1バー 3 第2バー 4 第1バー揺動装置 5 第2バー揺動装置 8a,8b 右アーム 9a,9b 左アーム 13 シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 臥床者を支えるシートの一端が係止され
    た第1バーをベッド上に円弧軌跡を描くように前記ベッ
    ドの幅方向の右端近傍から左端側へ向って移動させたり
    或いはそれと反対方向へ移動させたりする第1バー揺動
    装置と、前記シートの他端が係止された第2バーを前記
    ベッド上に円弧軌跡を描くように前記ベッドの幅方向の
    左端近傍から右端側へ向って移動させたり或いはそれと
    反対方向へ移動させたりする第2バー揺動装置とを前記
    ベッドに装着したことを特徴とするベッド用身体移動装
    置。
  2. 【請求項2】 シートの一端及び他端が着脱自在に第
    1,2バーに係止されていることを特徴とする請求項1
    に記載のベッド用身体移動装置。
  3. 【請求項3】 シートがシーツ兼用シートであることを
    特徴とする請求項1又は2に記載のベッド用身体移動装
    置。
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