JPH0448186Y2 - - Google Patents

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JPH0448186Y2
JPH0448186Y2 JP13841888U JP13841888U JPH0448186Y2 JP H0448186 Y2 JPH0448186 Y2 JP H0448186Y2 JP 13841888 U JP13841888 U JP 13841888U JP 13841888 U JP13841888 U JP 13841888U JP H0448186 Y2 JPH0448186 Y2 JP H0448186Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、特に病院等の診察室に設置される診
察用ベツドに関するものである。
《従来の技術と問題点》 従来、上記診察用ベツドは、天井と床面間に立
設された間仕切壁にて大部屋を区画して診察室が
もうけられ、その診察室の間仕切壁面側に簡易ベ
ツドを設置する事により構成されていた。
これは、簡易ベツドを間仕切壁面から離れた場
所に設置すると、簡易スクリーンにてベツドまわ
りをすべて囲う必要がある事、又、簡易ベツドの
まわりがすべて単なる簡易スクリーンであると、
患者に不安感を与えるとの理由からで、実際上、
診察用ベツドを医師の使用勝手のよい位置に設置
する事は殆どなされていなかつた。
さらに、簡易ベツドを診察用のベツドとして使
用した場合、患者が横になつた状態での診察し易
い高さは、それぞれの医師の体格等によつて異な
るにもかかわらず、簡易ベツドの高さが一定であ
る為、診察姿勢にムリが生じる等、不便であつ
た。
さらに、通常簡易ベツドの4隅、あるいは、簡
易スクリーンには床面に接する脚部が構成されて
おり、この脚部が清掃の邪魔になるという欠点も
あつた。
《本考案の目的と構成》 本考案は、医師の使用し易い場所に設置でき、
又、大部屋を診察室に区画する事も比較的簡単
で、清掃も容易で、しかも、横臥部分を所望の高
さに設置する事ができ、患者に不安感を与える事
もない診察用ベツドを提供する事を目的とし、そ
の構成は、幅方向の両端部表裏両面の上下方向全
幅にわたつて、上下に所定間隔を有して列設され
た複数個の係止孔を有する1800mm程度の高さの複
数枚の間仕切パネルが相互に連結されて、前面側
パネルと左右側面側パネルより横断面略コ字形に
形成されたベツド支持隔壁と、ベツド支持隔壁の
左右側面側パネルに内面側の係止孔に係脱自在に
とりつけられる左右のフレーム支持部材と、左右
のフレーム支持部材の前後端部に形成された嵌合
部に、上方より嵌合される前後フレームと、前後
フレームに支持される支持板と、支持板上に載置
されるマツトと、ベツド支持隔壁の上部にとりつ
けられ、支持隔壁内部を隠蔽自在となすカーテン
部よりなるものである。
《実施例》 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第2図において、符号10は、本考案の診察用
ベツドを示している。
診察用ベツド10は、第1図、第2図に示す如
く、横断面略コ字形のベツド支持隔壁1と、ベツ
ド支持隔壁1の内面側にとりつけられる左右のフ
レーム支持部材2,2と、左右のフレーム支持部
材2,2の前後端部に上方より嵌合される前後フ
レーム3,3′と、前後フレーム3,3′間の所定
位置に取りつけられる複数本の開き止め部材4…
…と、前後フレーム3,3′に支持される支持板
5,5と、支持板5上に載置されるマツト6と、
前後フレーム3,3′間の端部側に載置される衣
服収納部7と、ベツド支持隔壁1の上部にとりつ
けられるカーテン部8より構成されている。
ベツド支持隔壁1は、幅寸法が1200mmで、高さ
寸法が1800mmの2枚の間仕切りパネル11,11
を直線状に連結した前面側パネル12と、前面側
パネル12の左右両端部に直角に連結された幅寸
法が900mmで、高さ寸法が1800mmの相対向する左
右側面側パネル13′,13より構成されている。
そして、間仕切パネル11,11、左右側面側
パネル13′,13は幅方向の両端部の表裏両面
の上下方向全幅にわたつて上下に所定間隔を有し
て複数個の係止孔121……、131′……、1
31……が列設されている。
左右のフレーム支持部材2,2は、前記左右側
面側パネル13′,13の内面側所定位置に対向
してとりつけられている。
すなわち、フレーム支持部材2は、前記前後フ
レーム3,3′の側端部下面が当接してネジ止め
される水平支持部21と、水平支持部21の左右
側面側パネル13′,13側の端部に上方に向か
つて連設された側面垂直部22と、垂直部22の
上端部に連設された上水平部23より断面略コ字
形で、前後端面に前後垂直部24,25と、垂直
部22の前後端部に前記左右側面側パネル13′,
13の係止孔131′……、131……に係脱自
在の係止爪20……が形成されている。
そして、上水平部23の前後端部と前後垂直部
24,25の上端間に、前記前後フレーム3,
3′の前後幅寸法に合致する寸法の間隔をもうけ
て、水平支持部21の前後端部上に、上方が開口
する前後フレーム3,3′の嵌合部26,26が
形成されている。
前後フレーム3,3′は、角パイプ材より、マ
ツト支持部31,31′と、マツト支持部31,
31′の右側端部に連設されたL字形のカーテン
収納凹部32,32′より構成されている。
そして、マツト支持部31,31′の上下方向
略中央部内面には、支持板5,5の前後端部下面
を支持する支持突部33,33′が形成されて、
支持突部33,33′の左右方向所定数箇所に開
き止め部材4……が係合する係合孔331……、
331′……が形成されている。
開き止め部材4は、前後端部に前記係合孔33
1,331′に係合する係合突部41,41と、
係合孔331,331′にとりつけられた状態で、
支持突部33,33′の上方に突出する位置決め
突部42より下向き略コ字形に形成され、前後フ
レーム3,3′の左右方向所定位置に数箇所とり
つけられ、前後フレーム3、3′が前後方向へ開
くのと、基板5、及び衣服収納部7が左右に動く
のを防止している。
基板5,5は、板状をなし、前後端部下面が支
持突部33,33′、及び左側の基板5の側端部
下面が前記左側のフレーム支持部材2の上水平部
23に連設された基板支持突部231に支持され
ている。
そして、この時、下面所定位置に前後方向にわ
たつて形成された嵌合溝51……に、開き止め部
材4の位置決め突部42が嵌合し、基板5,5の
左右方向への移動が阻止されている。
衣服収納部7は、前後フレーム3,3′間に載
置される台板71と、台板71の上面中央部に着
脱自在に支持される合成樹脂製の網かご70より
構成されている。
そして、台板7は、前後フレーム3,3′のマ
ツト支持部31,31′上面に載置され、マツト
6とほぼ同じ高さ寸法の台板上部72と、台板上
部72の下方に1体にもうけられ、前後フレーム
3,3′の支持突部33,33′上に前後端部下面
が載置される台板下部73よりなり、台板部73
の下面所定位置に前後方向にわたつて、開き止め
部材4が嵌合する嵌合溝74と、台板上部73の
上面中央部に網かご70を嵌入支持する網かご取
付孔(図示せず)が形成されている。
マツト6は、基板5,5上に載置され、前後端
部下面は、前後フレーム3,3′のマツト支持部
31,31′上に支持されている。
カーテン部8は、横向きコ字形のカーテン支持
フレーム81と、カーテン支持フレーム81に移
動自在に吊り下げられるカーテン80よりなり、
カーテン支持フレーム81は、左右フレーム保持
金具9′,9を介してベツド支持隔壁1の上部に
とりつけられている。
そして、左右フレーム保持金具9′,9は左右
対称形をなしている。
右フレーム保持金具9はカーテン支持フレーム
81の端部が前方から差し込まれ、上部からネジ
止めされる断面略コ字形のフレーム保持部91
と、フレーム保持部91の下端に連設され、後端
部に、側面側パネル13側に突出し、前記係止孔
131……に係脱自在な係止爪92を有する取付
部93より形成されている。
左フレーム保持金具9′にも右フレーム保持金
具同様、フレーム保持部91′、取付部93′、係
止爪(図示せず)が形成されている。
そして、左右フレーム保持金具9′、9は左右
側面側パネル13′,13にとりつけられた状態
で、前面側パネル12にとりつけられた左右上り
止め金具95′,95とネジ止めにて連結される。
そして、左右上り止め金具95′,95は左右
対称形をなしている。
右上り止め金具95は、前面側パネル12の係
止孔121……の大きさに一致し、係止孔121
……に前方より嵌入される嵌合突片951と、フ
レーム保持金具9のフレーム保持部91の下面に
カーテン支持フレーム81の端部と共にネジ止め
される連結部952より形成されている。
また、左上り止め金具95′にも嵌合突片95
1′、連結部952′が同様に形成されている。
すなわち、右フレーム保持金具9は、係止爪9
2を係止孔131に前方より差し込んで下方に押
し下げる事により、係止爪92と、係止孔131
が係合して側面側パネル13にとりつけられる
が、この状態では、上向きの力が加えられると、
上方に移動して、係止爪92が係止孔131から
はずれる恐れがある。
よつて、前面側パネル12の係止孔121に一
致する上り止め金具95の嵌合突片951を前方
から嵌入して、上り止め金具95を前面側パネル
12に対し上下方向に移動不可に取付けた状態
で、右フレーム保持金具9と連結して、右フレー
ム保持金具9の上り止めを行う。
左フレーム保持金具9′、左上り止め金具9
5′も同様にしてとりつけられる。
本考案は、上記の如く構成され、医師が使用し
易い位置に間仕切パネル11,11、左右側面側
パネル13′,13を適宜手段にて連結し、ベツ
ド支持隔壁1を構成する。
次に、患者の横臥時で、最も診察し易い高さ位
置の係止孔131′……、131……を選択して、
左右のフレーム支持部材2,2の係止爪20……
を係合して、左右のフレーム支持部材2,2を左
右側面側パネル13′,13にとりつける。
次に、前後フレーム3,3′の左右端部を左右
のフレーム2,2の嵌合部26,26,26,2
6に上方より嵌合し、水平支持部21,21と下
方よりネジ止め連結した後、開き止め部材4……
を係合孔331……、331′に係合せしめて、
所定箇所に複数個とりつける。
次に上方より基台5,5、及び台板71を、そ
の嵌合溝51……、74に開き止め部材4を嵌合
せしめて、前後フレーム3,3′上に支持せしめ
た後、マツト6を載置せしめる。
そして、さらに前記した要領にてカーテン部8
をベツド支持隔壁1の上部にとりつけて、本考案
の診察用ベツド10を組立てる。
尚、実施例では、カーテン部8をカーテン支持
フレーム81、左右フレーム保持金具9′,9等
より構成しているが、カーテン80にてベツド支
持隔壁1内を隠蔽自在となす構成であればよい。
《効果》 本考案は、上記の如く、ベツド支持隔壁を1800
mm程度の複数枚の間仕切パネルより構成している
ので、最も使いやすい箇所に手軽に組立てる事が
でき、又、高さが1800mm程度あるので、大部屋で
あつても、診察室とその他の部門を簡単に区画す
る事ができ、さらに横断面コ字形となしているの
で、患者の横臥状態の頭部と足部、及び一方の側
部を他所から確実に隠蔽する事ができ、患者に不
安感を与える事はなく、しかも、転倒する恐れも
ない。
又、ベツド支持隔壁には、上下方向全幅にわた
つて、上下に所定間隔を有して複数個の係止孔を
列設しているので、フレーム支持部材を所望の高
さ位置に取付けて、医師の体格に応じて最も診察
し易い高さにマツトを載置する事ができる。
又、左右のフレーム支持部材の前後端部には嵌
合部を形成し前後フレームの端部を上方から嵌合
するようにしているので、組立てが非常に容易
で、一人でも簡単に組立てる事が出来る。
さらに、基板、及びマツトは前後フレーム上に
載置されるので、脚部等がなく、床面上の清掃が
非常に容易である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例の一つを示し、第1図は本
考案の要部分解斜視図、第2図は本考案の斜視
図、第3図は右のフレーム支持部材の斜視図、第
4図はカーテン部の斜視図、第5図は右のフレー
ム支持部材と前フレームの取付状態を示す要部断
面図、第6図は第5図のA−A線断面図である。 1……ベツド支持隔壁、10……診察用ベツ
ド、11…………間仕切パネル、12……前面側
パネル、121…………係止孔、13′,13…
…左右側面側パネル、131′……、131……
……係止孔、2……フレーム支持部材、26……
……嵌合部、3,3′……前後フレーム、5……
支持板、6……マツト、8……カーテン部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 幅方向の両端部表裏両面の上下方向全幅にわた
    つて、上下に所定間隔を有して列設された複数個
    の係止孔を有する1800mm程度の高さの複数枚の間
    仕切パネルが相互に連結されて、前面側パネル
    と、左右側面側パネルより横断面略コ字形に形成
    されたベツド支持隔壁と、ベツド支持隔壁の左右
    側面側パネルの内面側の係止孔に、係脱自在にと
    りつけられる左右のフレーム支持部材と、左右の
    フレーム支持部材の前後端部に形成された嵌合部
    に、上方より嵌合される前後フレームと、前後フ
    レームに支持される支持板と、支持板上に載置さ
    れるマツトと、ベツド支持隔壁の上部にとりつけ
    られ、支持隔壁内部を隠蔽自在となすカーテン部
    より構成されている事を特徴とする診察用ベツ
    ド。
JP13841888U 1988-10-22 1988-10-22 Expired JPH0448186Y2 (ja)

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JP5268972B2 (ja) * 2010-03-08 2013-08-21 株式会社イトーキ 病院の大部屋
JP5279803B2 (ja) * 2010-11-19 2013-09-04 株式会社イトーキ 病院の大部屋

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JPH0258432U (ja) 1990-04-26

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