JP4609706B2 - ベッド - Google Patents

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Description

本発明はベッドに関し、より詳細には物品を収納あるいは戴置するヘッドボードあるいはフットボードに関する。
ベッドのヘッドボードには、大きく分けてキャビネットタイプとフラットタイプがあり、用途に応じて使い分けられている。キャビネットタイプのヘッドボードは、引き出しなどを備えていわゆる「みや付き」と呼ばれ、物品を整然と収納できるようになっている。また、戴置台を設けて、目覚まし時計や電話、所持品など置くことができるようにしている場合もある。一方、物品の収納や戴置の機能を必要としない場合には、省スペースのためにフラットタイプのヘッドボードを用いるのが一般的である。また、特許文献1に開示されるヘッドボード可変ベッドは、上部ヘッドボードを垂直あるいは水平に可変とし、フラットタイプあるいは戴置台式キャビネットタイプのいずれにも使用できるようにしている。
特開2002−95551公報
ところで、「みや付き」のヘッドボードは設置スペースが大きくなるため、ベッドの設置場所が制約され、また、寝室が狭雑化する場合があった。戴置台式のヘッドボードは、設置スペースの制約は中程度であるが、戴置した物品が乱雑になりがちであり、また、物品が落下して破損するおそれがあった。フラットタイプのヘッドボードは、設置スペースの制約は小さいが、物品を置けない難点があった。そして、やむなくベッド本体上に物品をおいた場合には、乱雑になりがちで、さらに紛失のおそれもあった。特許文献1に開示される可変式のヘッドボードでも、物品落下のおそれは解消されておらず、またボードを可変する手間が煩雑である。
一方、ヘッドボードには単に物品を収納したり戴置したりするだけでなく、ディスプレーの機能が要求されるようになってきている。ディスプレーの機能とは、例えば、ものを展示して情報を伝え、あるいは見て楽しむことである。例えば、写真立てや伝言メモ用紙などをディスプレーする場合、視覚的に効果的に展示でき、また使用者の好みに合わせて展示できることが好ましいとされている。
また、当初フラットタイプのベッドを調達しても、あとから物品を収納あるいは戴置する必要性の生じる場合がある。これに対応できるように、あとから引き出しや戴置台などの備品を追加取り付けできる拡張性が要請されるようになってきている。
本発明は、上記背景に鑑みてなされたものであり、多様な物品を整然と置くことができ、落下による破損や紛失のおそれがなく、ディスプレー機能が充実して、あとから備品の追加取り付けも可能なヘッドボードをもつベッドを提供する。
本発明のベッドは、ベッド本体と、該ベッド本体の前端部に立設されるヘッドボードおよび/または該ベッド本体の後端部に立設されるフットボードと、からなるベッドであって、該ヘッドボードまたは該フットボードは、ボード本体と、該ボード本体の上端面に一体的に設けられて上面の幅方向の中央部に長手方向に延びるスリットをもつ弾性部材で形成された物品挟持部と、からなることを特徴とする。本発明のベッドは、ヘッドボードまたはフットボード(両者を総称してボードと呼ぶ)の上端面に物品挟持部をもち、物品を挟んで保持する点に特徴がある。
ボード本体には、例えば木材など従来と同様の一般的な材質を用いることができる。このボード本体の上端面に、物品挟持部が一体的に設けられている。物品挟持部の材質には弾力性をもつ弾性部材が用いられ、上面の幅方向の中央部に長手方向にスリットが延設されている。スリットは、ボード上面の長手方向、すなわちベッド本体に対しては幅方向に設けられるのが好ましいが、これに限定はされない。スリットは、弾性部材に切り込みを入れて製作してもよく、また複数の弾性部材をボード本体の上面に隙間なく並べて配置し、弾性部材同士の当接面により形成してもよい。スリットの長さや深さ、幅には限定はなく、また複数のスリットを設けてもよい。
スリットは、弾性部材の作用により常時は閉じており、塵埃が溜まることはない。スリットは、力を加えれば開くため、物品を押し込むことにより挟持することができる。これにより、厚さが異なる複数の物品を、整然と並べて保持することができる。
なお、物品挟持部の上面は概略平面とすることが好ましく、これにより物品を従来のように戴置することもできる。スリットに収まりきらない大きな物品は、戴置による保持となる。
前記ヘッドボードまたは前記フットボードは、前記ボード本体および前記物品挟持部を覆う表皮部材と、該表皮部材と一体に形成されて前記スリットを区画する該物品挟持部の内面を覆う内皮部材と、をもつようにしてもよい。前記内皮部材は、前記表皮部材とは別体で着脱可能に形成されるようにしてもよい。ボードは、地肌のまま用いられて木目調に仕上げられる場合もあるが、美観や触感を向上するために、布や皮、ビニルなどの表皮部材で覆うようにしてもよい。このとき、ボード本体と上端面に設けられた物品挟持部とを、一つの表皮部材で一緒に覆うことが好ましい。また、物品挟持部のスリットの内面も、内皮部材で覆うようにしてもよい。内皮部材は挟持する物品に接触するため、ソフトな素材を用いることが好ましい。
表皮部材と内皮部材とは一体に形成してもよく、材質も同一としてよい。なお、内皮部材の色を変えてやると、物品を保持する箇所が視覚的に分かりやすくなる効果を生じ、好ましい。表皮部材と内皮部材とを別体として形成し、例えば、表皮部材に切欠きを設けて、内皮部材をファスナーあるいはホックなどにより着脱できるようにしてもよい。
前記ボード本体は、前記ベッド本体側の側面を覆うクッション部材をもつようにしてもよい。ボードのベッド本体側には使用者がもたれかかる場合もあるため、クッション部材を設けて、使用者の便を図るようにしてもよい。
前記物品挟持部は、引き出しなどの備品を付属する際の固定座となるようにしてもよい。物品挟持部は、物品を挟持して保持することができ、この機能を備品の取り付けに用いることができる。これは、下面に脚部をもつ引き出しや戴置トレーなどの備品を別途製作しておくことにより実現できる。脚部をもつ備品は、脚部を物品保持部のスリットに押し入れて、取り付けることができる。したがって、好みの備品を選択して付属することができ、また、あとからでも備品の追加取り付けや交換が自由に行える。
前記弾性部材はポリウレタンであることが好ましい。弾性部材は、常時はスリットを閉じ、物品を押し込んだときには適当な圧力で挟持するような弾性力をもつことが好ましく、ポリウレタンが好適である。ただし、これには限定されず、適正な弾性力をもつ他の材質を用いてもよい。
本発明のベッドは、スリットをもつ弾性部材で形成された物品挟持部により、厚さの異なる多様な物品を整然と並べて保持することができる。物品は弾性力により挟持されるために、落下による破損や紛失のおそれはない。また、スリットによる挟持と上面への戴置との2通りのディスプレー方法が、使用者の好みにより選択できる。さらには、備品に脚部を付属させることにより、あとから追加取り付けや交換も可能である。
本発明を実施するための最良の形態を、図1および図2を参考にして詳細に説明する。図1は本発明の実施例のベッド1を示す説明図である。実施例のベッド1は、ベッド本体9とその前端部に立設されるヘッドボード2とで構成されている。ベッド本体9は、マットレス91と、マットレス91を戴置するフレーム92と、フレーム92の後端部下側に設けられた2つの後脚93とからなっている。ヘッドボード2は、ボード本体3と、物品挟持部4と、2つの前脚31とからなっている。使用者およびベッド1の荷重は、後脚93と前脚31とにより支えられている。
図2は、ヘッドボード2の詳細な構成を示す横断面図である。ボード本体3には、略矩形の木材が用いられている。ボード本体3の下端面から下方に向けてU字形の前脚31が2つ設けられている。ボード本体3のベッド本体9側の側面上部にはクッション部材32が設けられ、その下のボード本体3の側面下部にはフレーム92が連結されている。ボード本体3の上端面には物品挟持部4が形成されている。
物品挟持部4は、2つの同寸法の角棒状のポリウレタン製の弾性部材41により形成されている。2つの弾性部材41の長さはボード本体3の長手方向の長さに略一致し、幅はボード本体3の約半分である。2つの弾性部材41は、ボード本体3の上端面に隙間なく並置されて、下面が接着されている。これにより、2つの弾性部材41の間にはスリット42が形成され、常時は互いに当接している。
また、ビニルレザー製の表皮部材51が、ボード本体3および物品挟持部4の全体を覆うように配されている。表皮部材51は上方から被せられ、下端がボード本体3の下面に沿って折り込まれて、留められている。表皮部材51の上部中央はスリット42に沿って切り開かれて開口している。そして、スリット42の形状に見合ったビニルレザー製のポケット状の内皮部材52が、表皮部材51の開口に縫合されている。これにより、内皮部材52はスリット42の内面を覆うように配されている。なお、内皮部材52は、表皮部材51と異なる色調とされ、スリット42が目立つようになっている。
実施例のベッド1によれば、物品を物品挟持部4のスリット42に押し込むだけで、弾性部材41の弾性力により挟持することができる。例えば伝言メモ用紙やポストカードのような紙類から、CDジャケットや携帯電話、電気製品のリモコンなどある程度厚さのある物品までを、スリット42に沿って一列に並べて、立てた状態で保持することができる。したがって、ヘッドボード2の上面は整然としており、物品を誤って落下させるおそれも小さい。また、物品をあえて立てずに、物品挟持部4の上面に戴置することも自由であり、2通りのディスプレー方法を楽しむことができる。
本発明の実施例のベッドを示す説明図である。 図1の実施例において、ヘッドボードの詳細な構成を示す横断面図である。
符号の説明
1:ベッド
2:ヘッドボード
3:ボード本体 31:前脚 32:クッション部材
4:物品挟持部 41:弾性部材 42:スリット
51:表皮部材 52:内皮部材
9:ベッド本体
91:マットレス 92:フレーム 93:後脚

Claims (6)

  1. ベッド本体と、該ベッド本体の前端部に立設されるヘッドボードおよび/または該ベッド本体の後端部に立設されるフットボードと、からなるベッドであって、
    該ヘッドボードまたは該フットボードは、ボード本体と、該ボード本体の上端面に一体的に設けられて上面の幅方向の中央部に長手方向に延びるスリットをもつ弾性部材で形成された物品挟持部と、からなることを特徴とするベッド。
  2. 前記ヘッドボードまたは前記フットボードは、前記ボード本体および前記物品挟持部を覆う表皮部材と、該表皮部材と一体に形成されて前記スリットを区画する該物品挟持部の内面を覆う内皮部材と、をもつ請求項1に記載のベッド。
  3. 前記内皮部材は、前記表皮部材とは別体で着脱可能に形成される請求項1に記載のベッド。
  4. 前記ボード本体は、前記ベッド本体側の側面を覆うクッション部材をもつ請求項1〜3のいずれかに記載のベッド。
  5. 前記物品挟持部は、引き出しなどの備品を付属する際の固定座となる請求項1〜4のいずれかに記載のベッド。
  6. 前記弾性部材はポリウレタンである請求項1〜5のいずれかに記載のベッド。
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