JPH0527094Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0527094Y2 JPH0527094Y2 JP1987005682U JP568287U JPH0527094Y2 JP H0527094 Y2 JPH0527094 Y2 JP H0527094Y2 JP 1987005682 U JP1987005682 U JP 1987005682U JP 568287 U JP568287 U JP 568287U JP H0527094 Y2 JPH0527094 Y2 JP H0527094Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crank arm
- bed
- frame
- crank
- drive shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は寝台、患者運搬車、診察台等の床部を
昇降させるためのクランクハンドル装置に関する
ものである。
昇降させるためのクランクハンドル装置に関する
ものである。
（従来の技術）
寝台等の床部昇降用クランクハンドルには、例
えば実公昭58−10588号公報に開示されるように、
不使用時に邪魔にならないようにするために、屈
折させて垂下状態とし得るものがある。一方、実
開昭55−158723号公報に開示のものでは、不使用
時に垂下しないようにフレームの内側に支持壁を
設けると共にクランク腕とねじシヤフト間の作動
軸を屈折自在に構成し、作動軸を屈折させた状態
に於いてグリツプを横方向に位置させて支持壁上
に載置して支持するようにしている。従つてクラ
ンク腕とグリツプは位置関係が変わらず、作動軸
が横方向に屈折して格納状態となる。
えば実公昭58−10588号公報に開示されるように、
不使用時に邪魔にならないようにするために、屈
折させて垂下状態とし得るものがある。一方、実
開昭55−158723号公報に開示のものでは、不使用
時に垂下しないようにフレームの内側に支持壁を
設けると共にクランク腕とねじシヤフト間の作動
軸を屈折自在に構成し、作動軸を屈折させた状態
に於いてグリツプを横方向に位置させて支持壁上
に載置して支持するようにしている。従つてクラ
ンク腕とグリツプは位置関係が変わらず、作動軸
が横方向に屈折して格納状態となる。
（考案が解決しようとする課題）
前者のものでは、寝台等を移動する的等に足を
ひつかける危険性が依然として残つている。
ひつかける危険性が依然として残つている。
また後者のものでは、所要スペースが大きいこ
とに加えて、クランクハンドルと支持壁は必ずフ
レームの下側に設けなければならず、フレームの
下側の突出部をなくすことはできない。
とに加えて、クランクハンドルと支持壁は必ずフ
レームの下側に設けなければならず、フレームの
下側の突出部をなくすことはできない。
本考案はこのような課題を解決することを目的
とするものである。
とするものである。
（課題を解決するための手段及び実施例）
上記課題を解決するための本考案の構成を実施
例に対応する第１図〜第３図を参照して説明する
と、本考案は、寝台１等の床部２の昇降機構に連
なる駆動軸３の端部に構成するクランクハンドル
Ａに於いて、クランク腕４に、前記駆動軸３に進
退自在に係合させる作動軸５を突設すると共に、
該作動軸５を寝台１等のフレーム６に対して進退
自在に構成し、該フレーム６に、上下両側横方向
に支持壁７を構成したクランク腕格納部８を設け
ると共に、前記クランク腕４の先端には、グリツ
プ９を屈折自在に連結して、このグリツプ９をク
ランク腕４の外側に折り畳んで格納自在に構成し
たものである。
例に対応する第１図〜第３図を参照して説明する
と、本考案は、寝台１等の床部２の昇降機構に連
なる駆動軸３の端部に構成するクランクハンドル
Ａに於いて、クランク腕４に、前記駆動軸３に進
退自在に係合させる作動軸５を突設すると共に、
該作動軸５を寝台１等のフレーム６に対して進退
自在に構成し、該フレーム６に、上下両側横方向
に支持壁７を構成したクランク腕格納部８を設け
ると共に、前記クランク腕４の先端には、グリツ
プ９を屈折自在に連結して、このグリツプ９をク
ランク腕４の外側に折り畳んで格納自在に構成し
たものである。
（作用）
以上の構成に於いて、クランク腕４をフレーム
６から離す方向に引き動かして、支持壁７の縁よ
りも外側に至らせれば、クランク腕４は支持壁７
に阻害されずに、グリツプ９によつて回動するこ
とができ、こうして作動軸５を介して駆動軸３を
回転させることにより、適宜の昇降機構を介して
床部２を昇降させることができる。
６から離す方向に引き動かして、支持壁７の縁よ
りも外側に至らせれば、クランク腕４は支持壁７
に阻害されずに、グリツプ９によつて回動するこ
とができ、こうして作動軸５を介して駆動軸３を
回転させることにより、適宜の昇降機構を介して
床部２を昇降させることができる。
そして床部２を所望の位置まで昇降させたら、
クランク腕４を支持壁７と平行状態とした後、フ
レーム６方向に押し動かす。こうするとクランク
腕４は上下の支持壁７間の空間部に係合状態とな
つていずれの方向にも回動不能に支持される。こ
の状態に於いて、グリツプ９をクランク腕４の外
側に折り畳むことにより、これらが重なつた状態
を格納状態とすることができる。
クランク腕４を支持壁７と平行状態とした後、フ
レーム６方向に押し動かす。こうするとクランク
腕４は上下の支持壁７間の空間部に係合状態とな
つていずれの方向にも回動不能に支持される。こ
の状態に於いて、グリツプ９をクランク腕４の外
側に折り畳むことにより、これらが重なつた状態
を格納状態とすることができる。
（実施例）
図示の実施例では、支持壁７は、作動軸５の一
方側の横方向に対応して設けているが、場合によ
つては両方側の横方向に対応して設けても良く、
この場合にはクランク腕４は作動軸５の左右側の
いずれの側に於いても横方向に格納支持すること
ができる。また、作動軸５を前記駆動軸３に進退
自在に係合させる構成は、キーを用いた係合等適
宜である。
方側の横方向に対応して設けているが、場合によ
つては両方側の横方向に対応して設けても良く、
この場合にはクランク腕４は作動軸５の左右側の
いずれの側に於いても横方向に格納支持すること
ができる。また、作動軸５を前記駆動軸３に進退
自在に係合させる構成は、キーを用いた係合等適
宜である。
（考案の効果）
本考案は以上の通りであるので、以下に示すよ
うな効果がある。
うな効果がある。
クランクハンドルの不使用時にはクランク腕
を垂下させずに常に横方向に支持することがで
き、垂下状態のクランク腕等に足をひつかける
等の危険性がなくなる。
を垂下させずに常に横方向に支持することがで
き、垂下状態のクランク腕等に足をひつかける
等の危険性がなくなる。
グリツプはクランク腕に重ねた状態で格納す
るので、クランクハンドル全体を非常にコンパ
クトに格納状態とすることができる。
るので、クランクハンドル全体を非常にコンパ
クトに格納状態とすることができる。
作動軸はフレームを貫通した構成とすること
ができるので、クランクハンドルと支持壁とを
フレームの下側に突出させず、この点に於いて
も、足をひつかける危険性を減じることができ
る。
ができるので、クランクハンドルと支持壁とを
フレームの下側に突出させず、この点に於いて
も、足をひつかける危険性を減じることができ
る。
全図共に本考案の実施例に対応するもので、第
１図ａ，ｂ，ｃは概観を示す夫々正面図、一部拡
大平面図、一部拡大側面図であり、第２図ａ，
ｂ，ｃは構成及び動作を示す要部拡大斜視図、第
３図は要部拡大説明的断面図である。 符号１……寝台、２……床部、３……駆動軸、
４……クランク腕、５……作動軸、６……フレー
ム、７……支持壁、８……格納部、９……グリツ
プ、Ａ……クランクハンドル。
１図ａ，ｂ，ｃは概観を示す夫々正面図、一部拡
大平面図、一部拡大側面図であり、第２図ａ，
ｂ，ｃは構成及び動作を示す要部拡大斜視図、第
３図は要部拡大説明的断面図である。 符号１……寝台、２……床部、３……駆動軸、
４……クランク腕、５……作動軸、６……フレー
ム、７……支持壁、８……格納部、９……グリツ
プ、Ａ……クランクハンドル。
Claims (1)
- 寝台等の床部の昇降機構に連なる駆動軸の端部
に構成するクランクハンドルに於いて、クランク
腕に、前記駆動軸に進退自在に係合させる作動軸
を突設すると共に、該作動軸を寝台等のフレーム
に対して進退自在に構成し、該フレームに、上下
両側横方向に支持壁を構成したクランク腕格納部
を設けると共に、前記クランク腕の先端には、グ
リツプを屈折自在に連結して、このグリツプをク
ランク腕の外側に折り畳んで格納自在に構成した
ことを特徴とする寝台等の床部昇降用クランクハ
ンドル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987005682U JPH0527094Y2 (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987005682U JPH0527094Y2 (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63112850U JPS63112850U (ja) | 1988-07-20 |
| JPH0527094Y2 true JPH0527094Y2 (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=30787496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987005682U Expired - Lifetime JPH0527094Y2 (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0527094Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0631973Y2 (ja) * | 1989-11-13 | 1994-08-24 | フランスベッド株式会社 | 寝台柵 |
| JP2004321666A (ja) * | 2003-04-28 | 2004-11-18 | Iijima Seisakusho:Kk | ベッド |
| KR101206494B1 (ko) * | 2010-08-13 | 2012-12-03 | 최영숙 | 침대용 매트프레임 각도 조절장치 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55158723U (ja) * | 1979-04-30 | 1980-11-14 |
-
1987
- 1987-01-19 JP JP1987005682U patent/JPH0527094Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63112850U (ja) | 1988-07-20 |
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