JP2785864B2 - 支持高さ調節機構を備えた側柵 - Google Patents

支持高さ調節機構を備えた側柵

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JP2785864B2
JP2785864B2 JP8017756A JP1775696A JP2785864B2 JP 2785864 B2 JP2785864 B2 JP 2785864B2 JP 8017756 A JP8017756 A JP 8017756A JP 1775696 A JP1775696 A JP 1775696A JP 2785864 B2 JP2785864 B2 JP 2785864B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばベッドの側
面をカバーする側柵において、柵部を任意の高さに調節
すると共に、その位置において、固定できるようにし
た、支持高さ調節機構を備えた側柵に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、ベッド等に設けられる側柵には、
サイドフレーム上に穿設された差し込み孔に着脱自在な
差し込み式側柵、折り畳み式、不使用時に床部下に格納
できるようにした回転柵等がある。前記回転柵は、不要
なときは、床部下方に格納しておくことができ、必要時
に上限の位置まで持ち上げて固定し、柵として機能させ
る構造のものである。かかる回転柵は、常時、ベッドに
装着した構造であるので、差し込み式のように不要の際
に取り外すという必要はなく、取り扱いにそれほど手間
がかからないという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように、回転柵は、柵を最高位置においてのみ固定する
構造のものであるので、途中の位置で固定することはで
きず、また、最高位置において固定状態にある柵を、固
定解除する際に支えるようにしないと、自重により急激
に床部下方まで落下するということとなり、途中でもの
を挟んだりして、取り扱いにくく、危険でもある。本発
明は、以上のような背景から提案されたものであって、
ベッドの側面をカバーする側柵において、柵部を任意の
高さに調節すると共に、その位置において、固定できる
ようにした、支持高さ調節機構を備えた側柵を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ベッドの側柵において、基枠とこの
基枠に回動可能に取り付けた支柱部と、柵部とを有し、
前記支柱部と柵部とは柵部下端部において、回動軸を介
して回動可能に連結し、前記柵部の下端部における回動
軸に歯車を設け、柵部の上部側に設けた固定部材に、上
下に変位可能に固定軸を設け、この固定軸において、下
端部に前記回動軸における歯車に噛み合う噛み合い部材
を設けて、前記歯車に弾発的に噛み合うように構成する
と共に、柵部の上部側における固定部材に、固定軸の噛
み合い部材を弾発力に抗して歯車から離脱させるための
操作手段を設け、前記支柱部を、操作手段を操作するこ
とで、基枠に対して倒伏状態から立位状態まで起伏させ
て柵部の高さを調節すると共に、操作手段の操作を停止
して前記柵部を任意の高さ位置に固定支持するようにし
た。前述の構成において、前記固定軸周囲、および支柱
部と柵部との取り付け箇所近傍をカバー部材によって覆
うようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる支持高さ調
節機構を備えた側柵について、一つの実施の形態を示
し、添付の図面を参照しながら以下説明する。図1にベ
ッド等に適用される側柵1を示す。この側柵1は、基枠
2とこの基枠2に回動可能に取り付けた第1の支柱3、
第2の支柱4と、柵部5とを有するものである。前記基
枠2は、例えばサイドフレームに取り付けるようにした
ものである。また前記基枠2は、ボトムフレームに取り
付けるようにしてもよい。前記第1支柱3および第2支
柱4は、それぞれ等長の長尺部材よりなる。更に、前記
柵部5は、方形状(平行四辺形状)の外枠体によって構
成したもので、前記第1支柱3、第2支柱4と柵部5と
は柵部5の下側横枠5aにおいて、回動軸6を介して回
動可能に連結している。
【0006】そして、かかる構成の側柵1において適用
される支持高さ調節機構の構成を説明すると、前記柵部
5の下側横枠5aにおける第2支柱4との連結軸である
回動軸6に歯車7を設け、柵部5の上部横枠5b側に固
定部材8を設けて、この固定部材8に後述する操作レバ
ーの基部9を変位可能に軸止めし、この基部9にばね部
材10を介して固定軸11を取り付けている。この固定
軸11の先端には、回動軸6における歯車7に噛み合う
ようにした断面円弧状に湾曲したラック11aが取り付
けられ(図2参照)、前記ばね部材10により、ラック
11aが常時、前記歯車7に噛み合うように付勢してあ
る。また、前記固定軸11は、ガイド部材12によっ
て、位置ずれしないように上下に移動可能に構成してい
る。そして、前記固定軸11をばね部材10の付勢力に
抗して、ラック11aが前記歯車7から離脱させるよう
に引き上げる操作レバー13が、固定部材8に軸止めし
た基部9に取り付けられている。前記ラック11aと歯
車7とは、基枠2に対する第2支柱4の角度の如何に関
わらず、隙間なく噛み合う構成としている(図2参
照)。
【0007】このような構造によって、操作レバー13
を操作することで、前記第1支柱3、第2支柱4を、基
枠2に対して倒伏した状態から立位状態まで起伏させて
柵部5の高さを調節すると共に、前記柵部5を任意の高
さ位置に固定支持する構成としている。また前記固定軸
11周囲、および第1支柱3、第2支柱4と柵部5との
取り付け箇所近傍には、カバー部材14を装着して前記
連結箇所、可動箇所が露出しないように構成している。
このカバー部材14は、図示するように例えば一対のピ
ース部材14a、14bを互いに一体的に接合すること
で、前記可動箇所を被う構成とすることができる。
【0008】本発明にかかる支持高さ調節機構を備えた
側柵1は以上のように構成されるものであり、次にその
作用を説明する。この側柵1は、必要に応じて基枠2か
ら立ち上げ、柵として使用する事ができる。不要の時
は、基枠2に対して第1、第2支柱3、4を倒伏してお
き、柵部5を低い位置に保持しておく。すなわち、柵部
5の高さを変えるときは、操作レバー13を握り操作し
て固定軸11をばね部材10の付勢力に抗して引き上
げ、ラック11aを回動軸6における歯車7から離脱さ
せて、第1、第2支柱3、4を自由に動かすことができ
るようにし、柵部5を所望の位置に持ってきたら、前記
操作レバー13から手を離せば、ばね部材10により、
ラック11aが前記歯車7に噛み合い、第1、第2支柱
3、4を拘束することができるので、柵部5をその所望
の位置に固定保持することができる。なお、固定軸1
1、ばね部材10、ラック11a、回動軸6、および歯
車7等の可動箇所は、カバー部材14によって覆うこと
ができるので、誤って物や指などを挟み込んだりするよ
うなことはなく、安全性からも問題はない。
【0009】
【発明の効果】以上の通り、本発明は、単純な構造で、
使用状況によって柵部の高さを調節し、その調節された
どの位置においても柵部を固定することができるので、
床部の起伏状態如何に係らず、柵としての機能を発揮さ
せることができ、不要の時は、柵部を低い位置に保持し
ておくことができるので、取り扱い性も格段に向上す
る。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる支持高さ調節機構を備えた側柵
の模式的な側面説明図である。
【図2】図1に示す支持高さ調節機構の要部を示した拡
大斜視説明図である。
【符号の説明】
1 側柵 2 基枠 3 第1支柱 4 第2支柱 5 柵部 5a 下側横枠 5b 上部横枠 6 回動軸 7 歯車 8 固定部材 9 基部 10 ばね部材 11 固定軸 11a ラック 12 ガイド部材 13 操作レバー 14 カバー部材 14a、14b ピース部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドの側柵において、基枠とこの基
    枠に回動可能に取り付けた支柱部と、柵部とを有し、前
    記支柱部と柵部とは柵部下端部において、回動軸を介し
    て回動可能に連結し、前記柵部の下端部における回動軸
    に歯車を設け、柵部の上部側に設けた固定部材に、上下
    に変位可能に固定軸を設け、この固定軸において、下端
    部に前記回動軸における歯車に噛み合う噛み合い部材を
    設けて、前記歯車に弾発的に噛み合うように構成すると
    共に、柵部の上部側における固定部材に、固定軸の噛み
    合い部材を弾発力に抗して歯車から離脱させるための操
    作手段を設け、前記支柱部を、操作手段を操作すること
    で、基枠に対して倒伏状態から立位状態まで起伏させて
    柵部の高さを調節すると共に、操作手段の操作を停止し
    て前記柵部を任意の高さ位置に固定支持するようにした
    ことを特徴とする支持高さ調節機構を備えた側柵。
  2. 【請求項2】 前記固定軸周囲、および支柱部と柵部
    との取り付け箇所近傍をカバー部材によって覆うように
    したことを特徴とする請求項1記載の支持高さ調節機構
    を備えた側柵。
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FR2918551A1 (fr) 2007-07-13 2009-01-16 Hill Rom Sas Soc Par Actions S Lit a barriere laterale escamotable
FR2921550B1 (fr) 2007-09-28 2013-03-29 Hill Rom Sas Lit a barriere laterale escamotable susceptible d'occuper plusieurs positions predeterminees

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