JP2918153B2 - 柵部調節型差込式側柵 - Google Patents

柵部調節型差込式側柵

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JP2918153B2 JP8295436A JP29543696A JP2918153B2 JP 2918153 B2 JP2918153 B2 JP 2918153B2 JP 8295436 A JP8295436 A JP 8295436A JP 29543696 A JP29543696 A JP 29543696A JP 2918153 B2 JP2918153 B2 JP 2918153B2
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克芳 野村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばベッド等の
側面をカバーする側柵において、横側柵の長さを伸縮調
節可能に構成して、使用者に応じて側柵の横寸法を調節
し、使い勝手の向上を図った、柵部調節型差込式側柵に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ベッド等のサイドフレームに設け
られる側柵としては、構造が単純であり、強度的にも問
題のないところから、サイドフレームに差し込むだけの
差込式側柵が広範に用いられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
差込式側柵は、通常、ベッド等のサイドフレームに設け
た備品取り付け用穴に着脱自在に装着するものであるか
ら、横寸法が限られており、要所、要所を部分的にカバ
−する機能のものであるので、ベッド1の側面を全面的
にカバ−するには、複数の側柵2を必要とする(図3参
照)。また、複数の側柵2をサイドフレームに装着する
と、側柵2間に隙間Gが生じ、その隙間Gに手足、首な
どを挟み込むおそれがある。本発明は、以上のような課
題を克服するために提案されたものであって、ベッド等
の側面をカバーする側柵において、横側柵の長さを伸縮
調節可能に構成して、使用者に応じて側柵の横寸法を調
節し、使い勝手の向上を図った、柵部調節型差込式側柵
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ベッド等のサイドフレームにおける
備品取り付け用穴に着脱自在に装着するようにした側柵
であって、所定の長さを有する第1の柵部材と、この第
1柵部材の一端側に回動可能に取り付けて第1柵部材を
支持する支柱とを有し、前記第1柵部材の他端側に、第
1柵部材に収容可能に構成した第2の柵部材を有し、こ
の第2柵部材の端部側に支柱を回動可能に取り付け、前
記第1柵部材を支持する支柱を、サイドフレーム端部側
の柵受けパイプに装着する一方、使用状況に応じて前記
第2柵部材を第1柵部材から引き出して第2柵部材側の
支柱を、位置に応じたサイドフレームにおける備品取り
付け用穴に装着保持するようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる柵部調節型
差込式側柵について、一つの実施の形態を示し、添付の
図面に基づいて以下説明する。図1に、ベッド10に本
発明にかかる柵部調節型差込式側柵11を装着したとこ
ろを示す。この柵部調節型差込式側柵11は、ベッド1
0のサイドフレーム12に着脱自在に装着するように構
成されたものである。すなわち、柵部調節型差込式側柵
11は、所定の長さを有する第1の柵部材13と、この
第1柵部材13の一端側に回動可能に取り付けて第1柵
部材13を支持する支柱14とを有している。前記第1
柵部材13の他端側には、第1柵部材13に収容可能に
構成した第2の柵部材15を有し、この第2柵部材15
の端部側に支柱16が回動可能に取り付けられている。
前記第1柵部材13を支持する支柱14は、サイドフレ
ーム12端部側、すなわちヘッドボ−ド17、またはフ
ットボード18寄りのサイドフレーム12の備品取り付
け用穴である柵受けパイプ(図示省略)に装着するよう
にしている。一方、前記第2柵部材15は、使用状況に
応じて第1柵部材13から引き出すようにして、柵の全
長を調節し、第2柵部材15側の支柱16を、位置に応
じたサイドフレーム12の柵受けパイプに装着保持する
ことで、必要なベッド側面部をカバ−できるようにした
ものである。
【0006】前記第1柵部材13は、適宜間隔毎に平行
に配置構成された所定内径の三つの中空状の横パイプ1
3aを有し、これら横パイプ13aの一端側が端部材1
3bにより連結されている。また、前記第1柵部材13
の端部材13b近傍の位置には、前記横パイプ13a同
士の間隔を保持すると共に支柱14を回動可能に取り付
けるための縦枠部材13cが取り付けられている。
【0007】前記第2柵部材15は、第1柵部材13に
おける横パイプ13aの内径に比較して小なる外径寸法
の三つの横パイプ15aを有し、これら横パイプ15a
の一端側をそれぞれ前記第1柵部材13における横パイ
プ13a内に嵌入収容できるように他端側を端部材15
bによって連結構成している。また、前記端部材15b
には、支柱16が回動自在に取り付けられている。以上
のような構成によって、使用状況、すなわち必要に応じ
て第2柵部材15を、第1柵部材13内に収容した状態
で使用したり、前記第2柵部材15を第1柵部材13か
ら、所定分引き出して使用したり、ほぼ第2柵部材15
の全長分、引き出して、支柱16をサイドフレームにお
ける柵受けパイプに差し入れて保持するようにしてい
る。
【0008】本発明にかかる柵部調節型差込式側柵11
は以上のように構成されるものであり、次にその作用を
説明する。柵部調節型差込式側柵11はベッド10にお
いて、第1柵部材13を支持する支柱14は、サイドフ
レーム12端部側、すなわちヘッドボ−ド17寄りのサ
イドフレーム12の柵受けパイプに装着しておき、一方
の第2柵部材15は、必要、あるいは使用状況に応じ
て、第1柵部材13から引き出すようにして、柵の全長
を調節し、第2柵部材15側の支柱16を、位置に応じ
たサイドフレーム12の柵受けパイプに装着保持するこ
とで、必要なベッド側面部をカバ−することができる。
【0009】例えば、通常、すなわち、患者が自力で床
部から起き上がり、ベッドから降りて移動したり、ベッ
ドに乗ることができる程度の傷病状況であるとき、ある
いは、治療を施すようなときは、柵の全長が最短の状態
に調節するようにする。すなわち、第2柵部材15にお
ける横パイプ15aを第1柵部材13における横パイプ
13a内に嵌入収容した状態で第2柵部材15側の支柱
16をサイドフレームにおける柵受けパイプに差し入れ
て保持する。この際、サイドフレーム12のヘッドボ−
ド17側から、略800mmを第1柵部材13および第
2柵部材15によってカバ−することができる。かかる
状態で、第1柵部材13および第2柵部材15は、患者
の頭側から背、胴にかけてカバ−することになり、患者
の上半身側を支える一方、布団の落下を防止するには充
分な柵の長さであるといえる。また、前記第2柵部材1
5側の支柱16は、サイドフレーム12のほぼ中間部に
位置しており、ベッド床部から降りたり乗ったりするに
は、何ら支障はないので、サイドフレーム12から側柵
10を取り外す必要はなく、着脱の手間は不要であり、
従って外した際の保管場所も考慮することもない。
【0010】次に、前述の状態にある柵部調節型差込式
側柵11の全長を変えるには、先ず、第2柵部材15の
端部材15bを持ち上げる(図2参照)。すると、第1
柵部材13は、支柱14が縦枠部材13cに回動可能に
取り付けられているので、支柱14と縦枠部材13cと
の取り付け箇所を中心として回転傾斜していき、第2柵
部材15側の支柱16をサイドフレーム12の柵受けパ
イプから引き抜くことができる。そして、第2柵部材1
5の端部材15bを持って、図中、右方に第2柵部材1
5を引っ張ると、第2柵部材15における横パイプ15
aが、第1柵部材13における横パイプ13a内から引
き出すことができ、柵全体の長さを拡張することができ
る。ここで、第2柵部材15側の支柱16が、所望のサ
イドフレーム12の柵受けパイプにもたらされたところ
で、前記支柱16を前記柵受けパイプに差し入れること
で、保持固定が完了する。このように、第2柵部材15
の端部材15bを持ち上げ、右方に第2柵部材15を引
っ張ることで、柵全長を調節することができ、400m
mを拡張することで、ベッド側面のほぼ7割、また、さ
らに400mmを拡張することで、ベッド側面のほぼ前
面をカバ−することができる。
【0011】
【発明の効果】以上の通り、本発明は、単純な構造で使
用状況に応じて、ベッド等の側面を全面的にカバーした
り、要部のみをカバ−したりすることができるので、側
柵を外したり、取り付けたりするなどの手間を省くこと
ができる。従って、側柵を外した際の柵の保管に留意す
るようなことは不要となり、また、構造も単純であるの
で、コスト上昇を抑えることもできる。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる柵部調節型差込式側柵を適用し
たベッドを示す側面説明図である。
【図2】図1に示す柵部調節型差込式側柵の機能を説明
するための模式的な側面説明図である。
【図3】現行の差込式側柵の使用状況を説明するための
模式的な側面図である。
【符号の説明】
10 ベッド 11 柵部調節型差込式側柵 12 サイドフレーム 13 第1柵部材 13a、15a 横パイプ 13b、15b 端部材 13c 縦枠部材 14、16 支柱 15 第2柵部材 17 ヘッドボ−ド 18 フットボード

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド等のサイドフレームにおける備
    品取り付け用穴に着脱自在に装着するようにした側柵で
    あって、所定の長さを有する第1の柵部材と、この第1
    柵部材の一端側に回動可能に取り付けて第1柵部材を支
    持する支柱とを有し、前記第1柵部材の他端側に、第1
    柵部材に収容可能に構成した第2の柵部材を有し、この
    第2柵部材の端部側に支柱を回動可能に取り付け、前記
    第1柵部材を支持する支柱を、サイドフレーム端部側の
    柵受けパイプに装着する一方、使用状況に応じて前記第
    2柵部材を第1柵部材から引き出して第2柵部材側の支
    柱を、位置に応じたサイドフレームにおける備品取り付
    け用穴に装着保持するようにしたことを特徴とする柵部
    調節型差込式側柵。
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CN102715748A (zh) * 2011-03-30 2012-10-10 上海市闸北区彭浦新村街道社区卫生服务中心 一种插入式可伸缩的床护栏

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