JP3006480U - パソコン・ワープロ用台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存の事務用机に設置し、机上のスペースを
有効に使用できるパソコン・ワープロ用台とする。 【構成】 コ字形のディスプレー載台Ａ及びコ字形の本
体載台Ｂより成り、コ字形のディスプレー載台Ａは、コ
字形の両側枠杆１の上部の水平部間に設けたディスプレ
ー３を載せる上板２と机Ｃの下に入る両側枠杆の下部の
水平脚部４から成り、上板２は机Ｃの天板６上より一定
の間隔７をおいた高さに設定する。コ字形の本体載台Ｂ
は、コ字形の両側枠杆８の上部水平部間にパソコン・ワ
ープロの本体１０を載せる上板９を設け、下部水平部間
に物品を載せる下板１１を設けると共に、下部水平部に
キャスター１２を設ける。本体載台Ｂを机Ｃの天板６下
に収納する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、既存の事務用机を利用し、パソコン・ワープロの本体及びディスプ レーを載置する台に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来はパソコン・ワープロを机上で使用する場合、下部に本体を収容すること ができる高さの空間を設けたディスプレー載台を机の天板上に置き、本体はディ スプレー載台の下面空間の天板上に置き、ディスプレーをディスプレー載台の台 上に置いていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のパソコン・ワープロ用台では、パソコン・ワープロの本体は机の天板上 に直接置かれるため、天板上のスペースは本体が置かれた分だけ狭くなるのであ る。 上記点より、本考案は既存の事務用机に設置し、机上のスペースを有効に使用 できるパソコン・ワープロ用台を提供しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため本考案は、コ字形のディスプレー載台及びコ字形の本 体載台より成り、コ字形のディスプレー載台は机の下に差し込まれる脚部及び机 の天板上より一定の間隔を於いた高さに形成されたパソコン・ワープロのディス プレーを載置する上板より構成され、コ字形の本体載台は下部にキャスターが設 けられると共に机の下に収納され、パソコン・ワープロの本体を載置する上板と 物品を載置する下板より構成されているものである。

【０００５】

【作用】

本考案の作用を説明すれば、ディスプレー載台の脚部を机の下に差し込み、上 板上にディスプレーを載置する。 次に、本体載台の上板上に本体を載置し、本体載台を机の天板下に収納する。

【０００６】 このように、本体を机の天板下の本体載台に載置し、机の天板上とディスプレ ー載台の上板との間に一定の間隔をおいたため、該間隔のスペースを有効に使用 可能となる。 そして、机の天板下に収納される本体載台の下部にキャスターが設けられてい るため移動も容易となる。

【０００７】

【実施例】

以下、本考案パソコン・ワープロ用台の一実施例を図面に基づき説明する。 図１は本考案パソコン・ワープロ用台の使用状態を示す斜視図、図２は同上の 正面図である。

【０００８】 而して、図中Ａはコ字形のディスプレー載台であり、ディスプレー載台Ａはコ 字形の両側枠杆１の上部の水平部間に上板２を取り付け、上板２上にディスプレ ー３を載置する。 又、コ字形の両側枠杆１の下部の水平部である脚部４にキャスター５が取り付 けられて、脚部４は机Ｃの下に差し込まれる。

【０００９】 上板２の高さ位置は、机Ｃの天板６上より一定の間隔７を於いた高さに形成さ れている。間隔７の高さは約１０〜２０ｃｍ位が好適である。

【００１０】 次に、図中Ｂはコ字形の本体載台であり、本体載台Ｂはコ字形の両側枠杆８の 上部の水平部間に上板９が取り付けられ、上板９上にパソコン・ワープロの本体 １０が載置される。 又、コ字形の両側枠杆８の下部の水平部間にマニュアル等を置く下板１１が取 り付けられると共に、下部の水平部にキャスター１２が取り付けられている。

【００１１】

【考案の効果】

本考案によれば、パソコン・ワープロの本体を机の天板上に置かず、天板下の 本体載台に載置するため、ディスプレーの下方と天板間に空間を設けることがで き、机上のスペースを有効に利用することができる。 又、本体とディスプレーは分離した台を使用するため、パソコン・ワープロの 不使用時は一方のみを移動させ、更に個々に移動可能であるから、レイアウトを 自由に設定でき、机を有効に使用することもできるものであって有用な考案であ る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案パソコン・ワープロ用台の使用状態を示
す斜視図である。

【図２】本考案パソコン・ワープロ用台の使用状態を示
す正面図である。

【符号の説明】 Ａ ディスプレー載台 Ｂ 本体載台 Ｃ 机 １ 側枠杆 ２ 上板 ３ ディスプレー ４ 脚部 ５ キャスター ６ 天板 ７ 間隔 ８ 側枠杆 ９ 上板 １０ 本体 １１ 下板 １２ キャスター

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 コ字形のディスプレー載台及びコ字形の
   本体載台より成り、コ字形のディスプレー載台は机の下
   に差し込まれる脚部及び机の天板上より一定の間隔を於
   いた高さに形成されたパソコン・ワープロのディスプレ
   ーを載置する上板より構成され、コ字形の本体載台は下
   部にキャスターが設けられると共に机の下に収納され、
   パソコン・ワープロの本体を載置する上板と物品を載置
   する下板より構成されていることを特徴とするパソコン
   ・ワープロ用台。