JP2910672B2 - ボード装置 - Google Patents

ボード装置

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JP2910672B2
JP2910672B2 JP12067396A JP12067396A JP2910672B2 JP 2910672 B2 JP2910672 B2 JP 2910672B2 JP 12067396 A JP12067396 A JP 12067396A JP 12067396 A JP12067396 A JP 12067396A JP 2910672 B2 JP2910672 B2 JP 2910672B2
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board
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furniture
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坂井伸孝
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス等におい
て好適に利用されるボード装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホワイトボードや黒板等のボード装置
は、従来からスケジュールや業務遂行状態、会議内容等
を書き込む場所として好適に利用されている。従来のボ
ード装置は、ベースの前後方向の略中央部に、上方に向
けて左右に対をなす支柱を直立に立設し、これらの支柱
間にボードを取り付けて構成されているのが一般的であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のボ
ード装置は常に使用されるものではない。このため、不
使用時には邪魔にならない位置に退避させておき、必要
に応じ速やかに取り出せるようにしておくことが望まれ
る。ところが、従来構造からなるボード装置では、仮に
壁面に極力近付けて退避させたとしても壁面からベース
前端までの領域が必ず占有されてデッドスペースにな
る。このため、オフィス内の居住性や機能性が低下する
要因となることが避け難いものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、不使用時に邪魔にならないように有
効に退避させることができ、必要なときには速やかに取
り出して使用することができる構成を採用することとし
ている。
【0005】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明のボード装置
は、一部にボード取付部を有してなる支柱をベースに立
設し、この支柱のボード取付部にボードを支持させるよ
うにしたものにおいて、支柱の下端をベースの後端部に
位置づけ、ボード取付部をその下端よりも前方へ迫り出
した位置に位置づけてなり、支柱が、略鉛直に起立する
下半部と、上端に近づくほど前方に迫り出す上半部とか
ら構成されているものである。
【0006】このような構成のものであれば、ベースの
前端側をテーブルを始めとする各種家具に一般的に存在
する脚の高さに対応した床面と家具底面との隙間に挿入
することによって、最大で支柱よりも前方の全ての部分
をそれらの部分に格納することができる。しかも、この
位置において支柱は家具に沿って起立し、ボード取付部
はその支柱下端よりも前方に位置することによってテー
ブル等の家具の真上に位置することになるので、家具の
周辺空間を大きく占有することにもならない。その上、
このような位置にボード装置を格納しておけば、速やか
に取り出せるだけでなく、取り出さずにそのまま家具に
付帯させてボードを利用するようなことも可能になる。
勿論、ボードが両面タイプのものである場合には、ボー
ドは必ずしも前方側から使用する必要はなく、上記格納
状態のままで後方側から使用することも可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図6を参
照して説明する。図1に示すボ−ド装置1は、左右に対
をなすベース2と、このベース2に上方に向けて左右に
対をなして立設され一部にボード取付部3を有してなる
支柱4と、この支柱4に前記ボード取付部3を介して支
持されてなるボード5とから構成されるものにおいて、
前記支柱4の下端4aをベース2の後端部2aに位置づ
け、ボード取付部3をその下端4aよりも前方へ迫り出
した位置に位置づけてなるものである。
【0008】ベ−ス2は、図1〜図4に示すように、上
面2dが湾曲した直方体状のものであり、その底面部2
bの前後2箇所にキャスタ−6を具備してなる。キャス
タ−6は、床面に接地する車輪6aを有する無方向性の
もので,ボ−ド装置1を移動可能に支持している。支柱
4は、図1〜図3に示すように、略鉛直に起立する下半
部7と、上端4bに近づくほど湾曲して前方に迫り出す
上半部8とから構成され、中間部の内側面4cに、左右
の支柱4を連結する横架部9及びペン受け取付部10が
設けられ、前記ペン受け取付部10を介して左右の支柱
4間にペン受け11が支持されている。また、支柱4の
上端4bには、ボ−ド取付部3が設けられ、両面タイプ
のホワイトボ−ド5を左右の支柱4に支軸3aを介して
軸着し支持している。ペン受け11は、少なくとも通常
の規格のテ−ブルに付帯する天板の高さよりも高い位置
にあるように設定されている。
【0009】このような構成のものであるので、ベース
2の前端2b側をテーブルを始めとする各種家具に一般
的に存在する脚の高さに対応した床面と家具底面との隙
間に挿入することによって、最大で支柱4よりも前方の
全ての部分をそれらの部分に格納することができる。例
えば、図5に示すように、ベース2の前端2c側を床面
Fとテ−ブル12の底面12aとの隙間に挿入したり、
図6に示すように、ベース2の前端2c側を床面Fとロ
−パティション家具13の底面13aとの隙間に挿入し
たりすることが可能である。この位置において、支柱4
はテ−ブル12やロ−パティション家具13などに沿っ
て起立し、ボード取付部3はその支柱下端4aよりも前
方に位置することによってテ−ブル12やロ−パティシ
ョン家具13の真上に位置することになるので、家具の
周辺空間を大きく占有することにもならない。その上、
このような位置にボード装置1を格納しておけば、速や
かに取り出せるだけでなく、取り出さずにそのままテ−
ブル12やロ−パティション家具13に付帯させていて
も、無理な姿勢をとらずにボード5を利用することが可
能になる。本実施例のようにボード5が両面タイプのも
のである場合には、ボード5は必ずしも前方側から使用
する必要はなく、上記格納状態のままで後方側から使用
することも可能となる。
【0010】なお、各部の具体的な構成は、図示実施例
のものに限定されるものではない。例えば、支柱4の上
半部8と下半部7が本実施例で上述したように湾曲状に
連続しておらず、上半部8と下半部7が直線状に折れ曲
がり連続しているものでもよい。その他の構成も、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。すなわ
ち、本発明のボ−ド装置は、ベースと、このベースに立
設され一部にボード取付部を有してなる支柱と、この支
柱に前記ボード取付部を介して支持されてなるボードと
から構成されるものにおいて、支柱の下端をベースの後
端部に位置づけ、ボード取付部をその下端よりも前方へ
迫り出した位置に位置づけてなり、支柱が、略鉛直に起
立する下半部と、上端に近づくほど前方に迫り出す上半
部とから構成されているようにしたものである。
【0012】このような構成のものであれば、ベースの
前端側をテーブルを始めとする各種家具に一般的に存在
する脚の高さに対応した床面と家具底面との隙間に挿入
することによって、最大で支柱よりも前方の全ての部分
をそれらの部分に格納することができ、従来のボード装
置のようなデッドスペースを作ることがない。このよう
に不使用時には邪魔にならない位置に退避させておき、
必要に応じて速やかに取り出せるだけでなく、取り出さ
ずにそのまま家具に付帯させて使用することも可能で、
オフィス内の居住性や機能性の向上が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同正面図。
【図3】同側面図。
【図4】同底面図。
【図5】同実施例の一使用状態を示す図。
【図6】同実施例の他の使用状態を示す図。
【符号の説明】
1…ボ−ド装置 2…ベ−ス 2a…後端部 3…ボ−ド取付部 4…支柱 4a…下端 4b…上端 5…ボ−ド 7…下半部 8…上半部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースと、このベースに立設され一部にボ
    ード取付部を有してなる支柱と、この支柱に前記ボード
    取付部を介して支持されてなるボードとから構成される
    ものにおいて、 前記支柱の下端をベースの後端部に位置づけ、ボード取
    付部をその下端よりも前方へ迫り出した位置に位置づけ
    てなり、支柱が、略鉛直に起立する下半部と、上端に近
    づくほど前方に迫り出す上半部とから構成されているこ
    とを特徴とするボード装置。
JP12067396A 1996-05-15 1996-05-15 ボード装置 Expired - Fee Related JP2910672B2 (ja)

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JPH09299172A JPH09299172A (ja) 1997-11-25
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