JP2523401Y2 - 昇降式収納棚 - Google Patents

昇降式収納棚

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JP2523401Y2 JP1990042061U JP4206190U JP2523401Y2 JP 2523401 Y2 JP2523401 Y2 JP 2523401Y2 JP 1990042061 U JP1990042061 U JP 1990042061U JP 4206190 U JP4206190 U JP 4206190U JP 2523401 Y2 JP2523401 Y2 JP 2523401Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は比較的高所に設置される収納棚を上下に昇降
できるようにした昇降式収納棚に関する。
(従来の技術) 例えば天袋のように比較的高所に設置される収納棚
は、従来、天井や側壁等の壁面側に固定されている。
(考案が解決しようとする課題) そのため、物品の収納及び取り出しに際しては、踏み
台や椅子等を用いなければならず、比較的高所に設置さ
れる収納棚では、物品の収納、取り出しを簡易に行なう
ことができない問題があった。
本考案は前記事情に鑑み案出されたものであって、本
考案の目的は、比較的高所に設置される収納棚での物品
の収納や取り出しを容易に行なうことができる構造簡易
な昇降式収納棚を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案の構成を実施例に対
応する図面を参照して説明する。
本考案は、収納棚3に該収納棚3を昇降操作するため
の操作部5を設け、収納棚3或は収納棚3が設置される
壁面9側の一方にブラケット7を、他方に上下方向に延
出するガイド部材11を設け、前記ブラケット7と前記ガ
イド部材11に、双方を上下に滑動可能に結合するガイド
手段13,17を設け、更に、前記ガイド部材11に、ブラケ
ット7に連結されて収納棚3を上方に付勢する上方付勢
手段21と、ブラケット7に連結されて収納棚3を下方に
付勢しガスステイ21により上方に付勢された収納棚3を
任意の高さで停止させる下方付勢手段23とを設け、更
に、前記下方付勢手段23の付勢力を調節するための付勢
力調節手段を設けたことを特徴とする。
前記下方付勢手段23は、例えば、定荷重ばねを用いて
構成することができる。
(作用) 操作部5を上下に操作すると、ガイド手段13,17によ
り昇降棚3の昇降動が案内される。
昇降棚3には、ガスステイ21による上方への付勢力
と、下方付勢手段23による下方への付勢力と、重力とが
作用しているが、これら付勢力と重力は、常時、ほぼ釣
り合い状態を保っているので、操作部5への小さな力に
より昇降棚3を昇降でき、また、操作部5から手を離す
と、昇降棚3はその昇降位置に停止する。
下方付勢手段23に付勢力調節手段が設けられているの
で、ガスステイ21や下方付勢手段23の付勢力が経時変化
した場合や、収納棚3へ収納する物品の量の変化により
収納棚3の重量が増減した場合、ガスステイ21による付
勢力と、下方付勢手段23による付勢力と、収納棚3に作
用する重力との全体の釣り合いが調節される。
本考案の昇降式収納棚1では、収納棚3及び収納物の
重量を支える上方付勢手段としてガスステイ21を使用し
ており、ガスステイ21は周知の如く、コンパクトで大き
な力を発揮することができ、しかも故障のおそれも非常
に小さいという、この種の用途に非常に適している。
ただし収納物によって重量が変化するので、それに応
じて上方付勢力を調節する必要があるが、ガスステイ21
そのものには、付勢力調節手段を組込むことがその構造
上困難である。
そこで、ガスステイ21に上方付勢力の多くを受け持た
せると共に、そのガスステイ21と並列に、付勢力の調節
が容易な別の付勢手段を設けて、その付勢手段に残りの
上方付勢力を受け持たせることが考えられる。
しかしながら、付勢力を調節可能にした付勢手段が単
なる付勢力付与手段と比べて故障し易いことはいうまで
もなく、付勢力を調節可能にした付勢手段が故障して付
勢力が失われてしまうということがしばしば経験されて
いる。
上記のように、付勢力の調節が可能な付勢手段に上方
付勢力の一部を受け持たせた構成では、その付勢力付与
手段が故障して付勢力が失われたときに、収納棚3が下
がりっぱなしになる。
本考案が適用される収納棚3は、本来、低い位置に設
けると人間の行動空間に突出して邪魔になるため高い位
置に設けられる収納棚3を、収納物の出し入れを容易に
するために一時的に引き下げ可能にするものであり、従
って、収納棚3が故障時に下がりっぱなしになることは
極めて不都合であり、むしろ故障時には上がりっぱなし
になる方が望ましい。
本考案では上記のように構成されているため、付勢力
調節手段を備えた下方付勢手段23の万一の故障時にも、
修理がなされるまでの間、下がりっぱなしの収納棚3に
よって不便な思いをし続けることがなく、物を出し入れ
するときに収納棚3を引き下げればよく、生活の快適性
が大きく損なわれることがない。
(実施例) 以下、本考案の好適一実施例を添付図面に従って説明
する。
第1図は昇降式収納棚の斜視図を示す。
1は昇降式収納棚で、昇降式収納棚1を構成する収納
棚3の下面には昇降操作用の把手5が設けられ、左右側
面には夫々ブラケット7が取着され、壁面9側における
前記ブラケット7に対応した箇所にガイド部材11が取着
されている。
第2図はブラケット7及びガイド部材11の側面図、第
3図及び第4図は第2図のA矢視、B矢視図を示す。
ブラケット7は収納棚3の側面にねじで取着される基
部7Aと、基部7Aから突出する先部7Bを備え、先部7Bの両
面には上下に間隔をおいてローラ13が取着されている。
ガイド部材11は上下に長いケース15を備え、このケー
ス15が壁面9側に取着されている。
ケース15内には上下に長いガイド溝17と、上下に長い
空間部19が並設され、空間部19には上方付勢手段を構成
するガスステイ21が配設され、ケース15内の下部には下
方付勢手段を構成する定荷重ばね23が配設され、ケース
15内の上部にはプーリ25が回転可能に取着されている。
ブラケット7に臨むケース15部分には上下に長い溝27
が形成され、この溝27から前記先部7Bがケース15内に挿
入され、前記ローラ13がガイド溝17に上下に滑動可能に
係合されている。
実施例ではこのローラ13とガイド溝17によりブラケッ
ト7とガイド部材11とを上下に滑動可能に結合するガイ
ド手段が構成されている。
ガスステイ21はシリンダ21Aと、シリンダ21Aから突出
するロッド21Bを備え、シリンダ21Aの基部がケース15の
上部に取着されて配設されている。
ロッド21Bはシリンダ21Aから突出する方向に常時付勢
され、ロッド21Bの先端に支持片29を介してプーリ31が
回転可能に取着されている。
前記先部7Bの上端にはワイヤ33が取着され、このワイ
ヤ33は上方のプーリ25が掛装して下方に引き回され、更
に、ロッド21B先端のプーリ31を掛装して再度上方に引
き回され、端部がケース15の上部に取着されている。
従って、このワイヤ33を介してロッド21Bの突出力が
ブラケット7にかかり、即ち、収納棚3にかかり、収納
棚3はガスステイ21により上方に常時付勢されている。
そして、ガスステイ21の寸法は、第2図に示すように
ロッド21Bが最も突出した状態で、ブラケット7の先部7
Bがガイド溝17の上端に、また、第5図に示すように、
ロッド21Bが最も没入した状態で、ブラケット7の先部7
Bがガイド溝17の下端に位置するように設定されてい
る。尚、第2図の状態で第1図に実線で示すように収納
棚3が最も上位に位置し、また、第5図に示す状態で、
第1図に仮想線で示すように収納棚3が最も下位に位置
する。
定荷重ばね23は、薄肉のばね板23Aが軸23Bの回りに渦
巻状に巻装されて構成されている。
ばね板23Aの一端は前記ブラケット7の先部7Bに取着
され、収納棚3は定荷重ばね23により収納棚3の上下位
置に拘らず一定の力で下方に付勢され、この定荷重ばね
23の付勢力は、調整つまみ35を操作することにより調節
可能に構成されている。
以上の構成において収納棚3には、ガスステイ21によ
る上方への付勢力と、定荷重ばね23による下方への付勢
力と、重力による下方への力が常時作用するが、これら
付勢力と重力が、常時、ほぼ釣り合い状態を保つように
ガスステイ21の付勢力及び定荷重ばね23の付勢力が設定
されている。
本実施例は前記のように構成したので、把手5を上下
に操作すると、ローラ13がガイド溝17内を上下に滑動
し、収納棚3の昇降動が案内される。
そして、収納棚3に作用するガスステイ21の付勢力
と、定荷重ばね23の付勢力と、重力とが、常時、ほぼ釣
り合い状態を保っているので、把手5への小さな力によ
り収納棚3を昇降でき、また、把手5から手を離すと、
収納棚3をその昇降位置に停止させることができる。
また、プーリ25,31間にワイヤ33を掛装する構成をと
っているため、ガスステイ21の付勢力は必要とされる支
持荷重の2倍となるものの、ガスステイ21のロッド21B
の移動量はブラケット7の移動量の1/2でよく、従っ
て、ガスステイ21の長さを短縮化することができる。
また、定荷重ばね23の付勢力を調整つまみ35により調
節できるので、経時変化によりガスステイ21の付勢力が
弱まった場合や、収納棚3へ収納する物品の量の変化に
より収納棚3の重量が増減した場合等に、ガスステイ21
の付勢力と、定荷重ばね23の付勢力と、重力との全体の
釣り合いを調節できて便利である。
また、実施例では上方付勢手段にガスステイ21を用い
たので、上方付勢手段の軽量化、コンパクト化を図るこ
とができる。
また、実施例では下方付勢手段に定荷重ばね23を用い
たので、下方付勢手段を簡単に構成することができる。
尚、実施例では収納棚3側にブラケット7を、壁面9
側にガイド部材11を設けたが、収納棚3側にガイド部材
11を、壁面9側にブラケット7を設けても同様である。
また、ガイド手段の構成は、例えば、ローラ13に変え
てスライドボールを、ガイド溝17に変えてスライドボー
ルに挿通されるガイドロッドを用いる等任意であり、ま
た、同様に、上方付勢手段、下方付勢手段の構成も実施
例の構造に限定されず任意である。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように本考案に係る昇降式収納
棚によれば、比較的高所に設置される収納棚での物品の
収納や取り出しを容易に行なうことができ、その構造も
簡易で、比較的高所に設置される収納棚の実用価値及び
商品価値をより一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は昇降式収納棚の斜視図、第2図は収納棚が上位
に位置した状態のブラケット及びガイド部材の側面図、
第3図及び第4図は第2図のA矢視、B矢視図、第5図
は収納棚が下位に位置した状態のブラケット及びガイド
部材の側面図である。 尚図中、1は昇降式収納棚、3は収納棚、5は把手、7
はブラケット、11はガイド部材、13はローラ、15はケー
ス、17はガイド溝、21はガスステイ、23は定荷重ばね、
25,31はプーリ、33はワイヤ、35は調整つまみである。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納棚に該収納棚を昇降操作するための操
    作部を設け、 収納棚或は収納棚が設置される壁面側の一方にブラケッ
    トを、他方に上下方向に延出するガイド部材を設け、 前記ブラケットと前記ガイド部材に、双方を上下に滑動
    可能に結合するガイド手段を設け、 前記ガイド部材に、ブラケットに連結されて収納棚を上
    方に付勢するガスステイと、ブラケットに連結されて収
    納棚を下方に付勢しガスステイにより上方に付勢された
    収納棚を任意の高さで停止させる下方付勢手段とを設
    け、 更に、前記下方付勢手段の付勢力を調節するための付勢
    力調節手段を設けた、 ことを特徴とする昇降式収納棚。
  2. 【請求項2】前記下方付勢手段は定荷重ばねである請求
    項1記載の昇降式収納棚。
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JPS633244U (ja) * 1986-06-25 1988-01-11

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