JPH0351197Y2 - - Google Patents

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JPH0351197Y2
JPH0351197Y2 JP2367986U JP2367986U JPH0351197Y2 JP H0351197 Y2 JPH0351197 Y2 JP H0351197Y2 JP 2367986 U JP2367986 U JP 2367986U JP 2367986 U JP2367986 U JP 2367986U JP H0351197 Y2 JPH0351197 Y2 JP H0351197Y2
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JP
Japan
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blackboard
frame
gas cylinder
main body
elevating
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JP2367986U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、黒板本体上に移動自在に装備された
スキヤナーにより画面上の文字、図形等を読み取
つてそれをプリンターでプリントできるようにな
つているいわゆるスキヤナー方式の電子黒板の昇
降装置に関する。
(従来技術及びその問題点) 現在使用されているこの種の電子黒板は黒板本
体がその支持架台に対し固定的に設けられていて
背丈を手軽に変更できないために、使用にあたつ
て黒板本体の上方箇所は楽な姿勢で書けても下方
箇所を書くのに困難となつたり、また黒板を1つ
の室から他の室へ移動する場合に黒板本体の上端
が間仕切部の鴨居に当たつて通り抜け出来ないた
めいちいち分解して黒板本体を取り外さなければ
ならないといつた問題があつた。
(問題点を解決するための技術的手段) 本考案は上記の問題点を解決するものであつ
て、その技術的手段は、黒板本体1を、これに連
結した昇降フレーム2を介して固定フレーム3に
昇降自在に支持すると共に、昇降フレーム2にシ
リンダケース16の端部が取付けられたガスシリ
ンダばね15のピストンロツド19の先端部側に
動滑車24を取付け、このガスシリンダばね15
の付勢上昇力により黒板本体1及び昇降フレーム
2の自重下降力を相殺すべく一端を固定フレーム
3に、他端を昇降フレーム2にそれぞれ連結した
索状体25を、前記動滑車24に掛装し、更に固
定フレーム3と昇降フレーム2との間に黒板本体
1及び昇降フレーム2の自重下降力とガスシリン
ダばね15の付勢上昇力との差を調整するバラン
サー26を介設したことを特徴とする。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面にもとづいて説明
する。
第1図及び第2図において1は黒板本体で、こ
の黒板本体1は、該黒板本体の裏面側でこれと一
体的に連結された昇降フレーム2を介して、固定
フレーム3に昇降自在に支持されており、この固
定フレーム3は略逆T字状を成す左右1対の自立
脚体4,4上に固定されている。黒板本体1の上
端部にはスキヤナー用ガイドレール5が配設され
ていると共にコードレール6がこのガイドレール
5に沿つて一体連設され、また黒板本体1の下端
部には受皿と昇降操作用把持部を兼ねたチヤンネ
ル部材7が付設されている。昇降フレーム2はコ
ードレール6の下面に固着された上横枠8と黒板
本体1の下端部に一体的に連結された下横枠9と
左右の円柱状縦枠10,10と中間支持枠11,
11とを一体的に枠組みしてなり、また固定フレ
ーム3は上下横枠12,13とこれらの両端相互
を連結している左右縦枠14,14とからなるも
ので、この左右縦枠14,14に昇降フレーム2
の左右縦枠10,10がスライド自在に支持され
ている。
15は第1図に示すように昇降フレーム2内の
中央部寄りに左右1対配備されていて黒板本体1
及び昇降フレーム2の自重下降力を相殺するため
のガスシリンダばねであり、各ガスシリンダばね
15は第3図に示すように、密閉されたシリンダ
ケース16内に窒素ガス等の高圧のガスを封入す
ると共に、ピストン17に高圧ガス流通用孔18
を穿設してなるもので、ピストン17の受圧面積
がピストンロツド19の断面積分だけピストンロ
ツド19取付側において減少することにより、ピ
ストンロツド19を突出方向に付勢せしめるよう
になつている。しかして、各ガスシリンダばね1
5のシリンダケース16はその上端部が昇降フレ
ーム2の上横枠8に固定の上部取付枠20に取付
けられると共に、その下端部が中間支持枠11,
11間に固定の下部取付枠21に取付けられ、そ
してこのシリンダケース16から突出したピスト
ンロツド19の先端部(下端部)はスライド杆2
2に連結されている。このスライド杆22は第4
図に示すように、その両端に取付けられたローラ
36,36が中間支持枠11,11の内側に配設
してある断面コ字状のガイド部材23,23に係
合されて摺接しつつ回転することにより、上下方
向スライド可能に支持されている。また、このス
ライド杆22上には左右1対のスプロケツト2
4,24がそれぞれ軸着され、各スプロケツト2
4には、一端を固定フレーム3の上横枠12に、
他端を昇降フレーム2と一体の取付枠21にそれ
ぞれ連結したところのチエーン25(索状体)が
掛装され、しかしてこれらのスプロケツト24,
24は前記ガスシリンダばね15,15の伸縮に
伴つて黒板本体1をその伸縮量の2倍の量だけ昇
降移動させるべく当該ガスシリンダばねの伸縮量
を増幅させるための動滑車を構成している。
26は荷重調整用バランサーで、黒板本体1及
び昇降フレーム2とのバランスをとつているガス
シリンダばね15,15の付勢力の調整を行うも
のである。すなわち、黒板本体1及び昇降フレー
ム2の自重下降力はガスシリンダばね15,15
の所定の付勢上昇力によつて相殺又は減少される
わけであるが、この場合予め設定されたガスシリ
ンダばね15,15の付勢力と黒板本体1及び昇
降フレーム2の自重との微妙な差をこの荷重調整
用バランサー26によつて調整するようにしてい
る。このバランサー26は、固定フレーム3の上
横枠12に取付けられていて内部にぜんまいばね
(図示省略)が収納配備されているケーシング2
7と、上記ぜんまいばねの先端部に連結されてい
てケーシング27から延出垂下されたチエーン等
索状体28とを含み、この索状体28の先端が昇
降フレーム2の下部取付枠21に止着されてい
る。
29は黒板本体1の画面1a上に書かれたり表
示された文字、図形等の情報を読み取るスキヤナ
ー、30はこのスキヤナー29で読み取られた情
報をプリントするプリンター、昇降フレーム2に
取付けられ、黒板本体1と共に昇降するようにな
つている。スキヤナー29は、スキヤナー本体3
1とこれの上端部に連結された駆動部32を含む
もので、駆動部32の下部がスキヤナー用ガイド
レール5に嵌合され且つスキヤナー本体31が黒
板本体1の画面1aと所要間隔を保つた状態で左
右に移動するようになつている。また、給電用の
ケーブル33がコードレール6に沿つて配装され
ている。
更に、34Aは黒板本体1が上限位置(第1図
にHで示す)に到達する際の昇降フレーム2の衝
撃を緩和するための緩衝用コイルばねで、各縦枠
10の下端部に嵌装してあり、また35Bは黒板
本体1が下限位置(第1図にLで示す)に到達す
る際の緩衝用コイルばねで、各ガスシリンダばね
15のピストンロツド19下端部に嵌装してあ
る。
第5図は、本考案の他の実施例を示すもので、
前記実施例と同一構造部分は同一符号を付してそ
の説明を省略し、相違点のみ述べると、昇降フレ
ーム2を支持する固定フレーム3を支持枠35に
よつて壁面36に直接に取付けるようにしたもの
で、この場合には定位値に安定よく取付けること
ができる。
以上説明した電子黒板における黒板本体1の昇
降操作にあたつては、チヤンネル部材7を把持し
て引き上げ又は押し下げることによつて黒板本体
1の高さを任意に変更調節することができる。
(考案の効果) 本考案の電子黒板は、黒板本体を固定フレーム
に対し昇降自在としているので所望の高さに適宜
変更して使用することができる。また本考案にお
いては、ガスシリンダばねを用いているので、斯
るガスシリンダばねの特性(ばね係数がほぼ一
定)により黒板本体及び昇降フレームの自重下降
力を相殺することができ、しかも動滑車を採用し
ていることによつて黒板本体の昇降移動範囲を大
きくとることができる。更に本考案では荷重調整
用バランサーを用いているので、黒板本体及び昇
降フレームの自重下降力とガスシリンダばねの付
勢上昇力との差を調整することができ、それによ
り両者が正確にバランスされて昇降操作が非常に
楽に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電子黒板の一実施例を示
す一部切欠き正面図、第2図は第1図の−線
断面図、第3図はガスシリンダばねを示す縦断面
図、第4図は第1図の−線拡大断面図、第5
図は他の実施例の縦断面図である。 1……黒板本体、2……昇降フレーム、3……
固定フレーム、15……ガスシリンダばね、16
……シリンダケース、17……ピストン、19…
…ピストンロツド、24……スプロケツト、25
……チエーン(索状体)、26……荷重調整用バ
ランサー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 黒板本体上に移動自在に装備されたスキヤナー
    により画面上の文字、図形等を読み取つてそれを
    プリンターでプリントしうるようになつている電
    子黒板において、黒板本体を、これに連結した昇
    降フレームを介して固定フレームに昇降自在に支
    持すると共に、昇降フレームにシリンダケースの
    端部が取付けられたガスシリンダばねのピストン
    ロツドの先端部側に動滑車を取付け、このガスシ
    リンダばねの付勢上昇力により黒板本体及び昇降
    フレームの自重下降力を相殺すべく一端を固定フ
    レームに、他端を昇降フレームにそれぞれ連結し
    た索状体を、前記動滑車に掛装し、更に固定フレ
    ームと昇降フレームとの間に黒板本体及び昇降フ
    レームの自重下降力とガスシリンダばねの付勢上
    昇力との差を調整するバランサーを介設したこと
    を特徴とする電子黒板の昇降装置。
JP2367986U 1986-02-19 1986-02-19 Expired JPH0351197Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2367986U JPH0351197Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

Applications Claiming Priority (1)

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JP2367986U JPH0351197Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

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Publication Number Publication Date
JPS62134795U JPS62134795U (ja) 1987-08-25
JPH0351197Y2 true JPH0351197Y2 (ja) 1991-10-31

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ID=30822203

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JP2367986U Expired JPH0351197Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20050156952A1 (en) * 2004-01-20 2005-07-21 Orner Edward E. Interactive display systems
JP5302168B2 (ja) * 2009-11-19 2013-10-02 株式会社サカワ 上下スライド式ボード
JP2013010356A (ja) * 2012-08-22 2013-01-17 Sakawa:Kk 上下スライド式ボード機構

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JPS62134795U (ja) 1987-08-25

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